JPH07109478B2 - 高画質スクリーン - Google Patents

高画質スクリーン

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JPH07109478B2
JPH07109478B2 JP2324379A JP32437990A JPH07109478B2 JP H07109478 B2 JPH07109478 B2 JP H07109478B2 JP 2324379 A JP2324379 A JP 2324379A JP 32437990 A JP32437990 A JP 32437990A JP H07109478 B2 JPH07109478 B2 JP H07109478B2
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black
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靜男 丸山
博昌 杉本
正明 林
正友 武智
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株式会社アサヒペン
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は高画質スクリーンに係り、その目的は、投射
光に対する散光角度が限定され、反射光が無規則広範囲
に乱反射することがなく、しかも上下左右において極め
て広い明視角度が得られ、あらゆる方向から均質で鮮明
な立体感のある投影画像を視覚でき、プラネタリウム等
のドーム内面用スクリーンとして好適に使用することの
できる高画質スクリーンを提供することにある。
(従来の技術) 従来よりオーバヘッドプロジェクター等の映写用に使用
されているスクリーンとしては、その反射発光体とし
て、透明硝子球アルミニュウム金属粉等を使用したホワ
イトスクリーンやシルバースクリーンが最もよく知られ
ている。
例えば、実用新案登録第30811号明細書においては、表
面にアルミニウム粉末を塗布した映写幕が、また、実公
昭34−11848号公報には、微小透明球体を幕体の表面に
貼着したスクリーンがそれぞれ開示されている。
また、前記したアルミニウム粉以外に、特公昭34−4939
号公報及び特公昭39−11535号公報においては、太刀魚
魚鱗粉を使用したスクリーンも開示されている。
しかし、アルミニウム粉末や透明硝子球を使用したスク
リーンでは、反射光が強すぎて、ハレーションを起こし
やすいという課題があった。
このため、前記アルミニウム粉末や透明硝子球を使用し
たスクリーンでは、映し出される画像のコントラストが
低く、且つ色彩が全体的に茶色味を帯びて、非常に視覚
しにくいものであった。
従って、このようなスクリーンによる画像を視覚する場
合は、通常、室内の灯を消し、室外からの入光も遮光し
て映写を行なう必要があった。
さらに、前記アルミニウム粉末等を使用したスクリーン
では、その明視角度が、左右においては約50〜80゜、上
下においては約30〜40゜と比較的狭いため、一部の限ら
れた場所からしか投影画像を見ることが出来ないという
課題も存在した。
一方、太刀魚魚鱗粉を使用したスクリーンでは前記した
ような欠点を解消することはできるが、天然品であるた
め一定の品質のものが得にくいなど収率が非常に悪く、
また再現性に乏しいといった課題があった。
そこで、ハレーションを起こさず、広範囲な場所から映
像を視覚できるスクリーンとして、以下に示すスクリー
ンがそれぞれ開示されていた。
まず、特公昭35−7538号公報においては、塩基性炭酸塩
等の薄板状又は板状体の結晶体構成からなる固体反射要
素を含んだラッカーを、白色不透明なベース表面に塗布
した映写幕が開示されていた。
さらに、実開昭63−11628号公報には、アルミニウム箔
の艶消し面からなる素地面に充填剤を混入したスクリー
ンが開示されていた。
また、スクリーンの素地形状に湾曲凹部を形成したスク
リーンとして、特開昭54−156534号公報いは、薄いフィ
ルム状シートの表面に0.5〜0.8ミリ程度のピッチを有す
る楕円形状であり、且つ断面凹状の曲部を形成し、この
凹状曲部の表面にアルミを蒸着したスクリーンが開示さ
れていた。
さらに、実開昭62−164329号公報においては、平面上で
短形又は六角形の単位湾曲面が規則的に配列され、且つ
鱗片状のパール顔料を有する第一反射層、表面に第一反
射層の単位湾曲面に対応した湾曲面をもつメタライズ層
を有する第二反射層及び裏打ち層とからなるスクリーン
が開示されていた。
また、実開昭63−40835号公報においては、スクリーン
表面に、多角形の単位湾曲凹面を用いたスクリーンが開
示されていた。
一方、映写時に、投射光以外の光の侵入があっても、明
瞭な画像を映し出すことを可能としたスクリーンとし
て、特許第78465号明細書において、黒色、褐色、濃青
