JPH07108795A - 表示面付き複写玩具 - Google Patents

表示面付き複写玩具

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JPH07108795A
JPH07108795A JP27762793A JP27762793A JPH07108795A JP H07108795 A JPH07108795 A JP H07108795A JP 27762793 A JP27762793 A JP 27762793A JP 27762793 A JP27762793 A JP 27762793A JP H07108795 A JPH07108795 A JP H07108795A
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JP
Japan
Prior art keywords
sheet
copying
writing pressure
toy
release sheet
Prior art date
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Pending
Application number
JP27762793A
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English (en)
Inventor
Shunsaku Ota
俊策 太田
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ACE PUREMIAMU KK
Original Assignee
ACE PUREMIAMU KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 文字や図柄の自由な書き込みと表示及び消去
を可能にしかつ書いた文字や図柄を記録しておけるよう
にする。 【構成】 筆圧を加える剥離シート51を剥離可能に受
けシート52の上に密着可能に配置して表示手段50を
構成し、受けシート52の下にシート状の複写手段40
を介して用紙を重ね、筆記圧で剥離シート上に文字、図
柄等を表示し、かつ用紙に同じ文字、図柄等を複写す
る。剥離シート51は保持枠53に取り付け、レバー手
段60により保持枠53を受けシート52から引き離
し、表示内容を消失させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は筆記内容を表示する面が
付属した複写機能を有する玩具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】幼児が文学の学習をしたり、絵を書いた
りする目的で使用され、書かれた文字や図柄を表示し、
表示面が一杯になると表示を消失させて繰り返し使用す
ることができる書き込み玩具というべきものは公知であ
る。しかし従来のこの種の玩具は、単に書いてはそれを
消すだけであり、記録して残しておくということができ
ない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記の点に鑑
みなされたもので、その課題とするところは文字や図柄
を自由に書き込み、表示すると同時に、書き込んだ文字
や図柄を記録できるようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本発明は、筆圧が加わるとその筆圧を前記ロール紙まで
伝える剥離シート51と受けシート52の2枚のシート
を有し、筆圧が加わった部分で剥離シート51が受けシ
ート52に密着し、剥離シート上に筆記内容を表示する
表示手段50と、剥離シート51を保持した保持枠53
に一端が係止し、他方の端部は枠体30に設けてある操
作部材61に連繋していて、該部材61の操作により剥
離シート51を受けシート52から引き離し、筆記内容
を消失せしめるレバー手段60とを具備し、筆記内容を
複写するためのシート状の複写手段40を受けシート5
2と用紙との間に介装することによって表示面付き複写
玩具を構成したものである。
【0005】
【実施例】本発明に係る表示面付き複写玩具は各図に例
示したように、偏平な箱型のハウジング10と、その上
面の開口14を覆う枠体30とを有し、枠体30は、ハ
ウジング10にそれらの一側(図4では左側)に設けた
ヒンジ手段32によって軸支され、開口14を開閉可能
である。ハウジング開口内のヒンジ側にはロール紙Rの
収容部20が凹状に設けてあり、ロール紙Rはそこから
引き出されて下敷面22を通り、反対側(図4では右
側)に設けた切断部21に到る。下敷面22はハウジン
グ10の開口14の大部分を占める面積を持ち、筆記具
による筆圧を受け支える。切断部21は鋸歯状のもので
良く紙幅の全幅にわたる長さを有する。15は下敷面2
2の下部の空所であり、内蔵機器類が設けられる。
【0006】ロール紙Rを上下から挾み、自動的に引き
出すために回転する一対のローラ11、12が切断部2
1の手前(内側)の下敷面出口部分に設けてある。実施
例の場合下側のローラ11がモータ13で駆動され、モ
ータ作動回路のスイッチ16はハウジング上に設けた押
しボタン17の一部17aによって操作される(図
6)。18は電池、19はモータ動力をローラ11へ伝
える減速機、23は回路のモニタランプを示す。ローラ
紙Rの巻軸の一方の軸端24は角軸になっており、収容
部20の端部に取り付けたダイヤル25の角穴26と嵌
合し、巻戻し等の操作を可能にしている。ダイヤル25
の操作口33は枠体30の対応位置に設けてある。
【0007】前記押しボタン17はロール紙Rの供給の
ために、モータ13の駆動と相前後して下敷面22から
枠体(の複写手段)を僅かに浮かせる機構と連動する。
主として図3及び図4に示されるように、押しボタン1
7は係合片17bを有し、その押し下げにより係合する
