JPH07111580A - 画像読取装置 - Google Patents
画像読取装置Info
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- JPH07111580A JPH07111580A JP5277853A JP27785393A JPH07111580A JP H07111580 A JPH07111580 A JP H07111580A JP 5277853 A JP5277853 A JP 5277853A JP 27785393 A JP27785393 A JP 27785393A JP H07111580 A JPH07111580 A JP H07111580A
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- data
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- memory
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 原稿サイズに係わらず自由に画像データの編
集が可能であって、生産性を高めた画像読取装置を提供
する。 【構成】 画像読取装置は、入力画像データを記憶する
メモリ1と、他の画像データを出力するパターン生成回
路5と、メモリ1内の画像データを読み出すアドレスカ
ウンタ2と、このカウンタ2の現在メモリアドレスと設
定メモリアドレスとから画像データを選択する制御信号
を形成する第一の画像データ選択信号形成手段3と、所
定量の他の画像データを転送させる転送設定値と現在の
他の画像データの転送数とから他の画像データを選択さ
せるための制御信号を発生させる第二の画像データ選択
信号形成手段4と、両選択信号形成手段3、4からのデ
ータ選択信号によりメモリ1からの画像データまたはデ
ータ発生手段5の他の画像データをプリントデータとし
て出力するデータ選択回路7とからなる。
集が可能であって、生産性を高めた画像読取装置を提供
する。 【構成】 画像読取装置は、入力画像データを記憶する
メモリ1と、他の画像データを出力するパターン生成回
路5と、メモリ1内の画像データを読み出すアドレスカ
ウンタ2と、このカウンタ2の現在メモリアドレスと設
定メモリアドレスとから画像データを選択する制御信号
を形成する第一の画像データ選択信号形成手段3と、所
定量の他の画像データを転送させる転送設定値と現在の
他の画像データの転送数とから他の画像データを選択さ
せるための制御信号を発生させる第二の画像データ選択
信号形成手段4と、両選択信号形成手段3、4からのデ
ータ選択信号によりメモリ1からの画像データまたはデ
ータ発生手段5の他の画像データをプリントデータとし
て出力するデータ選択回路7とからなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像読取装置に関し、特
にデジタル複写機やスキャナー等に好適な画像読取装置
に関する。
にデジタル複写機やスキャナー等に好適な画像読取装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像読取装置は、CCD
等の画像入力機器を用いて画像データを読み取った後、
AD変換器でデジタル画像データに変換し、所定のデジ
タル画像処理を行う装置として知られている。図3は、
上述した画像読取装置において、プリント時に消去部を
作りたい場合に使用する処理回路を表したものである。
また、図4は、上記処理回路を使用して消去部を作る場
合の動作を説明するためのものである。図3において、
画像ゲート101は、入力されたデジタル画像データD
gを画像イネーブル信号Scに基づいてプリントデータ
Dpにする回路である。この画像ゲート101の制御端
子には、アンド回路102からの画像イネーブル信号S
c(またはディセーブル信号Sc)が入力されるように
なっている。アンド回路102は、主走査ゲート信号S
a及び副走査ゲート信号Sbが共に論理“1”のときに
画像イネーブル信号Scをイネーブルとし、両信号の一
方または双方が論理“0”のときに画像イネーブル信号
Scをディセーブルとする。アンド回路102の一方の
入力端子は主走査ゲート信号生成部103に、他方の入
力端子は副走査ゲート信号生成部104にそれぞれ接続
されている。
等の画像入力機器を用いて画像データを読み取った後、
AD変換器でデジタル画像データに変換し、所定のデジ
タル画像処理を行う装置として知られている。図3は、
上述した画像読取装置において、プリント時に消去部を
作りたい場合に使用する処理回路を表したものである。
また、図4は、上記処理回路を使用して消去部を作る場
合の動作を説明するためのものである。図3において、
画像ゲート101は、入力されたデジタル画像データD
gを画像イネーブル信号Scに基づいてプリントデータ
Dpにする回路である。この画像ゲート101の制御端
子には、アンド回路102からの画像イネーブル信号S
c(またはディセーブル信号Sc)が入力されるように
なっている。アンド回路102は、主走査ゲート信号S
a及び副走査ゲート信号Sbが共に論理“1”のときに
画像イネーブル信号Scをイネーブルとし、両信号の一
方または双方が論理“0”のときに画像イネーブル信号
Scをディセーブルとする。アンド回路102の一方の
入力端子は主走査ゲート信号生成部103に、他方の入
力端子は副走査ゲート信号生成部104にそれぞれ接続
されている。
【0003】主走査ゲート信号生成部103は、比較器
105、106からの比較結果信号を基に主走査ゲート
信号を生成する。比較器105、106には主走査カウ
ンタ107からのカンウト値が入力されるようになって
いる。また、比較器105にはスタートアドレス設定部
108からの設定値が、比較器106にはストップアド
レス設定部109からのストップアドレス設定値がそれ
ぞれ入力されるようになっている。副走査ゲート信号生
成部104は、比較器110、111からの比較結果信
号を基に副走査ゲート信号を生成する。比較器110、
111には副走査カウンタ113からのカンウト値が入
力されるようになっている。また、比較器110にはス
タートアドレス設定部114からの設定値が、比較器1
11にはストップアドレス設定部115からのストップ
アドレス設定値がそれぞれ入力されるようになってい
る。
