JPH07107272A - 画像形成システム - Google Patents

画像形成システム

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JPH07107272A
JPH07107272A JP5247230A JP24723093A JPH07107272A JP H07107272 A JPH07107272 A JP H07107272A JP 5247230 A JP5247230 A JP 5247230A JP 24723093 A JP24723093 A JP 24723093A JP H07107272 A JPH07107272 A JP H07107272A
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data
enlargement
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浩志 遠藤
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一義 高橋
Toshiyuki Yanaka
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 文字と自然画といった組合せ画像を拡大プリ
ントとする上で、その生産性を最大とすることが可能な
画像形成システムの提供。 【構成】 原画および文字フォントデータを基に、最終
的にこれらの拡大合成画をプリントする場合、ホストコ
ンピュータ側では、スキャナSで読取った原画に対して
ソフト的にリニア拡大処理112を施し、また、フォン
トデータに対して同様にソフト的なベクトル拡大処理1
10を施し、これらのデータに合成処理111を行う。
この際、ベクトル拡大処理110の後には、エッジ強調
等の成形処理を行うことができる。合成データは、プリ
ンタ2でさらにハード的に拡大され拡大合成画がプリン
ト出力される。ここで、ホストコンピュータ1およびプ
リンタ2での拡大率を、システムの生産性が最大となる
よう定めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像形成システムに関
し、詳しくは、大画面の印刷を従来の銀塩方式以外のプ
リンタを用いて、拡大画像を記録するための画像形成シ
ステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタを用いて拡大画像を記録
する場合、処理はズームレンズ等による光学的処理で原
画を拡大したものをそのまま用いてプリントするか、あ
るいはスキャナ等で読み込みデジタル化した画像データ
を一括拡大処理した後、その処理データを用いてプリン
トする方法が採られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例において、
ズームレンズ等を用いた光学的拡大により出力データを
得る方法は、原画の解像度によっては、ある倍率以上に
拡大を行うと画質の劣化を生じるため、必要とする画質
の程度に応じてその拡大率が制限される。これに対し、
所定以上の画質を維持しながら拡大率の制限を受けない
ようにするには、出力データのデジタル処理手段による
拡大処理がさらに必要となり、画像形成システム全体の
処理工程が増すことになる。
【0004】一方、スキャナ等で読み込んだ画像データ
をソフト的手段により拡大を行う方法では、画像データ
の種類が、例えば自然画である等の一種類の画像データ
である場合は問題は無いが、例えば自然画と文字の組み
合わせによる画像データの時は、その画像の性質から、
一様な拡大処理を行なった場合にはいずれかの画質の劣
化を生じることがある。
【0005】例として、拡大処理をリニア補間により行
う場合、補間される画素データは、原画の各画素のデー
タ間隔に比例して線形的その内容を求めるため、原画画
素の中間色になる傾向にある。これは、自然画に見られ
る緩やかな階調変化を拡大後も保存する性質を有する
が、文字の輪郭のように明らかに画像の連続性が無いシ
ャープな画像に対しては、その端部が周囲の画像とのリ
ニア補間によりシャープ性が失われ、これによってピン
トがぼけ、文字の劣化した画像となることがある。逆
に、拡大処理において文字のようなシャープな画像を有
効とすると、緩やかな階調変化部が均一な変化とならな
い。このことはポスター等の自然画と文字の組み合わせ
の多いものに対しては比較的大きな問題となる。
【0006】このような不具合を解消するため、拡大処
理後、エッジ強調等により文字画像の品位を向上させる
方法もあるが、処理工程やメモリ容量を多く必要とする
点で問題がある。特に、拡大処理をソフト処理により行
う時には、特に大判の画像においては画像データが倍率
の2乗に比例して増大するため、以上のようなメモリ容
量の増大は大きな負荷になる。
【0007】また、このデータ容量の増大はシステム構
成上でも問題となる。すなわち、システムの効率化の溶
性によりプリンタの高速化が求められており、これを実
現するためにはメモリを、高速動作可能な半導体メモリ
とすることが不可欠となる。この場合、出力がポスター
等の大判となるときは大容量の半導体メモリが必要であ
り、そのコストは大きなものとなる。
【0008】さらに、上述のような機能をハード的手段
によって実現しようとする場合、記録速度を重視すれ
ば、拡大処理は単純なもの、例えば画素データの単純繰
り返し程度の処理に制限され、このため、解像度の低下
は免れない。また十分な処理を施そうとすればデータ処
理系のハードウェア構成が極めて複雑なものとなり、こ
れによるコスト上昇、記録速度低下および生産性の低下
を免れない。
【0009】以上、説明したように上記従来例により、
自然画、文字等の組み合わせ画像を拡大プリントする場
合、光学的方法やソフト的方法、また、ハード的方法を
用いることにはそれぞれ問題が有り、十分な機能でコス
トを抑さえられる方法を実現することは困難ことであ
る。
【0010】本発明は、上記問題点を解消するためにな
されたものであり、その目的とするところは、組合せ画
像を拡大プリントする上で解像度、階調性等のプリント
機能を十分に発揮し、かつ、コストを抑えながらシステ
ム全体の生産性を最大とすることが可能な画像形成シス
テムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明では
画像処理部およびプリント部を有し、複数種類の画像デ
ータの合成、拡大データに基づいてプリント出力する画
像形成システムにおいて、予め設定された画像フォーマ
ットの第1拡大率情報に基づき、前記複数種類の画像デ
ータそれぞれについての拡大処理を含んだ処理を行う処
理手段と、該処理手段によってそれぞれ拡大された前記
複数種類の画像データを、前記画像フォーマットの合成
情報に基づいて合成する合成処理手段と、該合成処理手
段により合成された画像データに対して、前記画像フォ
ーマットの第2拡大率情報に基づいて、拡大処理を行う
拡大処理手段と、該拡大処理手段によって拡大された画
像データに基づいて、前記プリント部においてプリント
出力を行わせるプリント制御手段と、を具えたことを特
徴とする。
【0012】より好適には、前記処理手段は、前記画像
処理部においてソフトウェアで構成され、前記拡大処理
手段は前記プリント部においてハードウェアで構成され
ることを特徴とする。
【0013】本発明の構成をさらに説明すると次のよう
になる。すなわち、ハード処理による画像拡大はメモリ
容量を削減でき、システムコストを下げる作用がある。
この場合、コストと処理速度の点から単純繰り返しによ
るハード拡大処理を行う方法が妥当と考えられるが、そ
の欠点として解像度の低下が起こるため、文字周囲の凸
凹や自然画の粒子の荒れとなって現われる問題がある。
このため、大型画面の画像拡大においてメモリ容量が少
なくて済むといってもハードウェアによる拡大は、その
拡大率が制限される。
【0014】そこでハードウェア拡大の不足をソフトウ
ェア拡大により補い十分な画面サイズまで組み合わせ、
これにより画像の品位を低下させず、また、合成される
画像それぞれの性質にあった拡大処理をできるようにす
るため、ソフトウェア拡大処理手段とハードウェア拡大
処理手段の両方を有する構成を採る。
【0015】また、それぞれの拡大率の決定要素として 1.出力画像に要求される解像度 2.プリント部に搭載する半導体メモリ容量 3.ホストコンピュータの拡大処理負荷(処理スピー
ド、エッジ引調等を可能とする場合の搭載メモリ容量) 等が有り、これらのトレードオフを考慮して、それぞれ
の値を決定することにより、システム全体のプリント出
力生産性(単位時間の生産量・生産コスト)を最大にで
きるようにするシステムを構成する。
【0016】さらに、以下で示すより好適な実施例にお
いては、次のようにそれぞれの拡大率の振り分けを行
う。
【0017】全体拡大率の内のハード拡大とソフト拡大
の比の決定には上記のように生産性を考慮するとともに
プリント結果の品位も特に考慮するものである。すなわ
ち、画像の品位が保証される範囲内で、生産性が上がる
ように拡大率の振り分けを行う。この振り分けには、上
記決定要素の他に、画像の性質(階調の多い自然画、コ
ンピュータグラフィックや文字を含むシャープな画像)
や、プリンタ部の解像度が関与する。
【0018】原画で十分な解像度を有する、または自然
画のみの拡大に関してはプリンタ部のメモリ容量の許す
限り、ソフト拡大で行う。メモリに入らないときにはハ
ード拡大を1倍,2倍…とメモリに納まるまで大きく
し、残りをソフト拡大で行う。逆にメモリ容量に余裕が
あるときは、例として画像フォーマットのプリンタ部解
像度が400dpiでは画像のハード拡大を4〜8倍と
してもそれほど画質が劣化せず、見た目も問題無い。こ
の時はその残りをソフト拡大とすればソフト拡大処理の
工程を軽減でき生産性を向上できる。
【0019】原画が十分な解像度を有する文字等のシャ
ープな画像を含む場合はプリンタ部の解像度が問題とな
り、例として400dpiのときにハード拡大率を4倍
とすると文字の外周部は0.254mmのギザギザが見
られ、これが目に見えない境界付近であると思われ、こ
れを一つの目安とする。それ以上の拡大はソフト拡大に
より行う。もちろんこれはメモリ容量が十分に有るとし
たときである。プリンタ部の解像度は低い場合は当然ハ
ード拡大は4倍より小さい必要がある。
【0020】原画が十分な解像度を持たないときには、
ハード拡大の影響はそのまま画像の劣化となるため、ハ
ード拡大は行わないのが良く、可能ならばメモリの増設
も必要である。
【0021】
【作用】以上の構成によれば、ソフトウェアによる画像
拡大とハードウェアによる画像拡大とを組合せて、プリ
ント出力の画像拡大が行われ、この場合に、それぞれの
拡大処理の利点を最大に引き出し、また、それぞれの欠
点を抑制するようにすることができる。
【0022】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0023】図1は、本発明の一実施例に係るシステム
構成を示すブロック図であり、図1において拡大等の処
理が行われる部位はホストコンピュータ1およびプリン
タ2である。
【0024】図2はホストコンピュータにおける画像処
理の流れを示し、図3はその画像処理の流れを視覚的に
示したものである。
【0025】図1において、ホストコンピュータ1側に
は、各種周辺機器が接続される。すなわち、データ入力
手段としてのキーボード101、データ処理操作手段と
してのマウス/タブレット102が接続され、これによ
り、CRT103の視覚情報を介した合成画像の作成や
拡大率の指定を行うことができる。また、原画はスキャ
ナSによって読取られ、ディジタルデータとしてホスト
コンピュータ1へ転送される。さらに、合成画像等に用
いるためのフォントデータを保持するフロッピディスク
(FD)105の内容は、ディスクドライブ(FDD)
104により読取られる。
【0026】図2はホストコンピュータ1におけるソフ
ト拡大,合成処理の流れを示す図である。
【0027】スキャナSによって読取られた原画像op
(図3参照)のディジタルデータは光磁気ディスクドラ
イブ(MO)113のディスク内に格納され、その後、
リニア拡大処理112によってリニア拡大され、その処
理データlp(図3参照)が得られる。
【0028】一方、フォントデータof(図3参照)
は、ベクトル拡大処理110によって拡大フォントデー
タlf(図3参照)とされる。
【0029】以上のそれぞれの拡大処理によって得られ
るデータlpおよびlfは、合成データ処理111によ
り合成され、合成データcp(図3参照)が得られる。
この合成データcpは、磁気ディスクドライブ210内
に格納されるか、あるいは直接プリンタ2へ転送され
る。
【0030】上記システム構成において、拡大サイズ,
画像合成の配置等の情報は画像フォーマットに記載され
ており、この情報を元に画像拡大処理、画像合成処理を
行いプリントを実行する。
【0031】上述したリニア拡大処理112で示される
画像拡大処理を図4〜図6のフローチャートを参照して
説明する。
【0032】まず初めにプリントする画像の画像フォー
マット情報(図19参照)を読み込み、処理情報を取得
する(S100)。続いて、この情報から画像データフ
ァイル、文字データファイルをオープンし(S101,
S102)、画像データのサイズとリニア拡大率を読み
込む(S104,S105)。さらに、このデータサイ
ズと拡大率から拡大後の使用メモリ容量を計算し(S1
05)、プリンタ2に搭載されるメモリ容量を越えない
ことを確認する(S106)。
【0033】次に、全文字データの文字情報を順に読み
込み(S107)、これに画像フォーマットのフォント
タイプ、サイズ、合成基準位置に基づいて合成時のオー
バーラップ範囲を求め(S108)、これが上記で確認
した画像データ範囲内に在ることをそれぞれ確認する
(S109)。画像の拡大合成に問題が無いことが確認
できた後、まず画像データのソフト拡大処理を行う(S
110)。
【0034】このソフト拡大の方法について、ここでは
その一方法であるリニア拡大を例として図7〜図9に示
すフローチャートを参照して説明する。
【0035】拡大コマンドが確認された後(S20
0)、拡大率が読み込まれ(S201)、処理が開始さ
れる。
【0036】まず、画像データファイルが開かれ画像サ
イズを得て(S202)、これと拡大率から拡大画像サ
イズが求められ(S203)、処理の作業メモリを確保
する(S204)。
【0037】リニア拡大の基本的考え方は、画像におけ
る隣接画素間で滑らかな階調連続性を保持するように、
補間画素を挿入する。その方法は、隣接する上下2画素
づつの4画素を4隅に配した二次配列を考える。ここ
で、配列の大きさ、すなわち拡大率は、縦,横に挿入す
る補間画素数によるが、設定された拡大率から全体の挿
入数を求め、これをなるべく均一になるように元の画素
間に配分することにより求めるので、一定とはならず、
読み込み行位置により異なり縦横方向に関しそれぞれ求
められる(S205,S206)。補間処理として、初
めに横一行の画素データを読み込み(S207)、以降
は各行の更新毎に一行分のデータを読み込む(S20
8)。このように、二行分のデータを保持し、前述のよ
うに上下2画素、合計4画素のデータを取り出し、その
位置での縦横方向それぞれの挿入行,列数を計算して
(S209,S212)二次配列サイズを決定し補間行
を含めた拡大画像の各行を更新する(S210)。さら
に更新した行内で元画像の各画素に関して4画素を取り
出す画素位置を更新し(S211)、次いで、補間画素
を含めた画素位置を更新し(S213)、計算式により
各補間データを求める(S214)。
【0038】ここで、上記4隅のデータはそのまま用い
られるが、それ以外の補間画素はこの4画素データから
補間計算により求められる。この補間の方法は、この二
次元配列内の隣接する画素のデータの差がほぼ均一にな
る様計算するものである。その計算は比例加重により求
まり、4隅のデータをそれぞれa(k,l),a(k+
1,l),a(k+1,l),a(k+1,l+1)と
し、二次配列サイズを(x+1)*(y+1)とすると
配列内の補間データは以下の式により求まる。
【0039】
【数1】 h(m,n)=n{(m*a (k+1, 1+1)+(x−m)* a(k,l+1)} +(y−n) × {(m*a (k+1,l)+(x−m)*a(k,l)} /x*y 0≦m≦x,0≦n≦y 次に、以上の補間計算による計算画像データについてデ
ータ書き込みをし(S215)、同様の元画像データの
読み込みからの処理の繰り返しを画像の全行読み込み終
了まで行う。以上の処理をR,G,Bの3色それぞれに
ついて同様に行い、ステップS110(図5参照)のソ
フト拡大処理(リニア拡大)を終了する。
【0040】再び、図5,図6を参照すると、上記画像
拡大処理(S110)を終了した後、画像ファーマット
から文字データの情報を読み込み、作業メモリ領域上で
指定されたフォントタイプおよび拡大率に従いベクトル
拡大する(S111)。そして、これらの文字データに
対して輪郭処理等の整形(S112)を加えた後、文字
色変換を行い(S113)、位置情報からそのフォント
の位置を決定し(S114)、ソフト拡大後の画像デー
タに上書きで画像合成を行う(S115)。これを全て
の文字に対して行うことにより、画像ファイルが作成さ
れ(S116)、ホストコンピュータ上での拡大処理が
終了する。
【0041】次に、上記ステップS115の合成処理の
詳細を図10および図11に示すフローチャートを参照
して説明する。
【0042】先ずコマンドチェック後(S300)、デ
ータファイル名を取得し(S301)、続けて画像デー
タを読み込み、画像サイズを得る(S302)。また、
画像フォーマットから文字合成位置情報、文字色情報を
取得する(S303,S304)。次に、画像サイズか
ら画像の全行を順に更新し(S305)、画像データを
一行読み込む(S306)。この読み込んだ画像データ
と同じ行範囲を有する文字データを一行読み込む(S3
07)。この行を列方向に位置を移動し、文字データの
存在する範囲に列位置が在るか、また、有効データであ
るかを判定し(S308)、在るときは、文字データを
前の色情報に従う変換を行い(S309)、画像データ
に上書きする(S310)。
【0043】ステップS310にて一行の合成が終了す
ると、これを新たな画像データとして書く込む(S31
1)。これを全行に関して行い合成処理を終了する。
【0044】以上説明したデータの加工を終了すると、
続いてプリンタ部に搭載のメモリ部にデータを転送する
(S117、図6参照)。この転送は、セーブコマンド
により行うが、転送手順はシェイクハンドにより、転送
動作の確認を個別に確認コードを受信することで行いな
がらファイル名、画像サイズ(縦×横ピクセル)の諸属
性を順次転送し、続いて画像データを転送する。プリン
タ部では画像サイズデータで規定された容量の画像デー
タを受信し、最後に確認コードを返信してデータ転送を
終了する。その他のプリンタにおけるハード拡大率、プ
リント長等の属性は別の指示コマンドにより転送する
(S118)。
【0045】図12は図1等に示した本実施例のプリン
タ2の主要な構成を示すブロック図である。
【0046】図12において、上述のホストコンピュー
タ1はプリンタ2に対して、上述のように、拡大,合成
処理した画像データや上記画像フォーマット等の各種デ
ータ/コマンドを出力する。このプリンタ2において、
ホストコンピュータ1とのデータおよびコマンド等の通
信制御を行うインターフェース部(以下I/F部と称す
る)3は、ここで受信したデータ/コマンド等の解析を
行う解析部4を有する。
【0047】I/F部3で受信された画像データは、D
MA(ダイレクトメモリアクセス)制御部7により画像
メモリ制御部8に転送され、これを介して画像メモリ9
に格納される。この画像メモリ9はD−RAMやS−R
AM等の半導体メモリの形態で構成されるものである。
【0048】ハードウェア構成の拡大処理部10は、画
像メモリ9から出力される画像データについて後述のよ
うな拡大処理を行う。拡大処理部10で処理されたデー
タは、ゲート11,12により、直接に、または多値/
2値変換部13を介してシーケンシャルマルチスキャン
(SMS)処理部16に転送される。SMS処理部15
で処理され、ヘッドユニット19,18のそれぞれの記
録ヘッド部に対応付けられた吐出データは、吐出位置調
整を行うためのそれぞれ上段ヘッドレジ調整部17およ
び下段ヘッドレジ調整部18の処理を経て、それぞれの
ヘッドユニット19,18へ供給されインク吐出が行わ
れる。すなわち、各ヘッド駆動部21〜28および31
〜38は、吐出データに応じてそれぞれ対応する記録ヘ
ッド部41〜48および51〜58を駆動してインク吐
出を行わせる。
【0049】ヘッドユニットを搭載した後述のキャリッ
ジは、キャリッジモータ61の駆動によって、その移動
が行われ、また、記録搬送モータ63の駆動により、記
録媒体の搬送が行われる。
【0050】制御部6は、上述したプリンタ各部の動作
ないしは処理を制御し、また、オペレータとのインター
フェースとなる表示/操作部5と表示等に関するデータ
の授受を行う。
【0051】図13は、上述した構成を有するプリンタ
2におけるプリント動作部の断面図である。
【0052】プリンタ2は、大きく分けて記録媒体64
を送り出す供給部200と、送り出された記録媒体64
を精密に行送りする搬送部201と、行送りされた記録
媒体64にインクでプリントを行うプリンタユニット2
03と、プリントされた記録媒体64をカットし排出す
る排出部202から成る。
【0053】ロール状の記録媒体64は、供給部200
から搬送部201に送られ、ガイドローラ207を介し
て従動ローラ208と押えローラ221の間を通り、さ
らに、下段プラテン209、上段プラテン210を介し
て、駆動ローラ211と押えローラ21の間を通り、ガ
イドローラ213を介して排出部202に送られる。
【0054】搬送モータ63に接続された駆動ローラ2
13によってステップ送りされる記録媒体64は、レー
ル206によって支持されたキャリッジユニット205
に搭載される下段ヘッドユニット18の記録ヘッド41
〜48によって、下段プラテン209によって定位され
た状態でプリントされる。キャリッジモータ61を駆動
源とするキャリッジユニット205は、1回の往復移動
で1行(1バンドと以下称する)のプリントを行う。1
バンドのプリントが終る毎に、記録媒体64は、所定量
(例えば、図17に示すように1バンドの幅H分)ステ
ップ送りされ、ある一定量(例えば、図17ではn×H
分)送られて下段ヘッドユニット18でプリンタされた
部分が上プラテン210に到達すると、上段ヘッドユニ
ット19の記録ヘッド51〜58によってプリントが行
われる。
【0055】プリントを終了すると、記録媒体64は、
ガイドローラを介して排出部202に送られ、排出部2
02は、搬送駆動ローラ214と押えローラ220とに
よって記録媒体64を送り支持するとともにカッティン
グ部215によって記録媒体64を所定の長さでカット
し排出トレイ219に排出する。このカッティング部2
15は、プラテン218とカット用歯218、押え部2
16等で構成される。
【0056】次に、上記図12,図13に示した本実施
例のプリンタ2の動作について図14に示すフローチャ
ートを参照して説明する。
【0057】まず、プリンタ2の電源が投入されると
(S1)、制御部6は、その内部のRAMおよびI/O
部(共に不図示)や、表示/操作部5、I/F部3(デ
ータ解析部4を含む)、DMA制御部7、画像メモリ制
御部8、拡大処理部10、多値/2値変換処理部13、
SMS処理部15、下段ヘッドレジ調整部16、上段ヘ
ッドレジ調整部17等の各種ハードウェアの初期チェッ
クおよび初期化を行うとともに、いわゆるメカイニシャ
ルを行う(S1)。このメカイニシャルは、例えば、搬
送モータ63、キャリッジモータ61や回復系モータ
(不図示)を動作させることにより、上,下段ヘッドユ
ニット18,19をホームポジションに移動し、回復系
機構(記録ヘッド部の目詰まりを防止する等のための記
録ヘッド回りの機構)を動作させてインクの強制排出を
行う。また、制御部6は、上記初期化処理で、画像デー
タの経路の制御(ゲート回路11,12,14の開閉制
御)と上下段ヘッドレジ調整部16,17の各パラメー
タ設定を制御部6内のROM(不図示)あるいはバック
アップRAM(不図示)の設定に応じて行う。
【0058】次に、制御部6は、プリンタ2の各部に異
常(エラー)がないのを検知すると(S3)、I/F部
3に対してホストコンピュータ1とのインターフェース
を有効(イネーブル)にし、表示/操作部5に“REA
DY”等のスタンバイ状態であることを知らせるメッセ
ージを表示する。プリンタ2各部に異常があれば、異常
が解除されるまでステップS3を繰り返して待機状態と
なる。
【0059】次に、制御部6は、表示/操作部5からの
入力の有り無しを検知し(S4)、表示/操作部5から
入力があると、各種入力に応じて表示/操作部5の表示
や各種パラメータのセット(ワークRAMへの格納)等
の各種操作部処理を行い(S5)、ステップS3に戻
り、入力がない場合は、ステップS6へ進む。
【0060】ステップS6では、制御部6およびデータ
解析部4がホストコンピュータ1からの入力の有無を判
定し、ホストコンピュータ1からの入力がI/F部3に
あると判断するとステップS7に、入力が無いと判断す
るとステップS3にそれぞれ進む。
【0061】ステップS7では、データ解析部4が、入
力されたコマンドの種類(画像転送コマンド、プリント
コマンド、連続プリントコマンド、その他各種コマンド
のいずれか)を判断し、各コマンド処理を行う。
【0062】具体的には、画像転送コマンドならば、ス
テップS8で画像データの受信格納処理(詳細後述)を
行い、ステップS3に戻る。
【0063】プリントコマンドの場合には、プリント動
作(詳細後述)を行った後(S9)、上段ヘッドユニッ
ト19の後端処理(詳細後述)を行い(S10)、画像
メモリ制御部8,多値/2値変換処理部13,上段ヘッ
ドレジ調整部17等の画像処理部の初期化とエンド処理
を行って(S11)、ステップS3に戻る。
【0064】連続プリントコマンドの場合は、ステップ
S9と同等のプリント動作を行い(S12)、ステップ
S3に戻る。
【0065】その他のコマンドならば、そのコマンドに
対応した処理(詳細省略)を行い(S13)、ステップ
3に戻る。
【0066】ここで、上述した画像データの受信格納処
理について図15を参照して説明する。
【0067】図15は、図12に示した画像メモリ制御
部8の詳細を示すブロック図である。
【0068】画像転送コマンドは、コマンド部とパラメ
ータ部から成り、パラメータ部は画像サイズ(Xin,
Yin)、画像ファイル名(拡張子付)等からなる。画
像転送コマンドの後からは画像データが画像サイズ(X
in,Yin)分連続で送られてくる。画像データのデ
ータ形式は、画像ファイル名の拡張子から判定する。す
なわち、ホストコンピュータは、例えば、入力画像デー
タのデータ形式が、3刺激値(R,G,B)ならば画像
ファイル名に拡張子[.RGB]を付け、コードデータ
ならば拡張子[.P]を付け、2値データならば拡張子
[.]を付け、画像転送コマンド(例:AVE,TE
T.RGB,256,256)をプリンタ2に送る。プ
リンタ2は、この画像伝送コマンドを受け取ると、これ
に応じて制御部6が、画像ファイル名の拡張子から画像
データのデータ形式を判別してコード化し、内部のワー
クRAM(不図示)に記憶する。これとともに、画像メ
モリ制御部8にコード化した画像サイズとデータ形式を
通達し、画像メモリ制御部8では、これに応じて画像サ
イズ(Xin,Yin)をアドレス制御部80内のレジ
スタ81に格納し、また、データ形式をバスコントロー
ラ82内のレジスタ83に格納する。
【0069】ここで、レジスタ83のデータ形式が多値
データの場合は、バスコントローラ82は、画像メモリ
91、92、93各々のチップセレクトC_R,C_
G,C_B信号を有効にし、シリアル/パラレル変換部
84(以後/Pと称す)も有効にする。これにより、D
MAコントローラ7からの点順次で画像データ(R,
G,B)が転送されると、これらのデータは、/P84
で分配されて画像バスDB_R,DB_G,DB_Bに
送られる。アドレス制御部80は、この画像バスDB_
R,DB_G,DB_Bのデータを画像メモリ91,9
2,93各々の同一のアドレス(ADRX=0、ADR
Y=0)に格納するとともに、アドレスADRXを+1
インクリメントし、次の画素の画像データ(R,G,
B)を次のアドレス(ADRX=1、ADRY=0)に
格納し、1ラスタ分(Xin画素)の画像データが格納
されるとアドレスADRYを+1インクリメントし同様
に1ページ(Xin×Yin画素)の画像データを格納
する。
【0070】また、レジスタ83のデータ形式がコード
データまたは2値データの場合は、バスコントローラ8
2は、画像メモリ91のチップセレクトC_R信号のみ
を有効にし、/P84は無効にする。これにより、DM
Aコントローラ7からの点順次で画像データ(コードデ
ータ)が転送されると、/P84はこのデータを画像バ
スDB_Rに送り、アドレス制御部80は同様なアドレ
ス制御で1ページのコードデータまたは2値データを画
像メモリ91に、1画素のビット構造(図参照)で格納
する。ただし、アドレスのインクリメントは1画素の画
像データ毎に行うので、多値データのときよりほぼ3倍
早くなる(厳密にはホストからの転送が完全同期転送で
ないので単純には3倍にならない)。
【0071】なお、画像データ格納時は、ゲート85〜
87は閉じていて、アドレス制御部80からの出力する
同期信号(バンドイネーブル信号BVE、ビデオイネー
ブル信号VE、画像クロックCLK等)の1部は出力さ
れていない。すなわち、このデータ格納時には、拡大処
理部10に対して画像データが出力されておらず、拡大
処理部10の入力画像バス上の画像データは無効となっ
ている。イネーブル信号BVE=1かつVE=1のとき
のみ、画像データは有効になり、クロックに同期して転
送される。
【0072】次に、上記プリント動作について図12お
よび図15〜図17を参照して説明する。
【0073】制御部6は、プリントコマンドまたは連続
プリントコマンドを受けると、上記画像フォーマットの
別のコマンドで指示された拡大処理部10の拡大率を設
定し、画像データ(同期信号含む)の流れを決定すると
ともに、画像メモリ制御部8を画像格納モードから出力
モードにする(ゲート85〜87を開、/P84を閉、
セレクタC_R、C_G、C_Bは画像格納時と同
様)。これとともに、初期化(アドレス制御部80でA
DRX=0、ADRY=0、Y=0等)およびプリント
モードの設定(別のコマンドで指示された出力サイズ
(Xout、Yout)をアドレス制御部80内のレジ
スタ81にセットする)を行い、1バンド単位で、逐
次、画像メモリ9より画像データをキャリッジモータ6
1の起動とタイミングを取りながら出力させ、下段ヘッ
ドユニット18でまず1バンドのプリント動作を行う。
【0074】画像データの流れは、画像データのデータ
形式が多値データである場合、制御部6が制御バスを介
して、ゲート11のゲート11aおよびゲート12を閉
じ、かつ、ゲート11のゲート11bおよびゲート14
を開き、これにより、拡大処理部10から出力される画
像データ(R,G,B)は多値/2値変換処理部13内
のマスキング処理部130で各インク色(K,1,C,
2,M,3,Y,4)系の多値データに変換され、次
に、インク色(K,1,C,2,M,3,Y,4)系変
換部132〜139で各インク色(K,1,C,2,
M,3,Y,4)の2値データに変換された後、SMS
処理部15へ出力される。
【0075】また、データ形式がコードデータである場
合、制御部6が制御バスを介して、ゲート11bおよび
ゲート12を閉じ、かつゲート11aおよびゲート14
を開き、これにより、コードデータはテーブル変換処理
部131で各インク色(K,1,C,2,M,3,Y,
4)系の多値データに変換され、以下多値データの場合
と同じ経路で処理がなされる。なお、テーブル変換部1
31のテーブルは、画像転送コマンドとは別のコマンド
でホストコンピュータ1から送られ、制御部6が制御バ
スを介して設定する。
【0076】さらに、画像データのデータ形式が2値デ
ータである場合、制御部6が制御バスを介して、ゲート
11a,ゲート11bおよびゲート14を閉じ、かつゲ
ート12を開くことで、拡大処理部10から出力される
各インク色の2値データはSMS処理部15へ直接出力
される。
【0077】以上の各処理で得られた2値データがM処
理部15に入力されると、SMS処理部15では各イン
ク色に対応したSMS処理部150〜157によって処
理が行われこれにより、下段記録ヘッド部41〜48用
2値データと上段記録ヘッド部51〜58用2値データ
とが逐次作成SRE、各々下段ヘッドレジ調整部16、
上段ヘッドレジ調整部17に送られる。下段ヘッドレジ
調整部16はこのような各インク色の2値データを各々
1バンド分のメモリに同時に格納し、Kの記録ヘッド4
1を基準にスキャン方向Xのレジを調整するために各々
1バンド分のメモリ読み出し開始タイミングを遅延さ
せ、各インクのヘッド駆動部21〜28へ送る。一方上
段ヘッドレジ調整部17も、各インク色の2値データ
を、各々1バンド分のメモリに同時に格納するが、この
1バンド目ではまだ画像データを出力しない。
【0078】1バンドの画像を記録媒体64に1スキャ
ンでプリントを行った後、キャリッジモータ61を逆転
させてキャリッジユニット205をプリント開始位置
(ホームポジションより記録媒体64の左端に近い位
置)に移動させ、次のバンドをプリントすべく、記録媒
体64を、プリントされた1バンドの幅H分だけY方向
に移動するために搬送モータ17を設定量だけ回転さ
せ、次のバンドの画像形成(プリント)に入る。
【0079】次からの各バンドの画像形成では、制御部
6が画像メモリ制御部8に出力アドレス(出力すべき画
像データが格納されている先頭アドレスY)を知らせ
て、これとともにプリント開始コマンドを制御バスを介
して画像メモリ制御部8に送ることで、同様に次の1バ
ンド分の画像が形成される。なお、先頭アドレスYの増
分は、拡大処理に依存するが、等倍(100%)では、
バンド幅1Hに相当する画素数である。
【0080】以上のタイミングでスキャンを行い1バン
ドを形成して行くことによって逐次画像を形成する場合
には、図14に示すように、下段ヘッドユニット18と
上段ヘッドユニット19のギャップ(上下ユニット間ギ
ャップ)がH×(2n+1)/2とした場合、下段ヘッ
ドユニットがnバンドプリントし、次のバンドのプリン
ト開始によって上段ヘッドレジ調整部17からY方向に
半バンド分の画像データを各インク色をK基準で遅延し
て読み出し、上段ヘッドユニットによるプリントを行う
ことになる。
【0081】制御部6は指示したバンド数分Yout/
(1H分の画素数)のプリントの終了を検知すると、プ
リント動作を終了する。ここでは説明を簡単にするた
め、Youtは、1H分の画素数の倍数で扱う。プリン
ト終了状態では、図17に示すように、上下段ヘッドユ
ニット18,19の両方でプリントされた領域Aと、下
段ヘッドユニット18のみでプリントされた領域B,C
(H×(2n+1)/2分)と未プリント領域D,Eが
存在する。
【0082】プリントコマンドによるプリント動作が行
われた場合は、次に後端処理を行うとともに、画像処理
部の初期化を行い、スタンバイ状態に戻る。。
【0083】ここで、後端処理とは、下段ヘッドユニッ
ト18のみでプリントされた領域B、Cを上段ヘッドユ
ニット19でプリントし、その間、下段ヘッドユニット
18はプリントしないことで、画像の後端まで上下ヘッ
ドユニット18,19両方された状態とするものであ
る。
【0084】また、画像処理部の初期化とは、特に、画
像処理の中間データあるいは画像データを保持している
メモリやそのメモリを示すアドレス制御をクリアする処
理である。
【0085】ここでは、具体的に、多値/2値変換部1
3と上段ヘッドレジ調整部19における処理がこの処理
に該当する。
【0086】すなわち、多値/2値変換部13では、疑
似中間調処理において面積階調の1つである誤差拡散手
法やそれに近い手法を採用している。誤差拡散手法等で
は、1バンドのプリントの後、そのバンドが次のバンド
に拡散すべき誤差データをメモリに格納することで画像
の連続性を保持しているが、これは、プリントコマンド
による通常プリント(後端処理を含む)が終了した時点
では不要であるし、次の新たな画像データのプリントに
も不要であるため、クリアされる。また、上段ヘッドレ
ジ調整部19内のメモリ(不図示)に格納した画像デー
タも不要になり、このため、メモリのアドレス制御部
(不図示)をクリアする。
【0087】一方、連続プリントコマンドの場合は、プ
リント動作が終了しても、後端処理もせず、また上記画
像処理部の初期化もせずに、スタンバイ状態に戻り、次
の画像データの受信に備える。画像転送コマンドを再び
受け取った場合には、画像データの格納処理を行い、ま
た、連続プリントコマンドを受ければ、引き続きプリン
ト動作を行うことにより画像処理系の連続性が保持され
る(画像データの連続性は転送される画像データが連続
であるならば保持される)。これを繰り返えすことによ
り、異なる連続的な画像を連続的にプリントできる。連
続プリントを終了する場合は、最後の転送画像データに
対してプリントコマンドを送り、これにより、プリント
動作、後端処理、画像処理部の初期化が行われ終了す
る。
【0088】次に、上述した拡大処理部10における処
理概要を図18を参照して説明する。
【0089】図18に示す実施例では、200%拡大を
例に挙げて説明する。ここでの拡大処理は、ハード規模
を小さくかつ高速に行うため、単純な画素の繰り返しに
より拡大を行うものである。例えば、4画素×4画素の
原画を200%拡大で8画素×8画素の拡大画像とする
場合、原画の画素が横(X)方向および縦(Y)方向そ
れぞれに2回繰り返され、同じ画像データの画素が2×
2=4つ生成される。
【0090】本例の200%拡大処理では、画像メモリ
9(ここでは91のみを図に示す)の1バンド分のメモ
リ(最大サイズXmax)に、入力画像データがX方向
のサイズXin分格納されている。その画像メモリ9か
らバンド幅の画像データがA,B,C,D,E,F,
G...の順で逐次拡大処理部10に出力され、拡大処
理部10は半バンド幅(200%時)をRAMにA,
C,E,G...の順で格納しながら、少し遅れてAを
読み出し拡大処理部10のFIFO(不図示)に出力
し、FIFOでは、Aの画像データを格納しながらすこ
し遅れて画像クロックCLKの1/2の速度で読み出す
ことにより、Aの画像データをA×2だけ縦(Y)方向
に拡大する。その後、FIFOの読み出しポイントを始
めに戻して、再びAを画像クロックの1/2の速度で読
み出すことによりA×2の画像データを横(X)方向に
も拡大する。Aの画像データの200%拡大が終了する
と、RAMからCの画像データをFIFOに書き込み、
同様の処理をおこない、Cの画像データの200%拡大
を行う。同様にE,G...と半バンド幅×Xinの画
像データの200%拡大が行われ、1バンドの画像がプ
リントされる。次に、画像メモリ制御部8のアドレス制
御部80内のレジスタ81のうち読み出し開始アドレス
Yを半バンド幅の画素だけインクリメントすることで、
画像メモリ9からY方向に半バンド幅だけY方向先に位
置する1バンド分画像を同様に読み出し、200%拡大
処理を同様に行う。
【0091】拡大処理部10は、拡大率100%(等
倍),200%,400%,800%,1600
%...と、2のn乗×100%(n=0,1,2,
3...)を1画素の繰り返しで1,2,4,8,1
6...画素とすることで行うことができる。このと
き、拡大処理部10のRAMへの格納するバンド幅も1
バンド、半バンド、1/4バンド、1/8バンド、1/
16バンド...とし、FIFOの読み出し速度を画像
クロックの1倍,1/2,1/4,1/8,1/1
6...とし、FIFOの読み出し回数も1,2,4,
8,16...とし、画像メモリ制御部8の読み出し開
始アドレスYを1バンド,半バンド,1/4バンド,1
/8バンド,1/16バンド...分の画素だけインク
リメントして同様に拡大処理を行うことができる。
【0092】(その他)なお、本発明は、特にインクジ
ェット記録方式の中でも、インク吐出を行わせるために
利用されるエネルギとして熱エネルギを発生する手段
(例えば電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エ
ネルギによりインクの状態変化を生起させる方式の記録
ヘッド、記録装置において優れた効果をもたらすもので
ある。かかる方式によれば記録の高密度化,高精細化が
達成できるからである。
【0093】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書,同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型,
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持
されているシートや液路に対応して配置されている電気
熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急
速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を印加
することによって、電気熱変換体に熱エネルギを発生せ
しめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結
果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体(インク)
内の気泡を形成できるので有効である。この気泡の成
長,収縮により吐出用開口を介して液体(インク)を吐
出させて、少なくとも1つの滴を形成する。この駆動信
号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が
行われるので、特に応答性に優れた液体(インク)の吐
出が達成でき、より好ましい。このパルス形状の駆動信
号としては、米国特許第4463359号明細書,同第
4345262号明細書に記載されているようなものが
適している。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する
発明の米国特許第4313124号明細書に記載されて
いる条件を採用すると、さらに優れた記録を行うことが
できる。
【0094】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口,液路,電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路または直角液流路)の他に
熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示す
る米国特許第4558333号明細書,米国特許第44
59600号明細書を用いた構成も本発明に含まれるも
のである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通
するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示
する特開昭59−123670号公報や熱エネルギの圧
力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示す
る特開昭59−138461号公報に基いた構成として
も本発明の効果は有効である。すなわち、記録ヘッドの
形態がどのようなものであっても、本発明によれば記録
を確実に効率よく行うことができるようになるからであ
る。
【0095】さらに、記録装置が記録できる記録媒体の
最大幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドに対しても本発明は有効に適用できる。そのよう
な記録ヘッドとしては、複数記録ヘッドの組合せによっ
てその長さを満たす構成や、一体的に形成された1個の
記録ヘッドとしての構成のいずれでもよい。
【0096】加えて、上例のようなシリアルタイプのも
のでも、装置本体に固定された記録ヘッド、あるいは装
置本体に装着されることで装置本体との電気的な接続や
装置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチ
ップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一
体的にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの
記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効である。
【0097】また、本発明の記録装置の構成として、記
録ヘッドの吐出回復手段、予備的な補助手段等を付加す
ることは本発明の効果を一層安定できるので、好ましい
ものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに
対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧或
は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子或
はこれらの組み合わせを用いて加熱を行う予備加熱手
段、記録とは別の吐出を行なう予備吐出手段を挙げるこ
とができる。
【0098】また、搭載される記録ヘッドの種類ないし
個数についても、例えば単色のインクに対応して1個の
みが設けられたものの他、記録色や濃度を異にする複数
のインクに対応して複数個数設けられるものであっても
よい。すなわち、例えば記録装置の記録モードとしては
黒色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘ
ッドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによるか
いずれでもよいが、異なる色の複色カラー、または混色
によるフルカラーの各記録モードの少なくとも一つを備
えた装置にも本発明は極めて有効である。
【0099】さらに加えて、以上説明した本発明実施例
においては、インクを液体として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化もし
くは液化するものを用いてもよく、あるいはインクジェ
ット方式ではインク自体を30℃以上70℃以下の範囲
内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあ
るように温度制御するものが一般的であるから、使用記
録信号付与時にインクが液状をなすものを用いてもよ
い。加えて、熱エネルギによる昇温を、インクの固形状
態から液体状態への状態変化のエネルギとして使用せし
めることで積極的に防止するため、またはインクの蒸発
を防止するため、放置状態で固化し加熱によって液化す
るインクを用いてもよい。いずれにしても熱エネルギの
記録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状イ
ンクが吐出されるものや、記録媒体に到達する時点では
すでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギの付与
によって初めて液化する性質のインクを使用する場合も
本発明は適用可能である。このような場合のインクは、
特開昭54−56847号公報あるいは特開昭60−7
1260号公報に記載されるような、多孔質シート凹部
または貫通孔に液状又は固形物として保持された状態
で、電気熱変換体に対して対向するような形態としても
よい。本発明においては、上述した各インクに対して最
も有効なものは、上述した膜沸騰方式を実行するもので
ある。
【0100】さらに加えて、本発明インクジェット記録
装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の
画像出力端末として用いられるものの他、リーダ等と組
合せた複写装置、さらには送受信機能を有するファクシ
ミリ装置の形態を採るもの等であってもよい。
【0101】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、ソフトウェアによる画像拡大とハードウェア
による画像拡大とを組合せて、プリント出力の画像拡大
が行われ、この場合に、それぞれの拡大処理の利点を最
大に引き出し、また、それぞれの欠点を抑制するように
することができる。
【0102】この結果、画像システム全体のプリント出
力の生産性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る画像形成システムの基
本構成を示すブロック図である。
【図2】上記画像形成システムにおける画像形成処理の
流れを説明する図である。
【図3】上記画像形成処理の流れを視覚的に示す図であ
る。
【図4】上記画像形成システムのホストコンピュータに
おける拡大,合成処理の手順を示すフローチャートであ
る。
【図5】上記画像形成システムのホストコンピュータに
おける拡大,合成処理の手順を示すフローチャートであ
る。
【図6】上記画像形成システムのホストコンピュータに
おける拡大,合成処理の手順を示すフローチャートであ
る。
【図7】上記拡大処理の詳細を示すリニア拡大処理のフ
ローチャートである。
【図8】上記拡大処理の詳細を示すリニア拡大処理のフ
ローチャートである。
【図9】上記拡大処理の詳細を示すリニア拡大処理のフ
ローチャートである。
【図10】上記合成処理の詳細を示すフローチャートで
ある。
【図11】上記合成処理の詳細を示すフローチャートで
ある。
【図12】上記画像形成システムにおけるプリンタ2の
主要な構成を示すブロック図である。
【図13】上記プリンタ2の機械的構成を示す主断面図
である。
【図14】プリンタ2における動作概要を示すフローチ
ャートである。
【図15】プリンタ2内の画像メモリ9の構成および多
値データと2値データの関係を説明する図である。
【図16】プリンタ2内の多値データと2値データに応
じた画像バスの切り替えを説明するためのブロック図で
ある。
【図17】プリンタ2の記録ヘッド部と記録媒体との位
置関係を説明する図である。
【図18】プリンタ2のハード拡大処理部10の処理概
要を示す図である。
【図19】画像形成システムで扱う画像フォーマットの
例を示す図である。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ 2 プリンタ 3 インターフェース部 4 データ解析部 5 表示/操作部 6 制御部 7 DMAコントローラ 8 画像メモリ制御部 9 画像メモリ部 10 拡大処理部 11,12,14 ゲート回路 13 多値/2値変換処理部 15 SMS処理部 16 下段ヘッドレジ調整部 17 上段ヘッドレジ調整部 18 下段ヘッドユニット 19 上段ヘッドユニット 21〜28,31〜38 ヘッド駆動部 41〜48,51〜58 記録ヘッド部 60 キャリッジモータ駆動部 61 キャリッジモータ 62 搬送モータ駆動部 63 搬送モータ 64 記録媒体 113,210 光磁気ディスクドライバー(MO) 104 磁気ディスクドライバ(FDD) 105 磁気ディスク(FD) S スキャナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 3/12 H G06T 3/40

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像処理部およびプリント部を有し、複
    数種類の画像データの合成、拡大データに基づいてプリ
    ント出力する画像形成システムにおいて、 予め設定された画像フォーマットの第1拡大率情報に基
    づき、前記複数種類の画像データそれぞれについての拡
    大処理を含んだ処理を行う処理手段と、 該処理手段によってそれぞれ拡大された前記複数種類の
    画像データを、前記画像フォーマットの合成情報に基づ
    いて合成する合成処理手段と、 該合成処理手段により合成された画像データに対して、
    前記画像フォーマットの第2拡大率情報に基づいて、拡
    大処理を行う拡大処理手段と、 該拡大処理手段によって拡大された画像データに基づい
    て、前記プリント部においてプリント出力を行わせるプ
    リント制御手段と、 を具えたことを特徴とする画像形成システム。
  2. 【請求項2】 前記処理手段は、前記画像処理部におい
    てソフトウェアで構成され、前記拡大処理手段は前記プ
    リント部においてハードウェアで構成されることを特徴
    とする請求項1に記載の画像形成システム。
  3. 【請求項3】 前記画像フォーマットの第1拡大率情報
    および第2拡大率情報は、前記プリント部の画像メモリ
    の容量、前記複数の画像データの解像度および前記プリ
    ンタ部が有する解像度に応じ、前記画像メモリで使用す
    るメモリ量を最大とし、または前記プリンタ部によるプ
    リント出力の解像度を最大となるよう、定められること
    を特徴とする請求項2に記載の画像形成システム。
  4. 【請求項4】 前記複数の画像データはフォントデータ
    を含み、前記処理手段は前記フォントデータの輪郭成形
    処理を行うことを特徴とする請求項3に記載の画像形成
    システム。
  5. 【請求項5】 前記プリント部は、熱エネルギーをイン
    クに作用させて該インク中に気泡を生成し、当該気泡の
    生成に基づいてインクを吐出しプリント出力を行うもの
    であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに
    記載の画像形成システム。
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