JPH07114863B2 - X―yテーブル駆動装置 - Google Patents

X―yテーブル駆動装置

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JPH07114863B2
JPH07114863B2 JP1242545A JP24254589A JPH07114863B2 JP H07114863 B2 JPH07114863 B2 JP H07114863B2 JP 1242545 A JP1242545 A JP 1242545A JP 24254589 A JP24254589 A JP 24254589A JP H07114863 B2 JPH07114863 B2 JP H07114863B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は自動ミシン等に使用されるX-Yテーブル駆動
に係り、特にY軸駆動伝達が無理なくスムースに伝達で
きる構造に関するものである。
〔従来の技術〕
第6図から第8図は従来装置の構成説明図である。
第6図から第8図において(1)は上下運動する針棒
で、先端部にミシン針(2)を固定し縫い目を形成する
上糸を供給する。(3)は針棒(1)等上糸供給装置を
支持するミシンアーム、(4)は、図示していないがミ
シン用駆動モーターの回転をVベルト(5)を介してミ
シン主軸に伝達するプーリーである。(6)は第7図々
中矢印X軸方向に移動するX軸移動レースで、4角にス
ライドベアリング(7)を保持し、矢印X軸方向に平行
にミシンヘッド(8)に固定した2本のX軸固定レース
(9)をガイドに摺動自在に嵌合している。(10)は前
記X軸移動レース(6)の上に位置し第7図々中矢印Y
軸方向に移動するY軸移動レースで、4角に前記スライ
ドベアリング(7)を保持し、X軸移動レース(6)の
上面に固定された2本のY軸固定レース(11)をガイド
に摺動自在に嵌合している。(12)はパルス信号を受け
て回転しX軸側を、駆動するステッピングモーター、
(13)はX軸側ステッピングモーター(12)の回転をね
じ固定された継手(14)を介して伝達するX駆動軸であ
る。(15)はミシンヘッド(8)に固定したブラケット
で、両端にボールベアリング(16)を保持し、X駆動軸
(13)を回転自在に支持している。(17)はX駆動軸
(13)にねじ固定された駆動側のプーリーである。(1
8)はプーリー(17)より伝達された回転を往復動に変
換するX軸タイミングベルトで、ベルト押え(19)によ
りX軸移動レース(6)に固定され、X軸移動レース
(6)に往復運動を伝達する。(20)はベルト張り調整
後ミシンヘッドに固定したブラケットで、両端にボール
ベアリング(16)を保持し従動側のプーリー(21)を前
記ボールベアリング(16)に回転自在に嵌合した軸(2
2)により支持している。(23)はY軸移動レース(1
0)にねじ固定された押え台である。(24)は前記押え
台(23)の先端部に上下摺動可能に嵌合された押え腕
で、先端部にピン(25)を支承している。(26)はピン
(25)に嵌合して取り付いている布押えで、押え腕(2
4)の下降により布(27)を保持する。(28)は押えレ
バーで、押え台(23)に支持された軸(29)を支点に回
動自在に嵌合し、一端は押え腕(24)に嵌合し、他端に
穴部を設けている。(30)はエアシリンダーで、先端部
に継手(31)とピン(32)を設け、ピン(32)は前記押
えレバー(28)の穴部に嵌合している。(33)はエアシ
リンダー取付板で、エアシリンダー(30)を押え台(2
3)に固定している。(34)は送り板で、Y軸移動レー
ス(10)にねじ固定され、布押え(26)と協働して(2
7)を保持する。(35)はパルス信号を受けて、回転し
Y軸側を駆動するステッピングモーター、(36)はY軸
側ステッピングモーター(35)の回転をねじ固定された
継手(37)を介して伝達するY駆動軸である。(38)は
ミシンアーム(3)に固定されたブラケットで、両端に
ボールベアリング(16)を保持しY駆動軸(36)を回転
自在に支持している。(39)はY駆動軸(36)にねじ固
定された駆動側プーリー、(40)はプーリー(39)より
伝達された回転を往復動に変換するY軸タイミングベル
トである。(41)はベルト抱きで、ベルト押え(42)と
でY軸タイミングベルト(40)を固定している。
(43)はベルト張り調整後ミシンアーム(3)に固定さ
れたブラケットで、両端にボールベアリング(16)を保
