JP3368875B2 - 周波数オフセット補正システム及び方法 - Google Patents

周波数オフセット補正システム及び方法

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    • H04L2027/0087Out-of-band signals, (e.g. pilots)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動周波数制御回路に関
する。特に、本発明は、CDMA(CodeDivis
ion Multiple Access;符号分割多
元接続)における復調器の自動周波数制御回路(Aut
o Frequency Control:AFC)の
周波数オフセット補正システム及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来のCDMAの受信機の概略構
成を示す図である。本図に示すように、CDMAの受信
機は高周波(RF)信号を受信して中間周波(IF)信
号に変換するダウンコンバータ11と、ダウンコンバー
タ11に接続され中間波信号のスペクトル逆拡散を行う
逆拡散部12と、逆拡散部12に接続され逆拡散された
信号を復調して受信データを形成する復調器13からな
る。従来、CDMAの受信信号は、I−Channel
(同相成分)、Q−Channel(直交成分)をデー
タとパイロトット信号データとでそれそれBPSK(B
inary Phase Shift Keying)
に変調し、これらを重畳してQPSK(Quadri
Phase Shift Keying)に変調し、さ
らに拡散符号で変調した信号である。
【0003】図6は本発明の前提となるCDMAの受信
データを説明する図である。本図に示すように、1フレ
ームはFrame#1、Frame#2、Frame#
3、…、Frame#72からなり、1周期T
Super=720msである。例えば、Frame#
3はSlot#1、Slot#2、Slot#3、…S
lot#15からなり、1周期T=10msである。
【0004】例えば、Slot#3はI−Channe
l、Q−Channelからなり、1周期T=0.6
66msである。I−ChannelはNdataビッ
トのデータ(Data)で構成され、Q−Channe
lはNpilotビットのパイロット(Pilot)信
号データで構成される。
【0005】図7は図6のI−Channel、Q−C
hannelのビットレート、ビット数の関係を説明す
る図である。本図に示すように、Q−Channelの
チャンネルビットレートは固定で、例えば、15kbp
sであり、パイロット信号データのビット数(N
pilot)も固定で、例えば、10ビットである。
【0006】これに対して、I−Channelのチャ
ンネルビットレートは可変で、例えば、15、30、6
0、120、240、480、960kbpsであり、
それぞれに対応してデータのビット数(Ndata)も
可変で、例えば、10、20、40、80、160、3
20、640ビットである。ところで、CDMAにおけ
る復調器のAFCには、受信信号の周波数オフセットの
補正を行う周波数オフセット補正システムが設けられて
いる。
【0007】周波数オフセット補正システムでは、1ス
ロットル分の固定ビットレートのQ−Channelの
パイロット信号データ、可変ビットレートのI−Cha
nnelのデータを蓄積し、復調器のAFCがQ−Ch
annelのパイロット信号データから周波数オフセッ
ト値を推定し、パイロット信号データのビットレートで
受信信号の周波数オフセットの補正が行われる。受信信
号から周波数オフセットを取り除いて復調等が行われる
周波数オフセットの補正についてはCDMA以外にも用
いられており、特開平6−30070号公報に記載され
ている。さらに、受信信号の周波数オフセットの補正の
精度を向上させるために、I−Channelのデータ
のビットレートで周波数オフセットの補正を行うべきで
あるとの要求がある。このため、この推定されたパイロ
ット信号データの周波数オフセット値を利用してI−C
hannelのデータのビットレートで周波数オフセッ
トを補正することが行われる。
【0008】
【発明が解決しょうとする課題】ところで、上記Q−C
