JPH0710940Y2 - 車両用表示装置 - Google Patents

車両用表示装置

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JPH0710940Y2
JPH0710940Y2 JP1746388U JP1746388U JPH0710940Y2 JP H0710940 Y2 JPH0710940 Y2 JP H0710940Y2 JP 1746388 U JP1746388 U JP 1746388U JP 1746388 U JP1746388 U JP 1746388U JP H0710940 Y2 JPH0710940 Y2 JP H0710940Y2
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JP
Japan
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display
windshield
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display device
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JP1746388U
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毅 大島
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は表示器の像をフロントガラスなどの反射面で反
射し、その虚像をフロントガラスを透して見る外景と重
畳して視認するようにした所謂ヘッドアップディスプレ
イを用いた車両用表示装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、車両用表示装置において、上記のようなヘッドア
ップディスプレイを用い、車両の走行時などに前方視界
から視線をそらさずに車速、走行距離等の車両情報を視
認できるようにしたものが提案されている。
ところが、一般に走行時には運転者の視野は走行速度に
応じて変化し、例えば第5図に示したように高速時(同
図(a))の視野範囲Sは、低速時(同図(b))の視
野範囲S′より狭くなる。
したがって、フロントガラス等に映し出される表示像の
位置を低速時の視野範囲S′の周辺位置に設定すると、
高速時には表示像が視野範囲Sから大きく外れるため見
にくくなり、また、表示像の位置を高速時の視野範囲S
の周辺位置に設定すると、低速時には表示像が視野範囲
S′の中心付近に位置することになって運転者に煩わし
さを感じさせるという問題が生じる。
これを解決するために、表示像を投射する投射器の回動
等を行って表示像の位置を走行速度に応じて変えるよう
にした車両用表示装置が提案されている(特開昭60−19
2912)。
第4図は上記従来の車両用表示装置を示す図であり、投
射器2はケース21内部に表示器22、フィルタ23および凸
レンズ24を収納し、表示器22の表示像がフィルタ23およ
び凸レンズ24を通してフロントガラス1に投射され、そ
の虚像Xがフロントガラス1の外側前方に結像されるよ
うになっている。
そして、投射器2は支持部材26を中心にして回動自在に
取付けられ、低速時には矢印Aの方向から力を加え、ま
た、高速時には矢印Bの方向から力を加えてフロントガ
ラス上の投射位置を車速に応じて移動させるようにして
いる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら上記従来の装置によれば、表示位置を変え
るために投射器等を回動し、投射方向に向く光軸Lを略
一点を中心として放射状に移動するようにしているた
め、第3図に示したように、光軸Lの移動にともなって
フロントガラス1に対する入射角θが大きく変動し、そ
の反射方向が図のa方向あるいはa′方向に大きく変動
することになる。
したがって、運転者が目の位置を移動せずに表示像を視
認できる範囲(同図のd)が非常に狭くなり、表示像の
移動可能な範囲が実質上狭くなるので、前記のような車
速に応じて表示位置を変化させた場合の効果が充分に得
られないという問題があった。
本考案は、ヘッドアップディスプレイを用いた車両用表
示装置において、車速に応じて表示位置を移動させると
ともに、表示位置の移動範囲を広くすることを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するためになした本考案の車両用表示
装置は、ダッシュボードに配設した表示器の表示像をダ
ッシュボード上方の反射面で反射して該表示像をフロン
トガラスを透して見る外景に重畳して視認するようにし
た車両用表示装置において、上記表示器と上記反射面の
間で傾倒によって表示器の投射光を反射する可倒式反射
板と、上記可倒式反射板で反射された投射光を反射面側
に反射する第2の反射板とを設け、車速が予め設定され
た範囲にあるときに前述可倒式反射板を傾倒させて前記
表示器の表示像の反射面に対する投射位置を変えるよう
にしたことを特徴とする。
〔作用〕 予め設定された車速の速度範囲によって前記可倒式反射
板が選択的に傾倒されると、表示器の投射光はこの可倒
式反射板によって反射されるとともに前記反射板で反射
されてフロントガラス等の反射面に投射される。
このときの上記反射面に投射される投射光の光軸は可倒
式反射板が傾倒していないときの光軸に対して略平行に
移動されるため、反射面に対する入射角が大きく変化す
ることがなく、その投射位置が移動される。
〔実施例〕
第1図は本考案実施例の車両用表示装置を示す図であ
り、図において、1はフロントガラス、2は図示しない
ダッシュボード内に配設されたプロジェクターであり、
このプロジェクター2は、内臓された透過式液晶表示器
2aの表示像を光源2bによって透過し、表示像をレンズ2c
によってフロントガラス1の方向に投射する。
3は支軸3aを回動軸として回動される可倒ミラーで、車
速センサ等の速度検出手段10に接続されたミラー駆動部
20によって回動される。