色の光線を吸収する表面上に平板状或いは鱗片状の結晶
を一様に並列付着せしめた映写幕も開示されていた。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、前記特公昭35−7538号公報開示のスクリ
ーンでは、従来のアルミニウム粉等を用いたスクリーン
と比べると広い明視角度を得ることはできるが、プラネ
タリウム等のドーム内面に使用するには充分なものでは
ないという課題が存在した。
すなわち、ドーム内面に使用されるスクリーンとして
は、左右方向のみならず、上下方向においても広範囲な
明視角度を有することが必要され、且つ反射光による無
規則広範囲に乱反射を抑制し、散光角度が限定されたス
クリーンを使用することが望ましいが、前記特公昭35−
7538号公報開示のスクリーンでは、上下方向において充
分な明視角度を得ることはできないという課題が存在し
た。
また、実開昭63−11628号公報開示のスクリーンでは、
スクリーン素地に、充填剤により光を吸収してしまう層
が生じ、均質で鮮明な広明視角の投影画像を得ることは
できないという課題が存在した。
さらに、スクリーン素地表面に湾曲凹面を形成した特開
昭54−156534号公報、実開昭62−164329号公報、実開昭
63−40835号公報開示のスクリーンでは、いずれもスク
リーン表面に形成された凹面が、正面視楕円形状又は四
角形、六角形等であるために、上下方向のあらゆる方向
から均質で鮮明な画像を視覚することができず、ドーム
内面に使用するスクリーンとしては適さないという課題
が存在した。
また、従来の白色又はシルバースクリーンでは、全天候
ドーム内面スクリーンとして用いた場合には、相対する
面に投射光を吸収することなく反射を繰り返してしまう
ため、ドーム内全体を明るくしてしまい、スクリーン室
内にどこか1カ所でも光が入るとドーム内はパット明る
くなってしまい、暗室効果が瞬時に消滅してしまうとい
う課題も存在した。
一方、特許第78465号明細書開示のスクリーンでは、前
記白色スクリーンの欠点を解消することはできるが、得
られる画像の明視角度が10〜40゜と狭く、且つ上下左右
のあらゆる方向から均質で鮮明な画像を視覚することが
できないため、ドーム内面用スクリーンとしては適して
いないという課題が存在した。
そこで業界では、投射光に対する散光角度が限定され、
無規則、無益な乱反射を抑制することができ、しかも上
下左右の明視角度が極めて広く、とこから見ても均質で
鮮明な投影画像を視覚することができ、プラネタリウム
等の全天候型ドーム内面スクリーンとして、或いは高画
質を要求される学術研究のスライド投影用のスクリーン
として好適に使用できる優れたスクリーンの創出が望ま
れていた。
(課題を解決するための手段) この発明では黒色スクリーン素地とこの黒色スクリーン
素地表面に設けられた反射層とからなる高画質スクリー
ンであって、前記黒色スクリーン素地表面には正面視真
円形状で且つ直径が0.05〜1.5mm、深さが0.05〜0.15mm
とされてなる凹球面が一定規則性をもって全面積に配設
されてなり、前記反射層には粒子径30μm以下で厚さ0.
15μm以下の無色透明の平行平面薄板からなる反射体粒
子が使用されてなることを特徴とする高画質スクリーン
を提供することにより、前記従来の課題を悉く解消す
る。
(作用) スクリーン素地表面に特定の単位凹球面を一定規則性を
もって全面積に設けることによって、反射光に対する散
光角度が限定され、無規則、無益な乱反射を抑制するこ
とができ、ドーム内面スクリーンとして用いた場合に
は、各面からの照り返しを抑制することができる。
しかも、この凹球面によって、上下、左右の明視角度、
特に従来のスクリーンでは得られなかった上下の明視角
度が広がり、広範囲な角度からの投影画像の視覚が行え
る。
また、黒色スクリーン素地とし、且つこの黒色スクリー
ン素地表面に、特定の平行平面薄板からなる反射体粒子
を使用した反射層を設けることによって、少々の光が室
外より侵入してきても、その光がスクリーン素地によっ
て吸収され、且つ侵入光の反射による散光の発生を防ぐ
ことができ、非常に鮮明が映像を視覚することができ
る。
しかも、特定の平行平面薄板からなる反射体粒子を反射
層に使用することによって、入射された光が、反射層内
で反復反射され、入射光のほとんどの光量を同一光軸上
に重複して平行線のまま反射させるという重複反射が起
こり、鮮明な画像を写し出すことができる。
(発明の構成) 以下、この発明に係る高画質スクリーンの構成を図面に
基づいて説明する。
第1図はこの発明に係る高画質スクリーン(1)の一実
施例を示す正面拡大図であり、(2)は黒色スクリーン
素地、(2a)はスクリーン素地(2)表面の全面積に配
設された凹球面である。
この第1図において凹球面(2a)はそれぞれ互いに規則
正しく密に外装して配列されてなるものである。
この発明において上記した凹球面(2a)はその直径を0.