係合相手27bが、下敷面22の下を幅方向へ横断する
回動軸27に設けてある。この回動軸27の両端には下
敷面22の前後両側に突出及び没入する係止鉤27cと
押し上げ片27aとが設けてある。係止鉤27cは枠体
30の対応位置に形成してある係止口27dに係止可能
であり、かつ常時係止方向へ回動軸27を付勢するばね
27eにより枠体30を浮かないように係止している。
ボタン操作により回動軸27が図4で左回転し、係止鉤
27cが係止口27から外れ、押し上げ片27aが枠体
30の下面を押して浮かせるのである。
【0008】枠体30はハウジング10の開口14に重
なる窓口31を有する枠状の部材であり、下敷面22上
のロール紙Rに接触可能に複写手段40を取り付ける複
数の係止片34を有する。係止片34は、シート状の複
写手段40を抜き差し自由に挿し込んで止めるもので、
枠体窓口31の挿し込み口35からみて左右と奥の3辺
に形成されている(図7(b)、図1参照)。
【0009】複写手段40は筆圧をロール紙Rに伝えて
インクを転写するもので、従来のいわゆるカーボン紙
(炭酸紙)やその他の感圧複写紙を使用することができ
る。しかしこの実施例では感圧複写式ではあるが、複数
の色からなるインク面41を縞状に配列した複写手段4
0を採用し、幼児用の玩具にふさわしい多色複写の機能
を持たせた。この複写手段40は複写紙43の周囲を紙
枠42で補強したもので、紙全面に複写の色k、l、
m、n…からなる帯状のインク面41が片面に形成(印
刷)してある。縞模様の方向は縦でも横また斜めでも良
く(図9、図10)、色帯の間には無色帯44があるが
これはなくても良い。
【0010】筆記内容を表示するための表示手段50は
枠体30の外側に複写手段40と重ねて設ける。表示手
段50は筆記具70が接触する上層の剥離シート51
と、該シート51の下に重ねられる受けシート52とを
有する公知のもので良い。剥離シート51は窓口31の
中に収められる保持枠53の下面に取り付けてあり、保
持枠53は後端部左右で枠体30に支軸54により軸支
され、枠体30に対して上下回動可能になっており、枠
体30の下面に取り付けてある受けシート52に接触、
離開可能である。故に両シート51、52が重なってい
るときに筆記具70で筆記すると、その筆圧により剥離
シート51が受けシート52に密着して内容を表示し、
さらにその筆圧を下に重なっている複写手段40を介し
てロール紙Rに加える。
【0011】剥離シート51の保持枠53の支軸54よ
り手前に係止点55があり、そこに、枠体30の左右側
辺に前後方向に設けたレバー手段60の先端62が係止
していて、枠体30に軸支してあるレバー手段60の揺
動により保持枠53を押し上げ剥離シート51を受けシ
ート52から剥すことができる(図7(a))。56は
レバー手段60を枠体30に軸支した支点軸、63はレ
バー手段60の手前の端部であり、該端部57は枠体3
0の前辺に取り付けた操作部材61に係止し、該部材6
1の押し下げによりレバー手段60を回動させる。57
はレバー先端62の移動溝であり、枠体30の内側に形
成してある。
【0012】さらに本玩具は表示手段50に筆圧を加え
る筆記具70を付属しており、その収容室71がハウジ
ング10の手前の内部に用意されている(図1〜図
3)。筆記具70は後部に係止部75を有し、収容室奥
に筆記具70を押し出すばね72が設けてあり、そのば
ね力に抗して係止部75に係止する係止片73がハウジ
ング10内の対応位置に取り付けてある(図5)。係止
片73はハウジング上面に取り付けた押し外し部材74
の押圧によって係止部75から脱する。76は筆記具7
0をハウジング10に結びつけておくコードであり、内
蔵のコードリール77に巻き戻すことができる。78は
リール軸を示す。各図中、59、69、79は夫々各操
作部の戻しばねを示す。
【0013】このように構成された本発明の玩具では、
ロール紙Rをセットして引き出し、枠体30をハウジン
グ開口にかぶせ、筆記具70を収容部71から出して使
用する(図2)。筆記具70の先端で表示手段50に文
字や図柄を書くと、その筆圧により剥離シート51が受
けシート52に密着して文字、図柄をそこに書き表わす
ことができ、同時にその筆圧が複写手段40を介して、
下敷面上のロール紙Rに伝わり、その表示に応じた部分
のインクが付着するので、文字、図柄がロール紙Rの紙
面に記録される。
【0014】記録したロール紙Rを取りだすには押しボ
タン17を操作し、枠体30を僅か浮かせながら、ロー
ル11、12により送り、適当なときに操作を止めて切
断手段21によって切断する。さらに、操作部材61を
押すと保持枠53が浮き、受けシート52から剥離シー
ト51を剥すので表示を消すことができる。
【0015】ロール紙Rに記録された内容は多色複写手
段40により書かれているので、非常にカラフルであ
り、従来の炭酸紙類による複写とは異なる魅力的な記録
を残すことができ、恰もカラー複写機の如くである。
【0016】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成され、かつ作用
するものであるから、表示手段50に文字や図柄等を自
由に書き込み、かつそれを表示すると同時にロール紙に
同内容を記録しておくことができ、操作部材61を押す
ワンタッチ操作で剥離シート51を剥すことにより表示
は瞬時に消されるので複写玩具として非常に優れた効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る表示面付き複写玩具の実施例を示
す分解斜視図。
【図2】同上の斜視図。
【図3】同じく平面図。
【図4】同じく縦断面図。
【図5】筆記具収容部を破断した正面図。
【図6】押しボタン部を破断した正面図。
【図7】(a)押し外し部材部分の横断面図。 (b)同上要部の拡大図。
【図8】押しボタン部を破断した右側面図。
