JPH07106510B2 - バルブコツタ組付け装置 - Google Patents

バルブコツタ組付け装置

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JPH07106510B2
JPH07106510B2 JP16596586A JP16596586A JPH07106510B2 JP H07106510 B2 JPH07106510 B2 JP H07106510B2 JP 16596586 A JP16596586 A JP 16596586A JP 16596586 A JP16596586 A JP 16596586A JP H07106510 B2 JPH07106510 B2 JP H07106510B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23PMETAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; COMBINED OPERATIONS; UNIVERSAL MACHINE TOOLS
    • B23P19/00Machines for simply fitting together or separating metal parts or objects, or metal and non-metal parts, whether or not involving some deformation; Tools or devices therefor so far as not provided for in other classes
    • B23P19/04Machines for simply fitting together or separating metal parts or objects, or metal and non-metal parts, whether or not involving some deformation; Tools or devices therefor so far as not provided for in other classes for assembling or disassembling parts
    • B23P19/042Machines for simply fitting together or separating metal parts or objects, or metal and non-metal parts, whether or not involving some deformation; Tools or devices therefor so far as not provided for in other classes for assembling or disassembling parts specially adapted for combustion engines
    • B23P19/045Machines for simply fitting together or separating metal parts or objects, or metal and non-metal parts, whether or not involving some deformation; Tools or devices therefor so far as not provided for in other classes for assembling or disassembling parts specially adapted for combustion engines for assembling valve cotters and retainers of engine valves

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車等車両用エンジンのバルブスプリング
の一端を支持すべく吸排気バルブのステムヘッドに配置
されるバルブアッパーシートに分割タイプのバルブコッ
タを組み付ける装置の改良に関する。
(従来の技術) 従来より、このような組付け装置として、例えば特開昭
56−27012号公報に開示されているように、一対の半割
れコッタ部品からなる複数個の分割タイプのバルブコッ
タを組付け位置上方に搬送供給して上下に慎重ね状態に
て待機させ、バルブアッパーシートが上記組付け位置に
搬送されてくると、上記各バルブコッタ(一対の半割れ
コッタ部品)をストッパの解除動作により1個ずつ落下
させるとともに、上記組付け位置下方に配置されたロッ
ド状ガイド手段の上昇動作により上記落下するバルブコ
ッタをガイドしてバルブアッパーシートのテーパ孔に収
容せしめることにより、バルブコッタをバルブアッパー
シートに自動的に組み付けるようにしたものが知られて
