JPH07113184B2 - セルロース繊維の不織ウエブを結合させる方法 - Google Patents

セルロース繊維の不織ウエブを結合させる方法

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JPH07113184B2
JPH07113184B2 JP13193287A JP13193287A JPH07113184B2 JP H07113184 B2 JPH07113184 B2 JP H07113184B2 JP 13193287 A JP13193287 A JP 13193287A JP 13193287 A JP13193287 A JP 13193287A JP H07113184 B2 JPH07113184 B2 JP H07113184B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、結合剤樹脂で結合したセルロース繊維からな
る不織製品の製法に関する。
増大した湿潤および/または溶剤強さをもつペーパータ
オル、工業用ふき物、防護衣類、医療外科用材料、フイ
ルターおよび同類のものなどのセルロース不織製品が本
発明の結合剤/予備処理剤方法を使用して得られる。
〔従来の技術〕
不織製品は、接着用結合剤で結びつけたゆるく組み立て
たウエブまたは繊維のかたまり(mass)からなる。適切
に接合された不織布はさまざまな用途で織布に勝る利点
をもつ。繊維からなる下地ウエブ(base web)に接着用
結合剤組成物を含浸、プリント、ないしは他の方法で沈
着させることによつて接合された不織布を形成すること
は公知である。これらの繊維は木材パルプ、ポリエステ
ル、ポリアミド、ポリアクリレートなどのセルロースま
たは重合体物質からなるものである。結合剤を付着させ
る不織繊維の下地ウエブは、カーデイング、ガーネツテ
イング、エアーレイイング(air−laying)、ウエツト
−レイイング(wet−laying)、製紙法、あるいはその
他の公知の操作で製造できる。
重合体結合剤は、意図した用途にあつた受け入れ可能な
乾燥および湿潤引張り強さと耐溶剤性を接合した不織製
品にもたらすものでなければならない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
不織製品のためのすぐれた共重合体結合剤組成物の一つ
は、酢酸ビニル/エチレン/N−メチロールアクリルアミ
ド共重合体である(米国特許第3,380,851号を参照)。
しかしながら、このようなN−メチロールアクリルアミ
ド(NMA)含有共重合体は、硬化および引き続いての不
織布の使用中にホルムアルデヒドを放出する。
不織布工業界は耐水、耐溶剤性の向上をもたらす結合剤
を求めている。たいていの場合に、不織布製造業者はこ
れらの結合剤がホルムアルデヒドを含まないことも要求
している。
結合剤の耐水性、耐溶剤性、すなわち耐化学薬品性を改
善するために、化学者は通常は架橋密度の増大にたよ
る。不都合なことに最も普通に使用される架橋性モノマ
ーはホルムアルデヒドを含んでいる。一般に、ホルムア
ルデヒドを含まない架橋系はホルムアルデヒドを含有し
ているものがもたらす高度の耐化学薬品性を呈さない。
米国特許第4,505,775号は繊維状の、カチオン性セルロ
ースパルプ製品とその製法を開示している。カチオン性
セルロースは、エピクロロヒドリンとジメチルアミンの
反応生成物に基づく一群の縮合物の一つとセルロース繊
維との弱アルカリ水性条件下での反応によつて製造され
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、ウエブに重合体結合剤を沈着させることによ
つてセルロース繊維の不織ウエブを接合するための方法
の改良を提供する。この改良された方法は下記の
(a)、(b)および(c)からなる。
(a)セロハンラミネートテストによって測定して少な
くとも200gのセルロースへの接着力を示す接着促進化合
物を10重量%までの量で沈着させることによってセルロ
