JPS60189142A - カラ−陰極線管用鋼板部品の黒化方法 - Google Patents
カラ−陰極線管用鋼板部品の黒化方法Info
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- JPS60189142A JPS60189142A JP4620884A JP4620884A JPS60189142A JP S60189142 A JPS60189142 A JP S60189142A JP 4620884 A JP4620884 A JP 4620884A JP 4620884 A JP4620884 A JP 4620884A JP S60189142 A JPS60189142 A JP S60189142A
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J9/00—Apparatus or processes specially adapted for the manufacture, installation, removal, maintenance of electric discharge tubes, discharge lamps, or parts thereof; Recovery of material from discharge tubes or lamps
- H01J9/02—Manufacture of electrodes or electrode systems
- H01J9/14—Manufacture of electrodes or electrode systems of non-emitting electrodes
- H01J9/142—Manufacture of electrodes or electrode systems of non-emitting electrodes of shadow-masks for colour television tubes
- H01J9/146—Surface treatment, e.g. blackening, coating
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D1/00—General methods or devices for heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering
- C21D1/74—Methods of treatment in inert gas, controlled atmosphere, vacuum or pulverulent material
- C21D1/76—Adjusting the composition of the atmosphere
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C8/00—Solid state diffusion of only non-metal elements into metallic material surfaces; Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive gas, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals
- C23C8/06—Solid state diffusion of only non-metal elements into metallic material surfaces; Chemical surface treatment of metallic material by reaction of the surface with a reactive gas, leaving reaction products of surface material in the coating, e.g. conversion coatings, passivation of metals using gases
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
この発明はカラー陰i線管に内装されるシャドウマスク
、フレーム、内部磁気シールドなどの鉄を主成分とする
鋼板部品の表面に一四三酸化鉄を主成分とする黒化膜を
形成するための黒化方法に関するものである。
、フレーム、内部磁気シールドなどの鉄を主成分とする
鋼板部品の表面に一四三酸化鉄を主成分とする黒化膜を
形成するための黒化方法に関するものである。
一般に、図に示すごとく、カラー陰極線管において、外
囲器を構成したガラスバlレブ(1)のノ々ネlし部(
1sL)の内面には、シャドウマスク(2)の細孔に対
向する螢光膜(8)が形成され、一方、このシャドウマ
スク(2)の周縁スカート部はフレーム(4)に固定さ
れ、かつフレーム(4)はバネクリップ15)によりバ
ネμ内面に設けられた支持ピンに保持さねている。
囲器を構成したガラスバlレブ(1)のノ々ネlし部(
1sL)の内面には、シャドウマスク(2)の細孔に対
向する螢光膜(8)が形成され、一方、このシャドウマ
スク(2)の周縁スカート部はフレーム(4)に固定さ
れ、かつフレーム(4)はバネクリップ15)によりバ
