JPH07115535B2 - 立体感のあるマークとその製作方法 - Google Patents

立体感のあるマークとその製作方法

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JPH07115535B2
JPH07115535B2 JP4250763A JP25076392A JPH07115535B2 JP H07115535 B2 JPH07115535 B2 JP H07115535B2 JP 4250763 A JP4250763 A JP 4250763A JP 25076392 A JP25076392 A JP 25076392A JP H07115535 B2 JPH07115535 B2 JP H07115535B2
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JP
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mark
pigment particles
printing ink
coating layer
ink
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旭 前川
孝弘 西田
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Kawasaki Motors Ltd
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Kawasaki Jukogyo KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば二輪自動車や
四輪自動車の車体に装着するマーキングやエンブレムの
ほか、ポスター、ステッカー、カタログなどにも使用さ
れる、立体感のあるマークと、その製作方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、立体感のあるマークは、あらかじ
め印刷したマークとその周囲の特定箇所に凹凸を形成す
ることにより、製作されていた。しかし、この製作方法
では、印刷物の表面が凹凸面になるため、印刷物の厚み
が厚くなり、とくに屋外で使用されるマークの場合に
は、凹部に塵芥等が溜まってマークが不鮮明になった
り、汚れが付着したりするという不都合がある。
【0003】そこで、磁力の作用を利用して文字や図形
(以下、マーク部分という)を表現することにより、凹
凸を施さずに、いいかえれば表面が平坦で、立体感のあ
るマークを製作する方法が開発され、実用化されてい
る。この方法は、印刷用インキ中に、磁力で吸引される
酸化鉄の粒子を含有させておき、この印刷インクを用い
て紙やプラスチックシートなどの被印刷物などに印刷す
るとともに、その酸化鉄粒子を被印刷物の下面側から磁
力にて前記マーク部分に集約させたり、逆にマーク部分
以外の箇所に集約させたりすることによって、酸化鉄粒
子の分布量を異ならせているものと考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た磁力を利用する従来のマークの製作方法では、次のよ
うな不都合がある。
【0005】 酸化鉄の色は黄色、茶色、黒色などに
限られているので、印刷用インキの色が制限される。
【0006】 文字や模様等のマーク部分に相応して
磁力を発生させるための加工に、手間とコストが非常に
多くかかる。
【0007】この発明は上述の点に鑑みなされたもの
で、色の制約がなく、表面が平坦で、仕上がりの美し
い、立体感のあるマークを提供し、またマーク部分を立
体的に表現するための加工が容易で、デザイン上の制限
がなく、立体感のあるマークを低価格で製作できる、製
作方法を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために本発明の立体感のあるマークは、a)パールマイカ
ー、アルミ粉などの反射性のある顔料粒子を含有させ
た、塗料または印刷用インキによる塗布層を備え、b)文
字や模様などからなる所定のマーク部分とそのマーク部
分以外の部位とにおける前記塗布層中の前記反射性のあ
る顔料粒子に高電圧を印加させて顔料粒子の分布量を異
ならせている。
【0009】本発明のマークの製作方法は、A) 合成樹
脂板などの絶縁性基板に、文字や模様などからなる任意
のマーク部分に対応する形状の導電性のある金属板を装
着して、この金属板を接地し、B)前記基板上に、転写フ
ィルムなどの被塗装物を載置し、パールマイカー、アル
ミ粉などの反射性のある顔料粒子を含有させた、塗料ま
たは印刷用インキを、前記被塗装物上の全面に塗布し、
C)塗布した前記塗料または印刷用インキの乾燥前に、そ
の塗布層に対し高電圧を印加するものである。
【0010】また請求項3記載のように、A')転写フィ
ルムなどのフィルム上に、電気抵抗値が1〜10MΩ程