ース繊維を予備処理し (b)セルロース繊維が既に不織ウエブの形態になって
いる場合は該セルロース繊維の不織ウエブをそのまま乾
燥し、またはセルロース繊維が不織ウエブの形態にまだ
なっていない場合は不織ウエブにしてから該セルロース
繊維の不織ウエブを乾燥し、そして (c)該予備処理したセルロース繊維の乾燥不織ウエブ
上に、該ウエブを結合された自己支持性ウエブとするの
に充分な量の重合体結合剤を沈着させる;ここで該重合
体結合剤はワットマン#4濾紙上に10%添加により試験
した(TAPPI Useful Method 656)ときに3pliより小さ
い湿潤引張り強さを示しそして沸騰水を使用して100%
より小さい膨潤率を示すか、またはワットマン#4濾紙
上に10%添加により試験した(TAPPI Useful Method 65
6)ときに4pliより小さいメチルエチルケトン(MEK)引
張り強さを示しそして5より小さいメチルエチルケトン
(MEK)膨潤指数を示すものである。
上記の重合体結合剤は、本発明の説明において以後「上
塗り塗膜結合剤重合体」という。
上記本発明の方法によって結合接着剤で接合されたセル
ロース繊維からなる不織ウエブであつて、このセルロー
ス繊維が1次塗膜としてセロハンラミネートテストによ
つて測定してセルロース繊維への少なくとも200gの接着
力を示す接着促進化合物の10wt%以下とこのような1次
塗膜の上に自己支持性不織ウエブを形成するのに十分な
量の、好ましくは3〜100wt%、特に5〜50wt%の上塗
り塗膜結合剤重合体をもつものである、不織製品が得ら
れる。
本発明では、特定の接着促進剤で予備処理した不織フエ
ブを一旦乾燥してから、上記特定の上塗り塗膜結合剤重
合体により結合処理を行っているために、該接着促進剤
および上塗り塗膜結合剤重合体のいずれか一方のみで処
理を行った場合、または該接着促進剤および上塗り塗膜
結合剤重合体を混合して一段で処理を行った場合に比べ
て耐水性(湿潤強度)および耐溶剤性の一層良好なセル
ロース不織製品を得ることができる。
本発明の使用を介してその性能を改良し得る製品はペー
パータオル、工業用ふき物、防護衣類、医療用/外科用
材料、およびそれらと同類のものである。
本発明の方法は、セルロース繊維の予備処理の適当な方
法が存在する場合の現今結合剤を使用しているいかなる
不織結合法にも応用できる。
通常、本発明は接合した不織製品中の不織ウエブを構成
するセルロース繊維に予備処理の、接着促進剤を沈着さ
せることからなる。この沈着はウエブの形成に先立つて
セルロース繊維の水性スラリー中で最も都合よく行なう
ことができる;例えば、不織布製造業者へのパルプ繊維
供給者がこの予備処理を行なうことができる。しかしな
がら、この沈着は予備処理剤による浸潤によつてセルロ
ース繊維のウエブまたはシート上に行なつてもよい。も
し、処理されたセルロース繊維が形をなしたシートの形
態にいまだなつていなければ、これは例えばエアーレイ
ド(air−laid)およびウエツトレイド(wet−laid)製
紙技術を用いてもなし得る。次にエア−レイドおよびウ
エツトレイド製紙法で現今実施されているように処理さ
れたセルロース繊維に結合剤重合体が付着される。
繊維の予備処理は産業上ありふれたことだが、これらは
通常は小さい表面エネルギーの、疎水性の繊維、例えば
ポリエステル、ポリアミド、およびポロプロピレン、に
ついてぬれ性および処理性を向上させるために使用され
る。本発明は大きい表面エネルギーをもつセルロース繊
維の予備処理、特に不織結合剤の効率を高めるための予
備処理を用いる。
特にこの方法は下記の(a)、(b)および(c)から
なる。
(a)1次塗膜として約10wt%までの量の接着促進化合
物、例えば重合体、をセルロース繊維上に沈着させる。
この化合物はアミノ、アミド、およびヒドロキシル官能
性などの極性官能性をほぼ確実に含むもので、セロハン
ラミネートテストによつて測定してセルロース繊維への
少なくとも200g、好ましくは少なくとも400gの接着力を
示す。
