JPH07106266A - ダイアモンド半導体の製造方法 - Google Patents

ダイアモンド半導体の製造方法

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JPH07106266A JP5268391A JP26839193A JPH07106266A JP H07106266 A JPH07106266 A JP H07106266A JP 5268391 A JP5268391 A JP 5268391A JP 26839193 A JP26839193 A JP 26839193A JP H07106266 A JPH07106266 A JP H07106266A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ダイアモンド構造の破壊のおそれなく、ダイ
アモンドにn型ドーピングを行うことができ、また高濃
度のn型ドーピングも可能とする技術を提供する。 【構成】 炭素を主成分とするダイアモンド半導体の製
造方法において、必要に応じ表面をクリーニングしたダ
イアモンド102にリチウム原子(リチウムの窒素化合
物例えばアジ化リチウムから生成されたものであってよ
い)をECRプラズマを用いてドーピングして拡散層1
06を得るダイアモンド半導体の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はダイアモンド半導体の製
造方法に関する。特に、ダイアモンド半導体へのドーピ
ング技術を改良したダイアモンド半導体の製造方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】ダイアモンドを人工的に
合成しようとする試みは古くから行われてきているが、
1960年代に入り、低圧下でもダイアモンド合成に成
功し出し始め、現在では真空下に近い圧力でその薄膜が
作製できるようになってきた。これに伴い、ダイアモン
ドの薄膜によりダイアモンド半導体を得、これを使っ
て、半導体デバイスを作ろうとする動きが盛んになって
きた。
【0003】ダイアモンドはシリコンに比べ、 (1)キャリアー移動度が大きいため、動作速度が数倍
速い。 (2)バンドギャップが5.5eVと広く、シリコンよ
り圧倒的に高い700℃でも壊れずに動作する。(シリ
コンでは150℃位で動作状態の劣化の傾向が出る。) (3)放射線に強い。とりわけ、超LSIで問題となる
α線によるソフトエラーが少ない。よって使用環境の悪
い所でも使用できる。 等の特性を有し、シリコンでは対応できない宇宙空間や
原子炉周り等の使用環境の厳しい所での使用が期待され
ている。
【0004】しかし、ダイアモンド半導体の実用化にあ
たっては、解決しなければならないいくつかの問題点も
ある。即ち、 単結晶の薄膜を成長させる安価な方法がまだない。 n型のドーピングができない。 複雑な回路を描くためのエッチング技術がまだ確立し
ていない。 等が今後解決すべき問題である。
【0005】特に上記のn型ドーピングができないと
いう問題は、デバイスを作る上で致命的と言うことすら
でき、今後のダイアモンド半導体の実用化の隘路になっ
ている。
【0006】この点について以下に詳しく説明する。ダ
イアモンド自体、半導体材料として用いるには、一般に
ドープの効率は極めて悪い。例えば、p型の半導体に関
しても、1000ppmのボロン(硼素)のドーピング
によって、10E16cm-3程度のキャリアー濃度しか
得られていない。
【0007】また、n型ドーピングに対しては、ダイア
モンドの構成元素が炭素であり、シリコンなどに比べる
と、その原子半径が小さいことから、シリコンプロセス
で用いられている燐などは用いることはできず、勢い、
原子半径が炭素に近い窒素を用いることになる(例えば
特開平4−266020号参照)。しかし窒素を用いる
と、つぎに述べるような問題がある。
【0008】即ち、窒素原子の5番目の価電子は窒素原
子に強く束縛されており、これを開放するには、1.7
eVと大きな電子エネルギーが必要で、室温では極く僅
かの電子しか結晶内を移動できないので、有効にデバイ
スが作用しなくなる。従って、窒素原子をドーパントと
して用いる場合、結晶構造を破壊することなく、しかも
高濃度でドーピングする必要があり、ドーピング方法に
工夫を要するという問題があり、よってドーピング手段
としては使いにくいものであった。従って、窒素以外を
