JPH07114532A - 教育モニタシステム - Google Patents

教育モニタシステム

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JPH07114532A
JPH07114532A JP25810193A JP25810193A JPH07114532A JP H07114532 A JPH07114532 A JP H07114532A JP 25810193 A JP25810193 A JP 25810193A JP 25810193 A JP25810193 A JP 25810193A JP H07114532 A JPH07114532 A JP H07114532A
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JP
Japan
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seat
student
monitor device
image
computer
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JP25810193A
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Katsuhiro Kondo
克浩 近藤
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンピュータ等の取扱いの講習において、モ
ニタ装置を有効に活用してより決め細かい講習と講習能
率を向上させる。 【構成】 講師席1及び各受講生席2に、教材用のコン
ピュータ3a.3bと、コンピュータからの表示信号及
びTVカメラからのビデオ信号が入力可能なモニタ装置
4a.4bとを配設し、さらに、動画像を再生するVT
R8と、描かれた文字,図形等の静止画像を撮影するT
Vカメラ7とを備える。講師席のモニタ装置に表示する
画像を、講師席のコンピュータにて作成されたコンピュ
ータ画像.VTRの再生画像,TVカメラで撮影された
静止画像及び受講生席のモニタ装置の表示画像のうちの
いずれか一つに選択する。また、各受講生席のモニタ装
置に表示する画像を、該当受講生席のコンピュータにて
作成されたコンピュータ画像と講師席のモニタ装置の表
示画像のいずれか一方に切換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大規模なシステムの操
作方法や販売した各種情報処理機器の取扱い方法を各ユ
ーザに習得させる教育システムに係わり、特に講師席及
び各受講生席にモニタ装置を配設した教育モニタシステ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】各種プラント等の大規模なシステムやパ
ーソナルコンピュータ等の各種情報処理機器を販売した
場合においては、顧客サービスの一環として、操作方法
の講習会を開催する場合が多い。このような講習会にお
いては、各受講生に実際に前記システムの操作端末とし
てのエンジニアリング・ワークステーションや販売した
実際のパーソナルコンピュータ等を実際に操作させて操
作方法を習得させることによって最も能率的に講習会を
運営できる。
【0003】このように実際のコンピュータを教材とし
て用いる講習会においては、各受講生が実際に自己席の
コンピュータを造作する前に、講師が受講生全員にシス
テムの概要や操作方法を説明する。この説明に際して、
口頭で説明するのみならず、説明文を各受講生に配布し
たり、説明図をOHP(オーバーヘッド・プロジェク
タ)を用いてスクリーン上に表示していた。
【0004】また、実際のシステムを構成する各機器等
の運転状況等の動画像をVTR(ビデオ・テープレコー
ダ)及び大型TVセット等を用いて表示していた。そし
て、講師による一連の操作方法の説明が終了すると、各
受講生は自己席のコンピュータに対して講師から与えら
れた課題に沿って操作を行う。この場合、講師は各受講
生席を巡回して、各受講生が正しく操作を行っているか
を監視し、誤った操作を行っている受講生に対してはそ
の場で適切な助言を与えるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た教材としてコンピュータを用いた教育システムにおい
