JP2000130830A - 空気調和用チャンバー - Google Patents

空気調和用チャンバー

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JP2000130830A
JP2000130830A JP10319965A JP31996598A JP2000130830A JP 2000130830 A JP2000130830 A JP 2000130830A JP 10319965 A JP10319965 A JP 10319965A JP 31996598 A JP31996598 A JP 31996598A JP 2000130830 A JP2000130830 A JP 2000130830A
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洋一 中島
Takahiro Koga
孝弘 古賀
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易に各送出用ダクトへの気流の分配を均一
化、最適化できると共に、構造が簡単でチャンバー全体
のコンパクト化も図れてコストダウンが実現する空気調
和用チャンバーを提供する。 【解決手段】 チャンバー本体2内に風量調整体3を配
設し、チャンバー本体2内に流入した気流をチャンバー
本体2中央から側方に案内して気流の直進を防ぎ、入口
側開口部2a正面側の出口側開口部2bにそのまま気流
が進まないようにすることにより、チャンバー本体2奥
端部に集中していた気流の勢いを分散し、各側壁の出口
側開口部2bに気流をより均一に分配することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、供給用ダクトから
得た空気調和用気体を下流側の複数の吹出口等へ向けて
複数の送出用ダクトを介して通風させる場合に、空気調
和用気体の風量を各送出用ダクトへ適切に配分できる空
気調和用チャンバーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一箇所からまとめて送出される調
和空気を、空気調和の対象となる部屋に配設された吹出
口等の複数の機器にそれぞれ送込む場合には、いったん
一つの供給用ダクトで天井内等に配設された空気調和用
チャンバーに調和空気を送込み、このチャンバーから分
岐された複数の送出用ダクトを介して前記各機器に調和
空気を分配するのが一般的であった。
【0003】こうした従来の供給用ダクトと送出用ダク
トを連通させる空気調和用チャンバーの例を図7に示
す。この図7は従来の空気調和用チャンバーの概略構成
説明図である。
【0004】前記図7において従来の空気調和用チャン
バー100は、矩形の箱形体で形成され、供給用ダクト
101に接続される入口側開口部100aが一側面に配
設されると共に、送出用ダクト102を接続する出口側
開口部100bが他の側面に複数配設され、上面に取付
けられた吊り金具103を天井躯体(図示を省略)から
吊下げられた吊りボルト104に固定して天井内に取付
けられる構成である。
【0005】上記した構成では、空気調和用チャンバー
100内でダクト101から通風される調和空気が各送
出用ダクト102へ分配され、分配された調和空気は各
送出用ダクト102を通じ吹出口等のより下流側の機器
(図示を省略)に送られることとなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の空気調和用チャ
ンバーは以上のように構成されていたことから、空気調
和用チャンバー100に複数の送出用ダクト102をそ
のまま並列に連通させて配設した場合、供給用ダクト1
01の接続位置(入口用開口部100a)から離れた位
置の出口側開口部100bに取付けられた送出用ダクト
102ほど分配される風量が多くなってしまうという課
題を有していた。
【0007】また、従来の空気調和用チャンバーは気流
進入方向について寸法が大きくなり、使用箇所によって
は寸法的な面で使用に制限が生じる他、コスト的にも不
利になることから、入口側開口部100aと対向する側
面にも出口側開口部100bを配設し、出口側開口部1
00bの数が同じ場合気流進入方向寸法を小さくできる
形状としたもの(図1参照)も従来用いられた。しか
し、この場合、入口側開口部100aから流入してくる
調和空気は、動圧によりほとんどがそのまま入口側開口
部100a正面側の出口側開口部100bから流出して
しまい、他の出口側開口部へ調和空気が十分に供給され
ず、分配量がより一層不均一になるという課題を有し
た。
【0008】本発明は前記課題を解消するためになされ
