JPH07115387A - スペクトル拡散受信機とスペクトル拡散受信方法 - Google Patents

スペクトル拡散受信機とスペクトル拡散受信方法

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JPH07115387A
JPH07115387A JP6242414A JP24241494A JPH07115387A JP H07115387 A JPH07115387 A JP H07115387A JP 6242414 A JP6242414 A JP 6242414A JP 24241494 A JP24241494 A JP 24241494A JP H07115387 A JPH07115387 A JP H07115387A
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main
return signals
receiver
spread spectrum
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JP6242414A
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Ravi Subramanian
スブラマニアン ラビ
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AT&T Corp
Original Assignee
American Telephone and Telegraph Co Inc
AT&T Corp
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Publication date
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    • H04B1/69Spread spectrum techniques
    • H04B1/707Spread spectrum techniques using direct sequence modulation
    • H04B1/7097Interference-related aspects
    • H04B1/711Interference-related aspects the interference being multi-path interference
    • H04B1/7115Constructive combining of multi-path signals, i.e. RAKE receivers
    • H04B1/712Weighting of fingers for combining, e.g. amplitude control or phase rotation using an inner loop
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/69Spread spectrum techniques
    • H04B1/707Spread spectrum techniques using direct sequence modulation
    • H04B1/7097Interference-related aspects
    • H04B1/711Interference-related aspects the interference being multi-path interference
    • H04B1/7115Constructive combining of multi-path signals, i.e. RAKE receivers
    • H04B1/7117Selection, re-selection, allocation or re-allocation of paths to fingers, e.g. timing offset control of allocated fingers

Abstract

(57)【要約】 【目的】 スペクトル拡散通信システムで使用されるス
ペクトル拡散受信機(SSR)を提供する。 【構成】 前記SSRはアナログスペクトル拡散信号を
受信し、この受信アナログ信号をデジタル信号に変換す
るA/D変換器を有する。この受信アナログ信号は、変
動信号強度の複数のメイン及びマルチパスリターン信号
(MMPS)を包含する。SSRはレイク受信機と、A
/D変換器に結合された周波数オフセット訂正デバイス
も有する。周波数オフセット訂正デバイスは、周波数訂
正項信号に応じてデジタル信号を変更し、受信アナログ
信号における周波数オフセットを訂正する。最強信号強
度を有するM個のMMPSを識別するために、SSRは
変更されたデジタル信号を探索する。被識別MMPSは
所定の最尤技術により処理し、極大比率結合重み係数,
搬送波位相訂正項及び周波数訂正項信号を発生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は通信システムに関し、特
に、スペクトル拡散通信方式を用いる受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ダイレクトシーケンススペクトル
拡散技術は比較的高コストなために、広範に使用される
ことはなかった。しかし、最近のカスタムデジタルVL
SI(超大規模集積回路)技術の発展及び該技術の使用
はスペクトル拡散信号処理のコストを手頃な値段にし
た。従って、ダイレクトシーケンススペクトル拡散技術
は、商業的な携帯型移動通信システムのような多くの商
業的用途について実行可能な技術的オプションとして、
ここ数年間非常に注目を集めている。
【0003】通常、スペクトル拡散トランシーバ構成部
品は特定用途向け集積回路(ASIC)チップを用いる
安価な方法で実現される。従来、スペクトル拡散通信シ
ステムに付随する相当に独特な信号処理要件のために、
スペクトル拡散トランシーバ構成部品においてASIC
チップを使用しなければならないと見做されてきた。
【0004】特に、スペクトル拡散受信機では、干渉に
対して耐性を有することが設計上の原理である。干渉に
対して耐性を有する設計は、高品位無線機をもたらし、
ネットワーク容量を増大させることができる。スペクト
ル拡散受信機に伴うこのような設計原理は一般的に、常
用の狭帯域無線機の開発に使用される設計原理とは異な
る。
【0005】スペクトル拡散通信システムに付随する相
当に独特な信号処理要件のために、従来は、スペクトル
拡散受信機を開発する場合に標準的なデジタル信号処理
技術を使用することはできなかった。デジタル信号処理
技術はローバスト受信機を生じさせる強力な信号調整及
び処理アルゴリズムを使用可能にするので、このデジタ
ル信号処理技術が使用できないということは常用のスペ
クトル拡散受信機の大いなる欠点である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は包括的な汎用スペクトル拡散デジタル信号プロセッサ
(DSP)を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題は、本発明のス