105、106からの比較結果信号を基に主走査ゲート
信号を生成する。比較器105、106には主走査カウ
ンタ107からのカンウト値が入力されるようになって
いる。また、比較器105にはスタートアドレス設定部
108からの設定値が、比較器106にはストップアド
レス設定部109からのストップアドレス設定値がそれ
ぞれ入力されるようになっている。副走査ゲート信号生
成部104は、比較器110、111からの比較結果信
号を基に副走査ゲート信号を生成する。比較器110、
111には副走査カウンタ113からのカンウト値が入
力されるようになっている。また、比較器110にはス
タートアドレス設定部114からの設定値が、比較器1
11にはストップアドレス設定部115からのストップ
アドレス設定値がそれぞれ入力されるようになってい
る。
【0004】上記従来の画像読取装置において、まず、
原稿サイズをあらかじめ得ておく。そして、図4に示す
ように一枚のプリント画面201に対して、主走査の画
像が有効となり始めるアドレス(図4ではa点に相当)
をスタートアドレス設定部108に設定し、同様に主走
査の画像の有効部分の終わるアドレス(図4ではb点に
相当)をストップアドレス設定部109に設定する。ま
た、図4に示すように一枚のプリント画面201に対し
て、副走査の画像が有効となり始めるアドレス(図4で
はc点に相当)をスタートアドレス設定部114に設定
し、同様に副走査の画像の有効部分の終わるアドレス
(図4ではd点に相当)をストップアドレス設定部11
5に設定する。一方、主走査カウンタ107では画素数
をカウントするとともに、副走査カウンタ113ではラ
イン数をカウントする。そして、主走査カウンタ107
からの主走査カウント値と、スタートアドレス設定部1
08からのスタートアドレス設定値とを比較器105で
比較して主走査画像画像有効を示すゲート信号の立ち上
がりを作る(図4のa点)。また、主走査カウンタ10
7からの主走査カウント値とストップアドレス設定部1
09からのストップアドレス設定値とを比較器106で
比較してゲート信号の立ち下がりを作る(図4のb
点)。このように比較器105、106からの立ち上が
り信号、立ち下がり信号を取り込んだ主走査ゲート信号
生成部103は、主走査ゲート信号Saを生成してアン
ド回路102の一方に入力端子に与える。
原稿サイズをあらかじめ得ておく。そして、図4に示す
ように一枚のプリント画面201に対して、主走査の画
像が有効となり始めるアドレス(図4ではa点に相当)
をスタートアドレス設定部108に設定し、同様に主走
査の画像の有効部分の終わるアドレス(図4ではb点に
相当)をストップアドレス設定部109に設定する。ま
た、図4に示すように一枚のプリント画面201に対し
て、副走査の画像が有効となり始めるアドレス(図4で
はc点に相当)をスタートアドレス設定部114に設定
し、同様に副走査の画像の有効部分の終わるアドレス
(図4ではd点に相当)をストップアドレス設定部11
5に設定する。一方、主走査カウンタ107では画素数
をカウントするとともに、副走査カウンタ113ではラ
イン数をカウントする。そして、主走査カウンタ107
からの主走査カウント値と、スタートアドレス設定部1
08からのスタートアドレス設定値とを比較器105で
比較して主走査画像画像有効を示すゲート信号の立ち上
がりを作る(図4のa点)。また、主走査カウンタ10
7からの主走査カウント値とストップアドレス設定部1
09からのストップアドレス設定値とを比較器106で
比較してゲート信号の立ち下がりを作る(図4のb
点)。このように比較器105、106からの立ち上が
り信号、立ち下がり信号を取り込んだ主走査ゲート信号
生成部103は、主走査ゲート信号Saを生成してアン
ド回路102の一方に入力端子に与える。
【0005】同様に、副走査カウンタ113からの副走
査カウント値と、スタートアドレス設定部114からの
スタートアドレス設定値とを比較器110で比較して副
走査画像画像有効を示すゲート信号の立ち上がりを作る
(図4のc点)。また、副走査カウンタ113からの副
走査カウント値とストップアドレス設定部115からの
ストップアドレス設定値とを比較器111で比較してゲ
ート信号の立ち下がりを作る(図4のd点)。このよう
に比較器110、111からの立ち上がり信号、立ち下
がり信号を取り込んだ主走査ゲート信号生成部104
は、副走査ゲート信号Sbを生成してアンド回路102
の他方の入力端子に与える。アンド回路102では、二
つの信号Sa、Sbの論理積をとって画像イネーブル信
号Scを生成して画像ゲート101の制御入力端子に与
える。画像ゲート101では、この画像イネーブル信号
Scがイネーブルのときに入力画像データDgをゲート
し、画像イネーブル信号Scがディセーブル(イネーブ
ルでない)ときに、白消去データを出力する。これをプ
リントデータDpとして次処理に送ることになる。これ
により、一枚のプリント画面201は、図4に示すよう
に、画像データの領域202と、白消去部の領域203
の部分が生じるようになる。
査カウント値と、スタートアドレス設定部114からの
スタートアドレス設定値とを比較器110で比較して副
走査画像画像有効を示すゲート信号の立ち上がりを作る
(図4のc点)。また、副走査カウンタ113からの副
走査カウント値とストップアドレス設定部115からの
ストップアドレス設定値とを比較器111で比較してゲ
ート信号の立ち下がりを作る(図4のd点)。このよう
に比較器110、111からの立ち上がり信号、立ち下
がり信号を取り込んだ主走査ゲート信号生成部104
は、副走査ゲート信号Sbを生成してアンド回路102
の他方の入力端子に与える。アンド回路102では、二
つの信号Sa、Sbの論理積をとって画像イネーブル信
号Scを生成して画像ゲート101の制御入力端子に与
える。画像ゲート101では、この画像イネーブル信号
Scがイネーブルのときに入力画像データDgをゲート
し、画像イネーブル信号Scがディセーブル(イネーブ
ルでない)ときに、白消去データを出力する。これをプ
リントデータDpとして次処理に送ることになる。これ
により、一枚のプリント画面201は、図4に示すよう
に、画像データの領域202と、白消去部の領域203
の部分が生じるようになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の画像読取装置にあっては、入力画像を読み取る
