JPH07106783B2 - パイプの整列装置 - Google Patents
パイプの整列装置Info
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- JPH07106783B2 JPH07106783B2 JP14915190A JP14915190A JPH07106783B2 JP H07106783 B2 JPH07106783 B2 JP H07106783B2 JP 14915190 A JP14915190 A JP 14915190A JP 14915190 A JP14915190 A JP 14915190A JP H07106783 B2 JPH07106783 B2 JP H07106783B2
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- Japan
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- pipe
- aligning
- arranging
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、パイプの梱包ラインに設けられるパイプの整
列装置に関する。
列装置に関する。
(従来の技術) パイプの梱包ラインの最終工程では、ベルトコンベア等
の搬送装置から供給される梱包済みのパイプを、フォー
クリフトに積載して所定の保管場所まで運ぶようにして
いる。
の搬送装置から供給される梱包済みのパイプを、フォー
クリフトに積載して所定の保管場所まで運ぶようにして
いる。
ところで、搬送装置から直接、フォークリフトの腕でパ
イプを受け取るようにすると、フォークリフトが搬送装
置と保管場所とを往復する間は搬送装置からパイプを受
け取ることができないので、梱包ラインを一時停止させ
なければならず、稼動率が低下することになる。
イプを受け取るようにすると、フォークリフトが搬送装
置と保管場所とを往復する間は搬送装置からパイプを受
け取ることができないので、梱包ラインを一時停止させ
なければならず、稼動率が低下することになる。
従って、一般的には、搬送装置の先にパイプを積載可能
なパイプ受けを設け、このパイプ受けに積載されたパイ
プを一括してフォークリフトで運ぶようにしている。そ
うすると、フォークリフトが、搬送装置と保管場所とを
往復している間に、搬送装置から供給されるパイプをパ
イプ受けに積載することができるので、梱包ラインを停
止させる必要がなくなる。
なパイプ受けを設け、このパイプ受けに積載されたパイ
プを一括してフォークリフトで運ぶようにしている。そ
うすると、フォークリフトが、搬送装置と保管場所とを
往復している間に、搬送装置から供給されるパイプをパ
イプ受けに積載することができるので、梱包ラインを停
止させる必要がなくなる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上述のような従来技術では、パイプ受け
にパイプを積載するために、搬送装置で搬送されてくる
パイプの高さよりもパイプ受けの底が低く設置されてい
るので、搬送装置からパイプ受けへ移動する間にパイプ
は落下することになる。従って、パイプの落下音やパイ
プ同士の衝突音が騒音発生源になるし、また、パイプ割
れが生じる恐れもある。更に、パイプは、整列されてい
ない不規則な状態でパイプ受けに積載されるので、フォ
ークリフトの腕に積載した際に荷崩れしないようベルト
等を用いて結束する必要があるという問題があった。
にパイプを積載するために、搬送装置で搬送されてくる
パイプの高さよりもパイプ受けの底が低く設置されてい
るので、搬送装置からパイプ受けへ移動する間にパイプ
は落下することになる。従って、パイプの落下音やパイ
プ同士の衝突音が騒音発生源になるし、また、パイプ割
れが生じる恐れもある。更に、パイプは、整列されてい
ない不規則な状態でパイプ受けに積載されるので、フォ
ークリフトの腕に積載した際に荷崩れしないようベルト
等を用いて結束する必要があるという問題があった。
本発明のパイプの整列装置は、上記従来の問題に着目
し、落下させずにパイプを搬送装置からパイプ受けへ移
動させることができ、しかも、パイプ受けの内部でパイ
プを整列積載させることができるようにすることを目的
としている。
し、落下させずにパイプを搬送装置からパイプ受けへ移
動させることができ、しかも、パイプ受けの内部でパイ
プを整列積載させることができるようにすることを目的
としている。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上述のような課題を解決することを目的とし