持し、従動側のプーリー(44)を前記ボールベアリング
(16)に回転自在に嵌合した軸(45)により支持してい
る。(46)はY伝達軸で、ベルト抱き(41)によりねじ
固定されY軸タイミングベルト(40)の動きに同期す
る。又先端部に(47)軸受ハウジングをねじ固定してい
る。(48)は軸受ハウジング(47)に接着固定されてい
るリニアベアリングである。(49)(50)はミシンアー
ム(3)に接着固定され、Y伝達軸(46)を揩動自在に
支承するリニアベアリング、(51)はリニアベアリング
(48)に摺動自在に嵌合した案内軸で、Y軸移動レース
(10)の動作に同期する。
(52)は軸支えで、押え台(23)にねじ固定され両端部
で案内軸(51)を支持固定している。
次に動作について説明する。図示していないが押え用の
スイッチをONするとエアシリンダー(30)が作動し継手
(31)、ピン(32)を介して押えレバー(28)を上方に
押し上げ、逆に押えレバー(28)の他端は軸(29)を支
点に押え腕(24)を下降させ押え腕(24)の先端に支持
された布押え(26)と送り板(34)により布(27)は保
持される。
次にスタート用スイッチをONすると図示していないがミ
シン駆動用モーターが回転しVベルト(5)を介してプ
ーリー(4)に伝達しミシン主軸を回転させ針棒(1)
を上下動し、縫い目を形成する。
ミシンの回転と同時に、予めプログラムされたデーター
によりX軸、Y軸ステッピングモーター(12)(35)に
パルス信号が発信され、各々のステッピングモーターは
プログラムデーターにより所要量回転する。X軸側にお
いてステッピングモーター(12)はパルス信号を受けて
X軸側データーにより所要量回転すると継手(14)、X
駆動軸(13)を介してプーリー(17)に回転を伝達す
る。プーリー(17)の回転によりX軸タイミングベルト
は直進運動に変換してベルト押え(19)を介しX軸移動
レース(6)に所要量の縫い目ピッチを伝達する。次に
Y軸側もステッピングモーター(35)はパルス信号を受
けて、Y軸側データーにより所要量回転すると継手(3
7)、Y駆動軸(36)を介してプーリー(39)に回転を
伝達する。プーリー(39)の回転によりY軸タイミング
ベルト(40)は直進運動に変換してベルト押え(42)、
ベルト抱き(41)を介してY伝達軸(46)を駆動する。
更にY伝達軸(46)は軸受ハウジング(47)、リニアベ
アリング(48)を介して案内軸(51)、軸支え(52)、
押え台(23)、と駆動伝達し、Y軸移動レース(10)に
所要量の縫い目ピッチを伝達する。この時Y軸移動レー
ス(10)は、X軸移動レース(6)の上に位置している
からX軸方向にも同時に駆動伝達されるがY軸移動レー
ス(10)は案内軸(51)をガイドにX軸方向にスライド
する。
次にY軸移動レース(10)に固定された布押え装置は布
押え(26)と送り板(34)とにより布(27)を保持した
状態でプログラムされたデーター終了まで両軸のステッ
ピングモーター(12)(35)にパルス信号を発信させ、
X-Yテーブル装置を駆動し、縫い目形成機構との協働に
よりプログラムデーター通りの縫い目模様を布(27)に
形成しEND信号を発信させミシンは自動糸切り後停止す
る。ミシン停止後、布押え装置はOFFとなり布(27)を
解放して1サイクルを終了する。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のX-Yテーブル装置は以上のように構成され、特に
Y軸側の伝達機構はミシンアーム(3)に収納されてい
るためY軸側縫製範囲が広くなるとY軸タイミングベル
ト(40)の軸間距離が長くなり、更にY伝達軸(46)も
長くなり大きなスペースが必要となる。又X軸側縫製範
囲が広くなると案内軸(51)、軸支え(52)が長くなり
X軸移動レース(6)が端に移動した場合、Y伝達軸
と、案内軸(51)、軸支え(52)に大きな曲げモーメン
トがかかり、X-Yテーブル装置の耐久性、剛性が問題と
なり又自動ミシンに本装置を採用した場合にはタワミに
よる縫い目ピッチの乱れ等の課題があった。この発明は
上記のような課題を解決するためになされたもので、X-
Yテーブル移動範囲が広くなってもコンパクトに又X-Yテ
ーブル装置の耐久性、剛性の向上のできるX-Yテーブル
駆動装置を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明におけるX-Yテーブル駆動装置は、X軸方向お
よびY軸方向にテーブルを移動させるX-Yテーブル駆動