前にあらかじめ原稿サイズを検知し、その原稿サイズを
知った上で、主走査のスタートアドレスをスタートアド
レス設定部108に、副走査のスタートアドレスをスタ
ートアドレス設定部114に、主走査のストップアドレ
スをストップアドレス設定部109に、副走査のストッ
プアドレスをストップアドレス設定部115にそれぞれ
設定する必要がある。このような設定をするためには、
あらかじめプリスキャン動作が必要となるという欠点が
ある他、消去部分を単に白消去等の一つしか選べないと
いう欠点があった。また、上記画像読取装置にあって
は、プレスキャン動作をさせなければならないことか
ら、製品として生産性が悪くなるという欠点もあった。
た従来の画像読取装置にあっては、入力画像を読み取る
前にあらかじめ原稿サイズを検知し、その原稿サイズを
知った上で、主走査のスタートアドレスをスタートアド
レス設定部108に、副走査のスタートアドレスをスタ
ートアドレス設定部114に、主走査のストップアドレ
スをストップアドレス設定部109に、副走査のストッ
プアドレスをストップアドレス設定部115にそれぞれ
設定する必要がある。このような設定をするためには、
あらかじめプリスキャン動作が必要となるという欠点が
ある他、消去部分を単に白消去等の一つしか選べないと
いう欠点があった。また、上記画像読取装置にあって
は、プレスキャン動作をさせなければならないことか
ら、製品として生産性が悪くなるという欠点もあった。
【0007】そこで、本発明は、上述した欠点を解消
し、原稿サイズに係わらず自由に画像データの編集が可
能であって、生産性を高めた画像読取装置を提供するこ
とを目的としている。
し、原稿サイズに係わらず自由に画像データの編集が可
能であって、生産性を高めた画像読取装置を提供するこ
とを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明にかかる画像読取装置は、入力
画像データを記憶するメモリと、他の画像データを出力
するデータ生成手段と、前記モメリに記憶されている画
像データを読み出すアドレスカウンタと、前記アドレス
カウンタからの現在のメモリアドレスと設定されたメモ
リアドレスとから画像データが選択されるための制御信
号を形成する第一の画像データ選択信号形成手段と、デ
ータ生成手段からの他の画像データを所定量だけ転送さ
せる転送設定値と現在の他の画像データの転送数とから
他の画像データが選択されるための制御信号を発生させ
る第二の画像データ選択信号形成手段と、前記第一の画
像データ選択信号形成手段及び第二の画像データ選択信
号形成手段からのデータ選択信号により上記メモリから
の画像データまたは前記データ生成手段からの他の画像
データのいずれか一つを切り換えてプリントデータとし
て出力するデータ選択回路とを備えたことを特徴とする
ものである。請求項2記載の発明では、上記第一の画像
データ選択信号形成手段は、上記メモリのスタートアド
レスを設定できるスタートアドレス設定手段と、上記メ
モリのストップアドレスを設定できるストップアドレス
設定手段と、上記ストップアドレス設定手段とアドレス
カウンタからの現在のメモリアドレスを比較して画像デ
ータを選択させるための制御信号を形成する比較手段と
を備えたことを特徴とするものである。請求項3記載の
発明では、上記第二の画像データ選択信号形成手段は、
他の画像データをどの程度プリンタデータとして出力さ
せるかを示す数値を設定する転送数設定回路と、実際に
他の画像データを転送した数をカウントする転送数カウ
ンタと、前記転送数設定回路及び転送数カウンタからの
出力信号を比較して他の画像データを選択させるための
制御信号を形成する比較器とを備えたことを特徴とする
ものである。請求項4記載の発明では、上記データ生成
手段は、所定の画像パターンを発生するパターン生成手
段であることを特徴とするものである。請求項5記載の
発明では、上記パターン生成手段は、プリント時に白と
してプリントされる白パターン生成手段であることを特
徴とするものである。
に、請求項1記載の発明にかかる画像読取装置は、入力
画像データを記憶するメモリと、他の画像データを出力
するデータ生成手段と、前記モメリに記憶されている画
像データを読み出すアドレスカウンタと、前記アドレス
カウンタからの現在のメモリアドレスと設定されたメモ
リアドレスとから画像データが選択されるための制御信
号を形成する第一の画像データ選択信号形成手段と、デ
ータ生成手段からの他の画像データを所定量だけ転送さ
せる転送設定値と現在の他の画像データの転送数とから
他の画像データが選択されるための制御信号を発生させ
る第二の画像データ選択信号形成手段と、前記第一の画
像データ選択信号形成手段及び第二の画像データ選択信
号形成手段からのデータ選択信号により上記メモリから
の画像データまたは前記データ生成手段からの他の画像
データのいずれか一つを切り換えてプリントデータとし
て出力するデータ選択回路とを備えたことを特徴とする
ものである。請求項2記載の発明では、上記第一の画像
データ選択信号形成手段は、上記メモリのスタートアド
レスを設定できるスタートアドレス設定手段と、上記メ
モリのストップアドレスを設定できるストップアドレス
設定手段と、上記ストップアドレス設定手段とアドレス
カウンタからの現在のメモリアドレスを比較して画像デ
ータを選択させるための制御信号を形成する比較手段と
を備えたことを特徴とするものである。請求項3記載の
発明では、上記第二の画像データ選択信号形成手段は、
他の画像データをどの程度プリンタデータとして出力さ
せるかを示す数値を設定する転送数設定回路と、実際に
他の画像データを転送した数をカウントする転送数カウ
ンタと、前記転送数設定回路及び転送数カウンタからの
出力信号を比較して他の画像データを選択させるための
制御信号を形成する比較器とを備えたことを特徴とする
ものである。請求項4記載の発明では、上記データ生成
手段は、所定の画像パターンを発生するパターン生成手
段であることを特徴とするものである。請求項5記載の
発明では、上記パターン生成手段は、プリント時に白と
してプリントされる白パターン生成手段であることを特
徴とするものである。
【0009】
【作用】請求項1記載の発明は、上述したように構成し
たので、プリント時のプリントデータの生成は、上記メ
モリの読み出し時に、第一の画像データ選択信号形成手
段及び第二の画像データ選択信号形成手段からのデータ
