JPH07114058B2 - 回転型のディスクオートチェンジャー装置 - Google Patents

回転型のディスクオートチェンジャー装置

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JPH07114058B2
JPH07114058B2 JP2098934A JP9893490A JPH07114058B2 JP H07114058 B2 JPH07114058 B2 JP H07114058B2 JP 2098934 A JP2098934 A JP 2098934A JP 9893490 A JP9893490 A JP 9893490A JP H07114058 B2 JPH07114058 B2 JP H07114058B2
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clamp
disc
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rotating
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敦 平方
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、キャビネットに回転可能に支持された回転ト
レイを回転することにより該回転トレイに複数枚載置さ
れるディスクの中から再生するディスクの交換を自動的
に行う回転型のディスクオートチェンジャー装置に関
し、特に回転トレイの上方を覆うべくキャビネットに開
閉自在に設けられた蓋体を開放してディスク載置部にお
けるディスクの着脱を行う回転型のディスクオートチェ
ンジャー装置に関する。
(ロ)従来の技術 ディスクを複数枚セットし、再生するディスクを自動的
に交換するディスクオートチェンジャー装置が知られて
いるが、現在、該ディスクオートチェンジャー装置とし
ては、CD方式の光学式ディスク(CD)用のものが普及し
ている。この様なディスクオートチェンジャー装置とし
ては、例えば、特開昭62−239375号公報に示される如
く、回転軸を中心にトレイを回転可能にするとともに、
前記回転軸を中心にしてディスクを載置するディスク載
置部を前記トレイに放射状に複数設け、前記トレイを回
転させることにより所望のディスク載置部をターンテー
ブル及び光ピックアップ等が設けられた再生機構に対向
する再生位置に移動し、そのディスク載置部に載置され
たディスクの再生を行う様にした回転型のものが公知で
ある。この様な回転型のディスクオートチェンジャー装
置は、再生するディスクを交換する動作が前述した如
く、トレイを回転させるという単純な動作であるので、
複数のディスクを積載した状態で収納しておき、その中
から所望のディスクを取り出して再生を行うタイプのも
のと比べてディスク交換に要する時間を短縮するのに有
利であるとともに、構造が簡単であり、製造コストの点
でも有利である。
ところで、前述した公報の回転型のディスクオートチェ
ンジャー装置は、トレイがキャビネットの前面からせり
出し可能に成され、前記トレイをキャビネットからせり
出した状態でディスクの着脱を行う、いわゆるフロント
ローディング方式であるが、この様にすると、トレイを
摺動させる機構を必要とし、コスト高を招く。その為、
回転型のディスクオートチェンジャー装置には、普及品
として回転トレイの上方を覆うべくキャビネットに開閉
自在に蓋体が設けられ、該蓋体を開放することにより上
方からディスクの着脱を行う様にした上方開放方式のも
のが提案されている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 前述した上方開放方式の回転型のディスクオートチェン
ジャー装置は、トレイの回転を行うことなく、複数のデ
ィスクの着脱を同時に行うことが出来るが、ディスクを
再生する際に該ディスクをターンテーブル上に圧着保持
する為のクランプ機構が再生位置にあるディスク載置部
の上方を覆ってしまうので、その覆われたディスク載置
部におけるディスクの着脱を行う場合は、トレイを回転
させ、前記クランプ機構が前記ディスク載置部の上方に
位置しない様にしなければならず、ディスクの着脱作業
が煩わしかった。
その為、クランプ機構をキャビネットに回動可能に支持
し、トレイのディスク載置部が形成された位置から避け
