JPH07110183B2 - 芝用地の芝修復方法及びカートリッジ式ターフ - Google Patents

芝用地の芝修復方法及びカートリッジ式ターフ

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JPH07110183B2
JPH07110183B2 JP5354794A JP35479493A JPH07110183B2 JP H07110183 B2 JPH07110183 B2 JP H07110183B2 JP 5354794 A JP5354794 A JP 5354794A JP 35479493 A JP35479493 A JP 35479493A JP H07110183 B2 JPH07110183 B2 JP H07110183B2
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JP
Japan
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turf
basket
soil
site
cartridge type
Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP5354794A
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English (en)
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JPH07177821A (ja
Inventor
誠文 宮池
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Sanyo Shibafu KK
Original Assignee
Sanyo Shibafu KK
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Publication date
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Landscapes

  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
  • Road Paving Structures (AREA)
  • Cultivation Of Plants (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は芝用地の芝修復方法及び
カートリッジ式ターフに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ゴルフ場やサッカーの競技場など
に種子繁殖の出来ないゾイシア属(日本芝)の芝を育成
するには通常30cm×37cmの方形に裁断した板状
切芝を一定間隔に順次並べて移植することが行われる。
これに対し西洋芝は直接地面へ種子を蒔き、一定年月を
掛けて育成するのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の如くゴルフ場や
サッカーの競技場などに芝を育成するには、前者や後者
の何れの場合でも一定の月日を必要とする。ところで、
使用頻度の高くなるティーグランドや運動場のグランド
などでは芝の痛みが極めて激しい。
【0004】しかして、これが修復には一定の日数を必
要とすることから、適宜休場したり或いはその痛んだ箇
所を避けてプレイして芝の育成を図る必要が生ずる。本
発明は斯有る不便な問題を解決し、早急な修復を可能な
らしめんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は網目間隔を凡そ
10mm〜30mmとなした合成樹脂製の方形となした
六面体籠を作成し、該籠内に土とピートモス、パーライ
トやバーク堆肥その他の各種資材を適当割合で混合した
培養土を填入し、更にその籠上へ再び同様の培養土を一
定厚さ敷くと共に天然芝のランナーや種子を散布して芝
を繁殖させたカートリッジ式ターフとなし、この適当数
をゴルフ場や競技場などの芝用地へ運び、当該地の傷ん
だ芝面を一定範囲と深さに堀り起こして埋設するように
なすことを特徴とする。
【0006】
【作用】痛んだ芝生面の一定範囲を掘り起こすと共に、
別所で育成した芝のカートリッジ式ターフを埋設して傷
んだ芝生面の早急な修復を可能とする。
【0007】
【実施例】図1は本発明で使用される方形の六面体籠で
ポリエチレンなどの合成樹脂製となされ、網目2間隔は
凡そ10mm〜30mmの寸法となされる。該網目籠1
は上記網目間隔に打抜かれる合成樹脂板体を機械折りす
ることにより作成しても良いが、天井面を除く方形籠を
金型を使用して一体成形し、あと同様網目間隔を有する
天井板材を取付けるようにしても良い。
【0008】尚、上記組立てに際し、内部には適宜縦・
