JPH07111871B2 - シャドウマスクの製造方法 - Google Patents
シャドウマスクの製造方法Info
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- JPH07111871B2 JPH07111871B2 JP62010119A JP1011987A JPH07111871B2 JP H07111871 B2 JPH07111871 B2 JP H07111871B2 JP 62010119 A JP62010119 A JP 62010119A JP 1011987 A JP1011987 A JP 1011987A JP H07111871 B2 JPH07111871 B2 JP H07111871B2
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- annealing treatment
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- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/02—Electrodes; Screens; Mounting, supporting, spacing or insulating thereof
- H01J29/06—Screens for shielding; Masks interposed in the electron stream
- H01J29/07—Shadow masks for colour television tubes
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J9/00—Apparatus or processes specially adapted for the manufacture, installation, removal, maintenance of electric discharge tubes, discharge lamps, or parts thereof; Recovery of material from discharge tubes or lamps
- H01J9/02—Manufacture of electrodes or electrode systems
- H01J9/14—Manufacture of electrodes or electrode systems of non-emitting electrodes
- H01J9/142—Manufacture of electrodes or electrode systems of non-emitting electrodes of shadow-masks for colour television tubes
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J2229/00—Details of cathode ray tubes or electron beam tubes
- H01J2229/07—Shadow masks
- H01J2229/0727—Aperture plate
- H01J2229/0777—Coatings
- H01J2229/0783—Coatings improving thermal radiation properties
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)
- Heat Treatment Of Sheet Steel (AREA)
- Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 この発明は、シャドウマスクシートを続けて焼なましそ
してドレープ圧伸(drape draw)してシャドウマスクを
形成し、次いで酸化するようにした鉄−ニッケル合金の
シャドウマスクシートよりシャドウマスクを製造する方
法に関するものである。
してドレープ圧伸(drape draw)してシャドウマスクを
形成し、次いで酸化するようにした鉄−ニッケル合金の
