JPH07105645B2 - 誘電体フィルタ - Google Patents
誘電体フィルタInfo
- Publication number
- JPH07105645B2 JPH07105645B2 JP1213448A JP21344889A JPH07105645B2 JP H07105645 B2 JPH07105645 B2 JP H07105645B2 JP 1213448 A JP1213448 A JP 1213448A JP 21344889 A JP21344889 A JP 21344889A JP H07105645 B2 JPH07105645 B2 JP H07105645B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dielectric
- hole
- printed board
- grooves
- filter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/0213—Electrical arrangements not otherwise provided for
- H05K1/0216—Reduction of cross-talk, noise or electromagnetic interference
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/16—Printed circuits incorporating printed electric components, e.g. printed resistor, capacitor, inductor
Landscapes
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
- Waveguides (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔概要〕 誘電体板の上下面を金属で覆ってアーム面としたプリン
ト板の長手方向に矩形導波管のTE101モードでマイクロ
波を伝送する帯域通過の誘電体フィルタに関し、 他の回路部品も実装される誘電体基板の平面プリント板
に実装された場合に、全体の平面性を損なわない小形な
誘電体フィルタを目的とし、 プラント板の長手方向と横方向に該誘電体板の上下面の
アース面を接続する表面が導体の一組づつ対抗する２組
の溝と、該２組の溝で囲まれた部分に該誘電体板を貫通
して上下のアース面を連結する相互の列の間隔が一定
（略λ/2）で各列の孔の径が任意のスルーホール列と、
該スルーホール列の前部と後部に該プリント板の表面の
入力と出力の伝送線路と接続される入出力結合部を備え
るように構成する。又実施態様として前記の２組の溝
を、前記スルーホール列の各列の孔の径より小さい径の
２組のスルーホール列に代替する。
ト板の長手方向に矩形導波管のTE101モードでマイクロ
波を伝送する帯域通過の誘電体フィルタに関し、 他の回路部品も実装される誘電体基板の平面プリント板
に実装された場合に、全体の平面性を損なわない小形な
誘電体フィルタを目的とし、 プラント板の長手方向と横方向に該誘電体板の上下面の
アース面を接続する表面が導体の一組づつ対抗する２組
の溝と、該２組の溝で囲まれた部分に該誘電体板を貫通
して上下のアース面を連結する相互の列の間隔が一定
（略λ/2）で各列の孔の径が任意のスルーホール列と、
該スルーホール列の前部と後部に該プリント板の表面の
入力と出力の伝送線路と接続される入出力結合部を備え
るように構成する。又実施態様として前記の２組の溝
を、前記スルーホール列の各列の孔の径より小さい径の
２組のスルーホール列に代替する。
本発明はマイクロ波無線装置に使用されるマイクロ波の
帯域通過フィルタに係り、特に誘電体板の上下面を金属
で覆ってアース面としたプリント板の長手方向にマイク
ロ波を矩形導波管のTE101モードで伝送する誘電体フィ
ルタに関する。
帯域通過フィルタに係り、特に誘電体板の上下面を金属
で覆ってアース面としたプリント板の長手方向にマイク
ロ波を矩形導波管のTE101モードで伝送する誘電体フィ
ルタに関する。
近年、無線装置の小形化の要求に伴い、各部品のチップ
化，小形化が要求されている。その為、マイクロ波の帯
域通過フィルタも、半同軸型の小形な誘導体フィルタが
提供されているが、半同軸型フィルタは、通信周波数の
高周波化に伴い挿入損失が大きくなり実用に耐えないの
で、高周波で使用に耐える新しいフィルタが望まれてい
る。そのため、上記の誘導体板の上下面を金属で覆って
アース面としたプリンタ板を、長手方向に矩形導波管の
TE101モードで伝送する誘導体フィルタが考案されてい
