JPH07110520A - 交換レンズ鏡筒 - Google Patents

交換レンズ鏡筒

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JPH07110520A
JPH07110520A JP25328493A JP25328493A JPH07110520A JP H07110520 A JPH07110520 A JP H07110520A JP 25328493 A JP25328493 A JP 25328493A JP 25328493 A JP25328493 A JP 25328493A JP H07110520 A JPH07110520 A JP H07110520A
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淳 平山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】小型で、かつ確実な位置決めが可能な、交換レ
ンズ鏡筒を提供することを目的とする。 【構成】カメラ本体側マウントと接合する、レンズ鏡筒
のマウント端部に設けられ、一端に該カメラ本体の電気
接点と電気的に接続する接続部を有し、他端部に鍵部を
有するマウント接点ブロック10と、上記レンズ鏡筒内
に設けられていて、カメラ本体側端部に上記鍵部と接続
する孔部が形成された導電パターン露出部を有し、少な
くとも該導電パターン露出部が光軸と略平行に配置され
たフレキシブルプリント基板9とを具備したことを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、交換レンズ鏡筒、詳し
くは、レンズ鏡筒内にフレキシブルプリント基板を具備
する交換レンズ鏡筒に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、交換レンズ鏡筒は種々のものが提
案されており、以下、図12ないし図16を参照して従
来例を説明する。
【0003】図12は、特開平1−296205号公報
に開示された1従来技術(以下、第1の従来技術とい
う)を示した交換レンズ鏡筒の横断面図である。
【0004】この交換レンズ鏡筒は、そのマウント部近
傍にカメラボディ側のマウントと電気的に接続するマウ
ント接点ブロック101が配設されており、該マウント
接点ブロック101は、マウント接点ピン101aと保
持部材101bとが一体に成形されて構成されている。
該マウント接点ブロック101の前方には、オートフォ
ーカス駆動用のモーター103,絞り駆動用のモーター
104を駆動制御する回路を搭載した硬質両面プリント
板102が配設されている。このプリント基板は、光束
の通過範囲に中空部が形成されたドーナツ形状を呈して
いる。
【0005】上記マウント接点ブロック101と硬質両
面プリント板102とはフレキシブルプリント基板10
5により電気的に接続しており、図示の如く光軸に対し
て垂直な方向で該マウント接点ブロック101とハンダ
付により接続されている。
【0006】図13は、特開平2−7593号公報に開
示された他の従来技術(以下、第2の従来技術という)
を示した交換レンズ鏡筒の横断面図である。
【0007】この交換レンズ鏡筒も、そのマウント部近
傍にカメラボディ側のマウントと電気的に接続するマウ
ント接点ブロック106が配設されており、該マウント
接点ブロック106の前方には、上記硬質両面プリント
基板102と同様な、オートフォーカス駆動用のモータ
ー108,絞り駆動用のモーター109を駆動制御する
回路を搭載した硬質両面プリント板107が配設されて
いる。
【0008】該硬質両面プリント基板107と上記マウ
ント接点ブロック106とは、図示の如く直接電気的に
接続されているが、上記第1の従来技術と同様に、硬質
両面プリント基板107は光軸に対して垂直な方向で該
マウント接点ブロック106とハンダ付により接続され
ている。
【0009】図14は、実公昭62−37207号公報
に開示された従来技術(以下、第3の従来技術という)
を示した交換レンズ鏡筒の主要部の断面図であり、図1
5は、図14に示す交換レンズ鏡筒の要部をさらに詳し
く説明した要部拡大斜視図である。
【0010】図に示すように、この交換レンズ鏡筒は、
導電材料で構成される複数のマウント接点ピン110を
具備しており、それぞれマウント接点ブロック111に
螺合されて保持されている。該マウント接点ブロック1
11は光軸に対して平行方向および直交方向の2方向
に、上記マウント接点ピン110の数に応ずる複数の開
口部111a,111bが設けられており、一方の開口
部111a側にマウント接点ピン110を螺合させる
と、該接点ピン110の各軸部が他方の開口部111b
に表出するようになっている。
【0011】一方、該交換レンズ鏡筒の前側からは、フ
レキシブルプリント基板C112が図示の如くマウント