ることが出来る様にすれば、トレイの回転を行うことな
く、再生位置にあるディスク載置部のディスクの着脱も
行うことが出来る。
ところで、回転型のディスクオートチェンジャー装置
は、再生機構が上下動可能に成されており、トレイの回
転時に再生機構を下降状態の非再生位置に変位し、トレ
イの回転が妨害されない様に、そして、ディスクの再生
を行うときに前記再生機構を上昇状態の再生位置に変位
し、該再生機構に備えるターンテーブル上にディスクを
装着するとともに、前記再生機構に備える光ピックアッ
プを所定位置に配置する様に成されている。そして、前
記再生機構の上下動は、モータ等の駆動源を用いて行っ
ている。その為、クランプ機構を回動可能に支持した際
に操作性の向上を計る為に前記クランプ機構の回動動作
を手動ではなく駆動源を用いて行う様にすると、使用す
る駆動源が増加し、製造コストの上昇を招くとともに、
それらの駆動源を良好なタイミングで制御させる必要が
あり、そのタイミングの設定が容易ではなかった。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、前述の点に鑑み成された回転型のディスクオ
ートチェンジャー装置で、ディスクを回転させる為のタ
ーンテーブル及びディスクに記録された信号を読み出す
為のピックアップを有するとともに、ディスクの再生を
行う状態の再生位置と非再生位置との間を変位可能に支
持された再生機構と、ディスクを前記ターンテーブル上
に圧着する為のチャック部材を有するとともに、再生位
置に移動された載置部に載置されたディスクを前記ター
ンテーブル上に圧着保持する状態のクランプ位置と前記
載置部が形成された位置から外れた非クランプ位置との
間を変位可能に支持されたクランプ機構とを備え、該ク
ランプ機構の変位に連動して前記再生機構を変位する様
に成し、前記クランプ機構をクランプ位置に変位する様
に作動させた際に前記再生機構が再生位置に変位する様
にするとともに、前記クランプ機構を非クランプ位置に
変位する様に作動させた際に前記再生機構が非再生位置
に変位する様にしている。
(ホ)作用 本発明は、クランプ機構を回動可能にキャビネットに支
持し、回転トレイにディスクを載置する際、前記クラン
プ機構を非クランプ位置に変位して回転トレイのディス
ク載置部が形成された位置から避けることが出来る様に
し、前記回転トレイを回転させることなく該回転トレイ
に形成された全てのディスク載置部へのディスクの着脱
を行える様にするとともに、前記クランプ機構を非クラ
ンプ位置に変位させるときには、ディスクの再生を行わ
ないときであり、そのとき再生機構を非再生位置に変位
した状態にした方が回転トレイを回転させることが出
来、好都合であるので、また、前記クランプ機構を駆動
する駆動機構及び前記再生機構を駆動する駆動機構の簡
略化を計る為に前記クランプ機構をクランプ位置に変位
する様に作動させた際に前記再生機構が再生位置に変位
する様に、かつ前記クランプ機構を非クランプ位置に変
位する様に作動させた際に前記再生機構が非再生位置に
変位する様に前記クランプ機構の変位に連動して前記再
生機構を変位する様にしている。
(ヘ)実施例 第1図は本発明に係る回転型のディスクオートチェンジ
ャー装置の一例を示す平面図で、(1)はキャビネッ
ト、(2)は該キャビネット(1)に支持されたセンタ
ーシャフト、(3)は該センターシャフト(2)を回動中
心軸として前記キャビネット(1)に対して回転自在に
取り付けられるとともに、CD(4)が載置される凹状の
CD載置部(5)が前記センターシャフト(2)を中心に
して放射状に5個連設された回転トレイ、(6)は該回
転トレイ(3)の下面に前記回転トレイ(3)の同心円状に形
成されたリム、(7)は回転軸(7a)にプーリー(8)
が固定されるとともに、該プーリー(8)及び前記リム
(6)間に張架されるゴム製のベルト(9)を介して前
記回転トレイ(3)を駆動するモータ、(10)はCD(4)を
回転させる為のCD用ターンテーブル(11)と、CD(4)
に記録された信号を読み出す為の光ピックアップ(12)
と、該光ピックアップ(12)をCD(4)の径方向に送る
送り機構(13)とを備え、前記キャビネット(1)内の所
定位置に設けられたCD再生用の再生機構、(14)は該再生
機構(10)に対向する再生位置まで移動されたCD載置部