hannelのパイロット信号データよりも、I−Ch
annelのデータのチャネルビットレートが高い場
合、1ビット当りの位相ずれΔθを求める時の周波数オ
フセットの打ち切り誤差等が大きくなる。
【0009】上記の周波数オフセットの補正では、パイ
ロット信号データから推定された周波数オフセットにつ
いて、積分動作を行うため、1スロット内で位相ずれΔ
θの加算が行われる。このため、求めた周波数オフセッ
ト値の誤差に対して、I−Channelのデータのチ
ャンネルビットレートが高いほど、チャンネルビット数
が多いため1スロット内で位相ずれΔθの加算する数が
多くなり、積分動作に起因する周波数オフセットの誤差
の影響が大きくなるという問題がある。
【0010】さらに、周波数オフセットの補正では、パ
イロット信号データの周波数オフセットが小さくなる場
合、1シンボル当りの位相ずれの変化量が小さくなるた
め、特に、Q−Channelのパイロット信号データ
の角周波数を固定少数点で処理した場合、さらに、周波
数オフセットの打ち切り誤差が大きくなるという問題が
ある。
【0011】したがって、本発明は上記問題点に鑑み
て、I−Channelのデータのチャンネルビットレ
ートが大きい場合には周波数オフセットの積分動作によ
る誤差を小さくし、且つQ−Channelのパイロッ
ト信号データの周波数オフセットが小さくなる場合には
周波数オフセットの打ち切り誤差を小さくして、周波数
オフセットの補正の精度を向上できる周波数オフセット
補正システム及び方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は前記問題点を解
決するために、ビットレートが可変である同相成分のデ
ータと、直交成分のパイロット信号データとを有する受
信信号の周波数オフセットを補正する周波数オフセット
補正システムにおいて、前記周波数オフセットが小さい
場合には前記パイロット信号データから複数のビット毎
にパイロット位相ずれを推定し、且つ前記パイロット位
相ずれから前記データのデータ位相ずれを1ビット毎に
推定する位相ずれ推定部と、前記位相ずれ推定部で推定
される前記データ位相ずれ、前記パイロット位相ずれを
それぞれ加算し、加算された前記データ位相ずれを選択
し、前記データ位相ずれの選択に加算された前記パイロ
ット位相ずれの選択を割り込ませて選択された位相ずれ
で受信信号の周波数オフセットの補正を行う補正部とを
備えることを特徴とする周波数オフセット補正システム
を提供する。
【0013】この手段により、小さな周波数オフセット
によるパイロットデータ信号を複数ビット単位で位相ず
れを推定するようにしたので、推定位相誤差が大きく、
打ち切り誤差が小さくでき、周波数オフセットの補正の
精度を向上することが可能になった。
【0014】さらに、本発明は、ビットレートが可変で
ある同相成分のデータと、直交成分のパイロット信号デ
ータとを有する受信信号の周波数オフセットを補正する
周波数オフセット補正システムにおいて、前記パイロッ
ト信号データから1ビット毎にパイロット位相ずれを推
定し、前記周波数オフセットが小さい場合には前記パイ
ロット信号データから複数のビット毎にパイロット位相
ずれを推定し、且つ前記パイロット位相ずれから前記デ
ータのデータ位相ずれを1ビット毎に推定する位相ずれ
推定部と、前記位相ずれ推定部で推定される前記データ
位相ずれ、前記パイロット位相ずれをそれぞれ加算して
積分動作を行う加算部と、前記加算部で加算された前記
データ位相ずれ、前記パイロット位相ずれを択一的に選
択し、選択された位相ずれを前記データ位相ずれの前記
加算部の前回加算値とし、選択された位相ずれで受信信
号の周波数オフセットの補正を行うためのセレクタと、
前記位相ずれ推定部からの推定タイミングで加算された
前記データ位相ずれを選択し、前記データ位相ずれの選
択に加算された前記パイロット位相ずれの選択を割り込
ませるように前記セレクタを制御する処理レート制御部
とを備えることを特徴とする周波数オフセット補正シス
テムを提供する。
【0015】この手段により、データのビットレートが
高いときにはデータ位相ずれの誤差の加算がパイロット
位相ずれで補正するようにし、小さな周波数オフセット
によるパイロットデータ信号を複数ビット単位で位相ず
れを推定するようにしたので、打ち切り誤差が小さくで
