JPH07105071A - 情報転送装置及び情報記録装置 - Google Patents

情報転送装置及び情報記録装置

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JPH07105071A
JPH07105071A JP5245751A JP24575193A JPH07105071A JP H07105071 A JPH07105071 A JP H07105071A JP 5245751 A JP5245751 A JP 5245751A JP 24575193 A JP24575193 A JP 24575193A JP H07105071 A JPH07105071 A JP H07105071A
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JP5245751A
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Kiyouya Tsutsui
京弥 筒井
Naoya Haneda
直也 羽田
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 情報が入力される入出力制御回路21と、そ
れぞれ情報を記録する記録媒体片311 ,312 ,31
3 と、入出力制御回路21の入力と記録媒体片311
312 ,313 への書き込みとを制御する書き込み制御
回路23とを有し、入力された情報を、記録媒体片31
1 ,312 ,313 に対して横断的な順序で並列に記録
する情報記録装置2と共に、このような多様なメモリ構
成をとる情報記録装置からの情報転送要求信号に基づい
て、格納している情報を順次転送する情報転送装置とか
らなる。 【効果】 書き込み時間が一定で無い記録媒体で構成さ
れた多様な情報記録装置に対して、簡単な制御で並列的
に情報を記録することができ、情報を簡単なハードウェ
アで高速に転送することができるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、書き込み速度が一様で
はない記録媒体で構成された多様な情報記録装置に高速
に情報を転送するための情報転送装置及び記録媒体に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】本件出願人は、先に、特願平4−304
706号及び特願平5−21729号の各明細書及び図
面に記載されている通り、情報提供装置から半導体メモ
リを内蔵した記録(再生)装置に音声等の情報を高速に
転送する情報転送手段を提案している。
【0003】図11は、上述のような技術による情報記
録再生装置200の外観を示したものである。この情報
記録再生装置200には情報提供装置結合端子201が
設けられており、ここを通じて図示を省略する情報提供
装置から当該情報記録再生装置200内に設置された記
録媒体に情報をコピーすることができる。また、この情
報記録再生装置200には表示手段202と再生選択手
段203が装備されており、表示手段202には情報記
録再生装置200内の記録媒体に記録された情報の内容
を表示することができる。さらに、当該装置200の使
用者はこの表示手段202に表示された情報を基にボタ
ン等の再生選択手段203を用いて必要な情報を選択的
に再生することができる。
【0004】ここで、上記情報の内容はテキスト情報、
音声情報、映像情報およびコンピュータ・プログラムデ
ータ等を含み、特に限定されない。なお、プログラムの
再生とはそのプログラムを実行することを意味するが、
例えば、実行時に使用者が必要に応じて情報を入力する
ようにしてもよい。また、上記記録媒体からの再生信号
がテキストや映像信号の場合には液晶装置等からなる上
記表示手段202に表示することができ、音声情報の場
合には例えばいわゆるイアホン204に出力することが
できる。図11には描かれていないが、もちろんイアホ
ン204の代わりに、或いはイアホン204に加えてス
ピーカを装備していてもよく、その場合には当該スピー
カに音声情報の再生結果を出力しても良い。さらに、記
録媒体からの再生信号は、図示しない外部端子を使用し
て外部のCRT(陰極線管)やスピーカ等に接続しても
よい。なお、上記情報を記録する記録媒体の種類に関し
ては特に限定はないが、高速にコピーが可能で、かつラ
ンダム・アクセスが容易で、さらに携帯性にも優れた半
導体メモリを使用すると便利である。
【0005】図12は上述の技術を使ったもう一つの具
体例の外観図で、この例では、図11の情報記録再生装
置200が、情報記録装置210と情報再生装置220
に物理的に分離して構成されている。なお、この場合の
情報再生装置220には、上記図11の情報記録再生装
置200と同様の表示手段222と再生選択手段223
を有し、また、この装置200にはイアホン224も接
続可能となっている。ただし、再生時には情報記録装置
210と情報再生装置220の間でデータおよび制御情
報のやりとりが必要になるので、両者を結合する端子が
情報記録装置210(情報再生装置結合端子212)と
情報再生装置220(図示は省略)とに装備されてい
る。この図12の例では、上記情報記録装置210を、
情報再生装置220の挿入排出口221に挿入すること
で、当該情報記録装置210からの情報を当該情報再生
装置220に伝達することができる。なお、情報記録装