(5)に載置されたCDをCD用ターンテーブル(11)上に
圧着保持する為のクランプ機構である。
回転トレイ(3)のCD載置部(5)内には、CD用ターンテ
ーブル(11)上にCD(4)を装着する為、及び光ピック
アップ(12)からの光ビームにより前記CD(4)をトレ
ースする為にそれぞれ孔(15)が形成されている。
また、再生機構(10)は、シャフト(16)を回動中心軸と
して昇降可能に支持されており、前記再生機構(10)が上
昇されると、CD用ターンテーブル(11)のCD載置面が孔
(15)を介してCD載置部(5)の上方に突出され、CD再
生が可能な再生位置となる。そして、前記再生機構(10)
は、前記シャフト(16)の軸方向からの側面を示す第2
図の如く、CDの再生状態時以外において、下降された非
再生位置に変位されている。
一方、クランプ機構(14)は、第1図のO−O′における
断面図の第3図に示す如く、回動軸(17)によりキャビ
ネット(1)に水平方向に回動可能に支持され、前記ク
ランプ機構(14)には、軸(18)を中心に垂直方向に回動
可能に支持されたクランプ板(19)が設けられている。
そして、前記クランプ板(19)には、CD(4)をCD用タ
ーンテーブル(11)上に圧着保持する為のチャック部材
(20)が回転自在に遊嵌されており、前記クランプ板
(19)は、該クランプ板(19)の下面に形成された半球
状の突起(21)を回動軸(17)の周囲のキャビネット
(1)の一部に形成されたガイド突片(22)上に載置す
ることにより支持されている。そして、前記ガイド突片
(22)は、クランプ機構(14)を第1図の実線に示すクラ
ンプ位置に変位した状態において前記突起(21)が当接
される部分が低く成され、前記クランプ機構(14)を第1
図の一点鎖線に示す非クランプ位置に変位させるのに応
じて前記突起(21)が当接される部分が徐々に高くなる
様に成されている。その為、チャック部材(20)の位置
は、前記クランプ機構(14)をクランプ位置から非クラン
プ位置に変位するのに従って徐々に高くなり、前記クラ
ンプ機構(14)を非クランプ位置に変位させるときに前記
チャック部材(20)が回転トレイ(3)の外周部の高い部
分に衝突することが避けられ、前記クランプ機構(14)
回動変位は阻害されない。
また、詳細は後述するが、クランプ機構(14)の回動に連
動して再生位置に変位されたCD載置部(5)の孔(15)
を覆うべく設けられたカバー部材(23)が変位する様に
成されており、前記カバー部材(23)は、クランプ機構
(14)がクランプ位置に移動した際に前記孔(15)から外
れる様に変位されるとともに、前記クランプ機構(14)
非クランプ位置に移動した際に前記孔(15)を覆う様に
変位される。
ところで、回転トレイ(3)のCD載置部(5)が形成され
ていない周縁部(24)と星形状の中央部(25)とは、機
械的にアナログ信号が記録されたレコード盤(26)を支
持する為の支持部となり、前記CD載置部(5)より1段
高く成されており、その支持部の全部あるいは一部に
は、レコード盤(26)を保持するとともに、レコード盤
(26)の振動を吸収する為の粘弾性を有する樹脂やゴム
製のマット(図示せず)が貼着される。そして、センタ
ーシャフト(2)は回転トレイ(3)の上面より突出して
形成されており、その径はレコード盤(26)の中心孔に
応じている。
また、キャビネット(1)には、垂直軸(27)を中心に
水平回動可能に支持されているとともに、水平軸(28)
を中心に垂直回動可能に支持されたトーンアーム(29)
と、該トーンアーム(29)の先端に設けられた針式のカ
ートリッジ(30)とから成るピックアップ機構(31)が設
けられている。
そして、回転トレイ(3)、クランプ機構(14)及びピック
アップ機構(31)は、第4図の側面からの模型図に示す如
く、キャビネット(1)の背面にヒンジ(32)を介して
開閉自在に取り付けられた蓋体(33)により覆える様に
成されており、該蓋体(33)は透明な合成樹脂材料によ
り構成され、閉成された状態でも内部が覗ける様に成さ
れている。
次に、前述の如く構成されたCDオートチェンジャー装置
の使用方法に付いて説明する。尚、当然のことながら、
CDやレコード盤をセットするときには、蓋体(33)を開
放した状態(あるいは外した状態)にしておく。
まず、CDを再生する場合は、再生するCDの枚数に応じて
1〜5枚のCDを回転トレイ(3)のCD載置部(5)に載置
