JPH0710545U - 枢着構造 - Google Patents

枢着構造

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JPH0710545U
JPH0710545U JP4215893U JP4215893U JPH0710545U JP H0710545 U JPH0710545 U JP H0710545U JP 4215893 U JP4215893 U JP 4215893U JP 4215893 U JP4215893 U JP 4215893U JP H0710545 U JPH0710545 U JP H0710545U
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shaft
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pivot structure
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稔也 片上
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐久性に優れた角度保持機能を有する枢着構
造を提供する。 【構成】 第1の部材に対して回転可能に第2の部材3
を枢着する構造において、第1の部材に固定されたシャ
フト4上に、順次、平板状ワッシャ9、第2の部材3、
4個の円錐台状ワッシャ12〜15を配置し、かしめ部
6を形成することにより、これら要素をフランジ7とか
しめ部6との間に挟む。第1の円錐台状ワッシャ12を
第2の部材3に固定し、第2の円錐台状ワッシャ15を
かしめ部6に固定する。円錐台状ワッシャ12〜15の
各々のばね力により、シャフト4上の各要素間に摩擦力
が及ぼされ、角度保持機能が達成されるとともに、円錐
台状ワッシャ12〜15が互いに面接触するので、安定
した摩擦力を生じさせる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、2個の部材を互いに他のものに対して相対的に回転可能に取付け るための枢着構造に関するもので、特に、2個の部材の互いの間の角度を任意の 大きさで保持できるようにされた枢着構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
たとえば、ディスプレイを備えるワードプロセッサまたはパーソナルコンピュ ータのようなOA機器において、ラップトップタイプまたはノートタイプのもの では、多くは、ディスプレイ部が本体に対して回転可能すなわち角度調整可能に 設けられている。このようにすることにより、オペレータは、OA機器を使用す る都度、ディスプレイを見やすいように、その角度を調整することができる。
【0003】 上述したようなディスプレイ部の角度調整に際しては、無段階の調整が可能で あることが好ましく、また、ディスプレイ部の角度を変えたとき、その角度のま までディスプレイ部の姿勢が保持されるようになっていることが好ましい。その ため、ディスプレイ部を本体に枢着する機構は、通常、回転に対して比較的大き な抵抗が働くようにされる。そして、この回転に対する抵抗は、たとえば、摩擦 力によって生み出されるようにされる。したがって、ディスプレイ部の角度保持 機能を高めるため、このような摩擦力の増大を図る工夫が種々なされている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上述したようなディスプレイ部の本体に対する枢着構造は、耐久性 を有していなければならない。なぜなら、このようなOA機器の使用を重ねるに つれて、ディスプレイ部の角度保持が困難になったり、不可能になったりすれば 、それ自体で商品価値を低下させてしまうからである。しかしながら、このよう な耐久性を求めることは、前述した摩擦力の増大と相反する結果を招くことがあ る。すなわち、枢着構造の動作中において、互いに擦れ合う部材間の摩擦力を高 めると、これら部材において焼付きが発生しやすく、その結果、角度保持機能を 低下させてしまうことがある。また、上述した耐久性は、枢着構造を構成する部 品の大きさにも関係する。すなわち、たとえば枢着構造の動作中において互いに 擦れ合う部材がより大きな直径を有しているほど、一般的には耐久性に優れてい る。しかしながら、このような枢着構造が用いられる機器の設計上の制約から、 上述した部材の大きさをそれほど大きくできない場合が多い。