選択信号によりデータ選択回路を使用して行うため、実
際の原稿サイズが不明であっても、原稿読み取り、上記
メモリに画像データを書き込んだ後に、原稿サイズを検
知する原稿サイズ検知手段等により情報を得て、上記情
報により画像データ及び消去部の選択をすることができ
ることになる。請求項2記載の発明では、第一の画像デ
ータ選択信号形成手段は、スタートアドレスを設定する
とともに、ストップアドレスを設定しておき、メモリの
画像データをスタートアドレスから取り出すとともに、
その画像データが選択されるような制御信号を比較器で
形成し、またストップアドレスに達したときに画像デー
タが選択されないような制御信号を比較器で形成してい
る。請求項3記載の発明では、第二の画像データ選択信
号形成手段は、他の画像データが所定量だけ転送される
ような設定値を設定し、かつ他の画像データが転送され
る毎に転送数カウンタでカウントし、他の画像データが
選択されるような制御信号を比較器で形成し、また転送
数カウント値が転送数設定値に達したときに他の画像デ
ータが選択されないような制御信号を比較器で形成して
いる。請求項4記載の発明では、他の画像データとし
て、パターン生成手段から所定の画像パターンを発生さ
せている。請求項5記載の発明では、画像パターンは、
白パターン生成手段からプリント時に白としてプリント
される白パターンを発生させている。
たので、プリント時のプリントデータの生成は、上記メ
モリの読み出し時に、第一の画像データ選択信号形成手
段及び第二の画像データ選択信号形成手段からのデータ
選択信号によりデータ選択回路を使用して行うため、実
際の原稿サイズが不明であっても、原稿読み取り、上記
メモリに画像データを書き込んだ後に、原稿サイズを検
知する原稿サイズ検知手段等により情報を得て、上記情
報により画像データ及び消去部の選択をすることができ
ることになる。請求項2記載の発明では、第一の画像デ
ータ選択信号形成手段は、スタートアドレスを設定する
とともに、ストップアドレスを設定しておき、メモリの
画像データをスタートアドレスから取り出すとともに、
その画像データが選択されるような制御信号を比較器で
形成し、またストップアドレスに達したときに画像デー
タが選択されないような制御信号を比較器で形成してい
る。請求項3記載の発明では、第二の画像データ選択信
号形成手段は、他の画像データが所定量だけ転送される
ような設定値を設定し、かつ他の画像データが転送され
る毎に転送数カウンタでカウントし、他の画像データが
選択されるような制御信号を比較器で形成し、また転送
数カウント値が転送数設定値に達したときに他の画像デ
ータが選択されないような制御信号を比較器で形成して
いる。請求項4記載の発明では、他の画像データとし
て、パターン生成手段から所定の画像パターンを発生さ
せている。請求項5記載の発明では、画像パターンは、
白パターン生成手段からプリント時に白としてプリント
される白パターンを発生させている。
【0010】
【実施例】以下、本発明について図示の実施例を参照し
て説明する。図1及び図2は本発明の画像読取装置の実
施例を説明するための図であり、図1に同実施例のブロ
ック図を、図2に同実施例の動作説明図をそれぞれ示し
ている。図1において、画像読取装置は、入力画像デー
タDgを記憶するメモリ1と、このモメリ1に記憶して
いる画像データDgを読み出すアドレスカウンタ2と、
アドレスカウンタ2からの現在のメモリアドレスと設定
されたメモリアドレスから画像データが選択されるため
の制御信号を形成する第一の画像データ選択信号形成手
段3と、他の画像データ転送設定値と他の画像データD
wの現在の転送数とから他の画像データ(消去部を作成
するための信号)Dwを選択させるための制御信号を発
生させる第二の画像データ選択信号形成手段4と、他の
画像データ(消去部となるデータ)Dwを発生するデー
タ生成手段としてのパターン生成回路5を備えている。
て説明する。図1及び図2は本発明の画像読取装置の実
施例を説明するための図であり、図1に同実施例のブロ
ック図を、図2に同実施例の動作説明図をそれぞれ示し
ている。図1において、画像読取装置は、入力画像デー
タDgを記憶するメモリ1と、このモメリ1に記憶して
いる画像データDgを読み出すアドレスカウンタ2と、
アドレスカウンタ2からの現在のメモリアドレスと設定
されたメモリアドレスから画像データが選択されるため
の制御信号を形成する第一の画像データ選択信号形成手
段3と、他の画像データ転送設定値と他の画像データD
wの現在の転送数とから他の画像データ(消去部を作成
するための信号)Dwを選択させるための制御信号を発
生させる第二の画像データ選択信号形成手段4と、他の
画像データ(消去部となるデータ)Dwを発生するデー
タ生成手段としてのパターン生成回路5を備えている。
【0011】また、画像読取装置は、画像データ選択信
号形成手段3からの画像データを選択するための制御信
号または他の画像データ選択信号形成手段4からの他の
画像データ(消去部を作成するための信号)を選択する
ための制御信号をデータ選択信号及び割込信号として出
力するデータ切換回路6と、データ切換回路6からのデ
ータ選択信号によりメモリ1からの出力画像データDgg
かデータ生成手段5からの他の画像データDwかを切り
換えてプリントデータDpとするデータ選択回路7と、
データ切換回路6からの割込信号によりスタートアドレ
ス及びストップアドレスを画像データ選択信号形成手段
3に書き込むとともに、転送数設定回路41に他の画像
データDwの転送数を書込み、かつ各種の動作を制御す
る制御系8を備えている。
号形成手段3からの画像データを選択するための制御信
号または他の画像データ選択信号形成手段4からの他の
画像データ(消去部を作成するための信号)を選択する
ための制御信号をデータ選択信号及び割込信号として出
力するデータ切換回路6と、データ切換回路6からのデ
ータ選択信号によりメモリ1からの出力画像データDgg
かデータ生成手段5からの他の画像データDwかを切り
換えてプリントデータDpとするデータ選択回路7と、
データ切換回路6からの割込信号によりスタートアドレ
ス及びストップアドレスを画像データ選択信号形成手段
3に書き込むとともに、転送数設定回路41に他の画像
データDwの転送数を書込み、かつ各種の動作を制御す
る制御系8を備えている。
【0012】また、画像データ選択信号形成手段3は、
上記メモリ1のスタートアドレスを設定してアドレスカ
