JPH0710441B2 - 棒材供給機の棒材振れ止め装置 - Google Patents

棒材供給機の棒材振れ止め装置

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JPH0710441B2
JPH0710441B2 JP1189945A JP18994589A JPH0710441B2 JP H0710441 B2 JPH0710441 B2 JP H0710441B2 JP 1189945 A JP1189945 A JP 1189945A JP 18994589 A JP18994589 A JP 18994589A JP H0710441 B2 JPH0710441 B2 JP H0710441B2
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憲治 佐藤
修史 山田
克哉 高橋
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    • B23B13/00Arrangements for automatically conveying or chucking or guiding stock
    • B23B13/08Arrangements for reducing vibrations in feeding-passages or for damping noise

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、棒材供給機の棒材振れ止め装置に関する。
〔従来の技術〕
加工すべき棒材を自動旋盤等の棒材供給機に所定の加工
量ずつ順次前進させるとともに、棒材の回転加工の間、
棒材の後端部を回転自在に支持するように構成された棒
材供給機が広く実用に供されている。
このような棒材供給機においては、棒材加工機のチャッ
クが棒材の先端部を解放した際に、棒材の自重により棒
材が下方に撓み、この結果、棒材の先端部が該チャック
の回転軸線に対して傾き、棒材加工機のチャックが再び
閉じる際に、棒材の先端部が下方に下がった状態で該チ
ャックに握持されることがあった。このように、棒材の
先端部と棒材加工機のチャックとが芯ずれを起こした状
態で棒材が回転切削されると、棒材、或いは棒材の後端
部を支持する棒材供給機の送り込みバー又は送り矢に大
きな回転振れが生じ、この回転振れに伴って棒材供給機
が騒音を発生させたり、或いは、棒材の先端部の加工精
度が悪化するなどの問題が生じていた。
かかる棒材の回転振れを抑制するため、棒材の回転時に
棒材の先端部と、送り込みバーのフィンガーチャックと
の間で棒材を回転自在に把持することができ、棒材又は
送り込みバーを中間的に支持することよって、棒材の回
転振れを減少させるように構成された棒材供給機の棒材
振れ止め装置が知られている。
例えば、本出願人は、棒材の外周に当接し、協働して棒
材を把持する複数のローラと、各ローラを回転自在に支
持するローラ支持アームと、各ローラ支持アームを揺動
させることによって各ローラを移動させるリンク機構
と、このリンク機構に連結され、棒材加工機の動作に相
応して作動される流体シリンダ装置とを備え、棒材の供
給時に、各ローラを、棒材の外周面から完全に離間した
解放位置に移動させることにより、棒材の前進運動を可
能にし、また、棒材の回転切削時に、各ローラを、棒材
に当接した把持位置に移動させることにより、棒材を回
転可能に支持して棒材の回転振れを抑制するように構成
された棒材供給機のローラ式振れ止め装置などを提案し
ている(例えば、実願平1−35677号)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記形式の棒材振れ止め装置は、棒材の
回転切削時における回転振れを抑制し得るものの、棒材
の回転振れの原因となる棒材の先端部と棒材加工機のチ
ャックとの芯ずれを回避させるものではなかった。即
ち、かかる棒材振れ止め装置を備えた棒材供給機におい
ては、棒材の供給時に、棒材振れ止め装置の各ローラ