き、周波数オフセットの補正の精度を向上することが可
能になった。好ましくは、前記位相ずれ推定部は、前記
周波数オフセットが小さくなるにつれて、前記パイロッ
ト位相ずれを推定するための前記パイロット信号データ
の複数のビット数を大きくする。
【0016】この手段により、周波数オフセットが小さ
くなるにつれて1ビット当たりのパイロット信号データ
の推定の位相ずれが小さくなり、パイロット信号データ
の推定位相ずれ自体の打ち切り誤差が大きくなるだけで
はなく、データの推定位相ずれの打ち切り誤差も大きく
なるが、周波数オフセットが小さくなるにつれてビット
数を大きくし、パイロット信号データの推定位相ずれを
大きくすることができるので、誤差を小さくすることが
できる。好ましくは、前記処理レート制御部は、前記デ
ータのビットレートが高くなるにつれて、前記パイロッ
ト位相ずれの選択の割り込みを増やす。
【0017】この手段により、データのビットレートが
高くなるにつれて、データの推定位相ずれの打ち切り誤
差の加算が大きくなるが、パイロット信号データの推定
位相ずれで補正されるので、誤差を小さくすることがで
きる。好ましくは、前記位相ずれ推定部は、同時に、前
記周波数オフセットが小さくなり、前記データのビット
レートが高くなる場合には、前記パイロット信号データ
から複数のビット毎にパイロット位相ずれをだけを推定
し、且つ前記パイロット位相ずれから前記データのデー
タ位相ずれを1ビット毎に推定する。
【0018】この手段により、データのビットレートが
高くなる場合よりも周波数オフセットが小さくなる場合
を優先して誤差を小さくする。パイロット信号データの
位相ずれの誤差が大きくなれば、データの位相ずれの誤
差も大きくなるためである。好ましくは、前記セレクタ
には周波数変換・複素乗算部が接続され、前記周波数変
換・複素乗算部は、前記セレクタで選択された位相ずれ
を同相成分と直交成分の2系統の周波数に変換し、変換
された周波数と受信信号とを複素乗算して前記受信信号
の周波数オフセットを補正し、補正された受信信号が分
岐され前記位相ずれ推定部に入力される。この手段によ
り、周波数オフセットの推定と補正が可能になる。好ま
しくは、符号分割多元接続に前記周波数オフセット補正
システムが使用される。この手段により、本発明の周波
数オフセット補正システムが符号分割多元接続に適用可
能になる。
【0019】さらに、本発明は、ビットレートが可変で
ある同相成分のデータと、直交成分のパイロット信号デ
ータとを有する受信信号の周波数オフセットを補正する
周波数オフセット補正方法において、前記パイロット信
号データから1ビット毎にパイロット位相ずれを推定
し、前記周波数オフセットが小さい場合には前記パイロ
ット信号データから複数のビット毎にパイロット位相ず
れを推定し、且つ前記パイロット位相ずれから前記デー
タのデータ位相ずれを1ビット毎に推定する工程と、推
定された前記データ位相ずれ、前記パイロット位相ずれ
をそれぞれ加算して積分動作を行う工程と、加算された
前記データ位相ずれ、前記パイロット位相ずれを択一的
に選択し、選択された位相ずれで受信信号の周波数オフ
セットの補正を行う工程と、加算された前記データ位相
ずれを前記データ位相ずれの推定タイミングで選択し、
前記データ位相ずれの選択に加算された前記パイロット
位相ずれの選択を割り込ませる工程とを備えることを特
徴とする周波数オフセット補正方法を提供する。
【0020】この手段により、上記発明と同様に、デー
タのビットレートが高いときにはデータ位相ずれの誤差
の加算がパイロット位相ずれで補正するようにし、小さ
な周波数オフセットによるパイロットデータ信号を複数
ビット単位で位相ずれを推定するようにしたので、打ち
切り誤差が小さくでき、周波数オフセットの補正の精度
を向上することが可能になった。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明に係るCDM
Aにおける自動周波数制御回路の周波数オフセット補正
システムの概略構成を示すブロック図である。本図に示
すように、自動周波数制御回路の周波数オフセット補正
システムには加算部1−1、1−2が設けられ、加算部
1−1、1−2は各々の一方にI−Channel(同
相成分)のデータの位相ずれΔθ、Q−Channe