いる。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、上記の従来のものでは、バルブコッタをスト
ッパの解除動作により自然落下せしめる方式であること
から、該バルブコッタが落下中に何らかの原因で傾く事
態が生ずることも考えられ、この場合は上記バルブコッ
タをガイド手段によりガイドしても正規の組付け姿勢で
上記バルブアッパーシートのテーパ孔に適正に収容し得
ず、その結果、バルブコッタをバルブアッパーシートに
確実に組み付けることができないという不具合が生ず
る。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目
的とするところは、上述の如くバルブコッタをその組付
け位置に案内する際、バルブコッタの正規の組付け姿勢
を保持する適切な手段を講ずることにより、上記バルブ
コッタは傾くことなくバルブアッパーシートとテーパ孔
に収容され、これによりバルブアッパーシートに対する
バルブコッタの組付けを確実に行い得るようにすること
にある。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するため、本発明の解決手段は、エン
ジンのバルブスプリングの一端を支持すべく吸排気バル
ブのステムヘッドに配置されるバルブアッパーシートに
分割タイプのバルブコッタを組み付ける装置を対象と
し、上記バルブアッパーシートを組付台の組付け位置に
搬送供給する第1搬送供給手段と、上記バルブコッタを
上記組付台の組付け位置上方に設けられたセット位置に
搬送供給する第2搬送供給手段とを設ける。さらに、上
記第2搬送供給手段により搬送供給されたバルブコッタ
を上昇動作により上記セット位置にて下方より支持する
第1支持手段を、上記組付台の組付け位置下方に配置す
る。また、上記第1支持手段により支持されたバルブコ
ッタを下降動作により上方より押圧して第1支持手段と
で上下方向から挟持するとともに、バルブコッタを下方
移動せしめて上記組付台の組付け位置にて待機中のバル
ブアッパーシートのテーパ孔に収容して組み付ける第2
支持手段を上記組付台の組付け位置上方に配置する構成
とする。
(作用) 上記の構成により、本発明では、バルブアッパーシート
が第1搬送供給手段により組付台の組付け位置に搬送供
給される一方、バルブコッタが第2搬送供給手段により
上記組付け位置上方に設けられたセット位置に搬送供給
されて第1支持手段によりその上昇動作により下方より
支持され、その後の第2支持手段の下降動作により上記
両支持手段にて上下方向から挟持されて上記組付台の組
付け位置にて待機中のバルブアッパーシートに組み付け
られる。
このように上記セット位置に搬送供給されたバルブコッ
タは、上記第1および第2支持手段により上下方向から
挟持されることから、その下方の組付け位置にて待機中
の上記バルブアッパーシートのテーパ孔に収容案内され
る過程で傾くことがなく、これにより正規の組付け姿勢
を保持した状態でバルブアッパーシートのテーパ孔に適
正に収容案内されてバルブアッパーシートに確実に組み
付けられることとなる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図ないし第3図は本発明の実施例に係るバルブコッ
タ組付け装置を示し、1は基台2上方の所定高さ位置に
支持部材3,3,3を介して水平に支持された組付台であっ
て、該組付台1は、第1図に示すように、第1組付台部
1aと、該第1組付台部1aの一端側(図で上端側)にそれ
と直交する方向(図で左側)に延びる第2組付台部1bと
から構成され、該第2組付台部1b側には、自動車用エン
ジンのバルブスプリングの一端を支持すべく吸排気バル
ブのステムヘッドに配置されるバルブアッパーシートA
を上記組付台1の組付け位置つまり第1組付台部1aと第
2組付台部1bとの交差部4に搬送供給する第1搬送供給
手段5が配置されている。
該第1搬送供給手段5は、上記第2組付台部1bの上記交
差部4との対向端部に配置された第1プッシャシリンダ
6と、上記バルブアッパーシートAを第2組付台部1bに
搬送供給する図示しないパーツフィーダとを備えてな
り、該パーツフィーダにより矢印の如く搬送供給された
バルブアッパーシートAを上記第1プッシャシリンダ6
の伸張作動により、その上記交差部4側に水平に延びる
ピストンロッド6a先端に固定されたプッシャプレート7
でもって押圧して交差部4に移動せしめるようになされ
ている。また、上記第2組付台部1bの第1プッシャシリ
ンダ6の収縮作動時におけるプッシャプレート7前方位
置には、上記バルブアッパーシートAが搬送供給されて
きたことを検出する第1近接センサー8が配置され、該
第1近接センサー8の検出信号に基づき上記第1プッシ
ャシリンダ6を伸張作動せしめるようになされている。
また、上記組付台1の交差部4上面には、上記バルブア
ッパーシートAのテーパ孔a1に収容されて組み付けられ
る一対の半割れコッタ部品b1,b1からなる2分割タイプ