ウンタ2に与えるスタートアドレス設定回路31と、上
記メモリ1のストップアドレスを設定できるストップア
ドレス設定回路32と、上記ストップアドレス設定回路
32からのストップアドレス設定値とアドレスカウンタ
2からの現在のメモリアドレスとを比較して画像データ
を選択する制御信号を形成する比較器33とから構成さ
れている。また、スタートアドレス設定回路31は、制
御系8によりスタートアドレスが設定される。ストップ
アドレス設定回路32は、制御系8によりストップアド
レスが設定される。
上記メモリ1のスタートアドレスを設定してアドレスカ
ウンタ2に与えるスタートアドレス設定回路31と、上
記メモリ1のストップアドレスを設定できるストップア
ドレス設定回路32と、上記ストップアドレス設定回路
32からのストップアドレス設定値とアドレスカウンタ
2からの現在のメモリアドレスとを比較して画像データ
を選択する制御信号を形成する比較器33とから構成さ
れている。また、スタートアドレス設定回路31は、制
御系8によりスタートアドレスが設定される。ストップ
アドレス設定回路32は、制御系8によりストップアド
レスが設定される。
【0013】第二の画像データ選択信号形成手段4は、
他の画像データ(消去部となるデータ)Dwの転送量を
設定できる転送数設定回路41と、現実に他の画像デー
タDwが転送される毎にカウントする転送数カウンタ4
2と、これら回路41及びカウンタ42からの出力信号
を比較して他の画像データ(消去部を構成するデータ)
Dwを選択するための制御信号を形成する比較器43と
から構成さている。上記パターン生成回路5は、所定の
画像パターンを発生するパターン生成手段で構成すれば
よい。特に特別の画像パターンが必要でないときには、
パターン生成手段としては、プリント時に白としてプリ
ントされる白パターン生成手段とすればよい。
他の画像データ(消去部となるデータ)Dwの転送量を
設定できる転送数設定回路41と、現実に他の画像デー
タDwが転送される毎にカウントする転送数カウンタ4
2と、これら回路41及びカウンタ42からの出力信号
を比較して他の画像データ(消去部を構成するデータ)
Dwを選択するための制御信号を形成する比較器43と
から構成さている。上記パターン生成回路5は、所定の
画像パターンを発生するパターン生成手段で構成すれば
よい。特に特別の画像パターンが必要でないときには、
パターン生成手段としては、プリント時に白としてプリ
ントされる白パターン生成手段とすればよい。
【0014】このように構成された実施例を図1を基に
図2を参照しながら説明する。まず、図2に示すよう
に、一枚分のプリント画面51は、画像データの領域5
2と、その周辺の消去部の領域53とから構成されるこ
とになる。また、図2において、一枚分のプリント画面
51は、横方向に主走査が、縦方向に副走査が行なわれ
ることになる。つぎに、プリント画面51のA点からB
点までの第二の画像データ選択信号形成手段4の転送数
設定回路41に制御系8によって書き込む。そして、デ
ータ選択回路7からプリントデータDpの出力が開始さ
れる。このとき、データ切換回路6からのデータ選択信
号はパターン生成回路5側を選択するようになっている
ので、プリントデータDpは、パターン生成回路5から
の他の画像データ(例えばパターン信号)Dwが出力さ
れることになる。ここで、転送数設定回路41からの画
素の転送数の設定値と、転送数カウンタ42からのカウ
ント値は、比較器33に入力される。
図2を参照しながら説明する。まず、図2に示すよう
に、一枚分のプリント画面51は、画像データの領域5
2と、その周辺の消去部の領域53とから構成されるこ
とになる。また、図2において、一枚分のプリント画面
51は、横方向に主走査が、縦方向に副走査が行なわれ
ることになる。つぎに、プリント画面51のA点からB
点までの第二の画像データ選択信号形成手段4の転送数
設定回路41に制御系8によって書き込む。そして、デ
ータ選択回路7からプリントデータDpの出力が開始さ
れる。このとき、データ切換回路6からのデータ選択信
号はパターン生成回路5側を選択するようになっている
ので、プリントデータDpは、パターン生成回路5から
の他の画像データ(例えばパターン信号)Dwが出力さ
れることになる。ここで、転送数設定回路41からの画
素の転送数の設定値と、転送数カウンタ42からのカウ
ント値は、比較器33に入力される。
【0015】そして、転送数カウンタ42は、主走査が
図2に示すように一枚分のプリント画面51のA点から
B点まで達したとすると、比較器33は、イコール信号
(出力画像データDggを選択する制御信号)を送出す
る。このイコール信号は、データ切換回路6に入力され
ると、制御系8に対する割込信号となり、かつメモリ1
からの出力画像データDggが選択されるデータ選択信号
となって、それぞれ出力される。これにより、データ選
択部7は、メモリ1から読み出された出力画像データD
ggを選択してプリントデータDpとして出力される。そ
して、制御系8は、割り込みを受け取ると、図2に示す
一枚分のプリント画面51のB点に相当するアドレスを
画像データ選択信号形成手段3のスタートアドレス設定
回路31に書き込むと共に、プリント画面51のC点に
相当するアドレスを画像データ選択信号形成手段3のス
トップアドレス設定回路32に書き込むことになる。
図2に示すように一枚分のプリント画面51のA点から
B点まで達したとすると、比較器33は、イコール信号
(出力画像データDggを選択する制御信号)を送出す
る。このイコール信号は、データ切換回路6に入力され
ると、制御系8に対する割込信号となり、かつメモリ1
からの出力画像データDggが選択されるデータ選択信号
となって、それぞれ出力される。これにより、データ選
択部7は、メモリ1から読み出された出力画像データD
ggを選択してプリントデータDpとして出力される。そ
して、制御系8は、割り込みを受け取ると、図2に示す
一枚分のプリント画面51のB点に相当するアドレスを
画像データ選択信号形成手段3のスタートアドレス設定
回路31に書き込むと共に、プリント画面51のC点に
相当するアドレスを画像データ選択信号形成手段3のス
トップアドレス設定回路32に書き込むことになる。
【0016】アドレスカウンタ2は、スタートアドレス
設定回路31のスタートアドレス設定値(プリント画面
51のB点に相当する値)をロードして、そのスタート