l(直交成分)のパイロット信号データの位相ずれΔθ
をそれぞれ入力し、ビット単位で加算する。
【0022】加算部1−1、1−2にはフリップフロッ
プ(F/F)2−1、2−2がそれぞれ接続される。フ
リップフロップ2−2の出力は加算1−2の他方の入力
に接続される。さらに、自動周波数制御回路の周波数オ
フセット補正システムにはセレクタ3が設けられ、セレ
クタ3のスイッチ3−1はフリップフロップ2−1、2
−2を択一的に選択し、その出力は加算部1−1の他方
の入力に接続される。
【0023】セレクタ3のスイッチ3−1には周波数変
換部4を介して複素乗算部5に接続される。複素乗算部
5にはΔθ(位相ずれ)推定部6が設けられ、Δθ推定
部6は1ビット当りの位相ずれΔθ、Δθを推定
し、Δθ推定部6の出力は加算部1−1、1−2の一方
の入力にそれぞれ接続される。
【0024】上記のΔθ、ΔθはそれぞれI−Ch
annelのデータ、Q−Channelのパイロット
信号データに関する1ビットあたりの周波数オフセット
Δf(=Δθ/2πT)に対応している。なお、Tは1
ビット当りの時間(1/ビットレート)であり、Δfは
1ビット当りの周波数オフセットである。
【0025】自動周波数制御回路の周波数オフセット補
正システムには処理レート制御部7が設けられ、処理レ
ート制御部7は、Δθ推定部6から得たI−Chann
elのデータのビットレート、周波数オフセットの大小
に基づいて上記のΔθによるΔθの更新情報を受信
し、前記セレクタ3のスイッチ3−1の切り替え制御を
行う。
【0026】加算部1−1、1−2、フリップフロップ
2−1、2−2は、1ビット当りの位相ずれΔθ、Δ
θをそれぞれのチャンネルビットレートに対するタイ
ミングで、前回のθ+(n−1)Δθ、θ+(m−
1)Δθと加算し積分動作を行う。セレクタ3のスイ
ッチ3−1、処理レート制御部7からの選択信号(SE
L)に応じてフリップフロップ2−1、2−2の出力信
号、つまりそれぞれ積分された信号θ+nΔθ、θ+
mΔθの一方が択一的に選択され、θ+nΔθとして
周波数変換部4に出力される。なお、θ+mΔθは加
算部1−1の前回の加算値として入力に用いられる。
【0027】周波数変換部4はセレクタ3で選択された
θ+nΔθに対して周波数変換を行わない、cos(θ
+nΔθ)、sin(θ+nΔθ)を複素乗算部5に出
力する。複素乗算部5は周波数変換部4からのcos
(θ+nΔθ)、sin(θ+nΔθ)とCDMAの受
信信号(I、Q)とを複素乗算し、受信信号(I、Q)
の周波数オフセット補正を行ない、受信信号(I、Q)
を受信信号(I、Q)に補正する。
【0028】なお、周波数オフセットがあるCDMAの
受信信号(I、Q)は、前述のように、I−Chann
el、Q−Channelのデータとパイロトット信号
の各々がBPSKとして、QPSKに一次変調され、さ
らに拡散符号で二次変調された信号である。
【0029】上記の複素乗算は、 Ic+jQc=(I+jQ)exp[j(θ+nΔθ)] Ic=Icos(θ+nΔθ)−Qsin(θ+nΔθ) Qc=Isin(θ+nΔθ)+Qcos(θ+nΔθ) という式で行われる。
【0030】次に、Δθ推定部6は、1ビット当りの位
相ずれΔθ、Δθの推定処理を、以下のように、行
う。Δθ推定部6で受信信号から推定される2つの1ビ
ット当りの位相ずれΔθ、Δθは、 Δθ=2πΔf・T で表される。パイロット信号データを利用して周波数オ
フセットを算出する方法としてはいろいろと考えられる
が、ここでは一例を示す。
【0031】まず、パイロット信号データを利用して、
パイロット信号データのチャンネルビットレート(15
kbps)の周波数オフセットに対応するΔθが求め
られる。受信信号(I、Q)とパイロット信号デー
タの理論値(PLi、PLq)とから、(Npilot
−1)分の平均をとることによって、パイロット信号デ
ータ1ビット当りの周波数ずれベクトルΘが求められ
る。つまり、パイロット信号データ1ビット当りの周波
数ずれベクトルΘは、 Θ=Σ(Dk×Uk)(Dk−1×Uk−1
【0032】 Dk=PLi+jPLq Uk=Ic+jQc という式から求められる。ここで、は複素共役を示
す。周波数ずれベクトルの同相成分と直交成分との逆正
接から、パイロット信号データのビット当りの周波数オ
