JPS62296816A - 傾斜面に芝生を造成する方法 - Google Patents

傾斜面に芝生を造成する方法

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JPS62296816A
JPS62296816A JP61141574A JP14157486A JPS62296816A JP S62296816 A JPS62296816 A JP S62296816A JP 61141574 A JP61141574 A JP 61141574A JP 14157486 A JP14157486 A JP 14157486A JP S62296816 A JPS62296816 A JP S62296816A
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slope
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田中 宗夫
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、光151の詳細な説IJI 〔産業上の利用分野〕 この発11は、傾斜面に芝生を造成する方法に関し、更
に詳しくは1例えば、宅地造成や新道建設等の」二木工
IGに伴って生じる着生不適合な造成傾斜面等に芝生を
造成する方法(関する。
〔従来の技術〕
従来、芝生を造成するには、 (A)畑地で育成した苗芝を一定の大きさに床上を付け
たままの状態で切り取ったものを一定の間隔で植え付け
る苗芝張り付は移植法。
(B)造成場所や芝の種類によっては、芝の種子を播く
播種法、 が知られている。
〔発明が解決しようとする閤題点〕
造成された傾名1面に芝生を造成しようとする場合、」
二足した従来の方法(A)の苗芝張り付は移植法による
と苗芝の床上と傾斜面の土質とが不適合で、断層が生じ
て剥れ易く、乾燥により、或いは」−質が軟弱である場
合には、苗芝の下面の土が降雨時に流されてしまうこと
等により苗芝が枯死することが多い、また寒冷地の場合
、霜柱等により張り付けた苗芝が持ち上げられ脱落して
しまうことがある。
従来の方法(B)の播種法では発芽率が低いばかりでな
く芝生の成長まで日数がかかりすぎ、降雨時の水流によ
り地面が削り取られてしまう等の難点があるのと、一般
に造成傾斜面は有a質を含まない土質であることが多く
、芝が成長しにくく客土等の作業を行なうとコストが高
くなる等の理由から一般的ではない。
傾斜面が柔らかい表土を持たない岩石である場合には、
上記した従来の方法の(A)、(B)では芝生を造成す
ることは不可能であり、コアフレームを利用して傾斜面
が構築される場合にのみコアフレームの土壌表面を芝生
で蕾うことは可ス歳であった。
一般に、植物の移植を行おうとする場合、土壌成分の性
状、形状や水分含有率、有機成分の有無pH等の問題が
からみ、特に移植地の土壌が移植しようとする草木(,
1に不適合な土質である場合、客土、中和剤の散布、肥
料や氷の供給等々繁雑な前工程や着生のための後作業が
必要である。特に乾燥地や保水性を持たない土壌の場合
には、着生までに時間がかかると木の供給が途絶え枯死
することが多く着生率が非常に低下する。
この発明は、上記に鑑みて創作されたものであり、着生
不適な造成傾斜面等に芝生を造成する方法を明らかにす
ることを主目的とするものであり更に、この発明の他の
目的ないし利益は、以下の記述ないし添付の図面から明
白となるものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、 芝生を造成しようとする傾斜面に予め移植用穴を設け、
若しくは移植用穴を設けずに、土壌部、保水部を有し、
その全部又は一部が移植後に腐食分解して有機肥料分と
なる物質で構成されている保持枠体に醒芝ないし種子を
植え込んだ移稙用苗芝を一定の間隔で埋め込むことを特
徴とする着傾斜面に芝生を造成する方法、により達成さ
れる。
〔実施例〕
次に、この発明の傾斜面に芝生を造成する方法を添付の
図面に従って詳細に説f11する。
第1図及び第2図は、この発明の方法に用いる移稙用苗
芝を示すもので、10は菌であり、20は保持枠体であ
る。
渭lOは、高麗芝、野芝、西洋芝等の如く、その種類に
限定されるものではなく、更に、それが菌、根茎である
もの、発芽前のないし発芽処理された種子である場合を
包含する。
保持枠体20は、図示の実施例のもの覧場合、直径約3
抛腸〜5抛■、長さ約150■l程度の、底部に節を残
し上部は開放した真性を用い、図示の如く成長した根を
外部に脱出させるためのスリット21と、底部(箇)に
排水口22とが設けられている。
保持枠体20を図示の如く竹材で構成する場合側を底と