横へ区画板3を差し込んで内部に幾つかのブロックが形
成されるようにしても良い。図示例では縦・横・高さ
(深さ)の寸法を夫々れ60cm、30cm、10cm
となし、内部に区画板3a、3bを使用して4つのブロ
ックを形成したものである。
【0009】上記網目籠1の大きさ(寸法)は芝の成育
品となした際に人が手で持って容易に持ち運べることを
目安に設計すると良く、又区画板の数は任意であるが、
これは補強の外に次述する自己耕うん作用を奏せしめる
ことを目的とする。尚、図示例では区画板を高さ方向に
設けたものについてのみ示してあるが、棚段方式とした
り、或いはこれらの組合わせ方式に設けたりすることも
差し支えない。
【0010】図2は上記構成の籠体内へ土とピートモ
ス、パーライト及びバーク堆肥、鶏糞などの有機肥料や
化成肥料などの各種資材を適当割合で混合した培養土4
を作成し、これを填入させ且つその籠上面へ再び同様の
培養土を一定厚さ(1〜3cm程度)敷くと共に、天然
芝のランナーや種子を散布したものを養生地とする別箇
所の地面5上へビニールシート6などを敷いた上へ載置
し、適時散水しながら一定日数養生して育成する状態を
示す断面説明図であって、籠上面には芝7が育成される
ものとなる。図3は上記により育成されたカートリッジ
式ターフ8である。
【0011】本発明は上記の如くして育成されたカート
リッジ式ターフ8を、ゴルフ場のティーグランドやサッ
カーの競技場など特に激しく使用されて痛んでしまった
芝生面と取換えるようになすのであり、該修復作業は上
記カートリッジ式ターフ8の縦・横・高さ寸法を標準に
修理を必要とする芝生面の一定範囲を掘り起こしてその
適当数を埋め込むようになすのである。
【0012】尚、本発明で籠体の網目大きさを凡そ10
mm〜30mmとなさしめることは、籠の柔軟性や強度
及び取扱い上の点を考慮して、実験的に定めたものであ
る。
【0013】
【発明の効果】箇所で行い、既に芝の根茎部分が籠内土
壌へ深く取り込まれて繁殖の図られたものとなってお
り、且つ又その籠自体を修復地へ直接埋め込むことか
ら、従来の芝張り作用の如き一定の養生期間や移植時に
於ける芝のストレス(環境不適応性)の問題などは一切
生じないものとなる。
【0014】従って、直ちに従来通りのグランド面の使
用を可能とするのであって、プレーの中止など運営上の
トラブルを生ぜしめたりすることがない。尚、籠体が天
井面を備えた合成樹脂製で弾力製(回復性)を有するも
のであることは、このために踏圧を受けることで土壌内
を適時振動させる自己耕うん作用を奏せしめるのであ
り、従って土壌の固結固化を防ぐと共に排水の促進作用
を呈するものであり、又根腐れなどを防いで芝の繁茂を
促進するものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で使用される方形の六面体籠である。
【図2】上記籠体内へ土と肥料などを適宜混合した培養
土を填入し、且つ上面に芝を育成させる断面説明図であ
る。
【図3】本発明に係わるカートリッジ式ターフの斜視図
である。
【符号の説明】
1 網目籠 3 区画板 4 培養土 7 芝 8 カートリッジ式ターフ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 網目間隔を凡そ10mm〜30mmとな
    した合成樹脂製の方形となした六面体籠を作成し、該籠
    内に土とピートモス、パーライトやバーク堆肥その他の
    各種資材を適当割合で混合した培養土を填入し、更にそ
    の籠上へ再び同様の培養土を一定厚さ敷くと共に天然芝
    のランナーや種子を散布して芝を繁殖させたカートリッ
    ジ式ターフとなし、この適当数をゴルフ場や競技場など
    の芝用地へ運び、当該地の傷んだ芝面を一定範囲と深さ
    に堀り起こして埋設することを特徴とする芝用地の芝修
    復方法。
  2. 【請求項2】 縦・横・高さ(深さ)寸法を夫々れ凡そ
    60cm、30cm、10cmとした方形の六面体籠を
    作成し、該籠内に土とピートモス、パーライトやバーク
    堆肥その他の各種資材を適当割合で混合した培養土を填
    入し、更にその籠上へ再び同様の培養土を一定厚さ敷く
    と共に、天然芝のランナーや種子を散布して籠上面に芝
    を育成したことを特徴とするカートリッジ式ターフ。
JP5354794A 1993-12-21 1993-12-21 芝用地の芝修復方法及びカートリッジ式ターフ Expired - Lifetime JPH07110183B2 (ja)

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JPH07177821A JPH07177821A (ja) 1995-07-18
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