【0005】 同様の問題は、OA機器におけるディスプレイ部の枢着構造だけでなく、角度 保持機能が必要なものであれば、他の分野で用いられる枢着構造においても遭遇 する。たとえば、パンタグラフ機構における複数のリンク間の枢着構造、製図用 コンパスにおける2本の脚の枢着構造、鏡台における鏡の枢着構造、などがある 。
【0006】 それゆえに、この考案の目的は、小型でありながら、角度保持機能の耐久性に 優れた枢着構造を提供しようとすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案は、第1および第2の部材を互いに他のものに対して相対的に回転可 能に取付けるための枢着構造に向けられるものであって、上述した技術的課題を 解決するため、次のような構成を備えることを特徴としている。
【0008】 まず、前記第1の部材には、シャフトが回転方向に関して固定され、このシャ フトには、その端部にかしめ部が形成されるとともに、このかしめ部から所定の 距離を隔ててフランジが形成される。また、前記第2の部材は、シャフトを受入 れる穴を有し、かしめ部とフランジとの間でシャフトに対して回転可能に保持さ れる。
【0009】 また、前記フランジと前記第2の部材との間には、平板状ワッシャがシャフト 上に配置される。また、前記第2の部材と前記かしめ部との間には、少なくとも 3個の円錐台状ワッシャが互いに面接触するように同じ方向に向けて前記シャフ ト上に配置される。
【0010】 上述した円錐台状ワッシャの配置状態における一方端に位置する第1の円錐台 状ワッシャは、前記第2の部材に対して回転方向に関して固定される。また、前 記円錐台状ワッシャの配置状態における他方端に位置する第2の円錐台状ワッシ ャは、前記かしめ部に対して回転方向に関して固定される。好ましい実施例では 、これら円錐台状ワッシャは、各々の凹面側を前記第2の部材方向に向け、かつ 各々の凸面側を前記かしめ部方向に向けるように配置される。そして、前述した 第1の円錐台状ワッシャと第2の部材との固定のため、第1の円錐台状ワッシャ の凹面側の外周部には、突起が形成されて、第2の部材には、この突起を受入れ る凹部が形成される。他方、第2の円錐台状ワッシャとかしめ部との固定のため 、第2の円錐台状ワッシャの凸面側の内周部には、異形部が形成され、ここに、 かしめ部の肉の一部を受入れるようにされる。
【0011】 また、この考案に係る枢着構造において、前記円錐台状ワッシャは、前記フラ ンジ部と前記かしめ部との間隔ならびに前記平板状ワッシャおよび前記第2の部 材の各厚みに応じて、互いに圧接するように規制される。
【0012】
【作用】
この考案に係る枢着構造において、円錐台状ワッシャの各々は、それ自身の形 状に基づき、シャフトの軸線方向に関して、ばね力を及ぼしながら、フランジと かしめ部とによって規定される間隔に基づき、互いに面接触するように圧接され る。そして、第1の円錐台状ワッシャは第2の部材に対して回転方向に関して固 定されるので、第2の部材と行動を共にし、また、第2の円錐台状ワッシャはか しめ部に対して回転方向に関して固定されるので、かしめ部すなわちシャフトお よび第1の部材と行動を共にする。したがって、この枢着構造において回転動作 中には、これら第1および第2の円錐台状ワッシャを含む少なくとも3個の円錐 台状ワッシャのいずれかの間で擦れ合いが生じ、また、角度保持機能を与える摩 擦力は、これら円錐台状ワッシャの間で生み出される。
【0013】 また、フランジと第2の部材との間に配置される平板状ワッシャは、当該枢着 構造の動作中におけるフランジすなわち第1の部材と第2の部材との相対的な回 転を許容するとともに、フランジと第2の部材との各々に面接触することにより 、角度保持機能を与える摩擦力を発生させる。なお、この平板状ワッシャは、当 該枢着構造の動作中においては、フランジと行動を共にするときも、第2の部材 と行動を共にするときもある。