シャドウマスクシートよりシャドウマスクを製造する方
法に関するものである。
カラー表示管は外部磁界に敏感で、この外部磁界により
その動作に有害な影響を受けることがある。外部干渉磁
界の一つは地磁界である。したがってカラー表示管には
有効な磁気しゃへいを設けねばならない。カラー表示管
の横方向の干渉磁界に対しては軟磁性材料の外囲器が有
効な保護を与えることができる。けれどもこのような外
囲器をカラー表示管の軸方向の磁界を無効にするために
カラー表示管の表示窓の正面に設けることはできない。
軟磁性材料より成るシャドウマスクは軸方向の磁界に対
して適度なしゃへいを与える。けれども、軸方向磁界に
よるカラー表示管の動作の影響は、カラー表示管の磁気
しゃへいを最適にするのに大きな問題となる。適度な磁
気しゃへいを与える軟磁性材料は例えば鉄とニッケルの
合金である。鉄とニッケルの合金のシャドウマスクシー
トより成るシャドウマスクの製造においては、シャドウ
マスクシートは、圧伸工程の前に焼なまし処理を受け
る。この焼なまし処理は還元性ガスふん囲中で行われて
材料の再結晶を生じ、この結果内部の機械的応力が除去
される。その上材料の炭素含有量は拡散によつて減少さ
れる。この焼なまし処理の後、シャドウマスクシートは
機械的な変形によってドレープ圧伸される。シャドウマ
スクが鉄−ニッケル合金よりつくられた場合には150℃
と200℃の間の温度で行われるこの圧伸工程は、シャド
ウマスク材料の本来の好ましい磁気しゃへい特性に悪影
響を与える。
その動作に有害な影響を受けることがある。外部干渉磁
界の一つは地磁界である。したがってカラー表示管には
有効な磁気しゃへいを設けねばならない。カラー表示管
の横方向の干渉磁界に対しては軟磁性材料の外囲器が有
効な保護を与えることができる。けれどもこのような外
囲器をカラー表示管の軸方向の磁界を無効にするために
カラー表示管の表示窓の正面に設けることはできない。
軟磁性材料より成るシャドウマスクは軸方向の磁界に対
して適度なしゃへいを与える。けれども、軸方向磁界に
よるカラー表示管の動作の影響は、カラー表示管の磁気
しゃへいを最適にするのに大きな問題となる。適度な磁
気しゃへいを与える軟磁性材料は例えば鉄とニッケルの
合金である。鉄とニッケルの合金のシャドウマスクシー
トより成るシャドウマスクの製造においては、シャドウ
マスクシートは、圧伸工程の前に焼なまし処理を受け
る。この焼なまし処理は還元性ガスふん囲中で行われて
材料の再結晶を生じ、この結果内部の機械的応力が除去
される。その上材料の炭素含有量は拡散によつて減少さ
れる。この焼なまし処理の後、シャドウマスクシートは
機械的な変形によってドレープ圧伸される。シャドウマ
スクが鉄−ニッケル合金よりつくられた場合には150℃
と200℃の間の温度で行われるこの圧伸工程は、シャド
ウマスク材料の本来の好ましい磁気しゃへい特性に悪影
響を与える。
種々の理由から、シャドウマスクをドレープ圧伸した後
これを酸化性ふん囲気中で焼なましする酸化処理を該シ
ャドウマスクに施すのが普通である。このようにして、
例えば、この酸化がシャドウマスクの無制限なさびつき
を阻止する。この酸化の結果シャドウマスク上に黒い酸
化物層が形成される。
これを酸化性ふん囲気中で焼なましする酸化処理を該シ
ャドウマスクに施すのが普通である。このようにして、
例えば、この酸化がシャドウマスクの無制限なさびつき
を阻止する。この酸化の結果シャドウマスク上に黒い酸
化物層が形成される。
この理由でこの酸化は黒化とも呼ばれる。この酸化層
は、放射によるシャドウマスクの熱放散を改良する。
は、放射によるシャドウマスクの熱放散を改良する。
通常の方法でつくられた鉄−ニッケル合金より成るシャ
ドウマスクは未だ所望通りの磁気しゃへい特性を有して
いない。
ドウマスクは未だ所望通りの磁気しゃへい特性を有して
いない。
この発明の目的は、改良された磁気特性を有するシャド
ウマスクを供する鉄−ニッケルより成るシャドウマスク
の製造方法を得ることにある。
ウマスクを供する鉄−ニッケルより成るシャドウマスク
の製造方法を得ることにある。
この発明の特徴とするところは、冒頭に記載したタイプ
の製造方法において、ドレープ圧伸後酸化前に、シャド
ウマスクに非酸化性ふん囲気中で700℃と1200℃の間の