置210の情報提供装置結合端子211と情報再生装置
結合端子212は、実際には一つの端子を切り替えて使
用するように構成することも可能である。
【0006】次に、図13は上述の技術を使った情報提
供装置230の具体例の外観図である。この情報提供装
置230内には記録媒体が設置され、ここに情報が記録
されている。なお、図13では省略されているが、記録
する情報は有線または無線による情報伝達手段によって
送信されるようにすると便利である。ただし、もちろ
ん、記録済みの記録媒体を直接装置230に挿入するよ
うにしても良い。
【0007】図13の情報提供装置230には、記録媒
体に記録されている情報の内容や例えば価格等の各種情
報を表示する複数の表示手段232と、これら表示手段
232に表示されている何れの情報を情報提供装置23
0から出力するかを選択する複数の出力選択手段231
とが装備されており、これにより情報入手希望者は欲し
い情報を選択することができる。情報の入手は情報提供
装置230の挿入排出口234に自分のもっている情報
記録再生装置230または情報記録装置210を挿入
し、ここから情報のコピーを受けることによって実現さ
れる。
【0008】図14は上述の技術を使った情報提供装置
のもう一つの具体例装置240の外観図である。この例
では、挿入口241と排出口242が距離を置いて分離
されており、情報入手希望者Hは歩きながら(図中矢印
A方向に移動しながら)情報の入手をすることができ
る。すなわち、この場合、上記挿入口241から挿入さ
れた情報記録装置243は、当該情報提供装置240内
の図示を省略する移動手段によって当該装置240内を
図中矢印aに示す方向に運ばれると共に、その際に当該
情報提供装置240から情報記録装置243に情報がコ
ピーされ、その後上記排出口242から排出される。こ
の装置の例によれば、多くの人に迅速に情報を提供する
場合に便利である。
【0009】図15は図13の情報提供装置230から
図12の情報記録装置210への情報を転送する際のこ
れら装置230及び210内に内蔵される転送手段の具
体例を示すブロック回路図である。
【0010】この図15において、情報提供装置230
に内蔵された記録媒体111から読み出された情報は、
転送制御回路112を通じて情報記録装置210内の書
き込み手段121に転送される。書き込み手段121
は、送られてきた情報を記録媒体片131,132,1
33に対して順次書き込む。これにより情報提供装置2
30から情報記録装置210への情報の転送が完了す
る。その情報の再生は読み出し手段141が各記録媒体
片131,132,133から情報を読み出し、端子1
03を介して情報再生装置に送ることによって実現され
る。
【0011】図16は図15の各記録媒体片131,1
32,133への記録の状態の例について示したもので
ある。この例において、図16のaに示すような186
ブロック分の情報D0 〜D185 が上記3個の記録媒体片
131,132,133に記録されている。ここで、ブ
ロックというのは情報の単位を表し、例えば、1ブロッ
クは512バイトの情報であっても良い。また、この例
では各記録媒体片131,132,133は図16の
b,c,dに示すようにそれぞれ64ブロック分の情報
を格納する記録領域(メモリブロックM0〜M63)を
有し、図16のaの0番ブロックから63番ブロックま
での情報D0 〜D63は記録媒体片131の0番メモリブ
ロックM0から63番メモリブロックM63に格納さ
れ、64番ブロックから127番ブロックまでの情報D
64〜D127 は記録媒体片132の0番メモリブロックM
0から63番メモリブロックM63に格納され、128
番ブロックから185番ブロックまでの情報D128 〜D
185 は記録媒体133の0番メモリブロックM0から5
7番メモリブロックM57に格納されている。
【0012】ところで、携帯性を要求される上述したよ
うな情報記録装置に内蔵される記録媒体片として例えば
半導体メモリを用いる場合には、電池によるバックアッ
プが不要な不揮発性メモリを使用すれば、当該半導体メ
モリに記録された情報が消えてしまう心配が無いので都
合が良い。このような不揮発性メモリとしては例えば、
東芝レビュー 1990 Vol.45 No.11 P.870-P.873 “大容
量不揮発性メモリ" 「電子技術」 1992-11 p.23-に記述
されているEEPROM (electical erasableprogramm
able ROM)を使用することができる。しかし、一般に上
記EEPROMは、揮発性のメモリに較べて書き込みに
要する時間が長いため、上述したような情報提供装置か
ら送られたきた情報を順次記録していくという方法では
情報の転送時間が長くかかってしまうという欠点があ
る。
【0013】さらに、上述のEEPROMでは、それを
構成する素子の特性にバラツキがあり、各メモリ素子へ
の書き込みは一定時間で完了するとは限らない。
【0014】このような欠点を補うために、本件出願人
は、先に、特願平5−90233号の明細書及び図面に
おいて、複数のメモリチップから構成される情報記録装
置に並列的に書き込みを行なうことにより、高速に情報
を情報記録装置に転送するような方法を提案しており、
この先に提案した情報記録装置及び情報転送装置を用い
れば、各メモリ素子毎に著しく書き込み時間が異なる記
録媒体を使用した場合にも極めて高速に情報の転送を完
