JPH0710597Y2 - 車輌用シートバック - Google Patents

車輌用シートバック

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JPH0710597Y2
JPH0710597Y2 JP9900889U JP9900889U JPH0710597Y2 JP H0710597 Y2 JPH0710597 Y2 JP H0710597Y2 JP 9900889 U JP9900889 U JP 9900889U JP 9900889 U JP9900889 U JP 9900889U JP H0710597 Y2 JPH0710597 Y2 JP H0710597Y2
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JP
Japan
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seat back
wire frame
back surface
board
hook
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JP9900889U
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JPH0337937U (ja
Inventor
拓朗 田中
恵二 久川
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高島屋日発工業株式会社
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  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車などの車輛用シートバックに関するも
のである。
(従来の技術) シートバック本体の背面にシートバックボードをその裏
面上方に配設されたフックをシートバック本体側のワイ
ヤフレームに係合させて保持させるとともに、該シート
バックボードの裏面下方に配設された止具をもって固定
した車輛用シートバックは、実開昭61−21352号公報な
どによってすでに知られているところであるが、従来の
この種車輛用シートバックにおける上方のフックとワイ
ヤフレームとの係合は、ワイヤフレームに屈曲形成した
係合部に対してこれより幅の狭いフックを係合させただ
けのものを普通とするため、左右方向へのがたつきがあ
って位置決めが完全に行われず、このため、下方をビス
やクリップなどの止具で固定する際に位置合わせに手間
取るという問題があった。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は、前記のような問題点を解決し、シートバック
本体の背面上方のワイヤフレームに対してシートバック
ボードの上方のフックを左右方向へのがたつきなく適確
容易に係合できるようにして位置決めを完全に行い、下
方のビスやクリップ等の止具による固定を手間取ること
なくできるようにした車輛用シートバックを安価に提供
しようとすることにある。
(課題を解決するための手段) 本考案に係る車輛用シートバックは、シートバック本体
の背面にシートバックボードをその裏面上方に配設され
たフックをシートバック本体側のワイヤフレームに係合
させて保持させるとともに、該シートバックボードの裏
面下方に配設された止具をもって固定した車輛用シート
バックにおいて、前記フックをシートバックボードの裏
面よりL形に張出された上向きのフックとしてその基辺
部に係合孔を設ける一方、前記ワイヤフレームには下向
き係合部を屈曲形成して該下向き係合部を前記係合孔に
係合させたことを特徴とするものである。
(実施例) 次に、本考案を図示の実施例について詳細に説明する。
(1)はバックフレーム(2)にバッド材(3)を装着
してこれにシートカバー(4)を被装したシートバック
本体であって、その背面には下向き係合部(6)が所要
数屈曲形成されたシートバックボード係合用のワイヤフ
レーム(5)がその一部をバッド材(3)中に埋め込ん
だ状態で設けられている。(7)はシートバック本体
(1)の背面に取付けられたシートバックボードであっ
て、該シートバックボード(7)の裏面上方にはL形に
張出された上向きのフック(8)が前記下向き係合部
(6)と同数配設されていて該フック(8)をもって前
記ワイヤフレーム(5)の背面の下向き係合部(6)に
係合させるとともに、該シートバックボード(7)の裏
面下方に配設されたクリップ等の止具(9)をカバーま
とめ用ワイヤフレームに固定してある。シートバックボ
ード(7)の裏面上方に配設してある上向きのフック
(8)は合成樹脂成形品であって、その基辺部(10)に
前記した下向き係合部(6)が丁度係合される大きさの
係合孔(11)が設けられたものとし、この係合孔(11)
に前記下向き係合部(6)が挿入係合されて左右方向へ
のがたつきなく位置決めされるようになっている。な
お、シートバックボード(7)の裏面下方に配設される
クリップ等の止具(9)としては、特に限定されるもの
ではないが、第3図に示すようにシートバックボード
(7)の裏面下方に相互間隔を弾発力で変えられる一対
の爪片よりなるクリップを一体成形してこれをカバーま
とめ用ワイヤフレームに係止させるタイプや、第4図に
示すようにシートバックボード(7)の裏面下方に上向
きの座を一体成形してこれに別材よりなるクリップを取
付け、このクリップをカバーまとめ用ワイヤフレームに
係止させるタイプのものは取付け作業性が極めて良いも
のである。
このように構成されたものは、シートバック本体(1)
の背面がシートバックボード(7)により覆われて体裁
のよい外観を呈することは従来のこの種車輛用シートバ
ックと変わることはないが、本考案ではシートバックボ
ード(7)の裏面に配設してあるフック(8)がシート
バックボード(7)の裏面よりL形に張出された上向き
のものとしてその基辺部(10)に設けた係合孔(11)に
シートバック本体(1)側のワイヤフレーム(5)に屈
曲形成されている下向き係合部(6)を挿入係合させた
構造としているので、シートバックボード(7)はシー
トバック本体(1)の背面に対して左右方向へのがたつ
きなく位置決めされて仮保持され、後はシートバックボ
ード(7)の裏面下方に配設された止具(9)をもって
常法によりシートバック本体(1)に固定すればよく、
この固定作業は上部の仮保持時に位置決めが完全におこ
なわれるので、熟練者でなくても簡単に行うことができ
る。
(考案の効果) 本考案は前記説明から明らかなように、シートバック本
体の背面上方のワイヤフレームに対してシートバックボ
ードの上方のフックを左右方向へのがたつきなく適確容
易に係合できるようにして位置決めを完全に行い、下方
のビスやクリップ等の止具による固定を手間取ることな
くできるようにしてシートバックボードのシートバック
本体の背面にたいする取付作業を容易化するとともに、
仕上がりをよくしたもので、構造が簡単で安価なうえに
作業コストも低いので安価に提供できる利点と相俟ち、
従来のこの種車輛用シートバックの問題点を解決したも
のとして実用的価値極めて大きいものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す一部切欠側面図、第2図
は要部の一部切欠斜視図、第3図、第4図はいずれも下
方の止具を示す一部切欠側面図である。 (1):シートバック本体、(5):ワイヤフレーム、
(6):下向き係合部、(7):シートバックボード、
(8):上向きのフック、(9):止具、(10):基辺
部、(11):係合孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シートバック本体(1)の背面にシートバ
    ックボード(7)をその裏面上方に配設されたフック
    (8)をシートバック本体(1)側のワイヤフレーム
    (5)に係合させて保持させるとともに、該シートバッ
    クボード(7)の裏面下方に配設された止具(9)をも
    って固定した車輛用シートバックにおいて、前記フック
    (8)をシートバックボード(7)の裏面よりL形に張
    出された上向きのフックとしてその基辺部(10)に係合
    孔(11)を設ける一方、前記ワイヤフレーム(5)には
    下向き係合部(6)を屈曲形成して該下向き係合部
    (6)を前記係合孔(11)に係合させたことを特徴とす
    る車輛用シートバック。
JP9900889U 1989-08-24 1989-08-24 車輌用シートバック Expired - Fee Related JPH0710597Y2 (ja)

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JPH0337937U JPH0337937U (ja) 1991-04-12
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JPH11169259A (ja) * 1997-12-11 1999-06-29 Tachi S Co Ltd シートバックのフレーム構造体

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JPH0337937U (ja) 1991-04-12

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