ペクトル拡散通信システムで使用されるスペクトル拡散
受信機により解決される。本発明の受信機はアナログス
ペクトル拡散信号を受信するための、及び受信したアナ
ログ信号をデジタル信号に変換するためのアナログ/デ
ジタル変換器を有する。受信されたアナログ信号は、変
動性信号強度の複数のメイン及びマルチパスリターン信
号を包含する。
【0008】スペクトル拡散受信機はレイク(Rake)受信
機と、アナログ/デジタル変換器に結合された周波数オ
フセット訂正デバイスも有する。この周波数オフセット
訂正デバイスは、周波数訂正項信号に応じてデジタル信
号を変更し、それにより、受信アナログ信号における周
波数オフセットを訂正する。
【0009】最強の信号強度を有するM個のメイン及び
マルチパスリターン信号を識別するために、スペクトル
拡散受信機は変更されたデジタル信号全体をサーチす
る。識別されたメイン及びマルチパスリターン信号は所
定の最尤技術に従って処理され、これにより、極大比率
結合重み係数,搬送波位相訂正項及び周波数訂正項信号
を発生する。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明を具体的に
説明する。
【0011】1.本発明の概要 本発明は完全にデジタルの、好ましくはMPSK(マル
チプル・フェーズ・シフト・キーイング)ダイレクトシ
ーケンススペクトル拡散受信機に関する。本発明のスペ
クトル拡散受信機はCDMA(コード分割マルチアクセ
ス)セルラ及びコードレス電話用途で使用することが好
ましい。しかし、本発明のスペクトル拡散受信機は他の
タイプの通信用途で使用することもできる。
【0012】好ましくは、本発明のスペクトル拡散受信
機は、最尤(ML)原理に基づく、位相推定,周波数推
定,レイク分岐結合及びPN(疑似ノイズ)コードトラ
ッキングなどの様々なデジタルアルゴリズムを用いて実
現する。これらのアルゴリズムは数値複雑性が低く、極
めて標準的な受信機アーキテクチャを生じる計算構造を
有する。
【0013】2.スペクトル拡散受信機により受信され
る信号の説明 本発明のスペクトル拡散受信機により送信され、かつ、
スペクトル拡散受信機により受信される複素数アナログ
信号について説明する。この複素数アナログ信号が発生
され、かつ、スペクトル拡散受信機に送信される方法に
ついても説明する。
【0014】スペクトル拡散通信システムは多数の公知
文献に記載されている。例えば、プロアキス(Proakis)
著の“デジタル通信”(1991年マグローヒル出版発
行)及びシモン(Simon)ら著の”スペクトル拡散通信シ
ステム”(1989年コンピュータサイエンス出版発
行)などに開示されている。デジタル情報の伝送用に使
用されるスペクトル拡散通信信号の特徴はその大きな帯
域幅Wである。この帯域幅Wは情報速度R(ビット/
秒)よりも遥かに大きい。
【0015】従って、スペクトル拡散信号に関する帯域
幅拡張係数L=W/Rは1よりも遥かに大きい。これら
の信号に固有の大冗長性は、無線及び衛星チャネルによ
るデジタル情報の伝送において遭遇する過酷なレベルの
干渉を克服しなければならない。更に、信号の疑似ラン
ダム構造は、この信号をランダムノイズと同様に出現さ
せ、本発明のスペクトル拡散受信機以外の受信機では復
調させることが困難である。
【0016】ダイレクトシーケンススペクトル拡散(D
S−SS)変調は一般的に周知である。DS−SSで
は、搬送波はデータストリームによる変調の前に、先ず
疑似ランダム波形(別名、疑似ノイズ(PN)波形とも
呼ばれる)により変調される。PN波形は一連のビット
(チップと呼ばれる)からなる。各継続時間はTc<Tb
(ここで、Tcは或るチップの周期であり、Tbは或る記
号またはボーの周期である)である。通常、1ビット周
期は数百チップ以下を包含する。伝送されるダイレクト
シーケンススペクトル拡散信号s(t)は下記の数式1
により記載することができる。
【0017】
【数1】
【0018】記号周期がTb秒の場合、dkは{ej2π
m/M}の値をとる(ここで、0≦m≦M−1(Mに関す
るPSKの場合)である)。ω0は搬送波周波数を示
し、Esは信号エネルギであり、ckは±1−評価Lチッ
プ長拡散(PN)コード(但し、チップ時間Tc=Tb
L秒である)である。従って、元のデータスペクトルは
L分の1だけ周波数が拡散され、スペクトル拡散信号を
生じる。PNコードによる伝送データの多重化方法は一
般的に、信号拡散と呼ばれる。p1(t)及びp2(t)
波形は矩形パルス波形及びチップパルス状波形である。
【0019】信号はフェージングマルチパスチャネルを
通過する。フェージングマルチパスチャネルは例えば、
ツーリン(Turin)による“スペクトル拡散非マルチパス
技術の紹介及びその市内デジタル無線への応用”(Pro
c.IEEE,68巻,328〜353頁,1980年発行)
などのような多数の公知文献に記載されている。信号r
(t)は本発明のスペクトル拡散受信機により受信され
る複素数アナログ信号である。復調(位相同期ではな
い)後、信号r(t)は下記の数式2により示される。
【0020】
【数2】
【0021】(前記式中、Δfは周波数オフセットであ
り、φはランダム初期位相であり、n(t)はノイズ
と、チャネルにより導入されたその他の全ての干渉の合
計を示し、ξTcは任意時間基準に対する受信コードオ
フセットである。)ithマルチプルパスに対する複素数
フェージング(fading)処理は複素数フェイザー(phaser)
h(t)=αijθi(式中、αi及びθiは時間と共に
ゆっくりと変化することができる)により特徴付けられ
る。ithチャネルの遅延はτiにより特徴付けられる。
【0022】3.スペクトル拡散受信機の構造と操作 以下、本発明のスペクトル拡散受信機の構造と操作につ
いて詳細に説明する。
【0023】図1は、本発明の好ましい実施例によるス
ペクトル拡散受信機102のブロック図である。受信機
102はアナログ/デジタル(A/D)変換器104,
ダウン変換器106,レイク受信機103及びデータ検
出デバイス(別名、スライサとも呼ばれる)112を有
する。スライサ112は出力信号152を発生する。こ
の出力信号152はMPSK記号/ビットマッパ116
に転送される。MPSK記号/ビットマッパ116は本
発明の受信機102の一部ではない。レイク受信機10
3は、M個のレイクフィンガー108(別名、レイクア
ームとも呼ばれる),疑似ノイズ(PN)発生器122
及びマルチパスダイバーシティコンバイナ/位相推定器
110を有する。
【0024】受信機102は、デジタルフィードバック
ループ130も有する。このデジタルフィードバックル
ープ130は周波数訂正項を示す信号150を発生する
ように動作する。下記で更に詳細に説明するように、周
波数訂正項信号150はダウン変換器106に転送され
る。デジタルフィードバックループ130は周波数オフ
セット推定器114、デジタルフィルタ118及びデジ
タル数値制御(NCO)発振器120を有する。
【0025】図3は受信機102の部分の更に詳細なブ
ロック図である。特に、図3はレイクフィンガー10
8,マルチパスダイバーシティコンバイナ/位相推定器
110及びPNコード発生器122の構造とデータ流れ
特性を示すブロック図である。図3には、スライサ11
