JPH07105147A - 分散処理システムにおけるマスタファイルの自動デリバ リシステム - Google Patents

分散処理システムにおけるマスタファイルの自動デリバ リシステム

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JPH07105147A
JPH07105147A JP6119298A JP11929894A JPH07105147A JP H07105147 A JPH07105147 A JP H07105147A JP 6119298 A JP6119298 A JP 6119298A JP 11929894 A JP11929894 A JP 11929894A JP H07105147 A JPH07105147 A JP H07105147A
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JP
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master
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Application number
JP6119298A
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English (en)
Inventor
正裕 ▲高▼屋
Masahiro Takaya
Hiroko Tsuji
裕子 辻
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NEC Corp
NEC Solution Innovators Ltd
Original Assignee
NEC Corp
NEC Software Kyushu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】親ワークステーションが管理するマスタファイ
ルと各子ワークステーションが有するスレーブファイル
を常に同一内容にする。 【構成】親ワークステーション1は、マスタファイル7
の更新を行うマスタファイル更新部4と、子ワークステ
ーションにマスタファイル7のディレクトリリストを送
付するデリバリ開始通知部5と、子ワークステーション
から要求されたデータまたは情報を送付するマスタデリ
バリ部6とを有し、子ワークステーションは、スレーブ
ファイル14を更新するスレーブファイル更新部11
と、更新したデータまたは情報をマスタファイル7に送
付する更新資産登録部12と、マスタファイル7のディ
レクトリリストの内容とスレーブファイル14のディレ
クトリリストの内容とを比較し、相違するデータまたは
情報を親ワークステーション1に要求するスレーブサー
バデリバリ部13とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、親ワークステーション
が管理しているマスタファイルを配下の子ワークステー
ションに送付する分散処理システムにおけるマスタファ
イルの自動デリバリシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の端末装置を用いてプログラ
ムを分散開発し、ホストにてデータを集中管理する分散
開発支援システムが、特開昭63−245741号公報
に示されている。このようなシステムでは、ある端末装
置でデータを新規作成または更新、すなわち追加、変更
および削除した場合、その端末装置のデータとホストで
集中管理しているデータとについてはデータの更新は自
動的に行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このシステム
では他の端末装置のデータは自動的に更新されていな
い。このため、端末装置間でデータを一致させようとす
るときには、更新履歴を利用者が覚えておき、更新する
端末装置の台数分のデータの転送処理を手動操作で行う
必要があるという問題点がある。
【0004】本発明の目的は、分散処理システムにおけ
るプログラム開発環境の信頼性を常に保証することがで
きる分散処理システムにおけるマスタファイルの自動デ
リバリシステムを提供することにある。
【0005】本発明の他の目的は、親ワークステーショ
ンが備えるマスタファイルと子ワークステーションが備
えるスレーブファイルとを常に同一内容にすることがで