てなされたもので、この目的達成のために、本発明のパ
イプの整列装置は、パイプを所定の間隔置きに搬送する
搬送装置と、パイプを積載可能なパイプ受けとの間に配
設されるパイプの整列装置であって、前記搬送装置によ
り搬送されるパイプを、搬送されてくる高さで受け取っ
て一列に配列する配列手段と、該配列手段で配列された
パイプを前記パイプ受け内に積み重ねて載せる積載手段
とを備え、該積載手段が、前記配列手段で配列されたパ
イプを配列状態で持ち上げ可能な整列台と、該整列台を
前記配列手段とほぼ上下に重なる位置から前記パイプ受
けとほぼ上下に重なる位置までの範囲内で水平移動可能
な水平移動機構と、前記整列台を前記配列手段より高い
位置から前記パイプ受けの底面近傍の高さ位置までの範
囲内で垂直移動可能な垂直移動機構と、で構成されてい
るものである。
てなされたもので、この目的達成のために、本発明のパ
イプの整列装置は、パイプを所定の間隔置きに搬送する
搬送装置と、パイプを積載可能なパイプ受けとの間に配
設されるパイプの整列装置であって、前記搬送装置によ
り搬送されるパイプを、搬送されてくる高さで受け取っ
て一列に配列する配列手段と、該配列手段で配列された
パイプを前記パイプ受け内に積み重ねて載せる積載手段
とを備え、該積載手段が、前記配列手段で配列されたパ
イプを配列状態で持ち上げ可能な整列台と、該整列台を
前記配列手段とほぼ上下に重なる位置から前記パイプ受
けとほぼ上下に重なる位置までの範囲内で水平移動可能
な水平移動機構と、前記整列台を前記配列手段より高い
位置から前記パイプ受けの底面近傍の高さ位置までの範
囲内で垂直移動可能な垂直移動機構と、で構成されてい
るものである。
(作用) 本発明のパイプの整列装置は、パイプを所定の間隔置き
に搬送する搬送装置と、パイプを積載可能なパイプ受け
との間に配設される。
に搬送する搬送装置と、パイプを積載可能なパイプ受け
との間に配設される。
そして、搬送装置により搬送されるパイプを、まず、搬
送されてくる高さで配列手段により受け取って一列に配
列し、次に、前記配列手段により配列されたパイプを、
積載手段でパイプ受け内に積み重ねて載せる。
送されてくる高さで配列手段により受け取って一列に配
列し、次に、前記配列手段により配列されたパイプを、
積載手段でパイプ受け内に積み重ねて載せる。
そこで、前記積載手段は、配列手段で配列されたパイプ
を配列状態で持ち上げ可能な整列台と、該整列台を前記
配列手段とほぼ上下に重なる位置で前記パイプ受けとほ
ぼ上下に重なる位置までの範囲内で水平移動可能な水平
移動機構と、前記整列台を前記配列手段より高い位置か
ら前記パイプ受けの底面近傍の高さ位置までの範囲内で
垂直移動可能な垂直移動機構と、で構成されているた
め、パイプ受け内にパイプを積み重ねて載せる際の作動
を、次のように行わせることができる。
を配列状態で持ち上げ可能な整列台と、該整列台を前記
配列手段とほぼ上下に重なる位置で前記パイプ受けとほ
ぼ上下に重なる位置までの範囲内で水平移動可能な水平
移動機構と、前記整列台を前記配列手段より高い位置か
ら前記パイプ受けの底面近傍の高さ位置までの範囲内で
垂直移動可能な垂直移動機構と、で構成されているた
め、パイプ受け内にパイプを積み重ねて載せる際の作動
を、次のように行わせることができる。
搬送装置から供給されたパイプが配列手段により配列さ
れている間は、整列台を前記配列手段より低い位置で待
機させる。パイプの配列が完了すると、整列台が配列手
段からパイプを配列状態で持ち上げるように、整列台を
前記配列手段より高い位置まで上方移動させる。整列台
でパイプを持ち上げた後は、整列台をパイプ受けの上方
位置に水平移動されると共に、パイプ受けの底面近傍の
高さ位置まで下方移動させ、パイプを整列台から下して
パイプ受けの上に積載する。そして、再び整列台を最初
の待機位置まで移動させて待機させる。以下、所定の数
量のパイプがパイプ受けに積み重なって載るまで上記作
動を繰り返すが、二回目からは、整列台でパイプを受け
取った後、整列台を、既にパイプ受けに積載されている
パイプの上面近傍の高さ位置まで下方移動させ、その位
置でパイプを下すことになる。
れている間は、整列台を前記配列手段より低い位置で待
機させる。パイプの配列が完了すると、整列台が配列手
段からパイプを配列状態で持ち上げるように、整列台を
前記配列手段より高い位置まで上方移動させる。整列台
でパイプを持ち上げた後は、整列台をパイプ受けの上方
位置に水平移動されると共に、パイプ受けの底面近傍の
高さ位置まで下方移動させ、パイプを整列台から下して
パイプ受けの上に積載する。そして、再び整列台を最初
の待機位置まで移動させて待機させる。以下、所定の数