【図9】(a)複写手段の1例の平面図。 (b)同じく第2の例の平面図。
【図10】同じく第3の例の平面図。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筆圧が加わるとその筆圧を用紙まで伝え
    る剥離シート51と受けシート52の2枚のシートを有
    し、筆圧が加わった部分で剥離シート51が受けシート
    52に密着し、剥離シート上に筆記内容を表示する表示
    手段50と、剥離シート51を保持した保持枠53に一
    端が係止し、他方の端部は枠体30に設けてある操作部
    材61に連繋していて、該部材61の操作により剥離シ
    ート51を受けシート52から引き離し、筆記内容を消
    失せしめるレバー手段60とを具備し、筆記内容を複写
    するためのシート状の複写手段40を受けシート52と
    用紙との間に介装して成る表示面付き複写玩具。
  2. 【請求項2】 上部が開口したハウジング10と、ハウ
    ジング開口14の一側に位置する収容部20から引き出
    したロール状の用紙を開口内の他の一側に設けてある切
    断手段21までの間にて筆記可能に支えるための下敷面
    22と、前記開口14を開閉可能に覆うように設けら
    れ、かつ開口に重なる窓口31を有する枠体30と、下
    敷面22の上の用紙に接触可能であり、筆記内容を複写
    するために枠体30に取り付けた交換可能なシート状の
    複写手段40と、筆圧が加わるとその筆圧を用紙まで伝
    える剥離シート51と受けシート52の2枚のシートを
    有し、筆圧が加わった部分で剥離シート51が受けシー
    ト52に密着し、剥離シート上に筆記内容を表示する表
    示手段50と、剥離シート51を保持した保持枠53に
    一端が係止し、他方の端部は枠体30に設けてある操作
    部材61に連繋していて、該部材61の操作により剥離
    シート51を受けシート52から引き離し、筆記内容を
    消失せしめるレバー手段60とを具備し、ハウジング開
    口14の他の一側にロール状の用紙を挾持して供給する
    ローラ11、12を設け、そのローラを駆動するモータ
    13の作動回路のスイッチが押しボタン17の操作によ
    って切り換わるように構成した請求項第1項記載の表示
    面付き複写玩具。
  3. 【請求項3】 押しボタン17との連動により回動する
    回動軸27を下敷面22の下部に設け、通常時下敷面2
    2から突出する方向へばね付勢され、押しボタン操作で
    逆方向へ移動し、枠体30との係止を外す係止鈎27c
    と、通常時下敷面内にあり、押しボタン操作で上方へ突
    出し、枠体30を押し上げてロール状の用紙Rの供給を
    許容する押し上げ部材27aとを回動軸27に設けた構
    成を有する請求項第2項記載の表示面付き複写玩具。
  4. 【請求項4】 表示手段50の剥離シート51に筆圧を
    加える筆記具70の収容室71をハウジング10の外部
    から挿し込み可能な箇所に設け、収容室71の奥に筆記
    具70を押し出すばね72と、ばね72に抗して筆記具
    70を係止する係止片73と、係止片73の係止を外す
    押し外し部材74を設けて成る請求項第1項記載の表示
    面付き複写玩具。
  5. 【請求項5】 複写手段40は、片面に筆圧が加えられ
    たときにその圧力でインクが用紙に転写されるインク面
    41を有し、該インク面41は複数の着色部k、l、m
    …が縞状に配列した構成を有する請求項第1項記載の表
    示面付き複写玩具。
JP27762793A 1993-10-08 1993-10-08 表示面付き複写玩具 Pending JPH07108795A (ja)

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JP27762793A JPH07108795A (ja) 1993-10-08 1993-10-08 表示面付き複写玩具

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JP27762793A JPH07108795A (ja) 1993-10-08 1993-10-08 表示面付き複写玩具

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JPH07108795A true JPH07108795A (ja) 1995-04-25

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JP27762793A Pending JPH07108795A (ja) 1993-10-08 1993-10-08 表示面付き複写玩具

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6141575A (ja) * 1984-07-31 1986-02-27 インタ−ナショナル ビジネス マシ−ンズ コ−ポレ−ション 印字文字の消去方法
JPH03193496A (ja) * 1989-12-25 1991-08-23 Sanmatsuku:Kk 筆写装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6141575A (ja) * 1984-07-31 1986-02-27 インタ−ナショナル ビジネス マシ−ンズ コ−ポレ−ション 印字文字の消去方法
JPH03193496A (ja) * 1989-12-25 1991-08-23 Sanmatsuku:Kk 筆写装置

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