JPH07108305B2 - 絆創膏の連続形成方法及びその装置 - Google Patents

絆創膏の連続形成方法及びその装置

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JPH07108305B2
JPH07108305B2 JP25557687A JP25557687A JPH07108305B2 JP H07108305 B2 JPH07108305 B2 JP H07108305B2 JP 25557687 A JP25557687 A JP 25557687A JP 25557687 A JP25557687 A JP 25557687A JP H07108305 B2 JPH07108305 B2 JP H07108305B2
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rotary die
die cutter
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靖弘 笠原
弘道 石島
賢一 生田
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Taisho Pharmaceutical Co Ltd
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Taisho Pharmaceutical Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、一般的には絆創膏の連続形成方法及びその装
置に関するものであり、更に特別には、救急絆創膏を自
動かつ高速で製造する場合に、長尺の粘着フィルムの粘
着面へ一定間隔に定寸のパッドを貼付した上から長尺の
剥離シートを重合粘着した複合フィルムを、一定形状の
絆創膏に切抜くための絆創膏の連続形成方法及びその装
置に関するものである。
「従来の技術」 従来長尺のシートを一定形状に切抜く技術としては、例
えば特公昭51−48592号公報のように、円周面に所定の
平面輪郭のカット刃を形成したロータリーダイカッター
と、該ロータリーダイカッターに接して回転するローラ
ーとの間にシート材を連続的に挟み込んで切抜くロータ
リープレス装置がある。
「発明が解決しようとする問題点」 前述のロータリープレス装置は、対象物を連続移送しな
がら切抜くので切抜きを高速化することはできるが、絆
創膏の製造工程における前記複合フィルムは粘着フィル
ムをベースとするため、前記ロータリープレス装置を使
用すると、複合フィルムにおける粘着フィルムの粘着剤
がロータリーダイカッターのカット刃に付着し、切抜い
たものがカット刃から離れないので、切抜き後の絆創膏
の処理が極めて困難になる問題を有する。
本発明の目的は、前述のような問題点を解消し得る絆創
膏の形成方法及びその装置を提供することにある。
「問題点を解決するための手段」 本発明方法は前述の目的を達成するため、長尺の粘着フ
ィルムの粘着面へ一定間隔に定寸のパッドを貼付した上
から長尺の剥離シートを重合粘着した複合フィルムを連
続移送しながら、円周面に絆創膏の平面輪郭に適合する
形状のカット刃を連続して形成したロータリーダイカッ
ターと、該ロータリーダイカッターのカット刃に接して
回転するローラーとの間に挟んで、それぞれ隣り合うパ
ッドの中間を隔てる状態で絆創膏の平面輪郭に連続して
切抜く工程と、切抜かれた絆創膏を前記ロータリーダイ
カッターで吸引保持して後続移送装置への引渡し位置ま
で順次移送する工程と、前記引渡し位置において絆創膏
に対する吸引を停止するとともにロータリーダイカッタ
ーの軸心方向より絆創膏を外周方向に押出して後続移送
装置へ順次引渡す工程とを採択したものである。
また、本発明装置は前述の目的を達成するため、円周面
に絆創膏の平面輪郭に適合する形状のカット刃を連続し
て形成したロータリーダイカッターと、該ロータリーダ
イカッターのカット刃に接して回転するローラーと、前
記ロータリーダイカッターの前記ローラーとの接触位置
より回転方向の前方の引渡し位置で移送面が前記ロータ
リーダイカッターに近接する後続移送装置とを備え、前
記ロータリーダイカッターのカット刃で囲まれた部分
に、該ロータリーダイカッターの回転に伴なって前記引
渡し位置に達した時吸引を停止する適数の吸引孔、及び
当該吸引孔の吸引の停止に伴なって前記ロータリーダイ
カッターの軸心方向より外周方向へ突出す適数の押出し
片を設けたものである。
「作用」 本発明方法及び装置によれば、ロータリーダイカッター
とローラーとのプレスにより複合フィルムが一定輪郭の
絆創膏に連続的に切抜かれ、切抜かれた絆創膏はロータ
リーダイカッターにより後続移送装置への引渡し位置ま
で順次連続的に移送され、当該位置で後続移送装置の移
送面へ順次押出され、カッターのカット刃から円滑に離
れて後続移送装置へ整列状態で供給される。
「実施例」 この実施例の複合フィルムeは、第6図のように長尺の