る。
化，小形化が要求されている。その為、マイクロ波の帯
域通過フィルタも、半同軸型の小形な誘導体フィルタが
提供されているが、半同軸型フィルタは、通信周波数の
高周波化に伴い挿入損失が大きくなり実用に耐えないの
で、高周波で使用に耐える新しいフィルタが望まれてい
る。そのため、上記の誘導体板の上下面を金属で覆って
アース面としたプリンタ板を、長手方向に矩形導波管の
TE101モードで伝送する誘導体フィルタが考案されてい
る。
矩形導波管のTE101モードで伝送する誘電体フィルタは
従来、第５図の如く、板状の誘電体10Aの全面をメタラ
イズした中身が誘電体で表面が導体のブロック19Aの、
長手方向に、間隔がフィルタの中心周波数の凡そλ/2の
ポストのスルーホール（中）20Aとスルーホール（大）2
1Aを所要段数だけ設け、其の両端付近に入力ピン18Aと
出力ピン17Aを設けて、外部のプリント板22Aの表面の、
例えばスリップラインの伝送線路に半田付けされ、該伝
送線路からのマイクロ波を矩形導波管のTE101モードと
同じモードで伝送する構造となっていた。そしてスルー
ホール（中）20Aの径とスルーホール（大）21Aの径は、
夫々フィルタの通過帯域幅と関係し、太くすると帯域幅
は狭くなり，細くすると広くなる特性を有し、板状の誘
電体10Aの厚み24Aはフィルタの挿入損失に効き、薄くす
ると挿入損失は増加し、適度に厚くすると挿入損失は減
少する。したがって第５図の従来の誘電体フィルタは、
長さ方向は小形になるが挿入損失を減少させようとする
と、誘電体10Aの厚み24Aが厚くなって、プリント板22A
の表面に第５図の（ｂ）の如く実装すると、プリント板
22Aの実装状態の厚さが厚くなって、他の部品小形化さ
れる中でこのフィルタがプリンタ板22Aの形状，大きさ
等を支配し、装置全体の小形化には不利であるという問
題があった。
従来、第５図の如く、板状の誘電体10Aの全面をメタラ
イズした中身が誘電体で表面が導体のブロック19Aの、
長手方向に、間隔がフィルタの中心周波数の凡そλ/2の
ポストのスルーホール（中）20Aとスルーホール（大）2
1Aを所要段数だけ設け、其の両端付近に入力ピン18Aと
出力ピン17Aを設けて、外部のプリント板22Aの表面の、
例えばスリップラインの伝送線路に半田付けされ、該伝
送線路からのマイクロ波を矩形導波管のTE101モードと
同じモードで伝送する構造となっていた。そしてスルー
ホール（中）20Aの径とスルーホール（大）21Aの径は、
夫々フィルタの通過帯域幅と関係し、太くすると帯域幅
は狭くなり，細くすると広くなる特性を有し、板状の誘
電体10Aの厚み24Aはフィルタの挿入損失に効き、薄くす
ると挿入損失は増加し、適度に厚くすると挿入損失は減
少する。したがって第５図の従来の誘電体フィルタは、
長さ方向は小形になるが挿入損失を減少させようとする
と、誘電体10Aの厚み24Aが厚くなって、プリント板22A
の表面に第５図の（ｂ）の如く実装すると、プリント板
22Aの実装状態の厚さが厚くなって、他の部品小形化さ
れる中でこのフィルタがプリンタ板22Aの形状，大きさ
等を支配し、装置全体の小形化には不利であるという問
題があった。
本発明は、他の回路部品も実装される誘電体基板の平面
プリント板に実装される場合に、全体の平面性を損なわ
ない小形な誘電体フィルタの提供を課題とする。
プリント板に実装される場合に、全体の平面性を損なわ
ない小形な誘電体フィルタの提供を課題とする。
この課題は、矩形導波管のTE101モードの誘電フィルタ
を考えた時、誘電体板の厚みは先に述べたように挿入損
失には効いてくるが、通過帯域幅を決めるポストの形
（第３図ではスルーホール20A,21Aの径）には直接には
関係しない。即ち、厚さを薄くしてプリント板自身の誘
電体の厚さとしてもよい事、及び誘電体板の全面を導体
で覆えば無負荷のＱ値を、半同軸共振モードに比べた十
分高く取れる事を利用し、第１図の如く、誘電体板10の
上下両面を金属で覆ってアース面21,22としたプリント
板20の長手方向と横方向に該誘電体板の上下両面のアー
ス面（21,22）を接続する表面が導体の一組づつ対向す
る２組の溝31,32;41,42と、該２組の溝で囲まれた部分
に誘電体板10を貫通して上下両面のアーム面21,22を繁
げる相互の列間隔が一定（略λ/2）で各列の孔の径が任
意のスルーホール列5i,6iと、該スルーホール列5i,6i前
部と後部に該プリント板20の表面の伝送線路71,72と接
続される入出力結合部81,82を有するように構成した本
発明、又、其の実施態様として、第２図の如く、第１図
の２組の溝31,32;41,42の代りに、スルーホール列5i,6i
の各列に孔の径より小さい径の２組のスルーホール列31
i,32i;41i:,42iを備えるようにした本発明によって解決
される。
を考えた時、誘電体板の厚みは先に述べたように挿入損
失には効いてくるが、通過帯域幅を決めるポストの形
（第３図ではスルーホール20A,21Aの径）には直接には
関係しない。即ち、厚さを薄くしてプリント板自身の誘
電体の厚さとしてもよい事、及び誘電体板の全面を導体
で覆えば無負荷のＱ値を、半同軸共振モードに比べた十
分高く取れる事を利用し、第１図の如く、誘電体板10の
上下両面を金属で覆ってアース面21,22としたプリント
板20の長手方向と横方向に該誘電体板の上下両面のアー
ス面（21,22）を接続する表面が導体の一組づつ対向す
る２組の溝31,32;41,42と、該２組の溝で囲まれた部分
に誘電体板10を貫通して上下両面のアーム面21,22を繁
げる相互の列間隔が一定（略λ/2）で各列の孔の径が任
意のスルーホール列5i,6iと、該スルーホール列5i,6i前
部と後部に該プリント板20の表面の伝送線路71,72と接
続される入出力結合部81,82を有するように構成した本
発明、又、其の実施態様として、第２図の如く、第１図
の２組の溝31,32;41,42の代りに、スルーホール列5i,6i
の各列に孔の径より小さい径の２組のスルーホール列31
i,32i;41i:,42iを備えるようにした本発明によって解決
される。
本発明の誘電体フィルタの基本構成を示す第１図の原理
図において、 10は、板状の誘電体の誘電体板である。
図において、 10は、板状の誘電体の誘電体板である。
20は、誘電体板10を基板として他の回路部品を設けたプ
リンタ板である。
リンタ板である。
21,22は、誘電体板10の上面と下面を金属で覆ってアー
ス面である。
ス面である。
31,32;41,42は、プリント板20の長手方向と横方向に誘
電体板10の上下面のアース面21,22を接続する表面が導
体の一組づつ対向する２組の溝である。
電体板10の上下面のアース面21,22を接続する表面が導
体の一組づつ対向する２組の溝である。
5i,6iは、２組の溝31,32;41,42で囲まれた部分に誘電体
板10は貫通して上下両面のアース面21,22を繋げる相互
の列間隔が一定（フィルタの中心周波数の略λ/2）で各
列の孔が任意の径のスルーホール列である。
板10は貫通して上下両面のアース面21,22を繋げる相互
の列間隔が一定（フィルタの中心周波数の略λ/2）で各
列の孔が任意の径のスルーホール列である。
71,72は、スルーホール列5i,6iの前部の後部の入出力結
合部81,82で結合されるプリント板20の表面の入力と出
力の伝送線路である。
合部81,82で結合されるプリント板20の表面の入力と出
力の伝送線路である。
81,82は、伝送線路71,72と結合するスルーホール列5i,6
iの前部と後部の入出力結合部である。
iの前部と後部の入出力結合部である。
そして第２図の31i,32i;41i,42iは、第１図の２組の溝3
1,32;41,42の代りに、スルーホール列5i,6iの各列の孔
の径より小さい径で、誘電体板10を貫通し上下面のアー
ス面21,22を接続する、一組づつ対向の２組のスルーホ
ール列である。
1,32;41,42の代りに、スルーホール列5i,6iの各列の孔
の径より小さい径で、誘電体板10を貫通し上下面のアー
ス面21,22を接続する、一組づつ対向の２組のスルーホ
ール列である。
本発明の誘電体フィルタは、そのプリント板20の長手方
向と横方向に、誘電体板10の上下面のアース面21,22に
一組づつ対向して設けられた其の表面が導体の２組の溝
31,32;41,42が、誘電体板10の上下面のアース面21,22を
誘電体板10を貫通して導体接続し、長さと幅の寸法が一
定で、中身がプリント板20の誘電体であり、厚みがプリ
ント板20の厚さの矩形導波管を形成し、入力の伝送線路
71から出力の伝送線路72へ入出力結合部81,82で結合さ
れ、TE101モードでマイクロ波を通過伝送する誘電体フ
ィルタの母体となる。そしてこの２組の溝31,32;41,42
で囲まれた中身が誘電体の矩形導波管の内部に設けられ
たスルーホール列5i,6iは、フィルタの段数を決めるポ
ストの作用をし、列の相互の間隔はフィルタの中心周波
数の略λ/2に選ばれ、各列の孔の径は通過帯域幅を考慮
して任意に選ばれる。そして其の厚さはプリント板自身
の誘電体の厚さとしているので薄い。
向と横方向に、誘電体板10の上下面のアース面21,22に
一組づつ対向して設けられた其の表面が導体の２組の溝
31,32;41,42が、誘電体板10の上下面のアース面21,22を
誘電体板10を貫通して導体接続し、長さと幅の寸法が一
定で、中身がプリント板20の誘電体であり、厚みがプリ
ント板20の厚さの矩形導波管を形成し、入力の伝送線路
