JPH07114493B2 - テレビドアホン装置 - Google Patents

テレビドアホン装置

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JPH07114493B2
JPH07114493B2 JP1170234A JP17023489A JPH07114493B2 JP H07114493 B2 JPH07114493 B2 JP H07114493B2 JP 1170234 A JP1170234 A JP 1170234A JP 17023489 A JP17023489 A JP 17023489A JP H07114493 B2 JPH07114493 B2 JP H07114493B2
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transmitter
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満洋 菅
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は、テレビドアホン装置に関する。
<従来の技術> 第2図は従来のテレビドアホン装置の回路構成を示すブ
ロック図である。このテレビドアホン装置は玄関子機1
と室内親機2をインターホン線3で接続すると共に、上
記室内親機2に複数台(N台)の増設モニタ4を同じく
インターホン線3で直列に接続している。
上記玄関子機1はテレビカメラ101からの映像信号をFM
信号に変調する映像FM変調器11と、映像FM変調器からの
信号を、増幅器106を介して受けて所定の高域成分のみ
を通過させる高域通過フィルタ(HPF)14と、マイク102
からの音声信号を増幅器104を介して受けてFM信号に変
調する音声FM変調器12と、音声FM変調器12からのFM音声
信号を増幅器107を介して受けて所定の低域成分のみを
通過させる低域通過フィルタ(LPF)16と、送受信機18
からの信号を受けて所定の帯域成分を通過させる帯域通
過フィルタ(BPF)15と、帯域通過フィルタ15からの音
声FM信号を復調する音声FM復調器13と、音声FM復調器13
からの音声信号を増幅器105を介して受けて発声するス
ピーカ103と、送受信機18からの電力を受けて所定の電
圧を発生して玄関子機1の電源へ与える定電圧レギュレ
ータ17とから構成されている。
上記テレビカメラ101は玄関先の来客を撮影し、その映
像信号を導出する。マイク102は、来客が発生した音声
信号を導出する。スピーカ103は、屋内に設けられた室
内親機2からの音声信号を発生して玄関先の来客へ与え
る。送受信機18はトランス18a、結合容量18bおよび高周
波阻止用コイル18cからなり、これにより玄関子機1に
おける電気信号と信号線であるインターホン線3上の電
気信号を電気的に分離し、ノイズの影響を排除する構成
となっている。
上記室内親機2は、送受信機26からの信号を受けて高域
成分を通過させる高域通過フィルタ24と、高域通過フィ
ルタ24からのFM映像信号を復調する映像FM復調器21と、
映像FM復調器21からの映像信号を受けて、テレビカメラ
101が撮影した画像を再生するモニタ201と、送受信機26
からの信号を受けて所定の帯域成分を通過させる帯域通
過フィルタ25と、帯域通過フィルタ25からの音声信号を
復調する音声FM復調器23と、音声FM復調器23からの音声
信号を増幅器205を介して受けて発声するスピーカ203
と、マイク202からの音声信号を増幅器204を介して受け
てFM信号に変調する音声FM変調器22と、音声FM変調器22
の出力を増幅する増幅器206と、室内親機2および玄関
子機1への電力を供給する電源27と、増設モニタ4へ映
像信号を送信する送信機28とから構成されている。上記
送受信機26は玄関子機1の送受信機18と同様の構成を有
し、トランス26a、結合容量26bおよび高周波阻止用コイ
ル26cとから構成される。また、送信機28は送受信機26
で受けた信号のうち映像FM信号のみを増幅器207で増幅
してトランス208を介して増設モニタ4へ伝送する。
増設モニタ4は、トランス209を有する受信器29と、受
信機29からの信号を受けて高域成分を通過させる高域通
過フィルタ44と、高域通過フィルタ44からのFM映像信号
を復調する映像FM復調器41と、映像FM復調器41からの映
像信号を受けて、テレビカメラ101が撮影した画像を再
生するモニタ401と、受信機29で受けた映像FM信号を増
幅器407で増幅してトランス210を介して次段の増設モニ
タへ送信する送信器30と、電源47とから構成されてい
る。上記構成において、テレビカメラ101が撮影した画
