JPH07104725A - 文字の変形制御方式 - Google Patents

文字の変形制御方式

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JPH07104725A
JPH07104725A JP5249656A JP24965693A JPH07104725A JP H07104725 A JPH07104725 A JP H07104725A JP 5249656 A JP5249656 A JP 5249656A JP 24965693 A JP24965693 A JP 24965693A JP H07104725 A JPH07104725 A JP H07104725A
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Tamaki Ogawa
環 小川
Motoki Mori
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NIIGATA NIPPON DENKI SOFTWARE KK
NEC Corp
NEC Software Niigata Ltd
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NIIGATA NIPPON DENKI SOFTWARE KK
NEC Corp
NEC Software Niigata Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】行書体及び草書体等、日本の筆文字における
「文字にまたがる筆の流れ」を考えた、より自然な文字
の連なりを実現することである。 【構成】本発明は、文字の輪郭線を作るための制御デー
タ2aと、文字を書くときの画(筆)の方向を示す中心
線を作るための制御点データ1aと、文字の第一画目と
最終画を認識するための画データと、制御データを元に
文字の輪郭線及び中心線を算出し、中心線をデータと輪
郭線データを得る。次に現在の文字の最終画と次文字の
第一画がなめらかな仮想曲線でつながれるように、現在
文字最終画の中心線データ及び次文字第一画の中心線デ
ータを修正し、更に修正された中心線に沿う輪郭線が得
られるように、輪郭線制御データを修正する。この修正
された輪郭部制御データを用いて、文字を展開し印刷す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理分野におい
て、日本語ワードプロセッサの、行書体や草書体などの
筆文字の表示及び印刷に関し、特に筆文字における筆の
流れを考慮した文字の変形制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の日本語ワードプロセッサにおいて
は、その表示及び印刷において、固定化された文字パタ
ーンが用いられている。従って、文字パターンに変化を
付けるときに、予め外字として登録された文字パターン
を用いるようになされている(方式A)。または、図2
に示すように、ある文字の終点と次の文字の始点とを直
線で結び、草書体や筆記体の文書を作成できると言うも
のであった(方式B 特開昭62−177586)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
方式Aでは、予め外字として登録された文字パターンを
用いることにより、文字に変化を付けることが出来る
が、予め登録できる外字の数に制限があるので、無数に
ある文字の並び方に対応出来ないと言う欠点があった。
【0004】また、後者の方式Bでは、文字と文字の間
を直線で繋ぐため、必ずしも自然な文字の連なりを表現
できない。加えて、図3のような場合に、文字間をつな
ぐかどうかを判断する必要があり、つなぐ場合であれば
どこまで補正するかということを決定しなければならな
い。結果的に中途半端なつなぎかたをしてしまうことが
あった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の文字の変形制御
方式は、文字の第一画と最終画を認識できる文字の輪郭
線を作るための制御データと、文字の第一画と最終画を
認識できる文字を書くときの画(筆)の方向を示す中心
線を作るための制御データとを格納する記憶手段と、制
御データを元に、文字の輪郭線制御データおよび中心線
制御データを得ると共に中心線制御データを変更し、さ
らに輪郭線データを変更する計算部と、輪郭線制御デー
タを元に文字パターンをバッファ上に展開するラスタラ
イザとを有する。
【0006】更に本発明の文字の変形制御方式は、請求
項1記載の文字の変形制御方式において、計算部はn文
字目の最終画の終端での中心線の方向とn+1文字目の
第一画の始端での中心線の方向との接線をもとに、n文
字目の最終画とn+1文字目の第一画をつなぐ滑らかな
曲線になるように中心線制御データと輪郭線制御データ
を変更する計算部を有している。
【0007】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0008】図1は本発明の一実施例である装置の要部