了させることができる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この情報記録
装置及び情報転送装置に示す方法では、情報記録装置か
ら情報提供装置に送信すべき情報単位を指定する情報を
常に送信する必要があり、全体として複雑な制御が必要
となり、制御手段や送受信手段のコストがかかってしま
うという問題がある。
【0016】また、データ転送される情報の順番は情報
記録装置によって変動するため、情報転送装置(情報提
供装置)はランダムな順番で情報を転送する能力が必要
があり、高価な記録媒体を使用しなければならないとい
う問題がある。
【0017】なお、半導体メモリの記録密度は年々向上
しており、記録密度が上がるにしたがって、より少ない
チップ数の記録媒体で同じ容量の記録装置が構成できる
ことになる。したがって、ある情報転送装置(情報提供
装置)から情報の提供をうける情報記録装置の記録媒体
構成は多様なものであるとして、上記課題を解決する必
要がある。
【0018】そこで、本発明は上述したような実情に鑑
みてなされたものであって、低コストの装置かつ記録媒
体を使用することができる情報転送装置及びそれに対す
る情報記録装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の情報転送装置は
上述の目的を達成するために提案されたものであり、多
様なメモリ構成をとると共に入力された情報を記録再生
する情報記録装置からの情報転送を要求する情報転送要
求信号に基づいて、格納している情報を順次転送するよ
うにしたものである。
【0020】ここで、本発明の情報転送装置は、上記情
報記録装置から供給される情報ブロックの大きさを決定
する情報に基づいて、上記情報の転送を当該情報ブロッ
ク毎に行う。また、上記情報ブロックの大きさを決定す
る情報の上記情報記録装置からの転送は、当該情報記録
装置への情報転送に先立って行う。
【0021】すなわち、本発明の情報転送装置は、情報
を格納する記録媒体と、上記記録媒体から読み出された
情報を出力する情報出力手段と、情報転送要求信号が入
力される情報転送要求信号入力手段と、上記記録媒体か
ら読み出された情報を一時格納するバッファメモリとを
有し、上記情報転送要求信号入力手段に入力された情報
転送要求信号に基づいて上記記録媒体から情報を取り出
し、バッファメモリに一時格納した情報ブロックを、上
記情報出力手段を通じて順次転送するものである。
【0022】さらに、本発明の情報転送装置は、情報入
力手段を備え、当該情報入力手段を通じて転送する情報
ブロックの大きさを決定する情報を入力し、当該情報ブ
ロックの大きさを決定する情報に応じて決定された大き
さのブロック毎に上記情報出力手段を通じて情報転送す
る。また、上記転送する情報ブロックの大きさを決定す
る情報の入力は、上記情報出力手段を通じての情報転送
に先立って行う。
【0023】次に、本発明の情報記録装置は、情報が入
力される情報入力手段と、それぞれ情報を記録する複数
の記録媒体片と、上記情報入力手段の入力と上記複数の
記録媒体片への書き込みとを制御する制御手段とを有
し、上記制御手段は、上記情報入力手段に入力された情
報を、上記複数の記録媒体片に対して横断的な順序で並
列に記録していくようにしたものである。
【0024】ここで、本発明の情報記録装置は、情報転
送を要求する情報転送要求信号を出力する情報転送要求
信号出力手段を設け、情報転送装置に対して上記情報転
送要求信号を出力する。さらに、入力された情報を一時
格納するバッファメモリを備え、上記制御手段は、入力
された情報を上記複数の記録媒体片に記録するに際し、
上記バッファメモリへ書き込むべき情報を計算可能な情
報、及び上記複数の記録媒体片に書き込むべき情報を計
算可能な情報を記憶したレジスタからの情報に基づいて
制御を行う。また、上記バッファメモリは上記複数の記
録媒体片に対応して設置し、各バッファメモリに格納し
た情報のうち最初に出力する情報は当該バッファメモリ
に最初に入力した情報である。
【0025】さらに、本発明の情報記録装置は、上記記
録媒体片に記録された情報を出力する情報出力手段を備
え、当該情報出力手段は、上記記録媒体片からの情報と
共に当該出力する情報ブロックの大きさを決定する情報
をも出力する。このときの、上記情報出力手段は、上記
出力する情報ブロックの大きさを決定する情報の出力
を、上記記録媒体片からの情報出力に先立って行う。
【0026】なお、本発明の情報記録装置の上記記録媒
体片は電気的消去形プログラマブルリードオンリメモリ
からなる。
【0027】
【作用】本発明によれば、情報が複数の記録媒体片に横
断的な順序で格納されるように記録を行うことにより、
記録位置によって書き込み速度が異なる記録媒体で構成
された多様な情報記録装置に対して簡単な制御で高速に
情報を転送できるようになる。
【0028】また、バッファメモリを用いることによ
り、書き込み速度のバラツキを吸収することができるよ
うになる。したがって、効率の良い情報の転送が実現可
能となる。
【0029】さらに、情報を転送する情報転送装置側に
もバッファメモリを設けることにより、比較的読み出し
速度の遅い記録媒体を使用して情報転送装置を構成する
ことが可能となる。
【0030】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例について図面
を参照しながら説明する。
【0031】以下、図1を用いて本発明実施例の説明を