度の印刷用インクにより、文字や模様などからなる任意
のマーク部分を印刷し、B')パールマイカー、アルミ粉
などの反射性のある顔料粒子を含有させた、塗料または
印刷用インキを、前記フィルム上の全面に塗布し、C')
塗布した前記塗料または印刷用インキの乾燥前に、その
塗布層に対し高電圧を印加することもできる。
【0011】請求項4記載のように、c)前記塗料または
印刷用インキの電気抵抗値は、150MΩ以下にするの
が好ましい。
【0012】さらに請求項5のように、D)前記塗布層の
表面から10〜20cm離間した位置から、−60〜−
90kVの直流電圧にて印加させるのがよい。
【0013】
【作用】上記の構成を有する本発明のマークによれば、
塗布層中に含有されている、マーク部分における反射性
のある顔料粒子の分布量と、マーク部分以外の部位にお
ける反射性のある顔料粒子の分布量とが高電圧を印加さ
せたことによって異なっているので、マーク部分と他の
部位とで顔料粒子の反射率が相違し、これが主に色彩の
濃淡差として現れマーク全体に遠近感が生じ、立体感を
起こさせる。ここで、顔料粒子にパールマイカーを用い
た場合を例にとって説明すると、マーク部分以外の部位
にパールマイカーの顔料粒子が集約され、逆にマーク部
分ではパールマイカーの顔料粒子の分布量が大幅に少な
くなっているので、図1に示すように、マーク部分がそ
の周囲に比べて凹んで見え、マーク部分の周辺がマーク
部分よりも浮き上がり、マーク全体が立体的で深みのあ
るものとなる。
【0014】本発明にかかるマークの製作方法(請求項
2)によれば、絶縁性基板上に載置された被塗装物の塗
布層に対し、塗布された塗料またはインキが未乾燥状態
で、高電圧が印加されると、塗布層中の顔料粒子が静電
気で帯電される。前記基板は絶縁されており通電性がな
いのに対し、基板のマーク部分に対応する金属板はアー
スされているために、この上に載置されている被塗装物
の金属板の上方に位置している塗布層中の前記顔料粒子
が、金属板に対して静電反発を起こして基板側へ逃げ
る。とくに金属板の周縁(エッジ部)では静電反発が大
きく、顔料粒子が一層強く反発され、ほかの部分に比べ
て顔料粒子の分布量が大幅に減少する。一方、金属板で
反発された塗布層中の前記顔料粒子は、基板上に集約さ
れるため、基板上の塗布層の顔料粒子と金属板上の顔料
粒子とでは、それらの分布量が異なり、顔料粒子のもつ
反射性によって主として反射率(光沢性や輝度を含む)
に差異が生じるので、マーク部分と他の部位とにおいて
色彩の濃淡差となって現れるとともに、とくに基板と金
属板の境界線には多量の顔料粒子が集約されるので、マ
ーク部分の輪郭が鮮明に現れる。この状態で塗布層の塗
料またはインキが乾くことにより、顔料粒子の分布状態
が維持される。
【0015】なお、この製作方法の原理は、とくに冬場
の低湿度時において、金属製のハンガーで吊持した状態
の被塗装物としての樹脂に、反射性のある顔料粒子を含
有させた塗料を吹き付けて塗装を行った際に、ハンガー
が接触した箇所(接点)だけに他の部分とは異なる陰影
状の模様が生じる、いわゆる花咲現象を利用したもので
ある。つまり、樹脂には静電気が帯電しており、樹脂の
ハンガーの接点箇所が一種のアース状態になっているた
め、吹き付けられた塗料中の顔料粒子が、樹脂上のハン
ガーの接点に対して静電反発を起こし、顔料粒子の反発
(逃げの)領域が、ハンガーの接点箇所を中心にしてほ
ぼ放射線状に拡がる。そして、顔料粒子の反発領域の部
分が他の部位に比べて黒ずみ、両者に色彩に濃淡差が生
じるという現象を利用したものである。
【0016】また、請求項3記載の製作方法によれば、
フィルムに厚みがあり、通電性を欠く場合に、上記請求
項2の製作方法の作用とほぼ同様の作用によって、マー
クが製作される。すなわち、高電圧を印加させた際に、
塗布層中の顔料粒子が静電気にて帯電されるが、フィル
ム上に印刷された電気抵抗値の非常に低いマーク部分
が、上記のアースされた金属板と同様の作用をし、電荷
を帯びた顔料粒子を静電反発するので、マーク部分とそ
の他の部位とで、顔料粒子の分布量が異なり、色彩の濃
淡差などとなって現れる。
【0017】請求項4および請求項5記載の製作方法に
よれば、金属板あるいは低電気抵抗値のインキ上に位置
している塗布層中の顔料粒子が、確実に静電反発され
る。
【0018】
【実施例】以下、この発明にかかる立体感のあるマーク
の実施例を、その製作方法の実施例と併せて図面に基づ
いて説明する。
【0019】図1は本実施例のマークを示す正面図、図
2は図1のマークを製作するのに使用する基板を示す正
面図、図3は図1のマークの製作態様を概要的に示す断
面図である。
【0020】図2に示すように、基板11は合成樹脂製
の絶縁体からなり、この基板11には、文字などのマー
ク部分(ここでは、Kawasaki(登録商標)の文字)を構
成する薄い金属板12が、基板11の表面と面一になる
ように埋設され、金属板12に、アース線13が接続さ
