JPH07113593A - 熱交換器の据え付け手段 - Google Patents

熱交換器の据え付け手段

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JPH07113593A
JPH07113593A JP6956794A JP6956794A JPH07113593A JP H07113593 A JPH07113593 A JP H07113593A JP 6956794 A JP6956794 A JP 6956794A JP 6956794 A JP6956794 A JP 6956794A JP H07113593 A JPH07113593 A JP H07113593A
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Takao Kinoshita
貴夫 木下
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱交換器を車両に据え付ける際、大きな自由
度を以ってこれが行える熱交換器の据え付け手段を提供
する。 【構成】 本発明の熱交換器は、互いに間隔をおいて平
行に配置された一対のヘッダーパイプと、互いに間隔を
おいて平行に配置され前記ヘッダーパイプに連通接続さ
れた複数の偏平チューブと、該複数のチューブ間に配設
されたフィンとを有している。更に、該熱交換器には、
これを車両に据え付ける為の据え付け手段が用意されて
いる。該据え付け手段は、熱交換器本体側に固着される
第1の固着部材と、車両側に固着される第2の固着部材
と、該第1、第2の固着部材を連結する連結部材との三
つの部材から構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気調和装置用の熱交換
器、特に自動車用空気調和装置に用いられる熱交換器の
据え付け用手段に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車用空気調和装置でコンデン
サーとして用いられる熱交換器として図40(a)及び
(b)で示すようなものが知られている。このコンデン
サー100はコンデンサー本体11と後述するエンジン
・コンパートメント内据え付け手段たる複数の、例え
ば、四個のアルミニウム合金あるいはアルミニウム(以
下の記述においては、説明の都合上のみから便宜的にア
ルミニウムと記載する)製のブラケット300とを有し
ている。コンデンサー本体11は互いに間隔をおいて平
行に配置された一対のアルミニウム製の中空円筒状ヘッ
ダーパイプ12、13と、ヘッダーパイプ12、13に
対して直角に配置されたアルミニウム製の複数の偏平チ
ューブ14を有している。偏平チューブ14は互いに間
隔をおいて平行に配置され、その両端はヘッダーパイプ
12、13にそれぞれ連通接続されている。さらに、チ
ューブ14間に画成される空所にはアルミニウム製の複
数の放熱用コルゲートフィン15が隣接するチューブ1
4の上下面に配設固定されている。なお、コルゲートフ
ィン15は図中その一部のみしか示されていないが、実
際はチューブ14の長さ方向ほぼ全長に亘って延在して
いる。なお、チューブ14及びフィン15とによって熱
交換部分11aが形成される。アルミニウム製のガイド
プレート16が熱交換部分11aの最上端及び最下端に
それぞれ配設固定されている。ガイドプレート16は熱
交換部分11aの全幅に亘って延在しており、熱交換部
分11aを機械的に補強している。さらに、熱交換部分
11aの上下両端部が衝突して破損することを防いでい
る。ヘッダーパイプ12、13の上下開口端はキャップ
状部材17でもって閉塞されている。冷媒入口管18及
び冷媒出口管19が一方のヘッダーパイプ12の上下端
部の外側部にそれぞれ流通接続されている。複数の円形
の隔板20がヘッダーパイプ12、13の内部にチュー
ブ14と平行な状態で配設固定されており、これによっ
てコンデンサー本体11における冷媒の流れの向きを変
えている。
【0003】四個のアルミニウム製のブラケット300
はヘッダーパイプ12、13それぞれの上下端部に固着
されている。ブラケット300は略長方形の板体であっ
て、それぞれの内方端はヘッダーパイプ12(13)の
外周に沿って曲げられた後ヘッダーパイプ12、13そ
れぞれの上下端部にろう付によって固着されている。ブ
ラケット300にはボルト軸部挿通用の穴301が穿設
されている。
【0004】コンデンサ本体11のエンジン・コンパー
トメント内への据え付けは、ブラケット300を介して
ボルト(図示せず)によって、車両のボデーもしくは車
両側ブラケット(図示せず)へ固着することによって行
われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ブラケット
300はヘッダパイプ12(13)へろう付固着される
とともに車両のボデーもしくは車両側ブラケットへボル
トで固着される為、ブラケット300の形状及び材質は
上記二つの固着機能(すなわち、ろう付固着とボルト固
着)を両立させ得るようなものに限定されてしまってい
る。従って、コンデンサー本体11の車両への据え付け
方の自由度は小さく限定されざるを得なかった。
【0006】そこで、本発明では車両への据え付け方の
自由度が大きく、しかも車両へ確実に据え付けできるよ
うな据え付け手段を有した熱交換器を提供することを課
題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の熱交換器は、互
いに間隔をおいて平行に配置された一対の柱状中空部材
と両端を前記した一対の柱状中空部材の内側部にそれぞ
れ連通接続した複数の管とから成る熱交換器本体と、こ
の熱交換器本体を据え付ける据え付け手段とを有してい
る。この据え付け手段は、前記した柱状中空部材側に固
着される第1の固着部材と、据え付け側に固着される第
2の固着部材と、これら第1と第2の固着部材を連結す
る連結部材とを有している。
【0008】
【作用】本発明によれば、熱交換器本体を車両に据え付
ける為の手段が、熱交換器本体側に固着される第1の固