する。この場合、クランプ機構(14)を第1図の一点鎖線
に示す如く、前記CD載置部(5)の位置から避ける様に
非クランプ位置に回動しておき、全てのCD載置部(5)
にCDが載置出来る様にしておく。そして、所望のCD載置
部(5)にCD(4)を載置したら、前記クランプ機構(1
4)を第1図の実線に示すクランプ位置に回動する。ここ
で、前記クランプ機構(14)のチャック部材(20)は、下
面がCD載置部(5)に載置されたCD(4)の上面より高
い位置になる様に配置されている。また、再生機構(10)
は第2図図示の如く、下降されているので、前記クラン
プ機構(14)がクランプ位置に変位されている状態であっ
ても回転トレイ(3)を回転することが出来る。その為、
再生するCDを選択する場合は、前記クランプ機構(14)
クランプ位置に変位させた状態で回転トレイ(3)を回転
させ、所望のCD載置部(5)に載置された再生しようと
するCDを再生機構(10)に対向する再生位置まで移動させ
る。この場合、モータ(7)を通電し、プーリー(8)
を回転させれば、該プーリー(8)の回転がベルト
(9)を介して回転トレイ(3)のリム(6)に伝達され
るので、該回転トレイ(3)を回転させることが出来、所
望のCDを再生位置まで移動させることが出来る。
所望のCDが再生位置まで移動されると、次に再生機構(1
0)の上昇を行う。前記再生機構(10)は、シャフト(16)
を回動軸として第2図の矢印A方向に回動することによ
り上昇される。ここで、クランプ機構(14)はクランプ位
置にあり、カバー部材(23)は再生位置にあるCD載置部
(5)の孔(15)から外れた位置に変位されている。そ
の為、前記再生機構(10)の上昇が行われ、その上昇が進
むと、やがて、CD用ターンテーブル(11)中央の突出部
がCD(4)の中心孔(4a)に挿入され、該CD(4)が前
記CD用ターンテーブル(11)に載置された状態になる。
前記再生機構(10)は、更に上昇され、CD(4)の上面が
チャック部材(20)の下面に当接された状態まで上昇さ
れた後、前記再生機構(10)の上昇は停止される。この状
態において、CD(4)はCD載置部(5)から離間されて
いると共に、チャック部材(20)によりCD用ターンテー
ブル(11)上に圧着保持されている。その為、スピンド
ルモータ(34)を通電し、前記CD用ターンテーブル(1
1)を回転させるとCD(4)の回転が行われるので、光
ピックアップ(12)により前記CD(4)を再生すること
が出来る。
したがって、再生機構(10)を降下させた非再生位置にし
ておき、回転トレイ(3)を回転してCD載置部(5)に載
置されたCD(4)を再生位置まで移動させた後、前記再
生機構(10)を上昇させ、前記CD(4)をCD用ターンテー
ブル(11)上に圧着保持することを繰り返し行うことに
よりそれぞれのCD載置部(5)に載置された複数のCDを
順次再生することが出来る。
一方、レコード盤を再生する場合は、クランプ機構(14)
を非クランプ位置に回動し、レコード盤が載置される位
置から退ける。そして、レコード盤(26)の中心孔をセ
ンターシャフト(2)に挿入して該レコード盤(26)を
回転トレイ(3)に載置する。ここで、再生機構(10)は前
記クランプ機構(14)を非クランプ位置に回動させる以前
に下降する様に成されているので、前記クランプ機構(1
4)を非クランプ位置に回動した状態において、回転トレ
(3)を回転することが出来る。
したがって、回転トレイ(3)を回転し、レコード盤(2
6)を回転させるとともに、トーンアーム(29)を回動
し、カートリッジ(30)によりレコード盤(26)をトレ
ースする状態にすれば、ピックアップ機構(31)により前
記レコード盤(26)を再生することが出来る。
また、この場合、クランプ機構(14)を非クランプ位置に
回動させていることによりカバー部材(23)は、再生位
置にあるCD載置部(5)の孔(15)を覆う位置に変位さ
れているので、該孔(23)を介して異物が挿入された
り、再生機構(10)に手が触れる様なことはない。
尚、レコード盤(26)を回転させる際の回転トレイ(3)
の回転は、再生するCDを選択する際に前記回転トレイ
(3)を回転させる駆動源となるモータ(7)により行わ
れる。
また、回転トレイ(3)のCD載置部(5)は、レコード盤
(26)が載置される支持部より一段低く形成されると共