てもまだ解消すべき次ような課題があった。すなわち、
講師が受講生全員にVTRやOHPを用いて操作方法を
説明している期間においては、各受講生は自己の机上に
配設された実際のコンピュータのキーボードや表示パネ
ルと教室の前方に設置されたスクリーンや大型TVセッ
トの画面とを交互に見なければならず、遠方と近傍とを
交互に見ることになり、目が非常に疲れる。特に、OH
Pを用いた場合、教室内を暗くしなければならず、受講
生はメモを取ることが困難であり、教員効果上問題があ
る。また、受講生は首も上下に繰返し振らなければなら
ず、肉体的にも疲れる。
【0006】さらに、講師においても、実習時間に各受
講生席を巡回して各受講生の操作状況及び習得状況を監
視する必要があるので、負担が増大する。本発明はこの
ような事情に鑑みてなされたものであり、講師席及び各
受講生席にモニタ装置を配設し、さらに各モニタ装置に
コンピュータ画像とVTR等からのビデオ画像とを切換
表示可能とすることによって、各受講生及び講師の精神
的負担及び肉体的負担を大幅に軽減でき、講習効率を大
幅に向上できる教育モニタシステムを提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解消するため
に、本発明の教育モニタシステムは、講師席及び各受講
生席に、それぞれ、教材用のコンピュータと、コンピュ
ータからの表示信号及びTVカメラからのビデオ信号が
入力可能なモニタ装置とを配設し、さらに、動画像を再
生するVTRと、描かれた文字,図形等の静止画像を撮
影するTVカメラとを備えたものである。
【0008】さらに、本発明の教育モニタシステムに
は、講師席のモニタ装置に表示する画像を、この講師席
のコンピュータにて作成されたコンピュータ画像.VT
Rの再生画像,TVカメラで撮影された静止画像及び受
講生席のモニタ装置の表示画像のうちのいずれか一つに
選択する表示画像選択手段と、各受講生席のモニタ装置
に表示する画像を、該当受講生席のコンピュータにて作
成されたコンピュータ画像と講師席のモニタ装置の表示
画像のいずれか一方に切換える表示画像切換手段とを備
えている。
【0009】また、他の発明の教育モニタシステムにお
いては、上記発明の教育モニタシステムにおいて、講師
席のモニタ装置と各受講生席のモニタ装置との間に、講
師席のモニタ装置の表示画像を講師席にて指定操作され
た受講生席のモニタ装置へ送出する画像送信先受講生選
択手段を設け、さらに、各受講生席のモニタ装置と講師
席のモニタ装置との間に、講師席にて選択操作された受
講生席のモニタ装置の表示画像を講師席のモニタ装置へ
送出するモニタ受講生選択手段を設けている。
【0010】
【作用】このように構成された教育モニタシステムにお
いては、講師席及び各受講生席にはモニタ装置が配設さ
れている。そして、この各モニタ装置はコンピュータで
作成されたコンピュータ画像は勿論のこと、VTRの再
生画像やTVカメラで撮影された画像も表示可能であ
る。
【0011】講師が全受講生に対して操作説明を行う場
合、講師は、自己のコンピュータを操作してコンピュー
タの表示画面にコンピュータ画像を表示させたり、説明
文や操作手順の図を描いた用紙をTVカメナで撮影した
り、また動画像をVTRで再生する。そして、これらの
各画像のうち講師が指定した画像を講師席に配設された
モニタ装置に表示させる。また、各受講生は講師席のモ
ニタ装置の表示画像を自己のモニタ装置に表示させる。
したがって、TVセットやOHPは不要となる。
【0012】また、講師が各受講生に対して課題を与え
てコンピュータ操作を実習させる場合、各受講生は自己
のコンピュータで作成したコンピュータ画像を自己席の
モニタ装置に表示させながらコンピュータ操作を行う。
【0013】各受講生のモニタ装置の表示画像を講師席
のモニタ装置に表示可能であるので、講師は講師席にい
ながら各受講生の操作状況や習得状況を把握できる、ま
た、他の発明においては、講師は自己のモニタ装置の表
示画像を送信先受講生席を指定して送信できる。すなわ
ち、講師は特定の受講生に対してのみ該当受講生を個人
指導するための画像を送信できる。さらに、講師は特定
の受講生のモニタ装置の表示画像を選択して自己のモニ
タ装置に表示させることも可能である、したがって、各
受講生に対してより一層決め細かい指導が実施でき、講
習効果を大幅に向上できる。