5〜1.5mm、好ましくは1.0mm、深さを0.05〜0.15mm、好
ましくは0.1mmとされる。
その理由は直径が0.5mm未満、或いは深さが0.15mmを超
えると、先鋭でシャープな凹球面となりすぎ、この発明
の目的とする凹球面(2a)による反射光のパラボラ効果
が得られず、結果として、反射光の屈折、拡散効果が不
充分となって映像の鮮明度が低下してしまうため好まし
くないからである。
また、直径が1.5mmを超えた場合、或いは深さが0.05mm
未満の場合には、凹球面の起伏が緩やかになりすぎ、従
来の平滑なスクリーンと変わらず好ましくないからであ
る。
このように黒色スクリーン素地(2)表面に、凹球面
(2a)を全面積において配設することによって、互いに
外装した凹球面(2a)より放たれる反射光が相対する他
の面に無規則広範囲に乱反射せず、散光を出す反射包括
角度が90゜位に限定される。
ここでいう散光角度とは、通常一つの面に入射する角度
に対し反射の角度は光学的に一定しているが、スクリー
ンの場合は一定の光学的反射以外に必ず光の干渉による
反射の広がりがあり、この反射光の広がりを散光角度と
している。
この散光角度が限定されることにより、天井や床面等へ
の無益な反射光の乱反射が抑制され、例えばドーム内面
スクリーン等に用いた場合には各面からの照り返しを抑
えることができる。
さらに、凹球面とすることにより、従来の多角形(四角
形がほとんど)や楕円形状の凹面を有するスクリーンと
比べると、上下左右のどこから見ても均質な画像を見る
ことが出来るのは、球形の持つ特質から明白である。
すなわち、第1図に示したような互いに外装した凹球面
(2a)の反射光のパラボラ効果により、従来の多角形凹
面のような上下左右等の方向に対する反射の不均一さが
解消され、あらゆる方向に対し均一な映像を得ることが
可能となる。
第2図はこの発明に係る高画質スクリーン(1)の変更
例を示す断面図である。
この第2図に示す変更例では、黒色スクリーン素地
(2)表面に設けられた多数の単位凹球面(2a)はそれ
ぞれ互いに外装せず、一定の規則性を持って配設されて
なり、この凹球面が互いに接しない部分には凸状の六角
形境界部(2b)が設けられてなる。
この発明において黒色スクリーン素地(2)表面に配設
された凹球面(2a)は、第1図乃至第2図共に有効であ
り、一定規則性を持って全面積に配設されたものであれ
ば限定されることなくいずれのものでも有効である。
ここでいう一定規則性とは特に限定されないが、この発
明の実施例においては第1図乃至第2図示の如く、凹球
面(2a)の平面中心点(c)と、この凹球面(2a)と隣
接する他の2つの凹球面(2a)の平面中心点(c)とを
結んで、三角形を形成した場合、この三角形の各辺の比
が1:1:1、すなわち正三角形となる位置に凹球面(2a)
が配設されるという規則性をいう。
このような規則性、或いは他の規則性を持った凹球面
(2a)を全面積に配設することにより、この発明の目的
とするスクリーンによる反射光のパラボラ効果が得られ
る。
第3図はこの発明に係る高画質スクリーン(1)の断面
図である。
第3図に示すようにこの発明の高画質スクリーン(1)
は、黒色スクリーン素地(2)と、この黒色スクリーン
素地(2)表面に設けられた反射層(3)とから構成さ
れている。
黒色スクリーン素地(2)としては、黒色のプラスチッ
クパネル又はシートが最適で、その具体例としてはアク
リル樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル・ブタジエン・
スチレン共重合体(ABS)樹脂、塩化ビニール樹脂、ウ
レタン樹脂、繊維素樹脂、アルキド樹脂等が挙げられ、
さらにはこれらに繊維補強層で裏打補強された平面が均
一なものが好ましく使用される。
この発明において、反射層(3)には無色透明の平行平
面薄板からなる反射体粒子が使用されており、この反射
体粒子が無色透明の合成樹脂と混和されて反射層(3)