着部材と、車両側に固着される第2の固着部材と、該第
1、第2の固着部材を連結する連結部材との三つの部材
から構成されているので、熱交換器を車両に据え付ける
際、大きな自由度を以ってこれを行うことが出来る。
【0009】また、第2の固着部材及び連結部材は第1
の固着部材と別体であるため、熱交換器本体の材質にと
らわれることなく、その材質について適宜選択すること
が可能である。
【0010】更に、連結部材がチャンネル部材によって
機械的に補強されるため、連結部材の剛性が増し、車両
の振動によって惹起される連結部材の両側部間の周期的
な広まりと狭まりの交互動作の振幅が極めて小さくな
る。これにより連結部材と第1の固着部材との固定強度
が時間の経過とともに弱まったり、あるいは喪失してし
まうようなことがなくなる。
【0011】加えるに、第1の固着部材と連結部材とが
緩衝手段を介して互いに固定されるので、車両の振動に
よって惹起される連結部材の両側部間の周期的な広まり
と狭まりの交互動作の振幅が大きく減衰される。これに
より、連結部材と第1の固着部材との固定強度が時間の
経過とともに弱まったり、あるいは喪失してしまうよう
なことがなくなる。
【0012】
【実施例】本発明の第1の実施例について図1乃至図9
を参照して説明する。なお、前記した従来技術の説明と
同様に、本実施例では自動車用空気調和装置でコンデン
サーとして用いられる熱交換器を取り上げて説明を行
う。さらに、図1乃至図9中で示される構成要素のう
ち、図40(a),(b)中で示される構成要素と同一
のものは同一の参照符号を付し説明は省略する。
【0013】コンデンサー10は熱交換部分11aを含
むコンデンサー本体11と、後に詳述するエンジン・コ
ンパートメント内据え付け手段(以下、固着手段と称
す)を有している。
【0014】据え付け手段は図1で示すようなコンデン
サー本体側用固着手段(以下、第1の固着手段と称す)
である複数(例えば4個)の同一形状のアルミニウム製
のコンデンサー本体側用固着部材(以下、第1の固着部
材と称す)201、及び図8、9で示すような車両側用
固着手段(以下、第2の固着手段と称す)である複数
(例えば4個)のそれぞれ異形状の鉄製の車両側用固着
部材(以下、第2の固着部材と称す)202−1〜20
2−4、及び第1の固着手段と第2の固着手段とを連結
する連結手段(以下、連結手段と称す)であるところの
第1の固着部材201と第2の固着部材202−1〜2
02−4とを連結する図1で示すような鉄製の一対の連
結部材(以下、連結部材と称す)203とを有してい
る。なお、冷媒入口管18及び冷媒出口管19が一方の
ヘッダーパイプ13の上下端部の外側部にそれぞれ連通
接続されている。
【0015】図2乃至図5をも参照して第1の固着部材
201について説明する。第1の固着部材201は長方
形の板体201″をその長さ方向の中央部分で直角に折
り曲げることによって得ている。従って、第1の固着部
材201は折り曲げ部201aを有している。さらに、
部材201の長さ方向両端部は略円弧状に切り欠かれた
第1の切り欠き部201bが形成されている。図2で示
すように、第1の切り欠き部201bはヘッダーパイプ
12(13)の外周面を約120度にわたって沿うよう
に切り欠かれている。又、幅方向両端部の中央部分は長
方形状に浅く切り欠かれた第2の切り欠き部201cが
形成されている。これにより、折り曲げ部201aの形
成が容易になるとともに、肉が幅方向へはみ出さなくな
る。なお、第1の固着部材201の幅寸法はヘッダーパ
イプ12(13)の外径より僅かに大きくなっている。
【0016】上記したような第1の固着部材201は図
2で示すように第1の切り欠き部201bの内縁がヘッ
ダーパイプ12(13)の外周面に沿った状態で配設固
定される。従って、部材201の折曲げ部201aはヘ
ッダーパイプ12(13)の側部外方へ突出している。
図1で示すように、第1の固着部材201はヘッダーパ
イプ12(13)それぞれの中央よりやや上方及びやや
下方の位置に配設固定されている。第1の固着部材20
1とヘッダーパイプ12(13)の固定については例え
ば、ろう付けによって行われる。この固定方法にあって
は、第1の固着部材201はその少なくとも一方の板面
にろう材層が被覆された所謂クラッド構造を有するもの
であっても良い。
【0017】図1及び図7を参照し、連結部材203に
ついて説明する。連結部材203はチャンネル状の部材
で二つの側部203a及びこれらをつなぐ底部203b
から成っている。両側部203aの内面間の寸法は第1
の固着部材201の幅方向寸法より僅かに大きくなって
いる。連結部材203の両側部203aにはタッピング
ねじの軸部のガイド用の穴203cが互いに位置を同じ
く、しかも連結部材203の長さ方向に亘って等間隔で
穿設されている。なお、連結部材203の長さ方向の寸
法はコンデンサー本体11の高さ方向の寸法とほぼ同一
となるように設計されている。また、連結部材203の
両側部203aと底部203bとで画成される凹部空所
の深さは第1の固着部材201の折曲げ部201aの突
出高さよりやや大きくなるように設計されている。
【0018】連結部材203と第1の固着部材201と
の固定方法について、図1、図6及び図7を参照して説
明する。まず、図1で示すように、連結部材203をそ
の開口部がヘッダーパイプ12(13)に対向するよう
に配置させる。この後、第1の固着部材201が連結部
材203の凹部空所に入り込むように、矢印Aで示すよ
うに連結部材203をヘッダーパイプ12(13)に近
接させる。なお、ヘッダーパイプ13側の連結部材20
3にあっては、冷媒入口管18及び冷媒出口管19が挿
通する切り欠き(図示せず)が上下端部のそれぞれに形
成されている。次に、適当な位置の穴203cと、第1
の固着部材201とヘッダーパイプ12(13)とで画
成される断面三角形の空間21とを重なり合わせ、その
後、タッピングねじ22によって、連結部材203と第
1の固着部材201とが互いに固定される。なお、タッ
ピングねじ22に替えてボルト・ナットあるいはリベッ
トを用いてもよい。断面L字状部材23がタッピングね