温度で補足焼なまし処理を施すことにある。実際に、圧
伸法で得られたシャドウマスクの磁気しゃへい特性はこ
の補足焼なまし処理によって改良される。補足焼なまし
処理は700℃以上の温度で行うべきであることがわかっ
た。1200℃以上で行う補足焼なまし処理によって得られ
る磁気しゃへい特性の改良は経済的に引き合わない。
の製造方法において、ドレープ圧伸後酸化前に、シャド
ウマスクに非酸化性ふん囲気中で700℃と1200℃の間の
温度で補足焼なまし処理を施すことにある。実際に、圧
伸法で得られたシャドウマスクの磁気しゃへい特性はこ
の補足焼なまし処理によって改良される。補足焼なまし
処理は700℃以上の温度で行うべきであることがわかっ
た。1200℃以上で行う補足焼なまし処理によって得られ
る磁気しゃへい特性の改良は経済的に引き合わない。
この発明の一実施態様では、補足焼なましを、シャドウ
マスクを焼なます温度と少なくとも実質的に等しい温度
で行う。補足焼なまし処理をシャドウマスクシートの焼
なまし温度と略々同じ温度で行うと、シャドウマスクシ
ートの焼なまし処理にも使用したと同じ炉を補足焼なま
し処理に用いることができる。
マスクを焼なます温度と少なくとも実質的に等しい温度
で行う。補足焼なまし処理をシャドウマスクシートの焼
なまし温度と略々同じ温度で行うと、シャドウマスクシ
ートの焼なまし処理にも使用したと同じ炉を補足焼なま
し処理に用いることができる。
シャドウマスクをカラー表示管内に入れる場合このシャ
ドウマスクを固定する支持フレームを用いるのが普通で
ある。この支持フレームをカラー表示管内に置く前に、
該支持フレームはシャドウマスクと同様に酸化焼なま処
理を受ける。この支持フレームはカラー表示管内でシャ
ドウマスクと略々同じ位置にあるので、支持フレームも
また管軸方向の干渉磁界のしゃへいに寄与する。
ドウマスクを固定する支持フレームを用いるのが普通で
ある。この支持フレームをカラー表示管内に置く前に、
該支持フレームはシャドウマスクと同様に酸化焼なま処
理を受ける。この支持フレームはカラー表示管内でシャ
ドウマスクと略々同じ位置にあるので、支持フレームも
また管軸方向の干渉磁界のしゃへいに寄与する。
この発明の別の実施態様では、酸化後のシャドウマスク
を酸化焼なまし処理を施した支持フレームに連結する場
合、支持フレームを鉄−ニッケル合金よりつくり、酸化
前に、非酸化性ふん囲気中で700℃と1200℃の間の温度
で補足焼なまし処理を施す。非酸化性ふん囲気内での支
持フレームの補足焼なまし処理は、その材料の磁気しゃ
へい特性の改良を生じる。この補足焼なまし処理の温度
範囲は、シャドウマスクの補足焼なまし処理に記載した
のと同じ考え方で選ばれる。補足焼なまし処理の結果得
られたより良い磁気しゃへい特性を有するシャドウマス
クと組合されて、補足焼なまし処理を受けた支持フレー
ムは、カラー表示管内の軸方向干渉磁界に対する改良さ
れた磁気しゃへいを保証する。この結果、カラー表示管
の動作が改良される。
を酸化焼なまし処理を施した支持フレームに連結する場
合、支持フレームを鉄−ニッケル合金よりつくり、酸化
前に、非酸化性ふん囲気中で700℃と1200℃の間の温度
で補足焼なまし処理を施す。非酸化性ふん囲気内での支
持フレームの補足焼なまし処理は、その材料の磁気しゃ
へい特性の改良を生じる。この補足焼なまし処理の温度
範囲は、シャドウマスクの補足焼なまし処理に記載した
のと同じ考え方で選ばれる。補足焼なまし処理の結果得
られたより良い磁気しゃへい特性を有するシャドウマス
クと組合されて、補足焼なまし処理を受けた支持フレー
ムは、カラー表示管内の軸方向干渉磁界に対する改良さ
れた磁気しゃへいを保証する。この結果、カラー表示管
の動作が改良される。
以下にこの発明を図面を参照して実施例により更に詳し
く説明する。第1図は、シャドウマスクと支持フレーム
を有するカラー表示管の一部切欠斜視図である。模型的
に示したこのカラー表示管は、表示窓2、コーン3およ
びネック4より成るガラス容器1と、3つの電子ビーム
8,9,10を発生する3つの電子銃5,6,7とを有する。前記
の表示窓2はその内側に多数の3つ組のけい光体ライン
を有する。各3つの組は、青発光けい光体より成るライ
ン11と緑発光けい光体より成るライン12と赤発光けい光