(b)セルロース繊維が既に不織ウエブの形態になって
いる場合は該セルロース繊維の不織ウエブをそのまま乾
燥し、またはセルロース繊維が不織ウエブの形態にまだ
なっていない場合は不織ウエブにしてから該セルロース
繊維の不織ウエブを乾燥し、そして (c)該予備処理したセルロース繊維の乾燥不織ウエブ
上に、該ウエブを結合された自己支持性ウエブとするの
に充分な量、好ましくは3〜100重量%の上塗り塗膜結
合剤重合体を沈着させる;ここで該上塗り塗膜結合剤重
合体はワットマン#4濾紙上に10%添加により試験した
(TAPPI Useful Method 656)ときに3pliより小さい、
好ましくは2.5pliより小さい湿潤引張り強さと沸騰水を
使用して100%より小さい、望ましくは50%より小さい
膨潤率を示すか、またはワットマン#4濾紙上に10%添
加により試験した(TAPPI Useful Method 656)ときに4
pliより小さい、望ましくは3pliより小さいメチルエチ
ルケトン(MEK)引張り強さと5より小さい、望ましく
は3より小さいメチルエチルケトン(MEK)膨潤指数を
示すものである。
適当な予備処理剤の具体例は、ポリエチレンイミン、ポ
リプロピレンイミン、多官能性アジリジン化合物、ポリ
(アミノアミド)−エピクロロヒドリン樹脂、ポリジア
リルアミン、酢酸ビニル−エチレン−N−メチロールア
クリルアミド(VAE/NMA)共重合体、ポリジメチルアミ
ノエチルメタクリラート、ロプレツクス(Rhoplex)HA
−8アクリル共重合体、ハイカー(Hycar)2600X347ア
クリル共重合体、ポリビニルアミン、およびフイブラボ
ン(Fibrabon)33とフイブラボン33湿潤強度剤である。
その他の適当な物質は、アミン、アミド、ヒドロキシ
ル、またはその他の極性官能性を含有している化合物、
例えばオリゴマーまたはポリマー化合物、である。この
ような予備処理剤はセルロース繊維を基準として約10wt
%までの量で、好ましくは0.1〜5wt%にて使用できる。
予備処理したセルロース繊維に付着できる適当な上塗り
塗膜の代表的なものは、エチレン−塩化ビニル−アクリ
ルアミド重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、塩化
ビニリデン共重合体、アクリル酸エチル−酢酸ビニル−
メタクリル酸共重合体、および塩化ビニル−アクリル酸
ブチル共重合体である。その他の適当な物質は、ポリネ
オプレン、ブタジエン−アクリロニトリル共重合体、ポ
リウレタン、スチレン−アクリル酸エステル共重合体、
酢酸ビニル−アクリル酸エステル共重合体、および塩化
ビニル−アクリル酸エステル共重合体である。一般に、
十分な量のこのような上塗り塗膜重合体結合剤がセルロ
ース繊維の自己支持性不織ウエブを形成するのに使用さ
れる。好適には、結合剤は不織製品の3〜100wt%、好
ましくは5〜50wt%(繊維重量を基準として)を占め
る。
水および溶剤中で優れた結合力を示した結合剤の多くが
セルロース繊維への接着力が不足して結合した不織ウエ
ブの耐湿、耐溶剤性を改善するのに結合剤が役に立たな
くなつてしまうことが分つた。
接着促進予備処理の使用を通して、これらのエマルジヨ
ン結合剤の固有の強さを接合されたウエブに移すことが
できる。
予備処理剤をセルロース繊維に付着する方法は決定的に
重要なことではない。これは、予備処理剤をできれば水
溶液でセルロース繊維の水性スラリーに添加することに
よつて実行できるし、予備成形したゆるく組み立てた繊
維のウエブを噴霧、浸潤、あるいはその他の当該技術分
野で周知の方法によつて予備処理剤で含浸できる。
もし、セルロース繊維が予備処理剤を水性繊維スラリー
に添加するときの場合のように固まつたシートの形態に
いまだなつていなければ、不織製品のための出発繊維層
または塊りは繊維をウエブまたは層状につみ上げまたは
配列するための通常の技術のどれか一つによつて形成で
きる。これらの技術は、カーデイング、ガーネツテイン
グ、エア−レイイング(air−laying)、ウエツト−レ