量のパイプがパイプ受けに積み重なって載るまで上記作
動を繰り返すが、二回目からは、整列台でパイプを受け
取った後、整列台を、既にパイプ受けに積載されている
パイプの上面近傍の高さ位置まで下方移動させ、その位
置でパイプを下すことになる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面により詳述する。
まず、第1図及び第2図に基づいて実施例の構成を説明
する。
する。
第1図及び第2図はパイプの整列装置を示しており、こ
の配列装置1は、四本づつ結束して梱包されたパイプP
の束を所定の間隔置きに搬送する搬送装置2と、前記パ
イプPの束を積載可能なパイプ受け3との間に配設され
ている。
の配列装置1は、四本づつ結束して梱包されたパイプP
の束を所定の間隔置きに搬送する搬送装置2と、前記パ
イプPの束を積載可能なパイプ受け3との間に配設され
ている。
尚、前記搬送装置2は、水平コンベヤー21と垂直コンベ
ヤー22,22とで構成されており、水平コンベヤー21で搬
送されてきたパイプPの束を、垂直コンベヤー22,22に
よって前記パイプ受け3の上縁より高い位置まで持ち上
げるようになっている。
ヤー22,22とで構成されており、水平コンベヤー21で搬
送されてきたパイプPの束を、垂直コンベヤー22,22に
よって前記パイプ受け3の上縁より高い位置まで持ち上
げるようになっている。
また、前記パイプ受け3は、四本の柱31で受け台32を水
平に支持して構成されている。そして、前記柱31の高さ
は、受け台32にパイプPの束を4〜5段積み重ねた高さ
よりも若干高くなっており、幅方向の柱31の間隔Wは、
パイプPの長さよりも短く、奥行方向の柱31の間隔D
は、パイプPの束を5本程度並列できる幅になってい
る。また、前記受け台32は、前記水平コンベヤー21とほ
ぼ等しい高さに設置されている。尚、受け台32は、上面
に高密度ポリエチレン樹脂層やフリーローラを設け、パ
イプPと摩擦抵抗を少なくしたものが望ましい。
平に支持して構成されている。そして、前記柱31の高さ
は、受け台32にパイプPの束を4〜5段積み重ねた高さ
よりも若干高くなっており、幅方向の柱31の間隔Wは、
パイプPの長さよりも短く、奥行方向の柱31の間隔D
は、パイプPの束を5本程度並列できる幅になってい
る。また、前記受け台32は、前記水平コンベヤー21とほ
ぼ等しい高さに設置されている。尚、受け台32は、上面
に高密度ポリエチレン樹脂層やフリーローラを設け、パ
イプPと摩擦抵抗を少なくしたものが望ましい。
前記整列装置1は、前記搬送装置2から供給されるパイ
プPを、搬送されてくる高さで受け取って一列に配列す
る配列手段11と、該配列手段11で配列されたパイプP
を、前記パイプ受け3内に積み重ねて載せる積載手段12
とを備えている。
プPを、搬送されてくる高さで受け取って一列に配列す
る配列手段11と、該配列手段11で配列されたパイプP
を、前記パイプ受け3内に積み重ねて載せる積載手段12
とを備えている。
前記配列手段11は、チェーン駆動式のコンベヤー111の
前端部に、パイプPの移動を規制するストッパ112が設
けられたもので、前記コンベヤー111は、パイプPの配
列方向と直交方向に間隔を置いた二箇所に並設されてい
る。また、前記コンベヤー111には、搬送装置2から供
給されたパイプPの数量を計る計数機構(図示省略)が
設けられており、この計数機構が所定の数量を検知した
場合に、搬送装置2から配列手段11へのパイプPの供給
が停止されるようになっている。また、前記コンベヤー
111の各チェーンには、フリーローラーを支持したアタ
ッチメント(図示省略)が設けられており、搬送装置2
から供給されるパイプPを、ストッパ112を前端にして
前詰めで整列させることができるようになっている。
前端部に、パイプPの移動を規制するストッパ112が設
けられたもので、前記コンベヤー111は、パイプPの配
列方向と直交方向に間隔を置いた二箇所に並設されてい
る。また、前記コンベヤー111には、搬送装置2から供
給されたパイプPの数量を計る計数機構(図示省略)が
設けられており、この計数機構が所定の数量を検知した
場合に、搬送装置2から配列手段11へのパイプPの供給
が停止されるようになっている。また、前記コンベヤー
111の各チェーンには、フリーローラーを支持したアタ
ッチメント(図示省略)が設けられており、搬送装置2
から供給されるパイプPを、ストッパ112を前端にして
前詰めで整列させることができるようになっている。
前記積載手段12は、前記コンベヤー111,111間に設置さ
れており、前記配列手段11で配列されたパイプPを配列