【0014】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を用いて説明す
る。図2は実施例の教育モニタシステムが適用される教
室の外観図である。教室の一方側に講師席1が設けら
れ、この講師席1に対向するように複数の受講生席2が
配列されている。なお、実施例システムにおいては24
の受講生席2が準備されている。したがって、この教室
に一度に24人の受講生を受入れることが可能である。
【0015】講師席1には講師用のコンピュータ3aと
講師用のモニタ装置4aが配設されている。講師席1に
隣接してスタンド5の用紙台上に置かれた用紙6に描か
れた文字,図形等の静止画像を撮影するためのTVカメ
ラ7がスタンド5の上端に取付けられている。
【0016】さらに、講師席1の近傍にVTR8が配設
されており、大型のモニタ装置9が設けられている。な
お、この大型のモニタ装置9は講師用のモニタ装置4a
と同一画像が表示されており、必ずしも設置する必要は
ない。
【0017】各受講生席2には教材用のコンピュータ3
bと表示画像切換器10及びモニタ装置4bが配設され
ている。教材用のコンピュータ3bは講師用のコンピュ
ータ3aと同一構成であり、この実施例においては、ラ
ップトップ型のエンジニアリング・ワークステーション
を採用している。そして、このコンピュータ3bの前面
にはキーボード11と液晶表示器12が設けられてい
る。したがって、受講生又は講師が自己のコンピュータ
3b,3aのキーボード11で行った操作内容は液晶表
示器12等のディスプレイ上にその都度表示される。
【0018】また、教室の片隅には、各電子機器に対し
て電源を供給する電源装置や講師席1のモニタ装置4a
と各受講生席2のモニタ装置4bとの間を送受信される
R,G,Bの各表示信号の切換制御を行う切換装置等が
収納された制御装置13が配設されている。
【0019】図1は実施例教育モニタシステムの電気的
構成を示すブロック図である。図示するように、この実
施例システムは、大きく分けて、1台の講師システム1
4と24台の受講生システム15と、画像送信先受講生
選択手段としての表示信号分配回路16と、モニタ受講
生選択手段としての表示信号選択回路17とで構成され
ている。表示信号分配回路16及び表示信号選択回路1
7は図2の制御装置13内に収納されている。
【0020】講師システム14内において、モニタ装置
4aには、コンピュータ3aからのR.G.Bの各表示
信号が入力されるRGB入力端子DIと、TVカメラ7
やVTR8からのNTSC規格のビデオ信号が入力され
るビデオ入力端子VIと、モニタ装置4aの表示画面に
現在表示されている表示画像をR,G.Bの各表示信号
として出力するためのRGB出力端子DOが設けられて
いる。すなわち、このモニタ装置4aはコンピュータ3
aで作成されたコンピュータ画像と通常のTVセットに
表示するビデオ画像との両方の画像を切換表示可能であ
る。
【0021】講師システム14内のコンピュータ3aに
は液晶表示器12の表示画像をR,G.Bの各表示信号
としてそのまま外部へ出力するRGB出力端子が設けら
れおり、このRGB出力端子が切換器18,19を介し
てモニタ装置4aのRGB入力端子に接続されている。
【0022】一方、前述したVTR8及びTVカメラ7
は切換器20及び前記切換器19を介してモニタ装置4
aのビデオ入力端子VIに接続されている。さらに、表
示信号選択回路17の出力端子が前記各切換器18,1
9を介してモニタ装置4aのRGB入力端子DIに接続
されている。各切換器18,19,20は切換制御部2
1からの切換信号にて切換制御される。
【0023】モニタ装置4aのRGB出力端子DOは表
示信号分配回路16の入力端子に接続されている。表示
信号分配回路16は例えば半導体アナログスイッチ回路
で構成されている。表示信号分配回路16には、前記1
個の入力端子と各受講生システム15の切換器23を介
してモニタ装置4bのRGB入力端子DIに接続された
#1から#24までの番号が付された24個のの出力端
子が設けられている。そして、この表示信号分配回路1
6は、前記切換制御部21からの分配信号aに応じて、
入力端子を全部の出力端子、又は選択された1個又は複
数の出力端子に接続する。
【0024】一方、表示信号選択回路17も例えば半導
体アナログスイッチ回路で構成されている。そして、表
