JP2005246699A - 印刷装置、印刷方法およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】メディアの印刷レイアウト面を複数のレイアウト枠に分割して、それら各レイアウト枠にそれぞれ任意の画像をレイアウトして印刷することのできる印刷装置において、各レイアウト枠にそれぞれ画像の中心部分を反映させて印刷することのできる印刷装置を提供する。
【解決手段】レイアウト条件設定部は、第1レイアウト枠L1にレイアウトしようとする画像P1について、該画像P1の中心OP1を含む所定の範囲を第1レイアウト枠L1の範囲でトリミングし、該トリミング後の画像P1の第1レイアウト枠L1内での座標値をレイアウト条件として設定する。
【選択図】 図4

Description

この発明は、CD−RやDVD等のメディアに複数の画像をレイアウトして印刷することのできる印刷装置、印刷方法およびプログラムに関するものである。
従来、印刷装置の一つとして、例えば、プリンタ機能とスキャナ機能とコピー機能とを備える複合機プリンタが知られている。近年、こうしたプリンタにあっては、単に用紙などの記録紙だけでなく、CD−RやDVDなどの各種メディアに対しても印刷することが可能となっている。また、このようなメディアへの印刷を可能とするプリンタでは、メディアの印刷面(印刷レイアウト面)を複数のレイアウト枠に分割して、それら各レイアウト枠にそれぞれ任意の画像をレイアウトして印刷(以下「複数面レイアウト印刷」という)することも可能となっている。
しかしながら、従来では、上記のような複数面レイアウト印刷において、各レイアウト枠に画像の中心部分が反映されて印刷されないという問題があった。例えば、メディアの印刷レイアウト面を4つのレイアウト枠に分割して印刷を行う場合、左上のレイアウト枠には画像の右下部分、右上のレイアウト枠には画像の左下部分、左下のレイアウト枠には画像の右上部分、右下のレイアウト枠には画像の左上部分がそれぞれ反映されて印刷される。一般に、写真では被写体が中心部分に位置するように撮影される。したがって、複数面レイアウト印刷を行う場合にあっても、こうした中心部分を各レイアウト枠に反映させて印刷できることが望ましい。
この発明は、こうした従来の実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、メディアの印刷レイアウト面を複数のレイアウト枠に分割して、それら各レイアウト枠にそれぞれ任意の画像をレイアウトして印刷することのできる印刷装置において、各レイアウト枠にそれぞれ画像の中心部分を反映させて印刷することのできる印刷装置、印刷方法及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の第1の態様は、メディアの印刷レイアウト面を複数のレイアウト枠に分割し、各レイアウト枠にそれぞれ任意の画像をレイアウトして印刷可能な印刷装置であって、前記各レイアウト枠にレイアウトしようとするそれぞれの画像について、該画像の中心を含む所定の範囲を前記レイアウト枠の範囲でトリミングし、該トリミング後の前記画像の前記レイアウト枠内での座標値をレイアウト条件として設定するレイアウト条件設定部と、前記レイアウト条件に基づき取得した前記画像を前記レイアウト枠内に展開して多階調データを生成する画像展開処理部と、前記メディアの直径サイズに応じたマスク情報に基づいて前記多階調データにレイアウト処理を施し、前記印刷レイアウト面における印字領域とマスク領域とを判断するレイアウト処理部と、前記レイアウト処理後の前記多階調データに基づき生成された印字データをもとに印刷処理を施す印刷処理部と、を備えた。
この構成によれば、画像の中心を含む所定の範囲がレイアウト枠の範囲でトリミングされる。従って、ユーザによる調整を不要としながら、各レイアウト枠内に画像の中心部分を反映させて印刷することが可能となる。
ここで、この第1の態様にかかる印刷装置において、前記レイアウト条件設定部により画像をトリミングする際の具体的な態様としては、
前記レイアウト条件設定部は、前記画像の中心と前記レイアウト枠の中心とを一致させて前記トリミングを行う、といった構成を採用することができる。
この構成では、画像の中心とレイアウト枠の中心とを一致させて前記トリミングを行うことにより、各レイアウト枠内に画像の中心部分を的確に反映させて印刷することが可能となる。
また、前記レイアウト条件設定部は、前記画像の中心と前記レイアウト枠の中心とを一致させるとともに、あらかじめユーザにより設定された倍率に基づき前記画像を拡大/縮小させて前記トリミングを行う、といった構成を採用することもできる。
この構成では、画像の中心とレイアウト枠の中心とを一致させ、さらに、あらかじめユーザにより設定された倍率に基づき画像を拡大/縮小させて前記トリミングを行うことにより、各レイアウト枠内に画像の中心部分を的確に反映させつつ、よりユーザの希望に応じた中心部分の範囲を印刷することが可能となる。
また、前記レイアウト条件設定部は、印刷設定情報の一つとしてあらかじめユーザにより設定された、前記画像の切り出し範囲を指定する情報に基づいて前記トリミングを行う、といった構成を採用することもできる。
この構成では、あらかじめユーザにより設定された画像の切り出し範囲を指定する情報に基づいて前記トリミングを行うことにより、各レイアウト枠内にユーザの希望する画像部分を反映させて印刷することが可能となる。
本発明の第2の態様は、メディアの印刷レイアウト面を複数のレイアウト枠に分割し、各レイアウト枠にそれぞれ任意の画像をレイアウトして印刷可能な印刷装置であって、前記各レイアウト枠にレイアウトしようとするそれぞれの画像について、該画像の中心と前記レイアウト枠の中心とが一致するように該画像を前記印刷レイアウト面の中心方向に向かってスライドし、該スライド後の前記画像の前記印刷レイアウト面内での座標値をレイアウト条件として設定するレイアウト条件設定部と、前記レイアウト条件に基づき取得した前記画像を前記印刷レイアウト面内に展開して多階調データを生成する画像展開処理部と、前記画像をスライドしたことによって前記レイアウト枠内で重複して展開される複数の前記多階調データのうち、前記画像の中心が同レイアウト枠内に含まれる一の前記多階調データを同レイアウト枠内でレイアウト処理すべきデータとして、前記レイアウト枠ごとに個別にレイヤ定義を設定するレイヤ設定部と、前記レイヤ定義と前記メディアの直径サイズに応じたマスク情報とに基づいて前記多階調データにレイアウト処理を施し、前記印刷レイアウト面における印字領域とマスク領域とを判断するレイアウト処理部と、前記レイアウト処理後の前記多階調データに基づき生成された印字データをもとに印刷処理を施す印刷処理部と、を備えた。
この構成によれば、画像の中心とレイアウト枠の中心とが一致するように該画像を印刷レイアウト面の中心方向に向かってスライドさせることにより、各レイアウト枠内に画像の中心部分を反映させて印刷することが可能となる。この際、画像を印刷レイアウト面の中心方向に向かってスライドさせると、レイアウト枠内では複数の画像が重複するようになる。そこで、本構成では、レイアウト処理すべき対象のデータを各レイアウト枠内でそれぞれ一つとするべく、各レイアウト枠ごとに個別にレイヤ定義の設定を行い、このレイヤ定義にしたがってレイアウト処理するようにしたことで、こうした重複する部分についても好適に印刷処理することが可能となる。
ここで、上記第1および第2の態様にかかる印刷装置において、前記画像展開処理部により画像展開する際の具体的な態様としては、
前記画像展開処理部は、前記多階調データを記憶する記憶部の容量に応じた所定のデータサイズ単位で順次画像展開して前記多階調データを生成する、といった構成を採用することができる。
この構成では、記憶部の容量に応じた所定のデータサイズ単位で順次画像展開するようにしたため、印刷装置に備えられる同記憶部が容量の小さなものであっても対応可能となる。
本発明の第3の態様は、メディアの印刷レイアウト面を複数のレイアウト枠に分割し、各レイアウト枠にそれぞれ任意の画像をレイアウトして印刷する印刷方法であって、前記各レイアウト枠にレイアウトしようとするそれぞれの画像について、該画像の中心を含む所定の範囲を前記レイアウト枠の範囲でトリミングし、該トリミング後の前記画像の前記レイアウト枠内での座標値をレイアウト条件として設定する第1のステップと、前記レイアウト条件に基づき取得した前記画像を前記レイアウト枠内に展開して多階調データを生成する第2のステップと、前記メディアの直径サイズに応じたマスク情報に基づいて前記多階調データにレイアウト処理を施し、前記印刷レイアウト面における印字領域とマスク領域とを判断する第3のステップと、前記レイアウト処理後の前記多階調データに基づき生成された印字データをもとに印刷処理を施す第4のステップと、を含む。
この方法によれば、画像の中心を含む所定の範囲がレイアウト枠の範囲でトリミングされる。従って、ユーザによる調整を不要としながら、各レイアウト枠内に画像の中心部分を反映させて印刷することが可能となる。
本発明の第4の態様は、メディアの印刷レイアウト面を複数のレイアウト枠に分割し、各レイアウト枠にそれぞれ任意の画像をレイアウトして印刷処理を実行するプログラムであって、前記各レイアウト枠にレイアウトしようとするそれぞれの画像について、該画像の中心を含む所定の範囲を前記レイアウト枠の範囲でトリミングし、該トリミング後の前記画像の前記レイアウト枠内での座標値をレイアウト条件として設定する第1の処理と、前記レイアウト条件に基づき取得した前記画像を前記レイアウト枠内に展開して多階調データを生成する第2の処理と、前記メディアの直径サイズに応じたマスク情報に基づいて前記多階調データにレイアウト処理を施し、前記印刷レイアウト面における印字領域とマスク領域とを判断する第3の処理と、前記レイアウト処理後の前記多階調データに基づき生成された印字データをもとに印刷処理を施す第4の処理と、を含む。
このプログラムによれば、画像の中心を含む所定の範囲がレイアウト枠の範囲でトリミングされる。従って、ユーザによる調整を不要としながら、各レイアウト枠内に画像の中心部分を反映させて印刷することが可能となる。
以下、この発明を印刷装置としての複合機プリンタ(以下「プリンタ」という)に具体化した一実施の形態を図1〜図9に従って説明する。
まず、プリンタの概略構成について図1を参照しながら説明する。
図1に示すように、プリンタ1は、パソコン等のホストコンピュータに接続しなくとも一台で印刷処理が可能なインクジェット式のスタンドアロン機である。このプリンタ1は、ケース2の上面の原稿台3に載置された原稿をスキャンし、それを印刷処理して用紙4を排紙口5から排紙するスキャン印刷(いわゆるコピー印刷)を実行することができる。また、プリンタ1は、スキャンした画像データ(スキャンデータ)をホストコンピュータに送信するスキャナ読み取りや、ホストコンピュータから受信した印刷データを基に印刷を実行することもできる。
プリンタ1のケース2には操作パネル部6が配設されており、この操作パネル部6にはLCD(液晶表示器)7や各種のスイッチ8が配設されている。LCD7には、プリンタ1のメニュー機能、印刷条件、動作内容、動作状況、エラー内容などが表示される。また、スイッチ8としては、電源を通電・遮断するための電源ボタン9、プリンタ1の印刷モードを選択するための選択ボタン10、スキャン印刷やスキャナ読み取り等を開始するときに押される開始ボタン11(カラー、モノクロの2種類)等がある。
ケース2の前面には、外部記憶媒体としてのメモリカード12を挿し込むためのカードスロット13が配設されている。メモリカード12には、デジタルカメラ等で撮影された画像が画像データ(JPEGデータ等)として記憶されている。プリンタ1は、カードスロット13に挿し込まれたメモリカード12から画像を取り込み、該メモリカード12から取り込んだ画像のうちスイッチ8の操作によって選択された画像を用紙4に印刷することもできる。
また、プリンタ1は、メディアとしてのCD−R14に印刷(以下「CD−R印刷」という)を行うこともできる。具体的には、平板状のトレイ15を用意し、このトレイ15上の穴部15aにCD−R14を載置する。そして、CD−R14を載せたトレイ15をプリンタ1にセットし、選択ボタン10にてCD−R印刷モードを選択するとともに開始ボタン11を押して印刷を開始することにより、CD−R14の表側表面を印刷面として印刷処理が実行される。
次に、プリンタ1の内部構成について図2を参照しながら説明する。
図2に示すように、プリンタ1はメイン制御を司るCPU16を備え、このCPU16にはバス17を介してROM18、記憶部としてのRAM19、ASIC20が接続されている。また、プリンタ1はスキャナユニット21及びプリンタユニット22を備えている。スキャナユニット21は、露光ランプ、CCDセンサ、パルスモータ等から構成され、スキャナ入力回路23を介してバス17に接続されている。また、プリンタユニット22は、印刷ヘッド、キャリッジモータ、紙送りモータ、駆動回路等から構成され、バス17に接続されている。なお、本実施の形態において、印刷処理部はCPU16とプリンタユニット22とによって構成されている。
ROM18には、プリンタ1を制御するための制御プログラム、スキャナユニット21を駆動するためのスキャナ用制御パラメータ、プリンタユニット22を駆動するためのプリンタ用制御パラメータ等が記憶されている。また、このROM18には、CD−R印刷を実行するためのメディア印刷実行プログラムも記憶されている。なお、本実施の形態において、レイアウト条件設定部、画像展開処理部、およびレイアウト処理部はCPU16とメディア印刷実行プログラムとによって構成されている。
ASIC20にはASIC用のRAM24が接続されている。ASIC20は、RAM24を作業領域として、スキャンして取り込んだ画像データやメモリカード12から取り込んだ画像データに画像処理(色変換・2値化処理)を施し、その画像データをプリンタユニット22のヘッドに送る。CPU16は、スキャン動作時にスキャナ用制御パラメータをもとにスキャナ入力回路23を介してスキャナユニット21を制御する。また、CPU16は、印刷処理時に画像処理後の画像データ及びプリンタ用制御パラメータをもとにプリンタユニット22を制御したり、メモリカード12の画像データ読み取り時に読取部としてそのデータ読み取りを制御したりする。
次に、CD−R印刷について説明する。
本プリンタ1は、CD−R14の印刷レイアウト面を複数のレイアウト枠に分割し、それら各レイアウト枠にそれぞれ任意の画像をレイアウトして印刷を行うことができる。なお、本実施の形態ではCD−R14の印刷レイアウト面を例えば4つのレイアウト枠に分割して印刷する場合(以下「CD−R4面レイアウト印刷」という)について説明する。
CD−R4面レイアウト印刷では、まず、未印刷のCD−R14を載せたトレイ15をプリンタ1にセットする。続いて、選択ボタン10で印刷モードを「CD−R印刷モード」に設定し、そのモードでの各種印刷条件の設定を行う。具体的には、ここでは印刷方法を、印刷レイアウト面を4つのレイアウト枠に分割して印刷する「CD−R4面レイアウト印刷」に設定する。続いて、これらの各レイアウト枠(4ヶ所)にそれぞれレイアウトする画像を選択する。また、ここでは、印刷するCD−R14の直径サイズも設定する。
なお、本実施の形態においては、上記各レイアウト枠にレイアウトする画像をメモリカード12に保存されている画像から選択する場合について説明する。この場合、ユーザはカードスロット13にメモリカード12を挿し込み、同メモリカード12に保存されている画像から各レイアウト枠の位置にて印刷する画像を順次選択する。このとき、ユーザにより選択された画像ファイルはプリンタ1のRAM19に記憶される。
これらの各種印刷条件が設定された後、開始ボタン11が押下されると、CPU16はROM18のメディア印刷実行プログラムに基づき、以下に述べるCD−R4面レイアウト印刷を実行する。
まず、CPU16は、ユーザによって設定された各種印刷条件を取得し、この取得した印刷条件をもとに、各レイアウト枠のそれぞれの位置でのレイアウト条件をCD−R14のサイズに応じて以下のように設定する。
図3に示すように、CD−R4面レイアウト印刷では、CD−R14の印刷面が収まる最小の四角形の範囲が全体の印刷レイアウト面L0として設定され、この印刷レイアウト面L0が4つのレイアウト枠に分割されてそれぞれ第1〜第4レイアウト枠L1〜L4として設定される。そして、これら第1〜第4レイアウト枠L1〜L4にそれぞれレイアウトする画像(ユーザによって選択された画像)について、それら各画像の中心部分がそれぞれ対応する枠内に当てはまるようにトリミング(画像の中心を含む所定範囲を切り出し)することで、レイアウト条件の設定を行う。
ここでは例として、第1レイアウト枠L1についてのレイアウト条件を設定する方法について図4を参照しながら説明する。
まず、第1レイアウト枠L1にレイアウトする画像P1について、この画像P1の切り出し範囲(トリミング範囲)を同第1レイアウト枠L1の範囲に基づいて決定する。具体的には、画像P1の中心OP1に第1レイアウト枠L1の中心OL1(図3参照)を一致させた状態で、画像P1の左上の画素位置(座標原点(0,0))から第1レイアウト枠L1の左上の画素位置までの水平方向及び垂直方向の画素数X,Yを算出し、この画素位置をトリミング基準点(X,Y)とする。
また、このトリミング基準点(X,Y)から第1レイアウト枠L1の水平方向及び垂直方向の画素数W,Hを算出し、これらをトリミング後の画像P1の幅(W)および高さ(H)とする。なお、第1レイアウト枠L1の寸法は、印刷するCD−R14の直径サイズに応じてあらかじめROM18に記憶されているテンプレートの値から導出される。
次に、このトリミング後の画像P1を第1レイアウト枠L1の枠内にレイアウトする際の座標値を、上記トリミング基準点(X,Y)、幅(W)、および高さ(H)に基づいて算出し、この座標値をレイアウト条件としてプリンタ1のRAM19に記憶する。
以下、これと同様な処理により、第2レイアウト枠L2、第3レイアウト枠L3、第4レイアウト枠L4についてそれぞれレイアウト条件を設定し、それをプリンタ1のRAM19に記憶する。
このようにレイアウト条件を設定した後、次いでCPU16は、該設定したレイアウト条件をもとにメモリカード12から画像(画像データ)を取得して画像展開(デコード、リサイズ等)し、RGBの多階調データ(以下「RGBデータ」)を生成する。
詳述すると、CPU16は、まず第1、第2レイアウト枠L1,L2について設定したレイアウト条件をもとに、それら各レイアウト枠L1,L2の枠内にそれぞれレイアウトする画像(トリミング後の画像)をメモリカード12から取り込み、所定のデータサイズ単位で順次画像展開する。なお、このときCPU16はRAM19に記憶されている画像ファイル(あらかじめユーザにより選択された画像ファイル)に基づいてメモリカード12から処理対象の画像を取得する。
ここで、CPU16が1回の処理で画像展開するデータサイズは、本プリンタ1に搭載されるRAM19(記憶部)の容量に応じて設定される。なお、本実施の形態では、図5に示すように、まず1回目の処理では第1、第2レイアウト枠L1,L2の各々上半分の領域Aについて画像展開する。次いで、2回目では第1、第2レイアウト枠L1,L2の各々下半分の領域B、3回目では第3、第4レイアウト枠L3,L4の各々上半分の領域C、4回目では第3、第4レイアウト枠L3,L4の各々下半分の領域Dについて画像展開する。このように、本実施の形態では、印刷レイアウト面L0を4つの領域A〜Dに分割して画像展開処理を実行する。この方式によれば、プリンタ1に搭載されるRAM19の容量が小さなものであっても対応可能となる。
画像展開処理が終了した後、次いでCPU16は、CD−R14の直径サイズに応じてあらかじめROM18に記憶されているマスク情報に基づきレイアウト処理を行う。
マスク情報について説明すると、図6に示すように、プリンタ1のROM18にはCD−R印刷用のテーブルTB1が記憶されている。このテーブルTB1には、CD−R14の直径サイズに応じたテンプレートTとマスク情報Kとが記憶されており、本例では、直径が12cmサイズに対応したテンプレートTa及びマスク情報Kaと、直径が8cmサイズに対応したテンプレートTb及びマスク情報Kbとが記憶されている。
マスク情報Ka,Kbは、CD−R14に印刷を施すにあたって印刷に不必要な画素を指定するための情報であり、どの画素をインク吐出しない白データとするかを決めるものである。具体的には、CD−R14の直径サイズに応じて設定される印刷レイアウト面L0から同CD−R14の印刷面を除いた領域、即ち、印刷レイアウト面L0の中心(中心画素)OL0を基点として、図7に斜線で示す中央部分31及び外側部分32(4隅)の領域をインク吐出しない領域(マスク領域)として指定する情報である。
なお、本実施の形態においては、CD−R14の直径が12cmサイズの場合を想定しており、CPU16は、この直径サイズに対応したマスク情報Kaを基にレイアウト処理を行う。ちなみにCD−R14の直径が8cmサイズの場合には、その直径サイズに対応したマスク情報Kbを基に同様な処理を行う。
レイアウト処理では、CPU16は、まず上記1回目の画像展開処理で生成した領域A内のRGBデータについて、マスク情報Kaに基づきインク吐出する印字領域とインク吐出しないマスク領域(図5に示す領域A内の斜線部分)とを判断する。以下、これと同様にして、画像展開処理が順次終了した領域B,領域C,領域Dの各領域内のRGBデータについて、それぞれ印字領域とマスク領域とをマスク情報Kaに基づき判断する。そして、CPU16はレイアウト処理後のRGBデータをASIC20(具体的にはASIC20用のRAM24)に順次転送する。
ASIC20は、RGBデータを受け取ると、このRGBデータに色変換・2値化処理を施して、CMYK系の色空間で表したドットデータを生成する。詳しくは、ASIC20は、まずRGBデータに色変換処理を施してCMYK系の多階調データを生成し、次いで、このCMYK系の多階調データに2値化処理を施して各色毎に2値化したドットデータ(色プレーン)を生成する。
次に、ASIC20は、これら各色毎のドットデータにマイクロウィーブ処理を施し、ヘッドが一走査するときに印刷処理する該一走査分のヘッド駆動データ(印字データ)を生成する。このヘッド駆動データは、ヘッドの各ノズルに対しインク吐出の有無と吐出量を指示するデータであり、上記レイアウト処理でマスクされた画素についてはインク吐出されない。
ここで、マイクロウィーブ処理について説明すると、プリンタユニット22のヘッドは、用紙4の送り方向(副走査方向)のノズルピッチでドットを形成するため、連続する番号のラスタを1回の主走査で形成することができない。そこで、毎回の主走査ではノズルピッチ間隔で複数本のラスタを形成しながら、ラスタを形成する度に形成位置を少しずつずらして、ラスタとラスタの間を少しずつラスタで埋めていくようにし、最終的に連続したラスタを形成する処理をマイクロウィーブ処理という。
この後、ASIC20は一走査分のヘッド駆動データがRAM24に溜まり次第、それを順次、プリンタユニット22に出力する。そして、CPU16は、ヘッド駆動データに基づきヘッドを駆動制御するとともに、プリンタ用制御パラメータに基づきキャリッジモータや紙送りモータ等を駆動制御してCD−R14に印刷を施す。
以上によって、印刷レイアウト面L0を4分割した第1〜第4レイアウト枠L1〜L4にそれぞれユーザの所望の画像をレイアウトして、しかも各レイアウト枠L1〜L4には画像の中心部分が反映されるように、さらにはCD−R14の印刷面以外の不必要な部分にはインク吐出されないように画像がCD−R14に印刷される。
次に、CPU16がメモリカード12からの画像取り込みによるCD−R4面レイアウト印刷を実行するときの処理手順を図8,図9のフローチャートに従って説明する。
図8に示すように、まずステップ100では、CPU16は、ユーザにより設定された印刷条件を取得し、この取得した印刷条件に基づいて印刷モードがCD−R印刷であると認識する。
次いでステップ110では、CPU16は、CD−R印刷でのレイアウト条件の設定を行う。このレイアウト条件の設定処理は具体的には、図9に示す処理フローにしたがって実行する。
まずステップ111では、CPU16はCD−R印刷の印刷方法として、CD−R4面レイアウト印刷かどうかを判断する。ここで、CD−R4面レイアウト印刷でないと判断した場合には、CPU16は、ステップ112に移行して通常のレイアウト条件設定処理を行う。なお、「通常のレイアウト条件設定処理」とは、印刷レイアウト面を複数のレイアウト枠に分割せずに1種類の画像を印刷レイアウト面にレイアウトして印刷する場合の条件設定を行うための処理であり、この場合には、周知の技術を用いて条件設定を行うため、ここでは詳細な説明を省略する。一方、ステップ111でCD−R4面レイアウト印刷であると判断した場合には、CPU16はステップ113に処理を移行する。
ステップ113では、CPU16は、CD−R14の印刷面(言い換えれば直径サイズ)が収まる最小の四角形を範囲として設定した印刷レイアウト面L0を4つに分割し、該分割した第1〜第4レイアウト枠L1〜L4にレイアウトする画像について、それら各画像の中心部分がそれぞれ枠内に当てはまるようにトリミングする。
次いでステップ114では、CPU16は、トリミング後の各画像をそれぞれ対応する第1〜第4レイアウト枠L1〜L4にレイアウトする際の座標値を決定し、その座標値をレイアウト条件として設定する。
次いでステップ115では、CPU16は、第1〜第4レイアウト枠L1〜L4にレイアウトする全ての画像についてレイアウト条件の設定が終了したか否かを判断する。ここで、全ての画像について終了していない場合にはステップ113,ステップ114の処理を繰り返し行う。そして、全ての画像について条件設定が終了した後に処理を終了する。
このようなレイアウト条件の設定を行った後、次いでCPU16は、図8に示すステップ120に移行する。
ステップ120では、CPU16は、設定したレイアウト条件を基にメモリカード12から画像を取得して画像展開処理を行い、RGBデータを生成する。なお、このとき本実施の形態においては、印刷レイアウト面L0を4つの領域A〜Dに分割して所定のデータサイズ単位で順次画像展開処理を行う。
次いでステップ130では、CPU16は、上記画像展開処理後のRGBデータについて、ROM18に記憶されたマスク情報Kaをもとに順次レイアウト処理を行い、このレイアウト処理後のRGBデータをASIC20に転送する。
次いでステップ140では、ASIC20は、CPU16より転送されたRGBデータに色変換処理および2値化処理を施し、CMYK系のドットデータを生成する。さらにステップ150では、ASIC20は、各色のドットデータにマイクロウィーブ処理を施して一走査分のヘッド駆動データを生成し、それを順次プリンタユニット22に出力する。
次いでステップ160では、CPU16は、このヘッド駆動データに基づきヘッドを駆動制御するとともに、プリンタ用制御パラメータに基づきキャリッジモータや紙送りモータ等を駆動制御してCD−R14に印刷を施す。
本実施の形態では、このようなステップ120〜ステップ160の処理を印刷レイアウト面L0の各領域A〜Dについて順次実行することにより、CD−R4面レイアウト印刷を行う。
以上記述したように、本実施の形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)本実施の形態のプリンタ1では、CD−R4面レイアウト印刷において、CD−R14の印刷レイアウト面L0を4分割した第1〜第4レイアウト枠L1〜L4にそれぞれレイアウトする画像を、それら各画像の中心部分がそれぞれの枠内に当てはまるように自動でトリミングしてレイアウト処理を行う。これによれば、ユーザによる調整を不要としながら、画像の中心部分を各レイアウト枠L1〜L4内に反映させて印刷することができる。
(2)本実施の形態のプリンタ1では、上記トリミングをCD−R14の直径サイズに応じてROM18にあらかじめ記憶されているテンプレートTを用いて行うようにしたため、既存のメディア印刷実行プログラムに対して、若干のプログラムの変更・追加のみで実現可能である。
(3)本実施の形態のプリンタ1では、画像展開処理を行う態様として、印刷レイアウト面L0を4つの領域A〜Dに分割し、メモリカード12から取得した画像をRAM19の容量に応じた所定のデータサイズ単位で順次画像展開するようにした。このようにすれば、プリンタ1に備えられるRAM19が容量の小さなものであっても対応可能となる。
(4)本実施の形態のプリンタ1では、CD−R14の直径サイズに応じたマスク情報K(本例では2種類)をもとにレイアウト処理を行うため、第1〜第4レイアウト枠L1〜L4にトリミング後の画像をレイアウトして印刷する際に、CD−R14の印刷面以外の領域に印刷されるのを防止することができる。
(5)本実施の形態のプリンタ1では、パソコン等のホストコンピュータと接続しなくとも、各画像の中心部分を第1〜第4レイアウト枠L1〜L4内に反映させて印刷することのできる実用性の高いCD−R4面レイアウト印刷をスタンドアロン機にて実現することができる。
なお、上記実施の形態では、以下の態様に変更した変形例を採用してもよい。
(変形例1)上記実施の形態では、印刷レイアウト面L0を4つのレイアウト枠に分割する場合について説明したが、これに限らず、2又は3、或いは5つ以上のレイアウト枠に分割するようにしてもよい。なお、分割するレイアウト枠の数が多くなっても、各レイアウト枠にレイアウトする画像は、それら各画像の中心部分がそれぞれ枠内に当てはまるように自動でトリミングされるため、レイアウト枠の数がいくつであってもユーザに煩わしさを生じさせることはない。
(変形例2)上記実施の形態では、メモリカード12の画像を取り込んで印刷する場合について説明したが、その他の外部記憶媒体、例えばMOやCD−R、あるいはDVD等に保存されている画像を取り込んで印刷することも勿論可能である。また、スキャナ機能を利用することによって、スキャンして取り込んだ画像を印刷することも可能である。
(変形例3)上記実施の形態では、各画像の中心部分をトリミングしてレイアウト条件を設定する態様としたが、これを、以下のような態様としてもよい。
図10に示すように、第1〜第4レイアウト枠L1〜L4にレイアウトする画像P1〜P4を、それら各画像P1〜P4の中心部分がそれぞれ枠内に当てはまるようにスライドさせる。即ち、画像P1については、該画像P1の中心OP1と第1レイアウト枠L1の中心OL1とが一致するように画像P1を印刷レイアウト面L0の中心OL0に向かって(図中右下方向に)スライドさせる。同様に、画像P2については図中左下方向に、画像P3については図中右上方向に、画像P4については図中左上方向に、それぞれスライドさせる。すると、スライドしたことによって、第1レイアウト枠L1の枠内には、画像P1と画像P2との重複部分OL1、画像P1と画像P3との重複部分OL2、および画像P1〜画像P4の重複部分OL3が形成されるようになる。また、第2、第3、第4レイアウト枠L2,L3,L4についても同様に画像の重複部分が形成されるようになる。
このため、本変形例3にかかるレイアウト処理では、第1〜第4レイアウト枠L1〜L4の各枠ごとにレイヤ定義を個別に設定するようにする。なお、このレイヤ定義の設定は、CPU16とメディア印刷実行プログラムとによって構成されるレイヤ設定部の機能として実現される。レイヤ定義の設定方法について述べると、まず第1レイアウト枠L1については、同枠内で重複する画像P1〜P4のうち画像P1をレイアウト処理すべきデータとしてレイヤ定義(最上位のレイヤに設定)し、この画像P1の多階調データにマスク情報Kaをもとにレイアウト処理を施す。同様に、第2、第3、第4レイアウト枠L2,L3,L4については、それぞれ画像P2,P3,P4を最上位のレイヤに設定してレイアウト処理を施す。このようにすれば、上記実施の形態と同様、画像の中心部分を反映させて印刷することが可能であり、また、各レイアウト枠L1〜L4の枠内で重複する部分についても、好適に印刷することが可能となる。
(変形例4)上記実施の形態では、印刷レイアウト面L0を複数(本例では4つの領域A〜D)に分割し、所定のデータサイズ単位で順次画像展開する態様としたが、印刷レイアウト面L0の全画素分のデータを記憶可能な十分な容量を持つRAM19がプリンタ1に搭載されている場合には、画像展開処理を1回で行うようにしてもよい。
(変形例5)上記実施の形態では、プリンタ1をスタンドアロン機として使用したが、パソコン等のホストコンピュータと接続し、ホストコンピュータから受信する画像データをもとに印刷を行うことも勿論可能である。
(変形例6)上記実施の形態において、印刷するメディアはCD−Rに限らず、例えばDVD等その他のメディアであってもよい。
(変形例7)上記実施の形態では、あらかじめデジタルカメラ側で設定され、メモリカード12に画像とともに記録される印刷設定情報を用いて画像のトリミングを行うようにしてもよい。詳述すると、印刷設定情報はデジタルカメラで撮影した画像をプリンタ1にて印刷する際に用いられる情報であり、これには、印刷する画像(画像ファイル)を指定するための情報や、印刷枚数を指定するための情報等が含まれる。ここで、こうした印刷設定情報としてデジタルカメラ側で設定可能な情報の一つに、画像の印刷範囲(切り出し範囲)を指定するための情報がある。このような切り出し範囲の情報に基づいて各画像をトリミングするようにしてもよい。このようにすれば、あらかじめユーザが設定した切り出し範囲の画像がレイアウトされるため、よりユーザの希望とする画像部分をレイアウト枠内に反映させて印刷することができる。
(変形例8)上記実施の形態では、レイアウト枠にレイアウトする画像をユーザによりあらかじめ指定された所定の倍率で拡大/縮小した後に中心部分をトリミングして切り出すようにしてもよい。詳述すると、あらかじめ印刷条件の設定時において、拡大/縮小する画像の倍率を操作パネル部6により設定しておき、プリンタ1はこの設定された倍率で画像を拡大/縮小した後に中心部分をトリミングする。このようにすれば、よりユーザの希望とする範囲で画像の中心部分を反映させて印刷をすることができる。
一実施の形態におけるプリンタの斜視図。 プリンタの電気的構成を示すブロック図。 CD−R4面レイアウト印刷の各レイアウト枠を示す説明図。 レイアウト枠に対する画像のトリミング調整を示す説明図。 画像展開処理について説明するための説明図。 CD−R印刷用のテーブルを示す説明図。 レイアウト処理でマスクする領域を示す説明図。 CD−R4面レイアウト印刷処理のフローチャート。 レイアウト条件設定処理のフローチャート。 変形例3を説明するための説明図。
符号の説明
1…プリンタ(印刷装置)、14…CD−R(メディア)、16…CPU、19…RAM(記憶部)、L0…印刷レイアウト面、OL0…印刷レイアウト面の中心、L1〜L4…レイアウト枠、OL1…レイアウト枠の中心、P1〜P4…画像、OP1…画像の中心、A〜D…領域、Ta,Tb(T)…テンプレート、Ka,Kb(K)…マスク情報。

Claims (8)

  1. メディアの印刷レイアウト面を複数のレイアウト枠に分割し、各レイアウト枠にそれぞれ任意の画像をレイアウトして印刷可能な印刷装置であって、
    前記各レイアウト枠にレイアウトしようとするそれぞれの画像について、該画像の中心を含む所定の範囲を前記レイアウト枠の範囲でトリミングし、該トリミング後の前記画像の前記レイアウト枠内での座標値をレイアウト条件として設定するレイアウト条件設定部と、
    前記レイアウト条件に基づき取得した前記画像を前記レイアウト枠内に展開して多階調データを生成する画像展開処理部と、
    前記メディアの直径サイズに応じたマスク情報に基づいて前記多階調データにレイアウト処理を施し、前記印刷レイアウト面における印字領域とマスク領域とを判断するレイアウト処理部と、
    前記レイアウト処理後の前記多階調データに基づき生成された印字データをもとに印刷処理を施す印刷処理部と、
    を備えることを特徴とする印刷装置。
  2. 前記レイアウト条件設定部は、前記画像の中心と前記レイアウト枠の中心とを一致させて前記トリミングを行う、
    請求項1記載の印刷装置。
  3. 前記レイアウト条件設定部は、前記画像の中心と前記レイアウト枠の中心とを一致させるとともに、あらかじめユーザにより設定された倍率に基づき前記画像を拡大/縮小させて前記トリミングを行う、
    請求項1記載の印刷装置。
  4. 前記レイアウト条件設定部は、印刷設定情報の一つとしてあらかじめユーザにより設定された、前記画像の切り出し範囲を指定する情報に基づいて前記トリミングを行う、
    請求項1記載の印刷装置。
  5. メディアの印刷レイアウト面を複数のレイアウト枠に分割し、各レイアウト枠にそれぞれ任意の画像をレイアウトして印刷可能な印刷装置であって、
    前記各レイアウト枠にレイアウトしようとするそれぞれの画像について、該画像の中心と前記レイアウト枠の中心とが一致するように該画像を前記印刷レイアウト面の中心方向に向かってスライドし、該スライド後の前記画像の前記印刷レイアウト面内での座標値をレイアウト条件として設定するレイアウト条件設定部と、
    前記レイアウト条件に基づき取得した前記画像を前記印刷レイアウト面内に展開して多階調データを生成する画像展開処理部と、
    前記画像をスライドしたことによって前記レイアウト枠内で重複して展開される複数の前記多階調データのうち、前記画像の中心が同レイアウト枠内に含まれる一の前記多階調データを同レイアウト枠内でレイアウト処理すべきデータとして、前記レイアウト枠ごとに個別にレイヤ定義を設定するレイヤ設定部と、
    前記レイヤ定義と前記メディアの直径サイズに応じたマスク情報とに基づいて前記多階調データにレイアウト処理を施し、前記印刷レイアウト面における印字領域とマスク領域とを判断するレイアウト処理部と、
    前記レイアウト処理後の前記多階調データに基づき生成された印字データをもとに印刷処理を施す印刷処理部と、
    を備えることを特徴とする印刷装置。
  6. 前記画像展開処理部は、前記多階調データを記憶する記憶部の容量に応じた所定のデータサイズ単位で順次画像展開して前記多階調データを生成する、
    請求項1乃至5の何れか一項記載の印刷装置。
  7. メディアの印刷レイアウト面を複数のレイアウト枠に分割し、各レイアウト枠にそれぞれ任意の画像をレイアウトして印刷する印刷方法であって、
    前記各レイアウト枠にレイアウトしようとするそれぞれの画像について、該画像の中心を含む所定の範囲を前記レイアウト枠の範囲でトリミングし、該トリミング後の前記画像の前記レイアウト枠内での座標値をレイアウト条件として設定する第1のステップと、
    前記レイアウト条件に基づき取得した前記画像を前記レイアウト枠内に展開して多階調データを生成する第2のステップと、
    前記メディアの直径サイズに応じたマスク情報に基づいて前記多階調データにレイアウト処理を施し、前記印刷レイアウト面における印字領域とマスク領域とを判断する第3のステップと、
    前記レイアウト処理後の前記多階調データに基づき生成された印字データをもとに印刷処理を施す第4のステップと、
    を含むことを特徴とする印刷方法。
  8. メディアの印刷レイアウト面を複数のレイアウト枠に分割し、各レイアウト枠にそれぞれ任意の画像をレイアウトして印刷処理を実行するプログラムであって、
    前記各レイアウト枠にレイアウトしようとするそれぞれの画像について、該画像の中心を含む所定の範囲を前記レイアウト枠の範囲でトリミングし、該トリミング後の前記画像の前記レイアウト枠内での座標値をレイアウト条件として設定する第1の処理と、
    前記レイアウト条件に基づき取得した前記画像を前記レイアウト枠内に展開して多階調データを生成する第2の処理と、
    前記メディアの直径サイズに応じたマスク情報に基づいて前記多階調データにレイアウト処理を施し、前記印刷レイアウト面における印字領域とマスク領域とを判断する第3の処理と、
    前記レイアウト処理後の前記多階調データに基づき生成された印字データをもとに印刷処理を施す第4の処理と、
    を含むことを特徴とするプログラム。
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