とされ、黒色スクリーン素地(2)表面に塗設される
か、或いは前記反射体粒子と無色透明の合成樹脂との混
和物より成型されたフィルム又はシートが反射層(3)
とされて、前記黒色スクリーン素地(2)表面に積層一
体化されて、高画質スクリーン(1)が形成される。
ここで、反射体粒子としては、塩基性炭酸鉛、オキシ塩
化ビスマス、酸化チタン被覆雲母、太刀魚魚鱗粉からな
る無色透明の平行平面薄板であって、その粒子径が30μ
m以下、厚さ0.15μm以下であるものが使用される。
この発明において反射体粒子(合成薄板結晶)の粒子径
を30μm以下とした理由は、30μmを超えるとスクリー
ン素地に塗布されたときに反射面が粗面となり、正面で
の反射光量が著しく低下するため、好ましくないからで
ある。
また、反射体粒子の厚さが0.15μmを超えると入射光及
び反射光軸の歪みが大きくなり、後述する重複反射を起
こさず、ハレーションを伴って使用できなくなり、その
うえ光滲(イラジェーション)が起こりコントラストが
悪くなるので好ましくないからである。
この発明では、特に粒子径が30μm以下で、且つ厚さが
0.15μm以下の平行平面薄板を反射体粒子として使用
し、この反射体粒子を含有した反射層(3)をスクリー
ン素地(2)表面に設けることによって、スクリーン
(1)表面に投射された入射光が、前記反射体微粒子か
ら形成された層内で反復反射され、入射光のほとんどの
光量を同一光軸上に重複して平行線のまま反射させると
いう重複反射が起こり、極めて鮮明な画像を視覚するこ
とができることを、この発明者らか鋭意研究の過程で見
い出した。
尚、この発明においては反射体粒子としては、前記した
塩基性炭酸鉛、オキシ塩化ビスマス、酸化チタン被覆雲
母、太刀魚魚鱗粉からなる平行平面薄板の少なくとも一
種以上が好適に使用されるが、この中で特に塩基性炭酸
鉛及び/又は太刀魚魚鱗箔を必須成分として使用する
と、より良好な画像を視覚することができるが、特に限
定はされない。
また、この発明においては、反射体粒子として、太刀魚
魚鱗箔を塩基性炭酸鉛箔と混合して使用しても、太刀魚
魚鱗箔単独のものと比べてその性能が殆ど変わらないこ
とは、この発明者らによって先に出願された特願平1−
133954号「高画質スクリーンにおいて既に明らかであ
る。
以上のような反射体粒子を使用して反射層(3)が形成
される。
反射層(3)としては、反射体粒子を無色透明の接着剤
と混和したものを使用し、この反射層を噴霧塗装等によ
って塗設するか、或いは無色透明の合成樹脂との混和物
より成型されたフィルム又はシートを反射層として使用
し、この反射層を黒色スクリーン素地表面に積層一体化
させて、高画質スクリーン(1)が形成される。
前者の場合には、反射体粒子5〜15重量部を無色透明の
固着剤に混和し、この混和物からなる反射層(3)を塗
膜厚5μm〜20μmの範囲で黒スクリーン素地(2)表
面に塗設する。
ここで、反射体粒子と無色透明の固着剤とからなる反射
層(3)の塗膜厚を5μm〜20μmとする理由は、塗膜
厚が5μm未満であると、反射層の輝度が不充分で、結
果として画質が不鮮明となり、一方塗膜厚が20μmを超
えた場合は、反射層の輝度は高くなるが、黒色スクリー
ン素地(2)の黒色の再現性が悪くなり、真の黒さが現
われないため、いずれの場合も好ましくないからであ
る。
尚、無色透明の固着剤(合成樹脂)としては特に限定さ
れず、無色透明のアクリル樹脂、塩化ビニール樹脂、ポ
リエステル樹脂、繊維素系樹脂、ウレタン樹脂等のスク
リーン素地に良く密着し、黄変の少ないものであればい
ずれのものでも好適に使用できる。
また、反射体粒子と無色透明の固着剤との混和物を噴霧
塗装により、スクリーン素地(2)表面に塗設する際に
は、前記混和物中に溶剤を混合することもできる。
この溶剤としては、使用樹脂の溶解性に優れ、塗装作業
性がよいものであればいずれのものでも好適に使用さ
れ、具体的にはトルエン、キシレン等の芳香族系、石油
炭化水素系、エステル系、ケトン類、アルコール類、グ