き、子ワークステーションの利用者がスレーブファイル
の更新履歴を意識することなく利用することができる分
散処理システムにおけるマスタファイルの自動デリバリ
システムを提供することにある。
【0006】さらに本発明の他の目的は、マスタファイ
ルからスレーブファイルへ、登録または更新があった内
容のみ転送する回線使用効率の良い分散処理システムに
おけるマスタファイルの自動デリバリシステムを提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の分散処理
システムにおけるマスタファイルの自動デリバリシステ
ムは、分散処理システム全体で共有されるデータまたは
情報が格納されるマスタファイルを備える親ワークステ
ーションと、この親ワークステーションと通信回線によ
って接続され、前記マスタファイルから取得したデータ
または情報が格納されるスレーブファイルを備える子ワ
ークステーションと、この子ワークステーションと通信
回線によって接続され、前記スレーブファイルのデータ
または情報を利用し、業務処理を実行する孫ワークステ
ーションとによって分散処理を実行する分散処理システ
ムにおけるマスタファイルの自動デリバリシステムであ
って、前記親ワークステーションは、前記子ワークステ
ーションから送付されたデータまたは情報で前記マスタ
ファイルを更新するマスタファイル更新部と、前記子ワ
ークステーションに対して、前記マスタファイルのディ
レクトリリストを送付するデリバリ開始通知部と、前記
子ワークステーションから要求されたデータまたは情報
を前記マスタファイルから取り出して送付するマスタデ
リバリ部とから構成され、前記子ワークステーション
は、前記スレーブファイルを更新するスレーブファイル
更新部と、このスレーブファイル更新部が更新した前記
スレーブファイルのデータまたは情報を前記親ワークス
テーションに送付する更新資産登録部と、前記親ワーク
ステーションから送付された前記マスタファイルのディ
レクトリリストの内容と前記スレーブファイルのディレ
クトリリストの内容とを比較し、相違する前記マスタフ
ァイルのデータまたは情報の送付を前記親ワークステー
ションに要求し、その結果として受け取った該データま
たは情報で前記スレーブファイルを更新することを前記
スレーブファイル更新部に指示するスレーブデリバリ部
とから構成されている。
【0008】本発明の第2の分散処理システムにおける
マスタファイルの自動デリバリシステムは、分散処理シ
ステム全体で共有されるデータまたは情報が格納される
マスタファイルを備える親ワークステーションと、この
親ワークステーションと通信回線によって接続され、前
記マスタファイルから取得したデータまたは情報が格納
されるスレーブファイルを備える子ワークステーション
と、この子ワークステーションと通信回線によって接続
され、前記スレーブファイルのデータまたは情報を利用
し、業務処理を実行する孫ワークステーションとによっ
て分散処理を実行する分散処理システムにおけるマスタ
ファイルの自動デリバリシステムであって、前記親ワー
クステーションは、前記子ワークステーションから送付
されたデータまたは情報で前記マスタファイルを更新す
るマスタファイル更新部と、前記マスタファイルのディ
レクトリ情報を子ワークステーションに送付する時刻を
含む動作設定ファイルと、前記親ワークステーションと
前記子ワークステーションとの接続情報を含むグループ
リストファイルと、前記マスタファイルのディレクトリ
リストが格納されるマスタリストファイルと、前記動作
設定ファイルに指定された時刻に、前記グループリスト
ファイルに指定された前記子ワークステーションに対し
て、このマスタリストファイルに格納された前記マスタ
ファイルのディレクトリリストを送付するデリバリ開始
通知部と、前記子ワークステーションから要求されたデ
ータまたは情報を前記マスタファイルから取り出して送
付するマスタデリバリ部とから構成され、前記子ワーク
ステーションは、前記スレーブファイルを更新するスレ
ーブファイル更新部と、このスレーブファイル更新部が
更新した前記スレーブファイルのデータまたは情報を前
記親ワークステーションに送付する更新資産登録部と、
前記親ワークステーションから送付された前記マスタフ
ァイルのディレクトリリストが格納されるマスタリスト
ファイルと、前記子ワークステーション自身の前記スレ
ーブファイルのディレクトリリストが格納されるスレー