接点ブロック111まで延出している。このフレキシブ
ルプリント基板112とマウント接点ブロック111と
の接続は、図15に示すようにフレキシブルプリント基
板112の接続部112aに形成された導通パターン
と、上記マウント接点ブロック111の開口部111b
により表出したマウント接点ピン110の各軸部を当接
させ、絶縁ゴム113を挟んで固定ネジ114で固定す
ることで接続している。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平1−296205号公報に開示された第1の従来技
術においては、前述したようにフレキシブルプリント基
板105はマウント接点ブロック101に対して光軸と
垂直な方向でハンダ付により接続されているが、この接
続方式においてはフレキシブルプリント基板の末端部1
00aがマウント接点ブロックの内径面101cに対し
て光軸方向内径側へ突出する可能性が大きくなる。
【0013】図16は、上記第1の従来技術に示したよ
うなマウント接点ピン101aとフレキシブルプリント
基板105をハンダ付する場合のフレキシブルプリント
基板側のパターンの一般的な大きさを示したものであ
り、図中、矢印で示した数字は寸法を(mm)で表してい
る。図中、符号117はマウント接点ピンに相当する導
電性金属ピン101aの接続部101dが挿入する孔、
符号115は銅箔パターン部で、上記孔117の端面か
らハンダ付の強度を保つため0.7mm銅箔露出部をとって
あり、外側0.3mmはカバーレイフィルムを重ねて、該銅
箔パターン115がポリイミドベースから離脱するのを
防いでいる。符号116はカバーレイフィルムの端面を
示す。符号118は外形線であり、上記第1の従来技術
ではフレキシブルプリント基板の末端部105aに相当
する。
【0014】この図16からわかるように、上記第1の
従来技術で示したような接続方式を採用すると、マウン
ト接点ピン101aを挿入したフレキシブルプリント基
板の孔の縁から外形線までの距離は、約1.4mmほど必要
であり、たとえば、後玉径が大きい大口径レンズあるい
は望遠系のレンズにおいてマウント接点ブロックの内径
面101c近くまで後玉枠にスペースを占められている
場合などは、フレキシブルプリント基板の末端部100
aと後玉枠とが干渉してしまう。
【0015】上記特開平2−7593号公報に開示され
た第2の従来技術においても、マウント接点ピン106
aと硬質両面のプリント基板107とをハンダ付で接続
する際には、図16に示した寸法とほぼ同等のハンダ付
パターンをとる必要があり、硬質両面プリント基板10
7のドーナツ形状の内径107aはマウント接点ブロッ
ク内径106bより小さくなり、上記第1の従来技術と
同様、後玉径の大きなレンズにおいては、干渉をおこし
てしまう。
【0016】上記実公昭62−37207号公報に開示
された第3の従来技術においては接続方式が圧着という
方式をとっているため、電源やGND等の重要な配線を
行うのには最適な構造とはいえない。また、部品点数が
増えてレンズ径方向のスペースは最小とならない。した
がって上記2つの公知例(第1,第2の従来技術)に比
べると電気接点のスペースは小さくなるが最小とはなら
ない。
【0017】また、フレキシブルプリント基板112と
マウント接点ブロック111の位置決めが特に規定され
ず、位置ずれなどの不具合をおこす虞もある。
【0018】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであり、小型で、かつ確実な位置決めが可能な、交換
レンズ鏡筒を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段および作用】上記の目的を
達成するために本発明による交換レンズ鏡筒は、カメラ
本体側マウントと接合する、レンズ鏡筒のマウント端部
に設けられ、一端に該カメラ本体の電気接点と電気的に
接続する接続部を有し、他端部に鍵部を有する接点ピン
と、上記レンズ鏡筒内に設けられていて、カメラ本体側
端部に上記鍵部と接続する孔部が形成された導電パター
ン露出部を有し、少なくとも該導電パターン露出部が光
軸と略平行に配置されたフレキシブルプリント基板とを
具備したことを特徴とす。
【0020】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0021】図1は、本発明の第1実施例を示す交換レ
ンズ鏡筒の横断面図である。
【0022】この第1実施例の交換レンズ鏡筒は、その
中央部に後群レンズ枠2に保持された後群レンズ1を具
備している。該後群レンズ枠2は、後群駆動枠3に螺合
されて固定されており、被写体距離に応じて繰り出し動
作を行うようになっている。該交換レンズ鏡筒の後端部
には、レンズ側マウント4が配設されており、図示しな