71から出力の伝送線路72へ入出力結合部81,82で結合さ
れ、TE101モードでマイクロ波を通過伝送する誘電体フ
ィルタの母体となる。そしてこの２組の溝31,32;41,42
で囲まれた中身が誘電体の矩形導波管の内部に設けられ
たスルーホール列5i,6iは、フィルタの段数を決めるポ
ストの作用をし、列の相互の間隔はフィルタの中心周波
数の略λ/2に選ばれ、各列の孔の径は通過帯域幅を考慮
して任意に選ばれる。そして其の厚さはプリント板自身
の誘電体の厚さとしているので薄い。
然しながら、TE101モードを用いているため、その無負
荷のＱ値を、半同軸共振モードに比べて十分高く取れる
ので問題は解決される。
荷のＱ値を、半同軸共振モードに比べて十分高く取れる
ので問題は解決される。
第１図の原理図はそのまま、本発明の実施例の誘電体フ
ィルタの構成を示し、既に詳述した。
ィルタの構成を示し、既に詳述した。
第２図は本発明の別の実施例の誘導体フィルタであっ
て、第１図の２組の溝31,32;42,42の代りに、２組のス
ルーホール（小）列31i,32i;41i,42iを用いて、上下の
アース面21,22の長さと幅を区切り接続した例である。
て、第１図の２組の溝31,32;42,42の代りに、２組のス
ルーホール（小）列31i,32i;41i,42iを用いて、上下の
アース面21,22の長さと幅を区切り接続した例である。
２組のスルーホール（小）列31i,32i;41i,42iの各ホー
ルの径は、該列に囲まれた内部のスルーホール列5i,6i
の各列の孔に径より小さい径であり、誘電体10の上下の
アース面21,22の長さと幅を区切って接続し、矩形導波
管の管壁としている。
ルの径は、該列に囲まれた内部のスルーホール列5i,6i
の各列の孔に径より小さい径であり、誘電体10の上下の
アース面21,22の長さと幅を区切って接続し、矩形導波
管の管壁としている。
２組のスルーホール（小）列31i,32i;41i,42iで誘電体
板10の上下のアース面21,22の長さと幅を区切って接続
したものが、矩形導波管の管壁として動作する事は、矩
形導波管のTE101モードの磁界及び電流の流れは、第５
図の磁界及び電流の分布図の如く、点線矢印の電流の向
きから判るように、管の上から下へ、或いは下から上へ
流れる電流は有るが、横方向に流れる電流は無い事から
理解される。
板10の上下のアース面21,22の長さと幅を区切って接続
したものが、矩形導波管の管壁として動作する事は、矩
形導波管のTE101モードの磁界及び電流の流れは、第５
図の磁界及び電流の分布図の如く、点線矢印の電流の向
きから判るように、管の上から下へ、或いは下から上へ
流れる電流は有るが、横方向に流れる電流は無い事から
理解される。
第３図は本発明の更に別の実施例の誘電体フィルタであ
って、多層のプリント板の一部（点線で囲った第２層と
第３層の部分）にフィルタを構成した例であって、マイ
クロ波のセラミック複合モジュールの一部に、本発明の
誘電体フィルタを埋め込んだ例である。
って、多層のプリント板の一部（点線で囲った第２層と
第３層の部分）にフィルタを構成した例であって、マイ
クロ波のセラミック複合モジュールの一部に、本発明の
誘電体フィルタを埋め込んだ例である。
第１図〜第３図の何れの実施例は誘電体フィルタでも、
誘電体板の厚さはプリント板自身の誘電体の厚さとして
いるので薄く、然しながら、マイクロ波信号の伝送はTE
101モードを用いているため、その無負荷のＱ値を、半
同軸共振モードに比べて十分高く取れるので、問題は無
い。
誘電体板の厚さはプリント板自身の誘電体の厚さとして
いるので薄く、然しながら、マイクロ波信号の伝送はTE
101モードを用いているため、その無負荷のＱ値を、半
同軸共振モードに比べて十分高く取れるので、問題は無
い。
以上説明した如く、本発明によれば、プリント板の内部
にフィルタを形成できるので、高密度の実装となり、マ
イクロ波無線装置の小形化に大きく寄与する効果が得ら
れる。
にフィルタを形成できるので、高密度の実装となり、マ
イクロ波無線装置の小形化に大きく寄与する効果が得ら
れる。
第１図は本発明の誘電体フィルタの基本構成を示す原理
図、 第２図，第３図は本発明の実施例の誘電体フィルタの構
成を示す構造図、 第４図は本発明の実施例の動作を説明するための矩形導
波管のTE101モードの磁界と電流の分布図、 第５図は従来の誘電体フィルタの構造図である。図にお
いて、 10は誘電体板、20はプリント板、21,22はアース面、31,
32:41,42は２組の溝、31i,32i;41i,42iは２組のスルー
ホール（小）列、5i,6iはスルーホール列、71は入力の
伝送線路、72は出力の伝送線路、81,82は入出力結合部
である。
