JPH07105183A - 相関検出器 - Google Patents

相関検出器

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JPH07105183A
JPH07105183A JP5265700A JP26570093A JPH07105183A JP H07105183 A JPH07105183 A JP H07105183A JP 5265700 A JP5265700 A JP 5265700A JP 26570093 A JP26570093 A JP 26570093A JP H07105183 A JPH07105183 A JP H07105183A
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    • G06F17/10Complex mathematical operations
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Abstract

(57)【要約】 【目的】より正確且つ自然な値が得られる相関検出器を
提供する。 【構成】あるタイミング以前に自己相関のあるデータが
連続して存在する数rと、このタイミング以後に自己相
関のあるデータが連続して存在する数raとの和(r+
ra)に基づいた自己相関を表わす量を相関値として出
力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は相関検出器に関し、入力
信号の自己相関の度合いを出力する相関検出器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】入力信号自身の相関の度合いを検出する
相関検出器としては、図7に示す構成回路が一般的であ
る。入力信号は、周波数Fのサンプリングパルスによっ
てサンプリングされ、入力信号のあるタイミングのデー
タと、その直前のタイミングのデータとの自己相関の有
無が自己相関検出回路1により検出される。この検出結
果に基づいて、自己相関量カウンタ2では、入力信号の
あるタイミングにおいて、そのタイミング以前に自己相
関のあるデータが連続して存在する数rがカウントされ
出力される。この自己相関量カウンタ2の出力rに対応
する値D0が、エンコーダ5から相関値として出力され
る。
【0003】図7に示す従来の相関検出器の動作を説明
する自己相関検出回路(SREL)1には、クロックc
kでサンプリングされた、図6に示すような入力信号I
Nが入力され、あるタイミングのデータと、その直前の
データとの自己相関の有無が検出され、検出結果が相関
有無信号fとして出力される。この信号fは、自己相関
量カウンタ2に入力され、信号fのHレベルの長さがカ
ウント信号rとして出力される。自己相関量カウンタ2
の出力信号rは、エンコーダ5に入力され、0≦r≦1
のときD0=0、2≦r≦4のときD0=1、5≦rの
ときD0=2とする出力信号D0が出力される。
【0004】ここで、D0が出力されるまでは1クロッ
クの遅延があるため、入力信号inを1クロック遅延
し、遅延入力信号INDと信号D0とを比較する。信号
INDにおけるタイミングα1ではα1以前に自己相関
のあるデータが3個連続して現れており、α1において
r=3である。また、タイミングα2ではα2以前に自
己相関のあるデータが6個連続して現れている。つま
り、α2においてr=6である。信号rは、エンコーダ
5に入力され、rに対応した値がエンコーダ5から出力
される。この場合、α1において出力D0=1であり、
α2において出力D0=2となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来の相関検出器の出力D0は、入力信号のある一点に
おいて、ある一点以前に自己相関のあるデータが連続し
て存在する数rに対応する値であり、ある一点以後に自
己相関のあるデータが連続して存在するraに関しては
無関係な値である。したがって、従来の相関検出器で得
られる相関値は感覚的に自然なものとはいえない。
【0006】そこで本発明の目的は、より正確且つ自然
な値が得られる相関検出器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明による相関検出器は、あるタイミング以前に
自己相関のあるデータが連続して存在する数rと、この
タイミング以後に自己相関のあるデータが連続して存在
する数raとの和(r+ra)に基づいて自己相関を表
わす相関値として出力するように構成されている。また