アドレス設定値(図2のプリント画面51のB点に相
当)からメモリ1内の記憶データを転送する毎にカウン
トアップする。アドレスカウンタ2のカウンタの値がス
トップアドレス設定回路32の設定値(図2のプリント
画面51のC点に相当)に達すると、比較器33から一
致信号(他の画像データDwを選択するための制御信
号)がデータ切換回路6に送出される。また、データ切
換回路6は、再び制御系8に対して割り込みを発生させ
るとともに、パターン生成回路5側が選択されるデータ
選択信号が発生される。これらの信号は、制御系8及び
データ選択回路7に供給される。
設定回路31のスタートアドレス設定値(プリント画面
51のB点に相当する値)をロードして、そのスタート
アドレス設定値(図2のプリント画面51のB点に相
当)からメモリ1内の記憶データを転送する毎にカウン
トアップする。アドレスカウンタ2のカウンタの値がス
トップアドレス設定回路32の設定値(図2のプリント
画面51のC点に相当)に達すると、比較器33から一
致信号(他の画像データDwを選択するための制御信
号)がデータ切換回路6に送出される。また、データ切
換回路6は、再び制御系8に対して割り込みを発生させ
るとともに、パターン生成回路5側が選択されるデータ
選択信号が発生される。これらの信号は、制御系8及び
データ選択回路7に供給される。
【0017】割り込みを受けた制御系8は、図2のプリ
ント画面51におけるC点から次のライン上のD点に相
当する画素数を第二の画像データ選択信号形成手段4の
転送数設定回路41に書き込む。これにより、プリント
画面51のC点からD点に相当するアドレスまで、プリ
ントデータDpは、パターン生成回路5からの他の画像
データDwが出力されることになる。したがって、プリ
ントデータDpは、図2のプリント画面51のC点から
D点までパターン生成回路5からの他の画像データ(例
えばパターン信号)Dwを出力することになる。
ント画面51におけるC点から次のライン上のD点に相
当する画素数を第二の画像データ選択信号形成手段4の
転送数設定回路41に書き込む。これにより、プリント
画面51のC点からD点に相当するアドレスまで、プリ
ントデータDpは、パターン生成回路5からの他の画像
データDwが出力されることになる。したがって、プリ
ントデータDpは、図2のプリント画面51のC点から
D点までパターン生成回路5からの他の画像データ(例
えばパターン信号)Dwを出力することになる。
【0018】次に、転送数カウンタ42は、主走査が図
2に示すように一枚分のプリント画面51のD点まで達
したとすると、比較器33は、イコール信号(制御信
号)を送出する。このイコール信号は、データ切換回路
6に入力されると、制御系8に対して割り込みを発生さ
せるとともに、メモリ1が選択するデータ選択信号を発
生する。これにより、データ選択部7は、メモリ1から
の出力画像データDggを選択してプリントデータDpと
して出力する。そして、制御系8は、割り込みを受け取
ると、図2に示す一枚分のプリント画面51のD点に相
当するアドレスを画像データ選択信号形成手段3のスタ
ートアドレス設定回路31に書き込むとともに、プリン
ト画面51のE点に相当するアドレスを画像データ選択
信号形成手段3のストップアドレス設定回路32に書き
込むことになる。
2に示すように一枚分のプリント画面51のD点まで達
したとすると、比較器33は、イコール信号(制御信
号)を送出する。このイコール信号は、データ切換回路
6に入力されると、制御系8に対して割り込みを発生さ
せるとともに、メモリ1が選択するデータ選択信号を発
生する。これにより、データ選択部7は、メモリ1から
の出力画像データDggを選択してプリントデータDpと
して出力する。そして、制御系8は、割り込みを受け取
ると、図2に示す一枚分のプリント画面51のD点に相
当するアドレスを画像データ選択信号形成手段3のスタ
ートアドレス設定回路31に書き込むとともに、プリン
ト画面51のE点に相当するアドレスを画像データ選択
信号形成手段3のストップアドレス設定回路32に書き
込むことになる。
【0019】アドレスカウンタ2は、スタートアドレス
設定回路31のスタートアドレス設定値(プリント画面
51のD点に相当する値)をロードして、そのスタート
アドレス設定値(図2のプリント画面51のD点に相当
する値)からメモリ1内の記憶データを転送する毎にカ
ウントアップする。アドレスカウンタ2のカウンタの値
がストップアドレス設定回路32の設定値(図2のプリ
ント画面51のE点に相当)に達すると、比較器33か
ら一致信号がデータ切換回路6に送出される。すると、
データ切換回路6は、再び制御系8に対して割り込みを
発生させるとともに、パターン生成回路5側が選択され
るデータ選択信号を出力する。
設定回路31のスタートアドレス設定値(プリント画面
51のD点に相当する値)をロードして、そのスタート
アドレス設定値(図2のプリント画面51のD点に相当
する値)からメモリ1内の記憶データを転送する毎にカ
ウントアップする。アドレスカウンタ2のカウンタの値
がストップアドレス設定回路32の設定値(図2のプリ
ント画面51のE点に相当)に達すると、比較器33か
ら一致信号がデータ切換回路6に送出される。すると、
データ切換回路6は、再び制御系8に対して割り込みを
発生させるとともに、パターン生成回路5側が選択され
るデータ選択信号を出力する。
【0020】割り込みを受けた制御系8は、図2のプリ
ント画面51におけるE点から次のライン上のF点に相
当する画素数を第二の画像データ選択信号形成手段4の
転送数設定回路41に書き込む。これにより、プリント
画面51のE点からF点に相当するアドレスまで、プリ
ントデータDpは、パターン生成回路5からの他の画像
データDwが出力されることになる。したがって、プリ
ントデータDpは、図2のプリント画面51のE点から
F点までパターン生成回路5からの他の画像データDw
を出力することになる。
ント画面51におけるE点から次のライン上のF点に相
当する画素数を第二の画像データ選択信号形成手段4の
転送数設定回路41に書き込む。これにより、プリント
画面51のE点からF点に相当するアドレスまで、プリ
ントデータDpは、パターン生成回路5からの他の画像
データDwが出力されることになる。したがって、プリ
ントデータDpは、図2のプリント画面51のE点から
F点までパターン生成回路5からの他の画像データDw