【0014】
【考案の効果】
このように、この考案によれば、平板状ワッシャの両面ならびに少なくとも3 個の円錐台状ワッシャのいずれかの間で面接触しながらの擦れ合いがそれぞれ実 現され、また、これらの面接触が周方向に均一に生じるので、当該枢着構造が径 方向に関して小型化されても、安定したトルクを高い耐久性をもって得ることが できる。したがって、当該枢着構造の角度保持機能を、耐久性に優れたものとす ることができる。
【0015】 また、この考案によれば、シャフト上に、平板状ワッシャ、第2の部材、およ び適当数の円錐台状ワッシャを配置した後で、かしめ部を形成すべくシャフトの 端部を加工することにより、所望の枢着構造が得られるので、このような枢着構 造の組立作業が容易である。
【0016】 また、円錐台状ワッシャの各々は、シャフトの軸線方向に関してばね性を有し ているので、その使用個数を変えたり、板厚を変えたり、焼入等により硬度を変 えたり、あるいは、上述したシャフトの端部にかしめ部を形成するとき、そのか しめ加工において付与される圧力をコントロールしたりすることにより、第1お よび第2の部材の相対的な回転に対するトルクを調整することができ、任意のト ルクを有する枢着構造を容易に得ることができる。なお、平板状ワッシャが、フ ランジおよび第2の部材より相対的に軟らかい材料から構成されていると、かし め時に受ける衝撃の吸収機能を、平板状ワッシャに持たせることができる。
【0017】 なお、前述したように、この考案では、好ましくは、円錐台状ワッシャは、各 々の凹面側を第2の部材方向に向け、かつ各々の凸面側をかしめ部方向に向ける ように配置される。このような円錐台状ワッシャの配置方向の下で、第1の円錐 台状ワッシャの凹面側の外周側に突起を形成し、第2の部材に突起を受ける凹部 を形成するとともに、第2の円錐台状ワッシャの凸面側の内周部に、かしめ部の 肉の一部を受入れる異形部を形成すれば、第1の円錐台状ワッシャと第2の部材 との固定、および第2の円錐台状ワッシャとかしめ部との固定をそれぞれ確実に 達成することができる。
【0018】
【実施例】
図1は、この考案の一実施例による枢着構造1を示す正面図である。図2は、 図1に示した枢着構造1を構成する要素を互いに分離して示した正面図である。 図3は、図1に示した枢着構造1の主要部を拡大して示す断面図である。
【0019】 この枢着構造1は、第1および第2の部材2および3を互いに他のものに対し て相対的に回転可能に取付けるためのものである。ここで、たとえば、この枢着 構造1がディスプレイを備えるOA機器に適用される場合、第1の部材2が、O A機器の本体側に固定され、第2の部材3が、ディスプレイ部を保持する。また 、この枢着構造1が製図用コンパスに適用される場合には、第1および第2の部 材2および3が、それぞれ、脚を保持するように取付けられる。
【0020】 第1の部材2には、シャフト4が回転方向に関して固定される。この固定のた め、シャフト4の一方端に設けられた突起5が、第1の部材2に設けられた穴内 に挿入され、突起5がかしめられる。シャフト4の他方端には、かしめ部6が形 成され、このかしめ部6から所定の距離を隔ててフランジ7が形成される。
【0021】 第2の部材3は、図3に示されるように、シャフト4を受入れる穴8を有し、 フランジ7とかしめ部6との間でシャフト4に対して回転可能に保持される。
【0022】 フランジ7と第2の部材3との間には、平板状ワッシャ9がシャフト4上に配 置される。平板状ワッシャ9には、図3に示されているように、その内径部周縁 の一方面に、凹部10を形成しておくことが、以下の理由により、好ましい。す なわち、シャフト4は、通常、切削加工により形成されるものであるので、図3 に示した内角部11において、直角のエッジを出すことが困難であり、内角部1 1には、多かれ少なかれ、ある程度の丸みが残される。そのため、平板状ワッシ ャ9が、フランジ7に面接触することが困難な場合がある。上述したように、平 板状ワッシャ9に凹部10を形成すれば、丸みを帯びた内角部11をそこに受入 れることができ、したがって、平板状ワッシャ9を確実にフランジ7に面接触さ せることができる。