2,周波数オフセット推定器114及びMPSK記号/
ビットマッパ116も図示されている。
【0026】本発明のスペクトル拡散受信機102の動
作を図8を参照しながら説明する。図8は本発明の動作
を示す流れ図702である。流れ図702はステップ7
04で始まる。ステップ704の制御は即座にステップ
706に移行する。
【0027】ステップ706において、アナログ/デジ
タル(A/D)変換器104は複素数アナログ信号15
4を受信する。A/D変換器104は複素数アナログ信
号154を複素数デジタル信号156に変換する。ステ
ップ706は図4及び図5のステップ406に関連して
下記において更に詳細に説明する。
【0028】受信機102で受信された信号の周波数は
元々の伝送信号の周波数からずれている。この周波数オ
フセットは様々な原因により生じる。例えば、周波数オ
フセットは、受信機102における基準周波数が送信機
(図示されていない)における周波数と異なる場合に生
じる。また、周波数オフセットは、受信機102又は送
信機(図示されていない)が空間中を移動し、それによ
りドップラ周波数オフセットが発生する場合に生じる。
更に、周波数オフセットは受信機102の基準周波数発
振器(図示されていない)におけるドリフトによっても
生じる。
【0029】ステップ708において、ダウン変換器1
06は複素数デジタル信号156を受信し、この複素数
デジタル信号156を変更し、受信機102で受信され
た信号内の周波数オフセットを訂正する。ダウン変換器
(コンバータ)106は、デジタルフィードバックルー
プ130(下記で説明する)により発生された周波数訂
正項信号150を用いて複素数デジタル信号156を変
更することにより周波数オフセット訂正を行う。ステッ
プ708は、図4及び図5のステップ408に関連して
下記において更に詳細に説明する。
【0030】ローカルPNコード発生器122は着信コ
ードの位相と同期されなければならない。このような同
期は、未知コード位相を即座に捕捉し、次いで、このコ
ード位相を数分の1のチップ範囲内で追跡するために、
捕捉システム及び追跡システムの両方を必要とする。捕
捉は、マルチパス探索アルゴリズム(下記で説明する)
を用いて行うことが好ましい。マルチパス探索アルゴリ
ズムはレイクフィンガー108のうちの一つを用いて実
現することが好ましい。レイクフィンガー309を用い
ることが好ましい。レイクフィンガー309は以下、捕
捉レイクフィンガー309と呼ぶ。
【0031】従って、ステップ710において、受信器
102は捕捉モード又は追跡モードの何れを入力するか
決定する。同期及び全ての事後操作は大きな周波数オフ
セットの存在で著しく悪くなる。従って、ステップ71
0を実行する前に、受信機102はステップ708を実
行する。ステップ708において、ダウン変換器106
は受信信号(前記で説明したような信号)中の全ての存
在しうる周波数オフセットを補正する。ステップ710
は、図4及び図5のステップ412に関連して下記にお
いて更に詳細に説明する。
【0032】ステップ710において、受信機102が
捕捉モードの入力を決定すると、その後ステップ712
が実行される。ステップ712において、PNコード発
生器122と共に捕捉レイクフィンガー309は、受信
信号のM個の最強メイン及びマルチパスリターンを探索
することにより、受信信号のコード位相を探索する。ス
テップ710を実行するために、相関操作を使用するこ
とが好ましい。
【0033】更に詳細には、ステップ710において、
受信機102は受信信号のM個の最強メイン及びマルチ
パスリターンを推定する。これは、受信信号を或る期間
中(好ましくはWチップ期間の継続時間中)観察し、そ
して、信号強度に基づいてM個の信号経路を選択するこ
とを含む。この推定手順の結果は、実際のマルチパス遅
延τi及びこれらの相対重みαi(ここでi=1,
2,...Mである)の受信機の推定値に対応する順序
付対^τi及び^αiのリストである。その後、受信機1
02はこれらの^τを使用し、M個のコード発生器を駆
動するために推定する。M個のコード発生器はレイクフ
ィンガー108を供給し、これにより集合体受信信号を
M回デスプレッディング(despreading)する。各レイク
デスプレッディングアーム(又はフィンガー)は別々の
コード位相に対応する。ステップ712は、図4及び図
5のステップ414−418に関連して下記において更
に詳細に説明する。
【0034】ステップ710において、受信機102が
追跡モードの入力を決定する場合、ステップ714から
始まる一連のステップが実行される。これらのステップ
は、ステップ712が実行された後でも実行される。
【0035】コード追跡はステップ714で行われる。
特に、ステップ714において、レイクフィンガー10
8は閉ループ操作により最適な可能波形同期を連続的に
維持する。特に、各M個のレイクフィンガー108は数
分の1のチップ範囲内で各コードを追跡する。ステップ
714は、図4及び図5のステップ420に関連して下
記において更に詳細に説明する。
【0036】ステップ716及び718において、受信
機102は、スライサ112が記号決定を行うことがで
きるように、受信信号を変更する。受信機102は最尤
技法を用いる方法で受信信号を変更することが好まし
い。特に、ステップ716において、コンバイナ/位相
推定器110は、搬送波位相推定値及び極大比率結合重
み係数推定値を推定するために、最尤技法を使用する。
ステップ718において、コンバイナ/位相推定器11
0は、スライサ112が記号決定を行うことができるよ
うに受信信号を変更するために、搬送波位相推定値及び
重み係数推定値を使用する。ステップ716及び718
は、図4及び図5のステップ426及び428に関連し
て下記において更に詳細に説明する。
【0037】ステップ720において、スライサ112
はコンバイナ/位相推定器110により発生された信号
を処理し、記号決定を行う。ステップ720は、図4及
び図5のステップ430及び438に関連して下記にお
いて更に詳細に説明する。
【0038】ステップ722において、周波数オフセッ
ト推定器114は最尤技法を使用し、コンバイナ/位相
推定器110により発生された信号を用いて搬送波周波
数オフセット推定値を生成する。この搬送波周波数オフ
セット推定値はデジタルフィルタ118及びNCO12
0により処理され、そして、ダウン変換器106に転送
される。ダウン変換器106はこの処理された搬送波周
波数オフセット推定値(別名、周波数訂正項信号150
とも呼ばれる)を使用し、受信信号の周波数オフセット
を訂正する(これについては前記のステップ708で説
明した)。ステップ722は、図4及び図5のステップ
432−436に関連して下記において更に詳細に説明
する。
【0039】本発明のスペクトル拡散受信機102の動
作について、図4及び図5を参照しながら更に詳細に説
明する。図4及び図5は集合的に、本発明のスペクトル
拡散受信機102の動作を説明する流れ図402を例証
する。
【0040】流れ図402はステップ404で開始さ
れ、制御は即座にステップ406に移行する。
【0041】ステップ406において、アナログ/デジ
タル(A/D)変換器104は複素数アナログ信号15
4(前記で説明した)を受信する。複素数信号は同相及