体より成るライン13とより成る。すべての3つ組が一緒
になって表示スクリーン14を形成する。電子ビーム8,9
および10を極めて多数のアパーチャを通して夫々1つの
色のけい光体ラインにのみ衝突させるようにしたシャド
ウマスク15が電子銃5,6および7と表示スクリーン14と
の間に位置される。このシャドウマスク15は、カラー表
示管内に取付けられた支持フレーム17に設けられる。外
部磁界が電子ビーム8,9および10の運動に影響を及ぼ
し、その結果干渉誤差が生じる。例えば誤導入や集中誤
差に基く色不純がそうである。外部磁界の影響を見出す
には、このような磁界をカラー表示管に関して3つの互
に直角な成分に分解するのが適当である。これ等の成分
の一つ、軸方向成分は管軸に沿って作用する。軟磁性材
料のシャドウマスク15はこの軸方向の干渉磁界を有効に
しゃへいすることができる。良好なしゃへい特性を有す
る軟磁性材料は鉄とニッケルの合金で、この場合ニッケ
ル含有量は例えば35%と37%の間である。この合金は、
鉄−ニッケルの外に炭素と不純物を有する。このような
合金よりのシャドウマスクの製造は次のようにして行う
ことができる。アパーチャを有する鉄−ニッケル合金よ
り成るシャドウマスクシートを、例えば700℃と820℃の
間の温度で、シャドウマスクシートの材料の完全な再結
晶を生ずるに十分な時間焼なまし処理する。材料内の機
械的応力はこの再結晶によって低減される。この焼なま
し処理は、例えば水素含有窒素ふん囲気(6%H2,残りN
2)のような非酸化性ふん囲気中で行う。鉄−ニッケル
合金内の炭素含有量は水素によって低減される。鉄−ニ
ッケル合金よりつくられたシャドウマスクでは、焼なま
し処理は引張り応力を低減するのにも役立ち、この場合
材料の0.2%オフセット降伏応力(proof stress)が、
再現可能な圧伸工程の得られる値になる。この再現可能
性のために、シャドウマスクは室温でドレープ圧伸され
るのではなくて高温例えば150℃と250℃の間の温度でド
レープ圧伸される。第2図はシャドウマスクシートをド
レープ圧伸する装置の断面図を示す。この装置は、圧伸
ダイ18(マンドレルとも云う)、圧力リング19(プリー
ツ・ホルダとも云う)および圧伸リング20を有する。方
形のシャドウマスクシート21が圧伸ダイ18上に置かれ
る。圧伸リング20が圧力リング19に向けて垂直方向に動
かされる結果、シャドウマスクシート21は、圧力リング
19と圧伸リング20の対向する2つの側部間にクランプさ
れる。シャドウマスクシート21の所望形状への圧伸は、
延伸リング20と圧力リング19を同時に下げることにより
行われる。この場合シャドウマスクシート21は圧伸ダイ
18上で引張られる。この圧伸工程の間、シャドウマスク
シート21の温度は略々200℃に保たれる。これを実現す
るために、圧伸ダイ18は銅ブロック22を有し、この銅ブ
ロック内に加熱素子23が挿入される。同様に、圧力リン
グ19には銅ブロック24と加熱素子25がまた圧伸リング20
には銅ブロック26と加熱素子27が設けられる。圧伸工程
の間シャドウマスクシート上の温度を均一にするため
に、延伸ダイ18は多数の加熱パイプ28を有し、この加熱
パイプによって圧伸ダイの表面の温度の均一化が保証さ
れる。ドレープ圧伸されたシャドウマスクの磁気しゃへ
い特性はこの圧伸工程によって悪影響を受ける。非酸化
性ふん囲気中での補足焼なまし処理は磁気しゃへい特性
を改良する。この補足焼なまし処理が行われる温度は70
0℃と1200℃の間にある。700℃以下では目立つ程の改良
は得られず、一方、1200℃以上では、しゃへい特性の改
良がこのような高温に維持する努力に見合わない。補足
焼なまし処理を行う非酸化性ふん囲気は、例えば還元性
の水素含有窒素ふん囲気でよい。実際には6%の水素を
含む窒素ふん囲気を使用するのが良いことがわかった。
けれども、非酸化性ふん囲気の使用は前記の例に限られ
るものではない。例えば窒素だけを有するふん囲気を用
いることも可能である。補足焼なまし処理をシャドウマ
スクシートの焼なまし温度例えば760℃で行うと、これ
等2つの焼なまし処理に同じ炉を使うことができる。例
えば760℃の温度での10分間の焼なまし処理は、磁気し
ゃへい特性の十分な改良を与える。完全な再結晶を得る
ための補足焼なまし処理の時間は、使用するふん囲気に
よって決まる。
く説明する。第1図は、シャドウマスクと支持フレーム
を有するカラー表示管の一部切欠斜視図である。模型的
に示したこのカラー表示管は、表示窓2、コーン3およ
びネック4より成るガラス容器1と、3つの電子ビーム
8,9,10を発生する3つの電子銃5,6,7とを有する。前記
の表示窓2はその内側に多数の3つ組のけい光体ライン
を有する。各3つの組は、青発光けい光体より成るライ
ン11と緑発光けい光体より成るライン12と赤発光けい光
体より成るライン13とより成る。すべての3つ組が一緒
になって表示スクリーン14を形成する。電子ビーム8,9
および10を極めて多数のアパーチャを通して夫々1つの
色のけい光体ラインにのみ衝突させるようにしたシャド
ウマスク15が電子銃5,6および7と表示スクリーン14と
の間に位置される。このシャドウマスク15は、カラー表
示管内に取付けられた支持フレーム17に設けられる。外
部磁界が電子ビーム8,9および10の運動に影響を及ぼ
し、その結果干渉誤差が生じる。例えば誤導入や集中誤
差に基く色不純がそうである。外部磁界の影響を見出す
には、このような磁界をカラー表示管に関して3つの互
に直角な成分に分解するのが適当である。これ等の成分
の一つ、軸方向成分は管軸に沿って作用する。軟磁性材
料のシャドウマスク15はこの軸方向の干渉磁界を有効に
しゃへいすることができる。良好なしゃへい特性を有す
る軟磁性材料は鉄とニッケルの合金で、この場合ニッケ
ル含有量は例えば35%と37%の間である。この合金は、
鉄−ニッケルの外に炭素と不純物を有する。このような
合金よりのシャドウマスクの製造は次のようにして行う
ことができる。アパーチャを有する鉄−ニッケル合金よ
り成るシャドウマスクシートを、例えば700℃と820℃の
間の温度で、シャドウマスクシートの材料の完全な再結
晶を生ずるに十分な時間焼なまし処理する。材料内の機
械的応力はこの再結晶によって低減される。この焼なま
し処理は、例えば水素含有窒素ふん囲気(6%H2,残りN
2)のような非酸化性ふん囲気中で行う。鉄−ニッケル
合金内の炭素含有量は水素によって低減される。鉄−ニ
ッケル合金よりつくられたシャドウマスクでは、焼なま
し処理は引張り応力を低減するのにも役立ち、この場合
材料の0.2%オフセット降伏応力(proof stress)が、
再現可能な圧伸工程の得られる値になる。この再現可能
性のために、シャドウマスクは室温でドレープ圧伸され
るのではなくて高温例えば150℃と250℃の間の温度でド
レープ圧伸される。第2図はシャドウマスクシートをド
レープ圧伸する装置の断面図を示す。この装置は、圧伸
ダイ18(マンドレルとも云う)、圧力リング19(プリー
ツ・ホルダとも云う)および圧伸リング20を有する。方
形のシャドウマスクシート21が圧伸ダイ18上に置かれ
る。圧伸リング20が圧力リング19に向けて垂直方向に動
かされる結果、シャドウマスクシート21は、圧力リング
19と圧伸リング20の対向する2つの側部間にクランプさ
れる。シャドウマスクシート21の所望形状への圧伸は、
延伸リング20と圧力リング19を同時に下げることにより
行われる。この場合シャドウマスクシート21は圧伸ダイ
18上で引張られる。この圧伸工程の間、シャドウマスク
シート21の温度は略々200℃に保たれる。これを実現す
るために、圧伸ダイ18は銅ブロック22を有し、この銅ブ
ロック内に加熱素子23が挿入される。同様に、圧力リン
グ19には銅ブロック24と加熱素子25がまた圧伸リング20
には銅ブロック26と加熱素子27が設けられる。圧伸工程
の間シャドウマスクシート上の温度を均一にするため
に、延伸ダイ18は多数の加熱パイプ28を有し、この加熱
パイプによって圧伸ダイの表面の温度の均一化が保証さ
れる。ドレープ圧伸されたシャドウマスクの磁気しゃへ
い特性はこの圧伸工程によって悪影響を受ける。非酸化
性ふん囲気中での補足焼なまし処理は磁気しゃへい特性
を改良する。この補足焼なまし処理が行われる温度は70
0℃と1200℃の間にある。700℃以下では目立つ程の改良
は得られず、一方、1200℃以上では、しゃへい特性の改
良がこのような高温に維持する努力に見合わない。補足