用いるn型ドーピング技術が求められていた。
【0009】従来技術として、リチウムまたはリチウム
化合物を含有する液状有機化合物(アセトン、メタノー
ル、エタノール、アルトアルデヒド等にリチウム単体、
酸化リチウム、水酸化リチウム、塩化リチウム、リチウ
ムエチラート等を溶解したもの)を原料として熱フィラ
メント法を用いた気相成長(CVD)によりダイアモン
ド半導体を形成する技術(特開平3−205398
号)、また上記のようなリチウムまたはリチウム化合物
を加熱装置により原料ガス(メタン等)中に混入させて
熱フィラメントCVD、各種プラズマCVDによってダ
イアモンド半導体を形成する技術(特開平4−1752
95号)が提案されている。しかしこれらは必ずしもそ
の実現性が明らかとは言えず、また、いずれもダイアモ
ンド半導体薄膜形成と同時に不純物を導入するもので、
形成されたダイアモンド半導体にドーピングを行う技術
ではない。
【発明の目的】
【0010】本発明は前記問題点に鑑みて創案されたも
ので、前記問題点を解決し、ダイアモンド構造の破壊の
おそれなく、ダイアモンドにn型ドーピングを行うこと
ができ、また高濃度のn型ドーピングをも可能とする技
術を提供せんとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0011】本出願の請求項1の発明は、炭素を主成分
とするダイアモンド半導体の製造方法において、リチウ
ム原子をECRプラズマを用いてドーピングすることを
特徴とするダイアモンド半導体の製造方法であって、こ
の構成により上記問題を解決するものである。
【0012】本出願の請求項2の発明は、前記リチウム
原子はリチウムの窒素化合物から生成されたものである
ことを特徴とする請求項1に記載のダイアモンド半導体
の製造方法であって、この構成により上記問題を解決す
るものである。
【0013】本出願の請求項3の発明は、前記リチウム
の窒素化合物はアジ化リチウムであることを特徴とする
請求項2に記載のダイアモンド半導体の製造方法であっ
て、この構成により上記問題を解決するものであ。
【0014】本出願の各発明の実施にあたって、前記E
CRプラズマは、マイクロ波がパルス状に供給される構
成をとることができる。
【0015】また、前記ドーピングに先立ち、ダイアモ
ンド表面をドライクリーニングする工程を含む構成をと
ることができる。
【0016】また、前記ドライクリーニングする工程
を、ECRプラズマを用い、前記ドーピングと同じ装置
を用いる構成をとることができる。
【0017】本発明は、本発明者による次の知見により
なされたものである。即ち、ダイアモンド半導体のp型
ドーパントとして、ボロンが使われることは周知のこと
であるが、これに中性子があたるとボロンがリチウムに
なってn型化するということが問題点として指摘されて
いるので、この問題を逆に利用し、リチウムを用いるよ
うにした。リチウムは炭素原子より原子半径が小さいの
で、ドーバントとして好適である。
【作用】
【0018】ECR放電では、いわゆる電子サイクロト
ロン共鳴を用いることにより、1012cm-3程度の高密
度プラズマを形成できる。このため、活性なリチウム原
子を高密度で生成できる。しかも、イオンエネルギーは
小さいので結晶構造を破壊することはない。
【0019】ここでリチウム元素のソースであるが、リ
チウム化合物は殆どが常温で固体であり、前記参照した
リチウムまたはリチウム化合物を用いてダイアモンド半
導体を得る従来技術で提供されている化合物は、必ずし
も使い易いものではなく、ガス化し易いものを用いるの
が好ましい。そのような化合物の例として、リチウム窒
素化合物があり、とりわけアジ化リチウムは120℃位
で分解するので、CVD等のソースとして好ましく用い
ることができる。また、アジ化リチウムが分解したと
き、他に生成する元素は窒素であり、窒素はダイアモン
ドに対してn型のドーパントになるものであり(特開平
4−266020号参照。本出願人による提案もあ
る)、汚染の問題はない。
【0020】また、一般的に言って、プラズマ発生装置
においてパルス状にマイクロ波を供給すると、高電離度
のプラズマを、装置に負担をかけずに得ることができ
る。例えば、イオン密度にして1014cm-3以上の高温
プラズマを得るためには、一般にマイクロ波の出力は1
0W/cm2 以上でなければならないが、このような大
電力のマイクロ波を連続波としてチャンバーに供給する