フセットに対応するΔθ(p)を求めることができ
る。ここに、pは整数である。
【0033】つまり、Δθ(p)は、 Δθ(p)=Δθ(p−1)+ATAN(Im
[Θ]/Re[Θ]) という式から求められる。データ信号の1ビット当りの
周波数オフセットに対応するΔθ(p)は、例えば、
Δθ(p)のlog2(Ndata/Npilot)
ビットの右シフトで求めることができる。
【0034】つまり、Δθ(p)は、 Δθ(p)=Δθ(p)≫log2(Ndata/
Npilot) という式から求められる。これをハードウエアの構成上
等の制約から、固定小数点で扱った場合、Δθ(p)
は、Δθ(p)の下位ビットを打ち切ることになり精
度は悪くなる。これはI−Channelのデータのチ
ャンネルビットレートが高いほど顕著となる。また、周
波数オフセットが小さくなる場合には1ビット(シンボ
ル)当りの位相変化量が小さくなるため、特に各周波数
で処理した場合には誤差が大きくなる。このため、I−
Channelのデータのビットレートが高くなるにつ
れて、位相ずれΔθが位相ずれΔθにより部分的に
切替えられる。
【0035】さらに、周波数オフセットが小さくなるに
つれて、位相変化量を大きくするために、Q−Chan
nelのパイロット信号データについて複数のビット
(シンボル)当りの位相変化量(2Δθ、3Δθ
…)を求め、Q−Channelのパイロット信号デー
タに関して求められた複数のビット当りの位相変化量か
らI−Channelのデータのビット当りの位相変化
量Δθが求められる。θを初期位相とすると、セレク
タ3で選択信号SELによってそれぞれ積分された信号
θ+nΔθ又はθ+mΔθが選択され、前述のよう
に、θ+nΔθとなる。図2はI−Channelのデ
ータのビットレートが高い場合の処理レート制御部7の
選択制御動作タイミング例を説明する図である。
【0036】以下に説明する例では、Ndata/Np
ilot=4であり、時間Tがnmod 4=0(mo
dは余りを求める演算子)の時にΔθが選択され、そ
れ以外の時間ではΔθが選択される。本図に示す時間
(T)は、図7のI−Channelのチャンネルビッ
トレートが60kbpsである1ビット当りの時間(1
/ビットレート)である。
【0037】また、本図に示すnΔθは、セレクタ3
のスイッチ3−1が閉の場合の出力であり、例えば、時
間T毎にθ、θ+Δθ、θ+2Δθ、θ+3Δ
θ、θ+4Δθ、θ+5Δθ、θ+6Δθ、θ
+7Δθ、θ+8Δθ、θ+9Δθ、…で表され
る。mΔθはフリップフロップ2−2に関する出力で
あり、例えば、θ、θ+Δθ、θ+2Δθ、…のよ
うにパイロット信号データの1ビット毎に表される。
【0038】本図に示すSEL信号は処理レート制御部
7に関する時間T毎の出力信号であり、nΔθはセレク
タ3のスイッチ3−1の出力に関する時間T毎の出力信
号である。このように、処理レート制御部7はQ−Ch
annelのビットレート15kbpsでSEL信号を
生成する。
【0039】nΔθは、セレクタ3のスイッチ3−1の
出力であり、時間T毎にθ、θ+Δθ、θ+2Δ
θ、θ+3Δθ、θ+Δθ、θ+Δθ+Δ
θ、θ+Δθ+2Δθ、θ+Δθ+3Δθ
θ+2Δθ、θ+2Δθ+Δθ、…で表される。
したがって、処理レート制御部7は、I−Channe
lのビットレート毎の位相ずれの選択に対して、4T時
間毎にQ−Channelの位相ずれの選択を割り増せ
る。図3は、Q−channelのパイロット信号デー
タの周波数オフセット(位相ずれΔθ)が小さい場合
の処理レート制御部7の選択制御動作タイミング例を説
明する図である。なお、SEL信号の15kbpsをビ
ットレートで生成したが、データのビットレートが低い
場合にはSEL信号を15kbps以下にし、データの
ビットレートが高くなるにしたがって、SEL信号のビ
ットレートを大きくするようにしてもよい。データのビ
ットレートが高くなるにしたがってパイロット信号デー
タの位相ずれの補正が多くなるようにして誤差が大きく
なるのを抑制するためである。
【0040】パイロット信号データの周波数オフセット
(位相ずれΔθ)が小さく、Δθ推定部6がパイロッ
ト信号データを2ビット毎に推定を行っている場合、本
図に示すように、処理レート制御部7はQ−Chann
