JPH071079Y2 - エア−ポツト - Google Patents

エア−ポツト

Info

Publication number
JPH071079Y2
JPH071079Y2 JP7869687U JP7869687U JPH071079Y2 JP H071079 Y2 JPH071079 Y2 JP H071079Y2 JP 7869687 U JP7869687 U JP 7869687U JP 7869687 U JP7869687 U JP 7869687U JP H071079 Y2 JPH071079 Y2 JP H071079Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
lid
packing
spout
hinge base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP7869687U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63189137U (ja
Inventor
正 犬塚
満興 前田
貴文 米良
慶樹 浜
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP7869687U priority Critical patent/JPH071079Y2/ja
Publication of JPS63189137U publication Critical patent/JPS63189137U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH071079Y2 publication Critical patent/JPH071079Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、容器を封口するパッキングを備え、注口のヒ
ンジ台に開閉自在に軸支された蓋体を有するエアーポッ
トに関する。
(従来の技術) 従来のこの種のエアーポットは、例えば実願昭61−9473
4号に示されているように、第4図〜第6図に示すよう
な構造となっていた。すなわち、容器51を上端フランジ
部57で保持する注口52に設けられたヒンジ台53に軸支さ
れ、容器51を封口するパッキング54を備えた蓋体55を有
し、蓋体55の閉時に注口52の内壁56とパッキング54の外
周部が接触しないように若干の隙間が設けられると共
に、パッキング54の先端部が容器51のフランジ部57の内
周端部より内側に落ちこまないように設けられていた。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、このような従来の構成では、湯の吐出口に近い
部分の断面を示す第5図のように、蓋体55を閉動作する
際、蓋体55を軸支しているヒンジ台53にガタがあるた
め、蓋体55が前方にずれて蓋体55に設けてあるパッキン
グ54の外周部が注口52の内壁56に接触し、先端にメクレ
状態が発生して、容器51のフランジ部57とパッキング54
の先端が接触せずに容器51の気密性が保てず、湯の吐出
に支障をきたす虞れがあった。また同様に、蓋体55を閉
動作する際に、蓋体55が少しでも前方にズレると、ヒン
ジ台53に近い部分の断面を示す第6図のように、パッキ
ング54の先端部が容器51のフランジ部57の内周端部より
内側に落ちこみ、容器51の気密を妨げる虞れがあった。
さらに、パッキング54の耐久性を高めるために、パッキ
ング54の自然の高さと蓋体55を閉じた時の高さとの差、
すなわち締め代を増加する場合、パッキング54の先端を
伸ばす方法が考えられるが、パッキング54の略く字状の
湾曲部分の長さが長くなるので、この部分が蓋体55の閉
時に外側に張り出して注口52の内壁56に接触したり、容
器51の中心方向に延長されるので、容器51のフランジ部
57の内周端部より内側に容易に落ちこみ、容器51の気密
を妨げる虞れがあった。
本考案は、このような問題点を解決するもので、蓋体閉
時の気密を確実にし、湯の吐出に対する信頼性の極めて
高いエアーポットを提供することを目的とするものであ
る。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案のエアーポットは、
液体を収容する容器と、この容器の上端に形成されたフ
ランジ部を容器パッキングを介して気密的に保持する注
口と、閉じたとき、容器のフランジ部に密接する蓋パッ
キングと容器内に連通するベローズとを有し、注口の上
面に設けられたヒンジ台に開閉自在に軸支された蓋体と
を備え、蓋パッキングの外周面とこれに対向する注口の
内壁との間に蓋体のヒンジ台におけるガタ分以上の隙間
を生じるように、注口に保持された容器のフランジ部の
外周端部と内壁との間に延設部を設け、かつ蓋パッキン
グの先端を、容器のフランジ部上の内周端部からガタ分
以上の距離の位置に位置させるように構成したものであ
る。
(作用) 上記構成によれば、蓋体を閉じるときに、蓋体がヒンジ
台におけるガタにより前方にずれても、そのガタ分以上
の隙間をとっているので、パッキングの外周部が注口の
内壁に接触して先端にメクレを生じることがなく、ま
た、パッキングの先端部が容器のフランジ部の内周端部
より内側に落ちこむこともなくなる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を、第1図〜第3図を参照して
詳細に説明する。第1図は、湯の吐出口に近い部分の要
部の断面を示したものであり、図の左側にヒンジ台が位
置する。第2図は、ヒンジ台に近い部分の要部の断面を
示したものであり、図の右側にヒンジ台が位置する。ま
た第3図は、同エアーポットの側断面を示したものであ
る。
第1図〜第3図において、1は液体を収容するステンレ
ス鋼板製の容器であり、上端開口部2の外周に形成され
たフランジ部3がポリプロピレン樹脂等の耐熱性を有す