に、前記CD載置部(5)の段差は、CDの厚みより大であ
るので、CDを前記CD載置部(5)に載置した状態で前記
回転トレイ(3)にレコード盤(26)を載置することが出
来る。
ところで、本発明は、再生機構(10)とクランプ機構(14)
とを連動させて変位させる点に特徴を有するもので、次
にその点に付いて詳細に説明する。
第5図及び第6図は、再生機構(10)及びクランプ機構(1
4)を駆動する駆動機構の平面図を示し、それぞれクラン
プ機構(14)がクランプ位置及び非クランプ位置に変位し
ている状態を示す。図において、(35)は駆動源となる
モータ、(36)は該モータ(35)の回転軸(35a)に嵌
着された第1プーリー、(37)は該第1プーリー(36)
に伝達ベルト(38)を介して連結される第2プーリー、
(39)は該第2プーリー(37)に同軸に形成された第1
ギア、(40)は該第1ギア(39)が噛合される第2ギ
ア、(41)は該第2ギア(40)に同軸に形成された第3
ギア、(42)は該第3ギア(41)が噛合されるギア部(42
a)が形成されているとともに、上面に渦巻き状の第1
カム(43)が形成されたカム部材、(44)は軸(45)を
中心にして回動変位可能に軸支されているとともに、前
記第1カム(43)にガイドされるガイドピン(46)とギ
ア部(47)と駆動ピン(48)が形成された第1回動部
材、(49)は軸(50)を中心にして回動変位可能に軸支
され、クランプ機構(14)に前記軸(50)の部分で固定さ
れているとともに、前記第1回動部材(44)の駆動ピン
(48)が挿入される孔(51)を有する第2回動部材、
(52)は前記第1回動部材(44)のギア部(47)が噛合
される第4ギア、(53)は軸(54)を中心にして回動変
位可能に軸支されているとともに、前記第4ギア(52)
が噛合されるギア部(55)と孔(56)とを有する第3回
動部材である。そして、カバー部材(23)は、センター
シャフト(2)に同心円状に設けられた軸(57)を中心
にして回動変位可能に軸支され、回転トレイ(3)の再生
位置に変位されたディスク載置部(5)の孔(15)を覆
う様に設けられているとともに、前記第3回動部材(5
3)の孔(56)に挿入されるピン(58)を有している。
また、カム部材(42)は、第2図に示す如く、高低差のあ
る上及び下平坦部(60a)及び(60b)を斜面部(60c)
により連結する様に勾配を設けて側面の周囲に形成され
た溝により構成された第2カム(60)を備えており、該第
2カム(60)には、再生機構(10)のシャーシの一端に形成
された支持部(61)が挿入され、該再生機構(10)の一端
が支持されている。
次に動作に付いて説明する。
モータ(35)を通電し、該モータ(35)の回転軸(35
a)を回転させると、その回転は第1プーリー(36)、
伝達ベルト(38)、第2プーリー(37)、第1ギア(3
9)、第2ギア(40)及び第3ギア(41)を介して減速
されてカム部材(42)に伝達される。その為、前記モータ
(35)の回転軸(35a)を時計方向に回転させると、前
記カム部材(42)は時計方向に回転し、一方、前記モータ
(35)の回転軸(35a)を反時計方向に回転させると、
前記カム部材(42)は反時計方向に回転する。
ところで、カム部材(42)が回転すると、第2カム(60)
変位に応じて再生機構(10)の支持部(61)が変位するの
で、該再生機構(10)がシャフト(16)を中心にして上下
方向に回動される。ここで、前記カム部材(42)が時計方
向に回動すると、前記支持部(61)は前記第2カム(60)
の下平坦部(60b)から上平坦部(60a)に向って変位さ
れることになり、逆に、前記カム部材(42)の反時計方向
に回動すると、前記支持部(61)は前記第2カム(60)
上平坦部(60a)から下平坦部(60b)に向って変位され
ることになる。その為、再生機構(10)は、前記カム部材
(42)が時計方向に回動すると、上昇して再生位置に変位
され、前記カム部材(42)が反時計方向に回動すると、下
降して非再生位置に変位される。
また、カム部材(42)が回転すると、第1カム(43)の変
位に応じてガイドピン(46)が変位するので、第1回動
部材(44)が回動される。前記第1回動部材(44)が回
動すると、その回動に応じて駆動ピン(48)が変位する
ので、第2回動部材(49)が回動される。その為、クラ