いカメラボディ側のマウントと接合されるようになって
いる。
【0023】上記レンズ側マウント4はマウント固定ネ
ジ5で固定枠6に固定されている。また、該レンズ側マ
ウント4と固定枠6との間には、レンズ鏡筒の最終的な
fc調整を行う際に、最適の板厚のスペーサー7が挟設
されるようになっている。また、固定枠8の外周部に
は、図示しないオートフォーカス用のアクチュエータ
ー、前端には図示しないカム溝の切られた固定枠が固定
される。
【0024】フレキシブルプリント基板9は、前方の電
装部品実装部9aと中間の光軸と平行にレンズ側マウン
ト4方向に引き出された延出部9bと、後方のマウント
接点との接続部9cとで構成されている。保持枠13
は、上記フレキシブルプリント基板9の電装部品実装部
9aを保持するようになっており、粘着テープによりフ
レキシブルプリント基板9を外周部に固定し、該保持枠
13自体は図示せぬネジによって上記固定枠6に固定さ
れている。
【0025】上記フレキシブルプリント基板9の基端側
には、該交換レンズ鏡筒をカメラボディに装着した際
に、該交換レンズ鏡筒とカメラボディを電気的に接続す
るマウント接点ブロック10が配設されている。該マウ
ント接点ブロック10は、複数の金属製のマウント接点
ピン10aとプラスチック製の保持部材10bとが一体
に成形されて構成されている。該マウント接点ブロック
10は図示しないネジにより上記レンズ側マウント4に
固定されている。
【0026】また、上記マウント接点ピン10aの前方
先端部には、当該交換レンズ鏡筒の光軸中心に向けて、
該光軸方向に対して垂直に90°ほど折り曲げられた立
上接片の接続部10cが形成されている。該接続部10
cは、後述するように上記フレキシブルプリント基板9
と接続するようになっている。
【0027】図2は、上記マウント接点ブロック10を
マウント接点ピン10aのフレキシブルプリント基板9
との接続部10cの方向から見た図である。
【0028】この図2に示すように、該第1実施例のマ
ウント接点ピン10aにおけるフレキシブルプリント基
板9との接続部10cは、その方向がそれぞれ光軸中心
を向いているのが特徴である。
【0029】図3は、上記フレキシブルプリント基板9
をさらに詳しく示した拡大斜視図である。
【0030】マウント接点ブロック10との接続部9c
は延出部9bの一端から略T字形状に広がり光軸を中心
とした部分円筒面9eを形成している。また、該接続部
9cにおける上記接続部10cに対応する位置には、孔
9fがマウント接点ピン10aと同じ数だけ該接続部1
0cと同間隔で穿設されている。そして、上記接続部1
0cは、対応する上記孔9fに挿通して配設される。ま
た、上記孔9fの周囲にはマウント接点ピン10aとハ
ンダ付の際にハンダが付着する導電パターン露出部9i
が露出して形成されている。
【0031】また、上記接続部9cと延出部9bとの境
界部には、切欠9gが形成されており、上記部分円筒面
9eが形成しやすくなっている。さらに、上記延出部9
bの電装部品実装部9a寄りの部分は、S字形状のたる
み9hが形成されており、当該交換レンズ鏡筒のfc調
整を行う際、上記スペーサー7の厚みによってレンズ側
マウント4の位置が変わった際に、該移動量を吸収する
ようになっている。
【0032】図4は、上記マウント接点ブロック10と
フレキシブルプリント基板9とが接続されている状態を
示した要部斜視図であり、また、図5は、上記フレキシ
ブルプリント基板9とマウント接点ブロック10との接
合部分をさらに拡大して示した拡大斜視図である。
【0033】この図4,図5に示すように、光軸と平行
にレンズ後方に引き出されたフレキシブルプリント基板
9の接続部9cの孔9fに、上記マウント接点ピン10
aの接続部10cが挿通されている。
【0034】図6は、上記図4におけるマウント接点ピ
ン10aとフレキシブルプリント基板9とをハンダ付で
固定した後のA−A断面を示した断面図である。
【0035】図に示すように、上記フレキシブルプリン
ト基板9の孔9fに挿通されたマウント接点ピン10a
の接続部10cは、ハンダ11により上記導電パターン
露出部9iと導通し固定される。
【0036】このように本第1実施例は、上記複数の接
続部10cが光軸中心に向かって突出し、フレキシブル
プリント基板9が光軸と平行な状態でマウント接点ブロ
ック10の方向に引き出され、該接続部10cをフレキ
シブルプリント基板9の孔9fに挿通し、ハンダ11で
固着して導通させている。したがって、ハンダ付の際に
使用するフレキシブルプリント基板上の導電パターン露
出部9iも光軸と平行に位置しており、接続部10cが
マウント接点ブロック10の内径側に大きく突出するこ
ともなく、図1で示すようにマウント接点10の内径側
近傍まで後群レンズ枠2を近づけることができる。これ
は、一般的に後玉径の大きな望遠レンズや大口径レンズ
において、非常に効果的である。
