JPH0711287U - 搬送ロボットの把持装置 - Google Patents
搬送ロボットの把持装置Info
- Publication number
- JPH0711287U JPH0711287U JP4507993U JP4507993U JPH0711287U JP H0711287 U JPH0711287 U JP H0711287U JP 4507993 U JP4507993 U JP 4507993U JP 4507993 U JP4507993 U JP 4507993U JP H0711287 U JPH0711287 U JP H0711287U
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- JP
- Japan
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- substrate
- spring
- clamp piece
- protrusion
- transfer
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 モータやボールネジ等を使用しない簡単な構
造でしかも塵埃等の問題もない搬送ロボットの把持装置
を提供する。 【構成】 搬送ロボットの伸縮する搬送アームに取付け
られたハンド先端に設けた突出部と、同突出部に対して
バネにより進退し、前記突出部との間に基板等の対象物
をバネの押圧力により把持するとともに、搬送アームが
基板等の対象物の授受位置に到達した状態で基板等の対
象物を把持したクランプ片をストッパに突当、前記バネ
の押圧力に抗してバネを押し縮めて基板等の対象物を突
出部とクランプ片による把持から解放するようにした。 【効果】 基板の把持および把持からの解放がモータや
ボールネジを使用することなく、搬送アームの伸縮によ
り行うことができ、塵挨の問題、装置全体が複雑で故障
が発生しやすく、価格も大きいという欠点が取除かれ
る。
造でしかも塵埃等の問題もない搬送ロボットの把持装置
を提供する。 【構成】 搬送ロボットの伸縮する搬送アームに取付け
られたハンド先端に設けた突出部と、同突出部に対して
バネにより進退し、前記突出部との間に基板等の対象物
をバネの押圧力により把持するとともに、搬送アームが
基板等の対象物の授受位置に到達した状態で基板等の対
象物を把持したクランプ片をストッパに突当、前記バネ
の押圧力に抗してバネを押し縮めて基板等の対象物を突
出部とクランプ片による把持から解放するようにした。 【効果】 基板の把持および把持からの解放がモータや
ボールネジを使用することなく、搬送アームの伸縮によ
り行うことができ、塵挨の問題、装置全体が複雑で故障
が発生しやすく、価格も大きいという欠点が取除かれ
る。
Description
【0001】
本考案は基板等の対象物の搬送を行う搬送ロボットの把持装置に関する。
【0002】
この種搬送ロボットは搬送アームを備え、同搬送アームの先端には基板等の対 象物を把持するための把持装置を設けた搬送用ハンドが取付けてある。
【0003】 図6および図7により従来の把持装置について説明すると、ハンド1の先端に 設けたピン等の突出部2に対して図示してないモータ等のアクチュエータにより ボールネジ3を回転させ、同ボールネジ3に取付けられているクランプ片4を突 出部2に対して進退させ、基板5を突出部2とクランプ片4の間に把持したり、 把持から解放するようになっている。
【0004】
しかしながら、モータやボールネジ、その他ベアリング等には塵埃発生等の問 題があるばかりでなく、装置全体が複雑になり、故障もおきやすく、価格的にも 不利である。
【0005】 本考案は前述の欠点を取り除き、モータやボールネジ等を使用しない簡単な構 造でしかも塵埃等の問題もない搬送ロボットの把持装置を提供することを目的と する。
【0006】
前述の目的を達成するため本考案は搬送ロボットの伸縮する搬送アームに取付 けられたハンド先端に設けた突出部と、前記ハンドに取付けられ、突出部に対し て進退し、前記突出部との間に基板等の対象物を把持したり、把持から解放した りするクランプ片と、前記クランプ片に取付けられ、同クランプ片を常に突出部 方向に押圧するバネと、搬送アームが基板等の対象物の授受位置に到達した状態 で基板等の対象物を把持したクランプ片が突当り、前記バネの押圧力に抗してバ ネを押し縮めて基板等の対象物を突出部とクランプ片による把持から解放するス トッパとを有して成る搬送ロボットの把持装置とした。
【0007】
搬送アームが基板等の対象物の授受位置に到達した状態ではストッパがバネの 押圧力に抗してバネを押し縮めて基板等の対象物を突出部とクランプ片による把 持から解放し、搬送アームが授受位置から離れた状態ではクランプ片がストッパ から離れ、バネの押圧力で基板等の対象物を突出部とクランプ片によって把持す る。
【0008】
図1ないし図5により本考案の1実施例を説明すると、チャンバAにはロボッ ト10が設けてあり、同チャンバAの左右には夫々チャンバB、チャンバCが隣 接されている。
【0009】 前記ロボット10は図2に示すようにロボット本体11に取付けた搬送アーム 12ないし14がリンク機構を構成していてロボット本体11に対して伸縮し、 搬送アーム14の先端に固着したハンド15をチャンバC内からチャンバB内へ 、或いはその反対にチャンバB内からチャンバC内へ移動することができ、ハン ド15の先端に設けた把持装置16により例へばチャンバC内とチャンバB内の 基板支17との間で基板18を搬送し授受することができるようになっている。
【0010】 把持装置16について図3ないし図5により詳細に説明すると、ハンド15の 先端には突出部19が設けられており、同突出部19に対向してクランプ片20 が突出部19に対し進退し、突出部19とクランプ片20の間で基板18を把持 したり把持の解放を行うようにしている。
【0011】 前記クランプ片20は図5で示すようにハンド15に固着されたバネボックス 21の中に設けたバネ22の伸縮により図中左右方向に進退する軸23に接続さ れており、搬送アーム14がチャンバB内に伸び基板支17との間で基板18の 授受を行う状態となったとき突出部19とクランプ片20の間で基板18を把持 した状態からクランプ片20がチャンバAに設けたストッパ24に突当たり、バ ネの押圧力に抗してバネ22を押し縮める結果、クランプ片20を反突出部方向 (図中右方向)に押して今までバネ22の押圧力により突出部19とクランプ片 20の間で把持していた基板18を把持から解放することになる。なお、上記と 同じ動作がチャンバC内でも行われる。
【0012】
基板の把持および把持からの解放がモータやボールネジを使用することなく、 搬送アームの伸縮により行うことができ、当初に掲げた塵挨の問題、装置全体が 複雑で故障が発生しやすく、価格も大きいという欠点が取除かれる。
【図1】本考案の1実施例を示す図。
【図2】図1のI−I断面図。
【図3】本考案の把持装置の詳細な説明図で、その平面
図。
図。
【図4】把持装置の詳細な説明図で、その一部破断側面
図。
図。
【図5】図4の“イ“部詳細図。
【図6】従来の把持装置の説明図で、その平面図。
【図7】従来の把持装置の説明図で、図6の側面図。
10 ロボット 11 ロボット本体 14 搬送アーム 15 ハンド 16 把持装置 17 基板支 18 基板 19 突出部 20 クランプ片 21 バネボックス 22 バネ 23 軸 24 ストッパ
Claims (1)
- 【請求項1】 搬送ロボットの伸縮する搬送アームに取
付けられたハンド先端に設けた突出部と、 前記ハンドに取付けられ、突出部に対して進退し、前記
突出部との間に基板等の対象物を把持したり、把持から
解放したりするクランプ片と、 前記クランプ片に取付けられ、同クランプ片を常に突出
部方向に押圧するバネと、 搬送アームが基板等の対象物の授受位置に到達した状態
で基板等の対象物を把持したクランプ片が突当り、前記
バネの押圧力に抗してバネを押し縮めて基板等の対象物
を突出部とクランプ片による把持から解放するストッパ
とを有して成る搬送ロボットの把持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4507993U JPH0711287U (ja) | 1993-07-27 | 1993-07-27 | 搬送ロボットの把持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4507993U JPH0711287U (ja) | 1993-07-27 | 1993-07-27 | 搬送ロボットの把持装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0711287U true JPH0711287U (ja) | 1995-02-21 |
Family
ID=12709329
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4507993U Pending JPH0711287U (ja) | 1993-07-27 | 1993-07-27 | 搬送ロボットの把持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0711287U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5273090U (ja) * | 1975-11-27 | 1977-06-01 | ||
WO2004109780A1 (ja) * | 2003-06-04 | 2004-12-16 | Nikon Corporation | ステージ装置、固定方法、露光装置、露光方法、及びデバイスの製造方法 |
JP2009099918A (ja) * | 2007-10-19 | 2009-05-07 | Tokyo Electron Ltd | 被処理体の移載機構、被処理体の移載方法及び被処理体の処理システム |
-
1993
- 1993-07-27 JP JP4507993U patent/JPH0711287U/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5273090U (ja) * | 1975-11-27 | 1977-06-01 | ||
WO2004109780A1 (ja) * | 2003-06-04 | 2004-12-16 | Nikon Corporation | ステージ装置、固定方法、露光装置、露光方法、及びデバイスの製造方法 |
JPWO2004109780A1 (ja) * | 2003-06-04 | 2006-07-20 | 株式会社ニコン | ステージ装置、固定方法、露光装置、露光方法、及びデバイスの製造方法 |
JP2009099918A (ja) * | 2007-10-19 | 2009-05-07 | Tokyo Electron Ltd | 被処理体の移載機構、被処理体の移載方法及び被処理体の処理システム |
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