装置において、Y軸駆動伝達装置を、Y軸方向に延在す
ると共に、所定間隔を介して平行に配設され、Y軸側駆
動モータの駆動力が伝達されるY軸タイミングベルト
と、上記Y軸タイミングベルトに直交するよう跨って固
定され、上記Y軸タイミングベルトのY軸方向の移動と
同期してY軸移動レースをY軸方向に移動させる移動体
と、上記移動体とY軸タイミングベルトとの固定部分に
配設されたY軸スライドベアリングと、上記Y軸スライ
ドベアリングに係合するよう取付台に固定され、上記Y
軸スライドベアリングと共に、上記移動体のY軸方向の
移動を案内するY軸固定レールと、上記Y軸移動レース
に配設されたX軸スライドベアリングと、上記X軸スラ
イドベアリングに係合するよう上記移動体に固定され、
X軸スライドベアリングと共に上記Y軸移動レースのX
軸方向の移動を案内するX軸固定レールとを備えたこと
を特徴とする。
〔作用〕
この発明に係るY軸駆動伝達装置は、Y軸側駆動モータ
が駆動されるとY軸タイミングベルトがY軸側駆動モー
タの回転運動を直進運動に変換してY軸方向に移動す
る。このY軸タイミングベルトがY軸方向に移動する
と、移動体が、Y軸タイミングベルト部のスライドベア
リング及び固定レールによって案内され、Y軸タイミン
グベルトのY軸方向移動と同期してY軸方向に移動し、
Y軸移動レースをY軸方向に移動させる。この時Y軸移
動レースにX軸方向駆動力が伝達されれば、このY軸移
動レースは、X軸方向移動を案内するスライドベアリン
グ及び固定レースによって案内され、X軸方向にも移動
する。
〔発明の実施例〕
以下この発明の一実施例について説明する。第1図から
第5図は本発明の一実施例の構成説明図である。
第1図、第2図において、(1)は上下運動する針棒
で、先端部にミシン針(2)を固定し縫い目を形成する
上糸を供給する。(3)は針棒(1)等上糸供給装置を
支持するミシンアーム、(4)は図示していないがミシ
ン用駆動モーターの回転をVベルト(5)を介してミシ
ン主軸に伝達するプーリーである。(6)は第7図々中
矢印X軸方向に移動するX軸移動レースで、4角にスラ
イドベアリング(7)を保持し、矢印X軸方向に平行に
ミシンベルト(8)に固定した2本のX軸固定レース
(9)をガイドに摺動自在に嵌合している。(10)は前
記X軸移動レース(6)の上に位置し第2図中矢印Y軸
方向に移動するY軸移動レースで、4角に前記スライド
ベアリング(7)を保持し、X軸移動レース(6)の上
面に固定された2本のY軸固定レース(11)をガイドに
摺動自在に嵌合している。(12)はパルス信号を受けて
回転しX軸側を、駆動するステッピングモーター、(1
3)はX軸側ステッピングモーター(12)の回転をねじ
固定された継手(14)を介して伝達するX駆動軸であ
る。(15)はミシンベッド(8)に固定したブラケット
で、両端にボールベアリング(16)を保持しX駆動軸
(13)を回転自在に支持している。(17)はX駆動軸
(13)にねじ固定された駆動側のプーリーである。(1
8)はプーリー(17)より伝達された回転を往復動に変
換するX軸タイミングベルトで、ベルト押え(19)によ
りX軸移動レース(6)に往復運動を伝達する。(20)
はベルト張り調整後ミシンベッドに固定したブラケット
で、両端にボールベアリング(16)を保持し従動側のプ
ーリー(21)を前記ボールベアリング(16)に回転自在
に嵌合した軸(22)により支持している。(23)はY軸
移動レース(10)にねじ固定された押え台である。(2
4)は前記押え台(23)の先端部に上下摺動可能に嵌合
された押え腕で、先端部にピン(25)を支承している。
(26)はピン(25)に嵌合して取り付いている布押え
で、押え腕(24)の下降により布(27)を保持する。
(28)は押えレバーで、押え台(23)に支持された軸
(29)を支点に回転自在に嵌合し、一端は押え腕(24)
に嵌合し、他端に穴部を設けている。(30)はエアシリ
ンダーで、先端部に継手(31)とピン(32)を設けピン
(32)は前記押えレバー(28)の穴部に嵌合している。
(33)エアシリンダー取付板で、エアシリンダー(30)
を押え台(23)に固定している。(34)は送り板で、Y
軸移動レース(10)にねじ固定され、布押え(26)と協
働して布(27)を保持する。(35)はパルス信号を受け
て回転しY軸側を駆動するステッピングモーター、(5
3)はステッピングモーター(35)を固定するモーター
取付台で、ミシンベッド(8)に固定されている。(5
4)はY軸側のステッピングモーター(35)の回転をね