本発明の他の態様による相関検出器は、周波数Fのサン
プリングパルスによってサンプリングされた信号を入力
とし、入力信号のあるタイミング点のデータと、その直
前のタイミングのデータとの自己相関の有無を出力する
自己相関検出回路と、該自己相関検出回路の出力を入力
とし、前記入力信号のあるタイミング点以前に自己相関
のあるデータが連続して存在する数rをカウントして出
力する自己相関量カウンタと、該自己相関量カウンタの
出力を入力とし、前記数rに対応して定められた値D0
を出力するエンコーダと、前記自己相関量カウンタの出
力を入力とし、前記数rと予め設定された値r1,r2
・・・rnとを比較し、前記数rが前記値r1,r2・
・・rnと等しくなったタイミングを表わす信号e1,
e2・・・enを出力するn個のコンパレータと、該コ
ンパレータの出力を入力とし、前記信号e1,e2・・
・enによってカウントを開始し、前記信号e1,e2
・・・enに対応して定められた所定期間T1,T2・
・・Tnでカウントを終了し、カウントが行われている
期間を表わす信号c1,c2・・・cnを出力するn個
のタイムカウンタと、該n個のタイムカウンタの出力を
入力とし、1/Fの期間を(n+2)個以上の期間に分
割し、各分割された期間をt0,t1,t2・・・t
n,t(n+1)とし、前記期間t0は常に書き込み期
間とし、前記期間t1,t2・・・tnは、それぞれ前
記信号c1,c2・・・cnが発生したときのみ書き込
み期間とし、前記期間t(n+1)は常に読み出し期間
とすべく書き込みゲート信号NWを出力するメモリ読出
/書込コントロール回路と、前記エンコーダの出力を入
力とし、1/Fの期間を(n+2)個以上の期間に分割
し、各分割された期間をt0,t1,t2・・・tn,
t(n+1)とし、前記期間t0は前記値D0を出力
し、前記期間t1,t2・・・tnはそれぞれ予め設定
された値D1,D2・・・Dnを出力するメモリデータ
コントロール回路と、周波数Fのクロックをカウントし
たカウント値Acを出力するアドレスカウンタと、該ア
ドレスカウンタの出力を入力とし、1/Fの期間を(n
+2)個以上の期間に分割し、各分割された期間をt
0,t1,t2・・・tn,t(n+1)とし、それぞ
れの期間、予め設定された値A0,A1,A2・・・A
n,A(n+1)に前記値Acを加算した値Ac+A
0,Ac+A1,Ac+A2・・・Ac+An,Ac+
A(n+1)を出力するメモリアドレスコントロール回
路と、該メモリ読出/書込コントロール回路の出力と、
前記メモリデータコントロール回路の出力と、前記メモ
リアドレスコントロール回路の出力によって読出/書込
がコントロールされるメモリと、該メモリの読み出し期
間に前記メモリの出力をサンプリングして出力するサン
プラと、を備えて構成される。
【0008】
【作用】本発明は、あるタイミング以前に自己相関のあ
るデータが連続して存在する数rと、このタイミング以
後に自己相関のあるデータが連続して存在する数raと
の和(r+ra)に基づいた自己相関を表わす量を相関
値として出力する相関検出器である。例えば、図6にお
いて、αの期間には連続して8個の自己相関のあるデー
タが並んでおり、α1とα2は共に同じグループに属し
ている。本発明は、本来、自己相関の度合いを表す場
合、あるタイミング以前に自己相関のあるデータが連続
して存在する数rに基づくよりも、そのタイミング以前
及び以後に自己相関のあるデータが連続して存在する数
r+raに基づく方が感覚的に自然であることを利用し
ている。
【0009】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。図1は本発明による相関検出器の一実
施例を示す構成ブロック図である。図1に示す相関検出
器の動作を、図2と図3のタイミングチャートを用いて
説明する。尚、以下の説明は、N=2としている。アド
レスカウンタ6には、周波数Fのクロックckが入力さ
れ、カウント値Acが出力される。また、自己相関検出
回路1には、入力信号INが入力され、あるタイミング
のデータと、その直前のタイミングのデータとの自己相
関の有無が信号fとして出力される。この信号fは、自
己相関量カウンタ2に入力され、該信号fのHレベルの
長さがカウントされ、カウント信号rとして出力され
る。
【0010】自己相関量カウンタ2のカウント出力r
は、コンパレータ(COMP)3Aに入力され、カウン
ト値rがr=r1(=2)のときのみLレベルの信号e
1が出力される。信号e1は、タイムカウンタ4Aに入
力され、信号e1の立ち上がりからT1(=2/F)の