ンプ機構(14)の回動が行われる。この場合、前記第1回
動部材(44)は、第1カム(43)の渦巻形状の関係から
カム部材(42)の回動方向と逆方向に回動される。そし
て、前記第2回動部材(49)は、前記第1回動部材(4
4)の回動方向と逆方向に回動される。その為、クラン
プ機構(14)は、カム部材(42)が時計方向に回動すると、
時計方向に回動され、該カム部材(42)が反時計方向に回
動すると、反時計方向に回動される。
一方、第1回動部材(44)が回動すると、ギア部(47)
を介して第4ギア(52)が回転される。そして、前記第
4ギア(52)が回転すると、ギア部(55)を介して第3
回動部材(53)が回動される。その為、カバー部材(2
3)は、ピン(58)が変位されることにより回動が行わ
れる。この場合、第4ギア(52)は、第1回動部材(4
4)の回動方向と逆方向に回転され、第3回動部材(5
3)は、前記第4ギア(52)の回転方向と逆方向に回動
される。そして、カバー部材(23)は、前記第3回動部
材(53)の回動方向と逆方向に回動される。その為、前
記カバー部材(23)は、カム部材(42)が時計方向に回動
すると、時計方向に回動され、該カム部材(42)が反時計
方向に回動すると、反時計方向に回動される。
ところで、第2回動部材(49)が第5図図示の第1位置
に変位されているとき、クランプ機構(14)は第1図の実
線の状態のクランプ位置に変位している。このとき、カ
バー部材(23)は第5図図示の如く、再生位置にあるCD
載置部(5)の孔(15)から外れた状態に変位されてい
る。
今、前述の状態において、回転軸(35a)が時計方向に
回転する様にモータ(35)の通電を行う。すると、カム
部材(42)が時計方向に回転する。その為、再生機構(10)
が上昇され、やがて再生位置に変位される。また、カム
部材(42)が時計方向に回転されると、第2回動部材(4
9)が時計方向に回動される。ここで、前記第2回動部
材(49)が第6図図示の第2位置に変位されていると
き、クランプ機構(14)は、第1図の一点鎖線の状態の非
クランプ位置に変位している。その為、前記第2回動部
材(49)が時計方向に回動されると、やがて前記クラン
プ機構(14)は、非クランプ位置に変位される。
一方、カム部材(42)が時計方向に回転すると、カバー部
材(23)が時計方向に回動される。その為、前記カバー
部材(23)は、やがて第6図図示の如く、再生位置にあ
るCD載置部(5)の孔(15)を覆う状態に変位される。
逆に、第6図図示の状態において、回転軸(35a)が反
時計方向に回転する様にモータ(35)の通電を行う。す
ると、カム部材(42)が反時計方向に回転する。その為、
再生機構(10)が下降され、やがて非再生位置に変位され
る。
また、カム部材(42)が反時計方向に回転されると、第2
回動部材(49)が反時計方向に回動される。その為、ク
ランプ機構(14)が反時計方向に回動され、該クランプ機
(14)はやがてクランプ位置に変位される。
一方、カム部材(42)が反時計方向に回転すると、カバー
部材(23)が反時計方向に回動される。その為、前記カ
バー部材(23)は、やがて第5図図示の如く、再生位置
にあるCD載置部(5)の孔(15)から外れた状態に変位
される。
したがって、再生機構(10)とクランプ機構(14)とカバー
部材(23)とは、連動して作動することになる。
ところで、カム部材(42)の第1カム(43)と第2カム(6
0)との関係からクランプ機構(14)が非クランプ位置から
クランプ位置に変位した時点では、まだ再生機構(10)
再生位置に変位されない様に成されている。すなわち、
カム部材(42)が時計方向に回転すると、まず、クランプ
機構(14)が非クランプ位置からクランプ位置に変位さ
れ、その後、再生機構(10)が非再生位置から再生位置に
変位される様に前記第1及び第2カム(43)及び(60)
関係付けて形成されている。その為、前記再生機構(10)
の非再生位置から再生位置への変位が行われるときに
は、クランプ機構(14)はクランプ位置に変位されてお
り、チャッキング部材(20)がターンテーブル(11)の
対向位置に変位されているので、前記再生機構(10)の再
生位置への変位により確実にCDをCD用ターンテーブル
(11)上に圧着することが出来る。
一方、カム部材(42)が反時計方向に回転すると、逆に、