たもので、容易に各送出用ダクトへの気流の分配を均一
化、最適化できると共に、構造が簡単でチャンバー全体
のコンパクト化も図れてコストダウンが実現する空気調
和用チャンバーを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る空気調和用
チャンバーは、中空の略箱状体で形成されるチャンバー
本体と、当該チャンバー本体の一側壁に形成され、空気
調和用の気体を供給する供給用ダクトが接続される入口
側開口部と、前記チャンバー本体の少なくとも前記一側
壁に対向する側壁を含む他の側壁に形成され、前記気体
を空気調和対象空間側へ送出する送出用ダクトが接続さ
れる複数の出口側開口部とを備える空気調和用チャンバ
ーにおいて、前記チャンバー本体の内部で上下方向に起
立させて前記入口側開口部の正面位置に一又は複数配設
される略板状体の風量調整体を備えるものである。この
ように本発明においては、チャンバー本体内に風量調整
体を配設し、チャンバー本体内に流入した気流を風量調
整体に当てて気流の直進を防ぎ、入口側開口部正面側の
出口側開口部にそのまま気流が進まないようにすること
により、チャンバー本体奥端部に集中していた気流の勢
いを分散し、各側壁の出口側開口部に気流をより適切に
分配することができる。また、簡単な構造の風量調整体
をチャンバー本体内に配設するのみで問題なくチャンバ
ー本体の気流進入方向寸法を小さくでき、コストダウン
が図れる。
【0010】また、本発明に係る空気調和用チャンバー
は必要に応じて、前記風量調整体が、少なくとも一又は
複数の開口部分を形成されてなるものである。このよう
に本発明においては、風量調整体に開口部分を形成し、
チャンバー本体内に流入した気流の進行方向を複数設定
して入口側開口部から流入する気流の勢いを効果的に分
散させられることにより、各側壁の出口側開口部に向け
て気流を確実に均一にして分配できる。
【0011】また、本発明に係る空気調和用チャンバー
は必要に応じて、前記風量調整体が、略板状体の組合わ
せで前記入口側開口部から離れるにつれ拡開状となる形
状に形成され、前記入口側開口部から最も離れた略板状
体端部の位置を前記チャンバー本体内部の気流進入方向
中心位置とするものである。このように本発明において
は、チャンバー本体内に気流が進む向きへ拡開状となる
風量調整体を配設し、チャンバー本体内に流入した気流
をチャンバー本体中央から側方に案内し、入口側開口部
正面側の出口側開口部にそのまま気流が直進しないよう
にすることにより、チャンバー本体奥端部に集中してい
た気流の勢いを効果的に分散し、各側壁の出口側開口部
へ気流をより均一に分配できる。
【0012】また、本発明に係る空気調和用チャンバー
は必要に応じて、前記風量調整体の前記入口側開口部か
ら最も離れた端部の位置が、入口側開口部側から見て前
記チャンバー本体の前記一側壁に対向する側壁における
前記入口側開口部から最も離れた出口側開口部の中心位
置正面に位置するよう配置されるものである。このよう
に本発明においては、チャンバー本体のほぼ中間位置で
前記入口側開口部正面側の出口側開口部を所定範囲塞
ぎ、チャンバー本体内に流入した気流の動圧が前記正面
側の出口側開口部へそのまま加わるのを防ぐことによ
り、入口側開口部寄りの出口側開口部へも気流の十分な
流れ込みを可能にすることとなり、各側壁の出口側開口
部に気流をより均一に分配することができる。
【0013】また、本発明に係る空気調和用チャンバー
は必要に応じて、前記風量調整体が、前記チャンバー本
体内に少なくともチャンバー本体の上下方向を除くいず
れかの方向に位置調整可能に取付けられてなるものであ
る。このように本発明においては、風量調整体を位置調
整可能に配設し、空気調和の状況に応じて風量調整体の
位置を変えることにより、チャンバー本体内における風
量調整体による各出口側開口部への気流分配の程度を調
節できることとなり、チャンバーから送出用ダクトに分
配される風量を送出用ダクト以降の空気調和条件の違い
に合せてより厳密に細かく調整して分配の最適化を図る
ことができる。
【0014】また、本発明に係る空気調和用チャンバー
は必要に応じて、前記風量調整体が、前記入口側開口部
から離れるにつれ所定角度の拡開状となる略V字状の横
断面形状をなすものである。このように本発明において
は、チャンバー本体内に風量調整体を配設し、チャンバ
ー本体内に流入した気流を風量調整体で中央から両側に
案内してチャンバー本体の入口側開口部正面側の出口側
開口部にそのまま気流が進まないようにすることによ
り、チャンバー本体端部に気流の動圧が集中するのを解
消でき、各側壁の出口側開口部に気流をより均一に分配
することができる。また、風量調整体を簡略な構造にで
き、一層のコストダウンが図れる。
【0015】また、本発明に係る空気調和用チャンバー
は必要に応じて、前記風量調整体が、前記略V字状の拡
開角度を調整自在に形成されるものである。このように
本発明においては、風量調整体を拡開角度調整可能に配
設し、空気調和の状況に応じて風量調整体の拡開角度を
変えることにより、チャンバー本体内における風量調整
体による各出口側開口部への気流分配の程度を調節でき
ることとなり、チャンバーから送出用ダクトに分配され
る風量を送出用ダクト以降の空気調和条件の違いに合せ
てより厳密に細かく調整して分配の最適化を図ることが
できる。
【0016】また、本発明に係る空気調和用チャンバー
は必要に応じて、前記風量調整体をなす略板状体が、吸
音性を有する材料で形成されるものである。このように
本発明においては、風量調整体を吸音性材料からなる略
板状体とし、所定の吸音性を与えることにより、上流側
から伝わる騒音を吸収できると共に、気体が風量調整体
と接触する際に発生する風切り音等の騒音を風量調整体
自身で吸音して下流側への伝播を防げ、十分な吸音効果
を確保して、騒音による悪影響を少なくできる。
【0017】また、本発明に係る空気調和用チャンバー
は必要に応じて、前記風量調整体をなす略板状体に所定
の切込みを複数形成し、当該切込みに基づいて前記略板
状体の複数の所定部分を所定角度に曲げて傾斜させ、曲
げにより生じた開放部分を前記開口部分とすると共に、
前記傾斜させた部分を気流案内用の羽根とするものであ
る。このように本発明においては、傾斜した案内羽根を
有する風量調整体を配設し、チャンバー本体内に流入し
た気流を風量調整体に当てて気流の直進を防ぎつつ、開
口部分を通る気流を案内羽根傾斜方向に導くことによ
り、案内羽根の傾斜方向への気流の拡散が行え、チャン
バー本体奥端部に集中していた気流の勢いを効果的に分
散し、調和空気が広がりをもった気流となって拡散性が
向上し、各側壁の出口側開口部に気流をより均一に分配
することができる。さらに、案内羽根を板状体である風
量調整体の所定部分の曲げで形成していることにより、
傾斜角度の調整が簡単に行え、分配バランスの調整が容
易にできると共に、傾斜の向きが切込みの設定で自由に
変えられることとなり、出口側開口部の配置状態に対応
して案内羽根を最適なレイアウトとして確実に均一な分
配状態を得ることができ、加えて、製造が容易でコスト
ダウンも図れる。
【0018】また、本発明に係る空気調和用チャンバー
は必要に応じて、前記風量調整体の複数の羽根が、風量
調整体の前記入口側開口部中心の正面位置を中心として
左右対称に傾斜方向を異ならせて曲げられてなるもので
ある。このように本発明においては、入口開口部中心正
面位置を中心として案内羽根が互いに傾斜の向きを異な
らせて配設され、各案内羽根が調和空気をそれぞれ所定
の傾斜方向に導くことにより、入口側開口部に対し気流
を斜め方向に左右均等に案内して、左右側壁の出口側開
口部にも気流が向うこととなり、気流がチャンバー本体
奥端部の出口側開口部に偏りにくく、各側壁の出口側開
口部に均一に気流を分配できる。
【0019】
【発明の実施の形態】(本発明の第1の実施形態)以
下、本発明の第1の実施形態に係る空気調和用チャンバ
ーを図1及び図2に基づいて説明する。この図1は本実
施の形態に係る空気調和用チャンバーの斜視図、図2は
本実施の形態に係る空気調和用チャンバーの横断面図で
ある。
【0020】前記各図において本実施の形態に係る空気
調和用チャンバー1は、中空の略箱状体で形成され、こ
の略箱状体の一側壁に調和空気供給用の入口側開口部2
aを配設されると共に、前記略箱状体の他の側壁に調和
空気取出用の六つの出口側開口部2bを配設されてなる
チャンバー本体2と、前記チャンバー本体2の上下面間
にわたって所定角度をなす略V字状の配置で配設される
略板状体の風量調整体3とを備えてなり、前記チャンバ
ー本体2の入口側開口部2aには調和空気を供給する供
給用ダクト4が接続されて連通し、また、出口側開口部
2bには送出用ダクトとしてのフレキシブルダクト5が
着脱自在に接続されて連通する構成である。
【0021】前記風量調整体3は、吸音性を有するグラ
スウールを裏面に貼付けられた多孔板を90°の開き角
のV字状に配置されてなり、V字状の閉じた尖端側を入
口側開口部2aに向け、且つ他側の両端位置を入口側開
口部2aの正面に位置する二つの出口側開口部2bのそ
れぞれの中心位置並びにチャンバー本体2側壁の中心に
それぞれ合わせてチャンバー本体2内に配設される構成
である。
【0022】前記フレキシブルダクト5は、一端がチャ