期間のみHレベルの信号c1が出力される。信号rは、
また、コンパレータ3Bに入力され、r=r2(=5)
のときのみLレベルの信号e2が出力される。信号e2
は、タイムカウンタ4Bに入力され、信号e2の立ち上
がりからT2(=5/F)の期間のみHレベルの信号c
2が出力される。
【0011】タイムカウンタ4Aと4Bの出力信号c1
とc2は、メモリ読出/書込コントロール回路7に入力
され、信号c1がHレベルの時は1/Fの期間の中のt
1の期間がLレベルとなり、信号c2がHレベルの時は
1/Fの期間の中のt2の期間がLレベルとなる。1/
Fの期間の中のt0の期間は、信号c1,c2に関わら
ず常にLとなる。その結果、メモリ読出/書込コントロ
ール回路7の出力は、信号NWのようになる。信号NW
のpの部分を拡大すると、図3のNWLのようにt0と
t2の期間がLレベルになっていることがわかる。
【0012】また、自己相関量カウンタ2の出力rは、
エンコーダ5に入力され、出力信号D0は、O≦r≦1
のときD0=0、2≦r≦4のときD0=1、5≦rの
ときD0=2として出力される。信号D0はメモリデー
タコントロール回路8に入力され、1/Fの期間の中の
t0の期間は“0、1、2のいずれか”(D0)が出力
され、1/Fの期間の中のt1の期間はD0の値に関わ
らず常に“1”(D1)が出力され、1/Fの期間の中
のt2の期間はD0の値に関わらず常に“2”(D2)
が出力される。その結果、メモリデータコントロール回
路8の出力Dは図示のようになる。信号Dのpの部分を
拡大すると、図3のDLのように、t0の期間は“2”
(D0)が出力され、t1の期間は“1”(D1)が出
力され、t2の期間は“2”(D2)が出力されている
ことがわかる。
【0013】また、アドレスカウンタ6の出力Acは、
メモリアドレスコントロール回路9に入力され、1/F
の期間の中のt0の期間は“Ac−1”(Ac+A0)
が出力され、1/Fの期間の中のt1の期間は“Ac−
4”(Ac+A1)が出力され、1/Fの期間の中のt
2の期間は“Ac−7”(Ac+A2)が出力され、1
/Fの期間の中のt3の期間は“Ac−10”(Ac+
A3)が、メモリアドレスコントロール回路9から出力
信号Aとして出力される。信号Aのp部分を拡大すると
ALのように、Ac=14であるからt0の期間は“1
3”(Ac+A0)が出力され、t1の部分は“10”
(Ac+A1)が出力され、t2の部分は“7”(Ac
+A2)が出力され、t3の部分は“4”(Ac+A
3)が出力される。
【0014】メモリ読出/書込コントロール回路7の出
力と、メモリデータコントロール回路8の出力と、メモ
リアドレスコントロール回路9の出力は、メモリに入力
され、書き込みと読み出し動作が行われる。
【0015】そしてメモリの読み出し期間t3にメモリ
の出力をサンプリングすることにより相関検出器におけ
る出力が得られる。
【0016】さて、入力データのあるタイミング以前に
自己相関のあるデータがr個存在し、また、そのタイミ
ング以後に自己相関のあるデータがra個存在する場
合、上述の操作によって得られる相関検出器の出力はr
+raに対応する値となる理由を以下に説明する。
【0017】アドレスカウンタの出力Acと入力信号I
Nを、図3に示すように対応させた場合、メモリアドレ
スをAm=Acとすると、メモリアドレスAmとメモリ
データDmは、同図に示すようになる。
【0018】エンコーダ5の出力D0を1/Fの期間の
中のt0に書き込んだ場合、メモリアドレスAmとメモ
リデータDm’との対応は、同図に示されている。この
状態は従来の相関検出器と同等である。
【0019】同図のメモリデータDmとメモリデータD
m’とを比較すればわかるように、メモリアドレスAm
=“2”、“3”でのメモリデータはDm=“1”でな
ければならない。同様に、メモリアドレスAm=
“6”、“7”、“8”、“9”、“10”でのメモリ
データはDm=“2”でなければならない。
【0020】これらの不都合を補うために、本発明では
1/Fの期間の中のt1、t2を用いて再度メモリを書
き直す操作を行なっている。
【0021】Ac=6、7の期間、タイムカウンタ4A
の出力c1によって、1/Fの期間の中のt1にメモリ
アドレスAm=“2”、“3”にメモリデータDm=
“1”が書き込まれる。また、Ac=10、11の期
間、Am=“6”、“7”にDm=“1”が書き込まれ
る。
【0022】同様に、Ac=“13”、“14”、“1
5”、“16”、“17”の期間、タイムカウンタ4B
の出力c2によって1/Fの期間の中のt2にメモリア
ドレスAm=“6”、“7”、“8”、“9”、“1