が、棒材の外周面から完全に離間した解放位置に移動さ
れ、このため、棒材が、その供給時に下方に撓み、その
結果、棒材の先端部が傾いた状態で棒材加工機のチャッ
クによって把持されるという問題が依然として残されて
いた。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その
目的とするところは、加工すべき棒材を所定の加工量ず
つ順次前進させるように構成された棒材供給機に設けら
れ、棒材の回転振れを抑制するために、棒材の外周面に
当接して棒材を回転自在に把持する把持装置を備えた棒
材振れ止め装置において、棒材の供給時における棒材の
下方への撓みを簡単な方法で抑制し、これによって、棒
材の先端部と棒材加工機とチャックとの芯ずれを回避さ
せることができる棒材振れ止め装置を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上記目的を達成するために、 加工すべき棒材を所定の加工量ずつ順次前進させるよう
に構成された棒材供給機に設けられ、棒材の回転振れを
抑制するために、棒材の外周面に当接して棒材を回転自
在に把持する把持装置を備えた棒材振れ止め装置におい
て、 前記把持装置を、棒材の外周面に当接する把持位置と、
棒材の外周面から離間した解放位置との間で移動させる
駆動装置と、 前記駆動装置の作動を制御し、前記把持装置を前記把持
位置と、前記解放位置と、前記把持装置と前記解放位置
との間の中間位置とに選択的に移動させる制御装置とを
備えたことを特徴とする棒材供給機の棒材振れ止め装置
を提供する。
上記構成の棒材振れ止め装置によれば、把持装置を把持
位置及び解放位置のみならず、把持位置及び解放位置の
間の中間位置にも移動させることができる。中間位置に
移動された把持装置は、棒材の下面に当接し、棒材の下
方への撓みを抑制する。従って、棒材の先端部の下がり
(下方変位)は、中間位置の把持装置により上方に修正
され、この結果、棒材の先端部と棒材加工機のチャック
との芯ずれは、低減する。
本発明の好ましい実施態様においては、前記駆動装置
は、前記把持装置を移動させる流体シリンダ装置を備
え、前記制御装置は、前記流体シリンダ装置に対する作
動流体の供給及び前記流体シリンダ装置からの作動流体
の排出を制御する制御弁と、該制御弁の作動を制御する
コントロールユニットとを備える。
更に好ましくは、前記制御弁は、前記流体シリンダ装置
に対する作動流体の供給を停止する第1位置と、前記流
体シリンダ装置の一方の作動流体室に作動流体を供給す
る第2位置と、前記流体シリンダ装置の他方の作動流体
室に作動流体を供給する第3位置とに選択的に切換えら
れる3位置切換弁からなる。3位置切換弁は、棒材供給
機の動作に相応して、第2位置又は第3位置に所定時間
保持される。
本発明の或る実施態様においては、前記把持装置は、棒
材の外周面に当接する複数のローラと、該ローラの各々
を回転自在に支持するローラ支持アームとを備える。好
ましくは、前記駆動装置は、前記ローラ支持アームに連
結されたリンク機構を備えるとともに、該リンク機構を
作動させ、前記ローラ支持アーム及び前記ローラを前記
把持位置と、前記解放位置と、前記中間位置とに移動さ
せる流体シリンダ装置を備える。
〔実施例〕
以下、添付図面を参照して、本発明に係る棒材振れ止め
装置の好ましい実施例を詳細に説明する。
第1図は、本例における棒材振れ止め装置の正面図であ
る。第2図は、第1図に示す棒材振れ止め装置を備えた
棒材供給機を全体的に示す側面図である。
棒材供給機の構造 まず、第2図を参照して棒材供給機の概略構造を説明す
る。
第2図に示すように、棒材供給機20は、その前方(第2
図において右側)に設置される図示しない棒材加工機の
棒材回転軸線又は棒材加工軸線X−Xに沿って配置され
ている。
棒材供給機20は、前後のスタンド22a、22bに支持された
基台21と、前端部に棒材Wをチャックするフィンガチャ
ック25aを備えた送り込みバー又は送り矢25(以下、送
り矢25と称する)と、棒材Wの振れを防止するために送
