JPH0711422U - クリップ付樹脂製燃料タンク - Google Patents

クリップ付樹脂製燃料タンク

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JPH0711422U
JPH0711422U JP1800792U JP1800792U JPH0711422U JP H0711422 U JPH0711422 U JP H0711422U JP 1800792 U JP1800792 U JP 1800792U JP 1800792 U JP1800792 U JP 1800792U JP H0711422 U JPH0711422 U JP H0711422U
Authority
JP
Japan
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fuel tank
clip
resin
resin fuel
fixing
Prior art date
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Pending
Application number
JP1800792U
Other languages
English (en)
Inventor
清和 海保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Radiator Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Radiator Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Radiator Manufacturing Co Ltd filed Critical Tokyo Radiator Manufacturing Co Ltd
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Publication of JPH0711422U publication Critical patent/JPH0711422U/ja
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Supports For Pipes And Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 燃料タンク成形時に固定用クリップを一体成
形して、固定用クリップの別製作及びクリップの溶着工
程等を省略して生産性を向上せしめたクリップ付樹脂製
燃料タンクを提供することを目的としたものである。 【構成】 樹脂製燃料タンク１に、該樹脂製燃料タンク
１の成形時に形成したホースやハーネス等の固定用クリ
ップ５をタンク表面から内方へ突出して一体に設けたこ
とを特徴とするクリップ付樹脂製燃料タンク。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は、燃料タンクに取り付けるホースやハーネス等の固定用クリップを燃 料タンクと一体に形成したクリップ付樹脂製燃料タンクに関する。
【０００２】
【従来の技術】
自動車等の燃料タンクには、配管ホースやハーネス等を固定するため、図５に 示すように、固定用クリップＡを燃料タンクＢの天面部表面に装着している。そ して、この固定用クリップＡは、インジェクション成形等により形成した円筒形 状で上部に挿入部Ｃを開口した一対の抱持部Ｄとその基部Ｅとから構成されてお り、この固定用クリップＡを樹脂製の燃料タンクＢに装着する場合には、基部Ｅ 下面を熱板溶着Ｆ等で溶着固定している。
【０００３】
【考案が解決しようとする問題点】
しかし、上記のような従来の固定用クリップＡは、樹脂製の燃料タンクＢとは 別に製作する必要があり、更にはこれを燃料タンクＢに溶着固定する作業も必要 なため、生産性が低く且つコストアップにつながるといった問題点があった。
【０００４】
【問題点を解決するための手段】
本考案は、上記のような従来の問題点を解決するために成されたもので、樹脂 製燃料タンクの成形時に固定用クリップを一体成形することにより、クリップの 別製作及びクリップの溶着工程等を省略して、廉価に生産できるものを提供する ことを目的としたものであり、その要旨は、樹脂製燃料タンクに、該樹脂製燃料 タンクの成形時に形成したホースやハーネス等の固定用クリップをタンク表面か ら内方へ突出して一体に設けたことを特徴とするクリップ付樹脂製燃料タンクに ある。
【０００５】
【実施例】 以下、本考案を図１乃至図４に示す実施例により詳細に説明する。なお、図１ は本考案を適用したクリップ付樹脂製燃料タンクの斜視図で、図２は図１のIIー II 線断面拡大図、図３は他実施例の燃料タンクの斜視図であり、図４は図３の 要部拡大断面図である。
【０００６】 図において、１は樹脂製の燃料タンクで、その上壁面２Ａにはパイプ３が直立 状態で装着されており、その先端部は上壁面２Ａと平行に屈曲して配設されてい て、先端にはインレット又はアウトレット等のホース４が接続されている。 ５は上記ホース４を挟着固定する固定用クリップで、樹脂製燃料タンク１の側 壁面２Ｂにおいて、その表面から内方に突出する筒状部６が側壁面２Ｂに沿って 縦方向に延びており、前記ホース４はこの筒状部６内に挟持される。
【０００７】 ６Ａは前記筒状部６の一端開口部で、燃料タンク１の上壁面２Ａ側に、他端開 口部６Ｂは燃料タンク１の底壁面２Ｃ側に夫々開口しており、この筒状部６の表 面側にはその内部と連通する挿入部７が形成されている。そして、上記ホース４ をこの挿入部７から筒状部６内に押入して筒状部６内で挟持固定するとゝもに、 ホース４の両端は前記開口部６Ａ，６Ｂから夫々外部に引き出され、一端は前記 パイプ３と、他端は内燃機関等に連結される。
【０００８】 上記固定用クリップ５は、樹脂製燃料タンク１のブロー成形時に燃料タンク１ と同時成形によって形成されたものであり、樹脂製燃料タンク１と一体構造のも のである。なお、図３に示すものは、固定用クリップ５を樹脂製燃料タンク１の 底壁面２Ｃに設けたもので、その他の点については上記実施例と同様である。
【０００９】
【考案の効果】
本考案に係るクリップ付樹脂製燃料タンクは、上記のように、樹脂製燃料タン クに、該樹脂製燃料タンクの成形時に形成したホースやハーネス等の固定用クリ ップをタンク表面から内方へ突出して一体に設けた構成であるから、燃料タンク とは別体に固定用クリップを製作する必要がなく、またこの固定用クリップの固 着工程も省略できるので生産性が向上するとゝもに、固定用クリップは燃料タン クの表面から突出しないため、衝当による損傷もなく、且つレイアウトの自由度 も向上するといった諸効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案を適用したクリップ付樹脂製燃料タンク
の斜視図である。
【図２】図１のIIーII線断面拡大図である。
【図３】他実施例のクリップ付燃料タンクの斜視図であ
る。
【図４】図３の要部拡大断面図である。
【図５】従来のクリップ構造を適用した燃料タンクの要
部斜視図である。
【符号の説明】
１ 樹脂製燃料タンク ２Ａ 上壁面 ２Ｂ 側壁面 ２Ｃ 底壁面 ３ パイプ ４ ホース ５ 固定用クリップ ６ 筒状部 ６Ａ 開口部 ６Ｂ 開口部 ７ 挿入部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 樹脂製燃料タンクに、該樹脂製燃料タン
    クの成形時に形成したホースやハーネス等の固定用クリ
    ップをタンク表面から内方へ突出して一体に設けたこと
    を特徴とするクリップ付樹脂製燃料タンク。
JP1800792U 1992-02-26 1992-02-26 クリップ付樹脂製燃料タンク Pending JPH0711422U (ja)

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