JPH07107838A - 全稈投入型コンバインの刈取前処理部 - Google Patents
全稈投入型コンバインの刈取前処理部Info
- Publication number
- JPH07107838A JPH07107838A JP25536393A JP25536393A JPH07107838A JP H07107838 A JPH07107838 A JP H07107838A JP 25536393 A JP25536393 A JP 25536393A JP 25536393 A JP25536393 A JP 25536393A JP H07107838 A JPH07107838 A JP H07107838A
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- Japan
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- culm
- type
- auger
- clipper
- mowing
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- Outside Dividers And Delivering Mechanisms For Harvesters (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 植立穀稈を掻き込むリールの下方にバリカン
型刈取装置を設け、脱穀装置への穀稈搬送装置の始端部
に刈取穀稈を集めるオーガをバリカン型刈取装置の後方
に設けた全稈投入型コンバインにおいて、刈取穀稈のボ
リュームが経時的に大きく変化する収穫条件の場合で
も、刈取穀稈のボリュームが経時的に安定する収穫条件
の場合でも、リールからオーガへの刈取穀稈受渡しを良
好にする。 【構成】 バリカン型刈取装置７を前後位置変更操作自
在に取付け、バリカン型刈取装置７とオーガ９の間に配
置した刈取穀稈載置用受け板を前端部の前後移動操作自
在に取付ける。
型刈取装置を設け、脱穀装置への穀稈搬送装置の始端部
に刈取穀稈を集めるオーガをバリカン型刈取装置の後方
に設けた全稈投入型コンバインにおいて、刈取穀稈のボ
リュームが経時的に大きく変化する収穫条件の場合で
も、刈取穀稈のボリュームが経時的に安定する収穫条件
の場合でも、リールからオーガへの刈取穀稈受渡しを良
好にする。 【構成】 バリカン型刈取装置７を前後位置変更操作自
在に取付け、バリカン型刈取装置７とオーガ９の間に配
置した刈取穀稈載置用受け板を前端部の前後移動操作自
在に取付ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、植立穀稈を掻き込むリ
ールの下方にバリカン型刈取装置を設け、脱穀装置への
穀稈搬送装置の始端部に刈取穀稈を集めるオーガをバリ
カン型刈取装置の後方に設けた全稈投入型コンバインの
刈取前処理部に関する。
ールの下方にバリカン型刈取装置を設け、脱穀装置への
穀稈搬送装置の始端部に刈取穀稈を集めるオーガをバリ
カン型刈取装置の後方に設けた全稈投入型コンバインの
刈取前処理部に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、全稈投入型コンバインにおいて
は、バリカン型刈取装置を一定位置に固定する状態で取
付けていた。
は、バリカン型刈取装置を一定位置に固定する状態で取
付けていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、バリカン型刈
取装置とオーガの間隔を小さくすると、刈取穀稈のボリ
ュームが経時的に大きく変化する場合に、オーガ前方の
貯留空間が小さいためにボリューム変化を吸収できず、
オーガ前方で刈取穀稈が詰まるおそれがあった。逆に、
バリカン型刈取装置とオーガの間隔を大きくすると、刈
取穀稈のボリュームが経時的に安定する場合に、リール
からオーガへの刈取穀稈受け渡しにミスが生じやすく、
横倒しになった刈取穀稈によりオーガ前方で刈取穀稈が
詰まるおそれがあり、オーガへの刈取穀稈供給機能向上
の面から改良の余地があった。本発明の目的は、刈取穀
稈のボリュームが経時的に大きく変化する場合でも安定
する場合でもリールからオーガへの刈取穀稈受け渡しが
良好になり、オーガ前方での刈取穀稈の詰まりを確実に
防止できるようにする点にある。
取装置とオーガの間隔を小さくすると、刈取穀稈のボリ
ュームが経時的に大きく変化する場合に、オーガ前方の
貯留空間が小さいためにボリューム変化を吸収できず、
オーガ前方で刈取穀稈が詰まるおそれがあった。逆に、
バリカン型刈取装置とオーガの間隔を大きくすると、刈
取穀稈のボリュームが経時的に安定する場合に、リール
からオーガへの刈取穀稈受け渡しにミスが生じやすく、
横倒しになった刈取穀稈によりオーガ前方で刈取穀稈が
詰まるおそれがあり、オーガへの刈取穀稈供給機能向上
の面から改良の余地があった。本発明の目的は、刈取穀
稈のボリュームが経時的に大きく変化する場合でも安定
する場合でもリールからオーガへの刈取穀稈受け渡しが
良好になり、オーガ前方での刈取穀稈の詰まりを確実に
防止できるようにする点にある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本第１発明の特徴構成
は、植立穀稈を掻き込むリールの下方にバリカン型刈取
装置を設け、脱穀装置への穀稈搬送装置の始端部に刈取
穀稈を集めるオーガをバリカン型刈取装置の後方に設け
た全稈投入型コンバインにおいて、バリカン型刈取装置
を前後位置変更操作自在に取付け、バリカン型刈取装置
とオーガの間に配置した刈取穀稈載置用受け板を前端部
の前後移動操作自在に取付けたことにある。
は、植立穀稈を掻き込むリールの下方にバリカン型刈取
装置を設け、脱穀装置への穀稈搬送装置の始端部に刈取
穀稈を集めるオーガをバリカン型刈取装置の後方に設け
た全稈投入型コンバインにおいて、バリカン型刈取装置
を前後位置変更操作自在に取付け、バリカン型刈取装置
とオーガの間に配置した刈取穀稈載置用受け板を前端部
の前後移動操作自在に取付けたことにある。
【０００５】本第２発明の特徴構成は、植立穀稈を掻き
込むリールの下方にバリカン型刈取装置を設け、脱穀装
置への穀稈搬送装置の始端部に刈取穀稈を集めるオーガ
をバリカン型刈取装置の後方に設けた全稈投入型コンバ
インにおいて、バリカン型刈取装置を前後位置変更操作
自在に取付け、バリカン型刈取装置とオーガの間に配置
した刈取穀稈載置搬送用コンベアを着脱自在に取付けた
ことにある。
込むリールの下方にバリカン型刈取装置を設け、脱穀装
置への穀稈搬送装置の始端部に刈取穀稈を集めるオーガ
をバリカン型刈取装置の後方に設けた全稈投入型コンバ
インにおいて、バリカン型刈取装置を前後位置変更操作
自在に取付け、バリカン型刈取装置とオーガの間に配置
した刈取穀稈載置搬送用コンベアを着脱自在に取付けた
ことにある。
【０００６】本第３発明の特徴構成は、植立穀稈を掻き
込むリールの下方にバリカン型刈取装置を設け、脱穀装
置への穀稈搬送装置の始端部に刈取穀稈を集めるオーガ
をバリカン型刈取装置の後方に設けた全稈投入型コンバ
インにおいて、バリカン型刈取装置を前後位置変更操作
自在に取付け、バリカン型刈取装置とオーガの間に配置
した刈取穀稈載置搬送用コンベアを搬送始端が前後移動
する状態に伸縮自在に形成したことにある。
込むリールの下方にバリカン型刈取装置を設け、脱穀装
置への穀稈搬送装置の始端部に刈取穀稈を集めるオーガ
をバリカン型刈取装置の後方に設けた全稈投入型コンバ
インにおいて、バリカン型刈取装置を前後位置変更操作
自在に取付け、バリカン型刈取装置とオーガの間に配置
した刈取穀稈載置搬送用コンベアを搬送始端が前後移動
する状態に伸縮自在に形成したことにある。
【０００７】
【作用】第１発明の特徴構成によると、バリカン型刈取
装置を前後位置変更操作自在に、かつ、バリカン型刈取
装置とオーガの間の受け板の前端部を前後移動操作自在
に取付けてあるから、刈取穀稈のボリュームが経時的に
大きく変化する場合には、バリカン型刈取装置及び受け
板前端部を前方、すなわちオーガから離れた位置にし
て、オーガ前方の貯留空間の拡大で刈取穀稈のボリュー
ム変化を十分に吸収し、オーガ前方での刈取穀稈の詰ま
りを確実に防止でき、又、刈取穀稈のボリュームが経時
的に安定する場合には、バリカン型刈取装置及び受け板
前端部を後方、すなわちオーガに近づいた位置にして、
リールからオーガへの刈取穀稈受け渡しをスムーズに
し、オーガ前方での刈取穀稈の詰まりを確実に防止でき
る。
装置を前後位置変更操作自在に、かつ、バリカン型刈取
装置とオーガの間の受け板の前端部を前後移動操作自在
に取付けてあるから、刈取穀稈のボリュームが経時的に
大きく変化する場合には、バリカン型刈取装置及び受け
板前端部を前方、すなわちオーガから離れた位置にし
て、オーガ前方の貯留空間の拡大で刈取穀稈のボリュー
ム変化を十分に吸収し、オーガ前方での刈取穀稈の詰ま
りを確実に防止でき、又、刈取穀稈のボリュームが経時
的に安定する場合には、バリカン型刈取装置及び受け板
前端部を後方、すなわちオーガに近づいた位置にして、
リールからオーガへの刈取穀稈受け渡しをスムーズに
し、オーガ前方での刈取穀稈の詰まりを確実に防止でき
る。
【０００８】第２発明の特徴構成によると、バリカン型
刈取装置を前後位置変更操作自在に、かつ、バリカン型
刈取装置とオーガの間のコンベアを着脱自在に取付けて
あるから、刈取穀稈のボリュームが経時的に大きく変化
する場合には、バリカン型刈取装置をオーガから離れた
前方に位置させるとともにコンベアを取付けて、オーガ
前方の貯留空間の拡大で刈取穀稈のボリューム変化を十
分に吸収し、さらにコンベアでリールからオーガへの刈
取穀稈受け渡しをスムーズにし、オーガ前方での刈取穀
稈の詰まりを確実に防止でき、又、刈取穀稈のボリュー
ムが経時的に安定する場合には、バリカン型刈取装置を
オーガに近づいた後方に位置させるとともにコンベアを
取り外し、リールからオーガへの刈取穀稈受け渡しをス
ムーズにし、オーガ前方での刈取穀稈の詰まりを確実に
防止できる。
刈取装置を前後位置変更操作自在に、かつ、バリカン型
刈取装置とオーガの間のコンベアを着脱自在に取付けて
あるから、刈取穀稈のボリュームが経時的に大きく変化
する場合には、バリカン型刈取装置をオーガから離れた
前方に位置させるとともにコンベアを取付けて、オーガ
前方の貯留空間の拡大で刈取穀稈のボリューム変化を十
分に吸収し、さらにコンベアでリールからオーガへの刈
取穀稈受け渡しをスムーズにし、オーガ前方での刈取穀
稈の詰まりを確実に防止でき、又、刈取穀稈のボリュー
ムが経時的に安定する場合には、バリカン型刈取装置を
オーガに近づいた後方に位置させるとともにコンベアを
取り外し、リールからオーガへの刈取穀稈受け渡しをス
ムーズにし、オーガ前方での刈取穀稈の詰まりを確実に
防止できる。
【０００９】第３発明の特徴構成によると、バリカン型
刈取装置を前後位置変更操作自在に、かつ、バリカン型
刈取装置とオーガの間のコンベアを搬送始端が前後移動
する状態に伸縮自在に取付けてあるから、刈取穀稈のボ
リュームが経時的に大きく変化する場合には、バリカン
型刈取装置及びコンベアの搬送始端をオーガから離れた
前方に位置させ、オーガ前方の貯留空間の拡大で刈取穀
稈のボリューム変化を十分に吸収し、さらにコンベアで
リールからオーガへの刈取穀稈受け渡しをスムーズに
し、オーガ前方での刈取穀稈の詰まりを確実に防止で
き、又、刈取穀稈のボリュームが経時的に安定する場合
には、バリカン型刈取装置及びコンベアの搬送始端をオ
ーガに近づいた後方に位置させ、リールからオーガへの
刈取穀稈受け渡しをスムーズにし、オーガ前方での刈取
穀稈の詰まりを確実に防止できる。
刈取装置を前後位置変更操作自在に、かつ、バリカン型
刈取装置とオーガの間のコンベアを搬送始端が前後移動
する状態に伸縮自在に取付けてあるから、刈取穀稈のボ
リュームが経時的に大きく変化する場合には、バリカン
型刈取装置及びコンベアの搬送始端をオーガから離れた
前方に位置させ、オーガ前方の貯留空間の拡大で刈取穀
稈のボリューム変化を十分に吸収し、さらにコンベアで
リールからオーガへの刈取穀稈受け渡しをスムーズに
し、オーガ前方での刈取穀稈の詰まりを確実に防止で
き、又、刈取穀稈のボリュームが経時的に安定する場合
には、バリカン型刈取装置及びコンベアの搬送始端をオ
ーガに近づいた後方に位置させ、リールからオーガへの
刈取穀稈受け渡しをスムーズにし、オーガ前方での刈取
穀稈の詰まりを確実に防止できる。
【００１０】
【発明の効果】その結果、刈取穀稈のボリュームが経時
的に大きく変化する場合でも安定する場合でもリールか
らオーガへの刈取穀稈受け渡しを良好に実現できる、オ
ーガ前方での刈取穀稈詰まり防止面で一段と優れた全稈
投入型コンバインを提供できるようになった。
的に大きく変化する場合でも安定する場合でもリールか
らオーガへの刈取穀稈受け渡しを良好に実現できる、オ
ーガ前方での刈取穀稈詰まり防止面で一段と優れた全稈
投入型コンバインを提供できるようになった。
【００１１】
（実施例１）図１及び図２に示すように、クローラ式走
行装置３で走行する車体の前部に刈取前処理装置１を油
圧シリンダ２により昇降操作自在に連結し、刈取前処理
装置１からの穀稈を処理する脱穀装置４を車体に搭載し
て全稈投入型コンバインを構成してある。
行装置３で走行する車体の前部に刈取前処理装置１を油
圧シリンダ２により昇降操作自在に連結し、刈取前処理
装置１からの穀稈を処理する脱穀装置４を車体に搭載し
て全稈投入型コンバインを構成してある。
【００１２】刈取前処理装置１を形成するに、植立穀稈
を掻き込むリール６を駆動回転自在に設け、リール６の
下方にバリカン型刈取装置７を設け、脱穀装置４への穀
稈搬送装置８の始端部に刈取穀稈を集めるオーガ９をバ
リカン型刈取装置７の後方に設け、刈取穀稈載置搬送用
ベルトコンベア１０をバリカン型刈取装置７とオーガ９
の間に配置し、穀稈搬送装置８からの穀稈を脱穀装置４
に全稈投入するように構成してある。
を掻き込むリール６を駆動回転自在に設け、リール６の
下方にバリカン型刈取装置７を設け、脱穀装置４への穀
稈搬送装置８の始端部に刈取穀稈を集めるオーガ９をバ
リカン型刈取装置７の後方に設け、刈取穀稈載置搬送用
ベルトコンベア１０をバリカン型刈取装置７とオーガ９
の間に配置し、穀稈搬送装置８からの穀稈を脱穀装置４
に全稈投入するように構成してある。
【００１３】図３に示すように、バリカン型刈取装置７
を油圧モータ１１で駆動するように構成し、バリカン型
刈取装置７の支持フレーム１２と、支持フレーム１２を
取付ける刈取フレーム１３を下向き開口の略コの字状の
断面形状に形成して摺動自在に嵌合させ、ボルト１４と
ナット１５によりバリカン型刈取装置７を前後位置変更
操作自在に取付けある。
を油圧モータ１１で駆動するように構成し、バリカン型
刈取装置７の支持フレーム１２と、支持フレーム１２を
取付ける刈取フレーム１３を下向き開口の略コの字状の
断面形状に形成して摺動自在に嵌合させ、ボルト１４と
ナット１５によりバリカン型刈取装置７を前後位置変更
操作自在に取付けある。
【００１４】刈取穀稈載置搬送用ベルトコンベア１０を
ユニットとして着脱自在に取付け、図４に示すように、
ベルトコンベア１０を取り外した状態でバリカン型刈取
装置７をオーガ９に近い後方位置に取付けられるように
構成してある。つまり、刈取穀稈のボリュームが経時的
に大きく変化する収穫条件の場合には、バリカン型刈取
装置７をオーガ９から離れた前方に位置させるとともに
ベルトコンベア１０を取付けて、オーガ９前方の貯留空
間の拡大で刈取穀稈のボリューム変化を吸収し、さらに
ベルトコンベア１０でリール６からオーガ９への刈取穀
稈受け渡しをスムーズにする。又、刈取穀稈のボリュー
ムが経時的に安定する収穫条件の場合には、バリカン型
刈取装置７をオーガ９に近づいた後方に位置させるとと
もにベルトコンベア１０を取り外し、リール６からオー
ガ９への刈取穀稈受け渡しをスムーズにし、いずれにお
いてもオーガ９前方での刈取穀稈の詰まりを防止できる
ようにしてある。
ユニットとして着脱自在に取付け、図４に示すように、
ベルトコンベア１０を取り外した状態でバリカン型刈取
装置７をオーガ９に近い後方位置に取付けられるように
構成してある。つまり、刈取穀稈のボリュームが経時的
に大きく変化する収穫条件の場合には、バリカン型刈取
装置７をオーガ９から離れた前方に位置させるとともに
ベルトコンベア１０を取付けて、オーガ９前方の貯留空
間の拡大で刈取穀稈のボリューム変化を吸収し、さらに
ベルトコンベア１０でリール６からオーガ９への刈取穀
稈受け渡しをスムーズにする。又、刈取穀稈のボリュー
ムが経時的に安定する収穫条件の場合には、バリカン型
刈取装置７をオーガ９に近づいた後方に位置させるとと
もにベルトコンベア１０を取り外し、リール６からオー
ガ９への刈取穀稈受け渡しをスムーズにし、いずれにお
いてもオーガ９前方での刈取穀稈の詰まりを防止できる
ようにしてある。
【００１５】（実施例２）図５に示すように、実施例１
と同様の全稈投入型コンバインの刈取前処理装置１にお
いて、刈取穀稈載置搬送用ベルトコンベア１０を省略し
て、刈取穀稈載置用受け板１６をバリカン型刈取装置７
とオーガ９の間に配置した状態でバリカン型刈取装置７
と一体的に前後移動操作自在に取付け、刈取穀稈のボリ
ュームが経時的に大きく変化する収穫条件の場合には、
バリカン型刈取装置７及び受け板１６をオーガ９から離
れた前方に位置させて、オーガ９前方の貯留空間の拡大
で刈取穀稈のボリューム変化を吸収し、又、刈取穀稈の
ボリュームが経時的に安定する収穫条件の場合には、図
６に示すように、バリカン型刈取装置７及び受け板１６
をオーガ９に近い後方に位置させて、リール６からオー
ガ９への刈取穀稈受け渡しをスムーズにし、いずれにお
いてもオーガ９前方での刈取穀稈の詰まりを防止できる
ように構成してある。
と同様の全稈投入型コンバインの刈取前処理装置１にお
いて、刈取穀稈載置搬送用ベルトコンベア１０を省略し
て、刈取穀稈載置用受け板１６をバリカン型刈取装置７
とオーガ９の間に配置した状態でバリカン型刈取装置７
と一体的に前後移動操作自在に取付け、刈取穀稈のボリ
ュームが経時的に大きく変化する収穫条件の場合には、
バリカン型刈取装置７及び受け板１６をオーガ９から離
れた前方に位置させて、オーガ９前方の貯留空間の拡大
で刈取穀稈のボリューム変化を吸収し、又、刈取穀稈の
ボリュームが経時的に安定する収穫条件の場合には、図
６に示すように、バリカン型刈取装置７及び受け板１６
をオーガ９に近い後方に位置させて、リール６からオー
ガ９への刈取穀稈受け渡しをスムーズにし、いずれにお
いてもオーガ９前方での刈取穀稈の詰まりを防止できる
ように構成してある。
【００１６】（実施例３）図７及び図８に示すように、
実施例１と同様の全稈投入型コンバインの刈取前処理装
置１において、刈取穀稈載置搬送用ベルトコンベア１０
を形成するに、定位置ローラ１７を刈取フレーム１３に
取付け、可動ローラ１８をバリカン型刈取装置７の支持
フレーム１２に一体的に前後移動操作自在に取付け、テ
ンションローラ１９を揺動アーム２０で刈取フレーム１
３に上下動自在に取付け、テンションローラ１９を下降
付勢するバネ２１を設け、ベルトコンベア１０を搬送始
端が前後移動する状態に伸縮自在に形成してある。つま
り、刈取穀稈のボリュームが経時的に大きく変化する収
穫条件の場合には、バリカン型刈取装置７及びベルトコ
ンベア１０の搬送始端をオーガ９から離れた前方に位置
させ、オーガ９前方の貯留空間の拡大で刈取穀稈のボリ
ューム変化を吸収し、さらにベルトコンベア１０でリー
ル６からオーガ９への刈取穀稈受け渡しをスムーズに
し、また、刈取穀稈のボリュームが経時的に安定する収
穫条件の場合には、バリカン型刈取装置７及びベルトコ
ンベア１０の搬送始端をオーガ９に近づいた後方に位置
させ、リール６からオーガ９への刈取穀稈受け渡しをス
ムーズにし、いずれにおいてもオーガ９前方での刈取穀
稈の詰まりを防止できるように構成してある。
実施例１と同様の全稈投入型コンバインの刈取前処理装
置１において、刈取穀稈載置搬送用ベルトコンベア１０
を形成するに、定位置ローラ１７を刈取フレーム１３に
取付け、可動ローラ１８をバリカン型刈取装置７の支持
フレーム１２に一体的に前後移動操作自在に取付け、テ
ンションローラ１９を揺動アーム２０で刈取フレーム１
３に上下動自在に取付け、テンションローラ１９を下降
付勢するバネ２１を設け、ベルトコンベア１０を搬送始
端が前後移動する状態に伸縮自在に形成してある。つま
り、刈取穀稈のボリュームが経時的に大きく変化する収
穫条件の場合には、バリカン型刈取装置７及びベルトコ
ンベア１０の搬送始端をオーガ９から離れた前方に位置
させ、オーガ９前方の貯留空間の拡大で刈取穀稈のボリ
ューム変化を吸収し、さらにベルトコンベア１０でリー
ル６からオーガ９への刈取穀稈受け渡しをスムーズに
し、また、刈取穀稈のボリュームが経時的に安定する収
穫条件の場合には、バリカン型刈取装置７及びベルトコ
ンベア１０の搬送始端をオーガ９に近づいた後方に位置
させ、リール６からオーガ９への刈取穀稈受け渡しをス
ムーズにし、いずれにおいてもオーガ９前方での刈取穀
稈の詰まりを防止できるように構成してある。
【００１７】〔別実施例〕 バリカン型刈取装置７を前後位置変更操作自在に取
付ける具体構成は適当に変更できる。 本第１発明において、刈取穀稈載置用受け板１６を
伸縮自在に形成してもよく、要するに、刈取穀稈載置用
受け板１６の前端部を前後移動操作自在に取付けてあれ
ばよい。 本第２発明において、刈取穀稈載置搬送用コンベア
１０の形式は適宜選定でき、又、刈取穀稈載置搬送用コ
ンベア１０を着脱自在に取付ける具体構成は適当に変更
できる。 本第３発明において、刈取穀稈載置搬送用コンベア
１０の形式は適宜選定でき、又、刈取穀稈載置搬送用コ
ンベア１０を搬送始端が前後移動する状態に伸縮自在に
形成するための具体構成は適当に変更できる。
付ける具体構成は適当に変更できる。 本第１発明において、刈取穀稈載置用受け板１６を
伸縮自在に形成してもよく、要するに、刈取穀稈載置用
受け板１６の前端部を前後移動操作自在に取付けてあれ
ばよい。 本第２発明において、刈取穀稈載置搬送用コンベア
１０の形式は適宜選定でき、又、刈取穀稈載置搬送用コ
ンベア１０を着脱自在に取付ける具体構成は適当に変更
できる。 本第３発明において、刈取穀稈載置搬送用コンベア
１０の形式は適宜選定でき、又、刈取穀稈載置搬送用コ
ンベア１０を搬送始端が前後移動する状態に伸縮自在に
形成するための具体構成は適当に変更できる。
【００１８】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図１】機体前部の側面図
【図２】機体前部の平面図
【図３】実施例１の要部説明図
【図４】実施例１の形態変更を示す要部説明図
【図５】実施例２の要部説明図
【図６】実施例２の形態変更を示す要部説明図
【図７】実施例３の要部説明図
【図８】実施例３の形態変更を示す要部説明図
４ 脱穀装置 ６ リール ７ バリカン型刈取装置 ８ 穀稈搬送装置 ９ オーガ １０ 刈取穀稈載置搬送用コンベア １６ 刈取穀稈載置用受け板
フロントページの続き (72)発明者 瀬川 卓二 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 河野 正夫 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内
Claims (3)
- 【請求項１】 植立穀稈を掻き込むリール（６）の下方
にバリカン型刈取装置（７）を設け、脱穀装置（４）へ
の穀稈搬送装置（８）の始端部に刈取穀稈を集めるオー
ガ（９）を前記バリカン型刈取装置（７）の後方に設け
た全稈投入型コンバインにおいて、前記バリカン型刈取
装置（７）を前後位置変更操作自在に取付け、前記バリ
カン型刈取装置（７）と前記オーガ（９）の間に配置し
た刈取穀稈載置用受け板（１６）を前端部の前後移動操
作自在に取付けてある全稈投入型コンバインの刈取前処
理部。 - 【請求項２】 植立穀稈を掻き込むリール（６）の下方
にバリカン型刈取装置（７）を設け、脱穀装置（４）へ
の穀稈搬送装置（８）の始端部に刈取穀稈を集めるオー
ガ（９）を前記バリカン型刈取装置（７）の後方に設け
た全稈投入型コンバインにおいて、前記バリカン型刈取
装置（７）を前後位置変更操作自在に取付け、前記バリ
カン型刈取装置（７）と前記オーガ（９）の間に配置し
た刈取穀稈載置搬送用コンベア（１０）を着脱自在に取
付けてある全稈投入型コンバインの刈取前処理部。 - 【請求項３】 植立穀稈を掻き込むリール（６）の下方
にバリカン型刈取装置（７）を設け、脱穀装置（４）へ
の穀稈搬送装置（８）の始端部に刈取穀稈を集めるオー
ガ（９）を前記バリカン型刈取装置（７）の後方に設け
た全稈投入型コンバインにおいて、前記バリカン型刈取
装置（７）を前後位置変更操作自在に取付け、前記バリ
カン型刈取装置（７）と前記オーガ（９）の間に配置し
た刈取穀稈載置搬送用コンベア（１０）を搬送始端が前
後移動する状態に伸縮自在に形成してある全稈投入型コ
ンバインの刈取前処理部。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25536393A JPH07107838A (ja) | 1993-10-13 | 1993-10-13 | 全稈投入型コンバインの刈取前処理部 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25536393A JPH07107838A (ja) | 1993-10-13 | 1993-10-13 | 全稈投入型コンバインの刈取前処理部 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07107838A true JPH07107838A (ja) | 1995-04-25 |
Family
ID=17277740
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25536393A Pending JPH07107838A (ja) | 1993-10-13 | 1993-10-13 | 全稈投入型コンバインの刈取前処理部 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07107838A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100522680B1 (ko) * | 1999-09-29 | 2005-10-19 | 삼성에스디아이 주식회사 | 밀폐전지 및 그 제조방법 |
| JP2017205079A (ja) * | 2016-05-19 | 2017-11-24 | 八鹿鉄工株式会社 | 茎葉処理機 |
-
1993
- 1993-10-13 JP JP25536393A patent/JPH07107838A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100522680B1 (ko) * | 1999-09-29 | 2005-10-19 | 삼성에스디아이 주식회사 | 밀폐전지 및 그 제조방법 |
| JP2017205079A (ja) * | 2016-05-19 | 2017-11-24 | 八鹿鉄工株式会社 | 茎葉処理機 |
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