じ固定された継手(55)を介して伝達する駆動軸で、モ
ーター取付台(53)に嵌合しているボールベアリング
(16)で回転自在に支持されている。(55)は駆動軸
(54)にねじ固定されたプーリー、(56)は第1のY軸
タイミングベルトで、ステッピングモーター(35)の回
転を伝達する。(57)は第1Y軸のタイミングベルト(5
6)の駆動伝達を受けるプーリー、(52)はミシンベッ
ド(8)に固定されたブラケットで、両端にボールベア
リング(16)を保持している。(59)はステッピングモ
ーター(35)の回転を第1のY軸タイミングベルト(5
6)を介して駆動伝達するY駆動軸で、両端はミシンベ
ッド(8)に固定されたブラケット(60)(61)で支持
されている。(62)(63)はY駆動軸(59)にねじ固定
された駆動側のプーリー、(64)(65)はY軸方向に平
行に位置して回転運動を直進運動に変換する第2、第3
のY軸タイミングベルト、(66)(67)は前記第2、第
3のY軸タイミングベルト(64)(65)の中に収納され
Y軸タイミングベルト(64)(65)と同期して直進運動
するスライドベアリングである。
(68)(69)はスライドベアリング(66)(67)をガイ
ドする固定レール、(70)(71)は固定レール(68)
(69)を固定する取付台で、ミシンベッド(8)に固定
されている。(72)(73)は第2、第3のY軸タイミン
グベルト(64)(65)の伝達を受ける従働側のプーリ
ー、(74)(75)はミシンベッド(8)に固定されたブ
ラケットで、両端にボールベアリング(16)を保持しボ
ールベアリング(16)と嵌合して回転自在に軸(76)
(77)を支持している。(78)は第2、第3のY軸タイ
ミングベルト(64)(65)に直交して設けられた移動体
で、第2、第3のY軸タイミングベルト(64)(65)の
直進運動と同期してY軸移動レース(10)にY軸方向の
駆動伝達を行なう。(79)は前記移動体(78)にねじ固
定された固定レール、(80)は固定レール(79)をガイ
ドにX軸方向にスライドするスライドベアリング、(8
1)は固定板で、スライドベアリング(80)にねじ固定
され更にY軸移動レース(10)にもねじで固定してスラ
イドベアリング(80)とY軸移動レース(10)を一体化
している。(82)(83)は第2、第3のY軸タイミング
ベルト(64)(65)を固定するベルト押えで、移動体
(78)とスライドベアリングとでねじ固定し一体化して
いる。
上記のように構成された本発明装置において、図示して
いないが押え用のスイッチをONするとエアシリンダー
(30)が作動し継手(31)、ピン(32)を介して押えレ
バー(28)を上方に押し上げ、逆に押えレバーの他端は
軸(29)を支点に押え腕(24)を下降させ押え腕(24)
の先端に支持された布押え(26)と送り板(34)により
布(26)は保持される。
次にスタート用スイッチをONすると図示していないがミ
シン駆動用モーターが回転しVベルト(5)を介してプ
ーリー(4)に伝達しミシン主軸を回転させ針棒(1)
を上下動し、縫い目を形成する。
ミシンの回転と同時に、予めプログラムされたデーター
によりX軸、Y軸ステッピングモーター(12)(35)に
パルス信号が発信され、各々のステッピングモーターは
プログラムデーターにより所要量回転する。X軸側にお
いてステッピングモーター(12)はパルス信号を受けて
X軸側データーにより所要量回転すると継手(14)、X
駆動軸(13)を介してプーリー(17)に回転を伝達す
る。プーリー(17)の回転によりX軸タイミングベルト
は直進運動に変換してベルト押え(19)を介しX軸移動
レース(6)に所要量の縫い目ピッチを伝達する。次に
Y軸側もステッピングモーター(35)はパルス信号を受
けて、Y軸側テーブルにより所要量回転すると継手(5
5)、第1のY軸タイミングベルト(56)を介してY駆
動軸(59)に回転を伝達する。回転を受けたY駆動軸
(59)は両端に回転自在に固定したプーリー(62)(6
3)により第2、第3のY軸タイミングベルト(64)(6
5)に駆動伝達する。第2、第3のY軸タイミングベル
ト(64)(65)は回転運動を直進運動に変換して、前記
第2、第3のY軸タイミングベルト(64)(65)内に収
納された固定レール(68)(69)をガイドにスライドベ
アリング(66)(67)に伝達する。同時に第2、第3の
タイミングベルト(64)(65)に直交するように設けた
移動体(78)はスライドベアリング(66)(67)とY軸
タイミングベルト(64)(65)と一体に取り付けられて