じ24によってヘッダーパイプ13側の連結部材203
の中央部に固定されている。この際、連結部材203に
穿設された穴203cが利用される。断面L字状部材2
3に穿設された六角穴(図示せず)に冷媒出口管19の
ユニオンジョイント部分19aが挿通されることで、冷
媒出口管19の揺れ動きが阻止されている。
【0019】図8及び9を参照して、第2の固着部材2
02を説明するとともにコンデンサー本体11の車両へ
の据え付け方について説明する。図8に示すように、本
実施例にあっては、それぞれ異形状の四個の第2の固着
部材202−1、202−2、202−3及び202−
4が用意されている。異形状とはいえ、上記四個の第2
の固着部材は実質的に同一の構成を有しているので、第
2の固着部材のうち参照符号202−1で示されるもの
を代表的に取り上げ説明を行う。部材202−1は鉛直
部202−1a及びこれに垂直な水平部202−1bを
有している。鉛直部202−1aには、その長さ方向で
等間隔にタッピングねじの軸部ガイド用の複数の穴20
2−1cが穿設されている。水平部202−1bには、
その外方端部にボルト軸部挿通用の長孔202−1dが
穿設されている。なお、他の三つの第2の固着部材20
1−2〜202−4の構成要素に関して、上記した部材
202−1の構成要素と実質的に同一なものについて
は、図8中において、参照符号202−2、202−3
及び202−4に同一の添字を付すことによってこれを
示している。
【0020】二つの第2の固着部材202−1及び20
2−2は、図8においてコンデンサー本体11の右側に
配設された連結部材203の後方側部203aの上部及
び下部にタッピングねじ25によってそれぞれ固定され
る。また、残りの二つの第2の固着部材202−3及び
202−4は、図8においてコンデンサー本体11の左
側に配設された連結部材203の後方側部203aの上
部及び下部に同じくタッピングねじ25によってそれぞ
れ固定される。なお、タッピングねじ25による第2の
固着部材202−1〜202−4と連結部材203との
固定には連結部材203の穴203cと部材202−1
〜202−4の穴202−1c〜202−4cが利用さ
れる。更に、自動車用空気調和装置に用いられるレシー
バー・ドライヤー(図示せず)を保持する為の部材50
が、図8においてコンデンサー本体11の右側に配設さ
れた連結部材203の前方側部203aの下部にタッピ
ングねじ26によって固定される。なお、連結部材20
3と第1の固着部材201との固定に用いられたタッピ
ングねじ22の頭部に干渉しないように、保持部材50
は切り欠き(図示せず)を設けた形状となっている。
【0021】第2の固着部材202−1〜202−4が
連結部材203に固定された後、図9で示すように、自
動車のエンジン・コンパートメント内にあってラジエタ
ー60の前方の位置にコンデンサー本体11が配設され
る。この後、第2の固着部材201−1〜202−4
が、車両側ブラケットたるラジエター60の四隅外方に
突設された耳部61へボルト27によって固着される。
この際、第2の固着部材202−1〜202−4の長孔
202−1d〜202−4dが利用される。こうして、
コンデンサー本体11のエンジン・コンパートメント内
への据え付けが完了する。ところで、第2の固着部材2
02−1〜202−4の形状は、図8に示されたような
ものに限定される必要はなく、コンデサー本体11の車
両への据え付け方法によって適宜変更が可能である。
【0022】次に、本発明の第2の実施例について、図
10(a)、(b)及び図11を参照して説明する。な
お、図10(a)、(b)及び図11中で示される構成
要素のうち、図6及び図7中で示される構成要素と同一
のものは同一の参照符号を付し説明は省略する。
【0023】本実施例では連結部材203の上下端部に
同一形状の鉄製のチャンネル部材(以下、チャンネル部
材と称す)210がそれぞれ配設固定されている。ヘッ
ダーパイプ12側の連結部材203の上端部に配設され
たチャンネル部材210を例にとり、以下説明を続け
る。チャンネル部材210は二つの側部210aとこれ
らをつなぐ底部210bとから成っている。底部210
bはヘッダーパイプ12のキャップ状部材17の外側約
半分を覆っており、また両側部210aは連結部材20
3の上端部の両側部203aを覆っている。このような
状態でチャンネル部材210は連結部材203に、例え
ばスポット溶接で固定されている。なお、これら二つの
部材の固定手段はスポット溶接に限らず、例えばタッピ
ングねじ、ボルト・ナットあるいはリベット等を用いた
機械的固定手段であってもよい。この場合、連結部材2
03に設けた穴203cが利用される。同様にして、他
の3個のチャンネル部材210がヘッダーパイプ12側
の連結部材203の下端部に、ヘッダーパイプ13側の
連結部材203の上端部、下端部にそれぞれ固定され
る。
【0024】上記した構造によれば、連結部材203の
剛性が増し、車両の振動によって惹起される連結部材2
03の両側部203a間の周期的な広まりと狭まりの交
互動作の振幅が極めて小さくなる。これにより、連結部
材203と第1の固着部材201との固定強度が時間の
経過とともに弱まったり、あるいは喪失してしまうよう
なことがなくなる。
【0025】なお、第2の固着部材の形状及びそれの連
結部材への固定方法については第1の実施例と同じであ
り、本実施例ではそれらの記述について省略する。更
に、コンデンサー本体11の車両への据え付けに関して
も第1の実施例と同じでありその記述も省略する。
【0026】本発明の第3の実施例について、図12
(a)、(b)及び図13を参照して説明する。なお、
図12(a)、(b)及び図13中で示される構成要素
のうち、図6及び図7中で示される構成要素と同一のも
のは同一の参照符号を付し説明は省略する。
【0027】本実施例ではコンデンサー本体11の上部
及び下部に、コンデンサー本体11の左右の連結部材2
03に架け渡る同一形状の鉄製のチャンネル状の板材
(以下、チャンネル部材と称す)220がそれぞれ配設
されている。チャンネル部材220は二つの側部220
a及びこれらをつなぐ底部220bとから成っている。