ブリストファイルと、前記マスタリストファイルの内容
とこのスレーブリストファイルの内容とを比較し、相違
するマスタファイルの名前を差分リストファイルに格納
し、この相違するマスタファイルのデータまたは情報の
送付を前記親ワークステーションに要求し、その結果と
して受け取った該データまたは情報で前記スレーブファ
イルを更新することを前記スレーブファイル更新部に指
示するスレーブデリバリ部とから構成されている。
【0009】本発明の第3の分散処理システムにおける
マスタファイルの自動デリバリシステムは、第2の分散
処理システムにおけるマスタファイルの自動デリバリシ
ステムにおいて、前記マスタリストファイルおよび前記
スレーブリストファイルには、ディレクトリリストとし
て少なくともファイル名と版数が格納されている。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図を参照
しながら詳細に説明する。
【0011】図1および図2を参照すると、本発明の第
1の実施例である分散処理システムにおけるマスタファ
イルの自動デリバリシステムは、分散処理システム全体
で共有されるデータまたは情報が格納されるマスタファ
イル7を備える親ワークステーション1と、親ワークス
テーション1と通信回線によって接続され、マスタファ
イル7から取得したデータまたは情報が格納されるスレ
ーブファイル14を備える子ワークステーション2と、
マスタファイル7から取得したデータまたは情報が格納
されるスレーブファイル21を備える子ワークステーシ
ョン3と、子ワークステーション2および子ワークステ
ーション3と通信回線によって接続され、スレーブファ
イル14およびスレーブファイル21からデータまたは
情報を取得し、業務処理を実行する孫ワークステーショ
ン25とから構成される。
【0012】図1を参照すると、親ワークステーション
1は、分散処理システム全体で共有されるデータまたは
情報が格納されるマスタファイル7と、子ワークステー
ションから送付されたデータまたは情報をマスタファイ
ル7に更新、または登録するプログラムであるマスタフ
ァイル更新プログラム(以下、マスタファイル更新部と
する)4と、マスタファイル7のディレクトリ情報を子
ワークステーションに送付する時刻であるデリバリ時間
を含む動作設定ファイル9と、親ワークステーション1
と子ワークステーションとの接続情報を含むグループリ
ストファイル8と、マスタファイル7のディレクトリリ
ストが格納されるマスタリストファイル10と、動作設
定ファイル9に指定された時刻に、グループリストファ
イル8に指定された子ワークステーションに対して、こ
のマスタリストファイル10に格納されたマスタファイ
ル7のディレクトリリストを送付するプログラムである
デリバリ開始通知プログラム(以下、デリバリ開始通知
部とする)5と、子ワークステーションから要求された
データまたは情報をマスタファイル7から取り出して送
付するプログラムであるマスタデリバリプログラム(以
下、マスタデリバリ部とする)6とを有する。
【0013】子ワークステーション2は、親ワークステ
ーション1から送付されたマスタファイル7内のデータ
または情報が格納されるスレーブファイル14と、スレ
ーブファイル14を更新するプログラムであるスレーブ
ファイル更新プログラム(以下、スレーブファイル更新
部とする)11と、スレーブファイル14が更新したデ
ータまたは情報を親ワークステーション1に転送するプ
ログラムである更新資産登録プログラム(以下、更新資
産登録部とする)12と、親ワークステーション1から
送付されたマスタファイル7のディレクトリリストが格
納されるマスタリストファイル16と、子ワークステー
ション2自身のスレーブファイル14のディレクトリリ
ストを格納するスレーブリストファイル15と、マスタ
リストファイル16の内容とスレーブリストファイル1
5の内容とを比較し、相違するマスタファイルの名前を
差分リストファイル17に格納し、この相違するマスタ
ファイルのデータまたは情報を親ワークステーション1
に要求し、その結果として受け取った該データまたは情
報でスレーブファイル14を更新することをスレーブフ
ァイル更新部13に指示するプログラムであるスレーブ
デリバリプログラム(以下、スレーブデリバリ部とす
る)13とを有する。
【0014】同様に、子ワークステーション3は、スレ
ーブファイル21と、スレーブファイル更新部18と、
更新資産登録部19と、マスタリストファイル23と、
