JPH07115771B2 - 紙葉類複数枚検出機構 - Google Patents

紙葉類複数枚検出機構

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JPH07115771B2
JPH07115771B2 JP2289989A JP2289989A JPH07115771B2 JP H07115771 B2 JPH07115771 B2 JP H07115771B2 JP 2289989 A JP2289989 A JP 2289989A JP 2289989 A JP2289989 A JP 2289989A JP H07115771 B2 JPH07115771 B2 JP H07115771B2
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【発明の詳細な説明】 〔目次〕 概要 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段、 作用 実施例 発明の効果 〔概要〕 送り速度が異なる2つの駆動ローラとこれに対向する押
えローラを間隔をおいて搬送路の反対位置に配置し、紙
葉類を表裏で異なる速度で搬送して、ダブルフィードが
あればずらせて長さの差を検出する紙葉類複数枚検出機
構に関し、 搬送される紙葉類の厚さの差,及び模様の有無にかかわ
らずダブルフィードを検出することができる紙葉類複数
枚検出機構を提供することを目的とし、 第1の駆動ローラ及び第1の押えローラと、第1の駆動
ローラ及び第1の押えローラの後段に紙葉類の長さより
短い間隔で搬送路に対し第1の駆動ローラの位置と反対
方向に設けられた第2の駆動ローラと、これに対向する
第2の押えローラと、第1の駆動ローラを第1の速度
で、第2の駆動ローラを第1の速度より速い第2の速度
で駆動する駆動手段と、第1の駆動ローラの前段及び第
2の駆動ローラの後段に、第2の駆動ローラ及び第1の
駆動ローラとの間隔が紙葉類の長さより長い位置に夫々
設けられ、搬送される紙葉類の通過を夫々検出する第1
及び第2の検出手段と、通過する第1及び第2の時間を
計数する第1及び第2の時間計数手段と、第1及び第2
の速度並びに第1及び第2の時間に基いて、第1及び第
2の長さを夫々演算する演算手段とを備え、第1及び第
2の長さを比較して第2の長さが第1の長さより大きい
時に、複数枚送りと判定する構成とする。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、紙葉類を搬送する紙葉類取扱装置に係り、特
に送り速度が異なる2つの駆動ローラとこれに対向する
押えローラを間隔をおいて搬送路の反対位置に配置し、
紙葉類を表裏で異なる速度で搬送して、ダブルフィード
があればずらせて長さの差を検出する紙葉類複数枚検出
機構に関するものである。
近来、紙葉類を1枚づつ繰出して搬送し印字等を行うプ
リンタ,複写機等が普及しており、また銀行等における
証書類の発行時に必要事項を印字する装置が実用化され
ており、紙葉類をオペレータが1枚づつ挿入するもの
と、自動繰出し装置付きのものがあり、いずれの場合に
も装置に供給される証書等が複数枚(以下ダブルフィー
ドという)の時にこれを検出する機構が設けられている
が、紙厚が異なると検出できないので、異なる紙厚の証
書等にも対応できる検出機構が望まれている。
〔従来の技術〕
第5図により金融機関で使用される定期貯金証書等の発
行装置の例を説明すると、証書の発行処理は、図示省略
したホッパ部から未記入の証書1aが繰り出されて挿入さ
れる挿入口2,搬送路3aに設けられたダブルフィード検出
機構(以下検出機構という)4,搬送された証書1aに印字
を行うプリンタ部5,印字された証書1aが送出されうスタ
ッカ部6,及びダブルフィードが検出された証書1aを搬送
路3bから排出するリジェクト口7で構成されている。ま
た搬送路3a,3bの各部には図示していないが送りローラ
が配置され、搬送ローラ3a,3b,の分岐点にはゲートGが
設けられている。
従ってオペレータが証書1aに記載すべきデータ,即ち、
口座番号,氏名,金額等のデータを図示省略した入力装
置のキーボードから入力し、入力データはコンピュータ
センタ(以下センタという)へ送信されて顧客フィルタ
に登録される。
そこでオペレータが発行装置の起動釦を押下すると、ホ