リコールエーテル等が好適な実施例として例示すること
ができる。
また、反射層(3)として、反射体粒子と無色透明の合
成樹脂との混合成型物からなるフィルム又はシートを使
用する場合には、反射体粒子1〜10%を無色透明の合成
樹脂中に混入し、この混和物をフィルム又はシート状に
成型し反射層(3)とした後、スクリーン素地(2)と
貼り合わせ積層一体化する。
ここで、合成樹脂に対する反射体粒子の混入量を1〜10
%とした理由は、混入量が1%未満では反射層の輝度が
不充分で、画質が不鮮明となり、一方、混入量が10%を
超えると、反射層(3)の輝度は高くなるが、黒色スク
リーン素地(2)の黒色の再現性が悪くなり、真の黒さ
が現れないため、いずれの場合も好ましくないからであ
る。
尚、このように反射層(3)を形成する場合、反射体粒
子と無色透明の合成樹脂との混和物をシーティングロー
ルにかけ、合成樹脂表面に反射体粒子を出来るだけ積層
的に配向させて、厚さが30〜200μmのフィルム状シー
トに成型し、このフィルム状に成型された反射層(3)
を黒色スクリーン素地(2)に貼り合わせ積層一体化す
る。
ここで、反射層(3)とされるフィルム状シートの厚さ
を30〜200μmとした理由は、30μm未満であると薄く
なりすぎ、また200μmを超えると厚くなりすぎ、いず
れの場合もスクリーン素地との貼り合わせが困難となり
好ましくないからである。
尚、この発明において、スクリーン表面は投射光から反
射される反射光のバラツキを抑えるため10μm以下の微
細突部を設けて、表面の60゜鏡面光沢度が60〜5となる
ようにエンボスロール等にて加工するのが望ましい。
こうして得られたこの発明に係る高画質スクリーン
(1)は、スクリーン素地(2)表面に設けられた凹球
面(2a)によって投射光よりの散光が抑えられるばかり
でなく、スクリーン素地(2)を黒味色にすることによ
りさらに散光を吸収消滅させことが可能となる。
(発明の効果) 以上詳述した如く、この発明は黒色スクリーン素地とこ
の黒色スクリーン素地表面に設けられた反射層とからな
る高画質スクリーンであって、前記黒色スクリーン素地
表面には正面視真円形状で且つ直径が0.05〜1.5mm、深
さが0.05〜0.15mmとされてなる凹球面が一定規則性をも
って全面積に配設されてなり、前記反射層には粒子径30
μm以下で厚さ0.15μm以下の無色透明の平行平面薄板
からなる反射体粒子が使用されてなることを特徴とする
高画質スクリーンであるから以下の効果を奏する。
すなわち、スクリーン素地表面に特定の凹球面を全面積
に配設することにより投射光に対する散光角度が限定さ
れ、反射光が無規則広範囲に乱反射することがなく、ド
ーム内面スクリーンとして使用した際には、各面からの
照り返しを抑制することができる。
しかも上下左右において最大130〜140゜という極めて広
い明視角度が得られ、あらゆる方向から均質で鮮明な映
像を視覚することができ、高画質を要求される学術研究
用のスライド投影や、全天候ドーム内面スクリーン用に
おいては非常に鮮明な映像を得ることができる高画質ス
クリーンとなる優れた効果を奏する。
さらに黒色スクリーン素地とし、且つこの素地表面に特
定の平行平面薄板からなる反射体粒子を用いた反射層を
設けているため、少々の光が室外より漏れて侵入してき
ても、大量の散光の吸収と散光の発生を防ぐことがで
き、侵入光によって影響されない非常に鮮明な画像を映
し出すことができる。
その上、特定の平行平面薄板からなる反射体粒子を使用
することによって、入射光が反射層内で反復反射され、
入射光のほとんどの光量を同一光軸上に重複して平行線
のまま反射する「重複反射」が起こり、極めて鮮明な画
像を映し出すことができる。
また、従来の白色又はシルバースクリーンと比べると、
散光のカブリ(ハレーション)による画面の不鮮明さは
およそ1/10程度に改善され、従来のスクリーンとは比較
にならないほど鮮明な画像を得ることのできる高画質ス