いるから、これらに同時してY軸方向に移動する。更に
移動体(78)に固定した固定レール(79)を介しスライ
ドベアリング(80)、固定板(81)と一体化されたY軸
移動レース(10)に駆動伝達し、Y軸移動レース(10)
に所要量の縫い目ピッチを伝達する。この時Y軸移動レ
ース(10)はX軸移動レース(6)の上に位置している
からX軸方向にも同時に駆動伝達されるが、Y軸移動レ
ース(10)は移動体(78)に固定された固定レール(7
9)をガイドにスライドベアリング(80)を介しX軸方
向にスライドする。
次にY軸移動レース(10)に固定された布押え装置は布
押え(26)と送り板(34)とにより布(27)を保持した
状態でプログラムされたデーター終了まで両軸のステッ
ピングモーター(12)(35)にパルス信号を発信させX-
Yテーブル装置を駆動し、縫い目形成機構との協働によ
るプログラムデーター通りの縫い目模様を布(27)に形
成しEND信号を発信させミシンは自動糸切り後停止す
る。ミシン停止後、布押え装置はOFFとなり布(27)を
解放して1サイクルを終了する。
なお、この実施例においては、自動ミシンのX-Yテーブ
ル駆動装置を例にとって説明したが、他の機器のX-Yテ
ーブル駆動装置にも本発明のものが適用できること云う
までもない。
〔発明の効果〕
以上のようにこの発明によれば、Y軸駆動伝達装置のY
軸タイミングベルトをY軸方向に2軸平行に配置させ、
更にこのタイミングベルト内にスライドベアリング及び
固定レールを収納させ、これらに直交するように移動体
を設け、Y軸移動レースにY軸側駆動モータの駆動力を
伝達するように構成したので、Y軸駆動伝達装置がコン
パクトになり、又、2軸のY軸タイミングベルト内に固
定レール、及びスライドベアリングを配置し、移動体で
駆動伝達するため、伝達機構の剛性、耐久性が向上し、
又自動ミシンに本発明のものを適用した場合には縫い目
ピッチが乱れることなく入力データ通りに確実にきれい
な縫い目が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例によるX-Yテーブル駆動装
置の側面図、第2図はこの発明の平面図、第3図は第2
図のIII-III線断面図、第4図は第2図のIV-IV線断面
図、第5図は第2図のV-V線断面図、第6図は従来装置
のX-Yテーブル駆動装置の側面図、第7図は従来装置の
平面図、第8図は第7図のVIII-VIII線断面図である。 なお、図中、同一符号は同一、または相当部分を示す。 図において、(6)はX軸移動レース、(10)はY軸移
動レース、(35)はステッピングモーター、(56)は第
1のY軸タイミングベルト、(59)はY駆動軸、(64)
は第2のY軸タイミングベルト、(65)は第3のY軸タ
イミングベルト、(66)(67)はスライドベアリング、
(68)(69)は固定レール、(78)は移動体、(79)は
固定レール、(80)はスライドベアリングである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】X軸方向およびY軸方向にテーブルを移動
    させるX-Yテーブル駆動装置において、Y軸駆動伝達装
    置を、Y軸方向に延在すると共に、所定間隔を介して平
    行に配設され、Y軸側駆動モータの駆動力が伝達される
    Y軸タイミングベルトと、上記Y軸タイミングベルトに
    直交するよう跨って固定され、上記Y軸タイミングベル
    トのY軸方向の移動と同期してY軸移動レースをY軸方
    向に移動させる移動体と、上記移動体とY軸タイミング
    ベルトとの固定部分に配設されたY軸スライドベアリン
    グと、上記Y軸スライドベアリングに係合するよう取付
    台に固定され、上記Y軸スライドベアリングと共に、上
    記移動体のY軸方向の移動を案内するY軸固定レール
    と、上記Y軸移動レースに配設されたX軸スライドベア
    リングと、上記X軸スライドベアリングに係合するよう
    上記移動体に固定され、X軸スライドベアリングと共に
    上記Y軸移動レースのX軸方向の移動を案内するX軸固
    定レールとを備えたことを特徴とするX-Yテーブル駆動
    装置。
JP1242545A 1989-09-19 1989-09-19 X―yテーブル駆動装置 Expired - Lifetime JPH07114863B2 (ja)

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