JPH0710982U - 格納式操作パネル装置 - Google Patents
格納式操作パネル装置Info
- Publication number
- JPH0710982U JPH0710982U JP4367493U JP4367493U JPH0710982U JP H0710982 U JPH0710982 U JP H0710982U JP 4367493 U JP4367493 U JP 4367493U JP 4367493 U JP4367493 U JP 4367493U JP H0710982 U JPH0710982 U JP H0710982U
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- JP
- Japan
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- operation panel
- lid
- retractable
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- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 パネル自体の移動量が少なく、しかも保持部
材などを別途設けることなく操作力でパネルが閉じたり
ぐらついたりしないようにすることのできる格納式操作
パネル装置を提供する。 【構成】 本体に形成された収納部に対して出没自在に
構成された格納式操作パネル装置の構成を、その外面が
前方を向く垂直位置と、その外面が下方を向く水平位置
との間で上下移動を含む旋回運動を行い得るように本体
側の部材に枢着されたリッド5と、該リッドの内面に一
体的に形成されて該リッドと共に旋回動する第1のアー
ム6と、前記リッドの枢軸とある間隔をおいた枢軸を中
心に旋回動自在な第2のアーム8と、前記第1・第2両
アームの各遊端に連結された操作パネル9とを有するも
のとする。
材などを別途設けることなく操作力でパネルが閉じたり
ぐらついたりしないようにすることのできる格納式操作
パネル装置を提供する。 【構成】 本体に形成された収納部に対して出没自在に
構成された格納式操作パネル装置の構成を、その外面が
前方を向く垂直位置と、その外面が下方を向く水平位置
との間で上下移動を含む旋回運動を行い得るように本体
側の部材に枢着されたリッド5と、該リッドの内面に一
体的に形成されて該リッドと共に旋回動する第1のアー
ム6と、前記リッドの枢軸とある間隔をおいた枢軸を中
心に旋回動自在な第2のアーム8と、前記第1・第2両
アームの各遊端に連結された操作パネル9とを有するも
のとする。
Description
【0001】
本考案は、操作スイッチ類が設けられたパネル面を筐体の表面に対して必要に 応じて出没させることができるように構成された格納式操作パネル装置に関する ものである。
【0002】
例えばオーディオ機器やテレビ受像機の操作パネルなどにあっては、外観の繁 雑化を避けるために、本体に出没自在に組み込まれたパネル上に、使用頻度が比 較的低いスイッチ類を設けるようにすることがある。このような格納式操作パネ ルの一例として、前後にスライドする引出式に構成したものが、例えば実公平1 −32781号公報に開示されている。また、これとは異なる構成の操作パネル として、操作スイッチ類が設けられた可動部材を、その下端側を中心として回動 自在なように筐体の内側に枢支したものが、実開平3−124708号公報に開 示されている。
【0003】
これらの従来構造は、共に収納位置から使用位置へかけての操作パネル部分の 変位量が大きく、そのため、操作パネルに設けられたスイッチの接点を、本体に 組込まれた回路に電気的に接続するためのリードワイヤー、或いはフレキシブル 基板などの変形量が過大になりがちであり、それらの接続部が断線し易くなると いう問題がある。また、突出時に操作釦を押し込む動作でパネル面ががたついた りしないようにするために、別の保持手段を設けたりせねばならなかった。
【0004】 本考案は、このような従来技術の不都合を解消すべく案出されたものであり、 その主な目的は、パネル自体の移動量が少なく、しかも保持部材などを別途設け ることなく操作力でパネルが閉じたりぐらついたりしないようにすることのでき る格納式操作パネル装置を提供することにある。
【0005】
このような目的は、本考案によれば、本体に形成された収納部に対して出没自 在に構成された格納式操作パネル装置であって、その外面が前方を向く垂直位置 と、その外面が下方を向く水平位置との間で上下移動を含む旋回運動を行い得る ように本体側の部材に枢着されたリッドと、該リッドの内面に一体的に形成され て該リッドと共に旋回動する第1のアームと、前記リッドの枢軸とある間隔をお いた枢軸を中心に旋回動自在な第2のアームと、前記第1・第2両アームの各遊 端に連結された操作パネルとを有することを特徴とする格納式操作パネル装置を 提供することによって達成される。
【0006】
このような構成によれば、第1・第2両アームの寸法、及び両者の枢着位置の 設定により、所望の移動軌跡を操作パネルに付与することができ、また、操作パ ネルの突出時のアーム角度と操作方向との関係を適宜に設定することにより、操 作力でパネルが無用に変位したりすることのないように構成し得る。
【0007】
以下に添付の図面に示された具体的な実施例に基づいて本考案の構成を詳細に 説明する。
【0008】 図1は、本考案に基づく操作パネル装置1が適用されたテレビ受像機2を示し ている。この操作パネル装置1は、受像機本体の下部に格納可能なように構成さ れている。
【0009】 操作パネル装置1は、図2及び図3に示すように、筐体3の内方へオフセット した位置に枢軸4をおいてその外面を垂直状態にした位置(図2)と下向きに回 動させて水平状態にした位置(図3)との間で旋回運動を行い得るリッド5と、 該リッド5の枢支部からリッド5の内面から遠ざかる向きに延出された第1アー ム6と、該第1アーム6と概ね同方向に延在し、かつリッド5の枢軸4の中心と 概ね同一の水平面上にその枢軸7の中心をおいた第2アーム8と、これら第1・ 第2両アーム6・8の各遊端に連結され、かつその上面に操作スイッチ類が設け られた操作パネル9とからなっている。
【0010】 また、フレキシブルプリント基板などにて形成された連結線10が、操作パネ ル9の後端から本体の回路基板(図示せず)に向けて延出されている。
【0011】 なお、この操作パネル装置1は、図には示されていないが、公知のばね手段に よる開方向付勢機構、開方向移動速度を規制するための粘性ダンパ機構、及び閉 状態を保持するためのラッチ機構がリッド5の枢軸4回りに設けられており、通 常は収納状態が保持され、かつ所謂ワンタッチ操作で操作パネル9の操作面を露 出させることができるようになっている。
【0012】 リッド5は、図示されないラッチ機構を解除すると、枢軸4を中心に下向きに 回動し、図2に示す垂直状態から図3に示す水平状態へと移動する。するとリッ ド5と一体をなす第1アーム6が回動し、これに伴って第2アーム8にて後端側 の移動軌跡が拘束された操作パネル9が円弧運動を伴いつつ前方へせり出してく る。これにより、リッド5が下方へ移動した後の開口11から操作パネル9の操 作面へのアクセスが可能となる。
【0013】 図2並びに図3を見て分かるように、筐体3の内奥に位置する第2アーム8を 、第1アーム6に比してより長寸としているので、操作パネル9に於ける前端の 移動量に比して後端の移動量がより小さいものとなっている。これにより、連結 線10の接合部の移動量も小さくなり、連結線10を短寸化し得ることはもとよ り、操作パネル9の出没動作による配線連結部に作用する応力が低減される。 また、操作パネル9が突出した状態にあっては、これを支持する第1・第2両 アーム6・8の角度が前傾しているので、操作パネル9上の押釦を押す力で操作 パネル9が収納位置側へ移動したり、がたついたりすることがない。
【0014】
このように本考案によれば、操作パネルのスイッチ接点と本体の回路とを電気 的に接続するリードワイヤーの接続部の移動量を少なくすることができるので、 同部分が断線する虞れが少なくなる。また、リンクの角度設定により、操作パネ ルを没入させる向きについての分力が操作時に作用しないようにできるので、特 別なロック手段などを設けることなくがたが生じないようにすることができる。 しかも操作パネルの操作面が大きく上下動しないように構成できるので、操作パ ネルの出没動作時に筐体内部が覗けるような隙間が生じることのないようにでき る。
【図1】本考案が適用されたテレビ受像機の全体図。
【図2】本考案装置の格納状態を示す模式的側面図。
【図3】本考案装置の突出状態を示す模式的側面図。
1 操作パネル装置 2 テレビ受像機 3 筐体 4 枢軸 5 リッド 6 第1アーム 7 枢軸 8 第2アーム 9 操作パネル 10 連結線 11 開口
Claims (1)
- 【請求項1】 本体に形成された収納部に対して出没自
在に構成された格納式操作パネル装置であって、 その外面が前方を向く垂直位置と、その外面が下方を向
く水平位置との間で上下移動を含む旋回運動を行い得る
ように本体側の部材に枢着されたリッドと、 該リッドの内面に一体的に形成されて該リッドと共に旋
回動する第1のアームと、 前記リッドの枢軸とある間隔をおいた枢軸を中心に旋回
動自在な第2のアームと、 前記第1・第2両アームの各遊端に連結された操作パネ
ルとを有することを特徴とする格納式操作パネル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993043674U JP2581195Y2 (ja) | 1993-07-14 | 1993-07-14 | 格納式操作パネル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993043674U JP2581195Y2 (ja) | 1993-07-14 | 1993-07-14 | 格納式操作パネル装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0710982U true JPH0710982U (ja) | 1995-02-14 |
JP2581195Y2 JP2581195Y2 (ja) | 1998-09-21 |
Family
ID=12670394
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993043674U Expired - Lifetime JP2581195Y2 (ja) | 1993-07-14 | 1993-07-14 | 格納式操作パネル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2581195Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100753466B1 (ko) * | 2005-03-30 | 2007-08-31 | 후지쓰 텐 가부시키가이샤 | 틸트 장치 및 전자기기 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01174787U (ja) * | 1988-05-31 | 1989-12-12 |
-
1993
- 1993-07-14 JP JP1993043674U patent/JP2581195Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01174787U (ja) * | 1988-05-31 | 1989-12-12 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100753466B1 (ko) * | 2005-03-30 | 2007-08-31 | 후지쓰 텐 가부시키가이샤 | 틸트 장치 및 전자기기 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2581195Y2 (ja) | 1998-09-21 |
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