elのビットレートを、例えば、7.5kbpsに変え
てSEL信号を生成する。nΔθは、前述のように、
セレクタ3のスイッチ3−1が閉の場合に、時間T毎に
θ、θ+Δθ、θ+2Δθ、θ+3Δθ、θ+4
Δθ、θ+5Δθ、θ+6Δθ、θ+7Δθ
θ+8Δθ、θ+9Δθ、…と表される。
【0041】mΔθは、フリップフロップ2−2に関
する出力であり、θ、θ+2Δθ 、…のようにパイ
ロット信号データの2ビット毎に表される。nΔθは時
間T毎にθ、θ+Δθ、θ+2Δθ、θ+3Δ
θ、θ+4Δθ、θ+5Δθ、θ+6Δθ、θ
+7Δθ、θ+2Δθ、θ+2Δθ +Δθ、…
と表される。したがって、処理レート制御部7は、I−
Channelのビットレート毎の位相ずれnΔθ
選択に対して、8T時間毎にQ−ChannelのmΔ
θの選択を割込ませる。図4は処理レート制御部7の
一連の動作例を説明するフローチャートである。
【0042】ステップS1において、処理レート制御部
7は、図6に示すフレームのデータに基づいて、Nda
ta/Npilotを算出する。一例として、Ndat
a/Npilot=4とする。なお、図5に示すよう
に、I−Channelのパイロット信号データのビッ
ト数は一定で10ビットであるのでチャンネルビットレ
ートは固定で15kbpsである。
【0043】これに対して、Q−Channelのデー
タのビットレートは、データのビット数10、20、4
0、80、160、320、640ビットのような増加
と共に、15、30、60、120、240、480、
960kbpsと増加する。このため、Ndata/N
pilotの取り得る値は、Ndata/Npilot
=1、2、4、8、16、32、64となる。
【0044】ステップS2において、周波数オフセット
(位相ずれΔθ)が所定値1よりも小さいか否かを判
断する。大きい場合にはステップS4に進む。ステップ
S3において、小さい場合には、Ndata/Npil
ot=2Ndata/Npilot(=8)とおく。な
お、Ndata/Npilot=2Ndata/Npi
lotは一例であり、これに限定されず、周波数オフセ
ットが小さくなればなるほど、Ndata/Npilo
t=3Ndata/Npilot、4Ndata/Np
ilot、…と大きくしてもよい。ステップS4におい
て、Ndata/Npilotが所定値2よりも大きい
か否かを判断する。大きい場合には、すなわち、データ
のビットレートが高い場合には、ステップS5に進み、
小さい場合にはステップS11に進む。ステップS5に
おいて、n mod (Ndata/Npilot)=
0が成立するか否かを判断する。
【0045】ステップS6において、n mod (N
data/Npilot)=0の場合、処理レート制御
部7は、周波数オフセットが大きい場合には図2のmΔ
θを選択し、周波数オフセットが小さい場合には図3
のmΔθを選択する。ステップS7において、n m
od (Ndata/Npilot)≠0の場合、処理
レート制御部7は、周波数が大きい場合には図2のnΔ
θを選択し、周波数が小さい場合には図3のnΔθ
を選択する。選択処理後、mのインクリメントを行う。
【0046】ステップS8において、処理レート制御部
7は、周波数オフセットが大きい場合には図2のnΔθ
を出力させ、周波数オフセットが小さい場合には図3の
nΔθを出力させる。ステップS9、10において、処
理の継続を判断する。継続する場合には、nのインクリ
メントを行う。ステップS11において、Ndata/
Npilotが所定値2よりも小さい場合には、すなわ
ち、周波数オフセットが大きくかつ、データのビットレ
ートが小さい場合には、打ち切り誤差の影響がないの
で、従来のように、図2(又は図3)のnΔθを選択
する。ステップS12、13、14において処理の継続
を判断する。継続する場合には、nのインクリメントを
行う。したがって、本発明によれば、I−Channe
lのデータのビットレートが高い場合にはI−Chan
nelのデータに対する位相ずれをQ−Channel
のパイロット信号データに対する位相ずれに切替える割
合を増やすようにした。また、周波数オフセットが小さ
い場合には、Q−Channelのパイロット信号デー
タに関する複数のビット毎の位相ずれ推定、複数のビッ
ト毎の推定位相ずれからI−Channelのデータの