び直交成分として、あるいは振幅及び/又は位相成分と
してデジタル領域で示すことができる。特定の機能を実
行しながらこれら成分間で変換することが有用でること
を証明する。(ビテルビ(Viterbi)らの“PSK変調搬
送波位相の非線形推定とバーストデジタル伝送への応
用”,IEEE Trans. on Info. Theory, 543〜551
頁(1983年)参照)説明の便宜上、ここで述べる複
素数信号は、特に断らない限り、I/Q(同相/直交)
信号表示を使用するものと見做す。
【0042】A/D変換器104は複素数アナログ信号
154を複素数デジタル信号156に変換する。特に、
A/D変換器104は、好ましくは数倍のチップ速度で
I/Q信号154を過剰サンプリングする。ナイキスト
理論によれば、アナログスペクトル拡散信号154をデ
ジタル領域に正確に導入するのに必要な最小サンプリン
グ速度は2/Tc(すなわち、チップ周期当たり2サン
プル)である。
【0043】A/D変換器104により発生され、か
つ、(ダウン変換器106により処理された後)最後に
レイクフィンガー108により受信される、複素数デジ
タル信号156は下記の数式3により表すことができ
る。
【0044】
【数3】
【0045】好ましくは、記号決定は記号速度Tbとし
て、レイクフィンガー108の出力について決定する。
A/D変換器104からレイクフィンガー108の出力
まで、サンプル速度は好ましくは、M/Tcである。し
かし、レイクフィンガー108以後のサンプル速度は1
/Tb(記号速度)であることが好ましい。
【0046】ステップ408において、ダウン変換器1
06は複素数デジタル信号156を受信する。ダウン変
換器106は複素数デジタル信号156の周波数を自動
的に制御することができる。換言すれば、ダウン変換器
106は周波数オフセット訂正を行う。好ましくは、ダ
ウン変換器106は、デジタルフィードバックループ1
30(下記で説明する)により発生された周波数訂正項
信号150を用いて複素数デジタル信号156を変更す
ることにより周波数オフセット訂正を行う。好ましく
は、ダウン変換器106は、周波数オフセット訂正を行
うために、複素数デジタル信号156を複素数乗算す
る。
【0047】ステップ410において、ダウン変換器1
06からの出力信号は各レイクフィンガー108に転送
される。図3に示されるように、各レイクフィンガー1
08は乗算器312と積分器306からなる。これらの
組合せは相関器とも呼ばれる。
【0048】レイク通信システム及び構成部品は一般的
に周知であり、ツーリンの前掲書の“スペクトル拡散非
マルチパス技術の紹介及びその市内デジタル無線への応
用”と題する論文など多数の公知文献に開示されてい
る。本発明のレイク受信機103は常用のレイク受信機
と同様なものであるが、本発明のレイク受信機103は
フィードフォーワード及びフィードバック推定器114
及び310と共に動作する。また、レイク受信機103
は全てデジタル部品で構成することが好ましい。前記の
ように、乗算器314と相関器308からなる、レイク
受信機103のうちの一つのフィンガー309はコード
同期操作用に使用される。特に、この捕捉レイクフィン
ガー309はマルチパス探索及び捕捉操作を行う。レイ
クフィンガー103の動作はステップ412を先に検討
してから、下記で詳細に説明する。
【0049】ステップ412は、ダウン変換器106か
らの出力信号がステップ410でレイクフィンガー10
8に転送された後に行われる。ステップ412におい
て、同期モードが入力される。本発明の好ましい実施例
によれば、同期処理はコード捕捉段階とコード追跡段階
の2段階で行われる。
【0050】最初に電力が受信機102に印加される
と、コントローラは、受信機がコード捕捉段階へ入るべ
きことを決定する。受信されたPNシーケンスが、小さ
な相対的タイミングオフセットの範囲内で、ローカルP
Nシーケンスと同期されると(この同期については下記
で詳細に説明する)、コントローラは、選択されたコー
ド位相に対応するレイクフィンガーがコード追跡段階へ
入るべきことを決定する。この同期がM個のフィンガー
まで維持される限り、全受信機102はコード追跡段階
に止まる。このような同期が失われると、コントローラ
は、受信機102がコード捕捉段階に再度入るべきこと
を決定する。
【0051】捕捉モード又は追跡モードの何れに入るか
決定するシステム及び方法は周知であり、これらの周知
のシステム及び方法の何れも本発明の受信機102と併
用することができる。好ましくは、コントローラは捕捉
モード又は追跡モードの何れに入るか次のように決定す
る。
【0052】受信機102が通電されると、一つの相関
器309を探索アルゴリズムと共に併用し、別のマルチ
パスに対応するコード位相を探索する。相関器による閾
値試験出力に基づき、コントローラはレイクフィンガー
を捕捉モード又は追跡モードの何れかにセットする。追
跡モードに設定される場合、平均化処理と共に第2の閾
値試験を使用し、追跡モードのまま止まるか、又は捕捉
モードに戻るか何れか決定する。
【0053】ステップ412において、コントローラ
が、受信機102が捕捉モードに入るべきことを決定す
ると、ステップ414〜418が実行される。捕捉モー
ド中(すなわち、ステップ414〜418の処理中)、
捕捉レイクフィンガー309は、受信PNシーケンス
(すなわち、複素数アナログ信号154に元々含まれて
いたPNシーケンス)を、PNコード発生器302によ
り発生されたローカルPNシーケンスと同期させる。受
信PNシーケンスは小さな相対的タイミングオフセット
内、好ましくは、数分の1のコードチップ未満内に、ロ
ーカルPNシーケンスと同期される。
【0054】更に詳細には、捕捉モード中に、捕捉レイ
クフィンガー309はPNコード発生器122と相互作
用し、M個の最強パスを推定する。これは、所定期間
(好ましくは、継続期間中のWチップ期間)中、(A/
D変換器104及びダウン変換器106により処理され
るような)受信信号r(t)154の観察と、信号強度
に基づくM個の信号パスの選択を含む。推定処理の結果
は、実際のマルチパス遅延τi及びこれらの相対重みαi
(ここでi=1,2,...Mである)の捕捉レイクフ
ィンガー309の推定値に対応する順序付対(^τi
^αi)のリストである。この処理中、捕捉レイクフィ
ンガー309はマルチパス探索モード及び停止(freeze)
モードで動作する。
【0055】次に、ステップ414〜418について詳
細に説明する。
【0056】ステップ414において、コントローラ
(図示されていない)はマルチパス探索アルゴリズム
(下記で説明する)を使用し、M個のコード位相オフセ
ットを発生する。これらのM個のオフセットはMPNコ
ード発生器302に入力される。特に、ステップ414
中は、捕捉レイクフィンガー309はマルチパス探索モ
ードで動作する。マルチパス探索モード中は、レイクフ
ィンガー309に付属されるPNコード発生器302は
基準位相τ0(すなわち、主受信パスに対応するコード
位相)を選択し、コード位相τ0+kΔτを試験する。
kは1,2,...WTc/Δτに亙って変化する。
【0057】従って、Wチップ期間の試験の継続期間ま
での遅延ウィンドウがカバーされる。試験された各遅延