【0037】次に本発明の第2実施例の交換レンズ鏡筒
を図面に基づいて説明する。
【0038】この第2実施例においては、マウント接点
ピン10aの接続部10cの折り曲げ方向と、該接続部
10cに接続されるフレキシブルプリント基板9の接続
部9cの形状が上記第1実施例と異なっている。
【0039】図7は、第2実施例の交換レンズ鏡筒にお
けるマウント接点ブロックを示した要部拡大図である。
【0040】この図に示すように、上記第1実施例にお
ける接続部10cに対応する、本第2実施例におけるマ
ウント接点ピン12aの接続部12cは、上記接続部1
0cと同様に、光軸中心に向けて90°ほど折曲されて
おり、フレキシブルプリント基板14と接続している。
【0041】ここで、上記接続部12cに図中、左から
順にa〜iの記号をつけると、接続部a,bは該接続部
aとbとの中間位置の法線方向に、接続部cとdは、該
接続部cとdとの中間位置の法線方向に、また、接続部
e,f,gは接続部fの位置における法線方向に、さら
に、接続部h,iは該接続部hとiとの中間位置の法線
方向にそれぞれ向いている。
【0042】図8は、上記マウント接点ピン12aの接
続部12cが接続されるフレキシブルプリント基板14
の光軸方向マウント接点側に引き出された延出部14b
および接続部14cを示した斜視図である。
【0043】本第2実施例においてはフレキシブルプリ
ント基板14の接続部14cは複数個の平面により形成
されている。それぞれの平面には、マウント接点ピン1
2aの接続部12cが挿通される孔14fが穿設されて
いる。ここで、孔14fに図に示す如く順にa’〜i’
の記号をつける。平面14jには孔a’,b’が穿設さ
れており、孔a’,b’の中点の法線が光軸に向かうよ
うに平面14hに対して折り曲げられている。
【0044】上記平面14hには孔c’,d’が穿設さ
れており、該孔c’,d’の中点の法線が光軸に向かう
ように平面14lに対して折り曲げられている。平面1
4lには孔e’,f’,g’が穿設されており、孔f’
を通る法線が光軸に向かうように配置されている。平面
14mには孔h’,i’が穿設されており、孔h’,
i’の中点の法線が光軸に向かうように平面14lに対
して折り曲げられている。
【0045】上記孔a’〜i’には、それぞれマウント
接点ピン12aの接続部12cの上記接続部a〜iが挿
通される。また、孔a’〜i’の周囲には上記第1実施
例と同様に導電パターン露出部14iが形成されてお
り、ハンダ付によりマウント接点ピン12aとフレキシ
ブルプリント基板14とを導通させるようになってい
る。
【0046】図9は、本第2実施例におけるマウント接
点ブロック12とフレキシブルプリント基板14との接
続状態を示した要部斜視図である。
【0047】図に示すように、フレキシブルプリント基
板14の接続部14cに設けられた複数の平面14j〜
14mがマウント接点ピン12aの接続部12cの向き
に対応して折り曲げられ接続されている。この状態から
ハンダ付を行い導通および固定を行う。
【0048】この第2実施例においても、上記第1実施
例と同様、マウント接点ブロック内径までのスペースを
有効に使うことができ、さらに、フレキシブルプリント
基板14の接続部14cが平面と折り曲げ線によって構
成されているため、ハンダ付け等の作業が行いやすくな
っている。
【0049】なお、上記第1実施例および第2実施例共
に、マウント接点ピンの接続部は光軸中心に向かって9
0°ほど折り曲げられているが、上記光軸中心をは反対
方向の外周面に向けて垂直に約90°折り曲げても良
い。この場合には、フレキシブルプリント基板は外周面
からマウント接点ピンに接続される。
【0050】また、フレキシブルプリント基板の接続部
の形状は上記第1,第2実施例ともに略T字形状を呈し
ているが、L字形状またはその他の形状でも構わない。
さらに、上記第2実施例は、図10に示したような二股
の形状、あるいは図11に示したような折り曲げて重ね
たものでも構わない。
【0051】また、フレキシブルプリント基板のマウン
ト接点ピンとの接続部は、折り曲げにより4つの平面を
形成したが、この平面の数はマウント接点ピンの数や、
間隔によって適した平面の数をとればよい。
【0052】さらに、上記第1実施例,第2実施例共
に、フレキシブルプリント基板とマウント接点ピンとを
ハンダ付により固定、導通させているが、他の方法で固
定、導通しても構わない。
【0053】また、上記第1実施例,第2実施例共に、
全てのマウント接点ピンにおける接続部を折り曲げてい
るが、該全てのマウント接点ピンを折り曲げる必要もな
い。たとえば、両端のマウント接点ピンだけ90°ほど
光軸中心に向けて折り曲げ、フレキシブルプリント基板
とマウント接点ブロックの位置決めを行い、他のマウン
ト接点ピンは光軸と平行な状態のままでフレキシブルプ
リント基板の導電パターン露出部とハンダ付をするよう