4は支軸4aを回動軸として傾斜角度を自在に微調整でき
る第2のミラーである。
車速が低速時(例えば、50km/h未満。)にあるときは、
ミラー駆動部20は速度検出手段10の出力に基づいて車速
が低速域にあることを検知し、可倒ミラー3を第1図の
の位置に保持する。これによって、プロジェクター2
の表示像はフロントガラス1に直接投射され、視点位置
Oから見ると第2図に示したように車速等の表示像Aが
フロントガラス1の下部に視認されるようになる。
一方、車速が高速時(50km/h以上。)にあるときは、ミ
ラー駆動部20は車速が高速域にあることを速度検出手段
10によって検知し、可倒ミラー3を第1図のの位置に
傾倒させる。するとプロジェクター2の表示像は、可倒
ミラー3によって反射されるとともに第2のミラー4に
よって反射されてフロントガラス1に投射される。
このとき、第2のミラー4からフロントガラス1に投射
される投射光の光軸l2は、低速時にプロジェクター2か
らフロントガラス1に投射される投射光の光軸l1に対し
て略平行に移動されるため、反射面に対する入射角は大
きく変化せず、フロントガラス1の投射位置からの反射
光は略視点Oの方向に向かう。
また、前記第2のミラー4は反射面の角度が微調整する
ことができるため、図に示したようにフロントガラス1
に対して、第2のミラー4および視点Oから投射位置を
それぞれ見込む角度α,αが等しくなるようにし、
この第2のミラー4から投射された表示像を前記視点O
で視認できるようにすることができる。
そして、視点位置Oから見ると第2図に示したように表
示像A′がフロントガラス1の略中央位置に視認される
ようになる。
以上のように、表示位置は車速の速度範囲によって選択
的に変化され、また、運転者が目の位置を移動せずに視
認できる範囲が広くなる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案の車両用表示装置によれば、
ヘッドアップディスプレイを用いた車両用表示装置にお
いて、車速が予め設定された範囲にあるときに可倒式反
射板と第2の反射板によって表示器の表示像を間接的に
フロントガラス等の反射面に投射し、車速が上記範囲に
ないときは表示像を反射面に直接投射して、入射角が大
きく変化することなく反射面に対する投射位置を変える
ようにしたので、車速に応じて表示位置を移動させると
ともに、表示位置の移動範囲を広くすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の車両用表示装置を示す図、 第2図は実施例における表示例を示す図、 第3図は本考案が解決しようとする課題を説明する図、 第4図はヘッドアップディスプレイを用いた従来の表示
装置の一例を示す図、 第5図は車速の変化による視野範囲の変化を説明する図
である。 1…フロントガラス、2…プロジェクター、3…可倒ミ
ラー、4…第2のミラー、A,A′…表示像、O…視点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ダッシュボードに配設した表示器の表示像
    をダッシュボード上方の反射面で反射して該表示像をフ
    ロントガラスを透して見る外景に重畳して視認するよう
    にした車両用表示装置において、 上記表示器と上記反射面の間で傾倒によって表示器の投
    射光を反射する可倒式反射板と、 上記可倒式反射板で反射された投射光を反射面側に反射
    する第2の反射板とを設け、 車速が予め設定された範囲にあるときに前記可倒式反射
    板を傾倒させて前記表示器の表示像の反射面に対する投
    射位置を変えるようにしたことを特徴とする車両用表示
    装置。
JP1746388U 1988-02-15 1988-02-15 車両用表示装置 Expired - Lifetime JPH0710940Y2 (ja)

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JP1746388U JPH0710940Y2 (ja) 1988-02-15 1988-02-15 車両用表示装置
US07/307,722 US4925272A (en) 1988-02-15 1989-02-08 Indication display unit for vehicles
DE3904401A DE3904401C2 (de) 1988-02-15 1989-02-14 Anzeigedarstellungsvorrichtung für Fahrzeuge

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JPH01123730U JPH01123730U (ja) 1989-08-23
JPH0710940Y2 true JPH0710940Y2 (ja) 1995-03-15

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ID=31231266

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1981003197A1 (en) * 1980-05-02 1981-11-12 Naka Tech Lab Bracket used for handrail coping

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5216306B2 (ja) * 2007-11-15 2013-06-19 現代自動車株式会社 可動式表示装置
JP5767705B2 (ja) 2010-08-27 2015-08-19 エンパイア テクノロジー ディベロップメント エルエルシー ヘッドアップディスプレイ
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JPH01123730U (ja) 1989-08-23

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