ッパ部に積み上げてセットされた未記入の証書1aが1枚
繰り出されて挿入口2aに挿入され、証書1aは搬送されて
検出機構4でダブルフィードの有無が検出されて、無け
ればプリンタ部5へ送られ、登録したデータがコンピュ
ータセンタから送られてきて証書1aに印字されて、スタ
ッカ6へ送出される。このように証書のデータ入力と印
字は別々の装置で行われている。
ダブルフィードが検出された時は、図示省略した制御部
の指令でゲートGが作動して、搬送路3bへ送り、リジェ
クト口7へ排出される。スタッカ6或いはリジェクト口
7へ証書1aが送出されると図示省略したセンサによって
検出さて、次の証書1aが繰り出されて処理される。
このようにして集積された証書1aがなくなるまで自動的
に処理される。
前記の証書1aの挿入はホッパ部を使用せずにオペレータ
が未記入証書1aを挿入口2から挿入する装置もある。
検出機構4は、証書1aがホッパ部からダブルフィードさ
れた時,或いはオペレータが証書1aを誤ってダブルフィ
ードした時にそのまま搬送されたり印字されたりする
と、ジャムの原因となったり、重なった証書1aがプリン
タ部5でずれて正常な印字が行われないので、これを防
止するために設けられており、以下に従来例を説明す
る。
従来例(1)を第6図に示しており、搬送路3aに間隔を
おいて駆動ローラR1,R2とこれらに夫々対向して接触す
る押えローラR3,R4が配置され、押えローラR3,R4は図示
省略したスプリングによって駆動ローラR1,R2に押圧さ
れている。
また間隔内に透過型光センサSが設けられ、光センサS
の発光素子Saと光素子Sbが搬送路3aを挟んで対向して配
置されている。光センサSは受光量検出部40に連結さ
れ、受光量検出部40は発光素子Sa及び受光素子Sbの間を
通過する証書3aの光透過量を検出する。
このような構成を有するもので、証書1aが駆動ローラR
1,R2及び押えローラR3,R4によって搬送路3aを搬送され
て、証書1aが光センサSの光軸を通過すると、証書1aが
1枚であれば光を透過し2枚以上であれば光の通過が少
ないので、受光素子Sbの受光量が減少し、受光量検出部
40でダブルフィードが検出される。
また従来例(2)を第7図に示しており、レバー8が回
転軸9に固定され、レバー8の先端にベアリングで構成
された可動ローラR5が回転自在に保持されている。可動
ローラR5はスプリング80により固定ローラR6に押圧され
ている。固定ローラR6はベアリングで構成されている。
回転軸9には回転角に比例した電圧を出力するボテンシ
ョメータ10が直結され、ボテンショメータ10は制御部11
に接続されている。
制御部11はボテンショメータ10から出力される電圧を測
定して厚さに変換して、設定された厚さと比較してダブ
ルフィードか否かを判定する。
このような構成を有するので、証書1aが駆動ローラR1と
押えローラR2によって搬送されて、可動ローラR5と固定
ローラR6の間を通過すると、証書1aの厚さだけ可動ロー
ラR5が後退してレバー8が揺動して回転軸9が回動す
る。その回転角度に応じた電圧がボテンショメータ10か
ら出力し、制御部11で電圧測定し寸法に変換して、設定
値と比較してダブルフィードか否かを判定する。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来方法によれば、 従来例(1)の方法では、紙葉類の枚数による光の透
過量によってダブルフィードを検出しているので、証書
等のように模様がある場合には光の透過が不規則にな
り、また厚さが異なる場合には光の透過量が異なるの
で、ダブルフィードの検出ができない。
従来例(2)の方法では、紙葉類の厚さを測ってダブ
ルフィードを検出しているので、複数種類の厚さの紙葉
類が使用される場合には、ダブルフィードの検出ができ
ない。
という問題点がある。
本発明は、搬送される紙葉類の厚さの差,及び模様の有
無にかかわらずダブルフィードを検出することができる
紙葉類複数枚検出機構を提供することを目的としてい
る。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の原理ブロック図である。
図において、1は紙葉類、3は搬送路、20は第1の駆動
ローラ、 21は搬送路3を挟んで第1の駆動ローラ20に対向して接
触する第1の押えローラ、 22は紙葉類1が搬送される方向に対して第1の駆動ロー