0”にDm=“2”が書き込まれる。
【0023】また、メモリデータDmを読み出す場合に
は、書き直しのためにメモリアドレスAmをさかのぼる
最大値(この場合は“7”アドレス)以上にメモリアド
レスAmをさかのぼって読み出せばよい。ここでは“1
0”アドレスさかのぼることにしている。“10”アド
レスさかのぼったアドレスのデータは二度と書き直され
ることがないので、AmとDmとの対応は、図示の如
く、期待通りの相関量に対応する値が読み出せることが
わかる。
【0024】しかるに、上記のように自己相関量カウン
タの出力rと、予め設定された値r1(=2)、r2
(=5)とを2個のコンパレータにて比較し、等しくな
った時刻を表す信号e1、e2を出力し、2個のコンパ
レータの出力信号e1、e2を2個のタイムカウンタに
入力し、信号e1、e2が表わす時刻からそれぞれ予め
設定された期間T1(=2/F)、T2(=5/F)ま
でを表わす信号を表す信号c1、c2を出力し、信号c
1、c2が表わす期間においては予め設定されたA1
(−4)、A2(−7)だけメモリアドレスをさかのぼ
り、信号c1に対しては予め設定されたデータD1(=
1)をメモリに書き込み、信号c2に対しては予め設定
されたデータD2(=2)をメモリに書き込むことによ
り、入力信号のあるタイミングにおいて、そのタイミン
グ以前に自己相関のあるデータがr個存在し、そのタイ
ミング以後に自己相関のあるデータがra個存在した場
合、r+raに対応する相関量が得られる。
【0025】図4は本発明の応用例を示す構成ブロック
図である。本例は、量子化誤差除去回路であり、図1に
示す構成をもつ相関検出器(REL)100、ローパス
フィルタ(LPF)101〜103及びセレクタ(SE
L)104から構成されている。
【0026】本例の動作を図5のタイミングチャートを
参照しながら説明する。入力信号Aは、相関検出器10
0に入力され、相関値が信号Bとして得られる。この信
号Bは、上記フィルタの遅延時間Tdを補償するため一
定の時間Tdだけ遅延されて信号Cとして出力される。
また、入力信号Aは、3個のローパスフィルタ101、
102、103のそれぞれに入力され、フィルタリング
出力される。ローパスフィルタ101はカットオフ周波
数なしのスルーフィルタ、ローパスフィルタ102はカ
ットオフ周波数10kHzのローパスフィルタ、ローパ
スフィルタ103はカットオフ周波数1kHzのローパ
スフィルタである。
【0027】ローパスフィルタ101、102、103
の出力は、それぞれ信号D、E及びFとなり、セレクタ
104に入力される。セレクタ104の入力は、相関検
出器100の出力信号Cによって切り換え出力される。
その結果得られる出力は、同図のGに示す如く、平坦な
部分の長さに適応したフィルタリングがなされることが
わかる。すなわち、平坦な部分が長いほど量子化歪みが
大きいと判断されるので、相関値が”0”のときはフィ
ルタ101のスルー出力を、相関値が”1”のときはフ
ィルタ102のフィルタ出力を、相関値が”2”のとき
はフィルタ103のフィルタ出力を切り換え出力してい
る。
【0028】以上説明した如く、本実施例の相関検出器
では、自己相関量カウンタの出力rと予め設定された値
r1、r2・・・rnとをn個のコンパレータにて比較
し、等しくなった時刻を表す信号e1、e2・・・en
を出力し、n個のコンパレータの出力e1、e2・・・
enをn個のタイムカウンタに入力しe1、e2・・・
enが表す時刻からそれぞれ、予め設定された期間T
1、T2・・・Tnまでを表わす信号c1、c2・・・
cnを出力し、c1、c2・・・cnが表わす期間にお
いては予め設定されたA1、A2・・・Anだけメモリ
アドレスをさかのぼり、c1、c2・・・cnに対して
予め設定されたデータD1、D2・・・Dnをメモリに
書き込むことにより、入力信号のある一点において、こ
の一点以前に自己相関のあるデータがr個存在し、この
一点以後に自己相関のあるデータがra個存在した場
合、r+raに対応する相関量が得られる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による相関
検出器によれば、より自然性が高く、高精度な相関値が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による相関検出器の一実施例を示す構成
ブロック図である。
【図2】図1に示す相関検出器の動作を説明するための
タイミングチャートである。
【図3】図1に示す相関検出器の動作を説明するための
タイミングチャートである。
【図4】本発明の応用例を示す構成ブロック図である。
