JPH07115667B2 - スク−タ型自動二,三輪車の足載板支持構造 - Google Patents

スク−タ型自動二,三輪車の足載板支持構造

Info

Publication number
JPH07115667B2
JPH07115667B2 JP61010365A JP1036586A JPH07115667B2 JP H07115667 B2 JPH07115667 B2 JP H07115667B2 JP 61010365 A JP61010365 A JP 61010365A JP 1036586 A JP1036586 A JP 1036586A JP H07115667 B2 JPH07115667 B2 JP H07115667B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
footrest plate
leg shield
footrest
support
fixed bracket
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP61010365A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62168776A (ja
Inventor
朝雄 平良
良一 徳永
康伸 狩野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Motor Co Ltd filed Critical Yamaha Motor Co Ltd
Priority to JP61010365A priority Critical patent/JPH07115667B2/ja
Publication of JPS62168776A publication Critical patent/JPS62168776A/ja
Publication of JPH07115667B2 publication Critical patent/JPH07115667B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
  • Motorcycle And Bicycle Frame (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、スクータ型自動二輪車,又は自動三輪車の足
載板支持構造に関し、特に足載板の支持状態における剛
性を簡単な構造により確保できるようにした支持構造に
関する。
〔従来の技術〕
一般にスクータ型自動二,三輪車では、乗員の脚部前方
を覆うための幅広のレッグシールド及び乗員が両足を揃
えて載置できるようにした平板状の足載板を備えてい
る。このレッグシールド及び足載板は主フレーム上に装
着固定するのが一般的であり、このようなレッグシール
ド,及び足載板の支持構造の一例として、従来、第5図
に示す構造があった。
第5図は足載板の支持状態を示す平面図であり、この従
来の支持構造は、主フレーム31に車幅方向に延びる前
部,後部横ステー31a,31bを固着し、該両横ステー31a,3
1bの先端部間に補強メンバ31cを架設固定し、足載板32
の前端部,後端部をそれぞれ前部横ステー31a,後部横ス
テー31bで支持し、さらに足載板32の左,右側部を補強
メンバ31cで支持するように構成されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、一般に、スクータ型自動二,三輪車では、第
5図に二点線で示すように、乗員は乗車時には両足Fを
足載板32の前端部より少し後方の略中間部に載置するか
ら、同図に×印で示す位置に最も大きな荷重がかかるこ
ととなる。これに対して、上記第5図の従来構造では、
上記荷重を支えるべき前部横ステー31aは足載板32の前
端部を支持していることから、これだけでは足載板32の
支持状態での剛性が不足するおそれがある。そこで、こ
の従来構造では、上記剛性不足を補うために、前部横ス
テー31aと後部端ステー31bとを補強メンバ31cで連結す
る必要があったのであり、その結果、この従来構造で
は、支持ステーの構成部品点数が増大して構造が複雑に
なるとともに、部品点数が多い分だけフレーム重量も増
大する問題があった。
本発明は、このような従来の問題点を解消するためにな
されたもので、簡単な構造により足載板の装着状態にお
ける剛性を確保でき、かつフレーム重量も軽減できるス
クータ型自動二,三輪車の足載板支持構造を提供するこ
とを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、主フレーム上にレッグシールド及び足載板を
装着したスクータ型自動二,三輪車において、上記足載
板取付部の前部,後部に車幅方向に延びる前部,後部横
ステーをそれぞれ固着し、上記レッグシールドの後端部
の左,右両側部に、該後端部上面より下方に段落ちして
車幅方向に延在する左,右支持部を一体形成するととも