の構成を表すブロック図である。図1において、本発明
の一実施例は、日本語文書処理装置、すなわち日本語ワ
ードプロセッサで文字の第一画と最終画を認識できる文
字の中心線制御データ1と、文字の第一画と最終画を認
識できる文字の輪郭線制御データ2とを格納する記憶手
段1,2と、中心線の制御データ1aと輪郭線の制御デ
ータ2aとを元に中心線・輪郭線制御データを求めると
共に、該中心線制御データの一部を変更し、同時に該当
する部分の輪郭線データを修正する計算部3と、文字を
ビットマップ展開するためのバッファ4と、輪郭線制御
データを元に文字パターンを展開済みの文字パターンを
格納するバッファ8に展開するラスタライザ5と、表示
装置としてのCRT7と、印刷装置としてのプリンタ6
とを含む。
【0009】まず、本実施例において用いている、3次
ベジエ関数によるアウトラインフォントの生成技術につ
いて簡単に述べておく。一般にアウトラインフォントに
は次のような特徴がある。
【0010】1.文字フォント情報を文字輪郭の各線
(曲線)分のベクトルデータで持つ。
【0011】2.ラスタライザにより、データの加工と
データのイメージマップへの展開を行い、多彩な文字を
きれいに表示させることが可能。
【0012】※ラスタライザ…デジタルデータをイメー
ジ展開する機能、またはそのものを指す。そして、1本
の線分を4つの制御点(x1 ,y1 )〜(x4 ,y4
で表し、その3次の近似関数(ベジエ曲線)求める。
【0013】 x=x1 * B1(T)+x2 * B2(T)+x3 * B3(T)+x4 * B4 (T) …… (1) y=y1 * B1(T)+y2 * B2(T)+y3 * B3(T)+y4 * B4 (T) …… (2) ここでT(0≦T≦1)は媒介変数である。
【0014】B1(T)=(1−T)3 B2(T)=3T(1−T)2 B3(T)=3T2 (1−T) B4(T)=T3 次に動作について図2に従って説明する。
【0015】ある文字列の、n文字目とn+1文字目の
つながりについて、n文字目最終画とn+1文字目の第
一画の変形制御を例に取る。まず、n文字目とn+1文
字目について中心線制御データ1を計算部3に読み込
み、ラスタライザ5を用いて実際にバッファ4上に文字
パターンを展開してみる。ここで、n文字目の最終画の
終端およびn+1文字目の第一画の始端の位置とそれぞ
れの端点における中心線の方向を求めておく。
【0016】ここで文字の画データ、中心線及び輪郭線
の制御点のデータについて図3を参照して説明する。本
実施例では文字の中心線及び輪郭線は3次ベジエ曲線の
組み合わせで構成されており、制御点データは各々の線
分に対して4個の制御点で表される。図3に示したよう
にn文字目の文字「3」に対して定義された制御点は、
第一画目と最終画に対する中心線と輪郭線がわかるよう
に格納されている。また4個の制御点の1個目と4個目
の曲線が通るという3次ベジエ曲線の性質から、最終画
第二画aの最後の制御点の座標(57,15)がそのま
ま最終画の端点の座標となる。
【0017】同様にn+1文字目の文字「し」に対して
定義された制御点は第一画目と最終画である第二画に対
する中心線と輪郭線が格納されており、この文字「し」
の第一画の始めの制御点の座標(40,−14)が第一
画の端点の座標となる。すなわち第一画の第一制御点が
そのまま第一画の端点となる。このn文字目とn+1文
字目の中心線制御データのフォントデータは図4に示す
ように表わされる。
【0018】次にn文字目の文字「ろ」とn+1文字目
の文字「し」との位置と接続ベクトルを見ると、文字
「ろ」と文字「し」の展開されたベジエ曲線の端点にお
ける接線(厳密には極限値)が最終画の端点における筆
の方向を与える。
【0019】n文字目の最終画の終端での中心線の方向
【0020】
【0021】n+1文字目の第一画の始端での中心線の
方向
【0022】
【0023】となり、このときn文字目の最終画とn+
1文字目の第一画をつなぐ滑らかな仮想曲線をひけるよ
うにn文字目の最終画の中心線制御データ1とn+1文
字目の第一画の中心線制御データ1をそれぞれ図5に示
すように変更する。ここでいう「滑らかな曲線」とは、
始点から終点までのいたるところで微分可能であり、か
つn文字目の最終画ともn+1文字目の第一画面とも滑
らかにつながり、かつ変曲点を持たないことを意味す
る。
【0024】図6はn文字目の最終画の最終制御点にお
ける接線ベクトルと、n+1文字目第一画の第1制御点
における接線ベクトルのなす各を示す図である。図6に
おいて、n文字目の最終画最終制御点を、式(3)の傾
きを持った接線方向の単位ベクトルAと式(4)での接
線方向の単位ベクトルBのなす角が小さくなるように、
図6のように接線方向すなわち式(3)で表される傾き
と垂直な方向に、最終画の長さに比例した長さだけ移動
する(最終画の長さは、式(1),(2)を閉区間
[0,1]で、Tで線積分することによって得られ
る)。この例では、図5に示すように、n文字目の文字