して利用せず、例えば木製の底部材を取り付けるように
してもよい。
スリット21は、弔に竹割丁具で割れ11を形成しただ
けのもの、或いは、mmにかけるなどして幅約1〜21
程度のスリットを形成したもの、スリットに代えて若し
くはスリットと共に直径約1〜21程度の多数の円ない
し方形の孔を設けるようにしたものであってもよい。
更に、第1図において仮想線で示す如く、保持枠体20
の下方にもスリット23を設けるようにしてもよい、こ
のような実施7g様の場合、スリット21と23とは、
図示の如く、設ける位置をずらすか、或いは、どちらか
一方の長さを短くするなどして竹材が原型を保つように
する。このようにスリット23を設ける場合には、或い
は、スリッ)21−23に代えて孔を下方位tまで設け
る場合にあっては、底部の排水口22は設けずどもよい
第2図に示す如く、保持枠体20内には、保水部30、
土壌部31が形成されている。
保水部30を形成するには、保水性の良好な。
例えば、全体容IJの約20%程度の六のパーライトを
用いるのが好ましいが、パーライトに代え。
若しくはパーライトと共に保水性の良好な他の天然ない
し人工の有機ないし無機材料を用いてもよい、従って、
保水部30を構成する物質は、成育二次根ないし二次根
が容易に侵入できるものであれば、粉状、粒状、繊維状
、団塊状等の形態をとり得るものであり、更に、保水性
物質を、層状の保水部30として設けず、土壌部31中
に混在させるようにしてもよい、保水部30は、保持枠
体20の最下層に位置させるのが好ましいが、保水部3
0と土壌層31とを積層構造に配置するようにしてもよ
い。
土壌部31は、黒土と堆肥(腐葉土)とを例えば6対4
程度の比率で混合したものを用い、必要に応じ、化学肥
料、中和剤等を添加する。苗芝の場合には、石灰を加え
てpH7程度に調整するのが好ましい。
保持枠体20を構成するには、苗のff成、移植作業、
着生に至る間、収納する保水部30と土壌部31の保形
性・保水性とを保つ材質のものであれば、様々の材質の
もの1利用が可能である0図示の如く竹材をそのま\利
用してもよいし、割った竹材ないし木材を円筒ないし角
筒状に組み合せて利用してもよい、更に、再生紙を用い
で成型したものや、公知の簡易植木鉢の如く、合成樹脂
材を利用して成型し周囲に孔を設けて根が外部に成長で
きるようにしたちの1利用も回走である。
上記の外、粘土質の土を固化したものや、その表面を比
較的低温で素焼して保形性を向上させたもの、汚水処理
場で生じる汚泥を乾燥、圧縮、焼結等により固化したも
の等の利用も可スオであるが保持枠体20を構成する物
質それ自体が、土中で容易に分解され有機肥料分となる
ものであることが好ましい。
粘土や汚泥で保持枠体20を形成する場合、更に、化学
肥料を混入させて側止させれば、保持枠体20自体が客
土として機部する外、移植後に軟化した保持枠体20中
に根が侵入し混入されている肥料分を吸収するようにな
るので1移植先が柔らかい表土を持たないような場所で
ある場合に有効である。
また、保持枠体20を形成するには、人体に有害であり
、ないし動植物の生態系を破壊するような(水溶性)物
質を含まないものであることが要請される。
次に、上記したWlOの育成・移植作業に関して、菌1
0が芝である場合を例にして説明する。
苗10を育成するには、畑地ないし育苗箱等を利用して
育成した芝を掘り出し、根茎に節が最低2個以上有する
程度にνJ断したものを保水部30土壌部31が用意さ
れている保持枠体20に植え込み、一定期間育成する。
育成に際しては、第3図に示す如く、植え込みが完了し
た保持枠体20を11成箱40等に収納して棚41に載
置するようにすれば、室内外の狭い場所でも大量生産が
可ず駈となる。
なお、保持枠体20に植え込む苗芝としては、特公昭5
0−33929号に記載されている休眠苗芝を用いて、
移植後直ちに利用すること、移植後一定期間育成したも
のを利用することも回部であるし、現場に移植直It1
に汀通の苗芝を保持枠体20に植え込んだものを利用す
ることも回軸である。
更に、汗通の1°a芝若しくは休眠苗芝を保持枠体20
に移植後、一定期間育成したものを休眠させて貯蔵して
おき、移植時に休眠解除して利用することもr+f能で
ある。
他方、芝を移植しようとする傾斜地50には、第4図に
示す如く、約15cm〜20cm程度の凹陥を置いて保
持枠体20の直径及び長さに対応した穴51を掘ってお
く、穴51の傾斜角度は傾創面に対しほぼ90度である
ことが好ましい、移植時には、保持枠体20ごと水中に
浸漬するか、或いは、育苗箱40に収納されている状5
gのときに水を散布して、保水部30に十分水を保持さ
せるようにしておく、なお、移植に先立ち穴51に水を
注入しておくようにすることも好ましい、含水作業が完