像を玄関子機1からインターホン線を介して室内親機2
に伝送し、更に、その画像を室内親機2の送信機28によ
りインターホン線を介して増設モニタ4に伝送する。そ
して、増設モニタ4の受信機29で受信した画像を送信機
30により次段の増設モニタ4へインターホン線3を介し
て伝送する。以下、同様にして、最終段の増設モニタ4
まで画像を伝送する。
<発明が解決しようとする課題> ところで、上記室内親機2と複数の増設モニタ4との接
続は、等価的に第3図に示すようになる。すなわち、映
像FM信号は数多くのトランスを介して伝送されることに
なる。このトランスの伝送特性は第4図に示すように平
垣ではないので、映像FM信号の帯域を、例えば2MHZ〜8M
HZにした場合、後段の増設モニタほど高域の減衰が大き
くなる。その結果、モニタ画面上で白黒反転現象が起こ
ることになる。これを防ぐ為には、伝送特性を広帯域に
わたって平坦にするための補償回路が必要となる。とこ
ろが、補償回路として、伝送特性のうち振幅特性だけを
平坦にするための高域ピーキング回路を追加した場合
は、位相特性が悪くなり、後段の増設モニタほどリンギ
ングが大きくなる。従って、これを防ぐ為に、位相補償
回路も必要となり、伝送特性を補償するために複雑な補
償回路が必要となる。
一方、上記のような減衰を少なくするために、複数台の
増設モニタを並列に接続することが考えられるが、この
場合、増設モニタの受信部はハイ・インピーダンスで受
け、最後の増設モニタで終端抵抗を付けるようになる。
その結果、ハイ・インピーダンスで受ける増設モニタの
受信部に、インターホン線に誘起した中波等の妨害電圧
が大きく出ることになり、妨害に弱くなるという問題が
ある。
また、インターホン線が敷き線上ステップル等で固定さ
れたりすることに起因して、インターホン線の伝送特性
にディップが生じて平坦でなくなる問題もある。そこ
で、この発明の目的は、簡単な回路で広帯域にわたって
平坦な伝送特性を得ることができ、複数の増設モニタを
直列に接続しても白黒反転現象を生じることがなく、イ
ンターホン線の固定に起因してインターホン線の伝送特
性にディップが生じることがないテレビドアホン装置を
提供することにある。
<課題を解決するための手段> 上記目的を達成するため、この発明は、屋外に設けられ
たテレビカメラと屋内に設けられた親モニタ装置をイン
ターホン線で接続すると共に、上記親モニタ装置に1台
またはそれ以上の子モニタ装置をインターホン線で直列
に接続し、上記インターホン線を介して映像信号をFM信
号にして平衡伝送するようにしたテレビドアホン装置に
おいて、上記親モニタ装置の送信部と上記子モニタ装置
の送受信部にインターホン線に接続されているバランを
備えており、かつ、上記親モニタ装置および子モニタ装
置は、映像信号をFM復調するFM復調器を備えていること
を特徴としている。
<作用> 平衡不平衡変換器である上記バランは映像信号帯域での
平坦な伝送特性を有し、FM復調器は伝送信号の振幅変動
を抑えるリミッタ効果を有している。したがって、この
発明は、バランの平坦な伝送特性とFM復調器のリミッタ
効果とが相乗されてもたらされた総合的に平坦な伝送特
性を有する。したがって、この発明によれば、親モニタ
装置に複数の子モニタ装置をインターホン線に介して直
列に接続しても、上記親モニタ装置と子モニタ装置との
間で平衡伝送することができ、白黒反転現象を生じるこ
となく映像信号を伝送できる上に、インターホン線が敷
線上ステップル等で固定されたりすることに起因してイ
ンターホン線の伝送特性にディップが生じて平坦でなく
なっているときであっても伝送信号の振幅変動の影響を
受けずにすむ。
<実施例> 以下、この発明を図示の実施例により詳細に説明する。
第1図はこの発明のテレビドアホン装置の一実施例の回
路構成を示すブロック図である。本実施例のテレビドア
ホン装置は、第2図に示す従来のテレビドアホン装置の
室内親器2の送信機28に設けられたトランス208の代わ
りにバラン309および抵抗310,311を設け、増設モニタ4
の受信機29に設けられたトランス209の代わりにバラン4
09および抵抗410,411を設け、増設モニタ4の送信機30
に設けられたトランス210の代わりにバラン509および抵
抗510,511を設けたものであり、その他の構成は従来例
と同じである。同一構成品には同一番号を付して説明を
省略する。
上記バラン309,409,509はトランスと同様平衡伝送がで
き、コモンモードノイズ除去能力が大きいのでインター
ホン線に誘起するノイズにも非常に強い。また、抵抗31
0と311は同じ抵抗値Rであり、室内親起2と増設モニタ
4の間のインターホン線3のインピーダンスZとのマッ
チング抵抗となり、Z=2Rの関係を持つ。同様に、増設
モニタ4の受信機29の抵抗410,411および送信機30の抵