クリーンとなる効果を奏する。
次にこの発明に係る高画質スクリーンの効果を試験例を
用いてより一層明確なものとする。
(試験例) 実施例1〜8及び比較例1〜12に示す高画質スクリーン
を調製し、この高画質スクリーンを第4図に示す全天候
ドーム(4)内面に貼り付けてドームスクリーンとし
た。
この全天候型ドーム(4)は、高さ10.4Mのドーム
(4)で、このドーム内面中央部には映写機(5)が備
えられ、この映写機(5)より放たれる映写角度(K)
は160゜でありこのドーム天井面(T)にスクリーンを
貼り付け、観賞を行なうものである。
実施例1〜8及び比較例〜12で得られたドームスクリー
ンについて、ハレーションの程度、映像の先鋭度、原色
再現性、上下、左右の目視角度、立体感のの項目につい
てそれぞれ試験した(但し、比較例1乃至4について
は、上下、左右の明視角度のみを試験した)。
この結果を第1表に示す。
(実施例1乃至4) 下記する処方に従って、実施例1乃至4に示すスクリー
ン用塗料を調製した。このスクリーン用塗料を、直径1m
m、深さ0.1mmの規則性を有する凹球面(ある凹球面の平
面中心点とこの凹球面と隣接する他の2つの凹球面の平
面中心点とを結んで三角形を形成した場合、この三角形
が正三角形となる位置に凹球面が配設されている規則
性)を表面の全面積に配設した厚さ0.4mmの黒色スクリ
ーン素地に、塗膜厚10μmとなるように塗設して、実施
例1乃至4の高画質スクリーンとした。
(実施例1) アクリル樹脂ワニスNV50%(商品名ダイヤナールLW106
三菱レイヨン(株)製)25重量と塩基性炭酸鉛箔(粒
子径10〜20μm、粒子厚0.01〜0.05μm)12重量部及び
トルエン33重量部、キシレン30重量部を混合使用してス
クリーン用塗料を調製した。
(実施例2) アクリル樹脂ワニスNV50%(商品名:ダイヤナールLW10
6 三菱レイヨン(株)製)25重量部と塩基性炭酸鉛箔
(粒子径10〜20μm、粒子径0.01〜0.05μm)4.5重量
部及び太刀魚魚鱗粉(粒子径5〜20μm、粒子厚0.01〜
0.1μm)4.5重量部、トルエン33重量部、キシレン33重
量部を混合使用してスクリーン用塗料を調製した。
(実施例3) アクリル樹脂ワニスNV50%(商品名:ダイヤナールLW10
6 三菱レイヨン(株)製)25重量部とオキシ塩化ビス
マス箔(粒子径10〜20μm、粒子厚0.01〜0.05μm)重
量部及びトルエン33重量部、キシレン32重量部を混合使
用してスクリーン用塗料を調製した。
(実施例4) アクリル樹脂ワニスNV50%(商品名:ダイヤナールLW10
6 三菱レイヨン(株)製)25重量部と酸化チタン被覆
雲母箔(粒子径5〜25μm、粒子厚0.01〜0.1μm)10
重量部及びトルエン33重量部、キレシン32重量部を混合
使用してスクリーン用塗料を調製した。
(実施例5乃至8) 下記の処方に従って、実施例5乃至8に示すスクリーン
反射層用フィルムを調製した。このフィルムを前記実施
例1乃至4と同様のスクリーン素地に貼り合わせ積層一
体化して、実施例5乃至8の高画質スクリーンを調製し
た。
(実施例5) 塩化ビニル樹脂100重量部に塩基性炭酸鉛箔(粒子径10
〜20μm、粒子厚0.01〜0.05μm)5重量部を加え、十
分混練した後、この混練物をシーティングロールにか
け、反射体粒子を積層的に配向させ、エンボスロールに
て表面の光沢を10、厚さ50μmのフィルムを調製し、ス
クリーン反射層用フィルムとした。
(実施例6) 塩化ビニル樹脂100重量部に塩基性炭酸鉛箔(粒子径10
〜20μm、粒子厚0.01〜0.05μm)2.5重量部及び太刀
魚魚鱗粉(粒子径5〜20μm、粒子厚0.01〜0.1μm)
2.5重量を加えた以外は実施例5と同様にしてスクリー
ン反射層用フィルムとした。
(実施例7) 塩化ビニル樹脂100重量部にオキシ塩化ビスマス箔(粒
子径10〜20μm、粒子厚0.01〜0.05μm)5重量部を加
えた以外は実施例5と同様にしてスクリーン反射層用フ
ィルムとした。
(実施例8) 塩化ビニル樹脂100重量部に酸化チタン被覆雲母箔(粒
子径5〜25μm、粒子厚0.01〜0.1μm)5重量部を備
えた以外は実施例5と同様にしてスクリーン反射層用フ
ィルムとした。
(比較例1〜12) (比較例1) アクリル樹脂ワニスNV50%(商品名:ダイヤナールLW10
6、三菱レイヨン(株)製)25重量部とアルミニウム
(粒子径5〜25μm、粒子厚0.1〜0.3μm)10重量部及
びトルエン33重量部、キシレン32重量部を混合して反射
層用塗料を調製し、平滑で凹凸のない白色スクリーン素
地に噴霧塗装して比較例1のスクリーンとした。
(比較例2) アクリル樹脂ワニスNV50%(商品名:ダイヤナールLW10
6、三菱レイヨン(株)製)25重量部とパール顔料(粒
子径5〜25μm、粒子厚0.05〜0.2μm、商品名:Iriodi
n 120 Lustre Satin メルクジャパン(株)製)10重量
部及びトルエン33重量部、キシレン32重量部を混合して
反射層用塗料を調製し、深さ0.1mmで縦横2mm×1mmの大
きさの四角形の単位凹面が表面全面積に最密状態で配列
された白色スクリーン素地に噴霧塗装し、比較例2のス
クリーンとした。
(比較例3) 塩化ビニル樹脂100重量部にアルミニウム粉(粒子径5
〜25μm、粒子厚0.1〜0.3μm)5重量部を加え、充分
混練した後、この混練物をシーティングロールにかけ、
反射体粒子を積極的に配向させ、厚さ50μmのフィルム
を調製し、このフィルムを比較例1と同様の白色スクリ
ーン素地表面に貼り合わせ、比較例3のスクリーンとし
た。
(比較例4) 塩化ビニル樹脂100重量部にパール顔料(粒子径5〜25
μm、粒子厚0.05〜0.2μm、商品名:Iriodin 120 Lust
re Satin メルクジャパン(株)製)5重量部を加え、
充分混練した後、この混練物をシーティングロールにか
け、反射体粒子を積極的に配向させ、厚さ50μmのフィ
ルムを調製し、このフィルムを比較例2と同様の白色ス
クリーン素地に貼り合わせ、比較例4のスクリーンとし
た。
(比較例5) 厚み0.4mmの白色ビニルシートを用い、比較例5のスク
リーンとした。
(比較例6) アクリル樹脂ワニスNV50%(商品名:ダイヤナールLW10
6 三菱レイヨン(株)製)25重量部とアルミニウム粉
(粒子径5〜25μm、粒子厚0.1〜0.3μm)10重量部及
びトルエン33重量部、キシレン32重量部を混合使用して
スクリーン用塗料を調製し、比較例5と同様の白色ビニ
ールシートに塗装し比較例6のスクリーンとした。
(比較例7) 前記比較例6と同様のスクリーン用塗料を調製し、厚み
0.4mmの平滑な黒色ビニルシートに塗装し、比較例7の
スクリーンとした。
(比較例8) アクリル樹脂ワニスNV50%(商品名:ダイヤナールLW10
6 三菱レイヨン(株)製)25重量部と塩基性炭酸鉛箔
(粒子径10〜20μm、粒子厚0.01〜0.05μm)10重量部
及びトルエン33重量部、キシレン32重量部を混合使用し
てスクリーン用塗料を調製し、前記比較例7と同様の黒
色ビニルシートに塗装し比較例8のスクリーンとした。
(比較例9) 塩化ビニル樹脂100重量部にアルミニウム箔(粒子径5
〜25μm、粒子厚0.1〜0.3μm)5重量部を加えた以外
は実施例5と同様にしてスクリーン反射層用フィルムを
調製し、このフィルムを比較例7と同様の黒色ビニール
シートに貼り合わせ、比較例9のスクリーンとした。
(比較例10) 塩化ビニル樹脂100重量部に塩基性炭酸鉛箔(粒子径10
〜20μm、粒子厚0.01〜0.05μm)5重量部を加えた以
外は比較例9と同様にして比較例10のスクリーンとし
た。
(比較例11) 塩化ビニル樹脂100重量部にオキシ塩化ビスマス箔(粒
子径10〜20μm、粒子厚0.01〜0.05μm)5重量部を加
えた以外は比較例9と同様にして比較例11のスクリーン
とした。