に、該各支持部に連なって後方に延びる左,右固定ブラ
ケット部を一体形成し、上記足載板の左,右両側部に上
記前部横ステーより前方に延びる左,右延在部を一体形
成し、上記レッグシールドの上記各固定ブラケット部に
位置決め孔を、上記足載板の上記各延在部より後方の中
間部に上記固定ブラケット部の肉厚より突出量の大きい
支持突部をそれぞれ形成し、上記前部横ステー上に上記
レッグシールドの上記固定ブラケット部を載置し、該固
定ブラケット部上に上記足載板の上記中間部を、上記支
持突部が上記位置決め孔内に挿入されるよう重ねるとと
もに、上記支持突部に挿入されたボルトにより上記足載
板,レッグシールドを前部横ステーに共締め固定し、上
記足載板の左,右延在部を上記レッグシールドの左,右
支持部で支持したことを特徴としている。
〔作用〕
本発明に係るスクータ型自動二,三輪車の足載板支持構
造では、乗車状態での乗員の両足が位置する足載板の略
中間位置に前部横ステーが位置しており、従って足載板
の装着状態での剛性を確保でき、その結果従来のような
補強メンバは不要となり、その分支持部材の構造が簡単
になるとともにフレームの重量が軽減される。またこの
場合、足載板の中間部を支持したから、そのままでは足
載板の前端部は、オーバーハング状態となることから剛
性が低下してしまうおそれがあるが、この前端部を前部
横ステーによって支持されているレッグシールドの後端
部で支持したので、足載板前端部の剛性低下の問題が生
じることもない。
また上記レッグシールドの固定ブラケット部の位置決め
孔内に足載板の支持突部を挿入し、ボルト締め固定する
ようにしたので、レッグシールドと足載板との位置決精
度が向上し、その結果上記支持部と延在部との位置決め
精度,及び足載板とレッグシールドとのカバー合面の合
わせ精度が良好となる。
さらにまた上記足載板側の支持突部の高さを固定ブラケ
ット部の肉厚より大きくしたので、レッグシールドに大
きな足載荷重が作用するのを回避でき、レッグシールド
のへたり,変形等を防止できる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図について説明する。
第1図ないし第4図は本発明の一実施例によるスクータ
型自動二輪車の足載板支持構造を説明するための図であ
る。図において、1はスクータ型自動二輪車であり、該
自動二輪車1の主フレーム2は鋼管製のもので、その前
半部には底辺部2a,前側立上り部2b,及び後側立上り部2c
からなる下方に凹状の足載板取付部が形成され、後半部
には後側立上り部2cに続いて水平に延びる上辺部2eが形
成されている。上記前側立上り部2bの上端に接続された
操舵軸筒2dには、前輪3を支持する前フォーク4が枢支
され、後側立上り部2cの下端部には、後輪5を支持する
スイングアーム一体式エンジンユニット6が枢支されて
いる。また上記上辺部2eにはシート7,燃料タンク8及び
潤滑油タンク(図示せず)等が搭載され、該タンク類の
外方にはこれらを覆うカバー本体9とスカート10とから
なるサイドカバー20が配設されている。
そして、上記主フレーム2の底辺部2aの前コーナ部上面
及び後コーナ部上面には、それぞれ前部横ステー11a,及
び後部横ステー11bが溶接固着されており、この両横ス
テー11a,11bは横断面コ字状の鋼板製のもので、車幅方
向に延び、かつ車幅より少し短くなっている。
また、上記主フレーム2の前側立上り部2bの後方には乗
員の脚部の前方を覆うためのレッグシールド12が装着さ
れている。このレッグシールド12は樹脂製のもので、こ
れの下端部、つまり後端部には棚状の支持部14が形成さ
れ、該支持部14の中央部14bは後方に凸状になってお
り、また左,右側部(左,右支持部)14aには、後方に
突出する固定ブラケット部13が一体形成されている。こ
の固定ブラケット部13の左,右端部には補強リブ13aが
上方に折り曲げ形成され、幅方向中央部には位置決め穴
13bが穿設されており、この固定ブラケット部13は上記
前部横ステー11aの先端に形成された支持部11c上に載置
されている。
そして上記主フレーム2の底辺部2a上には、乗員が両足
を揃えて載置できるように形成された平板状の足載板15
が装着されている。この足載板15は樹脂製のもので、そ
の後端には縦壁部15aが上記カバー本体9の前側下端部
及びスカート10の前端部と連続する形状に、つまり面一
となるよう上方に折り曲げ形成されており、該足載板15
の縦壁部15a近傍部分が上記後部横ステー11bの先端部に
ボルト締め固定されている。またこの足載板15の前端部
には載置部18が形成され、該載置部18は、左,右側部
(左、右延在部)18bと、中央部18aとからなり、上記レ
ッグシールド12の支持部14と対応する形状を有し、この
支持部14によって支持されている。
また、上記足載板15の左,右側部18bより少し後方部
分、つまり略中間部15cは、上記前部横ステー11aの支持
部11c上に位置している。この中間部15cにはボルト凹部