粘着フィルムaの粘着面へ一定間隔に定寸のパッドbを
貼付し、その上から中央のパッドbの部分で一部が重な
る状態に長尺の剥離シートc,dを粘着したものである。
粘着フィルムaは、原反幅75mmのプラスチック製エンボ
スフィルムであり、各パッドbは長さl24mm、幅w12mmで
貼付間隔を約7mmに設定している。
前述のような複合フィルムeは、剥離シートc,dを上面
にした状態で図示しない適当な移送手段により連続移送
され、移送方向先端より該移送方向に沿い互いに接して
回転するロータリーダイカッター1とローラー2との間
に挟み込まれる。
ロータリーダイカッター1の円周面には、第6図の絆創
膏fの平面輪郭に適合して複合フィルムeの移送方向と
交差する平面形状カット刃11を第2図のように連続して
形成しており、複合フィルムeをロータリーダイカッタ
ー1とローラー2との間に挟む時、第2図におけるカッ
ト刃11の中央にそれぞれのパッドbが位置する状態に設
定することにより、第6図のように、複合フィルムeを
長さL72mm、幅W′19mmのサイズで、中央にパッドbが
それぞれ剥離シートc,dでカバーされた状態の絆創膏f
に順次連続的に切抜き、両側の抜き屑e′を図示しない
ピンチローラーで引きながら図示しない適当な巻取りリ
ールに巻取らせる。
この実施例においては、複合フィルムeの移送速度,ロ
ータリーダイカッター1及びローラー2の周速を共に19
m/分に設定している。
この実施例におけるロータリーダイカッター1は、第3
図のように回転軸10と一体であって、円周面に近い部分
に、一端より第1図のようにカット刃11に沿い各真空路
12を形成し、この真空路12を、第5図のようにカット11
の刃もとの両側に開けたそれぞれの吸引孔13と連通させ
るとともに、ロータリーダイカッター1の両側へ不動状
態に接するカムベース14,15を設け、一方のカムベース1
4に上部より後述の後続移送装置3への引渡し位置イ
(第1図及び第4図)まで達する真空溝16を円弧上に形
成し、前記各真空路12をこの真空溝16とそれぞれ気密に
連通している。
ロータリーダイカッター1の前記真空路12より軸心寄り
位置には、軸心方向よりカット刃11で囲まれた部分に向
けて放射状にやや長孔状のガイド孔17を軸心と平行状に
貫通し、このガイド孔17にそれぞれカム棒18を挿通する
とともに、各カム棒18にカット刃11で囲まれた部分に向
けて進退可能に貫通させた適数の押出し片19を固定して
いる。
他方、各カムベース14,15のロータリーダイカッター1
の側面へ相対する面には、前記引渡し位置イにおいてや
や外周方向へ偏位した円弧状の偏位部20aを有するリン
グ状のカム溝20を形成し、このカム溝20に前記各カム棒
18の両端を低摩擦性のブシュ18aを介して案内すること
により、ロータリーダイカッター1の第1図反時計方向
への回転に伴ない、第1図のように、各押出し片19が前
記引渡し位置イを連通する毎にカム溝20における偏位部
20aの偏位量だけ外周方向に突出すように構成してい
る。
この実施例における後続移送装置3は、ロータリーダイ
カッター1と同じ移送速度であって、図示されていない
終端まで真空による吸引機能を備えたベルトコンベヤに
よって構成され、ロータリーダイカッター1がローラー
2と接する位置より回転方向前方位置において、ロータ
リーダイカッター1の外周部の一部に近接しており、こ
の近接した位置が絆創膏fの後続移送装置3への引渡し
位置イとなっている。
しかして、ロータリーダイカッター1とローラー2とに
より、第6図のような平面輪郭に連続的に切抜かれた絆
創膏fは、ロータリーダイカッター1の回転に伴ない、
カット刃11で囲まれた部分に吸引保持されて移送され、
後続移送装置3への引渡し位置イまで移送されると、吸
引孔13が絆創膏fに対する吸引を停止し、これに同調し
て順に突出す押出し片19により、絆創膏fを順次一定の
姿勢で移送装置3へ連続的に引渡す。
絆創膏fは切抜き時に、そのベースとなっている粘着フ
ィルムのカット部がカット刃11に粘着するが、押出し片
19によりカット刃11で囲まれた部分から強制的に押出さ
れるので、後続移送装置3へ円滑に供給される。
後続移送装置3を構成するベルトコンベヤは、図示のよ
うにロータリーダイカッター1と一部でラップする状態
に配置するのが好ましい。
前記実施例によれば、複合フィルムeから、第6図のよ
うに長さL72mm、幅W′19mmの絆創膏fを毎分1000枚の
速度で切抜き、これを横長に整列した状態で後続移送装
置3へ引渡すことができた。
前記実施例において、抜き屑e′は、引渡し位置の近傍
にガイドローラー30を設け、このガイドローラー30を介
して図示しないリールに巻取らせるように構成してもよ
い。
また、前記実施例の吸引孔13及び真空路12は、それぞれ
押出し片19及びカム棒18の内部に設け(押出し片19及び
カム棒18を例えば管状に形成する)ても実施することが
できる。この場合、カムベース14の真空溝16をカム溝20
の底部に形成する。
「発明の効果」 本発明方法及び本発明装置によれば、複合フィルムから
絆創膏への切抜き及び切抜き後の処理が、対象物を連続
的に移送しながら行なわれるので高速処理が可能とな
り、切抜き後の絆創膏を連続的に移送しながら、押出し
によりロータリーダイカッターのカット刃により強制的
に離し、かつ後続移送装置へ一定姿勢に順次引渡すこと
ができるから、例えば後方ラインにおける包装その他の
処理を極めて円滑にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の一実施態様を示す部分断面図、第
2図は第1図で示すロータリーダイカッターの周面の一
部展開平面図、第3図は第1図矢印A−Aに沿う断面
図、第4図は第1図の装置における一方のカムベースの
正面図、第5図は第3図矢印B−Bに沿う部分断面図、
第6図は複合フィルムを絆創膏に切抜く状態を示す一部
省略平面図である。 図中主要符号の説明 1はロータリーダイカッター、10は回転軸、11はカット
刃、12は真空路、13は吸引孔、14,15はカムベース、16
は真空溝、17はガイド孔、18はカム棒、19は押出し片、
20はカム溝、20aは偏位部、2はローラー、aは粘着フ
ィルム、bはパッド、c,dは剥離シート、eは複合フィ
ルム、fは絆創膏である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長尺の粘着フィルムの粘着面へ一定間隔に
    定寸のパッドを貼付した上から長尺の剥離シートを重合
    粘着した複合フィルムを連続移送しながら、円周面に絆
    創膏の平面輪郭に適合する形状のカット刃を連続して形
    成したロータリーダイカッターと、該ロータリーダイカ
    ッターのカット刃に接して回転するローラーとの間に挟
    んで、それぞれ隣り合うパッド相互の中間を隔てる状態
    で絆創膏の平面輪郭に連続して切抜く工程と、切抜かれ
    た絆創膏を前記ロータリーダイカッターで吸引保持して
    後続移送装置への引渡し位置まで順次移送する工程と、
    前記引渡し位置において絆創膏に対する吸引を停止する
    とともにロータリーダイカッターの軸心方向より絆創膏
    を外周方向に押出して後続移送装置へ順次引渡す工程と
    を含むことを特徴とする絆創膏の連続形成方法。
  2. 【請求項2】円周面に絆創膏の平面輪郭に適合する形状
    のカット刃を連続して形成したロータリーダイカッター
    と、該ロータリーダイカッターのカット刃に接して回転
    するローラーと、前記ロータリーダイカッターの前記ロ
    ーラーとの接触位置より回転方向の前方の引渡し位置で
    移送面が前記ロータリーダイカッターに近接する後続移
    送装置とを備え、前記ロータリーダイカッターのカット
    刃で囲まれた部分に、該ロータリーダイカッターの回転
    に伴なって前記引渡し位置に達した時吸引を停止する適
    数の吸引孔、及び当該吸引孔の吸引の停止に伴なって前
    記ロータリーダイカッターの軸心方向より外周方向へ突
    出す適数の押出し片を設けたことを特徴とする、絆創膏
    の連続形成装置。
  3. 【請求項3】各押出し片をロータリーダイカッターの回
    転軸心と平行な各カム棒にそれぞれ固定し、各カム棒を
    ロータリーダイカッターに軸心方向より円周方向へ長孔
    状に形成したガイド孔に挿通させるとともに、ロータリ
    ーダイカッターの側面に設けた不動状態のカムベースの
    ロータリーダイカッターと相対する面へ、前記引渡し位
    置の部分で外周方向へ凸円弧状の偏位部を有するリング
    状のカム溝を形成し、各カム棒の両端を前記カム溝に案
    内することにより、前記引渡し位置で押出し片を突出さ
    せる、特許請求の範囲第2項に記載の絆創膏の連続形成
    装置。
  4. 【請求項4】少なくとも一のカムベースのロータリーダ
    イカッターと相対する側面の所要部分に真空溝を形成
    し、該真空溝へ前記吸引孔を気密に連通させた、特許請
    求の範囲第3項に記載の絆創膏の連続形成装置。
  5. 【請求項5】吸引孔が押出し片に形成されている、特許
    請求の範囲第2項又は第3項に記載の絆創膏の連続形成
    装置。
JP25557687A 1987-10-09 1987-10-09 絆創膏の連続形成方法及びその装置 Expired - Lifetime JPH07108305B2 (ja)

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JP2003104620A (ja) * 2001-09-28 2003-04-09 Johnson & Johnson Kk 長尺テープから物品を切出し粘着テープに貼付ける装置

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