抗510,511もそれに接続されたインターホン線のインピ
ーダンスとのマッチング抵抗となっている。
玄関子機1から室内親機2に伝送された映像信号は送信
機28によって増設モニタ4へ伝送される。この送信機28
の増幅器207は玄関子機1と室内親機2間のインターホ
ン線3での減衰分を増幅する。この増幅器207で増幅さ
れた信号は、バラン309と抵抗310,311により、不平衡状
態から平衡状態に変換され、増設モニタ4に平衡伝送さ
れる。そして、増設モニタ4の受信機29のバラン409お
よび抵抗410,411により、平衡状態から不平衡状態に変
換される。更に、このバラン409により室内親機2と増
設モニタ4間のインターホン線3に誘起されたコモンモ
ードノイズは除去される。上記受信機29によって不平衡
状態に変換された映像信号は、送信機30によって次段の
増設モニタに伝送される。以下、同様にして最終段の増
設モニタに映像信号が伝送される。
上記室内親機2の送信機28、増設モニタ4の受信機29、
送信機30にそれぞれ使用されるバラン309,409,509の伝
送特性は第5図に示す様に、映像FM信号帯域2〜8MHZで
は平坦であるので、直列に数段接続しても白黒反転現象
は起きず、伝送特性を平坦にするための補償回路を必要
としない。なお、バランのコモンモードノイズ除去能力
はトランスと比べ同等レベルであるため、中波強電界地
区においても問題なく使用できる。
平衡不平衡変換器である上記バラン309,409,509は映像
信号帯域での平坦な伝送特性を有し、映像FM復調器21,4
1は伝送信号の振幅変動を抑えるリミッタ効果を有して
いる。したがって、この実施例は、バラン309,409,509
の平坦な伝送特性とFM復調器21,41のリミッタ効果とが
相乗されてもたらされた総合的に平坦な伝送特性を有す
る。したがって、この実施例によれば、親モニタ装置に
複数の子モニタ装置をインターホン線を介して直列に接
続しても、上記室内親機2と増設モニタ4,4との間で平
衡伝送することができ、白黒反転現象を生じることなく
映像信号を伝送でき、伝送特性を平坦にするための補償
回路を必要としない。その上に、インターホン線3が敷
線上ステップル等で固定されたりすることに起因してイ
ンターホン線3の伝送特性にディップが生じて平坦でな
くなっているときであっても伝送信号の振幅変動の影響
を受けずにすむ。
<発明の効果> 以上より明らかなように、この発明のテレビドアホン装
置は、親モニタ装置の送信部と上記子モニタ装置の送受
信部にインターホン線に接続されているバランを備えて
おり、かつ、上記親モニタ装置および子モニタ装置は、
映像信号をFM復調するFM復調器を備えている。
したがって、この発明によれば、親モニタ装置に複数の
子モニタ装置をインターホン線を介して直列に接続して
も、上記親モニタ装置と子モニタ装置との間で平衡伝送
することができ、白黒反転現象を生じることなく映像信
号を伝送でき、伝送特性を平坦にするための補償回路を
必要としない。その上に、インターホン線が敷線上ステ
ップル等で固定されたりすることに起因してインターホ
ン線の伝送特性にディップが生じて平坦でなくなってい
るときであっても伝送信号の振幅変動の影響を受けずに
すむ。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の回路構成を示すブロック
図、第2図は従来例の回路構成を示すブロック図、第3
図は上記従来例における増設モニタの直列接続を表す等
価回路図、第4図はトランスの伝送特性の一例を示す
図、第5図はバランの伝送特性の一例を示す図である。 1……玄関子機、2……室内親機、3……インターホン
線、4……増設モニタ、 28,30……送信機、29……受信機、101……テレビカメ
ラ、 201,401……モニタ、208,209,210……バラン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】屋外に設けられたテレビカメラと屋内に設
    けられた親モニタ装置をインターホン線で接続すると共
    に、上記親モニタ装置に1台またはそれ以上の子モニタ
    装置をインターホン線で直列に接続し、上記インターホ
    ン線を介して映像信号をFM信号にして平衡伝送するよう
    にしたテレビドアホン装置において、 上記親モニタ装置の送信部と上記子モニタ装置の送受信
    部にインターホン線に接続されているバランを備えてお
    り、かつ、上記親モニタ装置および子モニタ装置は、映
    像信号をFM復調するFM復調器を備えていることを特徴と
    するテレビドアホン装置。
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