行う。この図1は、本発明実施例の情報記録装置2を本
発明の情報転送装置としての情報提供装置1と共に表し
たブロック回路図である。
【0032】この図1において、情報の転送は情報記録
装置2内に設置された入出力制御回路21が情報転送要
求信号を情報提供装置1に送信するすることによって行
なわれる。情報提供装置1はその要求に基づいて、情報
ブロックを入出力制御回路21を介して情報バッファ2
2に送り込む。
【0033】ここで、上記情報バッファ22に一時的に
記録された情報は、書き込み制御回路23によって記録
媒体片311 から記録媒体片31N の複数個(N個)の
記録媒体片に並列的に書き込みがなされるが、上記記録
媒体片311 〜31N の各メモリブロック(記録領域)
への書き込みに要する時間にはバラツキがあり、一定時
間後に必ずしも正しい書き込みがなされるかどうかは保
証されない。ただし、記録媒体片に書き込みを行った
後、書き込んだ内容を読み出し、書き込もうとした情報
と一致するかどうかを調べることによって、正しい書き
込みを行えたかどうかをチェックすることが可能であ
り、正しい書き込みが行えなかった場合には所定の回数
まで書き込みとチェックを繰り返して書き込みの信頼性
を上げる方法が、先に上げた文献の東芝レビュー 1990
Vol.45 No.11 P.870-P.873“大容量不揮発性メモリ"
「電子技術」 1992-11 p.23-にも記されている。
【0034】本実施例の情報記録装置では、そのような
機能が各記録媒体片311 〜31Nに内蔵されており、
正しい記録が完了したかどうかに関する情報までが、上
記書き込み制御回路23に送られる。
【0035】上記書き込み制御回路23は、各記録媒体
片311 〜31N の各メモリブロックの情報が有効であ
るかどうかの記録情報を記録情報記録手段41に書き込
むと共に、書き込みに失敗した場合には他のメモリブロ
ックへ、そのブロックの情報を記録する。また、そのブ
ロックの情報の書き込みが終了すると、書き込み制御回
路23は、その記録媒体片が次に書き込みを行なうべき
ブロック番号を制御用レジスタ24に記録する。入出力
制御回路21は制御用レジスタ24の内容に基づいて、
情報提供装置1に情報転送の要求を行なう。
【0036】以上のことが、すべての情報の転送が完了
するまで繰り返される。
【0037】情報の再生時には、上記記録情報記録手段
41に記録されている記録情報に基づいて読み出し回路
51は各記録媒体片311 〜31N から情報を読み出し
て、端子3を介して再生装置に送る。
【0038】図2のa,b,cは、上述のようにして前
記186ブロック分の情報が、例えば三つの記録媒体片
311 ,312 ,313 に記録された例を示した図であ
り、図3は、その場合の上記情報記録装置2の記録情報
記録手段41に記録された記録情報の例を示したもので
ある。
【0039】この例において、前記図16のaと同様の
186ブロック分の情報が3個の記録媒体片311 ,3
2 ,313 に記録されている。ここで、記録媒体片3
2の1番メモリブロックM1や記録媒体片313 の0
番メモリブロックM0は、正しく書き込みが行えなかっ
たメモリブロックを示している。また、各記録媒体片3
1 ,312 ,313 は64ブロック分の情報を格納す
ることができ、これら記録媒体片311 ,312 ,31
3 によって前記図16のaと同様の186ブロック分の
情報を格納する。
【0040】この例においては、記録媒体片に正しく書
き込みが行える限り、0番ブロックから185番ブロッ
クまでの情報が、3つの記録媒体片311 ,312 ,3
3を横断するような図2のa,b,cに示す順番で記
録されるようになっており、また、各記録媒体片に記録
されているブロックの番号は3ずつ増えているが、この
ような順番で記録することの利点については後述する。
【0041】ここで、あるメモリブロックに対し、所定
の時間内に記録が完了しなかった場合にはそのブロック
の情報は他のメモリブロックに記録が行われ、そのよう
な例外的な記録が行われたことを示す情報が図3に示さ
れるように記録情報記録手段41に記録される。
【0042】記録情報記録手段41には上述したように
例外的な記録が行われた場合のその旨を示す情報が記録
され、例えば当該記録情報記録手段41内の格納領域の
偶数番地と奇数番地にはそれぞれ本来そのブロックの情
報が記録されるべき上記メモリブロックの位置と実際に
そのブロックの情報が記録されるメモリブロックの位置
の情報が記録されている。この図3の例では、本来、記
録媒体片313 の0番メモリブロックM0に記録される
べき情報が記録媒体片313 の63番メモリブロックM
63に記録されていることを示す情報が記録情報記録手
段41の格納領域の0番地m0と1番地m1に記録され
ており、また本来、記録媒体片312 の1番メモリブロ
ックM1に記録されるべき情報が記録媒体片312 の6
3番メモリブロックM61に記録されていることを示す
情報が記録情報記録手段41の格納領域の2番地m2と
3番地m3に記録されており、このような例外的な記録
がこの二つに対してのみ行われていることを示す情報e
-1(例えば−1の情報)が記録情報記録手段41の4番
地m4に記録されることを示している。
【0043】このような例外的記録の情報(記録情報)
は、そのような記録が行われた時点で記録情報記録手段
41に記録される。この例では、例外的に本来の記録位
置とは別のところに記録を行なう場合には空領域の最後
尾から順番に記録を行っているが、このようにすると記
録領域を無駄にすることなく記録される情報の長さとは
無関係に記録位置を定めることができるので都合が良
い。各記録素子への書き込みが正しく行なわれなかった
場合の対処の方法は、この他にも様々な方法が考えら
れ、そのような例が前述の本件出願人が先に提案した特
願平5−90233号の明細書及び図面に記載されてい
る。
【0044】ここで、図4及び図5は、前記図1の入出
力制御回路21及び書き込み制御回路23が使用する制
御用レジスタ24及び情報バッファ22の働きを説明す
るための図である。
【0045】この例においては、制御用レジスタ24
が、図4に示すように、各記録媒体片311 ,312
313 に次に格納する情報ブロック番号を保持するP1
レジスタ、P2レジスタ、P3レジスタ、および次に情
報提供装置1より転送すべき情報ブロック番号を保持す
るQレジスタ、および転送要求を行っているかどうかを
示すTレジスタから構成されている。転送要求が出され
ている場合にはTレジスタにTRUE(=0)がセットされ、こ
れ以上情報の転送が必要の無い場合にはTレジスターに
FALSE(=1) がセットされる。
【0046】また、情報バッファ22には、図5に示す
ように、情報提供装置1から送信されてきた情報ブロッ
クが巡回的に記録されている。
【0047】すなわち、情報バッファ22には、情報提
供装置1から転送されてきた情報が3つの記録媒体片3
1 ,312 ,313 に書き込まれる前に一時的に格納
される。例えば、情報バッファ22の図中B0,B3,
B6,B9に示す0,3,6,9番地には記録媒体片3
1 に書き込まれる情報(b24,b27,b30,b
21)が、情報バッファ22の図中B1,B4,B7,
B10に示す1,4,7,10番地には記録媒体片31
2 に書き込まれる情報(b25,b28,b31,b2
2)が、情報バッファ22の図中B2,B5,B8,B
11に示す2,5,8,11番地には記録媒体片313
に書き込まれる情報(b26,b29,b32,b2
3)がそれぞれ格納されている。
【0048】なお、この図5の例で、情報バッファ22
に格納されている情報ブロックのうち図中斜線が施され
ているものは既に記録媒体片への書き込みが終了してい
るもので、記録媒体片311 には27番ブロックまでの
情報(b27)の書き込みが、記録媒体片312 には2
2番ブロックまでの情報(b22)の書き込みが、記録
媒体片313 には26番ブロックまでの情報(b26)
の書き込みが終わっている。また、情報バッファ22に
は32番ブロックまでの情報(b32)が既に格納され
ている。
【0049】この状態において、P1,P2,P3レジ
スタの最小値、図4の図中rの一つ前の番号の情報ブロ
ック、すなわちこの例で言えば24番ブロックまでは既
に記録媒体片への書き込みが終了している。したがっ
て、情報バッファ22のうち、24番ブロックの情報が
格納されているところまでは新たな情報を転送して格納
することができる。
【0050】次に、図6は書き込み制御回路23での処
理方法の例を示し、図7は入出力制御回路21での処理
方法の例を示すフローチャートである。
【0051】図6において、書き込み制御回路23は、
先ず、ステップS11においてP1,P2,P3のそれ
ぞれのレジスタにP1=0、P2=1、P3=2の値をセットする。
なお、i=1,2,3,・・・,Nである。
【0052】次に、ステップS12において、書き込み
可能な記録媒体片があるかどうかをチェックし、もし無
ければ(ステップS12での判断においてノーの場
合)、当該ステップS12の判断を繰り返し、書き込み
可能な記録媒体片が出現するのを待つ。一方、書き込み
可能な記録媒体片が有ればステップS13に進む。
【0053】ステップS13において、実際に書き込み
を行なう記録媒体片をセットするが、もし複数の記録媒
体片が書き込み可能ならば、それぞれに対応するレジス
タのPiの値をチェックし、最小のPiの値を持つ記録
媒体片を選択すれば良い。
【0054】次に、ステップS14において、選択され
たPiの値とQレジスタの値の比較を行なう。Piの値
の方がQレジスタの値よりも小さい場合(イエス)には
その情報が既に情報バッファ22に格納されていること
を示しているので、ステップS15に進み、当該ステッ
プS15において記録媒体片への書き込みを行う。
【0055】このステップS15での書き込み終了後、
ステップS16においてPiの値を増加させる。
【0056】これに対して、ステップS14においてP
iの値がQレジスタの値より小さくない場合(ノー)に
は、書き込みを行うべき情報が情報バッファ22にまだ
格納されていないので、ステップS17に進む。
【0057】このステップS17においては、今後、新
たな情報が供給されてくるかどうかをチェックする。す
なわち、このステップS17において、TレジスタがT=
TRUEならば(イエス)、今後新たな情報が送られてくる
可能性があるので上記ステップS12に戻って今までの
処理を繰り返す。一方、上記ステップS17において、
T=FALSE と判断されたならば(ノー)、今後新たな情報
が送られてくることは無いのでステップS18に進む。
【0058】ステップS18では、情報バッファ22に
格納された情報はすべて記録媒体片に書き込まれたかど
うかをチェックし、書き込まれているのならば(イエ
ス)処理を終了し、書き込まれていないものがあるのな
らば(ノー)、ステップS12に戻って今までの処理を
繰り返す。
【0059】次に、図12において、入出力制御回路2
1は、先ずステップS21とステップS22において、
上記Qレジスタの値を0(Q=0)とすると共に、上記Tレ
ジスタをT=TRUEとして処理を開始する。
【0060】次のステップS23において、情報バッフ
ァ22に書き込み可能な領域が確保されているかどうか
をチェックする。これは、Pi(i=1,2,3) の最小値rとバ
ッファ長Lから(r+L)の値を求め、Qレジスタの値
が(r+L)より小さいかどうかチェックすることでわ
かる。このステップS23において情報バッファ22に
書き込み可能な領域が確保されていないと判断された場
合(ノー)には、当該ステップS23の判断を繰り返し
て、書き込み可能な領域が確保されるまで待つ。情報バ
ッファに書き込み可能な領域が確保されると(イエ
ス)、ステップS24に進む。
【0061】ステップS24では、情報提供装置1に情
報転送を要求し、次のステップS25においてその情報
を受信する。
【0062】次に、ステップS26では、送られてきた
情報が転送終了コードであるかどうかをチェックし、そ
うでなければ(ノー)、ステップS27に進む。
【0063】当該ステップS27においては、その情報
を情報バッファ22に書き込んだ後、ステップS28に
進む。当該ステップS28では、Qレジスタの値を1増
やす。
【0064】また、ステップS26において転送終了コ
ードが送られて来た場合(イエス)には、Tレジスタの
内容をFALSE にして、もうこれ以上情報が転送されて来
ないことが書き込み制御回路23にわかるようにする。
【0065】ここで、図6及び図7において、ステップ
S11の終了時とステップS22の終了時は同期が取れ
ているものと仮定しているが、このような同期をとるの
は困難なことではない。特に、図1においては入出力制
御回路21及び書き込み制御回路23を別々に記載して
あるが、これらはもちろん、ハードウェア的には同一の
制御手段がこれらの機能を持つようにしても良く、この
ようにすれば入出力制御回路と書き込み制御回路の間で
容易に同期がとれることになる。
【0066】上述の情報転送装置で特徴的なのは、情報
ブロックの転送順序が常に一定になることである。これ
により、情報記録装置2から情報提供装置1へ情報のど
の部分を送信するのかを常に指定する必要がなくなり、
情報記録装置2から情報提供装置1への情報転送要求信
号としては、例えば、1ビットのパルス信号を送信する
ことによって実現することができる。これは情報記録装
置のメモリ構成が変わった場合にも同様であり、本発明
の情報転送装置により、多様な情報記録装置への情報転
送が効率良く実現できることになる。
【0067】また、一定の記録順序で情報を順々に転送
する場合、情報バッファを用いないと、ある記録媒体片
への記録時間が長くかかった場合、その記録媒体片に次
に書き込むべき情報及びそれ以降の情報を転送すること
ができなくなる。情報バッファを用いることは、多数の
記録媒体片に対して並列的に情報書き込みを行なう場合
に生じるこのような不都合を解消するのに役立つ。すな
わち、情報のある部分の対応する記録媒体片への書き込
みが終了する以前にその部分よりも後の情報は既に転送
されているので、他の記録媒体片への書き込みを行なう
ことができる。バッファが満杯になった場合には情報の
転送が中断されるが、例えばEEPROMの場合、大多
数のメモリ素子に対して書き込み時間のバラツキは比較
的変動が少ないので、いくつかのメモリブロックをまと
めて平均的に見た時にはほぼ均一の時間での書き込みが
可能になる。したがって、バッファがこれらのバラツキ
を吸収するのに十分な大きさを持つようにすることによ
って、情報の転送が中断されることは少なくなり、全体
の書き込み時間を短くすることができる。
【0068】ここで、上記情報バッファ22の構成の仕
方としては、図5に示されたもの以外にも種々のものが
考えられる。
【0069】例えば、図8は、情報バッファの構成のも
う一つの例を示したものである。なお、この図8の例で
は、情報バッファは各記録媒体片321,322,32
3に対応して別々に設置されている。各情報バッファ3
11,312,313は、いわゆるFIFO(ファース
ト イン ファースト アウト)メモリとなっており、
最初に入力された情報が最初に出力される。
【0070】入出力制御回路301及び書き込み制御回
路303が制御用レジスタ302を使用して制御を行な
うのは既に説明を行なった図1と同様である。
【0071】先ず、入出力制御回路301は、端子30
0を介して転送されてきた情報を各情報バッファ31
1,312,313に振り分けるが、どの情報ブロック
をどの情報バッファに振り分けるかは、情報ブロックの
番号、すなわち情報ブロックが転送されてきた順番によ
って決めることができるので容易である。
【0072】なお、情報ブロックの大きさは記録媒体へ
の書き込み単位の大きさに基づいて設定するのが情報記
録装置内の処理を簡単にする上で望ましいが、記録媒体
の種類は各情報記録装置によって多様なものを使用でき
ることが望ましい。そこで、情報転送を開始する前に情
報記録装置から情報提供装置に情報ブロックの大きさを
送信するようにしても良い。このようにしても情報提供
装置から送りだされる情報の順序は一定に保たれ、多様
なメモリ構成をとる情報記録装置へ簡単な制御で情報を
転送する、という本発明の特長を失することは無い。
【0073】また、以上説明を行なった情報ブロックを
複数の記録媒体片に横断的な順番で記録していく方法の
変形としては、例えば、転送されてきた情報ブロックを
図9に示されるように記録媒体片61,62,63(図
1の311 ,312 ,313又は図8の321,32
2,323)に書き込んでいく方法が考えられる。
【0074】この図9の例では、二つのメモリブロック
に二つの情報ブロックを記録していくことを記録媒体片
61,62,63に対して横断的な順番で繰り返してい
る。この場合、情報ブロックの単位が元々メモリブロッ
クの2倍に設定されていると捉えることができ、情報ブ
ロックを記録媒体片の集まりに対して横断的な順序で記
録しているので、もちろん本発明の情報記録装置におけ
る記録方法に含まれる。またこの他にも、記録媒体片を
横断する順序をジグザグにするなど、図に示していない
変形も種々考えられるが、これらが本発明の情報記録装
置における記録方法に含まれるのは言うまでもない。
【0075】上述したように、本発明の情報転送装置に
よれば、様々なメモリ構成をとる多様な情報記録装置に
対して情報が転送される順序は常に一定になるため、情
報提供装置にシーケンシャルにしか読み出しを行うこと
ができない記録媒体を用いることが可能である。また、
転送順序が一定となるため、予め記録媒体から情報を読
み出してバッファに貯えておくことが可能である。した
がって、情報提供装置の大容量の記録媒体として比較的
低速でしか読み出しのできない記録媒体を並列的に用
い、これを高速に読み書きできるバッファに入れた後、
情報記録装置に転送することが簡単な制御で可能であ
る。
【0076】図10はこのようにバッファを設置した情
報提供装置1の例を情報記録装置2と共に示したもので
ある。
【0077】この図10において、制御用レジスタ41
4には、次に情報記録装置2に転送する情報ブロックの
番号X、次に情報バッファ412に書き込むべき情報ブ
ロックの番号Y、および情報ブロックの大きさZの各情
報が記録される。転送に先立ち、XおよびYは0にリセ
ットされる。
【0078】また、情報記録装置2は情報ブロックの大
きさを送信し、入出力制御回路413はこの値をZとし
て制御用レジスタ414に記録する。以後、入出力制御
回路413は情報記録装置2からの情報転送要求がある
毎に制御用レジスタ414をチェックし、情報バッファ
412に必要な情報ブロックが蓄積されていればこれを
送信し、Xの値を変更する。
【0079】さらに、読み出し制御回路411は、制御
用レジスタ414をチェックして、情報バッファ412
に空き領域があれば、必要な情報を記録媒体401、記
録媒体402から読み出して情報バッファ412に格納
し、Yの値を変更する。以後、これらの制御を繰り返
す。
【0080】なお、図10のように情報バッファ412
を情報提供装置1に設置した場合には、情報記録装置2
に図1に示される情報バッファ22を設置せずに、情報
記録装置2からの情報転送要求信号に基づいて転送され
てきた情報を直接、各記録媒体片に書き込むことも可能
である。
【0081】また、図10において、情報記録装置2と
情報提供装置1の間の送受信情報は、時分割で送受信す
ることによって情報提供装置1と情報記録装置2の間の
情報伝送を行う場合の入出力のピン数を少なくすること
が可能である。
【0082】以上、例えば図13に示されるような情報
提供装置から情報記録装置へ音声情報を転送する場合を
例にとって説明を行なったが、本発明は一般の情報転送
装置から情報記録装置へ情報を転送する場合に適用で
き、その内容も必ずしも音声情報に限らず適用できるこ
とは言うまでもない。例えば特に、一旦情報の転送を受
けた情報記録装置を新たな情報転送装置と見なしてこの
装置から他の情報記録装置に情報を転送することができ
る。この場合、情報バッファを書き込み時、読み出し時
兼用のものとしておくと装置のコストを下げることがで
き都合がよい。
【0083】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明によれば、書き込み時間が一定で無い記録媒体で構成
された多様な情報記録装置に対して、簡単な制御で並列
的に情報を記録することができ、情報を簡単なハードウ
ェアで高速に転送することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の情報記録装置及び情報転送装置
としての情報提供装置の概略構成を示すブロック回路図
である。
【図2】本発明実施例情報記録装置における情報記録の
方法を説明するための図である。
【図3】本実施例の情報記録装置の記録情報記録手段で
の動作を説明するための図である。
【図4】本実施例の情報転送装置の制御用レジスタの動
作を説明するための図である。
【図5】本実施例の情報転送装置の情報バッファの動作
を説明するための図である。
【図6】本実施例の情報記録装置の書き込み制御回路で
の処理の流れを示すフローチャートである。
【図7】本実施例の情報記録装置の入出力制御回路での
処理の流れを示すフローチャートである。
【図8】本発明の他の実施例の情報記録装置の情報バッ
ファの構成法を説明するためのブロック回路図である。
【図9】本発明の実施例の情報記録装置における他の情
報記録方法の例を説明するための図である。
【図10】本実施例の情報提供装置の詳細な構成を情報
記録装置と共に示すブロック回路図である。
【図11】情報記録再生装置の外観図である。
【図12】情報記録装置、情報再生装置の外観図であ
る。
【図13】情報提供装置の外観図である。
【図14】他の情報提供装置の外観図である。
【図15】従来の情報記録装置および情報提供装置の概
略構成を示すブロック回路図である。
【図16】従来の情報記録方法を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
1・・・・・・情報提供装置 2・・・・・・情報記録装置 21,301,413・・・・・入出力制御回路 22,311,312,313,412・・・・・情報
バッファ 24,302,414・・・・・制御用レジスタ 23,303・・・・・書き込み制御回路 31,321,322,323・・・・・記録媒体片 41・・・・・記録情報記録手段 51・・・・・読み出し回路 401,402・・・・記録媒体 411・・・・読み出し制御回路

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多様なメモリ構成をとると共に入力され
    た情報を記録再生する情報記録装置からの情報転送を要
    求する情報転送要求信号に基づいて、格納している情報
    を順次転送することを特徴とする情報転送装置。
  2. 【請求項2】 上記情報記録装置から供給される情報ブ
    ロックの大きさを決定する情報に基づいて、上記情報の
    転送を当該情報ブロック毎に行うことを特徴とする請求
    項1記載の情報転送装置。
  3. 【請求項3】 上記情報記録装置への情報転送は、上記
    情報ブロックの大きさを決定する情報の上記情報記録装
    置からの供給後に行うことを特徴とする請求項2記載の
    情報転送装置。
  4. 【請求項4】 情報が入力される情報入力手段と、 それぞれ情報を記録する複数の記録媒体片と、 上記情報入力手段の入力と上記複数の記録媒体片への書
    き込みとを制御する制御手段とを有し、 上記制御手段は、上記情報入力手段に入力された情報
    を、上記複数の記録媒体片に対して横断的な順序で並列
    に記録する制御を行うことを特徴とする情報記録装置。
  5. 【請求項5】 情報転送を要求する情報転送要求信号を
    出力する情報転送要求信号出力手段を設け、 情報転送装置に対して上記情報転送要求信号を出力する
    ことを特徴とする請求項4記載の情報記録装置。
  6. 【請求項6】 入力された情報を一時格納するバッファ
    メモリを設けることを特徴とする請求項4又は5記載の
    情報記録装置。
  7. 【請求項7】 上記制御手段は、入力された情報を上記
    複数の記録媒体片に記録するに際し、上記バッファメモ
    リへ書き込むべき情報を計算可能な情報、及び上記複数
    の記録媒体片に書き込むべき情報を計算可能な情報を記
    憶したレジスタからの情報に基づいた制御を行うことを
    特徴とする請求項6記載の情報記録装置。
  8. 【請求項8】 上記バッファメモリは上記複数の記録媒
    体片に対応して設け、各バッファメモリに格納した情報
    のうち最初に出力する情報は当該バッファメモリに最初
    に入力した情報であることを特徴とする請求項6記載の
    情報記録装置。
  9. 【請求項9】 上記記録媒体片に記録された情報を出力
    する情報出力手段を設け、 当該情報出力手段は、上記記録媒体片からの情報と共に
    当該出力する情報ブロックの大きさを決定する情報をも
    出力することを特徴とする請求項4、5、6、7、又は
    8記載の情報記録装置。
  10. 【請求項10】 上記情報出力手段は、上記出力する情
    報ブロックの大きさを決定する情報の出力を、上記記録
    媒体片からの情報出力に先立って行うことを特徴とする
    請求項9記載の情報記録装置。
  11. 【請求項11】 上記記録媒体片は電気的消去形プログ
    ラマブルリードオンリメモリからなることを特徴とする
    請求項4、5、6、7、8、9、又は10記載の情報記
    録装置。
  12. 【請求項12】 情報を格納する記録媒体と、 上記記録媒体から読み出された情報を出力する情報出力
    手段と、 情報転送を要求する情報転送要求信号が入力される情報
    転送要求信号入力手段と、 上記記録媒体から読み出された情報を一時格納するバッ
    ファメモリとを有し、 上記情報転送要求信号入力手段に入力された情報転送要
    求信号に基づいて上記記録媒体から情報を取り出し、バ
    ッファメモリに一時格納した情報ブロックを、上記情報
    出力手段を通じて順次転送することを特徴とする情報転
    送装置。
  13. 【請求項13】 情報入力手段を備え、 当該情報入力手段を通じて転送する情報ブロックの大き
    さを決定する情報を入力し、当該情報ブロックの大きさ
    を決定する情報に応じて決定された大きさのブロック毎
    に上記情報出力手段を通じて情報転送を行うことを特徴
    とする請求項12記載の情報転送装置。
  14. 【請求項14】 上記転送する情報ブロックの大きさを
    決定する情報の入力は、上記情報出力手段を通じての情
    報転送に先立って行うことを特徴とする請求項13記載
    の情報転送装置。
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