を出力することになる。
【0021】上述の処理が次々と実行されてゆくと、プ
リント画面51に画像データの領域52と、消去部の領
域53とが一ライン毎に次々と形成されてゆく。そし
て、図2に示すプリント画面51のW点に主走査が達す
ると、転送数カウンタ42と転送数設定回路41の値か
ら比較器33は、イコール信号を送出する。このイコー
ル信号は、データ切換回路6に入力されると、制御系8
に対して割り込みを発生させるとともに、メモリ1が選
択されるデータ選択信号を出力する。これにより、デー
タ選択部7は、メモリ1から読み出された出力画像デー
タDggを選択してプリントデータDpとして出力する。
そして、制御系8は、割り込みを受け取ると、図2に示
す一枚分のプリント画面51のW点に相当するアドレス
を画像データ選択信号形成手段3のスタートアドレス設
定回路31に書き込むとともに、プリント画面51のX
点に相当するアドレスを画像データ選択信号形成手段3
のストップアドレス設定回路32に書き込むことにな
る。
リント画面51に画像データの領域52と、消去部の領
域53とが一ライン毎に次々と形成されてゆく。そし
て、図2に示すプリント画面51のW点に主走査が達す
ると、転送数カウンタ42と転送数設定回路41の値か
ら比較器33は、イコール信号を送出する。このイコー
ル信号は、データ切換回路6に入力されると、制御系8
に対して割り込みを発生させるとともに、メモリ1が選
択されるデータ選択信号を出力する。これにより、デー
タ選択部7は、メモリ1から読み出された出力画像デー
タDggを選択してプリントデータDpとして出力する。
そして、制御系8は、割り込みを受け取ると、図2に示
す一枚分のプリント画面51のW点に相当するアドレス
を画像データ選択信号形成手段3のスタートアドレス設
定回路31に書き込むとともに、プリント画面51のX
点に相当するアドレスを画像データ選択信号形成手段3
のストップアドレス設定回路32に書き込むことにな
る。
【0022】アドレスカウンタ2は、スタートアドレス
設定回路31のスタートアドレス設定値(プリント画面
51のW点に相当する値)をロードして、そのスタート
アドレス設定値(図2のプリント画面51のW点に相当
する値)からメモリ1内の記憶データを転送してカウン
トアップする。アドレスカウンタ2のカウンタの値がス
トップアドレス設定回路32の設定値(図2のプリント
画面51のX点に相当する値)に達すると、比較器33
から一致信号がデータ切換回路6に送出される。また、
データ切換回路6は、再び制御系8に対して割り込みを
発生させるとともに、パターン生成回路5側が選択され
るデータ選択信号を出力する。
設定回路31のスタートアドレス設定値(プリント画面
51のW点に相当する値)をロードして、そのスタート
アドレス設定値(図2のプリント画面51のW点に相当
する値)からメモリ1内の記憶データを転送してカウン
トアップする。アドレスカウンタ2のカウンタの値がス
トップアドレス設定回路32の設定値(図2のプリント
画面51のX点に相当する値)に達すると、比較器33
から一致信号がデータ切換回路6に送出される。また、
データ切換回路6は、再び制御系8に対して割り込みを
発生させるとともに、パターン生成回路5側が選択され
るデータ選択信号を出力する。
【0023】割り込みを受けた制御系8は、図2のプリ
ント画面51におけるX点から次のライン上のY点〜Z
点までに相当する画素数を他の画像データ選択信号形成
手段4の転送数設定回路41に書き込む。これにより、
プリント画面51のX点〜Y点〜Z点に相当するアドレ
スまで、プリントデータDpは、パターン生成回路5か
らの他の画像データDwが出力されることになる。した
がって、プリントデータDpは、図2のプリント画面5
1のX点からY点まで、ついでY点からZ点までパター
ン生成回路5からの他の画像データ(例えばパターン信
号)Dwを出力することになる。このようにして一枚分
のプリント画面51が形成されることになる。そして、
これにより、プリント画面51は、画像データの領域5
2と、消去部分の領域53とから構成されることにな
る。
ント画面51におけるX点から次のライン上のY点〜Z
点までに相当する画素数を他の画像データ選択信号形成
手段4の転送数設定回路41に書き込む。これにより、
プリント画面51のX点〜Y点〜Z点に相当するアドレ
スまで、プリントデータDpは、パターン生成回路5か
らの他の画像データDwが出力されることになる。した
がって、プリントデータDpは、図2のプリント画面5
1のX点からY点まで、ついでY点からZ点までパター
ン生成回路5からの他の画像データ(例えばパターン信
号)Dwを出力することになる。このようにして一枚分
のプリント画面51が形成されることになる。そして、
これにより、プリント画面51は、画像データの領域5
2と、消去部分の領域53とから構成されることにな
る。
【0024】上述したように本実施例では、プリント時
のプリントデータDpの生成を、上記メモリ1の読み出
しする際に行うため、実際の原稿サイズが不明であって
も、原稿読み取り、上記メモリ1に入力画像データDg
を書き込んだ後に、原稿サイズを検知する原稿サイズ検
知手段により、原稿サイズ等の情報を得てこの情報によ
り出力画像データDggあるいは他の画像データDwの選
択をすることができることになる。また、上記実施例で
は、パターン生成回路5は他の画像データDwを発生さ
せていたが、所定の画像パターンを発生するパターン生
成手段を使用してもよく、あるいはプリント時に白とし
てプリントされる白パターン生成手段を使用してもよい
ことはいうまでもない。
のプリントデータDpの生成を、上記メモリ1の読み出
しする際に行うため、実際の原稿サイズが不明であって
も、原稿読み取り、上記メモリ1に入力画像データDg
を書き込んだ後に、原稿サイズを検知する原稿サイズ検
知手段により、原稿サイズ等の情報を得てこの情報によ
り出力画像データDggあるいは他の画像データDwの選
択をすることができることになる。また、上記実施例で
は、パターン生成回路5は他の画像データDwを発生さ
せていたが、所定の画像パターンを発生するパターン生
成手段を使用してもよく、あるいはプリント時に白とし
てプリントされる白パターン生成手段を使用してもよい
ことはいうまでもない。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、プリント時のプリントデータの生成を、上記
