JPH07104751A - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JPH07104751A
JPH07104751A JP5269426A JP26942693A JPH07104751A JP H07104751 A JPH07104751 A JP H07104751A JP 5269426 A JP5269426 A JP 5269426A JP 26942693 A JP26942693 A JP 26942693A JP H07104751 A JPH07104751 A JP H07104751A
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midi
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tone color
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Shiro Sugiyama
四郎 杉山
Takuya Fujishima
琢哉 藤島
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Yamaha Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子楽器において、設定したパラメータの本
来の設定値を保護すると共に、ユーザの混乱を防止する
ことを目的とすること。 【構成】 表示装置1には、VOICE A には1チャンネ
ル、VOICE B には3チャンネルのMIDI受信チャンネルが
設定されていることが表示されている。これらの設定チ
ャンネルはF3スイッチあるいはF4スイッチを操作し
た上で、「+」スイッチあるいは「−」スイッチを操作
することにより任意の受信チャンネルを設定することが
できる。そして、MIDI受信を禁止すべくF1スイッチを
操作すると、「OFF 」表示がされると共に、設定された
チャンネルの表示がマスクされて、チャンネルを変更す
ることが禁止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パラメータを編集でき
る電子楽器において、表示装置に表示されたパラメータ
を目視しながらパラメータを編集する電子楽器に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】最近の電子楽器においては、ほとんどの
機種がコンピュータを用いて楽音を発音しており、さら
にこのコンピュータを利用していろいろな機能を電子楽
器に有させることができるようになっている。例えば、
種々の音色を予め用意しておきこれらの音色の1つを選
択して発音する場合に、選択した音色にさらに手を加え
て発音させたり、演奏中に操作子を用いて効果音を付加
したりする機能をコンピュータを利用して行っている。
また、電子楽器には演奏情報をディジタルで伝送するた
めのインターフェース規格がMIDI(Musical Instrument
s Digital Interface)規格として国際的に統一されてお
り、このMIDI端子を備えた電子楽器も数多く商品化され
ている。そして、このMIDIを用いて演奏する場合の制御
もコンピュータを利用して行っているのである。
【0003】このような電子楽器の従来の一例を図9を
参照しながら説明する。この図において、CPU(中央
処理装置)101はバスライン100に接続されてお
り、ROM(Read Only Memory) 102に記憶されてい
るCPUプログラムに基づいてバスライン100よりの
データを取り込み、取り込んだデータが、例えば鍵盤1
05のイベント検出データの場合であったときは、楽音
波形発生部108にバスライン100を介して発音デー
タや音色データを送ることにより発音の制御を行うよう
にしている。また、この時発音される楽音は、ROM1
02に記憶されている複数の音色の内選択されたプリセ
ット音色による音色により、あるいは、RAM(Random
Access Memory) 103にユーザが記憶した音色等の音
色により発音される。
【0004】また、設定操作子106は音色パラメータ
等を設定するための操作子であり、表示部107に表示
されたパラメータを見ながら設定するものである。さら
に、MIDII/F104はMIDIケーブルが接続されること
により、他の楽器からの演奏情報を受けたり、他の楽器
へ演奏情報を伝送させるためのインターフェースであ
り、このインターフェース104に設けられた3つの端
子の内端子「IN」は演奏情報を入力する端子であり、