【0023】 第2の部材3とかしめ部6との間には、少なくとも3個、この実施例では4個 の円錐台状ワッシャ12、13、14および15が互いに面接触するように同じ 方向に向けてシャフト4上に配置される。この実施例では、これら円錐台状ワッ シャ12〜15は、各々の凹面側を第2の部材3方向に向け、かつ各々の凸面側 をかしめ部6方向に向けるように配置される。
【0024】 上述した円錐台状ワッシャ12〜15の配置状態における一方端に位置する第 1の円錐台状ワッシャ12は、第2の部材3に対して回転方向に関して固定され る。この固定のため、この実施例では、第1の円錐台状ワッシャ12の凹面側の 外周部には、突起16が形成される。図4には、この第1の円錐台状ワッシャ1 2の凹面側が示されている。他方、第2の部材3には、突起16を受入れる凹部 17が形成される。凹部17は、この実施例では、図3によく示されているよう に、第2の部材3を貫通する穴によって与えられるが、このように貫通しない単 なる凹部をもって形成されてもよい。
【0025】 上述した突起16および凹部17は、図示したように、1組だけ設けられるの ではなく、複数組設けられてもよい。また、上述した突起16は、円錐台状ワッ シャ12を構成する材料の一部に突出し加工を施したり、型付け加工を施したり 、折曲げ加工を施したりすることにより形成することができる。また、第1の円 錐台状ワッシャ12と第2の部材3との回転方向に関する固定のため、第1の円 錐台状ワッシャ12を得るための加工時に残されたバリをそのまま用い、このよ うなバリを第2の部材3に食い込ませるようにしてもよい。
【0026】 また、円錐台状ワッシャ12〜15の配置状態における他方端に位置する第2 の円錐台状ワッシャ15は、かしめ部6に対して回転方向に関して固定される。 この固定のため、この実施例では、第2の円錐台状ワッシャ15の凸面側の内周 部には、異形部18が形成される。図5には、第2の円錐台状ワッシャ15の凸 面側が示されている。異形部18は、たとえば、円錐台状ワッシャ15の内周部 に押付加工を施すことにより形成された切欠形状を有している。このような異形 部18の数は任意である。異形部18には、図3に示すように、シャフト4のか しめ部6の肉の一部が受入れられる。
【0027】 なお、上述した異形部18に代えて、円錐台状ワッシャ15を得るための加工 時に残されたバリを用いてもよい。
【0028】 上述した円錐台状ワッシャ12〜15は、フランジ7とかしめ部6との間隔な らびに平板状ワッシャ9および第2の部材3の各厚みに応じて、互いに圧接する ように規制される。
【0029】 以上説明した枢着構造1を組立てるにあたっては、シャフト4上に、順次、平 板状ワッシャ9、第2の部材3、円錐台状ワッシャ12、13、14および15 を配置した後、かしめ部6を形成すべく、シャフト4の端部がかしめられる。な お、シャフト4を第1の部材2に固定するための突起5をかしめる工程は、上述 したかしめ部6を形成する工程と同時に実施しても、あるいは、別々の時点で実 施してもよい。
【0030】 このようにして得られた枢着構造1において、円錐台状ワッシャ12〜15の 各々は、それ自身の形状に基づき、シャフト4の軸線方向に関して安定したばね 力を及ぼし、それによって、フランジ7と平板状ワッシャ9との間、平板状ワッ シャ9と第2の部材3との間、および円錐台状ワッシャ12〜15の互いの間で それぞれ摩擦力を生じさせ、第1の部材2と第2の部材3との間での角度保持機 能が達成される。また、第2の部材3が第1の部材2に対して回転したとき、円 錐台状ワッシャ12〜15の互いに面接触している面のいずれかが擦れ合うとと もに、平板状ワッシャ9がフランジ7および/または第2の部材3に擦れ合い、 回転に対する抵抗を与え、回転が止められたとき、その回転角度に保持される。
【0031】 なお、上述した第2の部材3の第1の部材2に対する回転において、円錐台状 ワッシャ12〜15のすべてが各々の隣合うものとの間で互いに擦れ合う必要は ない。たとえば、図3に示すように、円錐台状ワッシャ15の凹面側の外周部に バリ19が残されていて、このバリ19が円錐台状ワッシャ14に食い込むこと により、円錐台状ワッシャ14が回転に関して円錐台状ワッシャ15に固定され ていてもよい。この場合には、円錐台状ワッシャ12と円錐台状ワッシャ13と の間、および円錐台状ワッシャ13と円錐台状ワッシャ14との間においてのみ 擦れ合いが生じる。
