JPH07113488A - ホースコネクタ - Google Patents

ホースコネクタ

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Publication number
JPH07113488A
JPH07113488A JP27266093A JP27266093A JPH07113488A JP H07113488 A JPH07113488 A JP H07113488A JP 27266093 A JP27266093 A JP 27266093A JP 27266093 A JP27266093 A JP 27266093A JP H07113488 A JPH07113488 A JP H07113488A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hose
base portion
pipe
ring
fitted
Prior art date
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Pending
Application number
JP27266093A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Mitsui
研一 三井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP27266093A priority Critical patent/JPH07113488A/ja
Publication of JPH07113488A publication Critical patent/JPH07113488A/ja
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  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】クリップやクランプを不要とし、ホースを強固
に連結できるようにする。 【構成】流体通路11と連通して基部1に突設されたパ
イプ部12の根元部外方にパイプ部12と離間して環状
基部13を形成し、環状基部13には、パイプ部12に
圧入外嵌されたゴムホース3の先端外周部に食い込む歯
状突起部22を有するリング状金属板2を、歯状突起部
22が環状基部13の内周面から突出するように配設す
る。パイプ部12の外周面に形成するリング状突条14
の外径をゴムホース3の内径に対して30%以上大きく
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホースの連結部材とし
て用いられるホースコネクタに関する。
【0002】
【従来技術】例えば自動車に用いられているホースは、
相手部材の例えばパイプに挿着された後、外周表面から
クリップやクランプなどで締結されて結合されているの
が一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、クリップや
クランプなどで相手部材にホースを締結する場合には、
クリップやクランプが縮径される際にホースの周方向に
おける一部分が両側からしわ寄せされる状態となるた
め、ホースのクリップやクランプの締結部分は周方向に
おける面圧が不均一となることがある。
【0004】また、クリップやクランプを用いることは
部品数や組付け工数が多大であることから、ホース内部
に正圧が作用せず締結力がほとんど不要の部位などに
は、コストダウンや組付け作業性の向上を目的としてク
リップやクランプを用いない連結構造の利用が検討され
ている。しかし、クリップやクランプを廃止すると、そ
の分ホースが相手部材から抜け易くなる。
【0005】本発明は上記実情に鑑み案出されたもので
あり、クリップやクランプを不要とし、ホースを相手部
材に強固に連結できるようにすることを解決すべき課題
とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明のホースコネクタは、内部に流体通路を有する基部
と、前記流体通路と連通して前記基部に突設され、ホー
スの一端が圧入外嵌されるパイプ部とを備えたホースコ
ネクタにおいて、前記パイプ部の表面にはリング状突条
が突設され、前記基部は、前記パイプ部の根元部外方に
離間して形成された環状基部と、該環状基部の内周に突
設され、前記パイプ部に圧入外嵌されたホースの先端外
周部を押圧する突起部と、を有することを特徴とするも
のである。
【0007】そして、本発明の好適な態様として、突起
部は、環状基部に埋設されるリング状金属板の内周に沿
って前記環状基部の内周面から突出するように形成され
た歯状突起部で構成することができる。また、本発明の
好適な態様として、環状基部は、突起部が縮径する方向
へ弾性復帰可能に設けることができる。
【0008】
【作用】本発明のホースコネクタでは、ホースの一端を
パイプ部の外周に圧入してその先端がリング状突条及び
突起部を通過するまで押し込むことによりホースを連結
する。これにより、ホースの内周面は、その収縮力によ
ってパイプ部の外周面に密着するとともに、突起部によ
ってホースがパイプ部の外周面に押圧されかつ抜止めさ
れて強固に連結される。また、パイプ部に圧入されたホ
ースは、パイプ部の表面に突設されたリング状突条によ