端子「OUT」はその楽器の演奏情報を出力する端子で
あり、 端子「THRU」は端子「IN」から入力され
た演奏情報をそのまま出力する端子である。
【0005】次に、上記ROM102とRAM103の
メモリ領域の割り当ての例を図10に示す。この図の
(a)に示すように、ROM102のメモリ領域はCP
Uプログラムに割り当てられた領域が主であり、他にプ
リセットされた音色を記憶している領域がプリセット音
色データ群(PTCG)として割り当てられている。ま
た、(b)に示すようにRAM103のメモリ領域はユ
ーザが設定できるユーザ音色データ群(UTCG)領域
と、音色Aに対するMIDI受信チャンネル設定値 VOICE A
CH の領域、音色Bに対するMIDI受信チャンネル設定値
VOICE B CH の領域、及びMIDIを受けるか受けないかの
フラグを記憶する領域、さらには、その他のデータ領域
とされてる。なお、上記フラグは「1」で受信可能(O
N)であり、「0」で受信禁止(OFF )とされている。
そして、RAM103に記憶するパラメータデータは表
示部107に表示される編集画面を参照しながら所望の
パラメータデータを設定するようにされている。
【0006】
【発明の解決しようとする課題】このような従来の、ON
/OFF 機能を持つパラメータデータを設定表示する表示
部においては、「OFF 」とパラメータデータを設定した
時においても、その場合には使用しないパラメータデー
タの変更が可能とされていると共に、「OFF 」時に特別
の表示を行うようにはしていなかった。。このため、
「OFF 」時にパラメータデータの変更が可能であり、特
に「OFF 」であることを認識せずにパラメータデータを
変更してしまうおそれがあり、このように例えばMIDIチ
ャンネルに関するデータなどのパラメータデータを変更
してしまうと、「ON」に復帰させた時にチャンネル設定
違いにより演奏発音ができなくなったり、異なる音色が
発音されたりすることによりユーザに混乱を与えると云
う問題点があった。そこで、本発明は本来の設定値を保
護すると共に、ユーザの混乱を防止することを目的とす
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は「ON」と設定した時と、「OFF 」と設定し
た時とでは表示部に表示されるパラメータデータ等の表
示態様を変えるようにしたものである。さらに、本発明
は「OFF 」と設定した時に対応するパラメータデータの
編集を禁止するようにしたものである。
【0008】
【作用】本発明によれば、「OFF 」の状態の告知の視認
性が高められるため、「OFF 」状態を誤って「ON」状態
と見誤ることが防止される。また、「OFF 」状態の時は
パラメータデータの編集が禁止されているため、本来の
パラメータデータを保護することができるようになる。
【0009】
【実施例】本発明は、表示部及び表示を制御する手段に
特徴を有するものであるので、表示部に表示される画面
を参照しながら本発明を説明することにする。図1に本
発明の表示画面の一例を示す。この図の(a)には「PL
AY」と示されたプレイモード時の表示画面がLCD等の
表示装置1に表示されている。このプレイモード時に
は、図示するように、例えば、音色A(VOICE A)として
グランドピアノ(GRAND PIANO)が選択されており、音色
B(VOICE B) としてストリングス(STRINGS )1が選択
されている。また、表示装置1の下部にはスイッチF1
〜F6からなる第1の操作子2が設けられており、右横
にはスイッチ「+」「−」からなる第2の操作子3が、
右斜め下方向には「 PLAY 」「EDIT」からなる第3の操
作子4がそれぞれ配置されている。なお、「A」,
「B」の次に表示されている数字「12」及び「24」
はROM等に記憶されている音色番号である。
【0010】この表示画面のときに、第3の操作子4の
「EDIT」スイッチを押すと「EDIT」と表示される編集モ
ードとなり、同図(b)に示すような編集画面となる。
この場合は、第1の操作子2の各スイッチF1〜F6を
操作すると、次のようなモードの編集を行える表示画面
となる。すなわち、F1スイッチを操作すると音色Aと
音色Bの音色データの編集を行えるボイスパラメータ編
集モード(V.PAR)となる。また、F2スイッチを操作す
ると鍵盤に関するパラメータの編集モード(KBD)とな
る。なお、鍵盤に関するパラメータは、例えば鍵域に対
する音色の割当等のパラメータである。さらに、F3ス
イッチを操作するとエフェクト編集モード(EFCT) とな
り、残響等の音響効果のパラメータを設定できる。次
に、F4スイッチを操作すると移調の編集モード(TRS
P) となり、F4スイッチを操作するとMIDIに関するパ
ラメータを設定するMIDIモード(MIDI) となる。最後の
F6スイッチは編集モードからプレイモードに戻すため
のスイッチである。
【0011】この図1(b)に示す表示画面時にF5ス
イッチを操作したとする。すると、表示装置1に表示さ
れる表示画面は前記したようにMIDI編集モードとなり、
その表示画面は図2(a)に示す「EDIT MIDI MENU」と
表示される画面となる。この場合は、第1の操作子2の
F1スイッチを操作するとMIDI受信チャンネル(Rx CH)
の設定を行う表示画面となり、F2スイッチを操作する
とMIDI送信チャンネル(Tx CH) の設定を行う表示画面と
なる。ここでは、F1スイッチを操作した場合の表示装
置1に表示される表示画面を同図(b)に示す。
【0012】この(b)に示すように、この場合は「ED
IT MIDI RECEIVE CH」と表示装置1に表示されると共
に、図示するようにMIDI受信チャンネルは音色A(VOIC
E A)には1チャンネルが割り当てられており、音色B
(VOICE B)には3チャンネルが割り当てられている。従
って、MIDIチャンネルの1チャンネルで伝送されてきた
演奏情報により、音色Aとして選択されたグランドピア
ノの音色が発音されるようになり、MIDIチャンネルの3
チャンネルで伝送されてきた演奏情報により音色Bとし
て選択されたストリングス1の音色が発音されるように
なる。なお、この(b)に示す状態はMIDI受信可能に設
定されている時であり、このためF2スイッチの上の表
示装置1の部分に「ON」と表示されている。さらに、受
信チャンネルを変更する時は第2の操作子3である
「+」スイッチまたは「−」スイッチを操作して、所望
の受信チャンネルを音色A及び音色Bに割り当てれば良
い。
【0013】ところで、この(b)に示す表示画面のと
きに、F1スイッチを操作するとMIDI受信禁止モードと
され、表示装置1の表示態様が変わる。その一例を同図
(c)に示す。この図に示すようにMIDI受信禁止モード
時には「VOICE A 」及び「VOICE B 」 の下に表示され
たチャンネル表示がマスクされる表示態様とされる。た
だし、この表示態様はマスクする態様に限らずチャンネ
ルデータを薄く表示する態様、あるいはブリンクする態
様としても良い。さらに、MIDI受信禁止とされた時はMI
DI受信チャンネル等のMIDIに関するパラメータの変更が
禁止される。このように、MIDI受信禁止とされている状
態を表示装置1の表示態様を変えることにより、ユーザ
に告知するようにしたため、そのモードの視認性が高め
られユーザの誤認を防止することができる。さらに、こ
の場合MIDIに関するパラメータの変更が禁止されている
ため、MIDI受信可能状態に復帰させた時にMIDI受信チャ
ンネルの設定違い等によるユーザの混乱を防止すること
ができる。
【0014】このように動作する本発明の電子楽器の構
成は、前記図9に示すブロック図の構成とほぼ同じであ
るので省略するが、従来の構成に比して表示部の構成と
この表示部を制御する手段が前記説明したように異なる
ようにされている。そこで、本発明の電子楽器における
各部のフローチャートを参照しながら本発明の電子楽器
の動作を説明する。
【0015】図3に示すフローチャートはCPUのメイ
ンプログラムのフローチャートを示すものであり、ま
ず、電子楽器の電源が投入されるとメインプログラム3
0の「初期設定」ステップ31となり、予め定められた
初期状態に設定されて一応発音できる状態とされる。次
に、操作子や鍵盤をスキャンする「操作子スキャン,鍵
盤スキャン」ステップ32に移行し、パネルに設けられ
た操作子及び鍵盤がスキャンされることにより、そのイ
ベントが検出される。その後、「動作モード管理」ステ
ップ33に移行し、プレイモードになっているか編集モ
ードになっているかの基本モードの管理が行なわれる。
そして、プレイモードになっていれば「音色指定処理e
tc(プレイモード処理)」ステップ35に移行し、ボ
タン等が操作されることにより指定された音色のデータ
が楽音波形発生部に送られることにより指定された音色
で発音するための準備処理が行われる。次に、「発音処
理」ステップ37に移行して楽音波形発生部から発音が
行われる。
【0016】また、モードが編集モードとされたときは
「EDIT処理」ステップ36に移行し、後述するパラメー
タを編集する処理が行われる。そして、この編集処理が
終わると「発音処理」ステップ37に移行し、音色パラ
メータが編集されていれば編集された音色パラメータに