スレーブリストファイル22と、差分リストファイル2
4と、スレーブデリバリ部20とを有する。
【0015】また、マスタリストファイル10、マスタ
リストファイル16およびマスタリストファイル23
と、スレーブリストファイル15およびスレーブリスト
ファイル22には、ディレクトリリストとして少なくと
もファイル名と版数が格納されている。
【0016】次に本発明の第1の実施例である分散処理
システムにおけるマスタファィルの自動デリバリシステ
ムについて、図1〜図6を参照して説明する。
【0017】まず、子ワークステーション2のスレーブ
ファイル14内の更新されたデータまたは情報をマスタ
ファイルに登録する処理について説明する。
【0018】子ワークステーション2の利用者、または
孫ワークステーション25の利用者は、スレーブファイ
ル14に格納されているデータまたは情報を利用して任
意の処理を実行する。
【0019】スレーブファイル更新部11は、この子ワ
ークステーション2、または孫ワークステーション25
における処理の結果として、スレーブファイル14内の
データまたは情報を更新する(ステップ111)。
【0020】スレーブファイル更新部11がスレーブフ
ァイル14のデータまたは情報を更新すると、更新資産
登録部12は、該データまたは情報をスレーブファイル
14から取り出し(ステップ121)、マスタファイル
更新部4に転送する(ステップ122)。
【0021】マスタファイル更新部4は、更新資産登録
部12から転送されたデータまたは情報を受け取り(ス
テップ41)、スレーブファイル14に対応するマスタ
ファイル7が既に存在するか否かを判定し(ステップ4
2)、存在すれば更新資産登録部12から転送されたデ
ータまたは情報でマスタファイル7のデータまたは情報
を置換し(ステップ43)、存在しなければ更新資産登
録部12から転送されたデータまたは情報を格納したマ
スタファイル7を生成する(ステップ44)。ステップ
43におけるファイルの更新処理においては、ごく一般
のファイル管理と同様に、ファイルの版数を含むファイ
ル情報が更新されるが、本実施例においては詳細な説明
は省略する。
【0022】次に親ワークステーション2のマスタリス
トファイル10に格納されているディレクトリリストを
子ワークステーション群に送付する処理について説明す
る。
【0023】親ワークステーション2のデリバリ開始通
知部5は、マスタファイル7のディレクトリ情報を子ワ
ークステーションに送付する時刻として動作設定ファイ
ル9に予め設定されているデリバリ時間を読み込み(ス
テップ51)、該デリバリ時間と計算機システムが保持
するシステム時間とを比較する(ステップ52)。デリ
バリ開始通知部5は、ステップ52において時刻が一致
しない時には、一定時間経過後に再びステップ52を実
施する。
【0024】デリバリ開始通知部5は、ステップ52に
おいて時刻が一致した時には、マスタファイル7のディ
レクトリリストをマスタリストファイル10に格納する
(ステップ53)。
【0025】次に、デリバリ開始通知部5は、親ワーク
ステーション1に接続している子ワークステーション群
の情報が予め設定されているグループリストファイル8
を読み込み(ステップ54)、このグループリストファ
イル8に設定された各子ワークステーションにマスタリ
ストファイル10に格納されたマスタファイル7のディ
レクトリリストを送付する(ステップ55)。
【0026】次に、子ワークステーションのスレーブフ
ァイルを親ワークステーションのマスタファイルとを同
一内容とするように更新する処理について説明する。
【0027】子ワークステーション3のスレーブデリバ
リ部20は、デリバリ開始通知部5から送付されたマス
タファイル7のディレクトリリストを受け取り(ステッ
プ201)、該ディレクトリリストをマスタリストファ
イル23に格納する(ステップ202)。
【0028】次にスレーブデリバリ部20は、スレーブ
ファイル21のディレクトリリストをスレーブリストフ
ァイル22に格納する(ステップ203)。
【0029】スレーブデリバリ部20は、スレーブリス
トファイル22のディレクトリリストに存在するスレー
ブファイル21に対応するマスタファイル7がマスタリ
ストファイル23のディレクトリリストに存在するか否
かを判定し(ステップ204)、対応するマスタファイ
ル7が存在しないスレーブファイル21が存在する場合
には、スレーブファイル更新部18に該スレーブファイ