イイング(wet−laying)などである。これらの技術の
一またはそれ以上によつて形成された個々のウエブまた
は薄い層は布への変換のために積層してより厚い層をも
たらすこともできる。典型的には、繊維は布の主要面に
ほぼ並んで互いに重なり、交差し、かつ支えあつて多数
の異なる方向に伸びて開放された多孔性の構造体を形成
する。
「セルロース」繊維と言うときはC6H10O5グルーピング
(grouping)を大半含有しているこれらの繊維を意味す
る。それゆえ、出発層に使用されるべき繊維の例は木材
パルプ、木綿、および麻などの天然セルロース繊維およ
びレーヨンや再生セルロースなどの合成セルロース繊維
である。しばしば繊維の出発層はセルロース繊維を、こ
れらが天然または合成、あるいは両者の組み合わせのい
ずれであろうとも少なくとも50%含有する。セルロース
繊維に加えて出発層はウール、ジュートなどの天然繊
維;酢酸セルロースなどの人造繊維;ポリビニルアルコ
ール、ポリアミド、ナイロン、ポリエステル、アクリ
ル、ポリオレフイン、すなわちポリエチレン、ポリ塩化
ビニル、ポリウレタン、および同様のものなどの合成繊
維の単独または互いに組み合わせたものを成分として少
量含んでもよい。
予備処理した繊維の出発層は個々の繊維をいつしよにし
つかりくつつけて自己支持性ウエブを形成するためにい
くつかのタイプの接合操作の少なくとも一つに付する。
より良い公知の接合方法のいくつかは一般にウエブを横
または斜めに横切り、かつ付加的に、要すれば、ウエブ
に沿つて、延びている結合剤の間欠的または連続的な真
直ぐまたは波状の線または面によるウエブの全面的な含
浸、噴霧、または印刷である。
予備処理した繊維の出発ウエブに付着される結合剤の量
は乾燥ベースで計算して繊維を団結させて自己支持性の
ウエブを形成するのに少なくとも十分である量であり、
好適には出発ウエブの約3〜100もしくはそれ以上の重
量%、好ましくは出発ウエブの約5〜50wt%の範囲をと
る。含浸したウエブは次に乾燥する。本発明によつても
たらされる改良された耐水、耐溶剤性を獲得するのに硬
化は必要でない。よつて、不織製品は好適にはそれを空
気オーブンなどの中を通して乾燥し、そして次に必要に
より硬化用のオーブンを通す。典型的な実験室的条件は
66〜93℃(150〜200゜F)で4〜6分間の乾燥と続けて必
要により149〜154℃(300〜310゜F)で3〜5分またはそ
れ以上の硬化である。しかしながら、他の時間−温度関
係が当該技術に周知の通り利用でき、より高温でのより
短い時間またはより低温でのより長い時間が使用され
る。
種々の化合物と重合体のセルロース繊維への接着力の測
定方法は下記に記述するセロハンラミネートテストであ
る;化合物または重合体を水溶液またはエマルジヨンの
いずれかとして約1ミルの量でワイヤを巻いたロツドを
用いて可塑化したセロハンフイルム(デユポンK14020
4)に付着する。セロハンの第2のシートを次に塗膜が
なお湿つている内にこれに積層する。ラミネートは室温
で乾燥させる。
代りの方法として、特にテストすべき物質が可塑化した
セロハン膜の間で乾燥しない場合に、可塑化していない
セロハン(デユポン134PUDO)を使用してもよい。可塑
化していないセロハンはラミネートをより急速に乾燥さ
せる利点をもつが、それは非常に脆いゆえに結合力測定
をそこなう。
乾燥したセロハンラミネートは1×4インチのストリツ
プに切断し、180°の剥離テストをインストロン(Instr
on)テスターで0.5in/minにて行なう。
受け入れ可能な予備処理剤は可塑化したセロハンで200g
以上の、望ましくは400g以上の結合力をもたらす。この
値は可塑化していないセロハンではかなり変動する。
このテストはどの結合剤がセルロースへの接着力を欠
き、かつ最良の成果のための予備処理を必要とするかも
示す。
適当な上塗り塗膜結合剤を選択するための、規準は
(1)良好な耐化学薬品性、および(2)セルロースへ
の比較的乏しい接着力である。耐化学薬品性は水および