と、チャンバーと導波管の間の窓材やチャンバーの内壁
に大きなダメージを与えてしまうおそれがあるが、マイ
クロ波をパルス状に供給すれば、このような問題なく高
密度プラズマが得られ、ガスの解離も進み、活性なリチ
ウム原子を高密度で生成できる。
【0021】また、同じECRプラズマCVD装置を用
いてアジ化リチウムガスを流す前にRFバイアスを印加
して窒素系ガスを流してやれば、ダイアモンド半導体表
面のクリーニングができ、しかも、窒素系ガスなので汚
染が問題となることはない。
【0022】以上述べたように本発明を用いれば、ダイ
アモンド半導体の有効なn型ドーピングができ、高濃度
でダイアモンド半導体に窒素をドープしてやることも可
能である。
【0023】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を参照し
て説明する。但し、当然のことながら、本発明は以下の
実施例に限定されるものでなはく、本発明の範囲内で種
々の態様をとることができ、例えば各構造、条件等は適
宜変更可能である。
【0024】実施例1 この実施例は、本発明を、アジ化ナトリウムガスを用
い、RFバイアスをかけずにECRプラズマによりリチ
ウムをドーピングする態様で実施したものである。
【0025】図2に、本実施例に用いたECRプラズマ
ドーピング装置を示す。この装置は、有磁場マイクロ波
プラズマドーピング装置であって、これについて略述す
ると、マグネトロン1で発生されたマイクロ波2を、必
要に応じてパルス発生器でパルス状にして(本実施例で
はパルス状にはしない)、導波管3を通じて、石英ベル
ジャー4にて囲まれた反応室5に移送し、この反応室5
を囲む形で設置されているソレノイドコイル6にて、マ
イクロ波の周波数(2.45GHz)といわゆるECR
放電をおこす磁場(8.75E−2T)を発生させ、そ
れにより、ガスプラズマ7を生ぜしめる。基板8は、サ
セプター9上に載置され、これは図示しない搬送手段で
搬送、設置される。基板8を載置するサセプター9は、
ヒーター(図示せず)から、加熱管10を通じて加熱さ
れ、これにより基板8も加熱される。ガスは、ガス導入
管11を通じて導入され、図示しない排気系で、排気管
より排気される。なお、図示はしていないが、アジ化ナ
トリウムは加熱可能なタンクに収納して、120℃に加
熱して供給した。
【0026】本実施例では、次のようにして、ダイアモ
ンド半導体へのドーピングを行った。図1を参照する。
【0027】基板101上にダイアモンド半導体膜10
2を低圧合成で形成し、更にその上の絶縁膜(SiO2
膜)103を通常のプラズマCVDで200nm形成
し、レジストパターン104を形成した。その後、エッ
チングにより開口部を形成し、露出部105とした(図
1(A))。
【0028】次に、ダイアモンド半導体膜102の露出
部105に、以下の条件で、上記説明した図2の装置を
用いて、ドーピングを行い、拡散層106を形成した。 ガス流量:LiN3 =30SCCM 圧力:1.33Pa 温度:150℃ マイクロ波:850W(2.45GHz) RFバイアス:0W
【0029】この時、マイクロ波を供給してあるので、
ECR放電により高密度(1012cm-3程度)のプラズ
マが発生し、高密度にリチウム原子がドープされ、図1
(B)に示すように、効率良く拡散層106が形成され
た。
【0030】このダイアモンド半導体を作動試験したと
ころ、良好な半導体動作がなされた。
【0031】以上のように本実施例によれば、従来技術
の隘路になっていたダイアモンド半導体へのn型のドー
ピングを効率良く行うことができ、生産性良く、かつ安
価に高性能なダイアモンド半導体を製造することができ
る。
【0032】実施例2 本実施例は、プラズマをパルス状にして、ダイアモンド
半導体へのドーピングを行った例である。ECRプラズ
マドーピング装置は、実施例1と同様の、図2に示す装
置を用いた。
【0033】以下、被処理体の構造は実施例1と同様の
ものを用いたので、図1を参照して説明する。
【0034】実施例1と同様に、基板101上にダイア
モンド半導体膜102を低圧合成で形成し、更にその上
のSiO2 膜103を通常のプラズマCVDで200n
m形成し、レジストパターン104を形成した後、エッ
チングにより、開口部を形成して露出部105とした。
これにより、図1(A)の構造とした。
【0035】次に、ダイアモンド半導体膜102の露出
部105に、以下の条件で、図2の装置を用いて、ドー
ピングを行い、拡散層106を形成した。 ガス流量:LiN3 =30SCCM 圧力:1.33Pa 温度:150℃ マイクロ波:850W(2.45GHz) RFバイアス:0W パルス比:1:2
【0036】この時、本実施例ではパルス状にマイクロ
波を供給してあるので、高密度(1014cm-3)程度の
プラズマが発生し、高密度にリチウム原子がドープさ
れ、これにより図1(B)の構造が得られた。そのほ
か、本実施例により、実施例1と同様の効果が得られ
た。
【0037】実施例3 この実施例は、表面クリーニングと組み合わせて実施す
る態様をとった例である。ECRプラズマドーピング装
置は、実施例1と同様のものを用いた。
【0038】以下、同じく本発明を実際のダイアモンド
半導体へのドーピングに用いた例を図1を参照して説明
する。
【0039】基板101上にダイアモンド半導体膜10
2を低圧合成で形成し、更にその上のSiO2 膜103
を通常のプラズマCVDで200nm形成し、レジスト
パターン104を形成した後、エッチングにより、開口
部を形成し、露出部105とした(図1(A))。
【0040】次に、ダイアモンド半導体膜102の露出
部105に、以下の条件で、図2の装置を用いて表面の
クリーニングを行った。この時、RFバイアスを印加し
てやれば、エッチングも行うことができるのは言うまで
もなく、本実施例はその原理を利用したものである。な
お、基板温度はは30℃とした。また、マイクロ波は常
時オンとした。このときに用いるN2 Oガスは、ダイア
モンドのエッチングガスとして知られているものであ
り、ダイアモンドに対して悪い影響を与えず、汚染のお
それもない。もちろん窒素ガスなど他の窒素系ガスを用
いることも可能である。このように窒素系ガスを用いる
と、クロスコンタミネーション(相互汚染)を避けるこ
とができる。 ガス流量:N2 O=30SCCM 圧力:1.33Pa 温度:30℃ マイクロ波:850W(2.45GHz) RFバイアス:30W
【0041】次に、同じく、ダイアモンド半導体膜10
2の露出部105に、以下の条件で図2の装置を用い
て、ドーピングを行い、拡散層106を形成した。この
場合下記のように実施例2と同じ条件にした。 ガス流量:LiN3 =30SCCM 圧力:1.33Pa 温度:100℃ マイクロ波:850W(2.45GHz) RFバイアス:0W パルス比:1:2 上記のように、パルス状にマイクロ波を供給したので、
高密度(1014cm-3程度)のプラズマが発生し、高密
度にリチウム原子がドープされた(図1(B))。
【0042】本実施例は、実施例2についてクリーニン
グを併用する形のものであるが、クリーニングを併用し
て実施例1と同様に行っても、効果的である。
【発明の効果】
【0043】本発明によれば、ダイアモンド構造に悪影
響を与えずに、ダイアモンドにn型ドーピングを行うこ
とができ、高濃度のn型ドーピングも可能な技術を提供
することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の工程を示す図である。
【図2】 実施例に用いたECRプラズマドーピング装
置である。
【符号の説明】
101 基板 102 ダイアモンド半導体膜 103 SiO2 膜 104 レジストパターン 105 開口部(露出部) 106 拡散層 1 マグネトロン 2 マイクロ波 3 導波管 4 石英ベルジャー 5 反応室 6 ソレノイドコイル 7 ガスプラズマ 8 基板 9 サセプター 10 加熱管 11 ガス導入管 12 排気管

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】炭素を主成分とするダイアモンド半導体の
    製造方法において、リチウム原子をECRプラズマを用
    いてドーピングすることを特徴とするダイアモンド半導
    体の製造方法。
  2. 【請求項2】前記リチウム原子はリチウムの窒素化合物
    から生成されたものであることを特徴とする請求項1に
    記載のダイアモンド半導体の製造方法。
  3. 【請求項3】前記リチウムの窒素化合物はアジ化リチウ
    ムであることを特徴とする請求項2に記載のダイアモン
    ド半導体の製造方法。
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