ル21の削除を指示し(ステップ205)、さらにスレ
ーブリストファイル22内の該スレーブファイル21の
情報を削除する(ステップ206)。
【0030】スレーブデリバリ部20からステップ20
5においてスレーブファイル21の削除を指示されたス
レーブファイル更新部18は、該スレーブファイル21
を削除する(ステップ181)。
【0031】スレーブデリバリ部20は、ステップ20
4においてスレーブリストファイル22のディレクトリ
リストに存在するスレーブファイル21に対応するマス
タファイル7は全てマスタリストファイル23のディレ
クトリリストに存在すると判定した場合、またはステッ
プ206終了後に、マスタリストファイル23のディレ
クトリリストに存在するマスタファイル7に対応するス
レーブファイル21がスレーブリストファイル22のデ
ィレクトリリストに存在するか否かを判定し(ステップ
207)、対応するスレーブファイル21が存在しない
マスタファイル7が存在する場合には、該マスタファイ
ル7の名前を差分リストファイル24に出力する(ステ
ップ208)。
【0032】スレーブデリバリ部20は、ステップ20
7においてマスタリストファイル23のディレクトリリ
ストに存在するマスタファイル7に対応するスレーブフ
ァイル21は全てスレーブリストファイル22のディレ
クトリリストに存在すると判定した場合、またはステッ
プ208終了後に、マスタリストファイル23とスレー
ブリストファイル22とにおいて対応するマスタファイ
ル7とスレーブファイル21について、スレーブファイ
ル21より版数が大きいマスタファイル7が存在するか
否かを判定し(ステップ209)、該マスタファイル7
が存在する場合には、該マスタファイル7の名前を差分
リストファイル24に出力する(ステップ20A)。
【0033】スレーブデリバリ部20は、ステップ20
9においてスレーブファイル21より版数が大きいマス
タファイル7は存在しないと判定した場合、またはステ
ップ20A終了後に、差分リストファイル24にマスタ
ファイル7の名前が出力されているか否かを判定し(ス
テップ20B)、マスタファイル7の名前が出力されて
いれば、該マスタファイル7の名前を1つ取り出し(ス
テップ20C)、該マスタファイル7の名前をキーとし
てマスタデリバリ部6に該マスタファイル7のデータま
たは情報の転送を要求する(ステップ20D)。スレー
ブデリバリ部20は、ステップ20Bにおいてマスタフ
ァイル7の名前が出力されていないと判定した場合に
は、処理を終了する。
【0034】親ワークステーション1のマスタデリバリ
部6は、スレーブデリバリ部20からのマスタファイル
7のデータまたは情報の転送要求を受け取り(ステップ
61)、該データまたは情報をマスタファイル7から取
り出し(ステップ62)、取り出したマスタファイル7
のデータまたは情報を要求元の子ワークステーション3
に送付する(ステップ63)。
【0035】スレーブデリバリ部20は、マスタデリバ
リ部6から送付されたマスタファイル7のデータまたは
情報を受け取ると(ステップ20E)、スレーブファイ
ル更新部18に該マスタファイル7のデータまたは情報
をスレーブファイル21に登録するように指示する(ス
テップ20F)。
【0036】スレーブファイル更新部18は、スレーブ
デリバリ部20に登録を指示されたマスタファイル7に
対応するスレーブファイル21が既に存在するか否かを
判定し(ステップ182)、存在すればマスタデリバリ
部6から転送されたマスタファイル7のデータまたは情
報で該スレーブファイル21のデータまたは情報を置換
し(ステップ183)、存在しなければマスタデリバリ
部6から転送されたデータまたは情報を格納したスレー
ブファイル21を生成する(ステップ184)。ステッ
プ183におけるファイルの更新処理においては、ごく
一般のファイル管理と同様に、ファイルの版数を含むフ
ァイル情報が更新されるが、本実施例においては詳細な
説明は省略する。
【0037】スレーブデリバリ部20は、ステップ20
F後、差分リストファイル24内に未処理のマスタファ
イル7の名前が存在するか否かを判定し(ステップ20
G)、存在すればステップ20Cに戻る。
【0038】スレーブデリバリ部20は、ステップ20
Gにおいて未処理のマスタファイル7の名前がもはや存
在しないと判定した場合、ステップ203に戻る。
【0039】以上の処理によって、全てのマスタファイ
ル7とスレーブファイル21とを同一内容にすることが
