JPH07106477B2 - プレスダイクッションの能力パターン設定装置 - Google Patents
プレスダイクッションの能力パターン設定装置Info
- Publication number
- JPH07106477B2 JPH07106477B2 JP1223033A JP22303389A JPH07106477B2 JP H07106477 B2 JPH07106477 B2 JP H07106477B2 JP 1223033 A JP1223033 A JP 1223033A JP 22303389 A JP22303389 A JP 22303389A JP H07106477 B2 JPH07106477 B2 JP H07106477B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- load
- die cushion
- data
- capacity
- press die
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)
- Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はスライド位置に対して能力が任意に設定でき
るようにしたプレスダイクッションの能力パターン設定
装置に関する。
るようにしたプレスダイクッションの能力パターン設定
装置に関する。
従来プレスに設けられた油圧式のダイクッションにはク
ランク角に応じて能力が可変できるようにしたものであ
る。
ランク角に応じて能力が可変できるようにしたものであ
る。
上記油圧式ダイクッションでは、第4図に示すようにあ
るクランク角範囲毎に荷重ステップ状に変化させてクッ
ション能力を変えることにより、成形荷重に応じた能力
パターンが得られるようになっている。
るクランク角範囲毎に荷重ステップ状に変化させてクッ
ション能力を変えることにより、成形荷重に応じた能力
パターンが得られるようになっている。
しかし従来の能力可変型油圧ダイクッションでは、荷重
がステップ状に変化するため、荷重が変化する際第5図
の円内に示すようにショックが発生し、このショックに
よってワークに亀裂やショックラインが発生する不具合
があった。
がステップ状に変化するため、荷重が変化する際第5図
の円内に示すようにショックが発生し、このショックに
よってワークに亀裂やショックラインが発生する不具合
があった。
この発明は上記不具合を改善する目的でなされたもの
で、スライド位置に対して滑らかなパターンで荷重が設
定できるようにしたプレスダイクッションのパターン設
定装置を提供して、ワークに亀裂やショックラインか発
生するのを防止しようとするものである。
で、スライド位置に対して滑らかなパターンで荷重が設
定できるようにしたプレスダイクッションのパターン設
定装置を提供して、ワークに亀裂やショックラインか発
生するのを防止しようとするものである。
この発明は上記目的を達成するために、クッション能力
が可変できる油圧式プレスダイクッションにおいて、ク
ランク角毎に変化する荷重の離散的荷重データより補間
法により各データ間の荷重データを演算して各データ間
を連続する直線や曲線で結ぶことにより荷重パターンを
得、この荷重パターンに沿ってダイクッションの能力を
制御するようにしたことにより、成形中にダイクッショ
ン能力が急激に変化するのを防止するようにしたプレス
ダイクッションの能力パターン設定装置を提供するもの
である。
が可変できる油圧式プレスダイクッションにおいて、ク
ランク角毎に変化する荷重の離散的荷重データより補間
法により各データ間の荷重データを演算して各データ間
を連続する直線や曲線で結ぶことにより荷重パターンを
得、この荷重パターンに沿ってダイクッションの能力を
制御するようにしたことにより、成形中にダイクッショ
ン能力が急激に変化するのを防止するようにしたプレス
ダイクッションの能力パターン設定装置を提供するもの
である。
この発明の一実施例を第1図ないし第3図に示す図面を
参照して詳述する。
参照して詳述する。
第1図はこの装置のブロック図で、1はクランク角と荷
重の関係が予め記憶されたデータテーブル、2は補間演
算を行う中央演算処理装置、3はクランク角毎に指令信
号を発生する指令信号発生回路で、指令信号発生回路3
より出力された指令信号はD/Aコンバータ4によりD/
変換された後サーボ制御装置4−1を介してサーボ弁5
へと出力され、サーボ弁5によりダイクッション7に設
けられた油圧シリンダ6へ供給される油圧が圧力センサ
6−1及びサーボ制御装置4−1により制御されるよう
になっている。
重の関係が予め記憶されたデータテーブル、2は補間演
算を行う中央演算処理装置、3はクランク角毎に指令信
号を発生する指令信号発生回路で、指令信号発生回路3
より出力された指令信号はD/Aコンバータ4によりD/
変換された後サーボ制御装置4−1を介してサーボ弁5
へと出力され、サーボ弁5によりダイクッション7に設
けられた油圧シリンダ6へ供給される油圧が圧力センサ
6−1及びサーボ制御装置4−1により制御されるよう
になっている。
次に作用を説明すると、ダイクッション7を使用して絞
り成形などを行う場合、クランク角に対してダイクッシ
ョン7の荷重は第2図に示すように変化する。
り成形などを行う場合、クランク角に対してダイクッシ
ョン7の荷重は第2図に示すように変化する。
従来ではこの離散的荷重データをもとに荷重はステップ
状に変化させていたが、この発明ではこの離散的荷重デ
ータをデータテーブル1より中央演算処理装置2へ取込
んで、離散的荷重データ間を直線補間法や円弧補間法、
2次曲線補間法で演算して、離散的荷重データ間のデー
タを得、離散的荷重データ間が連続する直線や曲線で結
ばれるパターンを得る。
状に変化させていたが、この発明ではこの離散的荷重デ
ータをデータテーブル1より中央演算処理装置2へ取込
んで、離散的荷重データ間を直線補間法や円弧補間法、
2次曲線補間法で演算して、離散的荷重データ間のデー
タを得、離散的荷重データ間が連続する直線や曲線で結
ばれるパターンを得る。
例えば直線補間法では次の計算式により指令信号を算出
する。
する。
ただしCn≦クランク角<Cn+1得られた補間データは指
令信号発生回路3へ出力され、クランク角を検出する検
出器(図示せず)より入力されるクランク角毎に荷重指
令信号を発生する。
令信号発生回路3へ出力され、クランク角を検出する検
出器(図示せず)より入力されるクランク角毎に荷重指
令信号を発生する。
そしてこの荷重指令信号はD/Aコンバータ4によりD/A変
換された後サーボ制御装置4−1を介してサーボ弁5へ
出力される。
換された後サーボ制御装置4−1を介してサーボ弁5へ
出力される。
サーボ制御装置4−1及びサーボ弁5は圧力センサ6−
1とともに入力される荷重信号をもとにダイクッション
7に設けられた油圧シリンダ6の油圧を制御し、クラン
ク角に応じて第3図に示すような連続する直線や曲線の
荷重を発生させる。
1とともに入力される荷重信号をもとにダイクッション
7に設けられた油圧シリンダ6の油圧を制御し、クラン
ク角に応じて第3図に示すような連続する直線や曲線の
荷重を発生させる。
これによって成形中にダイクッション7の能力が急に変
化することがないため、成形中ワークに亀裂やショック
ラインが発生するのを防止することができるようにな
る。
化することがないため、成形中ワークに亀裂やショック
ラインが発生するのを防止することができるようにな
る。
〔発明の効果〕 この発明は以上詳述したように、クランク角毎に変化す
る荷重の離散的荷重データより補間法により各データ間
の荷重データを演算して、各データ間を連続する直線や
曲線で結ぶことにより荷重パターンを得、この荷重パタ
ーンに沿ってダイクッションの能力を制御するようにし
たことから、成形中ダイクッション能力が急激に変化す
ることがなく、これによってワークに亀裂やショックラ
インが発生するのを確実に防止することができるように
なる。
る荷重の離散的荷重データより補間法により各データ間
の荷重データを演算して、各データ間を連続する直線や
曲線で結ぶことにより荷重パターンを得、この荷重パタ
ーンに沿ってダイクッションの能力を制御するようにし
たことから、成形中ダイクッション能力が急激に変化す
ることがなく、これによってワークに亀裂やショックラ
インが発生するのを確実に防止することができるように
なる。
図面はこの発明に一実施例を示し、第1図は制御系のブ
ロック図、第2図はクランク角と荷重の関係を示す線
図、第3図は得られた能力パターンを示す線図、第4図
及び第5図は従来の能力パータンを示す線図である。 2は中央演算処理装置、3は指令信号発生回路、5はサ
ーボ弁、7はダイクッション。
ロック図、第2図はクランク角と荷重の関係を示す線
図、第3図は得られた能力パターンを示す線図、第4図
及び第5図は従来の能力パータンを示す線図である。 2は中央演算処理装置、3は指令信号発生回路、5はサ
ーボ弁、7はダイクッション。
Claims (1)
- 【請求項1】クッション能力が可変できる油圧式プレス
ダイクッションにおいて、クランク角毎に変化する荷重
の離散的荷重データより補間法により各データ間の荷重
データを演算して各データ間を連続する直線や曲線で結
ぶことにより荷重パターンを得、この荷重パターンに沿
ってダイクッション7の能力を制御することを特徴とす
るプレスダイクッションの能力パターン設定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1223033A JPH07106477B2 (ja) | 1989-08-31 | 1989-08-31 | プレスダイクッションの能力パターン設定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1223033A JPH07106477B2 (ja) | 1989-08-31 | 1989-08-31 | プレスダイクッションの能力パターン設定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0386396A JPH0386396A (ja) | 1991-04-11 |
JPH07106477B2 true JPH07106477B2 (ja) | 1995-11-15 |
Family
ID=16791796
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1223033A Expired - Fee Related JPH07106477B2 (ja) | 1989-08-31 | 1989-08-31 | プレスダイクッションの能力パターン設定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07106477B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7360391B2 (en) | 2005-07-05 | 2008-04-22 | Fanuc Ltd | Control device for servo die cushion |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5407129B2 (ja) * | 2007-09-11 | 2014-02-05 | 株式会社Ihi | ダイクッション装置の制御方法及びダイクッション装置 |
JP6185634B1 (ja) * | 2016-08-26 | 2017-08-23 | エスアールエンジニアリング株式会社 | ダイクッション装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0324243Y2 (ja) * | 1985-05-16 | 1991-05-27 | ||
JPS63248522A (ja) * | 1987-04-01 | 1988-10-14 | Aida Eng Ltd | 圧力コントロ−ル装置付ダイクツシヨン |
-
1989
- 1989-08-31 JP JP1223033A patent/JPH07106477B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7360391B2 (en) | 2005-07-05 | 2008-04-22 | Fanuc Ltd | Control device for servo die cushion |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0386396A (ja) | 1991-04-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |