JPH07106879B2 - 特大貨物用剛性プレートおよびそれを用いた荷役方法 - Google Patents

特大貨物用剛性プレートおよびそれを用いた荷役方法

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JPH07106879B2
JPH07106879B2 JP60262570A JP26257085A JPH07106879B2 JP H07106879 B2 JPH07106879 B2 JP H07106879B2 JP 60262570 A JP60262570 A JP 60262570A JP 26257085 A JP26257085 A JP 26257085A JP H07106879 B2 JPH07106879 B2 JP H07106879B2
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正毅 橋本
清 渡辺
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日本石油化学株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、フォークリフトもしくはプッシュプルフォー
クリフトによる特大貨物の荷役に使用する剛性プレート
およびそれを用いた荷役方法に関する。
[従来の技術] 従来から、貨物の積卸し、移送、保管などの作業を合理
化するために、種々の荷役装置や運搬具が使用されてい
る。たとえば、通例のフォークリフトと挿入孔を有する
木製や鋼製のパレットあるいはスキッド型のパレットと
を使用して荷役作業を行う方法、プッシュプルフォーク
リフトとシートパレットとを使用して行うユニットロー
ドシステム等が広く普及している。
上記、これらの方法によって、最も効率の良い荷役方法
は、貨物を定型化することである。実際の場合において
も、あらかじめ、数種類の定型化された貨物が想定さ
れ、それらに適合するように、フォークリフト、アタッ
チメント、パレット等の運搬具類の形状寸法が規格化さ
れている。
すなわち、上記貨物の効率的輸送の基本となる寸法を定
めたユニットロードシステムは、JIS規格に制定されて
いるほか、ISO(国際標準化機構)の規格にもなってお
り、寸法は1140×1140mmで、一貫輸送用平パレットのJI
S規格の1種である11型(1100×1100mm)に適合するよ
うに規格化されている。
したがって、現状において、定型化された貨物の荷役作
業においては、非常に効果的に行なわれるものの、規格
外の特大貨物の荷役作業は実質的に行なうことはできな
い。
また、このような規格外の特大貨物を一時的にも取扱お
うとする場合においては、特別の木製パレットを用意す
るか、あるいはフォークリフトのアタッチメントを交換
しなければならない等、交換のため繁雑な手間や種々の
木製のパレット、アタッチメント等を用意保管しなけれ
ばならず、装置費やパレットの保管、管理において多大
な浪費がよぎなくされる。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は、上記問題点を解消するためになされたもの
で、規格外の特大貨物の荷役、運搬、移動等の荷役を円
滑に行う手段を提供するものである。
[問題点を解決するための手段] この発明は 1.水平部およびこの水平部より幅狭な立上り部を有する
既設フォークまたは既設プラテンを備えたフォークリフ
トの上記既設フォークまたは既設プラテンの水平部に載
置する剛性プレートであって、後端両側に上記既設フォ
ークまたは既設プラテンの水平部後端より後方へ延出す
る耳部を形成するとともに、このプレートをその耳部間
の後端が前記既設フォークまたは既設プラテンの立上り
部前面に接して後方への移動が規制されるよう前記既設
フォークまたは既設プラテンの水平部上に載置したと
き、この既設フォークまたは既設プラテンの水平部後端
に前面が接して前方への移動が規制されるように前記耳
部の下面に下方に突出したストッパーを形成してなる特
大貨物用剛性プレートおよび 2.水平部およびこの水平部より幅狭な立上り部を有する
既設フォークまたは既設プラテンを備えたフォークリフ
トの上記既設フォークまたは既設プラテンの水平部に載
置する剛性プレートであって、後端両側に上記既設フォ
ークまたは既設プラテンの水平部後端より後方へ延出す
る耳部を形成するとともに、このプレートをその耳部間
の後端が前記既設フォークまたは既設プラテンの立上り
部前面に接して後方への移動が規制されるよう前記既設
フォークまたは既設プラテンの水平部上に載置したと
き、この既設フォークまたは既設プラテンの水平部後端
に前面が接して前方への移動が規制されるように前記耳
部の下面に下方に突出したストッパーを形成してなる特
大貨物用剛性プレートを、その耳部間に後端が上記既設
フォークまたは既設プラテンの立上り部前面に接するよ
う載置し、上記ストッパーと上記既設フォークまたは既
設プラテンの水平部後端との係合が外れないよう上記プ
レートの上面を上記フォークリフトのシートリテーナで
押圧しながら荷役作業を行なうことを特徴とする特大貨
物の荷役方法 である。
本発明を図面を用いて説明する。
第1図(イ)はプッシュプルフォークリフトを用いて荷
役を行なう場合の本発明の剛性プレートの載置状態を示
す要部平面図、第1図(ロ)は同じく立面図である。
第1図(イ)(ロ)において、水平部10およびこの水平
部10より幅狭な立上り部8を有する既設プラテン1の水
平部10上に剛性プレート2が載置されている。この剛性
プレート2は、幅がプラテン1の水平部10の最大運行幅
の1.1〜2.0倍であり、奥行が既設フォークまたはプラテ
ンの先端11と剛性プレート2の先端12との間隔が±200m
m、好ましくは±150mmの範囲であるこの剛性プレート2
の後端両側には上記プラテンの水平部10の後端9より後
方へ延出する耳部6、6が形成され、載置時に耳部6、
6間の後端7がプラテン1の立上り部8の前面に接する
ようにされ、剛性プレート2の後方へ移動が規制され
る。さらに耳部6の下面に下方に点出したストッパー3
を形成し、そのストッパー3の前面は、プラテンの水平
部10の後端9に接し、剛性プレート2の前方への移動が
規制される。したがって荷役時に剛性プレート2上のシ
ートパレットを摺動させる際の剛性プレート2の後方お
よび前方の移動が阻止できる。
上記剛性プレート2の大きさは、長さが、載置時に既設
フォーク又はプラテン1の先端11と剛性プレート2の先
端12との間隔が±200mm、好ましくは±150mmの範囲であ
る。
上記長さが該既設フォークまたはプラテン1の先端から
200mm以上に拡張すると貨物のピックアップおよび載置
等の荷役作業が円滑に行なわれない。
また該既設フォークまたはプラテン1の先端から200mm
を超えて手前に剛性プレート2が載置される場合におい
ても荷物の安定性が望めず、やはり円滑な荷役作業が行
なわれない。
幅は、既設フォークまたはプラテン1の運行最大幅の1.
1〜2.0倍の範囲、好ましくは1.2〜1.5倍の範囲である。
すなわち通例の既設プラテン1の運行幅は最小900〜最
大1100mmの範囲であるから、剛性プレート2の幅は約99
0mm〜2200mmの範囲まで拡大されることによって、貨物
載置底面の幅(間口)は既設の場合の1100mmから2200mm
に拡大される。
一方、剛性プレート2の幅が既設フォークまたはプラテ
ン1の運行最大幅の2倍を越える場合においては特大貨
物の載置等が円滑に行なわれなく、安全性にも問題が生
じる恐れがあるので好ましくない。
第2図には、第1図に示すような剛性プレート2の長さ
が既設プラテン1の長さより短い場合すなわち剛性プレ
ート2の先端12が既設プラテン1の先端11の手前にある
場合の剛性プレート2の好ましい先端形状の断面図を示
した。
なお、荷役作業を円滑に行なうために、第3図に示すよ
うに複数本の帯状突条5を該プレート2の上面に奥行き
方向に並設することが好ましい。
さらに、剛性プレート2の機能を向上させるために、剛
性プレート2の根元から先端に向ってテーパーを施こ
し、先端厚みを1〜5mmの範囲にすることにより作業時
の安全性を向上させることができる。
上記剛性プレート2の材料としては、ステンレス鋼、メ
ッキ鋼板等の金属板、FRP板、超高分子量ポリエチレン
板等の樹脂製板、合板、ベニラ板等の木製板等が挙げら
れる。これらの中でも特に金属製板が好ましい。
次に本発明の荷役方法を図面を用いて更に説明する。
前記第1図(イ)(ロ)に示したように既設プラテン1
上に剛性プレート2を載置し、シートリテーナ4でスト
ッパー3と既設プラテン1との係合が外れないように押
さえて固定する。この際には既設プラテンの中心線とプ
レートの中心線を一致させることが貨物の載置バランス
上最も好ましい。そして、従来のプッシュプル機構によ
ってシートパレット上の貨物を荷役するものである。
すなわち第4図(イ)(ロ)(ハ)において剛性プレー
ト2をシートリテーナ8でプラテン1に固定した状態
で、フォークリフトを静かに前進させ、プラテン1の先
端をシートパレット21のタブ24の下に挿入し(第4図
(イ))、フェースプレート22を最先端に押出して、グ
リッパー23でシートパレット21のタブ24をグリップする
(第4図(ロ))。そして、フェースプレート22を静か
に手前に引きながら(第4図(ハ))荷物を剛性プレー
ト2上に乗せ、荷役をするものである。
この際に、シートパレット21を剛性プレート2を載置し
たプラテン1上に残し、荷物のみを貨車、トラック等に
積み込みたい場合においては、前記シートリテーナ4を
一度剛性プレート2より離し、シートパレット21と剛性
プレート2を同時に固定し積み込みを行なえば良い。
本願発明の剛性プレート2は前述したような特定の形状
と、既設フォークまたはプラテン1上の載置条件を満す
ことにより、剛性プレート2に前方に移動させるような
力が働いた場合はストッパー3で、後方に移動させるよ
うな力が働いたときは既設フォークまたはプラテン1の
立上り部8で剛性プレート2の移動を止めることができ
る。さらにストッパー3が外れるような方向に働く力、
すなわち剛性プレート2の後部の耳部6、6が浮き上る
ような力が働いた場合(例えば剛性プレート2を載置し
たときその先端が既設フォークまたはプラテン1の先端
からはみ出ているような場合に、貨物を剛性プレート2
上に乗せるとき、または貨物を剛性プレート2から下す
ときに起り得る)は、シートリテーナ4で浮き上りを阻
止することができる。シートリテーナ4は、ストッパー
3が既設プラテン1の水平部10の後端9から外れないよ
うに、剛性プレート2を押圧すればよく、剛性プレート
2を強い力で押圧する必要はない。
以上の構成によれば、シートリテーナ4の押圧を解除す
るだけで、剛性プレート2の取外しが容易に行なえる。
[発明の効果] 上述のように、本発明によれば、従来のフォークリフト
に特定の剛性プレートを載置することによって、従来の
フォークリフトのアタッチメントをそのまま使用でき、
容易に取外しができるので交換のための繁雑な手間もな
く、装置コストも安価であり、かつ従来の操作を変える
ことなく、特大の貨物あるいは多数個の積荷を一体的に
取扱うことができ、荷役効率を大幅に向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1例の剛性プレートを既設プラテン上
に載置した平面図(イ)および立面図(ロ)を示し、第
2図は好ましい先端部形状の断面図、第3図はプレート
表面に帯状突条を有する表面要部の斜視図、第4図は本
発明の荷役方法の模式図(イ)(ロ)(ハ)を示したも
のである。 1……既設プラテン 2……剛性プレート 3……ストッパー 4……シートリテーナ 5……帯状突条 6……耳部 7……耳部間の後端 8……既設プラテン立上り部 9……既設プラテンの水平部後端 10……水平部 11……既設プラテンの先端 12……剛性プレートの先端 21……シートパレット 22……フェースプレート 23……グリッパー 24……タブ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水平部およびこの水平部より幅狭な立上り
    部を有する既設フォークまたは既設プラテンを備えたフ
    ォークリフトの上記既設フォークまたは既設プラテンの
    水平部に載置する剛性プレートであって、後端両側に上
    記既設フォークまたは既設プラテンの水平部後端より後
    方へ延出する耳部を形成するとともに、このプレートを
    その耳部間の後端が前記既設フォークまたは既設プラテ
    ンの立上り部前面に接して後方への移動が規制されるよ
    う前記既設フォークまたは既設プラテンの水平部上に載
    置したとき、この既設フォークまたは既設プラテンの水
    平部後端に前面が接して前方への移動が規制されるよう
    に前記耳部の下面に下方に突出したストッパーを形成し
    てなる特大貨物用剛性プレート。
  2. 【請求項2】水平部およびこの水平部より幅狭な立上り
    部を有する既設フォークまたは既設プラテンを備えたフ
    ォークリフトの上記既設フォークまたは既設プラテンの
    水平部に載置する剛性プレートであって、後端両側に上
    記既設フォークまたは既設プラテンの水平部後端より後
    方へ延出する耳部を形成するとともに、このプレートを
    その耳部間の後端が前記既設フォークまたは既設プラテ
    ンの立上り部前面に接して後方への移動が規制されるよ
    う前記既設フォークまたは既設プラテンの水平部上に載
    置したとき、この既設フォークまたは既設プラテンの水
    平部後端に前面が接して前方への移動が規制されるよう
    に前記耳部の下面に下方に突出したストッパーを形成し
    てなる特大貨物用剛性プレートを、その耳部間の後端が
    上記既設フォークまたは既設プラテンの立上り部前面に
    接すよう載置し、上記ストッパーと上記既設フォークま
    たは既設プラテンの水平部後端との係合が外れないよう
    上記プレートの上面を上記フォークリフトのシートリテ
    ーナで押圧しながら荷役作業を行なうことを特徴とする
    特大貨物の荷役方法。
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JP4356979B2 (ja) * 2003-12-25 2009-11-04 日本輸送機株式会社 サヤフォーク
JP4919302B2 (ja) * 2009-02-18 2012-04-18 日本輸送機株式会社 三方向スタッキングトラック

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JPS5922296U (ja) * 1982-07-30 1984-02-10 小松フオ−クリフト株式会社 荷役自動車の作業装置
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