ラ20及び第2の押えローラ21の後段に、搬送路3に対し
て第1の駆動ローラ20と反対側に紙葉類1の長さより短
い間隔をおいて設けられた第2の駆動ローラ、 23は搬送路3を挟んで第2の駆動ローラ22に対向して接
触する第2の押えローラ、 13は第1の駆動ローラ20を第1の速度で駆動し、第2の
駆動ローラ22を第1の速度より速い第2の速度で駆動す
る駆動手段、 24は第1の駆動ローラ20の前段の、第2の駆動ローラ22
との間隔が紙葉類1の長さより長い位置に設けられ、搬
送される紙葉類1の通過を検出する第1の検出手段、 25は第2の駆動ローラ22の後段の、第1の駆動ローラ22
との間隔が紙葉類1の長さより長い位置に設けられ、搬
送される紙葉類1の通過を検出する第2の検出手段、 14,15は第1の検出手段24及び該第2の検出手段25によ
る検出により紙葉類1が通過する第1の時間及び第2の
時間を夫々計数する第1の時間計数手段及び第2の時間
計数手段、 16は第1の速度及び第2の速度並びに該第1の時間計数
手段14及び該第2の時間計数手段15によって計数された
第1の時間及び第2の時間に基いて、紙葉類1が第1の
検出手段24を通過した第1の長さ及び第2の検出手段25
を通過した第2の長さを夫々演算する演算手段である。
従って演算手段16によって演算された第1の長さ及び第
2の長さを比較して第2の長さが第1の長さより大きい
時に、複数枚送りと判定するように構成されている。
〔作用〕
紙葉類1が搬送路3を搬送されて第1の検出手段24によ
って先端を検出されると、第1の時間計数手段14が起動
して第1の駆動ローラ20及び第1の押えローラ21によっ
て送られて後短により検出が解除されるまで時間を計数
する。また紙葉類1が第2の駆動ローラ22及び第2の押
えローラ23によって搬送され、第2の検出手段25によっ
て先端が検出されると、第2の時間計数手段15が起動し
て第2の駆動ローラ22及び第2の押えローラ23によって
送られて後端により検出が解除されるまで時間を計数す
る。
そこで演算手段16により、第1の速度と第1の時間計数
手段14が計数した第1の時間,及び第2の速度と第2の
時間計数手段15が計数した第2の時間から第1の長さ及
び第2の長さを演算して比較し、同じなら正常で、第2
の長さが大ならばダブルフィードと判定する。
即ち、第1の駆動ローラ20は第1の速度で紙葉類1を搬
送し、第2の駆動ローラ22は第1の速度より速い速度の
第2の速度で搬送して、しかも搬送路3に対して互いに
反対側にあるので、もし紙葉類がダブルフィードである
と、紙葉類1同士の摩擦力により紙葉類1と第1/第2の
駆動ローラ20,22の摩擦力が大きいために、速度の速い
第2の駆動ローラ22側の紙葉類1が速く送られて先行
し、ずれて全体の長さが1枚の時より長くなる。
また1枚送りの時は、第1の検出手段24による検出が解
除されてから第2の検出手段25による検出が行われて、
演算結果の第1の長さと第2の長さが等しくなる。
従ってダブルフィードの時は、第1の速度と第1の時間
から演算した第1の長さよりも、第2の速度と第2の時
間から演算した第2の長さの方が長くなり、これを比較
することによりダブルフィードを検出することができる 〔実施例〕 以下、本発明の一実施例を第2図及び第3図を参照して
説明する。第2図で第1図に対応するものは1点鎖線で
囲んで示している。全図を通じて同一符号は同一対象物
を示す。
第2図(a)は本発明による検出機構4aの側面図,第2
図(b)は検出機構4aの制御ブロック図で、第2図
(a)に示すように、搬送路3aの両側に駆動ローラR7〜
R10,押えローラR11〜R14が夫々対向して設けられてい
る。
駆動ローラR7,R8と駆動ローラR9,R10,及び押えローラR1
1,R12と押えローラR13,R14は搬送路3aに対して位置が反
対に配置され、駆動ローラR8と駆動ローラR9の間隔は紙
幣1aの送り方向の長さより短い間隔に設定されている。
駆動ローラR7〜R10は摩擦係数が大きい樹脂材,例えば
ウレタンゴムで形成されている。
ここで証書1a同士の摩擦力Fp,証書1aと駆動ローラR7〜R
10の摩擦力F1は、一般にFp<F1である。
駆動ローラR7及び押えローラR11の図において左側と、
駆動ローラR10及び押えローラR14の図において右側に、
遮蔽型の光センサS1,S2が設けられ、光センサS1と駆動
ローラR9の間隔及び光センサS2と駆動ローラR8の間隔は