り矢25の前方で棒材を把持する棒材振れ止め装置10とを
備えており、棒材加工機に対して、棒材Wを所定の加工
量、即ち、棒材加工機の1回の加工によって加工すべき
棒材Wの所定の長さずつ、順次自動的に送るように構成
されている。
送り矢25は、その後端部が後方ブッシュ台26に固定さ
れ、その前端部が前方ブッシュ台27に摺動自在に支持さ
れている。後方ブッシュ台26は、基台21に長手方向に沿
って取付けられたレール23に摺動自在に支持されるとと
もに、スプロケット29aとスプロケット29bとの間に掛け
わたされた無端チェーン29の上方走行帯に固定されてい
る。スプロケット29aは、棒材供給機20の作動中、常時
駆動されているモータ28の回転軸に電磁クラッチ(図示
せず)を介して連結されており、該電磁クラッチの締結
又は開放によって無端チェーン29を駆動又は停止させる
ことにより、後方ブッシュ台26を前進又は停止させるよ
うに構成されている。また、前方ブッシュ台27は、レー
ル23に摺動自在に支持され、棒材供給機20の前端部に配
置されたスプロケット30bと、モータ28の回転軸に電磁
クラッチ(図示せず)を介して連結されたスプロケット
30aとの間に掛けわたされた無端チェーン30の上方走行
帯に固定されており、該電磁クラッチの締結又は開放に
応じて前進又は停止される。
棒材振れ止め装置10は、第2図に示す如く棒材供給機20
の前端部分に配置されており、その本体をなす基板11が
固定されたスライドブロック24によって、上記両ブッシ
ュ台26、27と同様にレール23に摺動自在に支持されてい
る。スライドブロック24には、チェーン30の上方走行帯
が固定されており、棒材振れ止め装置10は、チェーン30
の駆動によりレール23に沿って棒材供給機20の長手方向
に案内される。
なお、無端チェーン29とチェーン30の駆動を、共通のモ
ータ28によって行っているが、無端チェーン29とチェー
ン30とをそれぞれ専用のモータによって駆動させても良
い。
棒材振れ止め装置の構造 次に、棒材振れ止め装置10の概略構成を説明する。
第1図に示すように、棒材振れ止め装置10の基板11に
は、その中心部に棒材(仮想線で示す)の通り得る孔12
が設けてあり、この孔12を囲む4カ所においてローラ支
持アーム13a、13b、13c、13dが基板11に枢着されてい
る。各ローラ支持アーム13a〜13dの先端にはローラ14
a、14b、14c、14dが回転自在に取り付けられている。各
ローラ支持アーム13a〜13dの枢軸にはレバー15a、15b、
15c、15dが固定され、レバー15a、15bとの間、レバー15
bと15cとの間、およびレバー15cと15dの間に、それぞれ
タイバー16a、16bおよび16cが枢着連結されている。
1つのレバー15aは、エアシリンダ17のピストンロッド1
7aに連結されている。従って、エアシリンダ17がピスト
ンロッド17aを第1図に示す位置Iから位置IIIに向かっ
て伸長させると、レバー15aおよびローラ支持アーム13a
が矢印Aで示す方向(各ローラが孔12の中心に向かう方
向)に回動され、他のローラ支持アーム13b、13cおよび
13dもタイバー16a、16bおよび16cを介して駆動され、孔
12の中心に向かって回転される。なお、第1図には、ピ
ストンロッド17aの位置I及び位置IIIに対応するローラ
14cの位置が夫々、実線及び仮想線で示してある。
各ローラ支持アーム13a〜13dが孔12の中心に向かって閉
じられると、孔12を通る棒材W(破線で示されている)
の外周面が各ローラ14a〜14dによって把持される。1つ
のレバー15bにはストッパ15b1が設けてあり、このスト
ッパ15b1は、各ローラ支持アームが孔12の中心に向かっ
て閉じたときに、仮想線で示すように調節ネジ18の衝合
片18aに当接し、各ローラ支持アームの孔12の中心に向
かう回転運動(閉じ量)を制限する。従って、加工すべ
き棒材の直径を変えるときには、調節ネジ18により各ロ
ーラ支持アームの閉じ量を調節することによって、それ
ぞれの棒材の直径に応じた最適の支持状態が得られる。
また、エアシリンダ17がピストンロッド17aを位置IIIか