ネμ内面に設けられた支持ピンに保持さねている。
また、フレーム(4)の7ラング部には、ネック部(1
b)側に延出する内部磁気シールド(6)が固定されて
いる。
b)側に延出する内部磁気シールド(6)が固定されて
いる。
このようなカラー陰極線管構成部品のうち、シャドウマ
スク(2)、フレーム(4)および内部磁気シールド(
6)の鉄を主成分とする鋼板部品は、電子ビーム反射の
軽減、発錆の防止、およびカラー陰極線管動作時の放熱
効果の助長などのため、その表■に黒化膜を形成してい
る。
スク(2)、フレーム(4)および内部磁気シールド(
6)の鉄を主成分とする鋼板部品は、電子ビーム反射の
軽減、発錆の防止、およびカラー陰極線管動作時の放熱
効果の助長などのため、その表■に黒化膜を形成してい
る。
ところで、鉄材の表面に四三酸化鉄を主成分とする黒化
膜を形成する方法としては、従来より、投資効果、黒化
膜の厚さ、雰囲気制御の容易さな。
膜を形成する方法としては、従来より、投資効果、黒化
膜の厚さ、雰囲気制御の容易さな。
どより、水蒸気による方法が一般的である。この方法し
こよれば、黒化膜は鉄材を水蒸気雰囲気下で550℃前
後の温度に加熱処理して得られるが、杉成される黒化膜
が比較的厚いため、少しの皺形・衝撃などでこの黒化膜
が容易に剥れ落ちるという欠点を有していた。
こよれば、黒化膜は鉄材を水蒸気雰囲気下で550℃前
後の温度に加熱処理して得られるが、杉成される黒化膜
が比較的厚いため、少しの皺形・衝撃などでこの黒化膜
が容易に剥れ落ちるという欠点を有していた。
このため、不活性ガス雰囲気下で鋼板部品を熱処理炉内
に投入し、ついで水蒸気雰囲気に置換することにより、
黒化膜を薄くする方法が行なわれてきたが、これにおい
ても陰極線管18Il造工程途中で数工程ある400〜
450℃の大気熱処理炉を通過するごとに、この黒化膜
が赤錆化しやすく、また付着力が極端に低下する現象を
有していた。
に投入し、ついで水蒸気雰囲気に置換することにより、
黒化膜を薄くする方法が行なわれてきたが、これにおい
ても陰極線管18Il造工程途中で数工程ある400〜
450℃の大気熱処理炉を通過するごとに、この黒化膜
が赤錆化しやすく、また付着力が極端に低下する現象を
有していた。
また、最近のように、炭素などの不純物含量の少ないア
lレミキルド鋼を使用した鋼板部品の場合には、この現
象が一層ひどくなり、カラー陰極線管の耐電圧特性の劣
化、シャドウマスクの目詰まり不良の発生などの致命的
な欠陥となっていた。
lレミキルド鋼を使用した鋼板部品の場合には、この現
象が一層ひどくなり、カラー陰極線管の耐電圧特性の劣
化、シャドウマスクの目詰まり不良の発生などの致命的
な欠陥となっていた。
この発明は上記従来の欠点を解消するためになされたも
ので、高温下において、水蒸気雰囲気中に鋼板部品を投
入し、この水蒸気雰囲気中で450〜600℃に昇温・
保持し、その昇温または温度保持α途中で水蒸気雰囲気
を不活性ガス雰囲気にフた鋼板部品についても、黒化膜
の大気熱処理炉相遇による赤錆化および付着力の低下を
少なくすることを目的としている。
ので、高温下において、水蒸気雰囲気中に鋼板部品を投
入し、この水蒸気雰囲気中で450〜600℃に昇温・
保持し、その昇温または温度保持α途中で水蒸気雰囲気
を不活性ガス雰囲気にフた鋼板部品についても、黒化膜
の大気熱処理炉相遇による赤錆化および付着力の低下を
少なくすることを目的としている。
以下、この発明の詳細な説明する。
約400℃に加熱した熱処理炉に80Kf/ur の割
りで過熱水蒸気を導入している状態で、了ルミキルド鋼
を使用した内部磁気シールドを炉内へ投入し、560℃
まで昇温したのち、不活性ガス(二の実施例では窒素ガ
スを使用)を20 rr!/ Hr の剃りで導入し、
炉内水蒸気を置換しつつ560℃で20分間保持して、
この雰囲気で鋼板部品を処理炉より取り出す。このよう
にして黒什脆が形成された鋼板部品の黒化膜特性を従来
方法で黒化されたそれと比較試験した結果は下表の通り
である。
りで過熱水蒸気を導入している状態で、了ルミキルド鋼
を使用した内部磁気シールドを炉内へ投入し、560℃
まで昇温したのち、不活性ガス(二の実施例では窒素ガ
スを使用)を20 rr!/ Hr の剃りで導入し、
炉内水蒸気を置換しつつ560℃で20分間保持して、
この雰囲気で鋼板部品を処理炉より取り出す。このよう
にして黒什脆が形成された鋼板部品の黒化膜特性を従来
方法で黒化されたそれと比較試験した結果は下表の通り
である。
さらに別の実施例を説明する。
約450℃に加熱した熱処理炉に70Kf/llrの割
りで過熱水蒸気を導入している状態で、リムド鋼を使用
したシャドウマスクを炉内へ投入し、520℃まで昇温
し、15分間保持したのち、窒素ガスを15nr/Hr
“の割りで導入し、炉内水蒸気を置換しつつ、さらGこ
同温度で5分間保持し、この・雰囲気で鋼板部品を処理
炉より取り出す。このものの光と同じ試験結果は下表の
通りであり、前記実施例と同様に黒化膜厚が薄くても優
秀なることが証明された。
りで過熱水蒸気を導入している状態で、リムド鋼を使用
したシャドウマスクを炉内へ投入し、520℃まで昇温
し、15分間保持したのち、窒素ガスを15nr/Hr
“の割りで導入し、炉内水蒸気を置換しつつ、さらGこ
同温度で5分間保持し、この・雰囲気で鋼板部品を処理
炉より取り出す。このものの光と同じ試験結果は下表の
通りであり、前記実施例と同様に黒化膜厚が薄くても優
秀なることが証明された。
なお・この発明の方法を実施するに際し、不活性ガスと
して比較的入手しやすい窒素ガスを使用したが、これに
限定されるものではなく、炭酸ガス・アルゴンガスなど
を代用することができる。
して比較的入手しやすい窒素ガスを使用したが、これに
限定されるものではなく、炭酸ガス・アルゴンガスなど
を代用することができる。
以上のように、高温下において、水蒸気雰囲気中に鋼板
部品を投入し、この水蒸気雰囲気中で450〜600℃
に昇温・保持し、その昇温または温度保持の途中で水蒸
気雰囲気を不活性ガス琢囲気に置換し、鋼板部品を取り
出すこの発明の黒化方法によれば、杉成される黒化膜厚
の制御が容易となる上に、従来問題となっていたカラー
陰極線管製造工程にある大気炉通過による赤錆化が少な
く、かつ黒化膜付着力の低下が少なくなるので、カラー
陰極線管にこの発゛明による黒化処理済み鋼板部品を組
み込んだ際、耐電圧特性の劣化が改善され一黒化膜剥れ
によるシャドウマスクの目詰まり不良が皆無に押えられ
た。
部品を投入し、この水蒸気雰囲気中で450〜600℃
に昇温・保持し、その昇温または温度保持の途中で水蒸
気雰囲気を不活性ガス琢囲気に置換し、鋼板部品を取り
出すこの発明の黒化方法によれば、杉成される黒化膜厚
の制御が容易となる上に、従来問題となっていたカラー
陰極線管製造工程にある大気炉通過による赤錆化が少な
く、かつ黒化膜付着力の低下が少なくなるので、カラー
陰極線管にこの発゛明による黒化処理済み鋼板部品を組
み込んだ際、耐電圧特性の劣化が改善され一黒化膜剥れ
によるシャドウマスクの目詰まり不良が皆無に押えられ
た。
図面はこの発明が適用されるカラー陰極線管の一部切欠
側面図である。 (1)・・・ガラスバルブ、(2)・・・シャドウマス
ク、(4)・・・フレーム、((+)・・・内部磁気シ
ールド。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。 代理人 大 岩 増 碓
側面図である。 (1)・・・ガラスバルブ、(2)・・・シャドウマス
ク、(4)・・・フレーム、((+)・・・内部磁気シ
ールド。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。 代理人 大 岩 増 碓
Claims (1)
- (1)鉄を主成分とする鋼板部品を熱処理してその表面
に黒化膜を形成した部材を内装するカラー陰4m線管に
おいて、前記鋼板部品を、水蒸気雰囲気で500℃以上
の熱処理炉中に直接投入する工程、この水蒸気雰囲気中
で450〜600℃に昇温・保持する工程、昇温または
温度保持の途中で前記熱処理炉の水蒸気雰囲気を不活性
ガス雰囲気に置換する工程、不活性ガス雰囲気の状態で
前記鋼板部品を熱処理炉より取り出す工程よりなるカラ
ー陰極線・M用銅板部品の黒化方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4620884A JPS60189142A (ja) | 1984-03-08 | 1984-03-08 | カラ−陰極線管用鋼板部品の黒化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4620884A JPS60189142A (ja) | 1984-03-08 | 1984-03-08 | カラ−陰極線管用鋼板部品の黒化方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60189142A true JPS60189142A (ja) | 1985-09-26 |
JPH0223967B2 JPH0223967B2 (ja) | 1990-05-28 |
Family
ID=12740664
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4620884A Granted JPS60189142A (ja) | 1984-03-08 | 1984-03-08 | カラ−陰極線管用鋼板部品の黒化方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60189142A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0472054A (ja) * | 1990-07-09 | 1992-03-06 | Mitsubishi Electric Corp | 金属の酸化膜形成法および金属の酸化膜形成炉 |
-
1984
- 1984-03-08 JP JP4620884A patent/JPS60189142A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0472054A (ja) * | 1990-07-09 | 1992-03-06 | Mitsubishi Electric Corp | 金属の酸化膜形成法および金属の酸化膜形成炉 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0223967B2 (ja) | 1990-05-28 |
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