紙幣1aの長さより長く夫々設定されている。
また駆動ローラR7,R8,及び駆動ローラR9,R10は速度変換
機構G1,G2を介して夫々モータMに連結されており、 駆動ローラR7,R8の送り速度は速度V1、 駆動ローラR9,R10の送り速度は速度V2 で、速度V1<速度V2に設定されている。
第2図(b)において、主制御部12は、各部を制御し
て、搬送される証書1aのダブルフィードの有無を判定さ
せ、正常繰出しの時は発行処理を遂行させ、ダブルフィ
ードが検出された時は証書1aをリジェクト口7へ排出さ
せる。
駆動制御部13aは、モータMを回転させて送りローラ及
び駆動ローラR7,R8を送り速度V1,駆動ローラR9,R10を送
り速度V2で駆動制御する。
タイマー14aは、光センサS1の証書1aの先端検出で起動
して時間を計数し、後端の検出解除で停止する。即ち、
証書1aの通過時間T1を計数する。
タイマー15aは、光センサS2の証書1aの先端検出で起動
して時間を計数し、後端の検出解除で停止する。即ち、
証書1aの通過時間T2を計数する。
演算部16aは、設定部17に設定された駆動ローラR7,R8の
送り速度V1,及び駆動ローラR9,R10の送り速度V2と、タ
イマー14aが計数した通過時間T1及びタイマー15aが計数
した通過時間T2に基いて、光センサS1,S2を通過した証
書1aの長さL1,L2を演算する。即ち、 送り速度V1×通過時間T1=長さL1 送り速度V2×通過時間T2=長さL2 を演算する。
比較判定部18は、演算部16aで演算された長さL1,L2を比
較して、L1=L2なら正常フィードで、L1<L2であればダ
ブルフィードと判定する。実際にはマージンの長さαを
加えてL1+α<L2とするが、説明を簡単にするために省
略する。
ゲート制御部19は、判定部17のダブルフィードの判定に
基いて、ゲートマグネットMGを励磁してゲートGを作動
させる。
このような構成及び機能を有するので、次に第3図のフ
ローチャートにより作用を説明する。
まず、証書1aが挿入口2から挿入されると、図示省略
したセンサが検出して駆動制御部13aが起動し、送りロ
ーラ及び駆動ローラR7〜R10が回転を開始する。搬送路3
aを矢印方向に搬送された証書1aの先端を光センサS1が
検出すると、タイマー14aが起動して時間の計数を開始
する。
第4図(a)に2点鎖線で示すように、駆動ローラR
7,R8及び押えローラR11,R12で速度V1で搬送されている
間に証書1aの後端が光センサS1を通過して検出が解除さ
れ、タイマー14aの時間計数が停止して、通過時間T1が
演算部16aに通知される。
証書1aの後端が光センサS1を通過した後は、駆動ロー
ラR7,R8及び押えローラR11,R12と駆動ローラR9,R10及び
押えローラR13,R14によって、送り速度の差だけスリッ
プして送られ、やがて証書1aの後端が駆動ローラR8及び
押えローラR12を通過して、駆動ローラR9,R10及び押え
ローラR13,R14により速度V2で搬送されて、先端が光セ
ンサS2によって検出されると、タイマー15aが起動して
時間の計数を開始する。この時、第4図(a)に示すよ
うに、正常に1枚送りの場合には速度V2で搬送される。
また第4図(b)に示すように、ダブルフィードの場合
には、Fp<F1の関係より、上側の証書1aは速度V2で搬送
され、下側の証書1aは速度V1で搬送され、上下証書1aの
間にはV2−V1という速度差が生じてずれが発生する。
証書1aの後端が光センサS2を通過して検出が解除さ
れ、タイマー15aの時間計数が停止して、通過時間T2が
演算部16aに通知される。
主制御部12は設定部17から設定速度V1,V2を演算部16a
へ送り、演算部16aはV1×T1=L1,及びV2×T2=L2を演算
して、比較判定部18へ送る。
比較判定部18は長さL1,L2を比較し、比較の結果、L1
=L2であれば正常フィードであると判定する。
正常送りの判定は主制御部12へ通知され、証書1aはそ
のままプリンタ部5へ搬送され、コンピュータセンタか
ら送られた取引データが印字されてスタッカ6へ送出さ
れる。
比較の結果、もし、L1<L2であばダブルフィードと判
定する。
ダブルフィードの判定は主制御部12へ通知されゲート
制御部19に指令されてゲートGが作動して、証書1aは搬
送路3bへ送られてリジェクト口7へ排出される。
このようにして、ダブルフィードの時は重なった証書1a