MEK中でテストする。ほぼ1/8インチの厚みの重合体フイ
ルムを沸騰水中に1時間浸漬する。試料を取出し、過剰
の水を秤量の前に吸い取り除く。一定の重さに乾燥後、
吸収された水の%を下記のごとく計算する。
同様のテストをMEK中で行なつたが試料は室温で24時間
浸漬した。
受け入れ可能な上塗り塗膜結合剤は10%のアド−オンに
てワツトマン(Whatman)#4紙で(TAPPI Useful Me
thod 656を使用)3pliより小さい湿潤引張り強さと100
%より小さい沸膨水膨潤、あるいはワツトマン#4紙
で4pliより小さいMEK引張り強さと5より小さいMEK膨潤
指数をもつ。
〔実施例〕
実施例1 この実施例(No.1〜30)は、増大した湿潤引張り強さを
得るための種々の予備処理剤/重合体結合剤を組み合わ
せたものの使用を示す。予備処理剤をワツトマン#4
紙を浸潤させることによつて施した。次に予備処理した
紙を乾燥した後、重合体エマルジヨン結合剤を含浸させ
て施した。この方法は予備処理による繊維のカバレージ
が乏しいことを結合剤の適用中におけるその再溶解のせ
いで非効率的ではあるけれども、結合剤のみで得られる
値を上回る50〜300%およびNo.17と18(第1表)におけ
る1000%を上回る湿潤強度の向上が得られた。繊維の水
性スラリーによつて予備処理剤の沈着はよりよい繊維カ
バレージとより大きい効率をもたらすと思われる。
%の向上は結合剤/予備処理剤系の強さを個個の結合剤
と予備処理剤のそれと比較することによつて非常に伝統
的な方法で測定された。ウエブそれ自体は引張り強さに
なんら寄与しないので、予備処理したときの%の向上は
個々の予備処理剤と結合剤の引張り強さの合計を両者を
組み合わせて使用するときの引張り強さから引き去り、
結合剤の引張り強さで割ることによつて計算した。
予備処理したウエブによるより大きなピツクアツプに起
因する結合剤アド−オンの小さな差異は第1図に示され
るとおり引張り強さにほとんどあるいは全く影響しな
い。第1図はエアフレツクス4500エチレン−塩化ビニル
エマルジヨン共重合体の約9%〜約15%の範囲をとるア
ド−オン量においての湿潤および乾燥引張り強さをグラ
フにして示す。引張り強さの増大はこの範囲全体での共
重合体結合剤の量のほぼ60%の増大に比べて小さい。
第1表中のデータから分るとおり、本発明に従う方法の
使用を通しての湿潤引張り強さの驚くほどの向上は多く
のケースで非常に大きかつた。例えば、No.7、12、13、
16、17、18、21、22、および25の場合は200%あるいは
それ以上の向上を示す。興味あることに、特定の予備処
理剤を用いての湿潤引張り強さの%の向上は上塗り塗膜
として利用される特定の重合体結合剤に相当に依存する
ことである。例えば、No.8と9でXAMA−7多官能性アジ
リジン化合物の予備処理剤としての使用およびそれへの
ポリ塩化ビニルとスチレン−ブタジエン重合体結合剤の
付着は各々7と12%の比較的小さな向上をもたらした。
しかしながら、エアフレツクス(Airflex)4514エチレ
ン−塩化ビニル(EVCl)エマルジヨン共重合体;エチレ
ン−アクリル酸共重合体、およびアクリル酸エステル共
重合体をNo.3、7、および16においてXAMA−7アジリジ
ン化合物上に使用したときは、湿潤引張り強さは各々13
0、240、および292%の向上を示した。
同様に、ポリエチレンイミンが予備処理剤であるとき
は、各々No.6と11において上塗り塗膜としてエチレン−
アクリル酸共重合体とエアフレツクス(Airflex)4500E
VCl共重合体の使用は、湿潤強さの約90%の向上とな
り、より驚くべきことにNo.5と12において上塗り塗膜と
してエアフレツクス(Airflex)4514EVCl共重合体とポ
リ塩化ビニリデン共重合体の使用は約200%の向上をも
たらした。
予備処理剤としてのキメン(Kymene)557ポリ(アミノ
アミド)−エピクロロヒドリン樹脂については、種々の
結合剤重合体による湿潤引張り強さの向上は96%(No.