できる。
【0040】以上により、本発明の一実施例である分散
処理システムにおけるマスタファイルの自動デリバリシ
ステムの処理が完了する。
【0041】本実施例においては、親ワークステーショ
ン1のマスタファイル7のスレーブファイル14および
スレーブファイル21を、それぞれ子ワークステーショ
ン2および子ワークステーション3に配する2階層の分
散処理システムの例を説明した。
【0042】また、子ワークステーション2のスレーブ
ファイル14または子ワークステーション3のスレーブ
ファイル21のスレーブファイルを孫ワークステーショ
ン25に設定すれば、本発明を、子ワークステーション
と孫ワークステーションとの関係に適用することができ
ることは明らかである。
【0043】すなわち、本発明は、前述のように親ワー
クステーションと子ワークステーションとの2階層の分
散処理システムに適用されることに限定されるものでは
なく、それ以上の階層の分散処理システム、例えば親ワ
ークステーション、子ワークステーション、および孫ワ
ークステーションの3階層の分散処理システムに適用す
ることができることも明らかである。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の分散処理
システムにおけるマスタファイルの自動デリバリシステ
ムは、分散処理システムにおけるプログラム開発環境の
妥当性を常に保証することができる効果を有している。
【0045】また本発明は、親ワークステーションが備
えるマスタファイルと子ワークステーションが備えるス
レーブファイルとを常に同一内容にすることができ、子
ワークステーションの利用者がスレーブファイルの更新
履歴を意識することなく利用することができる分散処理
システムを提供することができる効果を有している。
【0046】さらに本発明は、マスタファイルからスレ
ーブファイルへ、登録または更新があった内容のみ転送
されるため、回線使用効率の良い分散処理システムを提
供することができる効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例における分散処理システムの
ワークステーションの接続を示す図である。
【図3】本発明の一実施例におけるスレーブファイル更
新部11、更新資産登録部12、およびマスタファイル
更新部4の処理を示す流れ図である。
【図4】本発明の一実施例におけるデリバリ開始通知部
5の処理を示す流れ図である。
【図5】本発明の一実施例におけるスレーブデリバリ部
20の処理を示す流れ図である。
【図6】本発明の一実施例におけるスレーブファイル更
新部18とマスタデリバリ部6の処理を示す流れ図であ
る。
【符号の説明】
1 親ワークステーション 2 子ワークステーション 3 子ワークステーション 4 マスタファイル更新部 5 デリバリ開始通知部 6 マスタデリバリ部 7 マスタファイル 8 グループリストファイル 9 動作設定ファイル 10 マスタリストファイル 11 スレーブファイル更新部 12 更新資産登録部 13 スレーブデリバリ部 14 スレーブファイル 15 スレーブリストファイル 16 マスタリストファイル 17 差分ファイル 18 スレーブファイル更新部 19 更新資産登録部 20 スレーブデリバリ部 21 スレーブファイル 22 スレーブリストファイル 23 マスタリストファイル 24 差分リストファイル 25 孫ワークステーション

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分散処理システム全体で共有されるデー
    タまたは情報が格納されるマスタファイルを備える親ワ
    ークステーションと、この親ワークステーションと通信
    回線によって接続され、前記マスタファイルから取得し
    たデータまたは情報が格納されるスレーブファイルを備
    える子ワークステーションと、この子ワークステーショ
    ンと通信回線によって接続され、前記スレーブファイル
    のデータまたは情報を利用し、業務処理を実行する孫ワ
    ークステーションとによって分散処理を実行する分散処
    理システムにおけるマスタファイルの自動デリバリシス
    テムであって、 前記親ワークステーションは、 前記子ワークステーションから送付されたデータまたは
    情報で前記マスタファイルを更新するマスタファイル更
    新部と、 前記子ワークステーションに対して、前記マスタファイ