値について、捕捉レイクフィンガー309は数チップ期
間にわたってこの位相に止まる。捕捉レイクフィンガー
309により発生された値は最初に閾値と比較され、そ
の後、M個の最大信号を発生した遅延と比較される。M
個の最大遅延^τiは図示されていないランダムアクセ
スメモリ(RAM)に記憶される。これはkの全てのW
c/Δτ値について続けられる。ステップ416及び
418はkの可能な値の始めから終わりまでのステップ
に関する。
【0058】ステップ416において、マルチパス探索
論理/PN発生器304,302は異なるオフセットを
有するコードを発生し、その後、このコードを使用し、
捕捉レイクフィンガー309の出力からの強力な信号リ
ターンを探索する。可能性のあるコード位相位置を試験
するために、正確なDTc秒が必要である。Dは所定
の、処理系依存性の整数値である。DTc秒の最後の時
点で、捕捉レイクフィンガー309内の結果はレジスタ
608(図7参照)にダンプされる。この時点で、受信
信号のDTc秒は受信機102に対して喪失される。
【0059】試験される遅延^τiの次の値は信号の次
のDTc秒を使用する。^τiのどの値が試験されるか
は探索戦略(前記に説明した)により左右される。好ま
しくは、マイクロコード化されたものである。ステップ
416を実行するのに必要な唯一の信号処理装置は捕捉
レイクフィンガー309であり、探索戦略を実行するた
めに若干の付属制御論理を伴う。最強の相関を発生した
M個の遅延^τiだけがRAMに記憶される。ステップ
416の結果として、各レイクアームに関するPNコー
ド発生器302は適正なコード位相と共にローカルコー
ドを発生するのに必要なコードタイミング情報を有す
る。このため、M個の分岐処理及びマルチパス結合を行
うことができる。
【0060】ステップ418において、M個の最大マル
チパス遅延が選択され、そして、M個のコード発生器3
02はこの時点で停止される(すなわち、停止モードに
置かれる)。停止モードでは、探索回路は電力を節約す
るために閉鎖される。特に、ステップ418中に、ステ
ップ416からの遅延^τiを使用してM個のコード発
生器302を駆動し、ローカルPNコードシーケンスを
発生する。これらのローカルPNコードシーケンスはレ
イクフィンガー108に入力される。これにより、集合
体受信信号をM回デスプレッディングする。各レイクデ
スプレッディングフィンガー108は別のマルチパス遅
延に対応する。
【0061】ステップ412において、受信機420が
追跡モードに入るべきことをコントローラが決定する場
合、ステップ420から始まる一連のステップが行われ
る。ステップ418が行われた後でも、これらのステッ
プは実行される。
【0062】コード追跡はステップ420において行わ
れる。特に、ステップ420において、レイクフィンガ
ー108は閉ループ操作により最適可能性波形同期を継
続的に維持する。特に、各M個のレイクフィンガー10
8は数分の1のチップ内に各コードを追跡する。
【0063】本発明のステップ420を実行するため
に、周知の任意のコード追跡システム及び/又は方法を
使用できる。しかし、好ましくは、ステップ420にお
けるコード追跡は非コヒーレントピーク検出器502と
追跡回路を併用して行う。追跡回路は各レイクフィンガ
ー108内の閾値検出器307からなる。
【0064】図6はピーク検出器502のブロック図で
ある。ピーク検出器502は非コヒーレントI/Q相関
器522を含む。このI/Q相関器522は3個の入力
端を有する。I/Q相関器522は捕捉レイクフィンガ
ー309に結合された乗算器314/積分器308を示
す。ローカルコード信号はコード発生器302により発
生され、厳密にTc/2のうちに局所的に発生された受
信コードのレプリカを示す。ローカルコードはTc間隔
で離隔された1−ビットサンプルを有する。
【0065】RX_SIG信号は受信信号を示す。この
信号はI/Tc間隔で離隔された2個のB−ビットサン
プル(I,Q)としてRAM(図示されていない)に記
憶される。INT_DUMP信号は2進波形であり、集
積操作を開始する時点及び結果(ラッチ)をレジスタ
(図示されていない)にダンプする時点に関するタイミ
ング情報を供給する。
【0066】ピーク検出器502の出力は統計的なSi
2+Sq2であり、これは同相及び直交相関器出力の2乗
値の合計である。追跡モードにおいて、レイク受信機1
03は、非コヒーレントピーク検出器502からのピー
クに対応する受信信号のM個の可能性分数−Tc位相の
うちの一つを選取する。このピークは全ての記号周期に
出現する。
【0067】追跡回路が相関器出力ピークに対してロッ
クされる場合、ウインドウは検出器502により使用さ
れ、決定サンプルが選択され、そして、必要ならば、コ
ードシーケンス発生器クロック(図示されていない)に
対して微小なトラッキング訂正を行うためにコードシー
ケンスタイミングを導出する。ウインドウ内で、適応閾
値コントロールを用いて閾値検出器307により閾値試
験が行われる。閾値試験の結果は、別のタイミング位相
を選択するか、又はタイミング位相を変化させないまま
保持するために使用される。
【0068】非コヒーレントピーク検出器を使用する追
跡回路はサブラマニアン(Subramanian)の“スペクトル
拡散受信機用の同期システム”(1991年に米国バー
クレイに所在のカリフォルニア大学EECS学部に提出
された理学博士論文)に詳細に開示されている。
【0069】図4及び図5を再び参照する。ステップ4
22において、レイクフィンガー108からの出力信号
は記号速度離隔サンプルに対してサンプラー350によ
り分割される(すなわち、サンプリング速度が変更され
る)。
【0070】ステップ424において、サンプラー35
0からの出力信号は最尤(ML)位相及び重み係数推定
器310に転送される。サンプラー350からの出力信
号は乗算器316へも転送される。
【0071】ステップ426において、ML位相推定器
310は各々、M個のレイクフィンガー108のうちの
一つについて搬送波位相と重み係数を生成する。ステッ
プ426中において、本発明の受信機102は各デスプ
レッド(despread)レイクフィンガー108を計量し、コ
ヒーレント的に結合する。コヒーレント的に結合するた
めに、受信機102は、ithマルチプルパス内のθi
信信号の位相を推定し、搬送波位相を示す^θiを生成
する。信号を計量するために、最大比率結合ルールが使
用される。各レイクチャネルアーム108(又はフィン
ガー)はこのチャネル内の利得αiに応じて計量され
る。ここで、チャネルiは^αiにより計量される。
【0072】ステップ426における受信機102の動
作を以下詳細に説明する。
【0073】信号をコヒーレント的に受信するために、
搬送波位相は、結合前に各レイクフィンガー108につ
いて推定されなければならない。位相ベクトル,バーθ
=(θ1,θ2,...θL)及び減衰ベクトル、バーα
=(α1,α2,...αL)を検討する。最適受信機は
条件付き確率密度関数(p(バーr|ak,バーα,バ
ーθ,Δf)を最大化する。この条件付き確率密度関数
(p(バーr|ak,バーα,バーθ,Δf)は観察間
隔中の、特定の観察バーr=(r1(t),r
2(t),...,rL(t))に関する最尤関数である