のバルブコッタBを組付台1の組付け位置(交差部4)
上方に設けられた後述するセット位置に搬送供給する第
2搬送供給手段9が配置されている。
該第2搬送供給手段9は、第2図および第3図に示すよ
うに、上記交差部4上面に立設された上部筒部材10を備
えてなり、該上部筒部材10には、第1図に表れる如く2
股に分岐した分岐管部11a,11aを有する略Y字状の供給
筒部材11がその合流管部11b端部を上部筒部材10外壁に
一体的に固着せしめて半径方向外方に突設され、上記パ
ーツフィーダとは別の図示しないパーツフィーダにより
上記バルブコッタBの一対の半割れコッタ部品b1,b1
エア圧を作用させて各々上記分岐管部1a、11aを介して
上部筒部材10内に個別に搬送供給するようになされてい
る。また、上記供給筒部材11の合流管部11b内には、該
合流管部11bをその孔部中心線方向に2分割するよう仕
切板12が配置され、該仕切板12は上記上部筒部材10内に
延びていて、この仕切板12でもって上記バルブコッタB
の半割れコッタ部品b1,b1を各々個別に独立して上記上
部筒部材10内に搬送供給するとともに、両コッタ部品
b1,b1を仕切板12を挟んで対向配置せしめるようになさ
れている。
さらに、上記組付台1の交差部4下面には上記上部筒部
材10に対向して別の下部筒部材13が固定され、該下部筒
部材13の下端には、上記第2搬送供給手段9により搬送
供給されたバルブコッタB(半割れコッタ部品b1,b1
を上昇動作により上記セット位置にて下方より支持する
第1支持手段としての第1サポートシリンダ14が配置固
定されている。
該第1サポートシリンダ14の上方に延びるピストンロッ
ド14a先端には上記バルブコッタBを直接に支持するロ
ッド15が一体的に固着され、該ロッド15の先端には、第
1サポートシリンダ14の伸張作動時に上記上部筒部材10
内の仕切板12との干渉を避けるべくスリット15aが形成
されている。また、上記上部筒部材10下端には、バルブ
アッパーシートAが上記第1プッシャシリンダ6の伸張
作動により交差部4に押圧移動せしめられたことを検出
する第2近接センサー16が配置され、該第2近接センサ
ー16の検出信号に基づき上記第1サポートシリンダ14が
伸張作動してそのロッド15先端を交差部4の孔部4aより
上記上部筒部材10内に臨ませ、上記第2搬送供給手段9
により搬送供給されたバルブコッタBを下方より支持す
るようになされている。この第1サポートシリンダ14の
伸張作動により支持されたバルブコッタBの上部筒部材
10内での位置が上記バルブアッパーシートA上方に設け
られたセット位置に相当する。
一方、上記組付台1の組付け位置(交差部4)上方つま
り上部筒部材10上端には、上記第1サポートシリンダ14
側のロッド15先端により支持されたバルブコッタBを下
降動作により上方より押圧してロッド15先端とで上下方
向から挟持する第2支持手段としての第2サポートシリ
ンダ17が配置固定されている。
該第2サポートシリンダ17の下方に延びるピストンロッ
ド17a先端には上記バルブコッタBを上記第1サポート
シリンダ14側のロッド15とで直接に挟持するロッド18が
一体的に固着され、該ロッド18の先端には、第2サポー
トシリンダ17の伸張作動時に上記上部筒部材10内の仕切
板12との干渉を避けるべくスリット18aが形成されてい
る。また、上記上部筒部材10下端寄りで上記第2近傍セ
ンサー16上方位置には、バルブコッタB(半割れコッタ
部品b1,b1)が上記第2搬送供給手段9により上部筒部
材10内に搬送供給されてそのセット位置に位置したこと
を検出する一対の第3近接センサー19,19が対向配置さ
れ、該両第3近接センサー19,19の検出信号に基づき上
記第2サポートシリンダ17が伸張作動してそのロッド18
先端と上記第1サポートシリンダ14側のロッド15とでも
ってバルブコッタBを挟持するとともに、第1サポート
シリンダ14を上記第2サポートシリンダ17の伸張作動に
呼応して収縮作動せしめることにより、バルブコッタB
を狭持状態にて下方移動せしめて上記組付台1の交差部
4にて待機中のバルブアッパーシートAのテーパ孔a1
収容して組み付けるようになされている。
また、上記組付台1の第1組付台部1aの一端側には、第
2プッシャシリンダ20が配置され、該第2プッシャシリ
ンダ20の上記交差部4側に水平に延びるピストンロッド
20a先端にはプッシャプレート21が固定されていて、上
記交差部4にてバルブコッタBが組み付けられたバルブ
アッパーシートAを上記第2プッシャシリンダ20の伸張
作動によりそのプッシャプレート21でもって押圧移動せ
しめ、上記バルブコッタBが組み付けられたバルブアッ
パーシートAを交差部4より上記第1組付台部1aの他端
側に搬出するようになされている。
さらに、上記第1組付台部1aの側方(第1図で左側)に
は、上記第2プッシャシリンダ20の伸張作動により搬出
されたバルブコッタBが組み付けられたバルブアッパー