れている。なお、金属板12には、通電性に優れた銅
板、銀板、アルミニウム板などが使用される。
【0021】このようにして形成した基板11上に、図
3に示すように、台紙3上に粘着層2を塗布した転写紙
1を、載置する。そして、粘着層2上の全面に、顔料粒
子としての例えばパールマイカー5を含有させた印刷用
インキ4により均一な厚さ(2〜20μ程度)の層を印
刷する。なお、印刷用インキ4には、電気抵抗値が15
0MΩ以下の、例えばメラミン・アクリル樹脂からなる
各色のインキが用いられる。インキ4とパールマイカー
5との配合割合(重量比)は、インキ:80〜90%、
パールマイカー:20〜10%に設定している。
【0022】上記の状態で、次の要領で高電圧をインキ
4に印加させる。すなわち、直流電源を用いて発生させ
た低電流(50μA程度)の高電圧(−60〜−90k
v)を、基板11上のインキ4の全面に対し、一定の距
離(10〜20cm)を離した位置から、放電極板14
を介して均一に印加させる。
【0023】この結果、インキ4中のパールマイカー5
が静電気で帯電され、電荷を帯びるので、顔料粒子5
は、基板11のアースされている金属板12で静電反発
され、金属板12上にからパールマイカー5が逃げて基
板11側に集約される。こうしてパールマイカー5が集
約された箇所(基板11)では、パールマイカー5の反
射性によって反射率(光沢性や輝度を含む)が高まり、
逆にパールマイカー5が逃げた箇所(金属板12)では
反射率が弱まるので、図1に示すように、マークAのマ
ーク部分Bにおける反射率がその他の部位Cに比べて小
さくなり、マーク部分B以外の部位Cが光って見える。
【0024】このため、図1に示すように、金属板12
(図2)に対応する文字からなるマーク部分Bにおいて
は、他の部位Cに比べて色彩の度合いが濃くなり、マー
ク部分Bとその他の部位Cとで濃淡差が生じ、また金属
板12の周縁では、パールマイカー5が一層強く静電反
発され、多量のパールマイカー5が金属板12と基板1
1の境界線付近に集約されるので、マーク部分Bの輪郭
が鮮明に形成されることになる。これによって、マーク
部分Bが窪んだように見え、マークA全体に立体感が生
じる。
【0025】そしてインキ4が完全に乾燥した後で、イ
ンキ4の印刷層を保護するために、耐久性のある透明な
インキ(クリアインキ)6または塩化ビニルやポリプロ
ピレンなどのフィルムを、貼着すれば、マークA(図
1)の製作が終了する。なお、マークAを、車体などに
貼着する場合には、台紙3を水で濡らして剥ぎ取ること
により、粘着層2を露呈させて貼り付けることができ
る。
【0026】ところで、電気抵抗値が150MΩ以下の
印刷用インキ4を使用するようにした理由は、高電圧を
印加させたときに、電気抵抗値が150MΩを超えるイ
ンキでは、上記した現象が生じにくくなるからである。
【0027】次に、他の実施例にかかるマークとその製
作方法の実施例を、図面に基づいて説明する。
【0028】図4は厚みのあるフィルムを用いたマーク
の製作態様を概要的に示す断面図である。図4のよう
に、厚手のフィルム22の下面に設けられた粘着層23
に、剥離紙24が貼り合わされて印刷フィルム21が構
成されている。この印刷フィルム21のフィルム22の
表面に、電気抵抗値が低い(1〜10MΩ程度)インキ
25にて文字や図形などのマーク部分を印刷する。イン
キ25が乾いた後、メタリック系顔料で反射性のあるア
ルミ粉27を含有(10〜20重量%)させた、電気抵
抗値が150MΩ以下のインキ26により、フィルム2
2の全面に印刷を施す。そして、インキ26が乾かない
うちに、インキ26の全面にわたり、低電流(50μA
程度)の高電圧(−60〜−90kv)を一定の距離
(10〜20cm)を離した位置から、放電極板14を
介して均一に印加させる。
【0029】これにより、インキ26中のアルミ粉27
が静電気で帯電され、フィルム22上で最も電気の流れ
易いマーク部分のインキ25にてアルミ粉27が静電反
発され、マーク部分のインキ25上からアルミ粉27が
逃げる。この結果、アルミ粉27はマーク部分のインキ
25以外の箇所(フィルム22上で)に集約されること
になる。そして、インキ26が完全に乾燥した後で、耐
久性がある透明なインキ(クリアインキ)28を塗布す
れば、マークA’の製作が終了する。このマークA’を
車体などに貼着する場合には、剥離紙24を剥ぎ取って
粘着層23を露呈させて貼り付ければよい。
【0030】本実施例によるマークA’も、上記実施例
のマークA(図1)とほぼ同様にマーク部分25の反射
率が他の部位に比べて劣り、濃色に見えるので、マーク
部分25が他の部位に比べて窪んでいるような外観を呈
し、マークA’に立体感がでる。こうした効果は、上記
第1実施例のマークA(図1)の製作方法(図3)によ
るものと比べた場合に、本実施例のマークA’の場合は
マーク部分のインキ25がアースされていない分(金属