ら位置Iに向かって引き込むと、レバー15a及びローラ
支持アーム13aが矢印Aで示す方向と逆方向に回動され
るとともに、他のローラ支持アーム13b、13c及び13dが
ダイバー16a、16b及び16cを介して孔12の外方に向かっ
て回動され、ローラ14a〜14dは、第2図に実線で示す位
置(位置I)に向かって移動され、孔12を通る棒材Wの
外周面から離間して棒材Wを解放する。
エアシリンダ17は、上記ピストンロッド17a、該ピスト
ンロッド17aに連結されたピストン17b、ピストン17bを
収容しているシリンダチューブ17c、ピストン17bの両側
に夫々形成された空圧室17d、17e、及び空圧室17d、17e
に夫々連通する給排気ポート17f、17gを備えており、シ
リンダチューブ17cの内周面に摺動可能に支持されたピ
ストン17bが、空圧室17d、17e内の差圧に応じて、シリ
ンダチューブ17cの軸線方向に移動され、これによっ
て、ピストンロッド17aが伸長され、或は引き込まれる
ように構成されている。
給排気ポート17f、17gには夫々、給排気管41、42が連結
されており、これら給排気管41、42は、棒材供給機20の
コントロールユニット60によって制御される切換弁50を
介して、給気管43及びエアーの圧力源、即ち作動流体の
供給源45(以下、圧力源45と称する)に連結されてい
る。
切換弁50は、対向するソレノイド52、54を備えたクロー
スドセンタ形の3位置スプール弁であり、第1図に示す
中立位置と、第1図において右側にスプールが移動さ
れ、給排気管41が給気管43と連通され且つ給排気管42が
周囲雰囲気に開放される右位置と、第1図において左側
にスプールが移動され、給排気管41が周囲雰囲気に開放
され且つ給排気管42が給気管41と連通される左位置との
3位置に切換可能な構成とされている。これら3位置の
切換は、コントロールユニット60の励磁出力Sa、Sbによ
って行われ、例えば、切換弁50は、ソレノイド52及び54
が共に消磁された状態で中立位置に保持され、ソレノイ
ド52がコントロールユニット60の励磁出力Saによって励
磁されると、スプールが右側に移動されて右位置に切換
えられ、また、ソレノイド54がコントロールユニット60
の励磁出力Sbによって励磁されると、スプールが左側に
移動されて左位置に切換えられる。
コントロールユニット60には、棒材供給機20の送り矢25
及び各ブッシュ台26、27の位置などを検出する図示しな
い各種センサ又はリミットスイッチからの信号Sc及び棒
材加工機の加工工程、例えばチャックの開閉状態に応じ
て棒材加工機のコントロールユニット62から出力される
チャック開信号Sd及びチャック閉信号Seが入力され、コ
ントロールユニット60は、これら各種センサ等からの信
号Sc、チャック開信号Sd及びチャック閉信号Sdに基づい
て、励磁出力Sa、Sbのいずれかをソレノイド52又は54に
出力するように構成されている。コントロールユニット
60は又、励磁出力Sa、Sbを出力する時間を可変設定する
ことができるように構成されており、励磁出力Sa又はSb
を比較的長時間出力することにより、切換弁50を右位置
又は左位置に長時間保持し、また、励磁出力Sa又はSbを
比較的短時間出力することにより、切換弁50を比較的短
時間右位置又は左位置に保持させることができる。
棒材供給機及び棒材振れ止め装置の作動 次に、棒材供給機20及び棒材振れ止め装置10の作動につ
いて説明する。
棒材供給機20の作動を開始させると、棒材供給機20の側
部に設けられた棒材ストック棚(図示せず)から棒材W
が供給される。このとき、送り矢25は棒材回転軸線X−
Xの側方に退避しており、棒材Wを棒材供給機20の長手
方向に案内する一次送り用ガイド及び棒材Wの後端を前
方に押圧する一次送り部材(図示せず)が棒材回転軸線
X−Xに沿って位置している。
このとき、棒材振れ止め装置10は、最も後方の位置、即
ち第2図に示す位置Aに位置しており、棒材振れ止め装
置10のエアシリンダ17は、第1図に実線で示すように、
ピストンロッド17aをシリンダチューブ17cに最も引き込
んだ状態(位置I)にある。従って、棒材振れ止め装置
10のローラ支持アーム13a〜13dは、孔12に対して最も外
方に回動された位置に位置しており、各ローラ14a〜14d
は、孔12を略全開状態に開放するように孔12の略外方に
移動された位置、即ち解放位置に位置しており、棒材振
れ止め装置10は、棒材Wを孔12に容易に挿通し得る状態
となっている。
棒材Wが一次送り用ガイドに供給されると、一次送り用
部材が前進して棒材Wの後端を前方に押圧し、棒材W
は、棒材振れ止め装置10の孔12及び棒材加工機のスピン
ドル(図示せず)に挿通され、その先端部分が棒材加工
機のチャック(図示ぜす)に挿入される。
棒材Wの先端部が棒材加工機のチャックに挿入される
と、棒材加工機械のコントロールユニット62がコントロ
ールユニット60にチャック閉信号Seを出力し、コントロ
ールユニット60は、励磁出力Saを比較的短時間に設定さ
れた所定の時間だけ出力して切換弁50を右位置に切換
え、これによって、比較的短時間だけ給気管43と給排気
管41とを連通させ且つ給排気管42を周囲雰囲気に開放さ
せる。この結果、空圧室17d内の作動流体圧が昇圧し、
空圧室17eの作動流体圧が降圧し、空圧室17dと空圧室17
eとの差圧により、ピストン17bは第1図において右側に
移動し、ピストンロッド17aを該差圧に応じた所定の長
さだけ伸長させる。
上記所定の時間は、ピストンロッド17aが第1図に示す
位置Iから位置IIまで伸長されるように空圧室17d及び1
7eの差圧が変動される時間に設定されており、このた
め、ピストンロッド17aの伸長による各ローラ支持アー
ム13a〜13dの回動によって、ローラ14cが、他のローラ1
4a、14b及び14dとともに第1図に仮想線で示す位置II、
即ち解放位置(位置I)と把持位置(位置III)の中間
位置まで移動される。棒材Wの自重により棒材Wが下方
に撓んでいる場合、棒材Wの下面がローラ14cにより上
方に押圧され、これによって、棒材Wの下方への撓みが
上方に修正されるので、棒材加工機のチャックに対する
棒材Wの先端部の下方の変位が上方に修正され、かくし
て、棒材Wは、その先端部が、棒材加工機のチャックに
よって確実に把持され得る状態に保持される。
次いで、棒材加工機のチャックが棒材Wの先端部を把持
し、棒材加工機のコントロールユニット62は、コントロ
ールユニット60が励磁出力Sbをソレノイド54に出力する
ように、再び棒材供給機20のコントロールユニット60に
チャック閉信号Seを出力する。コントロールユニット60
は、各ローラ14a〜14dが棒材Wを把持するように、励磁
出力Sbを所定の時間だけ出力して切換弁50を右位置に切
換え、給気管43と給排気管41とを連通させるとともに、
給排気管42を周囲雰囲気に開放する。この結果、空圧室
17d内の作動流体圧力が昇圧し、空圧室17e内の作動流体
圧力が降圧し、ピストン17dが第1図において右側に移
動され、ピストンロッド17aが伸長する。これによっ
て、棒材振れ止め装置10は、ローラ支持アーム13a〜13d
が矢印A方向に回動され、各ローラ14a〜14dが孔12の中
心に向って移動される。各ローラ14a〜14dが棒材Wの外
周面に当接すると、ストッパ15b1が衝合片18aに当接し
て、ローラ支持アーム13a〜13dの回動及びピストンロッ
ド17aの伸長を所定の位置(位置III)で制限するので、
各ローラ14a〜14dは、棒材Wの直径に応じた所定の位置
に保持される。このようにして棒材Wの外周面に当接し
たローラ14a〜14bは、協働して棒材Wを把持するととも
に、棒材Wを回転自在に支持し、棒材Wの回転に伴う棒
材Wの回転振れを制止し得る状態となる。
棒材供給機20は、一次送り用ガイド及び一次送り部材が
棒材回転軸線X−Xから側方に退避し、次いで、送り矢
25が棒材回転軸線X−X上に移動し、棒材Wの後端部
は、第2図に示すように、送り矢25の先端部に設けられ
たフィンガーチャック25aにチャックされる。フィンガ
ーチャック25aによって棒材Wの後端部が握持される
と、棒材Wは、棒材加工機のスピンドルによって高速で
回転され、棒材加工機のバイト(図示せず)によって、
先端部分に切削加工が施される。
棒材加工機は、1回の加工を終えると、加工を施した棒
材Wの先端部を切断し、スピンドルのチャックを開放し
て棒材Wを解放する。棒材加工機のコントロールユニッ
ト62は棒材供給機20のコントロールユニット60にチャッ
ク開信号Sdを出力し、コントロールユニット60は励磁出
力Sbをソレノイド54に比較的短時間出力する。切換弁50
は左位置に切換わり、給気管43を給排気管42とを連通さ
せるとともに、給排気管41を周囲雰囲気に開放するの
で、空圧室17e内の作動流体圧力が昇圧し、空圧室17d内
の作動流体圧力が降圧する。ピストン17bは、空圧室17d
と空圧室17eの差圧変動によって第1図において左側に
移動され、ピストンロッド17aはシリンダチューブ17c内
に引き込まれる。
この結果、ローラ支持アーム13a〜13dは矢印Aと逆方向
に回動され、各ローラ14a〜14dは、棒材Wの外周面から
離れるように孔12の外方に移動される。
ここに、上記励磁出力Sbは、ローラ14cを、第1図に示
す解放位置(位置I)と把持位置(位置III)の中間の
位置(位置II)まで移動させるように、比較的短時間に
設定された所定の時間、例えば0.5秒だけ出力される。
即ち、励磁出力Sbは、ソレノイド54を励磁して切換弁50
を左位置に切換え、比較的短時間で、例えば0.5秒後
に、ソレノイド52を消磁し、切換弁50を中立位置に復帰
させる。このため、空圧室17dと空圧室17eとの差圧変動
は、比較的小さなものとなり、ピストン17bの左側への
移動は、ピストンロッド17aが位置IIIから位置IIまで引
き込んだときに停止される。かくして、ローラ14cは、
他のローラ14a、14b及び14dとともに、位置IIまで孔12
の外方に移動され、位置IIにおいて保持される。
この位置IIは、ローラ14cが、棒材加工機のチャックの
解放により棒材Wが下方に撓んだ状態にある場合に、棒
材Wの下面に当接する位置に設定されており、このた
め、棒材Wの下方への大きな撓みが抑制され、この結
果、棒材回転軸線に対する棒材Wの先端部の下がりが防
止される。かくして、棒材Wは、棒材加工機のチャック
が再びチャックする際に、該チャックが棒材Wの先端部
を確実にチャックし得る状態、即ち、棒材Wと該チャッ
クとの芯ずれを生じさせない状態に保持される。
次いで、前述した各電磁クラッチが所定の時間だけ締結
され、モータ28が無端チェーン29及びチェーン30の上方
走行部を距離だけ前進させる。無端チェーン29及びチェ
ーン30は、送り矢25を支持する後方及び前方のブッシュ
26、27及び棒材振れ止め装置10を前進させ、この送り矢
25のフィンガーチャック25aに握持された棒材Wは、棒
材加工機に対して、所定の加工量だけ供給される。
次いで、棒材加工機のチャックが棒材Wの先端部分をチ
ャックし、スピンドルの回転及びバイトの切削により棒
材Wの先端部に再び切削加工が施される。
このようにして、所定の加工量ずつ順次棒材Wに切削加
工が施され、この結果、棒材Wが短縮すると、棒材振れ
止め装置10は、棒材Wと共に前進され、棒材供給機20の
前端部の位置Bにおいて停止される。棒材振れ止め装置
10が位置Bにおいて停止されると、送り矢25を摺動自在
に支持する前方ブッシュ台27も又、棒材振れ止め装置10
に近接して該棒材振れ止め装置10の後方で停止される。
この時点で、コントロールユニット60は、励磁出力Sbを
比較的長時間出力し、切換弁50を左位置に比較的長時間
保持する。これによって、エアシリンダ17の空圧室17e
の作動流体圧力が昇圧し、空圧室17dの作動流体圧力が
降圧しし、ピストンロッド17aは位置Iまで引き込まれ
る。この結果、各ローラ14a〜14dは、解放位置(位置
I)に移動され、棒材振れ止め装置10は、フィンガーチ
ャック25aの挿通を可能にする。
フィンガーチャック25aが棒材振れ止め装置10を貫通し
た後、棒材Wは、棒材振れ止め装置10によって支持され
ることなく、送り矢25によってのみ支持され、更に、棒
材加工機による棒材Wの加工に相応して、送り矢25によ
って前進され、所定の加工量ずつ順次棒材加工機に供給
される。フィンガーチャック25aが棒材振れ止め装置10
を貫通した時点で、棒材Wの長さは短縮しているので、
棒材加工機のチャックが解放されたときの棒材Wの下方
への撓みは比較的小さなものとなっているが、棒材振れ
止め装置10と該チャックとの間の距離が比較的大きく設
定された棒材加工機においては、棒材振れ止め装置10と
同様な構成の棒材振れ止め装置10を棒材振れ止め装置10
の前方、例えば棒材加工機内に設けるのが好ましい。
このように、、本例による棒材振れ止め装置10において
は、各ローラ14a〜14dを棒材Wの把持位置又は解放位置
に移動させるエアシリンダ17は、切換弁50を備えた流体
回路によって作動され、切換弁50は、エアシリンダ17の
ピストンロッド17aが、各ローラ14a〜14dの解放位置に
相応する位置Iと、各ローラ14a〜14dの把持位置に相応
する位置IIIと、位置Iと位置IIIの間の位置IIとに移動
されるように、エアシリンダ17の各空圧室17d及び17eの
差圧を制御する構成とされている。そして、棒材振れ止
め装置10は、ピストンロッド17aが位置IIに位置してい
るときには、各ローラ14a〜14dが、孔12の外方に僅かに
移動され、これによって、棒材Wの前進を可能にすると
ともに、棒材Wに下方への大きな撓みが生じないように
棒材Wの下面を下側に配置されたローラ14cに支持させ
ることができる。かくして、棒材振れ止め装置10は、棒
材Wの供給時における棒材Wの先端部の大きな下りを防
止でき、棒材加工機のチャックによる棒材の正確な把持
を確保させることが可能となる。
また、本例の棒材振れ止め装置の構成によれば、各ロー
ラ支持アーム13a〜13dを駆動させる従来のシリンダ装置
の作動流体回路に切換弁50を備え、切換弁50の切換えを
制御する切換制御手段をコントロールユニット60に付加
することによって、簡単且つ経済的に本発明による棒材
振れ止め装置を実現することができる。
本発明は、上記実施例に限定されることなく、特許請求
の範囲に記載された発明の範囲内において種々の変形が
可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるもので
あることは、いうまでもない。
例えば、本発明の構成は、上記実施例において説明した
ローラ式振れ止め装置のみならず、ベルトによって棒材
を把持又は解放するように構成されたベルト式振れ止め
装置にも採用することができる。
また、容易に理解できるように、上記エアシリンダ及び
エアシリンダを作動させる流体回路は、液圧シリンダ及
び液圧回路によって構成することが可能である。
〔発明の効果〕
本発明の上記構成によれば、加工すべき棒材を所定の加
工量ずつ順次前進させるように構成された棒材供給機に
設けられ、棒材の回転振れを抑制するために、棒材の外
周面に当接して棒材を回転自在に把持する把持装置を備
えた棒材振れ止め装置において、棒材の供給時における
棒材の下方への撓みを簡単な方法で抑制し、これによっ
て、棒材の先端部と棒材加工機のチャックとの芯ずれを
回避させることができる棒材振れ止め装置を提供するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る棒材振れ止め装置の実施例を示
す正面図である。 第2図は、第1図に示す棒材振れ止め装置を備えた棒材
供給機の概略側面図である。 10……棒材振れ止め装置、 11……基板、 12……孔、 13a〜13d……ローラ支持アーム、 14a〜14……ローラ、 15a〜15d……レバー、 16a〜16c……ダイバー、 17……シリンダ装置、 17a……ピストンロッド、 17b……ピストン、 17c……シリンダチューブ、 17d、17e……空圧室、 17f、17g……吸排気ポート、 20……棒材供給機、 21……基台、 23……レール、 24……スライドブロック、 25……送り込みバー、 25a……フィンガーチャック、 41、42……吸排気管、 43……吸気管、 45……圧力源、 50……切換弁、 52、54……ソレノイド、 60、62……コントロールユニット、 W……棒材、

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加工すべき棒材(W)を所定の加工量ずつ
    順次前進させるように構成された棒材供給機(20)に設
    けられ、棒材の回転振れを抑制するために、棒材の外周
    面に当接して棒材を回転自在に把持する把持装置(13、
    14)を備えた棒材振れ止め装置(10)において、 前記把持装置(13、14)を、棒材(W)の外周面に当接
    する把持位置(III)と、棒材(W)の外周面から離間
    した解放位置(I)との間で移動させる駆動装置(17)
    と、 前記駆動装置(17)の作動を制御し、前記把持装置(1
    3、14)を前記把持位置(III)と、前記解放位置(I)
    と、前記把持位置と前記解放位置との間の中間位置(I
    I)とに選択的に移動させる制御装置(50、60)とを備
    えたことを特徴とする棒材供給機の棒材振れ止め装置。
  2. 【請求項2】前記駆動装置は、前記把持装置を移動させ
    る流体シリンダ装置(17)を備え、 前記制御装置は、前記流体シリンダ装置に対する作動流
    体の供給及び前記流体シリンダ装置からの作動流体の排
    出を制御する制御弁(50)を有することを特徴とする特
    許請求の範囲第1項に記載の棒材供給機の棒材振れ止め
    装置。
  3. 【請求項3】前記駆動装置は、前記把持装置を移動させ
    る流体シリンダ装置(17)を備え、 前記制御装置は、前記流体シリンダ装置に対する作動流
    体の供給及び前記流体シリンダ装置からの作動流体の排
    出を制御する制御弁(50)と、該制御弁の作動を制御す
    るコントロールユニット(60)とを備え、 前記制御弁(50)は、前記流体シリンダ装置(17)に対
    する作動流体の供給を停止する第1位置と、前記流体シ
    リンダ装置(17)の一方の作動流体室(17d)に作動流
    体を供給する第2位置と、前記流体シリンダ装置(17)
    の他方の作動流体室(17e)に作動流体を供給する第3
    位置とに選択的に切換えられる3位置切換弁からなるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の棒材供給
    機の棒材振れ止め装置。
  4. 【請求項4】前記把持装置は、棒材の外周面に当接する
    複数のローラ(14)と、該ローラの各々を回転自在に支
    持するローラ支持アーム(13)とを備え、 前記駆動装置は、前記ローラ支持アーム(13)に連結さ
    れたリンク機構(15、16)を備えるとともに、該リンク
    機構を作動させ、前記ローラ支持アーム(13)及び前記
    ローラ(14)を前記把持位置(III)と、前記解放位置
    (I)と、前記中間位置(II)とに移動させる流体シリ
    ンダ装置(17)を備えたことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項に記載の棒材供給機の棒材振れ止め装置。
JP1189945A 1989-07-21 1989-07-21 棒材供給機の棒材振れ止め装置 Expired - Lifetime JPH0710441B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100852877B1 (ko) * 2006-10-28 2008-08-19 김재준 자동가공 공급장치

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KR100852877B1 (ko) * 2006-10-28 2008-08-19 김재준 자동가공 공급장치

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