4)から1000%以上(No.17と18)までの範囲であつた。
実施例2 No.11で使用された結合剤/予備処理剤の組み合わせ、
すなわちエアフレツクス4500EVCl共重合体/ポリエチレ
ンイミン、がセルロース繊維のエアー−レイド基体に施
されたとき(No.31)、約350%の湿潤引張り強さの劇的
な向上が第2表に示すとおり得られた。
実施例3 No.32と33(第3表)は本発明に従つて互いに作用し合
う(相助作用的)結合剤/予備処理剤系を使用する必要
を示す。互いに作用し合う系の一つは、セルロース繊維
への良好な接着力(セロハンラミネートテストで少なく
とも200gの接着力)を示す予備処理剤とセルロース繊維
への接着力は比較的弱いが良好な耐化学薬品性を示す上
塗り塗膜結合剤である。非相助作用の系は両成分がセル
ロース繊維への良好な接着力を示す結合剤/予備処理剤
系で、予備処理剤がセルロース繊維への比較的弱い接着
力をもつ組み合わせ、または結合剤が弱い耐化学薬品
(水および溶媒)性をもつ組み合わせである。
第3表のデータから非相助作用のエアフレツクス(Airf
lex)105VAE−NMA共重合体/キメン(Kymene)557ポリ
(アミノアミド)−エピクロロヒドリン樹脂系は個々の
成分の合計が示唆するものより弱い、すなわち湿潤引張
り強さの低下を示すことが分る。このケースでは、エア
フレツクス105共重合体とキメン557樹脂の両者は第4表
のセロハンラミネートデータによつて示されるとおり良
好な繊維接着力を有していて予備処理段階を利用する利
点はないであろう。
No.33ではそれ自身ではセロハンラミネートデータに基
づく良好な接着力をもつVAE/NMA共重合体結合剤(エア
フレツクス105エマルジヨン共重合体)の強さをそこな
うセロハンラミネートデータに基づく乏しいセルロース
繊維接着剤(エアフレツクス4500EVCl共重合体)でセル
ロース繊維を予備処理した。
No.33では、湿潤引張り強さは約50%低下した。かく
て、この組み合わせの系では、結合剤/予備処理剤系は
結合剤のみより弱かつた。第3表のNo.1についてのデー
タからNo.33で使用した2種の共重合体を逆の順序で、
すなわち本発明に従つて、セルロース繊維に付着すると
湿潤強さが100%以上向上することが再度分る。
第4表は多数の物質についてのセロハンラミネートテス
トのデータを示す。XAMA−7多官能性アジリジン化合物
とキメン(Kymene)557ポリ(アミノアミド)−エピク
ロロヒドリン樹脂は可塑化したセロハンフイルムの間に
はさんだときに乾燥しなかつた。可塑化していないセロ
ハンフイルムの間では各物質は乾燥し、試験したとき、
セロハンフイルムが裂けるほどの強い接着力を示した。
第5表はアクリゾルASE108アクリル共重合体、エアフレ
ツクス((Airflex)4500エチレン−塩化ビニル共重合
体、アクリル酸エステル共重合体、およびエチレン−ア
クリル酸重合体が上塗り塗膜重合体結合剤として適当で
あることを示す結合剤の規準データを示す。
その他の非相互作用系を第6および第7表に示す。No.3
4〜39から、もし接着促進予備処理が有利に使用される
のには結合剤が良好な耐化学薬品性をもたねばならない
ことが分る。第5表はエアフレツクス(Airflex)4500
エマルジヨン共重合体とアクリル酸エステル共重合体は
膨潤テストで測定してMEXに対しての抵抗性を欠くこと
を示す。かくて、ポリエチレンイミン(PEI)、エアフ
レツクス(Airflex)105エマルジヨン共重合体または多
官能性アジリジン化合物(XAMA−7)予備処理がこれら
の結合剤とともに使用されるときは(No.40〜42、MEK引
張り強さには何ら有利なことはない。しかしながら、エ
アフレツクス(Airflex)4500エマルジヨン共重合体と
アクリル酸エステル共重合体は沸騰水膨潤テストで測定
して良好な耐水性をもつので、これらの湿潤引張り強さ
は予備処理の使用によつて向上する(No.11と16を参
照)。従つて、結合剤/予備処理の組み合わせは耐水性
に関しては非相互作用的であるが耐溶剤性については相
互作用的あるいはこの逆であり得る。
実施例4 この実施例は結合剤と予備処理剤との間の接着力は実際
の共有結合の形成というよりも物理的な相互作用に起因