【図5】図4の動作を説明するためのタイミングチャー
トである。
【図6】従来の相関検出器の動作を説明するためのタイ
ミングチャートである。
【図7】入力信号自身の相関の度合いを検出する従来の
相関検出器の構成ブロック図である。
【符号の説明】
1 自己相関検出回路 2 自己相関量カウンタ 3A〜3N コンパレータ 4A〜4N タイムカウンタ 5 エンコーダ 6 アドレスカウンタ 7 メモリ読出/書込コントロール回路 8 メモリデータコントロール回路 9 メモリアドレスコントロール回路 10 メモリ 11 サンプラ 100 相関検出器 101〜103 ローパスフィルタ 104 セレクタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】あるタイミング以前に自己相関のあるデー
    タが連続して存在する数rと、このタイミング以後に自
    己相関のあるデータが連続して存在する数raとの和
    (r+ra)に基づいて自己相関を表わす相関値として
    出力することを特徴とする相関検出器。
  2. 【請求項2】周波数Fのサンプリングパルスによってサ
    ンプリングされた信号を入力とし、入力信号のあるタイ
    ミング点のデータと、その直前のタイミングのデータと
    の自己相関の有無を出力する自己相関検出回路と、 該自己相関検出回路の出力を入力とし、前記入力信号の
    あるタイミング点以前に自己相関のあるデータが連続し
    て存在する数rをカウントして出力する自己相関量カウ
    ンタと、 該自己相関量カウンタの出力を入力とし、前記数rに対
    応して定められた値D0を出力するエンコーダと、 前記自己相関量カウンタの出力を入力とし、前記数rと
    予め設定された値r1,r2・・・rnとを比較し、前
    記数rが前記値r1,r2・・・rnと等しくなったタ
    イミングを表わす信号e1,e2・・・enを出力する
    n個のコンパレータと、 該コンパレータの出力を入力とし、前記信号e1,e2
    ・・・enによってカウントを開始し、前記信号e1,
    e2・・・enに対応して定められた所定期間T1,T
    2・・・Tnでカウントを終了し、カウントが行われて
    いる期間を表わす信号c1,c2・・・cnを出力する
    n個のタイムカウンタと、 該n個のタイムカウンタの出力を入力とし、1/Fの期
    間を(n+2)個以上の期間に分割し、各分割された期
    間をt0,t1,t2・・・tn,t(n+1)とし、
    前記期間t0は常に書き込み期間とし、前記期間t1,
    t2・・・tnは、それぞれ前記信号c1,c2・・・
    cnが発生したときのみを書き込み期間とし、前記期間
    t(n+1)は常に読み出し期間とすべく書き込みゲー
    ト信号NWを出力するメモリ読出/書込コントロール回
    路と、 前記エンコーダの出力を入力とし、1/Fの期間を(n
    +2)個以上の期間に分割し、各分割された期間をt
    0,t1,t2・・・tn,t(n+1)とし、前記期
    間t0は前記値D0を出力し、前記期間t1,t2・・
    ・tnはそれぞれ予め設定された値D1,D2・・・D
    nを出力するメモリデータコントロール回路と、 周波数Fのクロックをカウントしたカウント値Acを出
    力するアドレスカウンタと、 該アドレスカウンタの出力を入力とし、1/Fの期間を
    (n+2)個以上の期間に分割し、各分割された期間を
    t0,t1,t2・・・tn,t(n+1)とし、それ
    ぞれの期間、予め設定された値A0,A1,A2・・・
    An,A(n+1)に前記値Acを加算した値Ac+A
    0,Ac+A1,Ac+A2・・・Ac+An,Ac+
    A(n+1)を出力するメモリアドレスコントロール回
    路と、 該メモリ読出/書込コントロール回路の出力と、前記メ
    モリデータコントロール回路の出力と、前記メモリアド
    レスコントロール回路の出力によって読出/書込がコン
    トロールされるメモリと、 該メモリの読み出し期間に前記メモリの出力をサンプリ
    ングして出力するサンプラと、を備えて成ることを特徴
    とする相関検出器。
JP05265700A 1993-09-29 1993-09-29 相関検出器 Expired - Fee Related JP3102734B2 (ja)

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