(比較例12) 塩化ビニル樹脂100重量部に酸化チタン被覆雲母箔(粒
子径5〜25μm、粒子厚0.01〜0.1μm)5重量部を加
えた以外は比較例9と同様にして比較例12のスクリーン
とした。
(条件1)ハレーションの程度の欄においてはハレーシ
ョンの無いスクリーンを10とした (条件2)コントラスト、原色再現性、立体感の欄にお
いては、反射体粒子として100%魚鱗粉を使用したスク
リーンにおける効果を10とした。
点の示し方はパネラー20人に反射体粒子として100%魚
鱗粉を使用したスクリーンと実施例及び比較例における
スクリーンとに映像を写してそれぞれの項目について比
較してもらって魚鱗粉スクリーンを10点満点として、各
項目についておのおののスクリーンを採点し、その平均
値をとったものである。
※上下、左右の明視角度については実施例1乃至8、比
較例5乃至12で調製したスクリーン基布を垂直に垂らし
て測定した。
上記第1表から明らかなように、この発明に係る高画質
スクリーンは、いずれもハレーションが殆どなく、コン
トラスト、色の再現性が優れ、立体感ある、上下、左右
の明視角度の広い、どこからでも均一な映像が得られる
卓越したスクリーンであり、しかも通常のスクリーンは
もとより、ドーム用スクリーンにおいてはその真価を発
揮できる高画質スクリーンであることが判る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る高画質スクリーンの一実施例を
示す正面拡大図、第2図はこの発明に係る高画質スクリ
ーンの変更例を示す正面拡大図、第3図はこの発明に係
る高画質スクリーンの断面図、第4図はこの発明の試験
例において使用した全天候型ドームの側面図である。(1) ……高画質スクリーン (2)……スクリーン素地、(2a)……凹球面 (3)……反射層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−156534(JP,A) 実開 昭62−164329(JP,U)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】黒色スクリーン素地とこの黒色スクリーン
    素地表面に設けられた反射層とからなる高画質スクリー
    ンであって、前記黒色スクリーン素地表面には正面視真
    円形状で且つ直径が0.05〜1.5mm、深さが0.05〜0.15mm
    とされてなる凹球面が一定規則性をもって全面積に配設
    されてなり、前記反射層には粒子径30μm以下で厚さ0.
    15μm以下の無色透明の平行平面薄板からなる反射体粒
    子が使用されてなることを特徴とする高画質スクリー
    ン。
  2. 【請求項2】前記反射層が前記反射体粒子と無色透明の
    固着剤との混和物よりなり、前記黒色スクリーン素地表
    面に塗設されてなることを特徴とする請求項1に記載の
    高画質スクリーン。
  3. 【請求項3】前記反射層が前記反射体粒子と無色透明の
    合成樹脂との混和物より成型されたフィルム又はシート
    からなり、前記黒色スクリーン素地表面に積層一体化さ
    れてなることを特徴とする請求項1に記載の高画質スク
    リーン。
  4. 【請求項4】前記反射体粒子が塩基性炭酸鉛、オキシ塩
    化ビスマス、酸化チタン被覆雲母、太刀魚魚鱗粉の中か
    ら選択された少なくとも一種以上の平行平面板であるこ
    とを特徴とする請求項1乃至3に記載の高画質スクリー
    ン。
  5. 【請求項5】前記反射体粒子が塩基性炭酸鉛、オキシ塩
    化ビスマス、酸化チタン被覆雲母、太刀魚魚鱗粉の中か
    ら選択され、少なくとも塩基性炭酸塩及び/又は太刀魚
    魚鱗粉が必須成分として含有されてなることを特徴とす
    る請求項1乃至3に記載の高画質スクリーン。
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