メモリの読み出し時に行うため、原稿サイズ検知のため
のプレスキャンが不要になって、処理速度が早くなると
ともに、製造コストも低減することができる。請求項2
記載の発明では、メモリのスタートアドレス及びストッ
プアドレスを自由に設定できるため、画像データの選択
が自由にできる。請求項3記載の発明では、他の画像デ
ータの転送数の設定及び実際の他の画像データの転送数
から他の画像データを選択してプリントデータとするた
め、他の画像データの範囲を自由に設定することができ
る。請求項4記載の発明では、読み取り画像データ以外
にパターン画像データを有しているため、プリント画像
データの多彩さにつながる。請求項5記載の発明では、
白データを自由に出力することができるため、プリント
時に自由に印字消去ができる。
によれば、プリント時のプリントデータの生成を、上記
メモリの読み出し時に行うため、原稿サイズ検知のため
のプレスキャンが不要になって、処理速度が早くなると
ともに、製造コストも低減することができる。請求項2
記載の発明では、メモリのスタートアドレス及びストッ
プアドレスを自由に設定できるため、画像データの選択
が自由にできる。請求項3記載の発明では、他の画像デ
ータの転送数の設定及び実際の他の画像データの転送数
から他の画像データを選択してプリントデータとするた
め、他の画像データの範囲を自由に設定することができ
る。請求項4記載の発明では、読み取り画像データ以外
にパターン画像データを有しているため、プリント画像
データの多彩さにつながる。請求項5記載の発明では、
白データを自由に出力することができるため、プリント
時に自由に印字消去ができる。
【図1】本発明の画像読取装置の実施例を示すブロック
図である。
図である。
【図2】同実施例の動作を説明するための説明図であ
る。
る。
【図3】従来の画像読取装置を示すブロック図である。
【図4】従来装置の動作を説明するための説明図であ
る。
る。
1 メモリ 2 アドレスカウンタ 3 画像データ選択信号形成手段(第一の画像データ選
択信号形成手段) 4 他の画像データ選択信号形成手段(第二の画像デー
タ選択信号形成手段) 5 データ発生手段 6 データ切換回路 7 データ選択回路 8 制御系 31 スタートアドレス設定回路 32 ストップアドレス設定回路 33 比較器 41 転送数設定回路 42 転送数カウンタ 43 比較器
択信号形成手段) 4 他の画像データ選択信号形成手段(第二の画像デー
タ選択信号形成手段) 5 データ発生手段 6 データ切換回路 7 データ選択回路 8 制御系 31 スタートアドレス設定回路 32 ストップアドレス設定回路 33 比較器 41 転送数設定回路 42 転送数カウンタ 43 比較器
Claims (5)
- 【請求項1】 入力画像データを記憶するメモリと、 他の画像データを出力するデータ生成手段と、 前記モメリに記憶されている画像データを読み出すアド
レスカウンタと、 前記アドレスカウンタからの現在のメモリアドレスと設
定されたメモリアドレスとから画像データが選択される
ための制御信号を形成する第一の画像データ選択信号形
成手段と、 データ生成手段からの他の画像データを所定量だけ転送
させる転送設定値と現在の他の画像データの転送数とか
ら他の画像データが選択されるための制御信号を発生さ
せる第二の画像データ選択信号形成手段と、 前記第一の画像データ選択信号形成手段及び第二の画像
データ選択信号形成手段からのデータ選択信号により上
記メモリからの画像データまたは前記データ生成手段か
らの他の画像データのいずれか一つを切り換えてプリン
トデータとして出力するデータ選択回路とを備えたこと
を特徴とする画像読取装置。 - 【請求項2】 上記第一の画像データ選択信号形成手段
は、 上記メモリのスタートアドレスを設定できるスタートア
ドレス設定手段と、 上記メモリのストップアドレスを設定できるストップア
ドレス設定手段と、 上記ストップアドレス設定手段とアドレスカウンタから
の現在のメモリアドレスを比較して画像データを選択さ
せるための制御信号を形成する比較手段とを備えたこと
を特徴とする請求項1記載の画像読取装置。 - 【請求項3】 前記第二の画像データ選択信号形成手段
は、 他の画像データをどの程度プリンタデータとして出力さ
せるかを示す数値を設定する転送数設定回路と、実際に
他の画像データを転送した数をカウントする転送数カウ
ンタと、前記転送数設定回路及び転送数カウンタからの
出力信号を比較して他の画像データを選択させるための
制御信号を形成する比較器とを備えたことを特徴とする
請求項1記載の画像読取装置。 - 【請求項4】 上記データ生成手段は、所定の画像パタ
ーンを発生するパターン生成手段であることを特徴とす
る請求項1記載の画像読取装置。 - 【請求項5】 上記パターン生成手段は、プリント時に
白としてプリントされる白パターン生成手段であること
を特徴とする請求項4記載の画像読取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5277853A JPH07111580A (ja) | 1993-10-08 | 1993-10-08 | 画像読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5277853A JPH07111580A (ja) | 1993-10-08 | 1993-10-08 | 画像読取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07111580A true JPH07111580A (ja) | 1995-04-25 |
Family
ID=17589193
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5277853A Pending JPH07111580A (ja) | 1993-10-08 | 1993-10-08 | 画像読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07111580A (ja) |
-
1993
- 1993-10-08 JP JP5277853A patent/JPH07111580A/ja active Pending
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