示信号選択回路17には、#1から#24の各受講生シ
ステム15の各モニタ装置4bのRGB出力端子DOに
接続された#1から#24までの番号が付された24個
のの入力端子と前述した1個の出力端子が設けられてい
る。そして、この表示信号選択回路17は、前記切換制
御部21からの選択信号bにて選択された一つの受講生
の入力端子を出力端子に接続する。
【0025】講師システム14内の前記切換制御部21
の操作パネル24には、図示するように、モニタ装置4
aに表示すべき画像を選択するための複数のキーと、モ
ニタ装置4aに現在表示されている表示画像の送信先の
受講生席2を指定するための複数のキーが配列されてい
る。
【0026】コンピュータキー24aは自己のコンピュ
ータ3aの液晶表示器12に表示されているコンピュー
タ画像をモニタ装置4aに表示させるキーであり、VT
Rキー24bはVTR8の再生画像をモニタ装置4aに
表示させるキーであり、TVカメラキー24cはTVカ
メラ7で撮影した静止画像をモニタ装置4aに表示させ
るキーであり、受講生キー24dは次の受講生選択ボタ
ン24eで選択された一つの受講生席2のモニタ装置4
bの表示画像をモニタ装置4aに表示させるキーであ
る。
【0027】さらに、送信受講生キー24fは受講生選
択ボタン24eで選択された一つ又は複数の受講生席2
のモニタ装置4bへ自己のモニタ装置4aの表示画像を
送信するキーであり、全受講生キー24gは#1から#
24の全部の受講席2のモニタ装置4bへモニタ装置4
aの表示画像を送信するキーである。
【0028】そして、前記切換制御部21は操作パネル
24の操作状態に応じて、各切換器18,18,20へ
切換信号を送出すると共に、表示信号分配回路16及び
表示信号選択回路17へ分配信号a及び選択信号bを送
出する。
【0029】例えば、コンピュータキー24aを押す
と、各切換器18,19がコンピュータ側に投入され
て、コンピュータ3aの液晶表示器12の表示画像がモ
ニタ装置4aに表示される。また、VTRキー24bを
押すと、各切換器20,19がVTR側に投入されて、
VTR8から出力されるビデオ信号がモニタ装置4aの
ビデオ入力端子VIに印加されて、VTR8の再生画像
がモニタ装置4aに表示される。
【0030】同様に、TVカメラキー24cを押すと、
各切換器20,19がTVカメラ側に投入されて、TV
カメラ7から出力されるビデオ信号がモニタ装置4aの
ビデオ入力端子VIに印加されて、TVカメラ7で撮影
した用紙6に描かれた文字や図形の静止画像がモニタ装
置4aに表示される。
【0031】さらに、受講生選択ボタン24eで1人の
受講生を選択して、受講生キー24dを押すと、表示信
号選択回路17にて選択された受講生の番号の入力端子
が出力端子と接続され、かつ各切換器18,19が受講
生側に切換り、選択指定した受講生のモニタ装置4bの
表示画像が講師席1のモニタ装置4aに表示される。
【0032】各受講生システムにおいて、コンピュータ
3bのRGB出力端子は切換器23を介してモニタ装置
4bのRGB入力端子DIに接続されている。図2の表
示画像切換器10の前面に設けられたコンピュータキー
10a及び講師キー10bのキー操作に応じて、切換制
御部25が切換器23を切換制御する。なお、切換器2
3及び切換制御部25は前記表示画像切換器10内に収
納されている。
【0033】すなわち、受講生がコンピュータキー10
aを押すと、切換器23がコンピュータ3b側に投入さ
れて、自己のコンピュータ3bの液晶表示器12の表示
画像がモニタ装置4bに表示される。また、受講生が講
師キー10bを押すと、切換器23が表示信号分配回路
16側に投入されて、講師席1のモニタ装置4aのRG
B出力端子DOから出力されるR,G,Bの表示信号に
よって、講師席1のモニタ装置4aの表示画像がそのま
ま自己のモニタ装置4bに表示される。
【0034】次にこのように構成された教員モニタシス
テムを用いて各受講生にコンピュータの操作方法を講習
する手順を説明する。 (1) 講師及び各受講生がそれぞれ自己の席に着席す
と、制御装置13の電源を投入して各席1.2の各コン
ピュータ3a,3b及び各モニタ装置4a,4bを起動
させる。 (2) 最初、各受講生は表示画像切換器10の講師キー
10bを押す。講師は全受講生キー24gを押する。す
ると、各受講生席2の各モニタ装置4bには講師席1の