まず、再生機構(10)が再生位置から非再生位置に変位さ
れ、その後、クランプ機構(14)がクランプ位置から非ク
ランプ位置に変位される。すなわち、前記クランプ機構
(14)の非クランプ位置への変位が行われるとき、すでに
再生機構(10)は非再生位置に変位されているので、該再
生機構(10)により前記クランプ機構(14)の非クランプ位
置への変位が妨げられることはない。
また、レコード盤の再生を行う状態にするべく、クラン
プ機構(14)を非クランプ位置に変位させると、カバー部
材(23)は再生位置にあるCD載置部(5)の孔(15)を
覆う状態になり、一方、CDの再生を行う状態にするべ
く、前記クランプ機構(14)をクランプ位置に変位させる
と、前記カバー部材(23)は前記孔(15)から外れた状
態になる。
(ト)発明の効果 以上述べた如く、本発明は、同一の駆動機構により再生
機構とクランプ機構とを連動させて駆動しているので、
該再生機構と該クランプ機構との関連動作を良好なタイ
ミングで行うことが出来、特に、該クランプ機構をクラ
ンプ位置に駆動した際に該再生機構を再生位置に駆動す
るとともに、該再生機構を非再生位置に駆動した際に該
クランプ機構を非クランプ位置に駆動するようにしてい
るので、チャック部材をターンテーブルに対向させるの
と同時にディスクの該ターンテーブル上への圧着が行わ
れ、速やかにディスク再生が可能な状態にすることが出
来るとともに、載置部に対してディスクの着脱を行う際
において前記クランプ機構が全ての載置部の投影面上か
ら待避された位置に変位されることにより回転トレイを
回転させることなく全ての載置部に対して該クランプ機
構がディスクの着脱行為の障害になるのを防止すること
が出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す平面図、第2図は第1
図の再生機構の変位の仕方を説明する為の側面図、第3
図は第1図のO−O′における断面図、第4図は蓋体の
取付状態を示す模型図、第5図及び第6図は本発明の主
要機構を示し、それぞれクランプ機構がクランプ位置及
び非クランプ位置に変位している状態を示す平面図であ
る。 主な図番の説明(3) …回転トレイ、(5)…CD載置部、(10)…再生機
構、(12)…光ピックアップ、(14)…クランプ機構、
(23)…カバー部材、(42)…カム部材、(43)…第1カ
ム、(60)…第2カム。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャビネットに回転可能に支持された回転
    トレイの回転軸を中心にしてディスクを載置する載置部
    を前記回転トレイに放射状に複数設けるとともに、前記
    回転トレイを回転させることによる載置部の配置替えに
    より再生するディスクの交換を行う回転型のディスクオ
    ートチェンジャー装置において、ディスクを回転させる
    為のターンテーブル及びディスクに記録された信号を読
    み出す為のピックアップを有する再生機構と、前記回転
    トレイの回転により該再生機構で再生が行える位置まで
    移動されたディスクを前記ターンテーブル上に圧着する
    為のチャック部材を有するクランプ機構とを備え、前記
    再生機構は、載置部に載置されたディスクを前記ターン
    テーブル上に装着すべく上昇した再生位置と前記回転ト
    レイの回転が阻害されない位置に前記ターンテーブル及
    び前記ピックアップが下降した非再生位置との間を変位
    可能に支持されているとともに、前記クランプ機構は、
    キャビネットに回動可能に支持され、前記チャック部材
    が再生機構のターンテーブルと対向されるクランプ位置
    と前記回転トレイの全ての載置部の投影面上から外れた
    非クランプ位置との間を変位可能に支持されており、か
    つ、前記再生機構と前記クランプ機構とを連動させて駆
    動する駆動機構が具備され、該駆動機構は前記クランプ
    機構をクランプ位置に駆動する際に前記再生機構を再生
    位置に駆動するとともに、前記再生機構を非再生位置に
    駆動する際に前記クランプ機構を非クランプ位置に駆動
    することを特徴とする回転型のディスクオートチェンジ
    ャー装置。
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