る合成樹脂製の注口4の段部5に、容器パッキング6を
介して気密的に保持されている。7は上端に前記注口4
を載置する印刷処理鋼板製のボデーであり、下端には基
台8と容器1の底面をねじ結合して本体を構成してい
る。9は注口4の後部上面に設けられたヒンジ台で、L
状溝10を有している。11は注口4の上部に位置し、容器
1の上端開口部2を開閉する蓋体で、閉じたとき、容器
1のフランジ部3に密接する蓋パッキング13と容器1内
に連通するベローズ12とを有し、後部にはヒンジ台9の
L状溝10に回転自在に軸支された回転軸14を有する。前
記注口4には、その内壁15と、後段5に保持された容器
1のフランジ部3の外周端部16との間に延設部25を設け
ており、この延設部25を設けることにより、蓋パッキン
グ13の外周面17とこれに対向する注口4の内壁15との間
に蓋体11のヒンジ台9におけるガタ分以上の隙間aを生
じるようになっている。また、蓋パッキング13は弾性変
形部18が略く字状に形成され、先端19は容器1のフラン
ジ部3の内周端部20から、第2図に寸法線で示す距離b
のように、前記ガタ分以上の距離の位置に位置させるよ
うに設定されている。
次に本実施例の動作を説明する。まず、容器1のフラン
ジ部3の外周端部16と注口4の内壁15との間に延設部25
を設けたことにより、この内壁15と蓋パッキング13の外
周面との間に隙間aが形成されており、この隙間は蓋体
11の回転軸14のヒンジ台9におけるガタ分以上の大きさ
を有している。いま、第1図に示す矢印のように蓋体11
を閉動作する際、たとえ蓋体11が前方にずれても、蓋パ
ッキング13の外周面17が注口4の内壁15に接触して、従
来のように蓋パッキング13にメクレが生じることはな
い。また同様に、第2図に示す如く蓋パッキング13の先
端19が容器1のフランジ部3の内周端部20から、前記ガ
タ分以上の距離bのところに位置するように設定されて
いるので、蓋体11を閉動作する際、たとえ蓋体11が前方
にずれても、蓋パッキング13の先端19は常にフランジ部
3上にあることになり、容器1の開口部2への落ちこみ
が防止される。その結果、蓋体11が閉じたときには、蓋
パッキング13は容器1のフランジ部3上に常に正しく圧
接し、ベローズ12の押圧操作による圧送空気の漏れがな
く、確実な吐出動作が保証されることになる。
さらに、より安定した吐出性能を得るために蓋パッキン
グ13の締め代を増加させる際、蓋パッキング13の略く字
状の各辺を長くすることが考えられるが、この時、容器
1の開口部2への落ちこみや、注口4の内壁15との接触
は、注口4に延設部を設けたことにより容易に防止でき
るものである。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案によれば、蓋体の閉動作時
に、蓋パッキングの注口の内壁への接触や容器フランジ
部の内周端部より内側に落ちこむ状態を防止すると共
に、蓋パッキングの締め代を十分に確保して容器内の気
密を確実なものとすることができるので、湯の吐出に対
する信頼性が極めて高くなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本考案の一実施例における湯の吐出口に近い
部分の要部の断面図、第2図は、同実施例におけるヒン
ジ台に近い部分の要部の断面図、第3図は、同エアーポ
ットの側断面図、第4図は、従来のエアーポットの側断
面図、第5図は、同湯の吐出口に近い部分の要部の断面
図、第6図は、同ヒンジ台に近い部分の要部の断面図で
ある。 1…容器、2…容器1の上端開口部、3…容器1のフラ
ンジ部、4…注口、6…容器パッキング、9…ヒンジ
台、11…蓋体、12…ベローズ、13…蓋パッキング、15…
注口4の内壁、16…フランジ部3の外周端部、17…蓋パ
ッキング13の外周面、19…蓋パッキングの先端、20…フ
ランジ部3の内周端部、25…延設部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】液体を収容する容器(1)と、 この容器(1)の上端に形成されたフランジ部(3)を
    容器パッキング(6)を介して気密的に保持する注口
    (4)と、 閉じたとき、前記容器のフランジ部(3)に密接する蓋
    パッキング(13)と前記容器内に連通するベローズ(1
    2)とを有し、前記注口の上面に設けられたヒンジ台
    (9)に開閉自在に軸支された蓋体(11)とを備え、 前記蓋パッキング(13)の外周面(17)とこれに対向す
    る前記注口の内壁(15)との間に前記蓋体のヒンジ台に
    おけるガタ分以上の隙間(a)を生じるように、前記注
    口に保持された前記容器のフランジ部(3)の外周端部
    (16)と前記内壁(15)との間に延設部(25)を設け、
    かつ前記蓋パッキング(13)の先端(19)を、前記容器
    のフランジ部(3)上の内周端部(20)から前記ガタ分
    以上の距離(b)の位置に位置させるようにしたことを
    特徴とするエアーポット。
JP7869687U 1987-05-27 1987-05-27 エア−ポツト Expired - Lifetime JPH071079Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7869687U JPH071079Y2 (ja) 1987-05-27 1987-05-27 エア−ポツト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7869687U JPH071079Y2 (ja) 1987-05-27 1987-05-27 エア−ポツト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63189137U JPS63189137U (ja) 1988-12-05
JPH071079Y2 true JPH071079Y2 (ja) 1995-01-18

Family

ID=30927874

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7869687U Expired - Lifetime JPH071079Y2 (ja) 1987-05-27 1987-05-27 エア−ポツト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH071079Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63189137U (ja) 1988-12-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
FI90333B (fi) Keinuttamalla avautuva kansi
JPH071079Y2 (ja) エア−ポツト
JP3733565B2 (ja) 一体形振出し用キャップ
CN206734938U (zh) 一种密封防潮的茶叶罐
JPH10236498A (ja) 内容物吐出容器のキャップ
JP4067743B2 (ja) 液注出容器
JPH0237712Y2 (ja)
JPH0650631B2 (ja) 蓄電池の防爆型液口栓
JPH024918Y2 (ja)
JP7312423B2 (ja) キャップ
JPS5827733Y2 (ja) 魔法瓶の栓装置
JPH0454125Y2 (ja)
CN209366864U (zh) 一种便携式包装罐
CN210520852U (zh) 一种粮食储存容器
JPS5920188Y2 (ja) ポンプ注液式液体容器
JP3855299B2 (ja) 定量排出キャップ
JPH066792Y2 (ja) ウェットティッシュ容器
JPS582768Y2 (ja) 容器
JPS6076648U (ja) キヤツプ装置
JPH0436765Y2 (ja)
JPH047083Y2 (ja)
JPS5931566Y2 (ja) 乾燥剤収納器付き中蓋
JPS63154128A (ja) エア−ポツト
JPS5922043Y2 (ja) 密閉容器
JPS5941787Y2 (ja) 金属製まほうびんの栓構造