15fが凹設され、該ボルト凹部15fの底面には支持突部15
dが突設されている。該支持突部15dは、上記レッグシー
ルド12の固定ブラケット部13よりわずかに厚く形成さ
れ、位置決め穴13b内に挿入されて前部横ステー11aの上
面に当接している。さらにこの支持突部15dのボルト穴1
5eに挿入されたカラー16内に取付ボルト17が挿入されて
おり、これにより足載板15と中間部15cは前部横ステー1
1aにボルト締め固定されており、またレッグシールド12
の固定ブラケット部13は上記支持突部15dによって位置
決めされ、かつ足載板15のボルト凹部15fの底面との間
にわずかに隙間ができる状態で横ステー11aに取り付け
られている。
次に本実施例の作用効果について説明する。
本実施例の自動二輪車1では、乗員がシート7に着座し
て足載板15上に両足を揃えて載置した場合、乗員の足F
は第1図に二点鎖線で示す位置に位置することとなる
が、本実施例では、足載板15の、荷重が最も作用する部
分(図示×印)を前部横ステー11aでもって支持してい
るので、この足載板15に必要な剛性を確保できる。ま
た、このように荷重の大きい部分を横ステーで直に支持
したので、従来のような補強メンバは不要となり、その
分支持ステーの構造を簡単にできるとともに、フレーム
重量を軽減できる。
また、この場合、足載板15を従来のような前端ではな
く、これより少し後方の略中間部15cでもって支持した
ので、この足載板15の前端部分はステーの前方に突出し
てオーバーハング状態となり、そのままでは装着時の剛
性が低下する。これに対して本実施例では、この前端部
である載置部18を横ステー11aで支持されたレッグシー
ルド12の後端部である支持部14で支持したので、この前
端部の剛性低下の問題も解消できる。
また、本実施例では足載板15に支持突部15dを形成し、
この部分を横ステー11a上に直接載置したので、足載板1
5への大きな荷重を前部横ステー11aで直に受けることが
でき、レッグシールド12に支障が生じることもない。ま
たこのレッグシールド12の位置決め穴13bに上記支持突
部15dを挿入するようにしたので、別途位置決めピン等
を要することなく、かつレッグシールド12の寸法誤差を
吸収しつつレッグシールド12を位置決めでき、レッグシ
ールド12の組立性を向上できる。
また、上記実施例ではスクータ自動二輪車について説明
したが、本発明は前輪1個,後輪2個のスクータ型自動
三輪車にも適用できる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明に係るスクータ型自動二,三輪車の
足載板支持構造によれば、レッグシールドに後方に延び
る固定ブラケット部を形成し、これを主フレームの前部
横ステー上に、該固定ブラケット部上に足載板の略中間
部をそれぞれ載置固定し、足載板の前端部をレッグシー
ルドの後端部で支持したので、従来のような補強メンバ
を要することなく足載板の剛性を確保でき、支持ステー
の構造を簡単にできるとともに、フレーム重量を軽減で
きる効果がある。
また上記レッグシールドの固定ブラケット部の位置決め
孔内に足載板の支持突部を挿入し、ボルト締め固定する
ようにしたので、レッグシールドと足載板との位置決精
度が向上し、その結果上記支持部と延在部との位置決め
精度,及び足載板とレッグシールドとのカバー合面の合
わせ精度が良好となる効果がある。
さらにまた上記足載板側の支持突部の高さを固定ブラケ
ット部の肉厚より大きくしたので、レッグシールドに大
きな足載荷重が作用するのを回避でき、レッグシールド
のへたり,変形等を防止できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の一実施例によるスクータ
型自動二輪車の足載板支持構造を説明するための図であ
り、第1図はその平面図、第2図はその分解斜視図、第
3図は第1図のIII−III線断面図、第4図は上記実施例
構造が適用されたスクータ型自動二輪車の側面図、第5
図は従来の足載板支持構造の平面図である。 図において、1はスクータ型自動二輪車、2は主フレー
ム、11aは前部横ステー、12はレッグシールド、13は固
定ブラケット部、14は支持部(レッグシールドの後端
部)、15は足載板、15cは足載板の前後方向略中間部、1
8は載置部(足載板の前端部)である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主フレームの前部に下方に凹状の足載板取
    付部を形成し、該足載板取付部に乗員の脚部前方を覆う
    レッグシールド及び両足を揃えて載置する平板状の足載
    板を配設したスクータ型自動二,三輪車の足載板支持構
    造において、上記足載板取付部の前部,後部に車幅方向
    に延びる前部,後部横ステーをそれぞれ固着し、上記レ
    ッグシールドの後端部の左,右両側部に、該後端部上面
    より下方に段落ちして車幅方向に延在する左,右支持部
    を一体形成するとともに、該各支持部に連なって後方に