シートAを、その外周をモータ28の駆動により矢印方向
に回動するベルト29でもって押圧しつつ第1組付台部1a
他端に搬送するベルト方式の搬送手段22が配置されてい
る。なお、図中、30は上記ベルト29をバルブアッパーシ
ートA外周に圧接させるためのスプリング式押圧機構で
ある。
また、上記基台2上面の第1組付台部1a他端に対応する
部位には第3サポートシリンダ23が配置され、該第3サ
ポートシリンダ23の上方に延びるピストンロッド23a先
端には、上記バルブコッタBが組み付けられたバルブア
ッパーシートAを下方より支持して上方所定高さ位置に
押し上げる押上部材24が一体的に固着されている。そし
て、該押上部材24には、上記バルブコッタBが組み付け
られたバルブアッパーシートAが搬送されてきたことを
検出する第4近接センサー25が配置されていて、該第4
近接センサー25の検出信号に基づき上記第3サポートシ
リンダ23を伸張作動させることにより、上記バルブコッ
タBが組み付けられたバルブアッパーシートAを上方に
押し上げ、その上方で待機中の図示しない組付ロボット
のハンドに取り付けられた把持具26による把持位置に対
応位置せしめる。
さらに、上記第1組付台部1aの搬送終端には、バルブコ
ッタBが組み付けられたバルブアッパーシートAが上記
把持位置に押し上げられてきたことを検出する第5近接
センサー27が把持位置に対応して配置されていて、該第
5近接センサー27の検出信号に基づき上記把持具26の把
持機構を作動させることにより、上記バルブアッパーシ
ートAを把持し、上記組付ロボットの作動により、エン
ジンのシリンダヘッドに装着された吸排気バルブのステ
ムヘッドに組み付けるべく次段組付け作業工程に搬送す
るようになされている。
次に、このように構成された本実施例を作動を説明す
る。
(1) まず、バルブアッパーシートAがパーツフィー
ダにより組付台1の第2組付台部1b上に搬送供給される
と、このことを第1近接センサー8が検出し、この検出
信号に基づき第1プッシャシリンダ6が伸張作動せしめ
られてそのプッシャプレート7でもって上記バルブアッ
パーシートAを第1組付台部1a側に押し出すことによ
り、バルブアッパーシートAを上記組付台1の交差部4
に移動させる。
(2) 次に、上記バルブアッパーシートAが上記交差
部4に移動させられたことを第2近接センサー16が検出
し、この検出信号に基づき第1サポートシリンダ14が伸
張作動せしめられてそのロッド15を上記バルブアッパー
シートAのテーパ孔a1を貫通せしめて上部筒部材10内の
セット位置に対応位置させる。
(3) その後、バルブコッタBの一対の半割れコッタ
部品b1,b1がパーツフィーダによりエア圧で供給筒部材1
1を介して上記上部筒部材10内のセット位置にそれぞれ
個別に搬送供給され、上記第1サポートシリンダ14のロ
ッド15先端にて下方より支持される。
(4) そして、上記両コッタ部品b1,b1がセット位置
に支持されると、このことを両第3近接センサー19,19
が検出し、この各々の検出信号に基づき第2サポートシ
リンダ17が伸張作動せしめられてそのロッド18でもって
上記両コッタ部品b1,b1を上方より押圧し、上記第1サ
ポートシリンダ14側のロッド15先端とでもって両コッタ
部品b1,b1を上下方向から挟持する。この挟持された両
コッタ部品b1,b1は上記第2サポートシリンダ17の伸張
作動および第1サポートシリンダ14の収縮作動により挟
持状態で上記セット位置から交差部4に下方移動せしめ
られ、これにより交差部4で待機中のバルブアッパーシ
ートAのテーパ孔a1に収容されて組み付けられる。
(5) その後、上記第2サポートシリンダ17が収縮作
動した後、今度は第2プッシャシリンダ20が伸張作動し
てそのプッシャプレート21でもって上記両コッタ部品
b1,b1つまりバルブコッタBが組み付けられたバルブア
ッパーシートAを側方より押圧し、これによりバルブコ
ッタBが組み付けられたバルブアッパーシートAが上記
交差部4より第3サポートシリンダ23側に搬出される。
(6) しかる後、この搬出されたバルブコッタBが組
み付けられたバルブアッパーシートAはさらにベルト方
式の搬送手段22により第3サポートシリンダ23側に搬送
され、該第3サポートシリンダ23の押上部材24上に対応
位置せしめられると、このことを第4近接センサー25が
検出し、この検出信号に基づき上記第3サポートシリン
ダ23を伸張作動せしめて上記バルブコッタBが組み付け
られたバルブアッパーシートAを第1組付台部1a上方に
押上げ移動させる。そして、このことを第5近接センサ
ー27が検出し、この検出進行に基づき、その上方で待機
中の組付ロボットのハンドに取り付けられた把持具26の
把持機構を作動せしめて上記バルブアッパーシートAを
把持し、上記組付ロボットの作動により次段組付け作業
工程に搬出してバルブコッタBが組み付けられたバルブ
アッパーシートAが、エンジンのシリンダヘッドに装着
された吸排気バルブのステムヘッドに組み付けられる。
このように本実施例では、バルブアッパーシートAに対
しバルブコッタBを組み付けるに際し、該バルブコッタ
Bの半割れコッタ部品b1,b1をそのセット位置にて第1
および第2サポートシリンダ14,17側の両ロッド16,18で
もって上下方向か挟持し、この挟持状態でその下方の組
付け位置にて待機中の上記バルブアッパーシートAに組
み付けるようにすることから、上記両コッタ部品b1,b1
は安定して支持されて傾くことがなく、これにより正規
の組付け姿勢を保持した状態でバルブアッパーシートA
のテーパ孔a1に適正に収容案内し得、よって両半割れコ
ッタ部品b1,b1をバルブアッパーシートAに確実に組み
付ることができる。
また、上記実施例では、両半割れコッタ部品b1,b1をセ
ット位置に搬送供給するにあたり、該両コッタ部品b1,b
1を各々上記セット位置に個別に独立してエア圧で供給
するようにしたので、両コッタ部品b1,b1は互いに干渉
することがなく、よって両コッタ部品b1,b1のセット位
置における正規の組付け姿勢をさらに良好に確保するこ
とができる。
なお、上記実施例では、上記バルブアッパーシートAお
よび両コッタ部品b1,b1を搬送供給する手段としてパー
ツフィーダを用いたが、これに限らず、例えば流体圧シ
リンダの伸張作動により押し込むようにする方式も採用
可能である。
また、上記実施例では、バルブアッパーシートAおよび
バルブコッタBが自動車用エンジン部品である場合を示
したが、これに限らず、他の車両のエンジン部品である
場合にも適用することができることはいうまでもない。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、エンジンのバル
ブスプリングの一端を支持すべく吸排気バルブのステム
ヘッドに配置されるバルブアッパーシートにバルブコッ
タを組み付ける場合、その組付け位置の上方のセット位
置に搬入されたバルブコッタを第1および第2支持手段
により上下方向から挟持した状態で上記組付け位置で待
機中のバルブアッパーシートのテーパ孔に収容するよう
にしたので、上記バルブコッタはその下方で待機中のバ
ルブアッパーシートのテーパ孔に案内される過程で傾く
ことがなく、これにより正規の組付け姿勢を保持した状
態でバルブアッパーシートのテーパ孔に適正に収容案内
し得、よってバルブコッタをバルブアッパーシートに確
実に組み付けることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係るバルブコッタ組付け装置
の平面図、第2図はバルブアパーシートを組付け位置に
搬送供給する段階における第1図II−II線の断面図、第
3図はバルブコッタをセット位置に挟持した状態におけ
る第1図III−III線の断面図である。 1……組付台、4……交差部、5……第1搬送供給手
段、6……第1プッシャシリンダ、8……第1近接セン
サー、9……第2搬送供給手段、14……第1サポートシ
リンダ、15,18……ロッド、16……第2近接センサー、1
7……第2サポートシリンダ、19……第3近接センサ
ー、A……バルブアッパーシート、a1……テーパ孔、B
……バルブコッタ、b1……半割れコッタ部品。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井田 大二郎 千葉県習志野市東習志野7丁目1番1号 株式会社日立製作所習志野工場内 (72)発明者 高橋 征治 千葉県習志野市東習志野7丁目1番1号 株式会社日立製作所習志野工場内 (56)参考文献 実開 昭56−121532(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンのバルブスプリングの一端を支持
    すべく吸排気バルブのステムヘッドに配置されるバルブ
    アッパーシートに分割タイプのバルブコッタを組み付け
    る装置であって、上記バルブアッパーシートを組付台の
    組付け位置に搬送供給する第1搬送供給手段と、上記バ
    ルブコッタを上記組付台の組付け位置上方に設けられた
    セット位置に搬送供給する第2搬送供給手段と、上記組
    付台の組付け位置下方に配置され、上記第2搬送供給手
    段により搬送供給されたバルブコッタを上昇動作により
    上記セット位置にて下方より支持する第1支持手段と、
    上記組付台の組付け位置上方に配置され、上記第1支持
    手段により支持されたバルブコッタを下降動作により上
    方より押圧して第1支持手段とで上下方向から挟持する
    とともに、バルブコッタを下方移動せしめて上記組付台
    の組付け位置にて待機中のバルブアッパーシートのテー
    パ孔に収容して組み付ける第2支持手段とを備えたこと
    を特徴とするバルブコッタ組付け装置。
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