することを示唆する。エアフレツクス(Airflex)105VA
E/NMA共重合体とエアフレツクス4500EVCl共重合体は前
者中のN−メチロールアクリルアミドと後者中のアクリ
ルアミドとの反応を通して共有的に結合できる。この反
応、これは酸で触媒作用させられる、を防ぐためにエア
フレツクス105共重合体予備処理は苛性ソーダによるア
ルカリ性で行なつた。第8表のデータからこれらの条件
(No.43と44)下では、性能はそこなわれず、共有結合
の形成はこの相助作用効果を得るための必要な条件では
ないことを暗示していることが分る。
実施例5 この実施例は良好な湿潤引張り強さをもつホルムアルデ
ヒドを含まない不織製品を得るためにいかに本発明を使
用したらよいかを示す。No.45〜47で共重合体結合剤と
予備処理剤の両者はホルムアルデヒドを含まないが、本
発明に従つて結合剤/予備処理剤方法に使用されるとき
にのみこれらの重合体は第9表のデータに示されるとお
りの良好な湿潤引張り強さをもたらす。
実施例6 第10表は本発明に従うNo.48と49の結合剤/予備処理系
についての耐溶剤性を示す。第10表から本発明が改良さ
れた耐溶剤性を示す不織製品を得るのに利用され得るこ
とが明白である。
実施例7 この実施例は第11表のデータから分るとおり本発明がレ
ーヨンなどの他のセルロース繊維に適用可能であること
を示す。
実施例8 木材パルプ繊維のスラリーを0.5重量%のKymene557〔ポ
リ(アミノアミド)エピクロロヒドリン樹脂〕予備処理
剤で処理した後、固めて紙状生成物を形成した。これを
乾燥し、その結果得られた紙の湿潤強度を測定した(試
験1)。
上記と同じ木材パルプ繊維のスラリーを30重量%Airfle
x4500共重合体結合剤のエマルジヨンで含浸し、乾燥し
て結合剤含有紙を形成し、その結果得られた紙の湿潤強
度を測定した(試験2)。
上記と同じ木材パルプ繊維のスラリーを0.5重量%のKym
ene557予備処理剤と30重量%Airflex4500共重合体結合
剤のエマルジヨンとの混合物で処理した後、固めて紙状
生成物とし、これを乾燥して紙を形成した。得られた紙
の湿潤強度を測定した(試験3)。
本発明にしたがって、上記と同じ木材パルプ繊維のスラ
リーをまず0.5重量%のKymene557予備処理剤で処理した
後、固めて紙状生成物にし、これを乾燥した後、次いで
30重量%Airflex4500共重合体結合剤のエマルジヨンで
処理した。これを乾燥し、その結果得られた紙の湿潤強
度を測定した(試験4)。
上記試験1〜4の結果を下記の第12表に示す。
上記第12表の結果から、Kymene557予備処理剤で処理し
た後に乾燥し、次いでAirflex4500共重合体結合剤で処
理した本発明の試験4では、予備処理剤のみを行った試
験1、結合剤処理のみを行った試験2および予備処理剤
と結合剤の両方の混合物を用いて一段で処理した試験3
に比べて湿潤強度の著しく高い紙が得られることがわか
る。
本明細書中に使用した略記号の意味は次の表のとおりで
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、いくつかのアド−オン量におけるエマルジヨ
ン共重合体の湿潤および乾燥抗張力を示すグラフであ
る。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)セロハンラミネートテストによって
    測定して少なくとも200gのセルロースへの接着力を示す
    接着促進化合物を10重量%までの量で沈着させることに
    よってセルロース繊維を予備処理し、 (b)セルロース繊維が既に不織ウエブの形態になって
    いる場合は該セルロース繊維の不織ウエブをそのまま乾
    燥し、またはセルロース繊維が不織ウエブの形態にまだ
    なっていない場合は不織ウエブにしてから該セルロース
    繊維の不織ウエブを乾燥し、そして (c)該予備処理したセルロース繊維の乾燥不織ウエブ
    上に、該ウエブを結合された自己支持性ウエブとするの
    に充分な量の重合体結合剤を沈着させる;ここで該重合
    体結合剤はワットマン#4濾紙上に10%添加により試験
    した(TAPPI Useful Method 656)ときに3pliより小さ
    い湿潤引張り強さを示しそして沸騰水を使用して100%
    より小さい膨潤率を示すか、またはワットマン#4濾紙
    上に10%添加により試験した(TAPPI Useful Method 65
    6)ときに4pliより小さいメチルエチルケトン引張り強
    さを示しそして5より小さいメチルエチルケトン膨潤指
    数を示すものである ことを特徴とする、セルロース繊維の不織ウエブに重合
    体結合剤を沈着させることによってセルロース繊維の不
    織ウエブを結合させる方法。
  2. 【請求項2】繊維の重量に基づいて0.1〜5重量%の接
    着促進化合物をセルロース繊維に沈着させる特許請求の
    範囲第1項記載の方法。
  3. 【請求項3】接着促進化合物がセルロース繊維に対して
    少なくとも400gの接着力を示す特許請求の範囲第1項記
    載の方法。
  4. 【請求項4】繊維の重量に基づいて3〜100重量%の重
    合体結合剤を、予備処理したセルロース繊維に沈着させ
    る特許請求の範囲第1項記載の方法。
  5. 【請求項5】繊維の重量に基づいて5〜50重量%の重合
    体結合剤を、予備処理したセルロース繊維に沈着させる
    特許請求の範囲第4項記載の方法。
  6. 【請求項6】接着促進化合物が、ポリエチレンイミン、
    ポリプロピレンイミン、多官能性アジリジン化合物、ポ
    リ(アミノアミド)−エピクロロヒドリン樹脂、ポリジ
    アリルアミン、酢酸ビニル−エチレン−N−メチロール
    −アクリルアミド共重合体、ポリジメチルアミノエチル
    メタクリレート、アクリル系共重合体およびポリビニル
    アミンからなる群から選ばれる特許請求の範囲第1項記
    載の方法。
  7. 【請求項7】重合体結合剤が、エチレン−塩化ビニル−
    アクリルアミド重合体、エチレン−アクリル酸共重合
    体、塩化ビニリデン共重合体、アクリル酸エチル−酢酸
    ビニル−メタクリル酸共重合体、塩化ビニル−アクリル
    酸ブチル共重合体、ポリネオプレン、ブタジエン−アク
    リロニトリル共重合体、ポリウレタン、スチレン−アク
    リル酸エステル共重合体、酢酸ビニル−アクリル酸エス
    テル共重合体、および塩化ビニル−アクリル酸エステル
    共重合体からなる群からえらばれる特許請求の範囲第1
    記載の方法。
  8. 【請求項8】重合体結合剤が2.5pliより小さい湿潤引張
    り強さと沸騰水テストを採用して50%より小さい膨潤
    値、または3pliより小さいメチルエチルケトン引張り強
    さと3より小さいメチルエチルケトン膨潤指数を示す特
    許請求の範囲第1項記載の方法。
  9. 【請求項9】重合体結合剤が2.5pliより小さい湿潤引張
    り強さと沸騰水テストを採用して50%より小さい膨潤
    値、または3pliより小さいメチルエチルケトン引張り強
    さと3より小さいメチルエチルケトン膨潤指数を示す特
    許請求の範囲第3項記載の方法。
  10. 【請求項10】重合体結合剤/接着促進化合物の組み合
    わせが、エチレン−塩化ビニル共重合体/ポリエチレン
    イミン、エチレン−アクリル酸共重合体/多官能性アジ
    リジン化合物、ポリ塩化ビニリデン共重合体/ポリエチ
    レンイミン、エチレン−塩化ビニル共重合体/ポリプロ
    ピレンイミン、アクリル酸エステル共重合体/多官能性
    アジリジン化合物、アクリル共重合体/ポリ(アミノア
    ミド)−エピクロロヒドリン樹脂、アクリル酸ブチル−
    塩化ビニリデン共重合体/ポリ(アミノアミド)−エピ
    クロロヒドリン樹脂、アクリル酸ブチル−塩化ビニリデ
    ン共重合体/ポリエチレンイミン、およびアクリル酸エ
    ステル共重合体/酢酸ビニル−エチレン−N−メチロー
    ルアクリルアミド共重合体からなる群から選ばれる特許
    請求の範囲第1項記載の方法。
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