図、 第２図，第３図は本発明の実施例の誘電体フィルタの構
成を示す構造図、 第４図は本発明の実施例の動作を説明するための矩形導
波管のTE101モードの磁界と電流の分布図、 第５図は従来の誘電体フィルタの構造図である。図にお
いて、 10は誘電体板、20はプリント板、21,22はアース面、31,
32:41,42は２組の溝、31i,32i;41i,42iは２組のスルー
ホール（小）列、5i,6iはスルーホール列、71は入力の
伝送線路、72は出力の伝送線路、81,82は入出力結合部
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−149903（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−58701（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−253901（ＪＰ，Ａ) 特開 昭58−1301（ＪＰ，Ａ) 実開 昭62−44503（ＪＰ，Ｕ)
Claims (2)
- 【請求項１】誘電体板（10）の上下面を金属で覆ってア
ース面（21,22）としたプリント板（20）の長手方向に
矩形導波管のTE101モードでマイクロ波を伝送する誘電
体フィルタであって、該プリント板の長手方向と横方向
に該誘電体板の上下面のアース面（21,22）を接続する
表面が導体の一組づつ対向する２組の溝（31,32;41,4
2）と、該２組の溝で囲まれた部分に該誘電体板を貫通
して上下のアース面（21,22）を連結する相互の列の間
隔が一定（略λ/2）で各列の孔の径が任意のスルーホー
ル列（5i,6i）と、該スルーホール列（5i,6i）の前部と
後部に該プリント板の表面の伝送線路（71,72）と接続
される入出力結合部（81,82）を備えるようにした事を
特徴とする誘電体フィルタ。 - 【請求項２】前記の２組の溝（31,32;41,42）を、前記
スルーホール列（5i,6i）の各列の孔の径より小さい径
の２組のスルーホール列（31i,32i,41i,42i）に代替し
たことを特徴とする第１項記載の誘電体フィルタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1213448A JPH07105645B2 (ja) | 1989-08-19 | 1989-08-19 | 誘電体フィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1213448A JPH07105645B2 (ja) | 1989-08-19 | 1989-08-19 | 誘電体フィルタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0377402A JPH0377402A (ja) | 1991-04-03 |
| JPH07105645B2 true JPH07105645B2 (ja) | 1995-11-13 |
Family
ID=16639394
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1213448A Expired - Lifetime JPH07105645B2 (ja) | 1989-08-19 | 1989-08-19 | 誘電体フィルタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07105645B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003289201A (ja) * | 2002-03-28 | 2003-10-10 | Anritsu Corp | ポスト壁導波管と空洞導波管の接続変換構造 |
| JP2005020152A (ja) * | 2003-06-24 | 2005-01-20 | Tdk Corp | 高周波モジュール |
| US11394095B2 (en) | 2017-09-13 | 2022-07-19 | Mitsubishi Electric Corporation | Dielectric filter, array antenna device |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3379415B2 (ja) * | 1997-02-14 | 2003-02-24 | 株式会社村田製作所 | 誘電体フィルタ及び誘電体デュプレクサ |
| JP2003209411A (ja) | 2001-10-30 | 2003-07-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 高周波モジュールおよび高周波モジュールの製造方法 |
