JPH0710485U - 車両のバキュームポンプ装置 - Google Patents

車両のバキュームポンプ装置

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JPH0710485U
JPH0710485U JP3769093U JP3769093U JPH0710485U JP H0710485 U JPH0710485 U JP H0710485U JP 3769093 U JP3769093 U JP 3769093U JP 3769093 U JP3769093 U JP 3769093U JP H0710485 U JPH0710485 U JP H0710485U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
pump
vacuum pump
pump shaft
shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP3769093U
Other languages
English (en)
Inventor
秀行 会森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UD Trucks Corp
Original Assignee
UD Trucks Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by UD Trucks Corp filed Critical UD Trucks Corp
Priority to JP3769093U priority Critical patent/JPH0710485U/ja
Publication of JPH0710485U publication Critical patent/JPH0710485U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】オイルギャラリからバキュームポンプへ潤滑オ
イルを直接的に供給できるようにすることを目的とす
る。 【構成】バキュームポンプ1をエンジンのギヤケース6
に取付け、ギヤケース6内でポンプ軸4を駆動するギヤ
7を付加すると共に、ポンプ1内の回転摺動部に潤滑オ
イルを供給するための油道9をポンプ軸4内部でその軸
心を貫通するように形成し、シリンダブロック13のオ
イルギャラリ14に、ポンプ軸4の一端に嵌合して油道
9に連通させてオイルジェット10を設ける。これによ
り、従来の潤滑オイル供給用配管を省略でき、部品点数
削減及びコスト低減が図れると共に耐久性及び信頼性が
向上する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両のバキュームポンプ装置に関し、特に、バキュームポンプ装置 の潤滑技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のバキュームポンプはVベルト駆動のジェネレータに同軸嵌合され、ジェ ネレータと共に回転する取付構造のため、ポンプの潤滑はシリンダブロックのオ イルギャラリからスチールパイプ等で取り出したオイルにより行うようになって いる(ニッサンディーゼルテキストブック『自動車工学エンジン編』昭和57年 3月発行)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、これだとスチールパイプ等をエンジン外装に這わせなければならず、 部品点数が増えてレイアウトやコストの面で不利となる。また、パイプは振動に よる破損や外的損傷を受けやすく信頼性にも問題があった。 本考案は上記の事情に鑑みてなされたものであり、シリンダブロックのオイル ギャラリから直接的にバキュームポンプ内へオイルを供給できるようにしたバキ ュームポンプ装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
このため、本考案のバキュームポンプ装置では、バキュームポンプをエンジン のギヤケースに取付け、ギヤケース内でポンプ軸を駆動するギヤを付加すると共 に、ポンプ内の回転摺動部に潤滑オイルを供給するための油道をポンプ軸内部で その軸心を貫通するように形成し、シリンダブロックのオイルギャラリに、ポン プ軸の一端に嵌合して前記油道に連通するオイルジェットを設ける構成とした。
【0005】
【作用】 かかる構成において、バキュームポンプはギヤケース内のギヤにより駆動され る。一方、潤滑オイルはシリンダブロックのオイルギャラリからオイルジャット により油道内に直接噴射され、ポンプ内の回転摺動部へと油道を通して供給され ることになる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。 図1において、例えば回転式ロータポンプからなるバキュームポンプ1は、複 数のベーン2を持つロータ3がポンプ軸4と共に回転すると、これに伴ってハウ ジング5内でベーン2により区画された室がロータ3の回転位置によって膨張・ 収縮を繰り返すことにより、図示しないバキュームタンク内の空気を吸い出すよ うになっている。
【0007】 このバキュームポンプ1はエンジンのギヤケース6外面に取付けられ、ギヤケ ース6内でポンプ軸4を駆動するポンプギヤ7と、カムシャフトギヤの回転をポ ンプギヤ7に伝えるアイドラギヤ8が噛合している。 ポンプ軸4にはその軸心を貫通するストレートな油道9が形成され、後述する オイルジェット10から噴射される潤滑オイルを、ポンプ軸4先端よりハウジン グ5内のベアリング11,12及びベーン2等の回転摺動部へと導くようになっ ている。
【0008】 シリンダブロック13内には、ポンプ軸4の端面に向けてオイルギャラリ14 が開口され、その開口部には、噴孔15をポンプ軸4の油道9に指向させたオイ ルジェット10の一端が嵌合されている。このオイルジェット10の他端は、ポ ンプ軸4の一端に嵌合され、図2に示すようにオイルシール16でシールされて いる。
【0009】 かかる構成において、バキュームポンプ1はギヤケース6内のギヤ7等により 駆動される。一方、潤滑オイルは、オイルジェット10によりシリンダブロック 13のオイルギャラリ14からポンプ軸4の油道9内に噴射され、図中矢印で示 す如く油道9を通ってポンプ軸4先端からハウジング5内の回転摺動部へと供給 され、吐出空気と共にクランクケース内に入りオイルパンに戻される。
【0010】 このように、シリンダブロック13内のオイルギャラリ内の潤滑オイルを、オ イルジェット10を介してバキュームポンプ1に直接的に供給できるので、従来 のスチールパイプ等の配管の省略化、つまり部品点数の削減が図れ、レイアウト やコストの面で有利となる。また、配管の省略化によりスチールパイプ等の振動 破壊や外的損傷に対する懸念が一掃されるので、装置の高い耐久性及び信頼性も 得られる。
【0011】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、バキュームポンプをエンジンのギヤケー スに取付け、ギヤケース内でポンプ軸を駆動するギヤを付加すると共に、ポンプ 内の回転摺動部に潤滑オイルを供給するための油道をポンプ軸内部でその軸心を 貫通するように形成し、シリンダブロックのオイルギャラリに、ポンプ軸の一端 に嵌合して油道に連通するオイルジェットを設けたので、シリンダブロックのオ イルギャラリからバキュームポンプへ潤滑オイルを直接的に供給できるため、従 来のスチールパイプ等配管の省略化、つまり部品点数の削減が図れ、レイアウト やコストの面で有利となる。また、配管の省略化によりスチールパイプ等の振動 破壊や外的損傷に対する懸念が一掃されるので、装置の高い耐久性及び信頼性も 得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のバキュームポンプ装置の一実施例の取
付け状態を示す断面図
【図2】同上実施例のポンプ軸とオイルジェットの嵌合
部の拡大図
【符号の説明】
1 バキュームポンプ 4 ポンプ軸 6 ギヤケース 7 ポンプギヤ 9 油道 10 オイルジェット 13 シリンダブロック 14 オイルギャラリ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】バキュームポンプをエンジンのギヤケース
    に取付け、ギヤケース内でポンプ軸を駆動するギヤを付
    加すると共に、ポンプ内の回転摺動部に潤滑オイルを供
    給するための油道をポンプ軸内部でその軸心を貫通する
    ように形成し、シリンダブロックのオイルギャラリにポ
    ンプ軸の一端に嵌合して前記油道に連通するオイルジェ
    ットを設けたことを特徴とする車両のバキュームポンプ
    装置。
JP3769093U 1993-07-09 1993-07-09 車両のバキュームポンプ装置 Pending JPH0710485U (ja)

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