JPH07104034B2 - 空調用吹出し装置 - Google Patents
空調用吹出し装置Info
- Publication number
- JPH07104034B2 JPH07104034B2 JP3252771A JP25277191A JPH07104034B2 JP H07104034 B2 JPH07104034 B2 JP H07104034B2 JP 3252771 A JP3252771 A JP 3252771A JP 25277191 A JP25277191 A JP 25277191A JP H07104034 B2 JPH07104034 B2 JP H07104034B2
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- Japan
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- inlet
- outlet
- outlet opening
- conducting portion
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Description
に設けられる空調用吹出し装置に係り、特に、空調機や
換気送風機等から強制的に送給される空気を吹出す空調
用吹出し装置に関する。
る空調用吹出し装置は、例えば、エアコン等の空調機等
に直結され、あるいは、空調機等にダクトを介して接続
されており、例えば、直方体筒状に形成され、内部に風
向を変える変向板を備える等して構成され、空調機等か
ら強制的に送給される空気を吹出すようになっている。
うな従来の空調用吹出し装置にあっては、室内全体に対
して、吹出す部分がスポット的で、空調機等あるいはダ
クトから直接的に空気が送給されるので、吹出される空
気の流速が速くなる等して、室内全体の空気流にむらが
でき、そのため、室内の対流が不安定になったり、人体
に不快感を与えたりするという問題があった。
て吹出される空気流のむらをなくし、均一で安定した空
気流を生成できるようにする点にある。
るため、本発明は、強制的に送給される空気を取入口か
ら取入れて吹出口から吹出すダクト状の空調用吹出し装
置において、上記取入口と細長状の出口開口とを有し取
入口からの空気を出口開口に導く導通部と、該導通部の
出口開口に設けられ導通部からの空気を通過させる複数
の通風孔を該出口開口の長手方向に沿って列設した空気
通過体と、上記導通部の出口開口に連接される入口開口
と該入口開口に対向する吹出口とを有し上記空気通過体
の通風孔からの通過空気を吹出口に案内するガイド部と
を備えたものである。
口開口は取入口と略直交して設けられているとともに、
上記空気通過体の通風孔は取入口からの空気流を略直角
に変向する直角に折曲形成されたエルボ管で構成されて
いる。
取入口から遠ざかるにしたがって漸次狭められて形成さ
れていることが有効である。
流れる空気の温度調節を行なう熱交換器を設けたことが
有効である。
れた空気は、導通部によって出口開口に導かれるととも
に、通風孔を通過し、この通風孔からの通過空気は、ガ
イド部によって吹出口に案内され、吹出口から吹出され
ていく。この場合、空気は、通風孔を通過することから
空気の通過量が通風孔の絞り作用によって規制されるこ
とになり、これにより、各通風孔からは、流速の一定し
た空気が流出することになる。そして、各通風孔からの
通過空気は、ガイド部の広い部分に流出することからそ
の流速が急に弱められて拡散し、しかも各通風孔からの
通過空気は略同じ流速になっているので、各通風孔から
の拡散が均等に行なわれ、室内全体に対してもスポット
的でなく長手方向に沿って均一な風流となって送り出さ
れることになる。
エルボ管が取入口からの空気を確実に受け入れるととも
に、略直角に変向して吹出口へ導く。また、直角に折曲
形成されていることから、管抵抗が大きくなり、それだ
け、空気流がやわらげられる。
入口から遠ざかるにしたがって漸次狭めて形成した場合
には、上流の通風孔から順次空気が流出しても導通部側
の圧力や風速が弱められることなく供給されていく。
た場合には、吹出口からの空気流の温度調節が行なわれ
る。
係る空調用吹出し装置を詳細に説明する。
成は、図1乃至図3に示すように、導通部1と空気通過
体5とガイド部10と熱交換器15とからなる。
れ、長手方向に直交する一側部に、ダクト等に接続され
強制的に送給される空気を取入れる取入口2を形成し、
長手方向に沿う一側部に取入口2と略直交する細長状の
出口開口3を形成してある。
の側部に延び、取入口2から遠ざかるにしたがって空気
の通過断面積Sを漸次狭める傾斜した仕切板4が設けら
れている。
塞ぐ覆い板6を備え、該覆い板6に導通部1からの空気
を通過させる細径の複数の通風孔7(例えば、内径20
mm)を該出口開口3の長手方向に沿って所定間隔(例
えば150mm以下の等間隔ピッチ)で列設してある。
この通風孔7は、取入口2からの空気流を略直角に変向
する直角に折曲形成されたエルボ管8で構成されてい
る。
成され、長手方向に沿う一側部に上記導通部1の出口開
口3に連接される入口開口11を形成し、他側部に該入
口開口11に対向する吹出口12を形成してあり、上記
空気通過体5の通風孔7からの通過空気を吹出口12に
案内する。
けられ、該ガイド部10を流れる空気の温度調節を行な
うものである。この熱交換器15は、冷却もしくは加熱
液媒体が供給されるパイプ16を蛇行させてガイド部1
0内に配設するとともに、該パイプ16にアルミ製のフ
ィン17を巻き付けてある。
置によれば、取入口2から強制的に送給された空気は、
導通部1によって出口開口3に導かれるとともに、エル
ボ管8の通風孔7を通過する。この場合、空気はエルボ
管8の通風孔7を通過することから、空気の通過量が通
風孔7の絞り作用により規制されることになり、これに
より、各通風孔7からは、流速の一定した空気が流出す
ることになる。また、通風孔7はエルボ管8なので、そ
の入口部が取入口2に対向することになるので、取入口
2からの空気を確実に受け入れることができる。
遠ざかるにしたがって空気の通過断面積Sが漸次狭めら
れているので、通風孔7から順次空気が流出してもその
圧力や風速が弱められることがなく、それだけ、各エル