焼なまし処理を行う非酸化性ふん囲気は、例えば還元性
の水素含有窒素ふん囲気でよい。実際には6%の水素を
含む窒素ふん囲気を使用するのが良いことがわかった。
けれども、非酸化性ふん囲気の使用は前記の例に限られ
るものではない。例えば窒素だけを有するふん囲気を用
いることも可能である。補足焼なまし処理をシャドウマ
スクシートの焼なまし温度例えば760℃で行うと、これ
等2つの焼なまし処理に同じ炉を使うことができる。例
えば760℃の温度での10分間の焼なまし処理は、磁気し
ゃへい特性の十分な改良を与える。完全な再結晶を得る
ための補足焼なまし処理の時間は、使用するふん囲気に
よって決まる。
カラー表示管の動作中電子流のかなりの部分が表示スク
リーン14への途中シャドウマスク15に衝突するので、シ
ャドウマスク15が加熱される。種々の理由で、この加熱
はできる限り小さくそして/または熱拡散ができる限り
大きくあるべきである。カラー表示管のガラス容器1内
は真空なので、放射による熱伝達が最も大切である。表
面の熱放射は公知のように所謂黒体が最も高い。特別な
処理を受けてない金属は反斜面を有するので、放射によ
る熱伝達の割合は僅かである。この割合を大きくするに
は、金属表面に黒体の特性を有する被覆層を設けねばな
らない。酸化ふん囲気中で300℃と600℃の間の温度でシ
ャドウマスクに焼なまし処理を施すことにより被覆層が
形成され、その結果放射による熱の放射が増加する。実
際には600℃での焼なまし処理が十分な満足を与える。
このシャドウマスクの酸化は一般に用いられている。
リーン14への途中シャドウマスク15に衝突するので、シ
ャドウマスク15が加熱される。種々の理由で、この加熱
はできる限り小さくそして/または熱拡散ができる限り
大きくあるべきである。カラー表示管のガラス容器1内
は真空なので、放射による熱伝達が最も大切である。表
面の熱放射は公知のように所謂黒体が最も高い。特別な
処理を受けてない金属は反斜面を有するので、放射によ
る熱伝達の割合は僅かである。この割合を大きくするに
は、金属表面に黒体の特性を有する被覆層を設けねばな
らない。酸化ふん囲気中で300℃と600℃の間の温度でシ
ャドウマスクに焼なまし処理を施すことにより被覆層が
形成され、その結果放射による熱の放射が増加する。実
際には600℃での焼なまし処理が十分な満足を与える。
このシャドウマスクの酸化は一般に用いられている。
シャドウマスク15を連結した支持フレーム17は、カラー
表示管内にシャドウマスクを懸吊するのに用いられる。
軸方向の干渉磁界のしゃへいを増すために、例えば鉄−
ニッケル合金がそうであるように、良好な磁気しゃへい
特性を有する材料でつくるのが有利である。カラー表示
管内に支持フレーム17を取付ける前に、この支持フレー
ムは、放射による熱伝達のわりあいが増すように酸化処
理を受ける。この酸化に先立って、支持フレームは非酸
化性ふん囲気中で700℃と1200℃の間の温度で補足焼な
まし処理を受ける。磁気しゃへい特性はこの補足焼なま
し処理によって改良される。支持フレームとシャドウマ
スクの非酸化性焼なまし処理を同じ温度例えば760℃で
行うと、この非酸化性焼なまし処理は唯一つの炉です
む。最終的に得られたシャドウマスク支持フレーム組合
せ体(またはシャドウマスク単体)は、カラー表示管内
の軸方向干渉磁界の良好なしゃへいを与えるだけでな
く、シャドウマスク支持フレーム組合せ体はその壁がカ
ラー表示管の縦方向に延在する箱と見做せるので、軸方
向磁界に直角な干渉磁界もまたしゃへいされる。
表示管内にシャドウマスクを懸吊するのに用いられる。
軸方向の干渉磁界のしゃへいを増すために、例えば鉄−
ニッケル合金がそうであるように、良好な磁気しゃへい
特性を有する材料でつくるのが有利である。カラー表示
管内に支持フレーム17を取付ける前に、この支持フレー
ムは、放射による熱伝達のわりあいが増すように酸化処
理を受ける。この酸化に先立って、支持フレームは非酸
化性ふん囲気中で700℃と1200℃の間の温度で補足焼な
まし処理を受ける。磁気しゃへい特性はこの補足焼なま
し処理によって改良される。支持フレームとシャドウマ
スクの非酸化性焼なまし処理を同じ温度例えば760℃で
行うと、この非酸化性焼なまし処理は唯一つの炉です