了した保持枠体20を穴51に詰め込み、空隙を土或い
は砂等で埋めれば移植作業の完了となる。
傾斜地50に移植された苗芝は、保水部30の水の存在
により、降雨が無くとも約20日程度までは枯死するこ
とがなく、その間に、二次根、二次根がスリット21・
23から外部に成育して周辺の土壌中に着生し、一方、
#A表では、根茎が成長して、保持枠体20外に張り出
し、次々に活着するので、約10日〜15日程度で芝の
密生した芝生が完成する。
傾斜面50が固い岩盤である場合においても、保水部3
0の水が存在する間に、岩盤の隙間を通して二次根が成
長して岩盤中の水分を吸い上げるようにするので枯死す
ることがない。
なお、保水部30による保水力は、約20日程度継続し
、その間に二次根が成長して着生すれば保水部30の水
は不要であるが、乾燥地帯の如く降雨の間隔が長い場合
や、傾斜面が保水力の弱い土質である場合などには、芝
の枯死を防1−するのに機能を継続する。
〔光11の効果〕 この発明は上記の如く構成されているので以下の効果を
有する。
A、造成傾斜面等、上質不適合で従来のi¥芝張り付は
移植法による芝生の造成が困難であった場所であっても
容易に芝生造成が可能である。
B、移植から最初の降雨に至るまでに口数があっても保
水部30中の水の存在により枯死することが防I卜され
、従来の6°1芝張り付は移植法に比較して高い着生率
が得られ、更に、降雨時には浸透した水が保持枠体の保
水層30に貯えられるのでその後の乾燥に備えることが
できる。
C1保持枠体20を有機質材で構成した場合、その腐食
により、有機肥料として利用される。
D、苗芝は、第3図に示した如く、工場生産が可能であ
るから、従来の苗芝張り付は移植法に利用する芝を畑地
で栽培していたものに比較して。
安価に提供可能となり、しかも、専門の作業名によらず
とも、筒単に移植作業を行なうことができるので、全体
として大幅なコストダウンを計ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、移植用W芝を示す斜視図。 第2図は、同じく断面図、 第3図は、育苗過程を示す斜視図、 第4図は、移植地の概略図、である。 図中において各符号は下記を指示する。 10−苗 20−保持枠体 21−スリット 22−排水口 23−スリット 30−保水部 31−土壌部 40〜育1■箱 41−棚 50−傾斜面(移植地) 51−穴

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)芝生を造成しようとする傾斜面に、一定間隔で、
    土壌部、保水部を有する保持枠体に苗芝ないし種子を植
    え込んだ移稙用苗芝を埋め込むことを特徴とする着傾斜
    面に芝生を造成する方法。
  2. (2)保持枠体の全部又は一部が、腐食分解し有機肥料
    分となる物質で構成されていることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の傾斜面に芝生を造成する方法。
  3. (3)造成しようとする傾斜面に多数の移植用穴を設け
    該穴に保持枠体を埋め込むことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の傾斜面に芝生を造成する方法。
  4. (4)保持部材の埋め込み角度が、傾斜面の角度に対し
    略90度であることを特徴とする特許請求の範囲第1、
    2、3項記載の傾斜面に芝生を造成する方法。
JP61141574A 1986-06-18 1986-06-18 傾斜面に芝生を造成する方法 Pending JPS62296816A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS645427A (en) * 1987-06-26 1989-01-10 Yoshio Murahashi Turf vegetation for artificial preparation of golf link
JP2007037494A (ja) * 2005-08-04 2007-02-15 Tadami Shigetome 植栽用竹具および該竹具を用いた植栽方法並びに斜面緑化工法

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JPS645427A (en) * 1987-06-26 1989-01-10 Yoshio Murahashi Turf vegetation for artificial preparation of golf link
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