より発音処理が行われる。さらに、「その他の処理」ス
テップ38に移行してその他いろいろな処理が行われ
て、「操作子スキャン,鍵盤スキャン」ステップ32に
戻る。このステップ32からステップ38まではループ
とされて常時循環されており、鍵盤のキーオンやキーオ
フのイベントがあった時に発音が遅れることなく処理で
きるように、十分速い周期でこのループは循環されてい
る。
【0017】次に、前記「EDIT処理」ステップ36の詳
細を図4に示す。図1(a)に示す「EDIT」スイッチが
操作されるとモード切換が行われ、この図に示す「EDIT
MENU」モード42とされ表示装置1には「MENU」画面
が表示される。そして、図1(b)に示す第1の操作子
のスイッチF1からF6を操作するとそれらのスイッチ
に対応する処理モードの表示画面とされる。すなわち、
F1スイッチを操作すると「音色パラメータ編集処理」
モード43の表示画面とされ、F2スイッチを操作する
と「鍵盤設定処理」モード44の表示画面とされ、F3
スイッチを操作すると「効果パラメータ編集処理」モー
ド45の表示画面とされ、F4スイッチを操作すると
「移調設定処理」モード46の表示画面とされ、F5ス
イッチを操作すると「MIDI設定処理」モード47の表示
画面とされ前記のような編集処理を行うことができる。
さらに、F6スイッチを操作するとプレイモードへ戻
り、プレイモードの表示画面となる。
【0018】次に、F5スイッチを操作して「MIDI設定
処理」モードとした場合のフローチャートをさらに図5
に示す。まず、F5スイッチを操作すると「MIDI MENU
」モード52とされ図2(a)に示すような「MIDI ME
NU 」表示画面とされる。この表示画面の状態におい
て、F1スイッチを操作すると「MIDI受信CH設定処
理」モード53とされ、F2スイッチを操作すると「MI
DI送信CH設定処理」モード54とされ、前記説明した
ような設定処理が行われる。さらに、F6スイッチを操
作すると前の画面である「EDIT MENU 」画面に戻るよう
にされる。
【0019】次に、F1スイッチを操作した場合につき
説明する。F1スイッチを操作すると前記したように
「MIDI受信CH設定処理」モードされ、このモードにお
ける動作を図6に示すフローチャートを参照しながら説
明する。まず、「MIDI ON FLG=0 ? 」のステップ61で
MIDI受信可能(ON)状態か、MIDI受信禁止状態(OFF )
かが検出され、MIDI受信可能状態と設定されている時
は、「F2SW ON イベント有り?」のステップ62に移
行し、F2スイッチが操作されたか否かが検出される。
そして、F2スイッチが「オン」されたと検出された時
は「MIDI ON FLG ←1」のステップ63に移行して、こ
のステップ63において、MIDI受信可能状態を示すフラ
グ(MIDI ON FLG )を「1」に設定すると共に、受信チ
ャンネル(Rx CH )を「ON」と表示し、「VOICE A 」の
チャンネルと「VOICE B 」のチャンネルとの設定値を表
示装置1に図2(b)に示すように表示する。
【0020】また、最初のステップにおいてMIDI受信可
能(MIDI ON FLG=1 )状態とされている時は、「F1 S
W ONイベント有り?」のステップ65に移行して、F1
スイッチが操作されたか否かが検出される。そして、F
1スイッチが「オン」されたと検出された時は「MIDI O
N FLG ←0 」のステップ66に移行して、このステップ
66において、MIDI受信禁止状態を示すフラグ(MIDI O
N FLG )を「0」に設定すると共に、受信チャンネル
(Rx CH )を「OFF 」と表示し、「VOICE A 」のチャン
ネルと「VOICE B 」のチャンネルとの設定値の表示を図
2(c)に示すようにマスクする。
【0021】さらに、「F2 SW ONイベント有り?」の
ステップ62でF2スイッチが操作されていないと検出
された時は、MIDI受信禁止状態が維持されていると判断
して、受信チャンネル(Rx CH )を「OFF 」と表示し続
け、「VOICE A 」のチャンネルと「VOICE B 」のチャン
ネルとの設定値の表示を図2(c)に示すようにマスク
し続ける。また、「F1 SW ONイベント有り?」のステ
ップ65でF1スイッチが操作されていないと検出され
た時は、MIDI受信可能状態が維持されていると判断し
て、受信チャンネル(Rx CH )を「ON」と表示し続け、
「VOICE A 」のチャンネルと「VOICE B 」のチャンネル
との設定値を表示し続ける。
【0022】そして、ステップ64及びステップ67か
らは「MIDI ON FLG=1?」ステップ68に移行して、MIDI
受信可能状態にあるか否かが検出され、受信可能状態で
あれば、ステップ69に移行するが、MIDI受信禁止状態
の時はここでの処理は終了する。このステップ69にお
いては音色Aと音色Bとに設定される音色の処理が行わ
れる。この場合、F3スイッチを操作すると音色A(VOI
CE A)に関する受信チャンネルの編集が可能になり、F
4スイッチを操作すると音色B(VOICE B )に関する受
信チャンネルの編集が可能になる。この場合、編集可能
にされる音色が図2(b)に示すように例えば囲み表示
される。
【0023】そして、音色Aと音色Bの受信チャンネル
の編集は図2(b)に示す「+」スイッチあるいは
「−」スイッチを操作することにより行われるが、これ
らのスイッチのイベントは図7に示すステップ70で管
理され、「+」スイッチと「−」スイッチのイベント回
数や操作態様に応じて受信チャンネルが設定されるよう
になる。この操作態様には図7に示す「ノーマルONイベ
ント」,「ダブルクリックONイベント」及び「+/−SW
同時押しイベント」がある。単純に1回ずつ「+」スイ
ッチあるいは「−」スイッチを操作した時が「ノーマル
ONイベント」となり、スイッチを押す毎に受信チャンネ
ルが変更されるようになる。この場合のステップがステ
ップ71以下に示すステップであり、ステップ71にお
いて音色A(VOICE A )の設定か否かが検出され、音
色Aと検出された場合はステップ72に移行し、「+」
スイッチが操作されたか否かが検出される。そして、
「+」スイッチの操作が検出された時はステップ73に
より音色Aの受信チャンネルが1つ増加するよう更新さ
れ、「+」スイッチの操作と検出されない時は「−」ス
イッチの操作と判断され、ステップ74により音色Aの
受信チャンネルが1つ減少するよう更新される。
【0024】また、ステップ71において音色Aの設定
と検出されない時はステップ75に移行し、音色B(VO
ICE B )の設定か否かを検出する。このステップ75
において、音色Bと検出された時はステップ76に移行
し、「+」スイッチが操作されたか否かが検出される。
そして、「+」スイッチの操作が検出された時はステッ
プ77により音色Bの受信チャンネルが1つ増加するよ
う更新され、「+」スイッチの操作と検出されない時は
「−」スイッチの操作と判断され、ステップ78により
音色Bの受信チャンネルが1つ減少するよう更新され
る。さらに、ステップ75において音色Bの設定である
ことが検出されない時はこの処理は終了し、元の状態に
戻る。
【0025】なお、この場合音色Aと音色Bを同時に設
定するようF3スイッチとF4スイッチとが操作されて
いると、「+」スイッチあるいは「−」スイッチにより
チャンネル間の差が保たれたまま受信チャンネルを増減
することができる。また、「+」スイッチあるいは
「−」スイッチを素早く2回操作したときは「ダブルク
リックONイベント」とされ、ステップ79に移行する。
このステップ79において、音色A(VOICE A )の設
定か否かが検出され、音色Aと検出され場合はステップ
80に移行し、「+」スイッチが操作されたか否かが検
出される。そして、「+」スイッチの操作が検出された
時はステップ81により音色Aの受信チャンネルが3つ
増加するよう更新され、「+」スイッチの操作と検出さ
れない時は「−」スイッチの操作と判断され、ステップ
82により音色Aの受信チャンネルが3つ減少するよう
更新される。
【0026】また、ステップ79において音色Aの設定
と検出されない時はステップ83に移行し、音色B(VO
ICE B )の設定か否かを検出する。このステップ83
において、音色Bと検出された時はステップ84に移行
し、「+」スイッチが操作されたか否かが検出される。
そして、「+」スイッチの操作が検出された時はステッ
プ85により音色Bの受信チャンネルが3つ増加するよ
う更新され、「+」スイッチの操作と検出されない時は
「−」スイッチの操作と判断され、ステップ86により
音色Bの受信チャンネルが3つ減少するよう更新され
る。さらに、ステップ83において音色Bの設定である
ことが検出されない時はこの処理は終了する。
【0027】ところで、「+」スイッチと「−」スイッ
チとを同時に操作すると、「+/−同時押しイベント」
とされ、ステップ87に移行する。このステップ87に
おいて音色A及び音色B共に受信チャンネルが1と設定
され、この処理は終了する。また、ステップ70におい
て一定時間スイッチの操作が検出されない時はイベント
なしとしてこの処理は終了し、元の状態に復帰する。な
お、MIDI受信チャンネルは例えば1から16チャンネル
の16チャンネルの内のいずれかのチャンネルが選択設
定されるようになされており、16を越えて増加された
ときは例えば1に戻るようにされているが、これに限ら
ず16で停止するようにしても良い。
【0028】次に、発音処理の概略を図8に示すフロー
チャートを参照しながら説明する。ステップ91におい
て、鍵盤の押鍵イベントがあると検出された時は、手弾
き発音処理ステップ92に移行して押鍵された鍵盤のKE
Y に基づいた発音の処理がされる。そして、ステップ9
3に移行するがステップ91において鍵盤の押鍵イベン
トが検出されない時もステップ93に移行する。このス
テップ93において「MIDION FLG=1?」が検出され、MID
I受信可能に設定(MIDI ON FLG=1 )されている時は、
ステップ94において受信されたMIDI信号から KEYイベ
ントが検出され、KEY イベントが検出された時にステッ
プ95によりMIDI発音処理が行われて発音されるように
なる。また、ステップ93においてMIDI受信禁止と検出
された時は、「手弾き発音処理」ステップ92による発
音処理により発音される。
【0029】なお、図3に示すCPUのフローチャート
におけるステップ32において、MIDI ON FLG の検出も
行うようにして、このフラグの情報をバッファに入れて
おくようにすると、以上の説明したフローチャートにお
いてMIDI ON FLG の検出を行う場合に、このバッファの
内容を検出することにより、MIDI受信可能状態であるか
否かの検出を行うことができる。さらに、本発明はMIDI
関連パラメータに限らず、操作子の「ON/ OFF」とその
関連パラメータ等、他の種類のパラメータの設定表示に
関しても適用することができる。
【0030】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、
「OFF 」の状態の告知の視認性が高められるため、「OF
F 」状態を誤って「ON」状態と認識することが防止され
る。また、「OFF 」状態の時はパラメータデータの編集
が禁止されているため、本来のパラメータデータを保護
することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプレイモード時の表示画面である。
【図2】本発明の編集モード時の表示画面である。
【図3】CPUのフローチャートを示す図である。
【図4】編集処理の詳細ステップを示す図である。
【図5】MIDI設定処理のステップを示す図である。
【図6】MIDI受信チャンネル設定処理のフローチャート
を示す図である。
【図7】MIDI受信チャンネル設定処理のフローチャート
を示す図である。
【図8】発音処理の概略を示す図である。
【図9】従来の電子楽器の構成を示す図である。
【図10】ROMとRAMのメモリ領域を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 表示装置 2 第1の操作子 3 第2の操作子 4 第3の操作子 30〜38 CPUの各ステップ 40〜48 編集処理の各モード 50〜55 MIDI設定処理の各モード 60〜87 MIDI受信チャンネル設定処理の各ステップ 90〜95 発音処理の各ステップ 100 バスライン 101 CPU 102 ROM 103 RAM 104 MIDIインタフェース 105 鍵盤 106 設定操作子 107 表示部 108 楽音波形発生部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パラメータを編集するパラメータ編集手段
    と、 該パラメータ編集手段で編集されたパラメータを記憶す
    るパラメータ記憶手段と、 該記憶手段に記憶されたパラメータを表示する表示手段
    と、 上記パラメータ記憶手段に記憶されたパラメータに基づ
    いて楽音を発生する楽音発生手段と、 上記パラメータ記憶手段に記憶された上記パラメータの
    機能を制御する制御手段とを備え、 該制御手段によりパラメータに基づく楽音発生を行わな
    いように制御した時は、上記表示手段に表示されるパラ
    メータの表示態様を変更するようにしたことを特徴とす
    る電子楽器。
JP5269426A 1993-10-04 1993-10-04 電子楽器 Expired - Lifetime JP3044986B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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