位相ずれが求められ、データの位相ずれがパイロット信
号データの複数のビット毎の位相ずれに切替えられるよ
うにした。
【0047】パイロット信号データの位相ずれの選択割
込みにより、I−Channelのデータのチャンネル
ビットレートが高い時、1ビット当りの周波数オフセッ
トの値が小さくなり、打ち切り誤差が大きくなるのを防
止することが可能になった。これは、I−Channe
lのデータのビットレートが高いほど、チャンネルビッ
ト数が多いため1スロット内で加算する数が多くなり、
誤差の影響が大きくなるのを防止できるためである。
【0048】同時に、Q−Channelのパイロット
信号データに対する周波数オフセットが小さくなる場合
には、1ビット(シンボル)当たりの位相変化量を複数
のビットの位相変化量にし位相変化量を大きくしたの
で、特に角周波数を固定小数点で処理した場合に誤差が
大きくなるのを防止することが可能になった。
【0049】特に、Δ位相ずれ推定部は、同時に、デー
タのビットレートが大きくなり、周波数オフセットが小
さくなる場合には、周波数オフセットが小さくなる場合
を優先してパイロット信号データの位相ずれを複数のビ
ット毎に推定してもよい。パイロット信号データの位相
ずれの誤差が大きくなれば、データの位相ずれの誤差も
大きくなるためである。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
同相成分のデータのチャンネルビットレートが大きい場
合には周波数オフセットの積分動作による誤差を小さく
し、且つ直交成分のパイロット信号データの周波数オフ
セットが小さい場合には周波数オフセットの打ち切り誤
差を小さくしたので、周波数オフセットの補正の精度が
向上した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るCDMAにおける自動周波数制御
回路の周波数オフセット補正システムの概略構成を示す
ブロック図である。
【図2】I−Channelのデータのビットレートが
高い場合の処理レート制御部7の選択制御動作タイミン
グ例を説明する図である。
【図3】Q−channelのパイロット信号データの
周波数オフセット(位相ずれΔθ)が小さい場合の処
理レート制御部7の選択制御動作タイミング例を説明す
る図である。
【図4】処理レート制御部7の一連の動作例を説明する
フローチャートである。
【図5】従来のCDMAの受信機の概略構成を示す図で
ある。
【図6】本発明の前提となるCDMAの受信データを説
明する図である。
【図7】図6のI−Channel、Q−Channe
lのチャンネルビットレートを説明する図である。
【符号の説明】
1−1、1−2…加算部 2−1、2−2…フリップフロップ 3…セレクタ 3−1…スイッチ 4…周波数変換部 5…複素乗算部 6…Δθ推定部 7…処理レート制御部 11…ダウンコンバータ 12…逆拡散部 13…復調器

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビットレートが可変である同相成分のデ
    ータと、直交成分のパイロット信号データとを有する受
    信信号の周波数オフセットを補正する周波数オフセット
    補正システムにおいて、 前記周波数オフセットが小さい場合には前記パイロット
    信号データから複数のビット毎にパイロット位相ずれを
    推定し、且つ前記パイロット位相ずれから前記データの
    データ位相ずれを1ビット毎に推定する位相ずれ推定部
    と、 前記位相ずれ推定部で推定される前記データ位相ずれ、
    前記パイロット位相ずれをそれぞれ加算し、加算された
    前記データ位相ずれを選択し、前記データ位相ずれの選
    択に加算された前記パイロット位相ずれの選択を割り込
    ませて選択された位相ずれで受信信号の周波数オフセッ
    トの補正を行う補正部とを備えることを特徴とする周波
    数オフセット補正システム。
  2. 【請求項2】 ビットレートが可変である同相成分のデ
    ータと、直交成分のパイロット信号データとを有する受
    信信号の周波数オフセットを補正する周波数オフセット
    補正システムにおいて、 前記パイロット信号データから1ビット毎にパイロット