以下、コンデンサー本体11の上部に配設されたチャン
ネル部材220を例にとり、説明を続ける。チャンネル
部材220をコンデンサー本体11の上面にその開口部
を臨ませるように配置した後、コンデンサー本体11の
上端部がその凹部空所へ入り込むように、チャンネル部
材220をコンデンサー本体11へ近接させる。この
時、ヘッダーパイプ12側の連結部材203の上端部の
両側部203aはチャンネル部材220の左端部の両側
部220aによって覆われる。同様にして、ヘッダーパ
イプ13側の連結部材203の上端部の両側部203a
はチャンネル部材220の右端部の両側部220aによ
って覆われる。なお、チャンネル部材220の両側部2
20aの左右両端部は下方に突出している。
【0028】このような状態でチャンネル部材220の
左右両端部はヘッダーパイプ12及び13側それぞれに
配設された連結部材203の上端部に、例えばスポット
溶接で固定される。なお、これら二つの部材の固定手段
はスポット溶接に限るものでなく、例えばタッピングね
じ、ボルト・ナットあるいはリベット等を用いた機械的
固定手段であってもよい。この場合、連結部材203に
設けた穴203cが利用される。同様にして、もう一つ
のチャンネル部材220の左右両端部がヘッダーパイプ
12及び13側それぞれに配設された連結部材203の
下端部に固定される。
【0029】コンデンサー本体11の上部側に配設され
たチャンネル部材220の底部220bの外方面には同
形状の2個の断面L字状の第2の固着部材202´が、
長さ方向でチャンネル部材220を略三等分する位置に
配置され、例えばスポット溶接によって固定されてい
る。同様にして、コンデンサー本体11の下部側に配設
されたチャンネル部材220の底部220bの外方面に
も同形状の2個の断面L字状の第2の固着部材202´
が例えば、スポット溶接によって固定されている。第2
の固着部材202´にはボルト軸部挿通用の穴202´
aが穿設されている。
【0030】上記した実施例によれば、チャンネル部材
220は第2の実施例におけるチャンネル部材210と
同様の効果をもたらしている。更に、チャンネル部材2
20が連結手段の一部を構成するので、本実施例では第
2の固着部材の配設位置の選択の自由度が、さらに大き
くなっている。
【0031】なお、第2の固着部材202´とチャンネ
ル部材220との固定についてはスポット溶接に限られ
るものでなく、例えばタッピングねじ、ボルト・ナット
あるいはリベット等を用いた機械的固定手段であっても
よい。更に、第2の固着部材202´は図示されたよう
に4個全てが同一形状でなく、それぞれの形状が異なっ
ていてもよいし、個数は4個に限られることなく適宜選
択されてよい。なお、コンデンサー本体11の車両への
据え付け方については実質的に第1の実施例と同じであ
り、この説明は省略する。
【0032】本発明の第4の実施例について、図14及
び図15を参照して説明する。なお、図14及び図15
中で示される構成要素のうち、図6中で示される構成要
素と同一のものは同一の参照符号を付し説明は省略す
る。
【0033】本実施例ではアルミニウム製の板体28が
コンデンサー本体11の上部及び下部に、左右のヘッダ
ーパイプ12、13に架け渡っている。板体28の左右
両端はヘッダーパイプ12、13それぞれに、例えば、
ろう付けによって固定されている。さらに板体28は、
例えば、ろう付けによって熱交換部分11aの最上端及
び最下端に位置するコルゲートフィン15にそれぞれ固
定されている。板体28の幅方向両端部は鉛直方向に立
ち上がっており、従って、板体28はチャンネル状にな
っている。それ故、板体28は両側部281及びこれら
をつなぐ底部282とから成りたっている。板体28の
両側部281にはタッピングねじの軸部ガイド用の穴2
81aが互いに位置を同じく、しかも板体28の長さ方
向にわたって等間隔で穿設されている。本実施例にあっ
ては、図15に示すように例えば鉄製の補助の車両側用
固着部材(以下、補助の第2の固着部材と称す)29
が、板体28にタッピングねじ291によって固定され
る。この際に、穴281aが利用される。なお、補助の
第2の固着部材29には、タッピングねじの軸部ガイド
用の穴29a及び車両側に取付る為のボルト(図示せ
ず)の軸部挿通用の穴29bが穿設されている。なお、
補助の第2の固着部材29の車両側への据え付け方につ
いては、説明を省略する。
【0034】本実施例によれば、第1の実施例で説明し
た第2の固着部材の他に、補助の第2の固着部材29も
用意出来るので、コンデンサー本体11を更に堅固に車
両側に据え付けることが可能となる。なお、板体28
は、熱交換部分11aを機械的に補強するとともに、熱
交換部分11aの上下両端部が衝突して破損することを
防ぐ役目も有している。
【0035】本発明の第5の実施例について、図16乃
至図19を参照して説明する。本実施例は第1の固着部
材の変形例を示したものである。図16で示すように第
1の固着部材201´はその長さ方向両端部がヘッダー
パイプ12(13)に対して垂直となるよう折り曲げら
れた折曲げ部201dをも有している。更に、固着部材
201の折曲げ部201dに対応した幅方向両端部に
は、長方形状に浅く切り欠かれた切り欠き部201eが
形成されている。これにより、折曲げ部201dの形成
が容易になるとともに、折り曲げ時に肉が幅方向へはみ
出すことがなくなる。
【0036】上記した本実施例によれば、第1の切り欠
き部201bの内縁面とこれに対応するヘッダーパイプ
12(13)の外周面とが平行に向き合えるので、これ
らが面どうしで接触することになる。従って、第1の固
着部材201´とヘッダーパイプ12(13)とが更に
堅固にろう付け固定される。
【0037】本発明の第6の実施例について、図20を
参照して説明する。本実施例は第1の固着部材の他の変
形例を示したものである。特にヘッダーパイプ12、1
3のうちどちらかあるいは両方の横断面が第1の実施例
で述べた形状(円環状)と異なる場合における、第1の
固着部材の変形例を述べている。
【0038】図20で示すように、ヘッダーパイプ1