状態で持ち上げ可能な整列台121と、該整列台121を前記
配列手段11とほぼ上下に重なる位置から前記パイプ受け
3とほぼ上下に重なる位置までの範囲内で水平移動可能
な水平移動機構122と、前記整列台121を前記配列手段11
より高い位置から前記パイプ受け3の底面近傍の高さ位
置までの範囲内で垂直移動可能な垂直移動機構123と、
で構成されている。
れており、前記配列手段11で配列されたパイプPを配列
状態で持ち上げ可能な整列台121と、該整列台121を前記
配列手段11とほぼ上下に重なる位置から前記パイプ受け
3とほぼ上下に重なる位置までの範囲内で水平移動可能
な水平移動機構122と、前記整列台121を前記配列手段11
より高い位置から前記パイプ受け3の底面近傍の高さ位
置までの範囲内で垂直移動可能な垂直移動機構123と、
で構成されている。
前記水平移動機構122は、ラック・ピニオン方式のもの
で、モーター(図示省略)により駆動されるようになっ
ている。また、前記垂直移動機構123は、パンタグラフ
方式のもので、基端が回動可能に支持されたエアーシリ
ンダ124と、該エアーシリンダ124内を往復するピストン
125とで駆動されるようになっている。
で、モーター(図示省略)により駆動されるようになっ
ている。また、前記垂直移動機構123は、パンタグラフ
方式のもので、基端が回動可能に支持されたエアーシリ
ンダ124と、該エアーシリンダ124内を往復するピストン
125とで駆動されるようになっている。
次に、第3図〜第8図に基づいて前記整列装置1の作動
を説明する。
を説明する。
本実施例の整列装置1は、搬送装置2から供給されるパ
イプPを、まず、搬送されてくる高さで配列手段11によ
り受けて一列に配列し、次に、前記配列手段11により配
列されたパイプPを、積載手段12でパイプ受け3の上に
積み重ねる。
イプPを、まず、搬送されてくる高さで配列手段11によ
り受けて一列に配列し、次に、前記配列手段11により配
列されたパイプPを、積載手段12でパイプ受け3の上に
積み重ねる。
そこで、前記積載手段12は、配列手段11で配列されたパ
イプPを配列状態で持ち上げ可能な整列台121と、該整
列台121を水平移動可能な水平移動機構122と、前記整列
台121を垂直移動可能な垂直移動機構123と、で構成され
ているため、パイプ受け3の上にパイプPを積み重ねて
載せる際の作動を、次のように行わせることができる。
イプPを配列状態で持ち上げ可能な整列台121と、該整
列台121を水平移動可能な水平移動機構122と、前記整列
台121を垂直移動可能な垂直移動機構123と、で構成され
ているため、パイプ受け3の上にパイプPを積み重ねて
載せる際の作動を、次のように行わせることができる。
搬送装置2から供給されたパイプPが配列手段11により
配列されている間は、整列台121を前記配列手段11より
も若干低い位置で待機させる(第3図参照)。
配列されている間は、整列台121を前記配列手段11より
も若干低い位置で待機させる(第3図参照)。
そして、パイプPの束が5本配列手段11のコンベヤー11
1に配列されると、整列台121がコンベヤー111からパイ
プPを配列状態で持ち上げるように、垂直移動機構123
によって整列台121を前記配列手段11より高い位置に上
方移動させる(第4図参照)。
1に配列されると、整列台121がコンベヤー111からパイ
プPを配列状態で持ち上げるように、垂直移動機構123
によって整列台121を前記配列手段11より高い位置に上
方移動させる(第4図参照)。
整列台121でパイプPを持ち上げた後は、水平移動機構1
22により整列台121をパイプ受け3の上方位置に水平移
動させる(第5図参照)。
22により整列台121をパイプ受け3の上方位置に水平移
動させる(第5図参照)。
更に、垂直移動機構123により整列台121をパイプ受け3
の底面近傍の高さ位置まで下方移動させ(第6図参
照)、続いて水平移動機構122により整列台121を配列手
段11の下方位置に水平移動させる。そうすると、整列台
121上のパイプPは、パイプ受け3の柱31に引っ掛か
り、整列台121から下されてパイプ受け3に積載され
る。
の底面近傍の高さ位置まで下方移動させ(第6図参
照)、続いて水平移動機構122により整列台121を配列手
段11の下方位置に水平移動させる。そうすると、整列台
121上のパイプPは、パイプ受け3の柱31に引っ掛か
り、整列台121から下されてパイプ受け3に積載され
る。
そして、再び、水平移動機構122によって整列台121を、
第3図に示した最初の待機位置まで上方移動させて待機
させる。
第3図に示した最初の待機位置まで上方移動させて待機
させる。
以下、所定の数量のパイプPがパイプ受け3に積み重ね