「ろ」の最終制御点の座標(57,15)を(60,1
0)に変更する。同様にn+1文字目の文字「し」の第
一画の始めの制御点の座標(40,−14)を(50,
−14)に変更する。
【0025】次に、この変更された中心線に合わせて輪
郭線が変更されるように、輪郭線制御データ2aを変更
する。まずn文字目について、図4から明らかなよう
に、輪郭線制御データの最終画の最後の制御点は、中心
線制御データ1aの最終画の最後の制御点と同一である
から、中心線にそって輪郭線を変更するためには、最終
画の最後の制御点を中心線のそれと同じ値に変更すれば
良い。すなわち、最終画に属する2組の輪郭線制御デー
タ2の中の最終制御点(57,15)を中心線制御デー
タ1aの最終制御点と同じく(60,10)に変更す
る。同様にしてn+1文字目の第一画の第一制御点も変
更する。
【0026】このようにして変更されたn文字目の輪郭
線制御データは、ラスタライザ5に送られてバッファ8
上に展開されて、CRT7やプリンタ6によって画面表
示や印刷に利用される。文字列がさらにつながる場合に
は、n+1文字目の変更された文字パターンをバッファ
4に残したまま、n+2文字目の中心線制御データ1と
輪郭線制御データ2を読み込み、n+1文字目の最終画
とn+2文字目の第一画との間で制御点の変更処理を行
う。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、筆文字す
なわち筆圧によって大きく変化する太さを持った筆文字
等の表示及び印刷において、ある文字の最終画と次の文
字の第一画が滑らかな仮想曲線でつながるように文字パ
ターンを変形するためあらゆる組み合わせの文字列にお
いて自然な文字の連なりが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である装置の要部の構成を表
すブロック図である。
【図2】本発明の実施例における動作を表すフローチャ
ートである。
【図3】フォントデータの例における中心線制御点、輪
郭線制御点およびその制御点を示す図である。
【図4】本実施例におけるフォントデータの例を示す図
である。
【図5】フォントデータの例における中心線制御データ
の変更状態を示す図である。
【図6】n文字目最終画の最終制御点における接線ベク
トルと、n+1文字目第一画の第一制御点における接線
ベクトルのなす角を示す図である。
【図7】従来の固定化された文字表示方式(A)を示す
図である。
【図8】従来の文字表示方式(B)を示す図である。
【符号の説明】
1,2 記憶手段 3 計算部 4,8 バッファ 5 ラスタライザ 6 プリンタ 7 CRT
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 9192−5L G06F 15/72 355 U

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字の第一画と最終画を認識できる文字
    の輪郭線を作るための制御データと、文字の第一画と最
    終画を認識できる文字を書くときの画(筆)の方向を示
    す中心線を作るための制御データとを格納する記憶手段
    と、両制御データを元に、文字の輪郭線制御データおよ
    び中心線制御データを得ると共に中心線制御データを変
    更し、同時に輪郭線制御データを変更する計算部と、輪
    郭線制御データを元に文字パターンをバッファ上に展開
    するラスタライザとを有することを特徴とする文字の変
    形制御方式。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の文字の変形制御方式にお
    いて、計算部はn文字目の最終画の終端での中心線の方
    向とn+1文字目の第一画の始端での中心線の方向との
    接線をもとに、n文字目の最終画とn+1文字目の第一
    画をつなぐ滑らかな曲線になるように中心線制御データ
    と輪郭線制御データを変更することを特徴とする文字の
    変形制御方式。
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US7881824B2 (en) 2002-03-18 2011-02-01 Sony Corporation System and method of controlling a legged locomotion robot
US8612052B2 (en) 2002-03-18 2013-12-17 Sony Corporation Robot device, movement controlling apparatus and method for legged locomotion robot, sensor system for legged locomotion robot, and mobile unit

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