【0032】 上述した枢着構造1を構成する各要素の材料は、特に限定されるものではない が、たとえば、シャフト4はステンレス鋼から構成され、平板状ワッシャ9はリ ン青銅から構成され、第2の部材3および円錐台状ワッシャ12〜15は、それ ぞれ、浸炭窒化処理された鋼または焼入れ処理された鋼から構成される。また、 円錐台状ワッシャ12〜14のうちの特に互いに擦れ合うものを同じ材料で構成 することにより、耐摩耗性の一層の向上を期待できる。
【0033】 上述した実施例では、4個の円錐台状ワッシャ12〜15が用いられたが、円 錐台状ワッシャの数は3以上であればよい。円錐台状ワッシャの数が変更された 実施例を図6に示す。
【0034】 図6を参照して、3個の円錐台状ワッシャ12、13および15が設けられて いる。すなわち、図3に示した実施例と比較して、円錐台状ワッシャ14が省略 されている。その他の構成は、図3に示した実施例と実質的に同様であるので、 対応する要素には同様の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例による枢着構造1を示す正
面図である。
【図2】図1に示した枢着構造1に含まれる要素を互い
に分離して示す正面図である。
【図3】図1に示した枢着構造1の主要部を拡大して示
す断面図である。
【図4】図3に示した第1の円錐台状ワッシャ12の凹
面側を示す図である。
【図5】図3に示した第2の円錐台状ワッシャ15の凸
面側を示す図である。
【図6】この考案の他の実施例を示す、図3に相当の図
である。
【符号の説明】
1 枢着構造 2 第1の部材 3 第2の部材 4 シャフト 6 かしめ部 7 フランジ 8 穴 9 平板状ワッシャ 12〜15 円錐台状ワッシャ 16 突起 17 凹部 18 異形部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1および第2の部材を互いに他のもの
    に対して相対的に回転可能に取付けるための枢着構造で
    あって、 前記第1の部材には、シャフトが回転方向に関して固定
    され、前記シャフトには、その端部にかしめ部が形成さ
    れるとともに、前記かしめ部から所定の距離を隔ててフ
    ランジが形成され、 前記第2の部材は、前記シャフトを受入れる穴を有し、
    前記かしめ部と前記フランジとの間で前記シャフトに対
    して回転可能に保持され、 前記フランジと前記第2の部材との間には、平板状ワッ
    シャが前記シャフト上に配置され、 前記第2の部材と前記かしめ部との間には、少なくとも
    3個の円錐台状ワッシャが互いに面接触するように同じ
    方向に向けて前記シャフト上に配置され、 前記円錐台状ワッシャの配置状態における一方端に位置
    する第1の円錐台状ワッシャは、前記第2の部材に対し
    て回転方向に関して固定され、 前記円錐台状ワッシャの配置状態における他方端に位置
    する第2の円錐台状ワッシャは、前記かしめ部に対して
    回転方向に関して固定され、 前記円錐台状ワッシャは、前記フランジと前記かしめ部
    との間隔ならびに前記平板状ワッシャおよび前記第2の
    部材の各厚みに応じて、互いに圧接するように規制され
    ている、 枢着構造。
  2. 【請求項2】 前記円錐台状ワッシャは、各々の凹面側
    を前記第2の部材方向に向け、かつ各々の凸面側を前記
    かしめ部方向に向けるように配置される、請求項1に記
    載の枢着構造。
  3. 【請求項3】 前記第1の円錐台状ワッシャの凹面側の
    外周部には、突起が形成され、前記第2の部材には、前
    記突起を受入れる凹部が形成される、請求項2に記載の
    枢着構造。
  4. 【請求項4】 前記第2の円錐台状ワッシャの凸面側の
    内周部には、前記かしめ部の肉の一部を受入れる異形部
    が形成される、請求項2または3に記載の枢着構造。
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