JPH0711231Y2 - 折りたたみ式階段 - Google Patents

折りたたみ式階段

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JPH0711231Y2
JPH0711231Y2 JP1988004375U JP437588U JPH0711231Y2 JP H0711231 Y2 JPH0711231 Y2 JP H0711231Y2 JP 1988004375 U JP1988004375 U JP 1988004375U JP 437588 U JP437588 U JP 437588U JP H0711231 Y2 JPH0711231 Y2 JP H0711231Y2
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JP
Japan
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floor
tread
height
staircase
horizontal portion
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JP1988004375U
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JPH01109522U (ja
Inventor
啓三 中川
Original Assignee
石川島播磨重工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は昇降式の床と固定床との間を結ぶ折りたたみ式
階段に関するものである。
[従来の技術] 昇降式の床と固定床との間を結ぶ階段には種々の形式が
考案されており、例えば第12図及び第13図に示すように
2本のフレームa間に、平行リンクbを複数等間隔に両
端部において枢着したものを左右一対有し、下端の各平
行リンクbに車輪cを備えると共に同じ高さの各平行リ
ンクb間に平板状の踏み板dを夫々渡し、種々の角度す
なわち前記フレームaの長さと等しい高さの範囲内で、
各踏み板dが水平になって階段が形成されるようになっ
ている。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、斯かる平行リンク式のものは昇降床の高
さが低くなると広いスペースが必要となり、スペース上
の制約により使用できない場合も生ずる。又、格納スペ
ースも広いスペースが必要となる。
[課題を解決するための手段] 本考案は上述の従来の課題を解決し、少ないスペースで
使用、格納できるようにすることを目的とするもので、
垂直部の上端に上面が踏み面となる上水平部を、下端に
下水平部を夫々逆方向に張り出して設けた踏み板を、隣
接する踏み板の垂直部背面と下水平部とを上下方向に摺
動し得るように複数連結し、最後部の踏み板を昇降可能
としたことを特徴とする折りたたみ式階段にかかるもの
である。
[作用] 複数連結された踏み板が上下方向に摺動するので、最後
部の踏み板を上昇させれば、各踏み板が順次上昇して任
意の高さの階段が形成される。
又、最後部の踏み板を下降させれば、各踏み板は平面状
に格納される。
[実施例] 以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明する。
第1図乃至第6図は本考案の第1実施例を示すもので、
1は台車、2は台車固定床、3は昇降床、4は台車固定
床2と昇降床3との間に配設した昇降用リンク、5はリ
ンク駆動用シリンダ、6は車輪、7はアウトリガであ
り、前記昇降用リンク4の側方に前記台車固定床2と昇
降床3との間を連結するよう折りたたみ式階段8を取り
付けてある。
該折りたたみ式階段8は、下水平部9と垂直部10と上水
平部11を順次一体に連結してなる踏み板12を、複数連結
してなっている。各踏み板12の垂直部10の背面側の両端
部にガイドロッド13を鉛直方向に夫々配し、該各ガイド
ロッド13の上端部を前記各上水平部11の下面側の穴に嵌
入せしめて支持すると共に、該各ガイドロッド13の下端
部を前記下水平部9の垂直部背面側に突設した各ブラケ
ット14により固定してある。
前記各踏み板12の下水平部9の反垂直部側端部に、垂直
方向の摺動孔15を前記各ガイドロッド13の間隔と略同じ
間隔で貫通するよう穿設し、該各摺動孔15に前記各ガイ
ドロッド13を夫々挿通せしめて前後方向に複数連結せし
めてある。
ここで、前記上水平部11の上面が幅Wの踏み面となり、
垂直部10の高さから上水平部11の高さを差し引いた高さ
Hが階段一段分の最大高さとなる。又、各踏み板12の長
さは少なくとも作業者の昇降に支障のない長さとする。
最前部(最下段)の踏み板12′は前記台車固定床2に固
定し、最後部(最上段)の踏み板12″は前記昇降床3に
固定してある。
更に、前記台車固定床2に手摺16を設けると共に前記昇
降床3に手摺17を設け、前記折りたたみ式階段8の中途
部の踏み板12に支柱18を立設し、該支柱18の上端部及び
中途部に所要の長さの円筒管19,19及び中実又は中空の
ロッド20,20を夫々片側ずつ枢着し、前記台車固定床2
の手摺19の支柱21に枢着した各ロッド22,22の他端を前
記各円筒管19,19に夫々摺動可能に挿入する。前記各ロ
ッド20,20の他端を、前記昇降床3の手摺17の支柱23に
枢着した円筒管24,24に夫々摺動可能に挿入してある。
図中、25は昇降床3の側面に突出可能に設けたスライド
