JPH07104999A - マイクロコンピュータ - Google Patents

マイクロコンピュータ

Info

Publication number
JPH07104999A
JPH07104999A JP5251260A JP25126093A JPH07104999A JP H07104999 A JPH07104999 A JP H07104999A JP 5251260 A JP5251260 A JP 5251260A JP 25126093 A JP25126093 A JP 25126093A JP H07104999 A JPH07104999 A JP H07104999A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
write
signal
circuit
instruction
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5251260A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3110222B2 (ja
Inventor
Toshihiro Noma
敏弘 野間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP05251260A priority Critical patent/JP3110222B2/ja
Publication of JPH07104999A publication Critical patent/JPH07104999A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3110222B2 publication Critical patent/JP3110222B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Storage Device Security (AREA)
  • Executing Machine-Instructions (AREA)
  • Microcomputers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】RAM等に対する書込み動作を、アクセス・ス
ピードと信頼性の選択判断に基づいて任意に設定するこ
とにより、データ保存信頼性を向上させる。 【構成】書込み制御レジスタ107と、切替回路108
および109とを備えており、命令制御回路103は、
命令コード110を受けて、当該命令コードに従った制
御を行う。命令制御回路103より出力される特別書込
み信号111及び通常書込み信号112は、切替回路1
08及び109に入力され、書込み制御レジスタ107
より出力される書込み設定信号113及び114により
任意に切替え選択されて、書込み制御信号115及び1
16として出力される。書込み制御信号115及び11
6は、それぞれ対応するRAM104及び105に入力
され、命令コード110の指示を介して、アクセス・ス
ピード又はデータの信頼性に対応して任意に設定される
データ書込み処理が実行される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマイクロコンピュータに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般にマイクロコンピュータにお
いては、内部データの保持またはデータの作成・処理を
行うために、書込み・読出し可能なレジスタがRAM等
により構成されているとともに、マイクロコンピュータ
を使用するユーザーからも、任意に書込み・読出し可能
なRAMおよびレジスタが設けられている。
【0003】図4は、従来のマイクロコンピュータの要
部を示すブロック図である。図4に示されるように、本
従来例は、内部バス106に対応して、アドレス生成回
路102および命令制御回路103を含むCPU101
と、RAM104および105とを備えて構成されてお
り、命令制御回路103は、命令コード110を受け
て、当該命令コードに従った内部制御を行う機能を有し
ている。以下、図4を参照して、従来のマイクロコンピ
ュータに内蔵されるRAMおよびレジスタ等に対する書
込み・読出しの動作について説明する。
【0004】図4において、ユーザーにより作成された
プログラムにより発生する命令コード110は、CPU
101に含まれる命令制御回路103に入力され、命令
制御回路103による信号制御作用を介して当該命令コ
ードに従った動作が実行される。命令制御回路103に
よる実行動作に対応して、当該命令制御回路103から
は、通常の命令による書込み動作時においては通常書込
み信号111が出力され、また特別命令による書込み動
作時においては特別書込み信号112が出力される。一
般に、レジスタ等に対する書込み命令には、通常書込み
動作と特別書込み動作の2種類の命令があり、それぞれ
命令コード110により異なった命令として指定され