られるまで(例えば、図面に示したように、パイプPの
束が4〜5段積み重ねられるまで)上記作動を繰り返す
が、二回目からは、整列台121でパイプPを受け取った
後、整列台121を、既にパイプ受け3に積載されている
パイプPの上面近傍の高さ位置まで垂直移動させ、その
位置でパイプPを下すことになる。このようにして、整
列装置1によって自動的にパイプPをパイプ受け3に整
列積載することができる(第8図参照)。
られるまで(例えば、図面に示したように、パイプPの
束が4〜5段積み重ねられるまで)上記作動を繰り返す
が、二回目からは、整列台121でパイプPを受け取った
後、整列台121を、既にパイプ受け3に積載されている
パイプPの上面近傍の高さ位置まで垂直移動させ、その
位置でパイプPを下すことになる。このようにして、整
列装置1によって自動的にパイプPをパイプ受け3に整
列積載することができる(第8図参照)。
更に、このように整列積載されたパイプPは、フォーク
リフト4に積載されて所定の保管場所まで運ばれるが、
パイプPは、整列積載されていることにより、フォーク
リフト4の腕41に積載した際に荷崩れし難く運び易い。
リフト4に積載されて所定の保管場所まで運ばれるが、
パイプPは、整列積載されていることにより、フォーク
リフト4の腕41に積載した際に荷崩れし難く運び易い。
また、本実施例の整列装置1は、搬送装置2から供給さ
れるパイプPの配列手段11に移動させる際には、搬送さ
れてくる高さで配列手段11がパイプPを受け取り、ま
た、パイプPを配列手段11から整列台121に移動させる
際には、整列台121を上方移動させてパイプP持ち上
げ、更に、パイプPを整列台121からパイプ受け3に下
ろす際には、整列台121をパイプ受け3の底面近傍の高
さ位置あるいは、既にパイプ受け3に積載されているパ
イプPの上面近傍の高さ位置まで垂直移動させてからパ
イプ受け3に下ろすことができるので、落下させずにパ
イプPを搬送装置1からパイプ受け3へ移動させること
ができる。それにより、パイプPの落下音やパイプP同
士の衝突音の発生を防止できると共に、パイプ割れを防
止できる。
れるパイプPの配列手段11に移動させる際には、搬送さ
れてくる高さで配列手段11がパイプPを受け取り、ま
た、パイプPを配列手段11から整列台121に移動させる
際には、整列台121を上方移動させてパイプP持ち上
げ、更に、パイプPを整列台121からパイプ受け3に下
ろす際には、整列台121をパイプ受け3の底面近傍の高
さ位置あるいは、既にパイプ受け3に積載されているパ
イプPの上面近傍の高さ位置まで垂直移動させてからパ
イプ受け3に下ろすことができるので、落下させずにパ
イプPを搬送装置1からパイプ受け3へ移動させること
ができる。それにより、パイプPの落下音やパイプP同
士の衝突音の発生を防止できると共に、パイプ割れを防
止できる。
以上、本発明の実施例を図面により詳述してきたが、具
体的な構成はこの実施例に限られるものではなく本発明
の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明
に含まれる。
体的な構成はこの実施例に限られるものではなく本発明
の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明
に含まれる。
例えば、実施例では、水平移動機構をラック・ピニオン
機構とし、垂直移動機構をパンタグラフ機構としたが、
これらの構成は実施例に限られない。
機構とし、垂直移動機構をパンタグラフ機構としたが、
これらの構成は実施例に限られない。
また、実施例では、四本毎に梱包されたパイプを例にと
って説明したが、パイプの梱包構造は実施例に限られな
い。尚、一般的には、四本毎の他に、二本、五本、七本
毎に梱包されている例がある。
って説明したが、パイプの梱包構造は実施例に限られな
い。尚、一般的には、四本毎の他に、二本、五本、七本
毎に梱包されている例がある。
(発明の効果) 以上説明してきたように、本発明のパイプの整列装置に
あっては、搬送装置から供給されるパイプを配列手段に
移動させる際には、搬送されてくる高さで配列手段がパ
イプを受け取り、また、パイプを配列手段から整列台に
移動させる際には、整列台を上方移動させてパイプを持
ち上げ、更に、パイプを整列台からパイプ受けに下ろす
際には、整列台をパイプ受けの底面近傍の高さ位置ある
いは、既にパイプ受けに積載されているパイプの上面近
傍の高さ位置まで下方移動させてからパイプ受けに下ろ
すことができるので、落下させずにパイプを搬送装置か
らパイプ受けへ移動させることができる。従って、パイ
プの落下音やパイプ同士の衝突音の発生を防止できると