ボ管8の通風孔7に安定した空気流が供給され、流速の
一定した空気が確実に流出させられる。
イド部10によって吹出口12に案内され、熱交換器1
5を通って吹出口12から吹出されていく。この場合、
各通風孔7からの通過空気は、ガイド部10の広い部分
に流出することからその流速が急に弱められて拡散して
いくことになる。しかも各通風孔7からの通過空気は略
同じ流速になっているので、各通風孔7からの拡散が均
等に行なわれ、吹出口12では長手方向に沿って均一な
微風となって送り出されることになる。
00mm,幅H1 =230mm,厚さD1 =60mmに
形成し、ガイド部10を、長さL=3000mm,幅H
2 =370mm,厚さD2 =100mmに形成し、エル
ボ管8を、内径20mmのものを用いてこれを10cm
ピッチに30個並べ、この条件で、取入口2に345m
3 /hの空気を送給した場合に、エルボ管8からは、3
m/sで流出し、吹出口12からは0.4m/sの超微
風になって均一に流出することが確認されている。
ら、適温に調整され、吹出口12から流出していく。こ
の場合、熱交換器15のパイプ16にはフィン17が設
けられているので、空気流の接触面積が大きくなってお
り、そのため、効率よく熱交換が行なわれることにな
る。
出し装置によれば、列設された各通風孔から通風孔の絞
り作用により流速の一定した空気を流出させ、ガイド部
の広い部分で流速を急に弱めて拡散させることができる
ので、吹出口から長手方向に沿って均一な風流を送り出
すことができ、そのため、むらのない均一で安定した空
気流を生成できるので、室内の対流を安定化させること
ができるとともに、人体に不快感を与える事態を防止す
ることができる。
で、取入口からの空気を確実に受け入れることができる
とともに、管抵抗が大きくなることから、それだけ、空
気流をやわらげることができ、この点でも、むらのない
均一で安定した空気流を生成することができるという効
果がある。
入口から遠ざかるにしたがって漸次狭めて形成した場合
には、上流の通風孔から順次空気が流出しても導通部側
の圧力や風速が弱められてしまう事態を防止でき、それ
だけ、各通風孔に安定した空気を供給できる。
た場合には、吹出口からの空気流の温度調節を行なうこ
とができ、要求に応じた温度の空気流を生成できるとい
う効果がある。
を示す斜視図である。
平面断面図である。
側面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 強制的に送給される空気を取入口から取
入れて吹出口から吹出すダクト状の空調用吹出し装置に
おいて、上記取入口と細長状の出口開口とを有し取入口
からの空気を出口開口に導く導通部と、該導通部の出口
開口に設けられ導通部からの空気を通過させる複数の通
風孔を該出口開口の長手方向に沿って列設した空気通過
体と、上記導通部の出口開口に連接される入口開口と該
入口開口に対向する吹出口とを有し上記空気通過体の通
風孔からの通過空気を吹出口に案内するガイド部とを備
え、上記導通部の出口開口は取入口と略直交して設けら
れているとともに、上記空気通過体の通風孔は取入口か
らの空気流を略直角に変向する直角に折曲形成されたエ
ルボ管で構成されていることを特徴とする空調用吹出し
装置。 - 【請求項2】 上記導通部は、空気の通過断面積が取入
口から遠ざかるにしたがって漸次狭められて形成されて
いることを特徴とする請求項1記載の空調用吹出し装
置。 - 【請求項3】 上記ガイド部に、該ガイド部を流れる空
気の温度調節を行なう熱交換器を設けたことを特徴とす
る請求項1または2記載の空調用吹出し装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3252771A JPH07104034B2 (ja) | 1991-09-05 | 1991-09-05 | 空調用吹出し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3252771A JPH07104034B2 (ja) | 1991-09-05 | 1991-09-05 | 空調用吹出し装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0566047A JPH0566047A (ja) | 1993-03-19 |
JPH07104034B2 true JPH07104034B2 (ja) | 1995-11-08 |
Family
ID=17242069
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3252771A Expired - Lifetime JPH07104034B2 (ja) | 1991-09-05 | 1991-09-05 | 空調用吹出し装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07104034B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4096243B2 (ja) * | 2002-11-29 | 2008-06-04 | 株式会社イノアックコーポレーション | 通気ダクト |
JP6026759B2 (ja) * | 2012-03-22 | 2016-11-16 | 日本フローダ株式会社 | 吹出口ボックス装置 |
JP6805714B2 (ja) * | 2016-10-19 | 2020-12-23 | 富士通株式会社 | データセンター |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61186433A (ja) * | 1985-02-15 | 1986-08-20 | Honda Motor Co Ltd | 高強度アルミニウム合金焼結体の製造方法 |
-
1991
- 1991-09-05 JP JP3252771A patent/JPH07104034B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0566047A (ja) | 1993-03-19 |
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