デッキ、26は固定階段、27は操作盤を示す。
以上のように構成したので、昇降床3が最も低い位置に
あるときは、第5図に示すように折りたたみ式階段8の
各踏み板12,12′が各ガイドロッド13の下部に位置して
いるため同じ高さで格納されている。
リンク駆動用シリンダ5により昇降用リンク4を全体と
して伸長させると、昇降床3が同じ高さ上昇し、該昇降
床3に固定された踏み板12″も同じ高さ上昇する。この
とき、第6図に示すように該踏み板12″の下水平部9が
前方の踏み板12のガイドロッド13に沿って上昇し、該踏
み板12の上水平部11の下面に当接した後は、該踏み板12
も上昇を開始し、順次前方の踏み板12が上昇してゆき、
階段が形成される。
全部の踏み板12,12″の上昇が終了した高さが、昇降床
3の最大高さとなる。
又、昇降床3を下降させた場合、最下段部の踏み板12か
ら順次下降して平面上に格納される。
このようにして、昇降床3を任意の高さに上昇、下降さ
せた場合にも、常に安定した階段が必要な高さの範囲に
形成され、作業者の昇降が安全に行なえる。なお、ガイ
ドロッド13と摺動孔15の摺動は、ブッシュ等により円滑
に行なわれる。
第7図は本考案の第2実施例であり、前記第1実施例と
略同様の構成において、重量軽減のために各下水平部9
に中空部28を設けた例である。
第8図及び第9図は本考案の第3実施例であり、前記第
1実施例と略同様の構成において、各下水平部9に摺動
孔29を有するブラケット30を設け、且つ各ガイドロッド
13の面長方向にキー31を設けると共に各摺動孔29にキー
溝32を設けて、横揺れを防止した例である。
第10図及び第11図は本考案の第4実施例であり、前記第
1図と略同様の構成において、ガイドロッド13の代わり
に断面コ字状のガイドレール33を使用し、該ガイドレー
ル33を背面及び内側面に接し得るガイドローラ34,35を
夫々上下にアーム36,37により取り付けた例である。
以上の第2乃至第4実施例の場合も、任意の高さの階段
が容易に形成される。
なお、本考案の折りたたみ式階段は上述の実施例のみに
限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範
囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
[考案の効果] 以上述べたように本考案の折りたたみ式階段によれば、
隣接する踏み板の垂直部背面と下水平部とを上下方向に
摺動し得るよう複数連結し、最後部の踏み板を任意の高
さに昇降し得るようにしたので、任意の高さの階段を安
全、確実に形成することができ、不使用時は平面状に格
納されるので、使用及び格納のためにスペースをとらず
便利であり、又、階段を形成した際には、該階段の踏み
面が充分に形成されると共に傾斜角度も緩やかであるた
め、非常に登り易いものとなり、更に、前記階段の高さ
の微妙な調整も簡単に行なうことができる等種々の優れ
た効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の階段の第1実施例の説明図、第2図は
第1図のII−II方向矢視図、第3図は第1図のIII−III
方向矢視図、第4図は第1図における折りたたみ式階段
の詳細図、第5図は第4図に示した階段の格納状態を示
す図、第6図は第1図における折りたたみ式階段の使用
状態を示す図、第7図は本考案の第2実施例の説明図、
第8図は本考案の第3実施例の説明図、第9図は第8図
のIX−IX方向矢視図、第10図は本考案の第4実施例の説
明図、第11図は第10図のXI−XI方向矢視図、第12図は従
来の移動階段の一例を示す図、第13図は第12図のXIII−
XIII方向矢視図である。 2は台車固定床、3は昇降床、8は折りたたみ式階段、
9は下水平部、10は垂直部、11は上水平部、12,12′,1
2″は踏み板、13はガイドロッドを示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】垂直部の上端に上面が踏み面となる上水平
    部を、下端に下水平部を夫々逆方向に張り出して設けた
    踏み板を、隣接する踏み板の垂直部背面と下水平部とを
    上下方向に摺動し得るように複数連結し、最後部の踏み
    板を昇降可能としたことを特徴とする折りたたみ式階
    段。
JP1988004375U 1988-01-18 1988-01-18 折りたたみ式階段 Expired - Lifetime JPH0711231Y2 (ja)

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JP1988004375U JPH0711231Y2 (ja) 1988-01-18 1988-01-18 折りたたみ式階段

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JPH01109522U JPH01109522U (ja) 1989-07-25
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ID=31206836

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JP5147009B2 (ja) * 2008-08-06 2013-02-20 吉永機械株式会社 高さ可変型昇降式階段装置
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