2′(13′)の横断面形状が、例えば環状の楕円であ
る場合には、第1の固着部材201の長さ方向両端部に
は、対向するヘッダーパイプ12′(13′)の外周に
沿うような第1の切り欠き部201fが形成される。こ
のように、ヘッダーパイプの横断面形状に応じて、第1
の固着部材の長さ方向両端部に設ける第1の切り欠き部
の形状を適宜選択することで、第1の固着部材とヘッダ
ーパイプとはそれらの間に不要な隙間を生じさせること
なく相互に固定される。
【0039】本発明の第7の実施例について、図21乃
至図23を参照して説明する。本実施例は第1の固着部
材の更なる他の変形例を示したものである。本実施例で
は第1の固着部材として略立方体のアルミニウム製ブロ
ック31が用意されている。ブロック31のヘッダーパ
イプ12(13)と対向する面はヘッダーパイプ12
(13)の外周面に沿うように切り欠かれた断面弓状の
柱状切り欠き31aが形成されている。更に、ブロック
31にはタッピングねじの軸部挿通用の孔31bが、コ
ンデンサー本体11に関してこれの前後方向に穿設され
ている。ブロック31の切り欠き31aの内壁面とヘッ
ダーパイプ12(13)の外周面とは例えば、ろう付け
によって互いに固定される。
【0040】連結部材203と第1の固着部材たるブロ
ック31との固定は、以下のようにして行われる。ま
ず、連結部材203の凹部空所にブロック31を収容す
るように連結部材203をヘッダーパイプ12(13)
に近接させる。次に、適当な位置の穴203cを選び、
これをブロック31のタッピングねじの軸部挿通用の孔
31bに重なり合わせ、その後、タッピングねじ22に
よって連結部材203とブロック31とを固定する。な
お、タッピングねじ22に替えてボルト・ナットあるい
はリベットを用いてもよい。
【0041】本実施例によれば、第1の固着部材たるブ
ロック31とヘッダーパイプ12(13)とのろう付け
に係わる面積が増大する。従って、ブロック31とヘッ
ダーパイプ12(13)との固着強度を大きくすること
ができる。
【0042】本発明の第8の実施例について、図24乃
至図27を参照して説明する。本実施例では第1の固着
部材201と連結部材203との間に、緩衝手段を為す
弾性部材、例えばゴムからなるチャンネル材41が配設
されている。図26で示すように、チャンネル材41は
二つの側部411とこれらをつなぐ底部412とから成
っている。両側部411にはタッピングねじの軸部挿通
用の長孔413が互いに位置を同じくして穿設されてい
る。連結部材203、チャンネル材41及び第1の固着
部材201は図24、25中の矢印Bで示すように近接
された後、図27で示す如くタッピングねじ22によっ
て、互いに固定される。この時、チャンネル材41は連
結部材203と第1の固着部材201とで圧接的に挟持
される。上記した固定状態とするため、チャンネル材4
1の両側部411の外面間の距離は連結部材203の両
側部203aの内面間の距離より僅かに大きくなるよう
に設計されるとともに、チャンネル材41の両側部41
1の内面間の距離は第1の固着部材201の幅方向寸法
より僅かに小さくなるように設計されている。
【0043】上記三つの部材の組み付けについては、チ
ャンネル材41の凹部空所に第1の固着部材201を近
接配置した後、これらを連結部材203の凹部空所に近
接配置し、そして、タッピングねじ22でこれら三つの
部材を互いに固定するという方法がある。あるいは、連
結部材203の凹部空所にチャンネル材41を近接配設
した後、チャンネル材41の凹部空所に第1の固着部材
201を近接配置し、そして、タッピングねじ22でこ
れら三つの部材を互いに固定するといった方法であって
もよい。
【0044】更に、チャンネル材41の両側部411の
外面間の距離と連結部材203の両側部203aの内面
間の距離とを同等となるように設計するとともに、チャ
ンネル材41の両側部411の内面間の距離を第1の固
着部材201の幅方向寸法より僅か小さくなるように設
計し、接着剤によって連結部材203の凹部空所にチャ
ンネル材41を配設固定した後、チャンネル材41の凹
部空所に第1の固着部材201を配設するようにしても
よい。あるいは、チャンネル材の両側部411の内面間
の距離と第1の固着部材201の幅方向寸法とを同一と
なるように設計するとともに、チャンネル材の両側部4
11の外面間の距離を連結部材203の両側部203a
の内面間の距離より僅かに大きくなるように設計し、接
着剤によってチャンネル材41の凹部空所に第1の固着
部材201を配設固定した後、連結部材203の凹部空
所にチャンネル材41を配設するようにしてもよい。
【0045】上記した第8の実施例によれば、第1の固
着部材201と連結部材203とが、緩衝手段を為すゴ
ム製チャンネル材41を介して互いに固定されるので、
車両の振動によって惹起される連結部材203の両側部
203a間の周期的な広まりと狭まりの交互動作の振幅
が大きく減衰される。これにより、連結部材203と第
1の固着部材201との固定強度が時間の経過とともに
弱まったり、あるいは喪失してしまうようなことがなく
なる。
【0046】本発明の第9の実施例について、図28乃
至図31を参照して説明する。本実施例で示す緩衝手段
は第8の実施例と基本的に同様な形状、材質であるが、
緩衝手段たるチャンネル材41′の両側部411′の奥
行き寸法が第8の実施例のものと比較して小さくなって
いる。この為、図31で示す如くタッピングねじ22の
軸部はチャンネル材41′の両側部411′を貫通する
ことなく、第1の固着部材201とヘッダーパイプ12
(13)とで画成される空隙21内を挿通している。上
記した本実施例のようなチャンネル材41′であって
も、第8の実施例とほぼ同程度の緩衝効果を得ることが
出来る。
【0047】本発明の第10の実施例について、図32
乃至図35を参照して説明する。本実施例では第8の実
施例で示したゴム製のチャンネル材41に替えて、ゴム
製の円筒材42が用意されている。円筒材42は胴部4
21及び胴部421の軸方向両端部に形成された環状の
フランジ部422とを有している。さらに、円筒材42