共に、パイプ割れを防止できるという効果が得られる。
あっては、搬送装置から供給されるパイプを配列手段に
移動させる際には、搬送されてくる高さで配列手段がパ
イプを受け取り、また、パイプを配列手段から整列台に
移動させる際には、整列台を上方移動させてパイプを持
ち上げ、更に、パイプを整列台からパイプ受けに下ろす
際には、整列台をパイプ受けの底面近傍の高さ位置ある
いは、既にパイプ受けに積載されているパイプの上面近
傍の高さ位置まで下方移動させてからパイプ受けに下ろ
すことができるので、落下させずにパイプを搬送装置か
らパイプ受けへ移動させることができる。従って、パイ
プの落下音やパイプ同士の衝突音の発生を防止できると
共に、パイプ割れを防止できるという効果が得られる。
また、本発明の整列装置は、搬送装置から供給されるパ
イプを、自動的にパイプ受け内に整列積載することがで
きるので、フォークリフトの腕に積載した際に荷崩れし
難いという効果も得られる。
イプを、自動的にパイプ受け内に整列積載することがで
きるので、フォークリフトの腕に積載した際に荷崩れし
難いという効果も得られる。
第1図は本発明実施例のパイプの整列装置を示す側面
図、第2図は前記整列装置の平面図、第3図〜第8図は
前記整列装置の作動説明図である。 P…パイプ 1…整列装置 11…配列手段 12…積載手段 121…整列台 122…水平移動機構 123…垂直移動機構 2…搬送装置 3…パイプ受け
図、第2図は前記整列装置の平面図、第3図〜第8図は
前記整列装置の作動説明図である。 P…パイプ 1…整列装置 11…配列手段 12…積載手段 121…整列台 122…水平移動機構 123…垂直移動機構 2…搬送装置 3…パイプ受け
Claims (1)
- 【請求項1】パイプを所定の間隔置きに搬送する搬送装
置と、パイプを積載可能なパイプ受けとの間に配設され
るパイプの整列装置であって、 前記搬送装置により搬送されるパイプを、搬送されてく
る高さで受け取って一列に配列する配列手段と、該配列
手段で配列されたパイプを前記パイプ受け内に積み重ね
て載せる積載手段とを備え、 該積載手段が、前記配列手段で配列されたパイプを配列
状態で持ち上げ可能な整列台と、該整列台を前記配列手
段とほぼ上下に重なる位置から前記パイプ受けとほぼ上
下に重なる位置までの範囲で水平移動可能な水平移動機
構と、前記整列台を前記配列手段より高い位置から前記
パイプ受けの底面近傍の高さ位置までの範囲で垂直移動
可能な垂直移動機構と、で構成されていることを特徴と
するパイプの整列装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14915190A JPH07106783B2 (ja) | 1990-06-06 | 1990-06-06 | パイプの整列装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14915190A JPH07106783B2 (ja) | 1990-06-06 | 1990-06-06 | パイプの整列装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0441331A JPH0441331A (ja) | 1992-02-12 |
JPH07106783B2 true JPH07106783B2 (ja) | 1995-11-15 |
Family
ID=15468898
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14915190A Expired - Lifetime JPH07106783B2 (ja) | 1990-06-06 | 1990-06-06 | パイプの整列装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JPH07106783B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101411497B1 (ko) * | 2012-09-07 | 2014-06-24 | 삼성중공업 주식회사 | 라이저 리프팅 장치 및 라이저 리프팅 시스템이 구비되는 시추선 |
-
1990
- 1990-06-06 JP JP14915190A patent/JPH07106783B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH0441331A (ja) | 1992-02-12 |
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