にしても構わない。
【0054】このように、上記各実施例によれば、マウ
ント接点ブロックとフレキシブルプリント基板を接続す
る際に光軸方向に突出し、先端が交換レンズ鏡筒の光軸
中心、あるいは、該光軸中心の反対側に90°ほど曲げ
られたマウント接点ピンと、レンズ鏡筒内から光軸と平
行にマウント接点側に突出し、先端部に導電パターンと
孔部を有するフレキシブルプリント基板とを光軸に平行
な状態で接続することによって、たとえば、図16に示
すような、ハンダ付における接続に際してのスペースを
光軸方向に位置させることができ、光軸方向と垂直な方
向には従来のように鏡筒内径側に接続部が突出すること
はなく、マウント接点ブロックの内径と同等の径で接続
部を収納することが可能となる。
【0055】これにより、一般的に後玉径の大きい望遠
レンズや大口径レンズにおいても、マウント接点ブロッ
ク内径近辺まで後玉枠のスペースを確保することができ
るので、この種のレンズを用いる交換レンズ鏡筒におい
て非常に効果的である。また、レンズ側回路に向かって
光軸と平行に突出した複数のマウント接点ピンのうち、
少なくとも1つのマウント接点ピンを光軸と異なる方向
に屈曲させ、フレキシブルプリント基板に該屈曲させた
マウント接点ピンを挿通するための孔部を設けることに
より、マウント接点ブロックとフレキシブルプリント基
板の確実な位置決めを行うことができる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、小
型で、かつ確実な位置決めが可能な、交換レンズ鏡筒を
提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す交換レンズ鏡筒の横
断面図である。
【図2】上記第1実施例におけるマウント接点ブロック
をマウント接点ピンのフレキシブルプリント基板との接
続部の方向から見た図である。
【図3】上記第1実施例におけるフレキシブルプリント
基板をさらに詳しく示した拡大斜視図である。
【図4】上記第1実施例におけるマウント接点ブロック
とフレキシブルプリント基板とが接続されている状態を
示した要部斜視図である。
【図5】上記第1実施例におけるフレキシブルプリント
基板とマウント接点ブロックとの接合部分をさらに拡大
して示した拡大斜視図である。
【図6】上記図4におけるマウント接点ピンとフレキシ
ブルプリント基板とをハンダ付で固定した後のA−A断
面を示した断面図である。
【図7】本発明の第2実施例の交換レンズ鏡筒における
マウント接点ブロックを示した要部拡大図である。
【図8】上記第2実施例におけるマウント接点ピンの接
続部が接続されるフレキシブルプリント基板の光軸方向
マウント接点側に引き出された延出部および接続部を示
した斜視図である。
【図9】上記第2実施例におけるマウント接点ブロック
とフレキシブルプリント基板との接続状態を示した要部
斜視図である。
【図10】上記第2実施例の1変形例を示した斜視図で
ある。
【図11】上記第2実施例の他の変形例を示した斜視図
である。
【図12】従来の一交換レンズ鏡筒を示した横断面図で
ある。
【図13】従来の他の交換レンズ鏡筒を示した横断面図
である。
【図14】従来の一交換レンズ鏡筒の主要部の断面図で
ある。
【図15】図14に示す交換レンズ鏡筒の要部をさらに
詳しく説明した要部拡大斜視図である。
【図16】上記図12に示す従来技術におけるマウント
接点ピンとフレキシブルプリント基板とをハンダ付する
場合のフレキシブルプリント基板側のパターンの一般的
な大きさを示した説明図である。
【符号の説明】
1…後群レンズ 2…後群レンズ枠 3…後群駆動枠 4…レンズ側マウント 5…固定ネジ 6…固定枠 7…スペーサ 8…固定枠 9…フレキシブルプリント基板 10…マウント接点ブロック
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年12月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カメラ本体側マウントと接合する、レンズ
    鏡筒のマウント端部に設けられ、一端に該カメラ本体の
    電気接点と電気的に接続する接続部を有し、他端部に鍵
    部を有する接点ピンと、 上記レンズ鏡筒内に設けられていて、カメラ本体側端部
    に上記鍵部と接続する孔部が形成された導電パターン露
    出部を有し、少なくとも該導電パターン露出部が光軸と
    略平行に配置されたフレキシブルプリント基板と、 を具備したことを特徴とする交換レンズ鏡筒。
JP25328493A 1993-10-08 1993-10-08 交換レンズ鏡筒 Expired - Fee Related JP3212202B2 (ja)

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