| US20110001584A1 (en) * | 2008-05-01 | 2011-01-06 | Akira Enokihara | Radio-frequency filter device using dielectric waveguide with multiple resonant modes |
| JP5978149B2 (ja) * | 2013-02-18 | 2016-08-24 | 株式会社フジクラ | モード変換器の製造方法 |
| JP6348636B1 (ja) * | 2017-05-30 | 2018-06-27 | 株式会社フジクラ | フィルタ装置及びフィルタ |
-
1989
- 1989-08-19 JP JP1213448A patent/JPH07105645B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003289201A (ja) * | 2002-03-28 | 2003-10-10 | Anritsu Corp | ポスト壁導波管と空洞導波管の接続変換構造 |
| JP2005020152A (ja) * | 2003-06-24 | 2005-01-20 | Tdk Corp | 高周波モジュール |
| US7403085B2 (en) | 2003-06-24 | 2008-07-22 | Tdk Corporation | RF module |
| US11394095B2 (en) | 2017-09-13 | 2022-07-19 | Mitsubishi Electric Corporation | Dielectric filter, array antenna device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0377402A (ja) | 1991-04-03 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA2063119C (en) | Miniature dual mode planar filters | |
| JPH07105645B2 (ja) | 誘電体フィルタ | |
| CA2235460C (en) | Dielectric filter, transmitting/receiving duplexer, and communication apparatus | |
| US6825740B2 (en) | TEM dual-mode rectangular dielectric waveguide bandpass filter | |
| JP2793685B2 (ja) | 誘導体フィルタ | |
| KR100397740B1 (ko) | 비가역 회로소자 및 통신 장치 | |
| JP2001060809A (ja) | 回路素子およびプリント配線板 | |
| JPS61123302A (ja) | フイルタ装置 | |
| JPH05267908A (ja) | 高周波フィルタ | |
| JP4249376B2 (ja) | 高周波フィルタ | |
| JP3381392B2 (ja) | フィルタ | |
| JP2003224405A (ja) | 誘電体フィルタ | |
| JPH10190307A (ja) | 高周波モジュール | |
| CN100334776C (zh) | 带通滤波器 | |
| JPH10224115A (ja) | 誘電体フィルタ | |
| EP0568370A1 (en) | Dielectric filter device | |
| JP2002237701A (ja) | 導波管型誘電体フィルタ | |
| KR100221213B1 (ko) | 인덕티브 포스트에 의해 유전체 공진기가 마이크로스트립 접지에 장착된 초고주파 대역통과필터 | |
| JP2557081Y2 (ja) | マイクロ・ストリップラインフィルタ | |
| EP1009059A1 (en) | Dielectric filter with adjustable frequency bandwidth | |
| JPH06204702A (ja) | マイクロ波フィルタ | |
| JPS62237802A (ja) | ストリツプラインフイルタ | |
| JP2002111329A (ja) | 誘電体共振器およびフィルタ | |
| JPH071843Y2 (ja) | 誘電体フィルタ | |
| JP2540933B2 (ja) | 半導体素子と回路基板又はキャリヤとの接続方法 |