モニタ装置4aの表示内容がそのまま表示される。 (3) 講師は操作パネル24の各キール24a,24
b,24cを操作して、自己のコンピュータ3aの表示
画面、VTR8の再生動画像,TVカメラ7で撮影した
文字,図形等の静止画像を自己のモニタ装置4aに必要
に応じて切換表示させて、システムの概要やコンピュー
タの操作方法を説明する。この場合、各受講生のモニタ
装置4bは講師席1のモニタ装置4aと同一画像が表示
されている。
【0035】したがって、各受講生は自己のモニタ装置
4bで前記各画像を確認しながら講師の説明を受ける。 (4) 講師は一通りの操作方法に対する説明が終了する
と、受講生に課題を与えて実習させる。 (5) 各受講生は自己のコンピュータ3bのキーボード
11を操作して、与えられた課題を実習する。この場
合、各受講生は表示画像切換器10のコンピュータキー
19aを押して、自己のコンピュータ3bの液晶表示器
12の表示画像を自己のモニタ装置4bに表示させた状
態でコンピュータ操作を行う。 (6) 講師は、受講生キー24dを押した状態で受講生
選択ボタン24eを順番に押していって、各受講生の操
作状態を自己のモニタ装置4aに表示させて、各受講生
の講習内容の習得状況を監視する。 (7) 誤った操作を行っている受講生が発見されると、
該当受講生席2へ赴いて適切な助言を与える。又は、何
等かの方法で該当受講生に合図を送り、該当受講生のモ
ニタ装置4bの表示画像を講師側に切換させる。そし
て、送信受講生キー24fを押して、講師のモニタ装置
4aの表示画像を該当受講生のモニタ装置4bのみに送
信させて表示させる。 (8) この状態で、受講生選択ボタン24eで選択した
1人の受講者に対してのみ、前述した各種画像を用いて
操作説明及び適切な助言を与える。 (9) 該当受講生はその再説明または助言を理解する
と、自己のモニタ装置4bの表示を自己のコンピュータ
3bへ切換えて、再度実習を行う。 (10) 講師は該当受講生の実習操作状況を再度自己のモ
ニタ装置4aで確認する。
【0036】なお、上述した説明においては、講師は一
人の受講生に対してのみ、モニタ装置4aを用いて再説
明を行ったか、同様な誤りを複数の受講生が犯していた
場合は、複数の受講生を選択して、各受講生に対して同
時に再説明を行なうことも可能である。
【0037】このような構成の教育モニタシステムにお
いては、同一のモニタ装置4a,4bに、コンピュータ
3a,3bで作成したコンピュータ画像と、例えばNT
SC規格のVTR8で再生された動画像やTVカメラ7
で撮影された文字.図形等の静止画像を切換表示可能で
ある。そして、必要に応じて、講師席1のモニタ装置4
aの表示画像を各受講生席2のモニタ装置4bに表示可
能としている。
【0038】したがって、各受講生は自己のモニタ装置
4b又は自己のコンピュータ3bの液晶表示器12を交
互に見ながら講師の説明を受けることが可能である。よ
って、従来のOHPや大型のTVセットが不要となり、
かつ各受講生の精神的,肉体的負担を大幅に軽減でき
る。
【0039】さらに、講師は、講師席1において、各受
講生の実習過程における操作状況をモニタ装置4b,4
aを介して各受講生毎に監視することが可能である。ま
た、講師は一人の受講生又は数人の受講生を指定して、
モニタ表示画像の交換を実施して、最適な助言を個人的
に与えることが可能である。
【0040】したがって、講師にとって各受講生席2を
巡回する必要がないので、負担が軽減できるとともに、
必要に応じて個人的によりきめ細かい助言を各受講生に
与えることができ、講習効率を大幅に向上できる。
【0041】図3は大規模プラントの制御方法を講習す
る場合に用いた教育モニタシステムを示す模式図であ
る。実際の大規模プラントの中央管理室31に隣接した
部屋を講習を行う教室32としている。中央管理室31
内には、ブラントを構成する各種機器のプロセス状態を
表示する各種の表示器が取付けられたコンソール33
と、操作盤34が据付られている。
【0042】そして、この操作盤34の操作端末が教室
32の講師席1に配設されたエンジニアリング・ワーク
ステーション36となる。したがって、このエンジニア
リング・ワークステーション36の液晶表示器12に実
際のブラントの各機器のプロセス状態を読出すことが可
能である。そして、講師はエンジニアリング・ワークス
テーション36を用いて実際のプラントを実験的に操作
する。
【0043】各受講生は自己のモニタ装置4bでもって
講師が行う実際のプラント制御の操作を観察することか
できる。このような教育モニタシステムにおいては、よ
り実践的なコンピュータ操作の習得が可能となる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明の教育モニタ
システムにおいては、講師席及び各受講生席にモニタ装
置を配設し、さらに各モニタ装置にコンピュータ画像と
VTRやTVカメラ等からのビデオ画像とを切換表示可
能としている。また、講師用のモニタ装置と各受講生の
モニタ装置の表示画像を互いに自己のモニタ装置に取込
んで表示可能としている。したがって、各受講生は自己
のモニタ装置のみを見て講師の説明を受けることがで
き、かつ必要に応じて、講師と個人的にモニタ表示画像
を交換でき、より決め細かい指導を受けることができ、
各受講生及び講師における精神的負担及び肉体的負担を
大幅に軽減でき、講習効率を大幅に向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係わる教育モニタシステ
ムの概略構成を示すブロック図、
【図2】 同実施例教育モニタシステムにおける各席の
配置図、
【図3】 実際のプラント制御を実施例教育モニタシス
テムの教材として利用する場合の各部屋の配置図。
【符号の説明】 1…講師席、2…受講生席、3a,3b…コンピュー
タ,4a.4b…モニタ装置、7…TVカメラ、8…V
TR、11…キーボード、12…液晶表示器、13…制
御装置、14…講師システム、15…受講生システム、
16…表示信号分配回路、17…表示信号選択回路、1
8,19,20,23…切換器、21,25…切換制御
部、24…操作パネル。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 講師席及び各受講生席に、それぞれ、教
    材用のコンピュータと、コンピュータからの表示信号及
    びTVカメラからのビデオ信号が入力可能なモニタ装置
    とを配設し、さらに、動画像を再生するVTRと、描か
    れた文字,図形等の静止画像を撮影するTVカメラとを
    備えた教育モニタシステムであって、 前記講師席のモニタ装置に表示する画像を、この講師席
    のコンピュータにて作成されたコンピュータ画像.前記
    VTRの再生画像,前記TVカメラで撮影された静止画
    像及び前記受講生席のモニタ装置の表示画像のうちのい
    ずれか一つに選択する表示画像選択手段と、 各受講生席のモニタ装置に表示する画像を、該当受講生
    席のコンピュータにて作成されたコンピュータ画像と前
    記講師席のモニタ装置の表示画像のいずれか一方に切換
    える表示画像切換手段とを備えたことを特徴とする教育
    モニタシステム。
  2. 【請求項2】 前記講師席のモニタ装置と前記各受講生
    席のモニタ装置との間に設けられ、前記講師席のモニタ
    装置の表示画像を前記講師席にて指定操作された受講生
    席のモニタ装置へ送出する画像送信先受講生選択手段
    と、 前記各受講生席のモニタ装置と前記講師席のモニタ装置
    との間に設けられ、前記講師席にて選択操作された受講
    生席のモニタ装置の表示画像を前記講師席のモニタ装置
    へ送出するモニタ受講生選択手段とを備えたことを特徴
    とする請求項1記載の教育モニタシステム。
JP25810193A 1993-10-15 1993-10-15 教育モニタシステム Pending JPH07114532A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011186914A (ja) * 2010-03-10 2011-09-22 Chugoku Electric Power Co Inc:The 発電所設備の運転管理システム

Cited By (1)

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JP2011186914A (ja) * 2010-03-10 2011-09-22 Chugoku Electric Power Co Inc:The 発電所設備の運転管理システム

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