(プロアキスの前掲書の“デジタル通信”参照)。観察
間隔中の受信信号のN観察(すなわちNサンプル)を検
討する。本発明は、幾つかの記号周期にまたがる観察間
隔中、チャネルは時間不変性であり、位相ベクトルθi
の成分は相互に独立しているものと仮定する。
【0074】これらの仮定の下で、各ML位相推定器3
10は、L(バー^θ)=max{L(バー^θ)}
(ここで、前記式中の(バー^θ)は獲得することがで
きる全ての可能値(バーθ)の集合を示す)を解くこと
により(バーθ)の(バー^θ)を得る。
【0075】これは、時間kにおけるcos()及びs
in()について次の数式4及び数式5で示されるよう
な解を与える。
【0076】
【数4】 及び
【数5】
【0077】定数Aは、推定値がcos(^θi)及び
sin(^θi)に比例することを示す。
【0078】ステップ430におけるスライサ112に
より行われる判断指向スキームを使用し、d(k)に関
する値を得る。これにより、時間kにおける推定値は先
行のN記号に基づくことができる。これは、下記の数式
6を読み出すために及び同様に虚数項について、前記の
合計の引数を変更する。
【0079】
【数6】
【0080】ここで、前記数式6において^d(k−
m)はm記号前のスライサ112の出力を示す。
【0081】従って、各位相推定器310は時間kにお
ける数式7の搬送波位相訂正項vi(k)の推定値を発
生する。
【0082】
【数7】
【0083】ステップ428において、ML訂正サンプ
ルは計量のために、乗算器316のような極大比率コン
バイナーに入力される。すなわち、受信拡散信号に適用
される位相訂正及び計量は、下記の数式8に従って乗算
器316を用いて信号ri(k)と信号vi *(k)を複
素数乗算することにより行われる複素数プレーンの回転
を必要とする。
【0084】
【数8】
【0085】信号yi(k)は乗算器の出力を示す。ま
た、ステップ428において、信号yi(k)は下記の
数式9で示されるように、極大比率ダイバーシティーコ
ンバイナーのような加算デバイスで加算される。
【0086】
【数9】
【0087】次に、ステップ428について詳細に説明
する。
【0088】レイク受信機108の根元をなす原理は、
出力統計量の信号対ノイズ(S/N)比を最大にするた
めに、結合前のithマルチパスの極大比率計量である。
これは、例えば、プロアキスの前掲書の“デジタル通
信”に詳述されている。これを行うために、ithレイク
分岐はパスαiの強度に応じて計量されなければならな
い。複素数ベクトルが生成される場合、本発明の位相推
定器310は各々、桁移動子としてαiを与える。(ス
ライサ112から位相推定器310までのフィードバッ
クラインで示されるように)位相推定器310の計算は
決定指向スタイルで行われるので、このαiの値は、ス
ライサ112による決定^d(k)に誤りがない限りに
おいてのみ正確である。
【0089】従って、ステップ428において、ith
イクアーム108は回転されるだけでなく、その強度に
応じて計量もされる。これは正に最大比率結合に必要な
ものである。本発明のML位相推定器310は各レイク
アーム108について結合係数を生成する。従って、チ
ャネル利得推定器としても機能する。これは平面(すな
わち、I/Q)技法を使用するためにのみ可能であっ
た。
【0090】ステップ430において、加算器318の
出力はスライサ112のような決定デバイスに入力され
る。加算器318のこの出力は、A/D変換器104,
ダウン変換器106,レイクフィンガー108及びコン
バイナ/位相推定器110(前記に説明した通りのもの
である)により処理されるような、送信機(図示されて
いない)から送信され、受信機102により受信される
信号を示す。送信機から受信機102に送信される信号
はノイズにより或る程度まで悪化される。従って、受信
信号は送信機により送信された信号の悪化表示である。
【0091】ステップ438において、スライサ112
は加算器318から受信した信号を処理し、記号決定を
行う。前記のように、受信信号は送信機により送信され
た信号の悪化表示である。ステップ438において、ス
ライサ112は基本的に、受信信号の記号内容に関する
推定を行う。スライサの構造及び動作は周知であり、任
意の周知のスライサを本発明の受信機102で使用でき
る。ステップ438を行った後、制御はステップ406
に戻る。
【0092】ステップ432で始まる一連のステップは
ステップ430を実行した後からも処理される。(これ
らのステップはステップ438の処理と同時に処理され
ることが好ましい。)これらのステップにおいて、受信
機102は受信信号における全ての起こり得る周波数オ
フセットを補償する。周波数オフセットはM個の分岐信
号分割の前に“導入”されるので、全ての周波数オフセ
ットは各レイクアーム108において等しくそれ自体を
明示する。
【0093】従って、受信機102は全ての周波数オフ
セットΔfを推定し、周波数追跡システムにより、緩慢
に変化する周波数ドリフトを追跡しなければならない。
ステップ432において、受信機102は周波数オフセ
ットΔfを推定する。ステップ434及び436におい
て、受信機102は推定周波数オフセットを処理し、こ
れらの処理推定周波数オフセットをダウン変換器106
へ転送する。前記のように、ステップ408においてダ
ウン変換器は受信信号の周波数オフセットを補償するた
めに、処理された推定周波数オフセットを使用する。次
に、ステップ432〜436を詳細に説明する。
【0094】ステップ432において、スライサ112
の出力を受信するML周波数オフセット推定器114は
周波数オフセットエラー推定値を生成する。このステッ
プ432について下記で詳細に説明する。
【0095】周波数オフセット推定器114は最尤(M
L)推定値を決定し、その後、最尤推定器を用いことに
より動作し、周波数オフセットを訂正することが好まし
い。ML推定値^Δfは下記の数式10を解くことによ
り得られる。
【0096】
【数10】
【0097】前記数式10において、バーΔfはΔfが
とることができる全ての可能値の集合を示す。
【0098】本発明ではΔfTs≪1と仮定する。
(1)充分に大きなS/N比の信号が必要であり、また
(2)周波数オフセットΔfの効果が全てのアームで同
一なので、極大比率結合レイク出力信号について観察が
行われる。NFサンプルが推定観察周期内に観察され
る。
【0099】対数最尤の導関数をとり、位相推定器31
0について述べた様式と同じ様式で処理すると、推定値
^Δfは下記の数式11により与えられる。
【0100】
【数11】
【0101】前記数式11は下記の数式12のように記
載することができる。
【0102】
【数12】
【0103】この計算はアキュムレータを必要とする。
【0104】この結果は下記の数式13のように記載す
ることもできる。
【0105】
【数13】
【0106】この数式13ではアキュムレータ,割算及
びアークタンジェント処理と、これに続く別の割算を含
む。アークタンジェント0に関する可能な領域は−∞〜
∞の範囲に及び、その範囲は(−π/2,π/2)に限
定されるので、高精度がΔfTs≪1の範囲に限定され
れば、アークタンジェントに関するテーブル検索は実行
可能であろう。これは、周波数オフセット推定器114