    延びる左,右固定ブラケット部を一体形成し、上記足載
    板の左,右両側部に上記前部横ステーより前方に延びる
    左,右延在部を一体形成し、上記レッグシールドの上記
    各固定ブラケット部に位置決め孔を、上記足載板の上記
    各延在部より後方の中間部に上記固定ブラケット部の肉
    厚より突出量の大きい支持突部をそれぞれ形成し、上記
    前部横ステー上に上記レッグシールドの上記固定ブラケ
    ット部を載置し、該固定ブラケット部上に上記足載板の
    上記中間部を、上記支持突部が上記位置決め孔内に孔内
    挿入されるよう重ねるとともに、上記支持突部に挿入さ
    れたボルトにより上記足載板,レッグシールドを前部横
    ステーに共締め固定し、上記足載板の左,右延在部を上
    記レッグシールドの左,右支持部で支持したことを特徴
    とするスクータ型自動二,三輪車の足載板支持構造。
JP61010365A 1986-01-20 1986-01-20 スク−タ型自動二,三輪車の足載板支持構造 Expired - Fee Related JPH07115667B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61010365A JPH07115667B2 (ja) 1986-01-20 1986-01-20 スク−タ型自動二,三輪車の足載板支持構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61010365A JPH07115667B2 (ja) 1986-01-20 1986-01-20 スク−タ型自動二,三輪車の足載板支持構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62168776A JPS62168776A (ja) 1987-07-25
JPH07115667B2 true JPH07115667B2 (ja) 1995-12-13

Family

ID=11748133

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61010365A Expired - Fee Related JPH07115667B2 (ja) 1986-01-20 1986-01-20 スク−タ型自動二,三輪車の足載板支持構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07115667B2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6092178A (ja) * 1983-10-26 1985-05-23 本田技研工業株式会社 自動二、三輪車のカバ−類の取付構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62168776A (ja) 1987-07-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2167367B1 (en) Scooter type vehicle
US7407031B2 (en) All terrain vehicle
JP4999450B2 (ja) 自動二輪車におけるリザーブタンク配置構造
JPH07115667B2 (ja) スク−タ型自動二,三輪車の足載板支持構造
JP3569597B2 (ja) スクータ型車両における車体構造
JPS6358149B2 (ja)
JP3367855B2 (ja) 自動二輪車
JP4153120B2 (ja) 二輪車のフレーム構造
JP2000313391A (ja) スクータ型車両用車体フレーム
JP2580119B2 (ja) スク−タ型自動二,三輪車のサイドカバ−合せ構造
JPH0769260A (ja) 自動2輪車のリヤフェンダ取付構造
JP2999210B2 (ja) 自動二輪車
JP3480628B2 (ja) 自動二輪車のシート支持構造
JP2844212B2 (ja) 鞍乗型車両のフートレスト装置
JPS5839986Y2 (ja) 自動二輪車、自動三輪車のフロントフエンダ廻り構造
JPH0615787Y2 (ja) 自動二輪車
JPH03136987A (ja) 自動2輪車のフレーム
JP2945030B2 (ja) 自動二輪車のフレーム装置
JPS6131907Y2 (ja)
JPS6294493A (ja) 自動二輪車等の車両におけるフレ−ム構造
JPH09132187A (ja) 自動二輪車の補助ステップ装置
JP2800121B2 (ja) 自動二輪車のシート取付構造
JP3010744B2 (ja) 鞍乗型車両のフューエルタンクカバー取付構造
JP2516950B2 (ja) スク−タ−のフレ−ム
JPH0323911Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees