JPH07104238B2 - 材料試験機 - Google Patents
材料試験機Info
- Publication number
- JPH07104238B2 JPH07104238B2 JP1023193A JP2319389A JPH07104238B2 JP H07104238 B2 JPH07104238 B2 JP H07104238B2 JP 1023193 A JP1023193 A JP 1023193A JP 2319389 A JP2319389 A JP 2319389A JP H07104238 B2 JPH07104238 B2 JP H07104238B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- load
- displacement
- value
- test
- testing machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Indicating Measured Values (AREA)
- Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、材料試験機に関し、特に試験実行中の任意伸
びに対する荷重値をリアルタイムで表示する機能を備え
た材料試験機に関する。
びに対する荷重値をリアルタイムで表示する機能を備え
た材料試験機に関する。
[従来の技術] 材料試験機で伸びと荷重の関係を求めるには、計測制御
装置の他にデータ処理装置を接続して試験実行中のデー
タを蓄えながらデータ処理をし、試験終了後、印字装置
に任意変位に対する荷重値を印字している。
装置の他にデータ処理装置を接続して試験実行中のデー
タを蓄えながらデータ処理をし、試験終了後、印字装置
に任意変位に対する荷重値を印字している。
[発明が解決しようとする課題] 上記したように、計測制御装置の他にデータ処理装置を
接続してデータ蓄積を行ない処理する従来の方法では、
試験終了時でないと諸データ値が求められず、その後の
オペレータの処理が遅くなり、作業性が悪いという問題
点があった。材料試験においては、所定距離、例えば標
点間距離の0.5%伸びた時の荷重値によって強度評価を
行なうようなことがしばしば行なわれており、これに限
らず、任意の変位値に対する荷重値又は任意の荷重値に
対する変位値から強度評価を行なうこともある。このよ
うな場合には、その荷重値又は変位値を予め設定してお
き、その値に達した時の変位値又は荷重値を知ることに
より、試験終了を待たずに能率よく強度強化を行なうこ
とができるが、従来の材料試験機では任意の設定値に対
する荷重値又は変位値を試験実行中に簡単に知ることが
できなかったので、上記のような簡便な強度評価を行な
うことができなかった。また、データ処理装置は、装置
の構成が複雑で大がかりとなりコスト高になるという問
題点もあった。
接続してデータ蓄積を行ない処理する従来の方法では、
試験終了時でないと諸データ値が求められず、その後の
オペレータの処理が遅くなり、作業性が悪いという問題
点があった。材料試験においては、所定距離、例えば標
点間距離の0.5%伸びた時の荷重値によって強度評価を
行なうようなことがしばしば行なわれており、これに限
らず、任意の変位値に対する荷重値又は任意の荷重値に
対する変位値から強度評価を行なうこともある。このよ
うな場合には、その荷重値又は変位値を予め設定してお
き、その値に達した時の変位値又は荷重値を知ることに
より、試験終了を待たずに能率よく強度強化を行なうこ
とができるが、従来の材料試験機では任意の設定値に対
する荷重値又は変位値を試験実行中に簡単に知ることが
できなかったので、上記のような簡便な強度評価を行な
うことができなかった。また、データ処理装置は、装置
の構成が複雑で大がかりとなりコスト高になるという問
題点もあった。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上記課題を解決するために、次のような構成
を採用した。
を採用した。
すなわち、本発明にかかる材料試験機は、荷重検出器、
変位検出器等の検出器からの信号を処理して荷重制御、
変位制御等を行なう計測制御装置を備えた材料試験機で
あって、試験開始前に任意荷重値又は任意変位値を設定
する設定手段と、試験実行中に検出器から出力される荷
重、変位信号と前記設定手段によって設定された値とを
比較し、これらが一致した時に当該変位に対する荷重値
又は荷重に対する変位値を出力する比較演算手段と、該
比較演算手段から出力されるこれら荷重値又は変位値を
表示する表示手段を設けたことを特徴としている。
変位検出器等の検出器からの信号を処理して荷重制御、
変位制御等を行なう計測制御装置を備えた材料試験機で
あって、試験開始前に任意荷重値又は任意変位値を設定
する設定手段と、試験実行中に検出器から出力される荷
重、変位信号と前記設定手段によって設定された値とを
比較し、これらが一致した時に当該変位に対する荷重値
又は荷重に対する変位値を出力する比較演算手段と、該
比較演算手段から出力されるこれら荷重値又は変位値を
表示する表示手段を設けたことを特徴としている。
[作用] 試験実行中、計測制御装置は荷重検出器、変位検出器か
ら出力される荷重、変位データを取り込みながら所望の
試験条件通りの荷重又は変位制御を行なうようにフィー
ドバック制御を行なうが一方検出器から出力される荷重
又は変位データとあらかじめ設定手段により任意に設定
された設定荷重値又は設定変位値とを比較制御手段によ
り逐次比較し、これらが一致する時の当該変位に対する
荷重値又は当該荷重に対する変位値を表示手段により表
示する。
ら出力される荷重、変位データを取り込みながら所望の
試験条件通りの荷重又は変位制御を行なうようにフィー
ドバック制御を行なうが一方検出器から出力される荷重
又は変位データとあらかじめ設定手段により任意に設定
された設定荷重値又は設定変位値とを比較制御手段によ
り逐次比較し、これらが一致する時の当該変位に対する
荷重値又は当該荷重に対する変位値を表示手段により表
示する。
[実施例] 第1図は本発明の実施例である材料試験機の構成を示す
ブロック図である。材料試験機本体1のクロスヘッド2
に取り付けられた上方つかみ具4と、テーブル3に取り
付けられた下方つかみ具5によって試験片7が把持され
ている。試験片7はテーブル3内に設けた図示しない負
荷装置によって負荷が加えられる。この負荷装置は、サ
ーボ弁11によって供給される圧油で駆動が制御され、所
定の試験荷重を生じる。サーボ弁11は、計測制御装置20
のCPU21からD/A変換器12、サーボアンプ13を介して出力
される駆動信号によって駆動制御される。
ブロック図である。材料試験機本体1のクロスヘッド2
に取り付けられた上方つかみ具4と、テーブル3に取り
付けられた下方つかみ具5によって試験片7が把持され
ている。試験片7はテーブル3内に設けた図示しない負
荷装置によって負荷が加えられる。この負荷装置は、サ
ーボ弁11によって供給される圧油で駆動が制御され、所
定の試験荷重を生じる。サーボ弁11は、計測制御装置20
のCPU21からD/A変換器12、サーボアンプ13を介して出力
される駆動信号によって駆動制御される。
試験片7に加えられる荷重は荷重検出器8によって検出
され、荷重検出信号は荷重増幅器15、A/D変換器16を介
してCPU21へ入力される。また試験片7の標点間の変位
は標点間変位計9によって検出され、変位検出信号は変
位増幅器17、A/D変換器18を介してCPU21へ入力される。
され、荷重検出信号は荷重増幅器15、A/D変換器16を介
してCPU21へ入力される。また試験片7の標点間の変位
は標点間変位計9によって検出され、変位検出信号は変
位増幅器17、A/D変換器18を介してCPU21へ入力される。
計測制御装置20のCPU21は、入力装置27からI/O25を介し
て入力設定された試験条件に従い、荷重検出8、変位検
出器9から出力される荷重・変位信号をフィードバック
信号として読み込み、設定信号を発生させ、その偏差信
号をサーボアンプ13へ出力することにより試験条件通り
の制御を行なう。計測制御装置20へ読み込まれるデータ
はRAM22に記憶されるとともに、上記制御処理はROM23に
書き込まれたプログラムに従って行なわれる。
て入力設定された試験条件に従い、荷重検出8、変位検
出器9から出力される荷重・変位信号をフィードバック
信号として読み込み、設定信号を発生させ、その偏差信
号をサーボアンプ13へ出力することにより試験条件通り
の制御を行なう。計測制御装置20へ読み込まれるデータ
はRAM22に記憶されるとともに、上記制御処理はROM23に
書き込まれたプログラムに従って行なわれる。
また、計測制御装置20のCPU21には、入力装置27から試
験条件以外に任意の変位値が設定される。CPU21は、こ
の設定された変位値と、順次読み込まれる荷重・変位信
号の変位値とを比較し、計測変位が設定値に達したと判
断すると、その変位値に対する荷重値を表示装置たるCR
T26に表示する。
験条件以外に任意の変位値が設定される。CPU21は、こ
の設定された変位値と、順次読み込まれる荷重・変位信
号の変位値とを比較し、計測変位が設定値に達したと判
断すると、その変位値に対する荷重値を表示装置たるCR
T26に表示する。
すなわち、本実施例における試験処理は第2図に示すフ
ローチャートに従って行なわれる。まず、任意変位値が
入力装置により設定されるとともに、試験器の負荷装置
を駆動するための試験条件が設定されて後、試験が開始
される。試験開始後荷重検出器、任意検出器から出力さ
れる荷重・変位記号が読み込まれる。試験機を動作させ
るために試験条件設定信号から荷重(又は変位)信号を
引いた偏差信号が出力され、試験条件通りの制御が行な
われる。この時、読み込まれた荷重・変位信号の変位値
を設定値と比較し、設定値に達していれば、その時の変
位値に対する荷重値が表示装置に表示される。試験終了
まで上記処理が繰り返される。
ローチャートに従って行なわれる。まず、任意変位値が
入力装置により設定されるとともに、試験器の負荷装置
を駆動するための試験条件が設定されて後、試験が開始
される。試験開始後荷重検出器、任意検出器から出力さ
れる荷重・変位記号が読み込まれる。試験機を動作させ
るために試験条件設定信号から荷重(又は変位)信号を
引いた偏差信号が出力され、試験条件通りの制御が行な
われる。この時、読み込まれた荷重・変位信号の変位値
を設定値と比較し、設定値に達していれば、その時の変
位値に対する荷重値が表示装置に表示される。試験終了
まで上記処理が繰り返される。
上記したように本実施例機においては、計測制御装置が