が正確な推定値を生成する或る範囲の周波数オフセット
を意味する。
【0107】前記のように、ステップ434及び436
において、受信機102は推定周波数オフセットを処理
し、これら処理された推定周波数オフセットをダウン変
換器106へ転送する。次に、ステップ434及び43
6について詳細に説明する。
【0108】ステップ434において、周波数エラー推
定を示す信号はデジタルフィルタ118に転送される。
デジタルフィルタ118を使用し、ノイズにより過度に
悪化されていない推定値を供給するために、周波数エラ
ー信号をローパスフィルタで濾波する。
【0109】ステップ436において、濾波された周波
数エラー推定値を示す信号はデジタルフィルタ118か
らNCO120へ転送される。NCO120は濾波され
た周波数エラー推定値を使用し、周波数訂正項を生成す
る。NCO120はフィルタ118の出力から周波数制
御ワード(word)を受信する。このワードは下記の数式1
4により記載される。
【0110】
【数14】
【0111】前記数式14において、f()は処理系依
存数学関数である。f()の結果はNCO120へ入力
され、e-j2π^Δf(k)を生成する。ダウン変換器10
6は一つの入力としてこの信号と、受信入力信号をと
り、そしてこれらを複素数乗算し、訂正された周波数オ
フセットを有する出力信号を生成する。
【0112】周波数訂正項を示す信号150はダウン変
換器106へ転送される。前記のように、ステップ40
8において、ダウン変換器106は、NCO120によ
り発生された周波数訂正項信号150を使用して複素数
デジタル信号156を変更することにより周波数オフセ
ット訂正を行う。好ましくは、ダウン変換器106は周
波数訂正項を使用して複素数デジタル信号156を複素
数乗算し、周波数オフセット訂正を行う。
【0113】ステップ436を実行した後、制御はステ
ップ406に戻る。
【0114】4.相関器 前記のように、各レイクフィンガー108は、乗算器3
12,314及び積分器306,308からなる相関器
を有する。これらの相関器について以下詳細に説明す
る。
【0115】受信機のローカルコードははチップの1−
ビットシーケンス(+1及び−1を示す)として記憶さ
れるので、制御信号として機能するローカルコードビッ
トと共に受信B−ビットA/Dサンプル(速度M/Tc
における)が累算され、A/D出力ワードのサインビッ
トをトグルする。これは図7に示されている。図7は、
本発明の好ましい実施例による相関器602のブロック
図である。相関器602はサイン制御回路604(乗算
器312,314を示す),アキュムレータ606(積
分器306,308を示す)及びレジスタ608を含
む。
【0116】B=1及びM=2を使用し、I/Q相関器
ブロック(すなわち2個の相関器)についてGcゲート
が必要である場合、チップ毎にM個のサンプルを使用す
るB−ビット幅信号についてGcBMゲートが必要であ
る。これについては、サブラマニアンの前掲書の“スペ
クトル拡散受信機用の同期システム”に詳述されてい
る。
【0117】様々な種類のデータ転送速度にまたがるこ
とができるようにするため、ビット−パラレル法を使用
することが好ましい。ビットパラレル構造は入力サンプ
ル速度でクロックすることができる。これにより、高デ
ータ転送速度が可能になる。低転送速度音声のような低
データ転送速度用途の場合、ビットパラレル法を使用す
る必要はない。結局、ビットパラレル構造は受信機が相
関と累算を連続的に実行できるようにし、ハードウエア
構成が若干複雑な場合、乗算器はW(ここで、Wは処理
利得である)倍速くクロックされなければならない。こ
れは電力消費量を増大させる。この正確な増加量はデー
タ転送速度,チッピング速度及び受信機の各セクション
のシステムクロック速度により左右される。
【0118】必要な乗算器クロック速度を低下するため
に、また、これにより電力消費量を低下するために、平
行な2個以上の乗算器ユニットを使用することができ
る。この構成は、必要な乗算器クロック速度を低下させ
るが、ゲートカウントを劇的に増大させる。
【0119】5.最尤推定器の実現 前記の説明から、位相推定器310,コンバイナ318
及び周波数オフセット推定器114により実行される計
算は主に下記の数式15又は数式16の形のものであ
る。
【0120】
【数15】
【0121】
【数16】
【0122】ある場合には、計算はデスプレッドith
ームレイク出力ri(k)を使用する。全ての場合にお
いて、計算構造は明白である。すなわち、計算は複素数
乗算及びアキュムレイターを含む。
【0123】2個の複素数gr+jgi及びtr+jti
与えられたとすると、2個の複素数の積の実数部分は次
の通りである。 Re(gt)=grr−gii また、虚数部分は次の式により示される。 Im(gt)=gri+gir
【0124】位相及び重み係数推定器310及び周波数
オフセット推定器114は積の前記実数又は虚数部分の
N累算を必要とする。これらは本発明の受信機102に
おける計算の大部分を構成する。
【0125】図2は、本発明の位相推定器310及び周
波数オフセット推定器114を実現するのに使用される
好ましい計算ユニット202のブロック図である。計算
ユニット202は拡散スペクトル受信機で必要な非常に
効率的な計算実行を見込む。推定器310,114及び
コンバイナ318により行われる計算は本質的に規則的
なので、単一の計算ユニット202を使用してこれらの
計算を行うことができる。
【0126】受信機102内の任意の点における複素数
サンプルを処理し、計算ユニット202を使用すること
による前記のアルゴリズムにより特定されるような位
相,周波数又はML分岐重みを生成することができる。
【0127】複素数サンプルはI/Q対として、RAM
記憶場所204,210に記憶される。マルチプレクサ
206、212は特定の計測的な瞬間に対応してI又は
Qサンプルを選択し、そしてサンプルを乗算器216
(レジスタ208,214経由)に供給し、続いて累算
器又は加算器222(ラッチ218経由)に供給する。
最初の計算サイクルでは、乗算器216は2個の実数成
分,2個の虚数成分又はクロス積成分の積の何れかを計
算する。次の計算サイクルでは、計算が完了され、複素
数積の結果Re()又はIm()を生成する。
【0128】最後に、マルチプレクサ224及びシフタ
220(カウントを保持する)を含むループカウンタを
使用し、累算器222は例えば、下記の数式17を計算
する。
【0129】
【数17】
【0130】この計算結果は、アークタンジェント検索
テーブルに対する記入項目を生成するために、累算Jサ
ンプルを生じる。
【0131】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
標準的なデジタル信号処理技術を使用できるスペクトル
拡散受信機が得られる。特に、本発明によれば包括的な
汎用スペクトル拡散デジタル信号プロセッサが得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施例によるスペクトル拡散
受信機の構造を示すブロック図である。
【図2】本発明の好ましい計算ユニットの構造を示すブ
ロック図である。
【図3】図1のスペクトル拡散受信機の一部分の構造を
詳細に示すブロック図である。
【図4】本発明のスペクトル拡散受信機の好ましい詳細
な動作を説明する下記の図5と一体的に構成される流れ
図である。
【図5】本発明のスペクトル拡散受信機の好ましい詳細
な動作を説明する前記の図4と一体的に構成される流れ
図である。
【図6】本発明の好ましい実施例による非コヒーレント
ピーク検出器の構造を示すブロック図である。
【図7】本発明の好ましい実施例による相関器の構造を
示すブロック図である。
【図8】本発明のスペクトル拡散受信機の好ましい一般
的動作を説明する流れ図である。
【符号の説明】
102 スペクトル拡散受信機 103 レイク受信機 104 A/D変換器 106 ダウン変換器 108 レイクフィンガ 110 コンバイナ/位相推定器 112 データ検出器(スライサ) 114 周波数オフセット推定器 116 MPSK記号ビットマッパ 118 デジタルフィルタ 120 数値制御発振器 122 疑似ノイズ(PN)コード発生器 130 デジタルフィードバックループ 202 計算ユニット 204,210 RAM記憶場所 206,212 マルチプレクサ 208,214 レジスタ 216 N-ビット乗算器 218 ラッチ 220 シフタ 222 加算機 224 マルチプレクサ 309 捕捉レイクフィンガ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナログスペクトル拡散信号を受信し、
    前記受信アナログ信号をデジタル信号に変換するアナロ
    グ/デジタル変換器(104)と,前記受信アナログ信
    号は変動信号強度の複数のメイン及びマルチパスリター
    ン信号を有する,周波数訂正項信号(150)に応じて
    前記デジタル信号を変更し、それにより前記受信アナロ
    グ信号内の周波数オフセットを訂正する、前記アナログ
    /デジタル変換器に結合された、周波数オフセット訂正
    デバイス(106)と,前記変更デジタル信号を受信
    し、かつ、最強の信号強度を有するM個の前記メイン及
    びマルチパスリターン信号を識別するために前記変更デ
    ジタル信号を探索する探索手段(103)と,所定の最
    尤技術により前記識別メイン及びマルチパスリターン信
    号を処理し、これにより前記周波数訂正項信号を発生す
    る、前記探索手段及び前記周波数オフセット訂正デバイ
    スに結合された、処理手段(120,118,114)
    とからなるスペクトル拡散受信機。
  2. 【請求項2】 前記探索手段は、複数の相関器からな
    り、各相関器は前記受信アナログ信号の前記メイン及び
    マルチパスリターン信号のうちの或る信号に関する信号
    強度情報を累算し,前記スペクトル拡散受信機は、複数
    の疑似ノイズ(PN)コード発生器も包含し、各PNコ
    ード発生器は前記相関器のうちの一つに結合されてい
    る,前記PNコード発生器は、異なるオフセットを有す
    るPNコードを発生する手段からなり、前記PNコード
    は前記相関器により累算された値を比較され、それによ
    り、最強の信号強度を有するM個の前記メイン及びマル
    チパスリターン信号を識別することからなる請求項1の
    スペクトル拡散受信機。
  3. 【請求項3】 前記処理手段は、所定の最尤技術により
    前記識別メイン及びマルチパスリターン信号を処理し、
    それにより前記識別メイン及びマルチパスリターン信号
    に関する搬送波位相訂正推定値及び重み係数を発生す
    る、前記探索手段に結合された、複数の位相推定器から
    なる請求項1のスペクトル拡散受信機。
  4. 【請求項4】 前記処理手段は、前記識別メイン及びマ
    ルチパスリターン信号を前記搬送波位相訂正推定値の関
    数として変更することにより前記識別メイン及びマルチ
    パスリターン信号内の各位相オフセットを訂正する、前
    記位相推定器に結合された、複数の位相訂正手段も有す
    る請求項3のスペクトル拡散受信機。
  5. 【請求項5】 前記処理手段は、信号強度に応じて前記
    位相訂正されたメイン及びマルチパスリターン信号を計
    量するために前記重み係数を使用する、前記位相訂正回
    路に結合された、計量手段も有し、 前記処理手段は更に、前記計量されたメイン及びマルチ
    パスリターン信号を結合し、それにより極大比率の結合
    リターン信号を生成する、前記計量手段に結合された極
    大比率ダイバーシティコンバイナも有する請求項4のス
    ペクトル拡散受信機。
  6. 【請求項6】 前記処理手段は、所定の最尤技術により
    前記極大比率結合リターン信号を処理し、それにより前
    記周波数訂正項信号を発生する、前記極大比率ダイバー
    シティコンバイナに結合された、周波数オフセット推定
    器も有する請求項5のスペクトル拡散受信機。
  7. 【請求項7】 前記極大比率結合リターン信号の記号内
    容を推定する、前記極大比率ダイバーシティコンバイナ
    に結合された、スライサを更に有する請求項5のスペク
    トル拡散受信機。
  8. 【請求項8】 (a)変動信号強度の複数のメイン及び
    マルチパスリターン信号を有するアナログスペクトル拡
    散信号を受信するステップと,(b)前記受信アナログ
    信号をデジタル信号に変換するステップと,(c)周波
    数訂正項信号に応じて前記デジタル信号を変更し、それ
    により前記受信アナログ信号内の周波数オフセットを訂
    正するステップと,(d)最強の信号強度を有するM個
    の前記メイン及びマルチパスリターン信号を識別するた
    めに前記変更デジタル信号を探索するステップと,
    (e)所定の最尤技術により前記被識別メイン及びマル
    チパスリターン信号を処理し、それにより前記周波数訂
    正項信号を発生するステップとからなる、スペクトル拡
    散信号の受信方法。
  9. 【請求項9】 ステップ(e)は、 所定の最尤技術により前記被識別メイン及びマルチパス
    リターン信号を処理し、それにより前記被識別メイン及
    びマルチパスリターン信号に関する搬送波位相訂正推定
    値と重み係数を発生するステップと,前記被識別メイン
    及びマルチパスリターン信号を前記搬送波位相訂正推定
    値の関数として変更することにより、前記被識別メイン
    及びマルチパスリターン信号内の各位相オフセットを訂
    正するステップと,信号強度に応じて前記位相訂正メイ
    ン及びマルチパスリターン信号を計量するために前記重
    み係数を使用するステップと,前記計量されたメイン及
    びマルチパスリターン信号を結合し、それにより極大比
    率結合リターン信号を生成するステップとからなる請求
    項8の方法。
  10. 【請求項10】 ステップ(e)は、所定の最尤技術に
    より前記極大比率結合リターン信号を処理し、それによ
    り前記周波数訂正項信号を発生するステップを更に有す
    る請求項9の方法。
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