    位相ずれを推定し、前記周波数オフセットが小さい場合
    には前記パイロット信号データから複数のビット毎にパ
    イロット位相ずれを推定し、且つ前記パイロット位相ず
    れから前記データのデータ位相ずれを1ビット毎に推定
    する位相ずれ推定部と、 前記位相ずれ推定部で推定される前記データ位相ずれ、
    前記パイロット位相ずれをそれぞれ加算して積分動作を
    行う加算部と、 前記加算部で加算された前記データ位相ずれ、前記パイ
    ロット位相ずれを択一的に選択し、選択された位相ずれ
    を前記データ位相ずれの前記加算部の前回加算値とし、
    選択された位相ずれで受信信号の周波数オフセットの補
    正を行うためのセレクタと、 前記位相ずれ推定部からの推定タイミングで加算された
    前記データ位相ずれを選択し、前記データ位相ずれの選
    択に加算された前記パイロット位相ずれの選択を割り込
    ませるように前記セレクタを制御する処理レート制御部
    とを備えることを特徴とする周波数オフセット補正シス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記位相ずれ推定部は、前記周波数オフ
    セットが小さくなるにつれて、前記パイロット位相ずれ
    を推定するための前記パイロット信号データの複数のビ
    ット数を大きくすることを特徴とする、請求項2に記載
    の周波数オフセット補正システム。
  4. 【請求項4】 前記処理レート制御部は、前記データの
    ビットレートが高くなるにつれて、前記パイロット位相
    ずれの選択の割り込みを増やすことを特徴とする、請求
    項2に記載の周波数オフセット補正システム。
  5. 【請求項5】 前記位相ずれ推定部は、同時に、前記周
    波数オフセットが小さくなり、前記データのビットレー
    トが高くなる場合には、前記パイロット信号データから
    複数のビット毎にパイロット位相ずれだけを推定し、且
    つ前記パイロット位相ずれから前記データのデータ位相
    ずれを1ビット毎に推定することを特徴とする、請求項
    1に記載の周波数オフセット補正システム。
  6. 【請求項6】 前記セレクタには周波数変換・複素乗算
    部が接続され、前記周波数変換・複素乗算部は、前記セ
    レクタで選択された位相ずれを同相成分と直交成分の2
    系統の周波数に変換し、変換された周波数と受信信号と
    を複素乗算して前記受信信号の周波数オフセットを補正
    し、補正された受信信号が分岐され前記位相ずれ推定部
    に入力されることを特徴とする、請求項2に記載の周波
    数オフセット補正システム。
  7. 【請求項7】 符号分割多元接続に前記周波数オフセッ
    ト補正システムが使用されることを特徴とする、請求項
    2に記載の周波数オフセット補正システム。
  8. 【請求項8】 ビットレートが可変である同相成分のデ
    ータと、直交成分のパイロット信号データとを有する受
    信信号の周波数オフセットを補正する周波数オフセット
    補正方法において、 前記パイロット信号データから1ビット毎にパイロット
    位相ずれを推定し、前記周波数オフセットが小さい場合
    には前記パイロット信号データから複数のビット毎にパ
    イロット位相ずれを推定し、且つ前記パイロット位相ず
    れから前記データのデータ位相ずれを1ビット毎に推定
    する工程と、 推定された前記データ位相ずれ、前記パイロット位相ず
    れをそれぞれ加算して積分動作を行う工程と、 加算された前記データ位相ずれ、前記パイロット位相ず
    れを択一的に選択し、選択された位相ずれを前記データ
    位相ずれの前回加算値とし、選択された位相ずれで受信
    信号の周波数オフセットの補正を行う工程と、 加算された前記データ位相ずれを前記データ位相ずれの
    推定タイミングで選択し、前記データ位相ずれの選択に
    加算された前記パイロット位相ずれの選択を割り込ませ
    る工程とを備えることを特徴とする周波数オフセット補
    正方法。
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