む。最終的に得られたシャドウマスク支持フレーム組合
せ体(またはシャドウマスク単体)は、カラー表示管内
の軸方向干渉磁界の良好なしゃへいを与えるだけでな
く、シャドウマスク支持フレーム組合せ体はその壁がカ
ラー表示管の縦方向に延在する箱と見做せるので、軸方
向磁界に直角な干渉磁界もまたしゃへいされる。
第2図はシャドウマスクドレープ圧伸する装置の略断面
図を示す。この装置は圧伸ダイ18(マンドレルとも云わ
れる)、加圧リング(プリートホルダとも云われ)19及
び圧伸リング20を有する。長方形のシャドウマスク21は
前記の圧伸ダイ18の上におかれる。前記の圧伸リング20
は加圧リング19に向って垂直に動かされ、その結果、シ
ャドウマスク21は、加圧リング19と圧伸リング20の対向
して位置する側の間でクランプされる。シャドウマスク
21の所望形状への圧伸は、圧伸リング20と加圧リング19
を同時に下げることによって行われる。この圧伸プロセ
スの間シャドウマスク21の温度は略々200℃に保たれ
る。このために、圧伸ダイ18は、加熱素子23が入れられ
た銅ブロック22を有する。同時に、加圧リング19には、
加熱素子25を有する銅ブロック24が設けられ、圧伸リン
グ20には、加熱素子27を有する銅ブロック26が設けられ
る。圧伸プロセスの間シャドウマスク一面に温度を均一
に保つために、圧伸ダイ18は、圧伸ダイの表面の温度の
均一性を保証する多数の加熱素子28を有する。
図を示す。この装置は圧伸ダイ18(マンドレルとも云わ
れる)、加圧リング(プリートホルダとも云われ)19及
び圧伸リング20を有する。長方形のシャドウマスク21は
前記の圧伸ダイ18の上におかれる。前記の圧伸リング20
は加圧リング19に向って垂直に動かされ、その結果、シ
ャドウマスク21は、加圧リング19と圧伸リング20の対向
して位置する側の間でクランプされる。シャドウマスク
21の所望形状への圧伸は、圧伸リング20と加圧リング19
を同時に下げることによって行われる。この圧伸プロセ
スの間シャドウマスク21の温度は略々200℃に保たれ
る。このために、圧伸ダイ18は、加熱素子23が入れられ
た銅ブロック22を有する。同時に、加圧リング19には、
加熱素子25を有する銅ブロック24が設けられ、圧伸リン
グ20には、加熱素子27を有する銅ブロック26が設けられ
る。圧伸プロセスの間シャドウマスク一面に温度を均一
に保つために、圧伸ダイ18は、圧伸ダイの表面の温度の
均一性を保証する多数の加熱素子28を有する。
第1図は本発明を説明するためのカラー表示管の一部切
欠斜視図、 第2図はシャドウマスクをドレープ圧伸する装置の断面
図である。 1……ガラス容器、2……表示窓 3……コーン、4……ネック 5,6,7……電子銃、8,9,10……電子ビーム 11,12,13……3つ組けい光体ライン 14……表示スクリーン、15,21……シャドウマスク 16……アパーチャ 18……圧伸ダイ、19……加圧リング 20……圧伸リング
欠斜視図、 第2図はシャドウマスクをドレープ圧伸する装置の断面
図である。 1……ガラス容器、2……表示窓 3……コーン、4……ネック 5,6,7……電子銃、8,9,10……電子ビーム 11,12,13……3つ組けい光体ライン 14……表示スクリーン、15,21……シャドウマスク 16……アパーチャ 18……圧伸ダイ、19……加圧リング 20……圧伸リング
Claims (4)
- 【請求項1】シャドウマスクシートを続けて焼きなまし
そしてドレープ圧伸してシャドウマスクを形成し、次い
で酸化するようにした鉄−ニッケル合金のシャドウマス
クシートよりシャドウマスクを製造する方法において、
ドレープ圧伸後酸化前に、シャドウマスクに非酸化性ふ
ん囲気中で700℃と1200℃の間の温度で補足焼なまし処
理を施すことを特徴とするシャドウマスクの製造方法。 - 【請求項2】補足焼なましを、シャドウマスクシートを
焼なます温度と少なくとも実質的に等しい温度で行う特
許請求の範囲第1項記載の製造方法。 - 【請求項3】酸化後のシャドウマスクを酸化焼なまし処
理を施した支持フレームに連結する場合、支持フレーム
を鉄−ニッケル合金よりつくり、酸化前に、非酸化性ふ
ん囲気中で700℃と1200℃の間の温度で補足焼なまし処