り拡管され、良好なシール性が確保される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。 (実施例1)図1に本実施例に係るホースコネクタのホ
ース挿着前の断面図を示し、図2に本実施例に係るリン
グ状金属板の正面図を示し、図3にそのホースコネクタ
のホース挿着後の断面図を示す。
【0010】本実施例のホースコネクタは、流体通路1
1、パイプ部12及び環状基部13を有する基部1と、
歯状突起部22を有するリング状金属板2とから構成さ
れている。基部1は、樹脂を一体成形することにより形
成されており、内部に流体通路11を有する。基部1の
一端側には、流体通路11と連通しゴムホース3の一端
が圧入外嵌されるパイプ部12が突設されている。この
パイプ部12の外周面のほぼ中央には2個のリング状突
条14が形成されている。そしてパイプ部12の根元部
外方には、パイプ部12と離間して同軸的に配置された
環状基部13が設けられている。リング状突条14の外
径はゴムホース3の内径に対して30%以上大きくして
おり、この拡管により0.5MPa以上のシール性を確
保している。
【0011】リング状金属板2は、図2に示すように、
リング状の本体部21と、本体部21の内周に周方向に
等角度間隔に配置されて求心方向に突出する8個の歯状
突起部22とからなる。各歯状突起部22は、先端が一
方側へ湾曲するように形成されている。このリング状金
属板2は、本体部21が環状基部13に埋設され、各歯
状突起部22が環状基部13の内周面からパイプ部12
の根元奥側に向かって突出するように配設されている。
【0012】以上のように構成された本実施例のホース
コネクタは、図3に示すように、ゴムホース3の一端が
パイプ部12に圧入外嵌され、ゴムホース3の先端がリ
ング状突条14を乗り越えた後、弾性変形する歯状突起
部22を通過するまで押し込まれて挿着される。これに
より、ゴムホース3の先端部は、その収縮力によって周
方向において均一化された状態でパイプ部12の外周面
に密着するとともに、ゴムホース3の先端外周部に食い
込んだ歯状突起部22によってパイプ部12の外周面に
押圧された状態で抜止めされて強固に連結される。
【0013】したがって本実施例のホースコネクタによ
れば、ゴムホース3がパイプ部12に圧入外嵌されたと
きにゴムホース3の先端外周部に食い込む歯状突起部2
2を有するため、ゴムホース3をパイプ部12に強固に
連結することができる。また、クリップやクランプを用
いた場合と異なり、ゴムホース3の挿着部に周方向にお
けるしわ寄せ状態が発生するのを回避できるため、ゴム
ホース3の挿着部の周方向における面圧を均一化でき
る。
【0014】さらに、ゴムホース3の一端をパイプ部1
2に押し込むことによりワンタッチで挿着することがで
きるため、組付け作業性を格段に向上させることができ
る。そして、本実施例の歯状突起部22は、環状基部1
3の内周面からパイプ部12の根元奥側に向かって突出
するように湾曲形成されているため、ゴムホース3が確
実に抜止めされ、パイプ部12から離脱する虞れはより
一層解消される。 (実施例2)図4に本実施例に係るホースコネクタのホ
ース挿着前の断面図を示し、図5にそのホースコネクタ
にホースを挿着する時の断面図を示し、図6にそのホー
スコネクタのホース挿着後の断面図を示す。
【0015】本実施例のホースコネクタは、基部5と、
流体通路51と、パイプ部52と、環状基部53と、突
起部55とを備え、これらは樹脂成形することにより一
体的に形成されている。パイプ部52は、円筒状の基部
5の一端側に流体通路51と連通して突設されており、
このパイプ部52の外周面のほぼ中央には2個のリング
状突条54が形成されている。リング状突条54の外径
はゴムホース6の内径に対して30%以上大きくしてお
り、この拡管により0.5MPa以上のシール性を確保
している点は実施例1と同じである。
【0016】そして環状基部53は、パイプ部52の根
元部外方位置からパイプ部52と離間して同軸的に突設
されている。環状基部53の先端部内周には、求心方向
に突出する突起部55が設けられている。この突起部5
5は、パイプ部52に形成された2個のリング状突条5
4の間の位置に対応して設けられている。以上のように
構成された本実施例のホースコネクタにゴムホース6を
挿着するには、図5に示すように、環状基部53の突起
部55側を拡管治具7で拡開した状態にしておく。この
状態で、先端にフレーヤ部6aをもつゴムホース6の一
端をパイプ部52に圧入外嵌し、ゴムホース6の先端が
リング状突条54を乗り越えてパイプ部52の根元部に
到達するまで押し込んだ後、拡管治具7による拡開を解
除する。これにより、パイプ部52に挿着されたゴムホ
ース6の先端部は、図6に示すように、環状基部53及
び突起部55が弾性復帰した突起部55により外周面が
押圧され、強固に抜止めされて連結される。また、ゴム
ホース6の先端に設けられたフレーヤ部6aと突起部5
5とが係合することによりゴムホース6の引き抜き強度
が確保される。
【0017】したがって本実施例のホースコネクタによ
れば、パイプ部52に圧入外嵌されたゴムホース6の外
周面を突起部55で押圧するように構成されているた
め、ゴムホース6をパイプ部52に強固に連結すること
ができる。また、ゴムホース6の挿着部の周方向におけ
る面圧を均一化できる。なお、本実施例における突起部
55は、環状基部53内周の全周にわたって設けられて