る。これらの2種類の命令による動作の差異について、
図5(a)に示される通常書込み動作時のフローチャー
ト、および図5(b)に示される特別命令による特別書
込み動作時のフローチャートを参照して説明する。通常
書込み動作時においては、図5(a)に示されるよう
に、ステップS11においてデータの読出しが行われ、ス
テップS12においては、読出されたデータが任意の番地
に書込まれるという2ステップの処理手順により動作が
終了する。一方、特別書込み動作時においては、図5
(b)に示されるように、ステップS21においてデータ
の読出しが行われ、ステップS22においては、データを
書込むアドレスが正しいか否かの確認がとられて、デー
タ書込みアドレスが正しいものと確認される場合には、
ステップS23において、読み出されたデータが当該アド
レスに書き込まれる。また、ステップS22において、デ
ータ書込みアドレスが正しいという確認がとれない場合
には、ステップS24において書込み処理を実行すること
なく、割込み信号を出力して命令を終了するという3ス
テップの処理手順により動作が行われる。
【0005】従って、通常書込み動作においては、2ス
テップの処理手順により命令実行が行われるため動作は
シンプルであり、命令実行のスピードは早いが、ノイズ
等の原因により命令コードに意図しない書込みコードが
入力されるような場合には、本来不必要な書込み処理が
実行されて、RAMおよび内部レジスタ等に格納されて
いるデータが破壊されるという問題がある。また、特別
書込み動作においては、書込みアドレスの確認動作を実
行するための処理手順を含む、3ステップの処理手順に
より命令実行が行われるため、前記通常書込み動作に比
較して命令実行のスピードが遅くなるという問題はある
が、ノイズ等の原因により命令コードに意図しない書込
みコードが入力されるような場合においても、当該書込
みコードによる書込み処理は行われることがなく、RO
Mおよび内部レジスタ等におけるデータが失われること
がないという利点がある。
【0006】通常は、マイクロコンピュータに内蔵され
るウォッチドッグ・タイマの制御レジスタおよびスタン
バイモードの制御レジスタ等に対しては、頻繁にはアク
セスが行われることはなく、高信頼性を要求されるレジ
スタに対する書込み動作においてのみ、上記の特別命令
による特別書込み動作を行う命令が指定される。一般
に、内部のROM104および105に対してデータの
書込みが行われる時には、命令コード110により、C
PU101に含まれる命令制御回路103対して書込み
コードが指定される。これに対応してアドレス生成回路
102においてはアドレス信号117が生成されて、R
AM104および105に入力される。また、命令制御
回路103からは通常書込み信号112が出力されて、
これらのRAM104および105に入力されており、
RAM104および105においては、それぞれアドレ
ス信号117および通常書込み信号112を受けて、内
部バス106上のデータが対応する任意のアドレスに書
込まれる。
【0007】近年においては、半導体集積回路における
技術進歩により、当該半導体集積回路の小型化、低価格
化および高性能化が進展しており、これを受けて、マイ
クロコンピュータの利用分野も拡大し、多彩の領域にお
いて有効に活用されており、自動車のアンチロック・ブ
レーキおよびエアーバックなどの人命にかかわる分野等
を含む、高信頼性が必要とされる範囲に亘って活用領域
が拡げられている。これに伴ない、セットとしての高信
頼性保証の方策だけではなく、マイクロコンピュータ単
体においても、ウォッチドッグ・タイマ等の動作の高信
頼性を保証するための回路も多々考慮されている。この
ウォッチドッグ・タイマ等の回路は、プログラムの暴走
またはデッドロックを検出するための機能を有してお
り、プログラム動作において異常が検出されると異常検
出割込みが発生され、この異常検出割込みを介して、マ
イクロコンピュータの動作の停止処理、マイクロコンピ
ュータに対するリセット処理、および割込み処理等によ
る内部RAMおよび内部レジスタにおけるデータ対比処
理等が行われている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のマイク
ロコンピュータにおいては、当該マイクロコンピュータ
単体の高信頼性を保証するために、プログラム動作に異
常が発生した場合には、ウォッチドッグ・タイマ等の回
路により当該プログラム動作の異常が検出されるように
構成されており、この検出結果を受けて異常検出割込み
処理が実行されて、マイクロコンピュータに対する動作
の停止またはリセット等が行われ、或はまた、割込み処
理により内蔵されるRAMおよび内部レジスタ等に対す
るデータ対比処理等が実行される。しかしながら、この
場合において、従来のマイクロコンピュータにおいて
は、これらの内蔵されるRAMおよび内部レジスタ等に
対するアクセスの方法として、ユーザーの意図する書込
み手段を任意に選択することができないために、対応策
として、マイクロコンピュータの信頼性を保持するため
に、内蔵されるRAMおよび内部レジスタ等に対するア
クセスの方法として、RAMおよび内部レジスタ等に関
して、特別命令による特別書込み動作を実行すると、当
該RAMおよび内部レジスタ等に対するアクセス・スピ
ードが制限されてしまい、マイクロコンピュータの全体
性能に影響を生じ性能が低下するという欠点がある。ま
たアクセス・スピードを優先して、前記RAMおよび内
部レジスタ等に関して通常の命令による通常書込み動作
を実行すると、マイクロコンピュータの信頼性が劣化す
るという欠点がある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のマイクロコンピ
ュータは、読み書き可能な複数のデータ格納手段を内蔵
し、前記データ格納手段に対する書込み命令が、それぞ
れのデータ格納手段に対して個別に規定される複数の書
込み命令により形成されるマイクロコンピュータにおい
て、前記データ格納手段に含まれる特定のデータ格納手
段に対する書込み命令を、他の任意の書込み命令に変更
することのできる書込み命令修正手段を備えることを特
徴としている。
【0010】なお、前記書込み命令修正手段は、CPU
より出力される複数の書込み信号を入力し、所定の制御
信号を介して前記複数の書込み信号に含まれる任意の書
込み信号を選択して、前記データ格納手段に送出する切
替回路と、前記制御信号を生成して出力する書込み制御
回路とを備えて構成してもよく、またCPUより出力さ
れる複数の書込み信号を入力し、外部より供給される所
定の制御信号を介して前記複数の書込み信号に含まれる
任意の書込み信号を選択して、前記データ格納手段に送
出する切替回路を備えて構成してもよい。また、前記読
み書き可能な複数のデータ格納手段は、その一部または
全てをRAMにより構成してもよい。
【0011】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0012】図1は本発明の第1の実施例を示すブロッ
ク図である。図1に示されるように、本実施例は、内部
バス106に対応して、アドレス生成回路102および
命令制御回路103を含むCPU101と、RAM10
4および105と、ライト制御レジスタ107と、切替
回路108および109とを備えて構成されており、命
令制御回路103は、命令コード110を受けて、当該
命令コードに従った内部制御を行う機能を有している。
また、図2は、上記の切替回路108の内部構成を示す
回路図であり、AND回路201および202と、OR
回路203と、インバータ204とを備えて構成され
る。以下、図1および図2を参照して、本実施例に内蔵
されるレジスタまたはRAMに対する書込み・読出しの
動作について説明する。
【0013】図1において、ユーザーにより作成された
プログラムにより発生する命令コード110は、CPU
101に含まれる命令制御回路103に入力され、命令
制御回路103による信号制御作用を介して当該命令コ
ードに従った動作が実行される。命令制御回路103に
よる実行動作に対応して、当該命令制御回路103から
は、通常の命令による通常書込み動作時においては通常
書込み信号112が出力され、また特別命令による特別
書込み動作時においては特別書込み信号111が出力さ
れる。レジスタ等に対する書込み命令には、通常書込み
動作と特別書込み動作に対応する2種類の命令があり、
それぞれ命令コード110により異なった命令として指
定される。これらの2種類の命令による動作の差異につ
いては、既に、図5(a)および(b)を参照して説明
したとうりである。命令制御回路103より出力される
特別命令による特別書込み信号111および通常の命令
による通常書込み信号112は、それぞれ切替回路10
8および109に分岐入力される。また、一方におい
て、切替回路108に対しては、書込み制御レジスタ1
07より出力される書込み設定信号113が入力され、
また切替回路109に対しては、書込み制御レジスタ1
07より出力される書込み設定信号114が入力されて
いる。
【0014】ここにおいて、RAM104および105
に対して、共に通常命令による通常書込み動作を行い、
その後において、RAM104に対しては通常命令によ
る通常書込み動作を行い、RAM105に対しては特別
命令による特別書込み動作を行うように指定される場合
についての動作を説明する。まず、RAM104および
105に対して通常命令による通常書込み動作を設定す
るために、内部バス106を介して、書込み制御レジス
タ107の任意ビットに“1”レベルが設定される。書
込み制御レジスタ107に“1”レベルが設定される
と、書込み制御レジスタ107より出力される書込み設
定信号113および114は、共に“1”レベルにて出
力され、上述のように、書込み設定信号113は切替回
路108に入力され、書込み設定信号114は切替回路
109に入力される。切替回路108および109は、
全く同一回路として構成されており、図2の回路図に示
されるとうりである。
【0015】切替回路108においては、書込み制御レ
ジスタ107より出力される“1”レベルの書込み設定
信号113は、AND回路202に入力されるととも
に、インバータ204により反転されてAND回路20
1に入力される。AND回路201に対しては、命令制
御回路103より特別書込み信号111も入力されてお
り、これらの両信号の論理積がとられて“0”レベルの
信号が出力され、OR回路203の一方の入力端に入力
される。これにより、特別書込み信号111はAND回
路201により遮断される。また、AND回路202に
対しては、命令制御回路103より通常書込み信号11
2も入力されており、上記の両信号の論理積がとられて
通常書込み信号が出力され、OR回路203の他方の入
力端に入力される。これにより、OR回路203から
は、書込み制御信号115として通常書込み制御信号が
出力される。他方、切替回路109においても、その動
作は切替回路108の場合と全く同様であり、当該切替
回路108のOR回路203からは、書込み制御信号1
16として通常書込み制御信号が出力される。これらの
書込み制御信号115および116は、それぞれバスを
介してRAM104および105に入力される。この場
合においては、命令コード110により通常書込み命令
が入力されると、前述のように、アドレス生成回路10
2より出力され、RAM104および105に入力され
るアドレス信号117を介して、それぞれRAM104
および105の任意のアドレスに対する書込み動作が行
われる。
【0016】次いで、RAM104に対しては通常命令
による通常書込み動作を行い、RAM105に対しては
特別命令による特別書込み動作を行うように設定する場
合には、内部バス106を介して書込み制御レジスタ1
07の任意ビットに、それぞれ“1”レベルおよび
“0”レベルが設定される。書込み制御レジスタ107
の任意ビットに“1”レベルおよび“0”レベルが設定
されると、書込み制御レジスタ107より出力される書
込み設定信号113は“1”レベルにて出力され、また
書込み設定信号114は“0”レベルにて出力されて、
書込み設定信号113は切替回路108に入力され、書
込み設定信号114は切替回路109に入力される。切
替回路108においては、書込み制御レジスタ107よ
り出力される“1”レベルの信号113は、AND回路
202に入力されるとともに、インバータ204により
反転されてAND回路201に入力される。AND回路
201に対しては、命令制御回路103より特別書込み
信号111も入力されており、これらの両信号の論理積
がとられて“0”レベルの信号が出力され、OR回路2
03に入力される。これにより、特別書込み信号111
はAND回路201により遮断される。また、AND回
路202に対しては、命令制御回路103より通常書込
み信号112も入力されており、上記の両信号の論理積
がとられて通常書込み信号が出力され、OR回路203
の他方の入力端に入力される。従って、OR回路203
よりは、書込み制御信号115として通常書込み制御信
号が出力される。また、他方、切替回路109において
は、書込み制御レジスタ107より出力される“0”レ
ベルの信号114は、AND回路202に入力されると
ともに、インバータ204により反転されてAND回路
201に入力される。AND回路201に対しては、命
令制御回路103より特別書込み信号111も入力され
ており、これらの両信号の論理積がとられて特別書込み
信号が出力され、OR回路203の一方の入力端に入力
される。また、AND回路202に対しては、命令制御
回路103より通常書込み信号112も入力されてお
り、上記の両信号の論理積がとられて“0”レベルの信
号が出力され、OR回路203に入力される。これによ
り、通常書込み信号112はAND回路202により遮
断される。従って、OR回路203よりは、書込み制御
信号116として特別書込み制御信号が出力される。こ
れらの書込み制御信号115および116は、それぞれ
バスを介してRAM104および105に入力される。
この場合においては、命令コード110により、通常の
書込み命令が入力されると、上述のように、書込み制御
信号115として通常書込み制御信号が入力されるRA
M104に対しては、アドレス生成回路102より出力
され、RAM104に入力されるアドレス信号117を
介して、通常の書込み命令による書込み動作が実行され
るが、書込み制御信号116として特別書込み制御信号
が入力されるRAM105に対しては、通常の書込み命
令によるアクセスが行われても、それに対する書込み動
作は実行されることはなく、命令コード110により、
特別の書込み命令によるアクセスが行われる場合におい
てのみ、当該特別書込み動作が実行される。
【0017】図3は、本発明の第2の実施例を示すブロ
ック図である。図3に示されるように、本実施例は、内
部バス106に対応して、アドレス生成回路102およ
び命令制御回路103を含むCPU101と、RAM1
04および105と、切替回路108および109とを
備えて構成されており、命令制御回路103は、命令コ
ード110を受けて、当該命令コードに従った内部制御
を行う機能を有している。本実施例の第1の実施例との
相違点は、本実施例においては、書込み制御レジスタ1
07が設けられておらず、代りに、切替回路108およ
び109に対して、それぞれ書込み制御外部端子302
および301が接続されていることである。また、本実
施例においても、切替回路108および109の内部構
成は、前述の図2と同様である。以下、図3および図2
を参照して、本実施例に内蔵されるRAMおよびレジス
タ等に対する書込み・読出しの動作について説明する。
【0018】図3において、ユーザーにより作成された
プログラムにより発生される命令コード110は、CP
U101に含まれる命令制御回路103に入力され、命
令制御回路103による信号制御作用を介して当該命令
コードに従った動作が実行される。命令制御回路103
による実行動作に対応して、当該命令制御回路103か
らは、通常の命令による書込み動作時においては通常書
込み信号112が出力され、また特別命令による書込み
動作時においては特別書込み信号111が出力される。
命令制御回路103より出力される特別書込み命令によ
る特別書込み信号111および通常の書込み命令による
通常書込み信号112は、それぞれ切替回路108およ
び109に分岐入力される。また、切替回路108およ
び切替回路109に対しては、書込み制御外部端子30
2および301より、それぞれ書込み設定信号118お
よび119が入力されている。
【0019】次に、本実施例における、RAM104お
よび105に対して通常書込み命令による通常書込み動
作を行い、その後において、RAM104に対しては通
常命令による通常書込み動作を行い、RAM105に対
しては特別命令による特別書込み動作を行うように指定
する場合についての動作を説明する。まず、RAM10
4および105に対し、通常命令による通常書込み動作
を設定するために、書込み制御外部端子302および3
01より入力される書込み設定信号118および119
は、共に“1”レベルに設定されて切替回路108およ
び109に入力される。切替回路108および109
は、全く同一の回路により構成されており、図2の回路
図に示されるとうりである。切替回路108において
は、“1”レベルの書込み設定信号(118)は、AN
D回路202に入力されるとともに、インバータ204
により反転されてAND回路201に入力される。AN
D回路201に対しては、命令制御回路103より特別
書込み信号111も入力されており、これらの両信号の
論理積がとられて“0”レベルの信号が出力され、特別
書込み信号111は遮断される。また、AND回路20
2に対しては、命令制御回路103より通常書込み信号
112も入力されており、上記の両信号の論理積がとら
れて通常書込み信号が出力され、OR回路203の他方
の入力端に入力される。これにより、OR回路203よ
りは、書込み制御信号115として通常書込み制御信号
が出力される。同様に、切替回路109においても、当
該切替回路109からは、書込み制御信号116として
通常書込み制御信号が出力される。これらの書込み制御
信号115および116は、それぞれバスを介してRA
M104および105に入力される。この場合において
は、命令コード110により、通常のライト命令が入力
されると、アドレス生成回路102より出力され、RA
M104および105に入力されるアドレス信号117
を介して、それぞれRAM104および105の任意の
アドレスに対する通常の書込み動作が行われる。
【0020】次に、RAM104に対しては通常命令に
よる特別書込み動作を行い、RAM105に対しては特
別命令による特別書込み動作を行うように設定する場合
においては、書込み制御外部端子302より入力される
書込み設定信号118は“1”レベルに設定されて切替
回路108に入力され、書込み制御外部端子301より
入力される書込み設定信号119は“0”レベルに設定
されて切替回路109に入力される。図2を参照して、
切替回路108においては、“1”レベルの書込み設定
信号(118)は、AND回路202に入力されるとと
もに、インバータ204により反転されてAND回路2
01に入力される。AND回路201に対しては、命令
制御回路103より特別書込み信号111も入力されて
おり、これらの両信号の論理積がとられて“0”レベル
の信号が出力され、特別書込み信号111は遮断され
る。また、AND回路202に対しては、命令制御回路
103より通常書込み信号112も入力されており、上
記の両信号の論理積がとられて通常書込み信号が出力さ
れ、OR回路203の他方の入力端に入力される。これ
により、OR回路203よりは、書込み制御信号115
として通常書込み制御信号が出力される。また、他方、
切替回路109においては、“0”レベルの書込み設定
信号(119)は、AND回路202に入力されるとと
もに、インバータ204により反転されてAND回路2
01に入力される。AND回路201に対しては、命令
制御回路103より特別書込み信号111も入力されて
おり、これらの両信号の論理積がとられて、特別書込み
信号が出力され、OR回路203の一方の入力端に入力
される。また、AND回路202に対しては、命令制御
回路103より通常書込み信号112も入力されてお
り、上記の両信号の論理積がとられて“0”レベルの信
号が出力され、通常書込み信号112は遮断される。こ
れにより、OR回路203よりは、書込み制御信号11
6として特別書込み信号が出力される。これらの書込み
制御信号115および116は、それぞれバスを介して
RAM104および105に入力される。この場合にお
いては、命令コード110により、通常の書込み命令が
入力されると、上述のように、書込み制御信号115と
して通常書込み制御信号が入力されるRAM104に対
しては、アドレス生成回路102より出力され、RAM
104に入力されるアドレス信号117を介して、通常
の書込み命令による書込み動作が実行されるが、書込み
制御信号116として特別書込み制御信号が入力される
RAM105に対しては、通常の書込み命令によるアク
セスが行われても、それに対する書込み動作は実行され
ることはなく、命令コード110により、特別の書込み
命令によるアクセスが行われる場合においてのみ、当該
特別書込み動作が実行される。
【0021】即ち、本実施例においては、書込み制御レ
ジスタ107に設定されるレベル信号の代りに、外部か
ら入力される書込み設定信号118および119によ
り、書込み命令の種類が、任意のタイミングにおいてダ
イナミックに切替えることが可能となる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、マイク
ロコンピュータに内蔵されるレジスタまたはRAMに対
する書込み命令の種類を、ユーザーの使用用途に対応し
て選択することができるために、ユーザーの指定によっ
て生じる誤動作による書込みを未然に防止することが可
能となり、内蔵レジスタまたはRAMの内部データに対
する信頼性を向上させることができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すブロック図であ
る。
【図2】本実施例における切替回路を示す回路図であ
る。
【図3】本発明の第2の実施例を示すブロック図であ
る。
【図4】従来例を示すブロック図である。
【図5】通常書込み動作および特別書込み動作における
処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
101 CPU 102 アドレス生成回路 103 命令制御回路 104,105 RAM 106 内部バス 107 書込み制御レジスタ 108,109 切替回路 110 命令コード 111 特別書込み信号 112 通常書込み信号 113,114,118,119 書込み設定信号 115,116 書込み制御信号 117 アドレス信号 118,119 書込み制御信号 201,202 AND回路 203 OR回路 204 インバータ 301,302 書込み制御外部端子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 読み書き可能な複数のデータ格納手段を
    内蔵し、前記データ格納手段に対する書込み命令が、そ
    れぞれのデータ格納手段に対して個別に規定される複数
    の書込み命令により形成されるマイクロコンピュータに
    おいて、 前記データ格納手段に含まれる特定のデータ格納手段に
    対する書込み命令を、他の任意の書込み命令に変更する
    ことのできる書込み命令修正手段を備えることを特徴と
    するマイクロコンピュータ。
  2. 【請求項2】 前記書込み命令修正手段が、CPUより
    出力される複数の書込み信号を入力し、所定の制御信号
    を介して前記複数の書込み信号に含まれる任意の書込み
    信号を選択して、前記データ格納手段に送出する切換回
    路と、前記制御信号を生成して出力する書込み制御回路
    とを備えて構成される請求項1記載のマイクロコンピュ
    ータ。
  3. 【請求項3】 前記書込み命令修正手段が、CPUより
    出力される複数の書込み信号を入力し、外部より供給さ
    れる所定の制御信号を介して前記複数の書込み信号に含
    まれる任意の書込み信号を選択して、前記データ格納手
    段に送出する切替回路を備えて構成される請求項1記載
    のマイクロコンピュータ。
  4. 【請求項4】 前記読み書き可能な複数のデータ格納手
    段が、その一部または全てがRAMにより構成されるこ
    とを特徴とする請求項1、2および3記載のマイクロコ
    ンピュータ。
JP05251260A 1993-10-07 1993-10-07 マイクロコンピュータ Expired - Fee Related JP3110222B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05251260A JP3110222B2 (ja) 1993-10-07 1993-10-07 マイクロコンピュータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05251260A JP3110222B2 (ja) 1993-10-07 1993-10-07 マイクロコンピュータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07104999A true JPH07104999A (ja) 1995-04-21
JP3110222B2 JP3110222B2 (ja) 2000-11-20

Family

ID=17220138

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP05251260A Expired - Fee Related JP3110222B2 (ja) 1993-10-07 1993-10-07 マイクロコンピュータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3110222B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101712623B (zh) 2009-12-22 2012-07-25 常州瑞明药业有限公司 一种盐酸甲氧那明的合成方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS542026A (en) * 1977-06-07 1979-01-09 Hitachi Ltd Memory unit
JPS5689701A (en) * 1979-12-24 1981-07-21 Minolta Camera Co Ltd Half mirror
JPH05127895A (ja) * 1991-10-31 1993-05-25 Toshiba Corp 汎用レジスタへの書込みプロテクト方式

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS542026A (en) * 1977-06-07 1979-01-09 Hitachi Ltd Memory unit
JPS5689701A (en) * 1979-12-24 1981-07-21 Minolta Camera Co Ltd Half mirror
JPH05127895A (ja) * 1991-10-31 1993-05-25 Toshiba Corp 汎用レジスタへの書込みプロテクト方式

Also Published As

Publication number Publication date
JP3110222B2 (ja) 2000-11-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2696511B2 (ja) パワーダウンモードからの復帰方式
JP3226055B2 (ja) 情報処理装置
US7246257B2 (en) Computer system and memory control method thereof
JPH07325764A (ja) エラー訂正可能なメモリ・デバイス
JPH08124380A (ja) 半導体メモリ及び半導体メモリアクセス方法
US7584388B2 (en) Error notification method and information processing apparatus
JPH07104999A (ja) マイクロコンピュータ
KR100388961B1 (ko) 정보처리시스템의 플래쉬 롬의 데이터 복구 제어장치
JPH0316655B2 (ja)
JPH1069399A (ja) マイクロコンピュータ
JPH09101910A (ja) 情報処理システム
JPH09167117A (ja) マイクロコンピュータおよびこれを用いたリアルタイムシステム
JP2702972B2 (ja) メモリ初期設定方式
JPS6127778B2 (ja)
JPH0981465A (ja) 主記憶制御装置
JPH06175888A (ja) 異常アクセス検出回路
JPH02302855A (ja) メモリ制御装置
JPH11296391A (ja) 半導体記憶装置
JPS59163653A (ja) デバツグ装置
JPH05334099A (ja) 状態設定レジスタの書込回路
JP2002268916A (ja) プログラム検証方法および装置
JPH03220649A (ja) パリティチェック回路
JPH0417200A (ja) 自己診断機能付きram
JPH07281922A (ja) 計算機のcpu診断方法
JPH04342032A (ja) 中央処理装置および方法

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19961008

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees