JPH0711210Y2 - エキスパンションジョイント - Google Patents

エキスパンションジョイント

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JPH0711210Y2
JPH0711210Y2 JP9381089U JP9381089U JPH0711210Y2 JP H0711210 Y2 JPH0711210 Y2 JP H0711210Y2 JP 9381089 U JP9381089 U JP 9381089U JP 9381089 U JP9381089 U JP 9381089U JP H0711210 Y2 JPH0711210 Y2 JP H0711210Y2
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JP
Japan
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locking
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JP9381089U
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JPH0333105U (ja
Inventor
正樹 荻島
Original Assignee
理研軽金属工業株式会社
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Publication date
Application filed by 理研軽金属工業株式会社 filed Critical 理研軽金属工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は間隙をおいて相対する建築物躯体のうち一方が
床躯体を構成するものである躯体間に設けるエキスパン
ションジョイントに関する。
(従来技術とその問題点) 一般に、この種のエキスパンションジョイントは、第5
図に示されるように、建築物躯体30の各端縁部に支持部
材31を固定し、該支持部材31にホルダ32を支持させ且つ
該ホルダ32に上記床躯体間の間隙を覆うカバー材33を係
着し、該カバー材33の両端を上記支持部材31上に配置す
るとともに、上記支持部材31の端縁を保護するためにこ
の部分に縁材34をネジで取着することにより構成されて
いる。
しかしながら、従来の縁材34は支持部材31の端部に対し
てネジ止め固定していたので、ネジ止め作業が煩雑であ
るほか、床面上を人が通る際に加えられる衝撃が何度も
繰り返されるうちにネジが弛み出すことがあり、一度弛
んでガタが出始めると、縁材が外れたり、めくれやねじ
れが生じ、つまずいて思わぬ怪我をすることがあった。
(考案の目的) 本考案は上記欠点を解消し、特に取付けが簡単であり、
しかも縁材が支持部材から外れることのないエキスパン
ションジョイントを提案することをその目的とする。
(目的を達成するための手段) 前記目的を達成するため、本考案に係るエキスパンショ
ンジョイントは、間隙をおいて設けられた建築物躯体の
うち少なくとも一方が床躯体を構成する躯体の各端縁部
に支持部材を固定し、該支持部材にホルダを支持させ且
つ該ホルダに上記床躯体間の間隙を覆うカバー材を係着
し、該カバー材の両端を上記支持部材上に配置するとと
もに、上記支持部材の端縁に縁材を取着してなるエキス
パンションジョイントにおいて、前記支持部材の端縁に
断面が略コ字形の嵌込み用凸部を設ける一方、前記縁材
をステンレス又は真鍮によって断面略L字形又はコ字形
に形成するとともに、その両側端縁からそれぞれ直角に
係止突縁を突出形成し、上記凸部の角隅部に上記縁材の
係止突縁を被嵌係止したことを特徴とする。
(考案の作用、効果) 前記構成によれば、縁材はステンレス又は真鍮からな
り、その両側端の係止突縁は、嵌込み用凸部の角隅部に
被嵌係止されているから、取付け作業が容易であるほ
か、床面上の歩行時の衝撃によって係止が外れるような
ことがなく、また確実な係止により、縁材が外れたり、
めくれやねじれが生じ、つまずいて思わぬ怪我をすると
いう事故も防止することがある。
(実施例) 以下、図面によって本考案の実施例について説明する。
第1図はエキスパンションジョイントを示している。こ
のエキスパンションジョイントは、間隙Sをおいて設け
られた建築物の床躯体1の各端縁部に支持部材3を固定
し、該支持部材3にホルダ5を支持させ且つ該ホルダ5
に上記床躯体1間の間隙Sを覆うカバー材6を係着し、
該カバー材6の両端を上記支持部材3上に配置するとと
もに、上記支持部材3の端縁を保護するために縁材7を
取着してなるものである。
支持部材3はアルミニウム又はその合金製の押出製材に
よって略L字形に形成された一端に係止縁8を立ち上げ
るとともに、その下部に止水板嵌合溝9を形成し、他端
縁には略コ字形の嵌込み用凸部10を形成したものであ
る。さらに、支持部材3の内側には係合突片11が対向形
成されている。そして、支持部材3は、その係合突片11
を床躯体1の上部に固定された取付け金具12の係合溝13
に係合させることにより固定されている。
ホルダ5はバネ体から略W字形に形成され、両端の係止
部14を両側の支持部材3の係止縁8に係止することによ
り両支持部材3間に支持されている。
カバー材6は長尺の本体の裏側に短尺又は長尺のホルダ
受部材15を2重に形成してなるとともに、ホルダ受部材
15の下部の中央下方に突出した係止縁16をホルダ5の中
央の係止部17に係止させることにより取着されている。
なお、カバー材6の両端と支持部材3の嵌込み用凸部10
との間には弾性体18が嵌込まれている。
次に、縁材7はステンレス又は真鍮による薄い弾靱性金
属によって断面L字形に形成するとともに、両側端縁か
らそれぞれ直角に係止突縁19を突出形成してなるもので
ある。そして、該縁材7は支持部材3の他端縁に形成さ
れた嵌込み用凸部10に被嵌係止されている。嵌込みにあ
たっては、例えば第2図に示すように、縁材7の一側端
縁の係止突縁19を嵌込み用凸部10の1つの角隅部10aに
係止し、全体を傾斜状の面壁を有する凸部10に沿って回
し込みながら他側端の係止突縁19を凸部10の他の傾斜面
に沿って角隅部10bに係止させることにより嵌込めばよ
い。
以上の構成によれば、縁材7はステンレス又は真鍮から
なり、その両側端の係止突縁19は、嵌込み用凸部10の角
隅部10a、10bに被嵌係止されているから、取付け作業が
容易であるほか、床面上の歩行するとき等に上下、左
右、斜め方向に衝撃が加わっても係止が外れるようなこ
とがない。
また、確実な係止により縁材7が外れたり、めくれやね
じれが生じ、つまずいて思わぬ怪我をするという事故も
防止することがある。
次に、第3図は一方の建築物躯体が壁躯体2であり、他
方が床躯体1である場合のエキスパンションジョイント
の例である。
このエキスパンションジョイントにおいて、床躯体1側
の支持部材3は前述の例と同じである。これに対し、壁
躯体2の支持部材4は、下部に止水板嵌合溝9と係止縁
8とを形成し、上端に係合縁20を形成してなるものであ
る。
カバー材6は長尺の本体の裏側に短尺又は長尺のホルダ
受部材15を2重に形成してなるとともに、ホルダ受部材
15の下部の中央下方に突出した係止縁16をホルダ5の中
央の係止部17に係止させることにより取着されている。
また、カバー材6の一側端の屈曲部21は壁躯体2側の支
持部材3の係合縁20に係合している。
この例においても、縁材7はステンレス又は真鍮によっ
て断面L字形に形成するとともに、両側端縁からそれぞ
れ直角に係止突縁19を突出形成して成り、前述の例と同
様にして、支持部材3の他端縁に形成された嵌込み用凸
部10に被嵌係止されている。したがって、第1図の例と
同じ効果を得ることができる。
なお、嵌込み用凸部10と縁材7の形状は前記実施例に限
定されない。例えば、第4図(a)に示すように、嵌込
み用凸部10の外側面に適宜の突部22を形成しておけば、
嵌込み用凸部10と縁材7とにわずかな寸法誤差があって
も、これに対応して嵌合、当接が可能となり、また摺動
抵抗も小さくなる。上記突部は縁材7の裏面に形成して
もよい。また、同図(b)のように構成してもよい。さ
らに、同図(c)に示すように、嵌込み用凸部10におい
て縁材7を係止するための角隅部に突縁23を形成する一
方、縁材7の両側端に嵌込み溝24を形成し、且つその先
端に案内縁25を形成する構成とすれば、嵌込みがより楽
に行なえる。この場合、同図(d)に示すように、嵌込
み用凸部10の形状は変えず、縁材7の両側端に案内縁25
を形成する構成であってもよい。
さらに、同図(e)に示すように、縁材7の一部を延出
して該延出部26により弾性体18を覆うように構成しても
よく、嵌込み用凸部10を同図(f)のように形成し、該
凸部10にコ字形に形成した縁材7を嵌込む構成であって
もよい。なお、この場合、縁材7の一端縁は延出部27を
形成してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るエキスパンションジョイントの断
面図、第2図は嵌込み用凸部に縁材を被嵌する例の説明
図、第3図は他のエキスパンションジョイントの例の断
面図、第4図(a)〜(f)はそれぞれ嵌込み用凸部と
縁材の他の例の説明図、第5図は従来のエキスパンショ
ンジョイントの半分を省略して示した断面図である。 符号S……間隙、1……床躯体、3、4……支持部材、
5……ホルダ、6……カバー材、7……縁材、10……嵌
合用凸部、10a、10b……角隅部、19……係止突縁

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】間隙をおいて設けられた建築物躯体のうち
    少なくとも一方が床躯体を構成する躯体の各端縁部に支
    持部材を固定し、該支持部材にホルダを支持させ且つ該
    ホルダに上記床躯体間の間隙を覆うカバー材を係着し、
    該カバー材の両端を上記支持部材上に配置するととも
    に、上記支持部材の端縁に縁材を取着してなるエキスパ
    ンションジョイントにおいて、前記支持部材の端縁に断
    面が略コ字形の嵌込み用凸部を設ける一方、前記縁材を
    ステンレス又は真鍮によって断面略L字形又はコ字形に
    形成するとともに、その両側端縁からそれぞれ直角に係
    止突縁を突出形成し、上記凸部の角隅部に上記縁材の係
    止突縁を被嵌係止したことを特徴とするエキスパンショ
    ンジョイント。
JP9381089U 1989-08-09 1989-08-09 エキスパンションジョイント Expired - Lifetime JPH0711210Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9381089U JPH0711210Y2 (ja) 1989-08-09 1989-08-09 エキスパンションジョイント

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9381089U JPH0711210Y2 (ja) 1989-08-09 1989-08-09 エキスパンションジョイント

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0333105U JPH0333105U (ja) 1991-04-02
JPH0711210Y2 true JPH0711210Y2 (ja) 1995-03-15

Family

ID=31643173

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9381089U Expired - Lifetime JPH0711210Y2 (ja) 1989-08-09 1989-08-09 エキスパンションジョイント

Country Status (1)

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JP (1) JPH0711210Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001078840A (ja) * 1999-09-13 2001-03-27 Okamura Corp コーナー机

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001078840A (ja) * 1999-09-13 2001-03-27 Okamura Corp コーナー机

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Publication number Publication date
JPH0333105U (ja) 1991-04-02

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