には軸方向にタッピングねじの軸部挿通用の円形の穴4
23が穿設されている。
【0048】連結部材203、円筒材42及び第1の固
着部材201の組み付け方法について、以下説明する。
円筒材42は第1の固着部材201とヘッダーパイプ1
2(13)とで画成される空間21に挿通される。この
時、円筒材42の胴部421は第1の固着部材201の
内面及びヘッダーパイプ12(13)の外周面に圧接し
た状態となるとともに、フランジ部422は固着部材2
01の幅方向外方に突出している。この後、これらに連
結部材203を図32、33中の矢印Bで示すように近
接配置させる。なお、フランジ部422の内壁間の距離
は第1の固着部材201の幅方向寸法より僅かに小さく
なるように設計されるととも、フランジ部422の外壁
間の距離は連結部材203の両側部203aの内面間の
距離より僅かに大きくなるように設計されている。そし
て、図35で示す如くタッピングねじ22によって、上
記三つの部材が互いに固定される。この時、円筒材42
のフランジ部422は連結部材203と第1の固着部材
201とで圧接的に挟持される。なお、本実施例の効果
は第8の実施例のそれと同様であり、説明は省略する。
【0049】本発明の第11の実施例について、図36
乃至図39を参照して説明する。本実施例では第8の実
施例で示したゴム製のチャンネル材41に替えて、ゴム
製の三角柱材43が用意されている。三角柱材43は軸
方向に穿設されたタッピングねじの軸部挿通用の長孔4
31を有している。
【0050】連結部材203、三角柱材43及び第1の
固着部材201の組み付け方法について、以下説明す
る。三角柱材43は第1の固着部材201とヘッダーパ
イプ12(13)とで画成される空間21に挿通され
る。この時、三角柱材43の側面は第1の固着部材20
1の内面及びヘッダーパイプ12(13)の外周面に圧
接した状態となるとともに、その軸方向端部は固着部材
201の幅方向外方に突出している。この後、これらに
連結部材203を図36、37中の矢印Bで示すように
近接配置させる。なお、三角柱材43の高さは連結部材
203の両側部203aの内面間の距離より僅か大きく
なるように設計されている。そして、図39で示す如く
タッピングねじ22によって、上記三つの部材が互いに
固定される。この時、三角柱材43は連結部材203の
両側部203aで圧接的に挟持される。なお、本実施例
の効果は第8の実施例のそれと同様であり、説明は省略
する。
【0051】本発明の第4乃至第11の実施例において
も、第2の固着部材の形状及びそれの連結部材への固定
方法については第1の実施例と同じであり、それらの記
述は省略する。また、コンデンサー本体の車両への据え
付けに関しても第1の実施例と同じであり、その記述に
ついても省略する。
【0052】さらに、本発明の第1乃至第11の全実施
例を通して、連結部材ならびに第2の固着部材はコンデ
ンサー本体の一部であるヘッダーパイプへのろう付けを
考慮しなくてもよいので、それらの材質については適宜
選択することが可能である。従って、軽量化や形成の容
易性、多様性を考えて、連結部材及び第2の固着部材の
両方あるいはどちらか一方の材質を合成樹脂にあるいは
合成樹脂を基材とした複合材料に置き替えることができ
る。例えば、上記した複合材料として一般にGFRPと
呼ばれる、ポリアミド、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニ
ル、ABSのうちから選択した一つの合成樹脂を基材と
して、これに重量比で30〜35%のガラス繊維を均一
に分散させたものを挙げることが出来る。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、熱交換器本体を車両に
据え付ける為の手段が、熱交換器本体側に固着される第
1の固着部材と、車両側に固着される第2の固着部材
と、該第1、第2の固着部材を連結する連結部材との三
つの部材から構成されているので、熱交換器を車両に据
え付ける際、大きな自由度を以ってこれを行うことが出
来る。
【0054】また、第2の固着部材及び連結部材は第1
の固着部材と別体であるため、熱交換器本体の材質にと
らわれることなく、その材質について適宜選択すること
が可能である。
【0055】更に、連結部材がチャンネル部材によって
機械的に補強されるため、連結部材の剛性が増し、車両
の振動によって惹起される連結部材の両側部間の周期的
な広まりと狭まりの交互動作の振幅が極めて小さくな
る。これにより連結部材と第1の固着部材との固定強度
が時間の経過とともに弱まったり、あるいは喪失してし
まうようなことがなくなる。
【0056】加えるに、第1の固着部材と連結部材とが
緩衝手段を介して互いに固定されるので、車両の振動に
よって惹起される連結部材の両側部間の周期的な広まり
と狭まりの交互動作の振幅が大きく減衰される。これに
より、連結部材と第1の固着部材との固定強度が時間の
経過とともに弱まったり、あるいは喪失してしまうよう
なことがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係わる自動車用空気調
和装置に用いられるコンデンサーの分解正面図。
【図2】図1におけるII−II線拡大断面図。
【図3】図1で示した第1の固着部材の拡大側面図。
【図4】図1で示した第1の固着部材の正面図。
【図5】図3で示した第1の固着部材の折り曲げ加工前
の正面図。
【図6】図1で示したコンデンサーの組立後の正面図。
【図7】図6におけるVII−VII線拡大断面図。
【図8】図6で示したコンデンサーに第2の固着部材を
取り付ける方法を示した分解斜視図。
【図9】図6で示したコンデンサーに第2の固着部材を
取り付けた後、これを車両へ据え付ける方法を示した分
解斜視図。
【図10】本発明の第2の実施例に係わる自動車用空気
調和装置に用いられるコンデンサーを示し、(a)は正
面図、(b)は平面図。
【図11】図10(a)におけるXI−XI線拡大断面
図。
【図12】本発明の第3の実施例に係わる自動車用空気
調和装置に用いられるコンデンサーを示し、(a)は正
面図、(b)は平面図。