刻々と変化する荷重・変位データを読み込みながら、試
験条件通りの制御を行なうようにフィードバック制御を
行なう一方、荷重・変位データと設定変位値とを逐次比
較しながら、設定値と一致するごとにその時の荷重値を
表示するので、データ蓄積処理のためのデータ処理装置
を必要としない。また、逐次測定結果が求まった時点で
データが表示されるのでリアルタイム的に処理されるこ
とになり、作業性が良くなる。
刻々と変化する荷重・変位データを読み込みながら、試
験条件通りの制御を行なうようにフィードバック制御を
行なう一方、荷重・変位データと設定変位値とを逐次比
較しながら、設定値と一致するごとにその時の荷重値を
表示するので、データ蓄積処理のためのデータ処理装置
を必要としない。また、逐次測定結果が求まった時点で
データが表示されるのでリアルタイム的に処理されるこ
とになり、作業性が良くなる。
上記実施例では、任意変位値に対する荷重値を求めた
が、云うまでもなく任意荷重に対する変位値を求めるこ
ともできる。
が、云うまでもなく任意荷重に対する変位値を求めるこ
ともできる。
[発明の効果] 上記説明から明らかなように、本発明にかかる材料試験
機によれば、データ蓄積処理のためのデータ処理装置を
必要とせず、任意変位に対する荷重値、又は任意荷重に
対する変位値をリアルタイムで表示することが可能とな
り、所定の変位が生じた時の荷重値又は所定の荷重によ
り生じる変位から効率よく強度評価を行なうことが可能
となった。
機によれば、データ蓄積処理のためのデータ処理装置を
必要とせず、任意変位に対する荷重値、又は任意荷重に
対する変位値をリアルタイムで表示することが可能とな
り、所定の変位が生じた時の荷重値又は所定の荷重によ
り生じる変位から効率よく強度評価を行なうことが可能
となった。
第1図は本発明の実施例の構成を示すブロック図、第2
図は実施例における処理手順を示すフローチャートであ
る。 1……試験機本体、7……試験片 8……荷重検出器、9……変位検出器 20……計測制御装置、21……CPU(比較演算手段)、26
……CRT、27……入力装置
図は実施例における処理手順を示すフローチャートであ
る。 1……試験機本体、7……試験片 8……荷重検出器、9……変位検出器 20……計測制御装置、21……CPU(比較演算手段)、26
……CRT、27……入力装置
Claims (1)
- 【請求項1】荷重検出器、変位検出器等の検出器からの
信号を処理して荷重制御、変位制御等を行なう計測制御
装置を備えた材料試験機であって、試験開始前に任意荷
重値又は任意変位値を設定する設定手段と、試験実行中
に検出器から出力される荷重、変位信号と前記設定手段
によって設定された値とを比較し、これらが一致した時
に当該変位に対する荷重値又は荷重に対する変位値を出
力する比較演算手段と、該比較演算手段から出力される
これら荷重値又は変位値を試験実行中に表示する表示手
段を設けたことを特徴とする材料試験機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1023193A JPH07104238B2 (ja) | 1989-01-31 | 1989-01-31 | 材料試験機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1023193A JPH07104238B2 (ja) | 1989-01-31 | 1989-01-31 | 材料試験機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02201242A JPH02201242A (ja) | 1990-08-09 |
JPH07104238B2 true JPH07104238B2 (ja) | 1995-11-13 |
Family
ID=12103829
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1023193A Expired - Lifetime JPH07104238B2 (ja) | 1989-01-31 | 1989-01-31 | 材料試験機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07104238B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106644696A (zh) * | 2017-01-13 | 2017-05-10 | 廖宝梁 | 道路工程铺面层间稳定测试用双向精控动态力学加载系统 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS638642U (ja) * | 1986-07-04 | 1988-01-20 | ||
JPS6382339A (ja) * | 1986-09-27 | 1988-04-13 | Shimadzu Corp | 材料試験機 |
-
1989
- 1989-01-31 JP JP1023193A patent/JPH07104238B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02201242A (ja) | 1990-08-09 |
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