にずれを生じるように搬送して、長さによって判定する
ことができるので、簡単な機構で紙厚,大きさ,及び模
様の有無に関係なくダブルフィードを検出することがで
きる。
上記例では、証書発行装置の場合を説明したが他の紙葉
類取扱装置でも適用することができることは勿論であ
る。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、ダブルフィードの
上下の紙葉類をずらせて長さを変えて、その変化を検出
することができるので、 紙葉類の厚さ,大きさ,及び模様の有無に関係に関わ
らず、ダブルフィードを検出することができる。
検出機構が簡単になる。
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理構成図、 第2図は本発明による実施例を示す構成図、 第3図は実施例のフローチャート、 第4図は実施例の説明図、 第5図は本発明が適用される証書発行装置を示す内部側
面図、 第6図は従来例(1)を示す構成図、 第7図は従来例(2)を示す構成図である。 図において、 1は紙葉類、1aは証書、 3,3a,3bは搬送路、13は駆動手段、 13aは駆動制御部、14は第1の時間計数手段、 14a,15aはタイマー、15は第2の時間計数手段、 16は演算手段、16aは演算部、 20は第1の駆動ローラ、21は第1の押えローラ、 22は第2の駆動ローラ、23は第2の押えローラ、 24は第1の検出手段、25は第2の検出手段、 Mはモータ、R7〜R10は駆動ローラ、 R11〜R14は押えローラ、 S,S1,S2は光センサを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−64995(JP,A) 特開 昭53−69368(JP,A) 特開 昭62−36251(JP,A) 実公 昭48−14292(JP,Y1)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙葉類(1)を搬送する搬送路(3)に設
    けられた対向して接触する第1の駆動ローラ(20)及び
    第1の押えローラ(21)と、 該搬送路(3)の紙葉類(1)が搬送される方向に対し
    て該第1の駆動ローラ(20)及び該第1の押えローラ
    (21)の後段に紙葉類(1)の長さより短い間隔をおい
    て設けられ、該搬送路(3)に対する位置が該第1の駆
    動ローラ(20)及び該第1の押えローラ(21)の位置と
    反対方向に対向し、該第1の駆動ローラ(20)及び該第
    1の押えローラ(21)によって搬送された紙葉類(1)
    を搬送する第2の駆動ローラ(22)及び第2の押えロー
    ラ(23)と、 該第1の駆動ローラ(20)を第1の速度で駆動し、該第
    2の駆動ローラ(22)を第1の速度より速い第2の速度
    で駆動する駆動手段(13)と、 該第1の駆動ローラ(20)の前段の、該第2の駆動ロー
    ラ(22)との間隔が紙葉類(1)の長さより長い位置に
    設けられ、搬送される紙葉類(3)の通過を検出する第
    1の検出手段(24)と、 該第2の駆動ローラ(22)の後段の、該第1の駆動ロー
    ラ(22)との間隔が紙葉類(1)の長さより長い位置に
    設けられ、搬送される紙葉類(1)の通過を検出する第
    2の検出手段(25)と、 該第1の検出手段(24)及び該第2の検出手段(25)に
    よる検出により紙葉類(1)が通過する第1の時間及び
    第2の時間を夫々計数する第1の時間計数手段(14)及
    び第2の時間計数手段(15)と、 該第1の速度及び第2の速度並びに該第1の時間計数手
    段(14)及び該第2の時間計数手段(15)によって計数
    された第1の時間及び第2の時間に基いて、紙葉類
    (1)が第1の検出手段(24)を通過した第1の長さ及
    び第2の検出手段(25)を通過した第2の長さを夫々演
    算する演算手段(16)とを備え、 該演算手段(16)によって演算された第1の長さ及び第
    2の長さを比較して第2の長さが第1の長さより大きい
    時に、複数枚送りと判定することを特徴とする紙葉類複
    数枚検出機構。
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