    ルのディレクトリリストを送付するデリバリ開始通知部
    と、 前記子ワークステーションから要求されたデータまたは
    情報を前記マスタファイルから取り出して送付するマス
    タデリバリ部とを備え、 前記子ワークステーションは、 前記スレーブファイルを更新するスレーブファイル更新
    部と、 このスレーブファイル更新部が更新した前記スレーブフ
    ァイルのデータまたは情報を前記親ワークステーション
    に送付する更新資産登録部と、 前記親ワークステーションから送付された前記マスタフ
    ァイルのディレクトリリストの内容と前記スレーブファ
    イルのディレクトリリストの内容とを比較し、相違する
    前記マスタファイルのデータまたは情報の送付を前記親
    ワークステーションに要求し、その結果として受け取っ
    た該データまたは情報で前記スレーブファイルを更新す
    ることを前記スレーブファイル更新部に指示するスレー
    ブデリバリ部とを備えたことを特徴とする分散処理シス
    テムにおけるマスタファイルの自動デリバリシステム。
  2. 【請求項2】 分散処理システム全体で共有されるデー
    タまたは情報が格納されるマスタファイルを備える親ワ
    ークステーションと、この親ワークステーションと通信
    回線によって接続され、前記マスタファイルから取得し
    たデータまたは情報が格納されるスレーブファイルを備
    える子ワークステーションと、この子ワークステーショ
    ンと通信回線によって接続され、前記スレーブファイル
    のデータまたは情報を利用し、業務処理を実行する孫ワ
    ークステーションとによって分散処理を実行する分散処
    理システムにおけるマスタファイルの自動デリバリシス
    テムであって、 前記親ワークステーションは、 前記子ワークステーションから送付されたデータまたは
    情報で前記マスタファイルを更新するマスタファイル更
    新部と、 前記マスタファイルのディレクトリ情報を子ワークステ
    ーションに送付する時刻を含む動作設定ファイルと、 前記親ワークステーションと前記子ワークステーション
    との接続情報を含むグループリストファイルと、 前記マスタファイルのディレクトリリストが格納される
    マスタリストファイルと、 前記動作設定ファイルに指定された時刻に、前記グルー
    プリストファイルに指定された前記子ワークステーショ
    ンに対して、このマスタリストファイルに格納された前
    記マスタファイルのディレクトリリストを送付するデリ
    バリ開始通知部と、 前記子ワークステーションから要求されたデータまたは
    情報を前記マスタファイルから取り出して送付するマス
    タデリバリ部とを備え、 前記子ワークステーションは、 前記スレーブファイルを更新するスレーブファイル更新
    部と、 このスレーブファイル更新部が更新した前記スレーブフ
    ァイルのデータまたは情報を前記親ワークステーション
    に送付する更新資産登録部と、 前記親ワークステーションから送付された前記マスタフ
    ァイルのディレクトリリストが格納されるマスタリスト
    ファイルと、 前記子ワークステーション自身の前記スレーブファイル
    のディレクトリリストが格納されるスレーブリストファ
    イルと、 前記マスタリストファイルの内容とこのスレーブリスト
    ファイルの内容とを比較し、相違するマスタファイルの
    名前を差分リストファイルに格納し、この相違するマス
    タファイルのデータまたは情報の送付を前記親ワークス
    テーションに要求し、その結果として受け取った該デー
    タまたは情報で前記スレーブファイルを更新することを
    前記スレーブファイル更新部に指示するスレーブデリバ
    リ部とを備えたことを特徴とする分散処理システムにお
    けるマスタファイルの自動デリバリシステム。
  3. 【請求項3】 前記マスタリストファイルおよび前記ス
    レーブリストファイルには、ディレクトリリストとして
    少なくともファイル名と版数が格納されていることを特
    徴とする請求項2記載の分散処理システムにおけるマス
    タファイルの自動デリバリシステム。
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