【図13】図12(a)におけるXIII−XIII線
拡大断面図。
【図14】本発明の第4の実施例に係わる自動車用空気
調和装置に用いられるコンデンサーの正面図。
【図15】図14におけるXV−XV線拡大断面図。
【図16】本発明の第5の実施例に係わる自動車用空気
調和装置に用いられるコンデンサーのうち本実施例の要
旨に係わる部分を示す、図2と同様な図。
【図17】本発明の第5の実施例の要旨に係わる部分を
示す、図3と同様な図。
【図18】本発明の第5の実施例の要旨に係わる部分を
示す、図4と同様な図。
【図19】本発明の第5の実施例の要旨に係わる部分を
示す、図5と同様な図。
【図20】本発明の第6の実施例に係わる自動車用空気
調和装置に用いられるコンデンサーのうち本実施例の要
旨に係わる部分を示す、図2と同様な図。
【図21】本発明の第7の実施例に係わる自動車用空気
調和装置に用いられるコンデンサーのうち本実施例の要
旨に係わる部分を示す拡大斜視図。
【図22】本発明の第7の実施例の要旨に係わる部分を
示す、図2と同様な図。
【図23】本発明の第7の実施例の要旨に係わる部分を
示す、図7と同様な図。
【図24】本発明の第8の実施例に係わる自動車用空気
調和装置に用いられるコンデンサーのうち本実施例の要
旨に係わる部分を示す、拡大分解正面図。
【図25】本発明の第8の実施例の要旨に係わる部分を
示す、図2と同様な状態で捉えた拡大分解平面図。
【図26】図24で示した弾性部材の斜視図。
【図27】本発明の第8の実施例の要旨に係わる部分を
示す、図7と同様な図。
【図28】本発明の第9の実施例に係わる自動車用空気
調和装置に用いられるコンデンサーのうち本実施例の要
旨に係わる部分を示す、拡大分解正面図。
【図29】本発明の第9の実施例の要旨に係わる部分を
示す、図2と同様な状態で捉えた拡大分解平面図。
【図30】図28で示した弾性部材の斜視図。
【図31】本発明の第9の実施例の要旨に係わる部分を
示す、図7と同様な図。
【図32】本発明の第10の実施例に係わる自動車用空
気調和装置に用いられるコンデンサーのうち本実施例の
要旨に係わる部分を示す、拡大分解正面図。
【図33】本発明の第10の実施例の要旨に係わる部分
を示す、図2と同様な状態で捉えた拡大分解平面図。
【図34】図30で示した弾性部材の斜視図。
【図35】本発明の第10の実施例の要旨に係わる部分
を示す、図7と同様な図。
【図36】本発明の第11の実施例に係わる自動車用空
気調和装置に用いられるコンデンサーのうち本実施例の
要旨に係わる部分を示す、拡大分解正面図。
【図37】本発明の第11の実施例の要旨に係わる部分
を示す、図2と同様な状態で捉えた拡大分解平面図。
【図38】図36で示した弾性部材の斜視図。
【図39】本発明の第11の実施例の要旨に係わる部分
を示す、図7と同様な図。
【図40】自動車用空気調和装置に用いられる従来のコ
ンデンサーを示し、(a)は正面図、(b)は平面図。
【符号の説明】
10 コンデンサー 11 コンデンサー本体 12、13 ヘッダーパイプ 14 偏平チューブ 15 コルゲートフィン 22、24、25、26 タッピングねじ 27 ボルト 28 板体 31 ブロック 41、41´ ゴム製チャンネル材 42 ゴム製円筒材 43 ゴム製三角柱材 60 ラジエター 61 耳部 201 第1の固着部材 202 第2の固着部材 203 連結部材 210、220 チャンネル部材

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに間隔をおいて平行に配置された一
    対の柱状中空部材と両端を前記一対の柱状中空部材の内
    側部にそれぞれ連通接続した複数の管とから成る熱交換
    器本体と、前記熱交換器本体を据え付ける手段とを有す
    る熱交換器において、前記据え付け手段は、前記柱状中
    空部材側に固着される第1の固着部材と、据え付け側に
    固着される第2の固着部材と、前記第1と第2の固着部
    材を連結する連結部材とを有することを特徴とする。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の熱交換器において、前
    記第1の固着部材は屈曲部を有する断面略L字状の板体
    であることを特徴とする。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の熱交換器において、前
    記屈曲部は前記柱状中空部材の側部外方に突出している
    ことを特徴とする。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の熱交換器において、前
    記連結部材はチャンネル状に形成され、前記第1の固着
    部材をその凹部空所に収容していることを特徴とする。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の熱交換器において、前
    記連結部材と前記第1の固着部材は機械的固定手段によ
    って互いに固定されていることを特徴とする。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の熱交換器において、前
    記機械的固定手段はタッピングねじ、ボルト及びリベッ
    トから選択されたものであることを特徴とする。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の熱交換器において、前
    記タッピングねじ、ボルト及びリベットから選択された
    ものの軸部は前記第1の固着部材と前記柱状中空部材と
    で画成される空間を貫通していることを特徴とする。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の熱交換器において、前
    記連結部材は前記柱状中空部材の軸方向全長に亘って延
    在していることを特徴とする。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の熱交換器において、前
    記チャンネル状連結部材の両側部には位置を同じくして