板12はアースされている)だけ、マーク部分の感度
(鮮明度)がわずかに劣るが、基本的には変わりがな
い。
【0031】そのほか、車体部品などの合成樹脂の表面
に直接に上記種類のマークを設ける場合には、図示は省
略するが、文字や模様等を現すマーク部分を、電気抵抗
値が低い(1〜10MΩ程度)インキや塗料を用いて合
成樹脂の表面に印刷または塗布するか、あるいは薄い金
属板でマーク部分を形成して合成樹脂の表面に貼着す
る。そして、その上に、パールマイカー、アルミ粉など
の反射性のある顔料粒子を含有させた塗料または印刷用
インキを一定の厚みに塗布し、この塗布層が乾かないう
ちに、高電圧を印加すればよい。またこのとき、マーク
部分にアース線を接続しておけば、より効果的である。
なお、例えば図1のマークAにおいて、マーク部分Bを
金属板12で形成する代わりに、マーク部分B以外の部
位Cを金属板12で形成すれば、マーク部分Bが浮き上
がって見え、全く逆の態様の立体感のマークが得られ
る。
【0032】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
この発明の立体感のあるマークとその製作方法には、次
のような優れた効果がある。
【0033】(1) 本発明のマーク(請求項1)は、色に
制限がなく、多くの色彩の中から選択でき、また表面が
平坦で、仕上がりの美しく、深みのある立体感が得られ
る。
【0034】(2) 本発明のマークの製作方法(請求項2
および3)は、高電圧を利用して塗料またはインキ中の
反射性のある顔料粒子の分布割合を変えることによりマ
ーク部分に立体感を生じさせるので、マーク部分に対応
する金属板の加工や低電気抵抗値のインキによる印刷が
容易であり、またデザイン的な制限がなく、低価格で製
作できる。
【0035】(3) 請求項4および請求項5記載の製作方
法では、金属板あるいは低電気抵抗値のインキ上に位置
している塗布層中の顔料粒子が、確実に静電反発列され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかるマークを示す正面図で
ある。
【図2】図1のマークを製作するのに使用する基板を示
す正面図である。
【図3】図1のマークの製作態様を概要的に示す断面図
である。
【図4】本発明の他の実施例にかかる厚みのあるフィル
ムを用いたマークの製作態様を概要的に示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 転写紙 2・23 粘着層 4・25・26 インキ 5 パールマイカー 6 クリアインキ 11 基板 12 金属板 13 アース線 14 放電極板 21 転写フィルム 22 フィルム 27 アルミ粉 A・A’ マーク B マーク部分

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パールマイカー、アルミ粉などの反射性
    のある顔料粒子を含有させた、塗料または印刷用インキ
    による塗布層を備え、 文字や模様などからなる所定のマーク部分とそのマーク
    部分以外の部位とにおける前記塗布層中の前記反射性の
    ある顔料粒子に高電圧を印加させて顔料粒子の分布量を
    異ならせたことを特徴とする立体感のあるマーク。
  2. 【請求項2】 合成樹脂板などの絶縁性基板に、文字や
    模様などからなる任意のマーク部分に対応する形状の導
    電性のある金属板を装着して、この金属板を接地し、 前記基板上に、転写フィルムなどの被塗装物を載置し、
    パールマイカー、アルミ粉などの反射性のある顔料粒子
    を含有させた、塗料または印刷用インキを、前記被塗装
    物上の全面に塗布し、 塗布した前記塗料または印刷用インキの乾燥前に、その
    塗布層に対し高電圧を印加することを特徴とする立体感
    のあるマークの製作方法。
  3. 【請求項3】 転写フィルムなどのフィルム上に、電気
    抵抗値が1〜10MΩ程度の印刷用インクにより、文字
    や模様などからなる任意のマーク部分を印刷し、 パールマイカー、アルミ粉などの反射性のある顔料粒子
    を含有させた、塗料または印刷用インキを、前記フィル
    ム上の全面に塗布し、 塗布した前記塗料または印刷用インキの乾燥前に、その
    塗布層に対し高電圧を印加することを特徴とする立体感
    のあるマークの製作方法。
  4. 【請求項4】 前記塗料または印刷用インキの電気抵抗
    値が、150MΩ以下である請求項2又は3記載の立体
    感のあるマークの製作方法。
  5. 【請求項5】 前記塗布層の表面から10〜20cm離
    間した位置から、−60〜−90kVの直流電圧にて印
    加させる請求項2〜4のいずれかに記載の立体感のある
    マークの製作方法。
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