理を施す特許請求の範囲第1項又は第2項記載の製造方
法。 - 【請求項4】鉄−ニッケル合金は重量百分率で35から37
%のニッケルを有する特許請求の範囲の第1項から第3
項の何れか1項記載の製造方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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NL8600141A NL8600141A (nl) | 1986-01-23 | 1986-01-23 | Werkwijze voor het vervaardigen van een schaduwmasker, schaduwmasker vervaardigd volgens zulk een werkwijze en kleurenbeeldbuis voorzien van zulk een schaduwmasker. |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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JPH07111871B2 true JPH07111871B2 (ja) | 1995-11-29 |
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---|---|---|---|
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JP (1) | JPH07111871B2 (ja) |
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AT (1) | ATE48922T1 (ja) |
DD (1) | DD254463A5 (ja) |
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IT1251416B (it) * | 1991-10-23 | 1995-05-09 | Videocolor Spa | Processo di fabbricazione di una maschera di selezione dei colori per un tubo a raggi catodici e dispositivo per la realizzazione di tale processo |
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FR2532108A1 (fr) * | 1982-08-20 | 1984-02-24 | Videocolor Sa | Procede de preparation des pieces ferreuses d'un tube de television en couleurs et four pour la mise en oeuvre d'un tel procede |
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-
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- 1987-01-16 DE DE8787200054T patent/DE3761237D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1987-01-16 AT AT87200054T patent/ATE48922T1/de not_active IP Right Cessation
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-
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- 1990-05-17 US US07/526,946 patent/US5026312A/en not_active Expired - Fee Related
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