    前記軸部が貫通する複数の穴が穿設されていることを特
    徴とする。
  10. 【請求項10】 請求項3に記載の熱交換器において、
    前記柱状中空部材の横断面が円環状であることを特徴と
    する。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の熱交換器におい
    て、前記断面略L字状の板体の長さ方向両端部は略円弧
    状に切り欠かれていることを特徴とする。
  12. 【請求項12】 請求項3に記載の熱交換器において、
    前記柱状中空部材の横断面が楕円環状であることを特徴
    とする。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の熱交換器におい
    て、前記断面略L字状の板体の長さ方向両端部は略楕円
    弧状であることを特徴とする。
  14. 【請求項14】 請求項1に記載の熱交換器において、
    前記第1の固着部材は略立方体のブロックであることを
    特徴とする。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載の熱交換器におい
    て、前記柱状中空部材の横断面が円環状であることを特
    徴とする。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の熱交換器におい
    て、前記ブロックの前記柱状中空部材に対向する面は前
    記柱状中空部材の外表面に沿うように切り欠かれている
    ことを特徴とする。
  17. 【請求項17】 請求項5に記載の熱交換器において、
    第1の固着部材と連結部材とは緩衝部材を介して固定さ
    れていることを特徴とする。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載の熱交換器におい
    て、前記緩衝部材が弾性体であることを特徴とする。
  19. 【請求項19】 請求項18に記載の熱交換器におい
    て、前記弾性体がゴムであることを特徴とする。
  20. 【請求項20】 請求項17に記載の熱交換器におい
    て、前記緩衝部材はチャンネル状であることを特徴とす
    る。
  21. 【請求項21】 請求項17に記載の熱交換器におい
    て、前記緩衝部材は中空円筒状で、その軸方向両端には
    環状のフランジ部が形成されていることを特徴とする。
  22. 【請求項22】 請求項17に記載の熱交換器におい
    て、前記緩衝部材は中空三角柱状であることを特徴とす
    る。
  23. 【請求項23】 請求項4に記載の熱交換器において、
    前記連結部材には機械的補強部材が固定されていること
    を特徴とする。
  24. 【請求項24】 請求項23に記載の熱交換器におい
    て、前記機械的補強部材はチャンネル状であることを特
    徴とする。
  25. 【請求項25】 請求項24に記載の熱交換器におい
    て、チャンネル状機械的補強部材は前記連結部材の上下
    端に位置していることを特徴とする。
  26. 【請求項26】 請求項24に記載の熱交換器におい
    て、チャンネル状機械的補強部材は前記連結部材間に架
    け渡っていることを特徴とする。
  27. 【請求項27】 請求項1に記載の熱交換器において、
    前記一対の柱状中空部材間には、補助の第2の固着部材
    が固定されるチャンネル部材が架け渡されていることを
    特徴とする。
  28. 【請求項28】 請求項1に記載の熱交換器において、
    前記柱状中空部材はアルミニウム及びアルミニウム合金
    のうちから選択される金属から形成されていることを特
    徴とする。
  29. 【請求項29】 請求項28に記載の熱交換器におい
    て、前記第1の固着部材はアルミニウム及び アルミニ
    ウム合金のうちから選択される金属から形成されている
    ことを特徴とする。
  30. 【請求項30】 請求項29に記載の熱交換器におい
    て、前記柱状中空部材と前記第1の固着部材とはろう付
    けによって固定されていることを特徴とする。
  31. 【請求項31】 請求項29に記載の熱交換器におい
    て、前記連結部材および前記第2の固着部材のうち少な
    くともどちらか一方は、鉄によって形成されていること
    を特徴とする。
  32. 【請求項32】 請求項29に記載の熱交換器におい
    て、前記連結部材および前記第2の固着部材のうち少な
    くともどちらか一方は、合成樹脂及び合成樹脂を基材と
    した複合材料のうちから選択したものによって形成され
    ていることを特徴とする。
  33. 【請求項33】 請求項32に記載の熱交換器におい
    て、前記合成樹脂はポリアミド、ポリプロピレン、ポリ
    塩化ビニル、ABSのうちから選択したものであること
    を特徴とする。
  34. 【請求項34】 請求項32に記載の熱交換器におい
    て、前記複合材料はポリアミド、ポリプロピレン、ポリ
    塩化ビニル、ABSのうちから選択した一つの合成樹脂
    を基材として、これに重量比で30〜35%のガラス繊
    維を均一に分散させたものであることを特徴とする。
JP6956794A 1993-04-22 1994-04-07 熱交換器の据え付け手段 Pending JPH07113593A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010032164A (ja) * 2008-07-30 2010-02-12 T Rad Co Ltd 熱交換器の樹脂製タンク
JP2013130376A (ja) * 2011-12-22 2013-07-04 Mitsubishi Electric Corp 空気調和装置の室外機及びそれを備えた空気調和装置

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