いるが、その一部に設けるだけでもよい。
【0018】また、本実施例での環状基部53及び突起
部55は、成形時に基部5と一体的に設けられている
が、図7に示すように、基部5aと別体に形成した環状
基部53a及び突起部55aを基部5aに固着するよう
に構成してもよい。さらに、本実施例で用いられたゴム
ホース6は、突起部55との係合による引き抜き強度の
向上を図るべくその先端にフレーヤ部6aを有するもの
であるが、図8に示ようにホース先端部にこぶ状の突起
6bを全周にわたって形成したもの、あるいは図9に示
すようにホース先端部にこぶ状の突起6bを周方向に部
分的に形成したもの等を用いてもよい。
【0019】
【発明の効果】本発明のホースコネクタによれば、基部
は、パイプ部の根元部外方に離間して形成された環状基
部と、該環状基部の内周に突設され、前記パイプ部に圧
入外嵌されたホースの先端外周部を押圧する突起部とを
有するため、クリップやクランプを不要とし、ホースを
相手部材のパイプ部に強固に連結することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係るホースコネクタのホー
ス挿着前の断面図である。
【図2】本発明の実施例1に係るリング状金属板の正面
図である。
【図3】本発明の実施例1に係るホースコネクタのホー
ス挿着後の断面図である。
【図4】本発明の実施例2に係るホースコネクタのホー
ス挿着前の断面図である。
【図5】本発明の実施例2に係るホースコネクタにホー
スを挿着する時の断面図である。
【図6】本発明の実施例2に係るホースコネクタのホー
ス挿着後の断面図である。
【図7】本発明の他の実施例に係るホースコネクタのホ
ース挿着後の断面図である。
【図8】本発明の他の実施例に係るホースの一部断面側
面図である。
【図9】本発明の他の実施例に係るホースの側面図であ
る。
【符号の説明】
1、5…基部 2…リング状金属板 3、6…ゴム
ホース 11、51…流体通路 12、52…パイプ部 1
3、53…環状基部 22…歯状突起部 55…突起部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に流体通路を有する基部と、前記流
    体通路と連通して前記基部に突設され、ホースの一端が
    圧入外嵌されるパイプ部とを備えたホースコネクタにお
    いて、 前記パイプ部の表面にはリング状突条が突設され、 前記基部は、前記パイプ部の根元部外方に離間して形成
    された環状基部と、 該環状基部の内周に突設され、前記パイプ部に圧入外嵌
    されたホースの先端外周部を押圧する突起部と、 を有することを特徴とするホースコネクタ。
  2. 【請求項2】 突起部は、環状基部に埋設されるリング
    状金属板の内周に沿って前記環状基部の内周面から突出
    するように形成された歯状突起部で構成されている請求
    項1記載のホースコネクタ。
  3. 【請求項3】 環状基部は、突起部が縮径する方向へ弾
    性復帰可能に設けられている請求項1記載のホースコネ
    クタ。
JP27266093A 1993-08-23 1993-10-29 ホースコネクタ Pending JPH07113488A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27266093A JPH07113488A (ja) 1993-08-23 1993-10-29 ホースコネクタ

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4576893 1993-08-23
JP5-45768 1993-08-23
JP27266093A JPH07113488A (ja) 1993-08-23 1993-10-29 ホースコネクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07113488A true JPH07113488A (ja) 1995-05-02

Family

ID=26385832

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27266093A Pending JPH07113488A (ja) 1993-08-23 1993-10-29 ホースコネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07113488A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19932956B4 (de) * 1998-07-15 2009-04-09 Toyoda Gosei Co., Ltd. Schlauchverbindung
US10759392B2 (en) 2017-06-01 2020-09-01 Denso Ten Limited Camera unit

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19932956B4 (de) * 1998-07-15 2009-04-09 Toyoda Gosei Co., Ltd. Schlauchverbindung
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