ンバー本体2の出口側開口部2bに着脱自在に接続され
て連通し、他端が空気調和対象空間となる部屋の天井に
配設された吹出口(図示を省略)に接続され、この吹出
口にチャンバー本体2からの調和空気をそれぞれ送込む
ものである。
【0023】次に、前記構成に基づく空気調和用チャン
バーの風量調整状態について説明する。風量調整体3は
チャンバー本体2内の入口側開口部2a正面に位置し、
入口側開口部2aからチャンバー本体2に流入する調和
空気の気流の直進を遮り、気流の動圧が入口側開口部2
a正面側の出口側開口部2bにそのまま達しないように
すると共に、気流が風量調整体3にぶつかることでより
入口側開口部2aに近い側の出口側開口部2bにも気流
が向うこととなり、風量がチャンバー本体2奥端部の出
口側開口部2bに偏りにくくなり、各側壁の出口側開口
部2bに均一に気流を分配して風量を確実に均等化する
ことができる。チャンバー本体2内で風量調整された気
流はフレキシブルダクト5に進み、吹出口に達して室内
に吹出される。
【0024】また、調和空気の気流が風量調整体3に接
触する際には、風切り音が発生する場合もあるが、こう
した騒音を吸音性の素材で構成された風量調整体3自身
で吸音することができ、チャンバー本体2からフレキシ
ブルダクト5など下流側への伝播を防げる。
【0025】このように、本実施の形態に係る空気調和
用チャンバーでは、チャンバー本体2内に配設した風量
調整体3がチャンバー本体2の中間位置で前記入口側開
口部2a正面側の出口側開口部2bをそれぞれ半分塞ぐ
と共に、チャンバー本体2内に流入した気流を風量調整
体3で中央から両側に案内して、チャンバー本体2内に
流入した気流の動圧が前記正面側の出口側開口部2bへ
そのまま加わるのを防ぐことから、チャンバー本体2端
部に気流の動圧が集中するのを解消して各側壁の出口側
開口部2bに気流をより均一に分配することができる。
また、簡単な構造の風量調整体3をチャンバー本体2内
に配設するのみでチャンバー本体2の短寸法化も問題な
く実現できる。さらに、風量調整体3を多孔板と吸音性
素材とからなる略板状体の組合わせ構造として吸音性を
与えることにより、上流側から伝わる騒音を吸収できる
と共に、気流が風量調整体3と接触する際に発生する風
切り音等の騒音に対しても十分な吸音効果を確保して、
騒音による悪影響を少なくできる。
【0026】なお、前記実施の形態に係る空気調和用チ
ャンバーにおいて、風量調整体3はチャンバー本体2内
の所定位置に固定する構成としているが、この他、チャ
ンバー本体2内で風量調整体3を位置調整可能及び/又
は拡開角度調整可能に配設する構成とすることもでき、
空気調和の状況に応じて風量調整体3の位置及び/又は
拡開角度を変えることでチャンバー本体2内における各
出口側開口部2bへの風量バランスを調節できることと
なり、チャンバー本体2からフレキシブルダクト5に分
配される風量を下流側の空気調和条件の違いに合せてよ
り厳密に細かく調整して分配の最適化を図ることができ
る。また、こうした風量調整体3の位置及び/又は拡開
角度調整で、出口側開口部2b及びフレキシブルダクト
5の配置や用いる数が変った場合においても分配を均等
化できる一方、逆に各出口側開口部2bで異なる風量を
要求されている場合においても、風量調整体3の調整に
より各出口側開口部2bへそれぞれ必要な風量を適切に
分配することができる。
【0027】また、前記実施の形態に係る空気調和用チ
ャンバーにおいて、風量調整体3はチャンバー本体2内
に一つ配設する構成としているが、この他、チャンバー
本体2における出口側開口部2bの数に応じて風量調整
体3を複数配設する構成とすることもでき、空気調和の
状況に応じて複数の風量調整体3により各出口側開口部
2bへの気流分配の程度をより細かく調節でき、分配の
最適化を図れる。
【0028】(本発明の第2の実施形態)本発明の第2
の実施形態に係る空気調和用チャンバーを図3及び図4
に基づいて説明する。この図3は本実施の形態に係る空
気調和用チャンバーの斜視図、図4は本実施の形態に係
る空気調和用チャンバーの概略構成説明図である。
【0029】前記各図において本実施の形態に係る空気
調和用チャンバー1は、前記第1の実施形態と同様に、
チャンバー本体2の入口側開口部2aに供給用ダクト4
が接続されて連通すると共に、出口側開口部2bにはフ
レキシブルダクト5が接続されて連通する一方、異なる
点として、前記略V字状の風量調整体3の代りに、チャ
ンバー本体2内に配設され、複数の傾斜した案内羽根6
aを形成されてなる板状の風量調整体6を備える構成を
有するものである。
【0030】前記風量調整体6は、チャンバー本体2の
入口側開口部2aに対する左右各側壁の二つの出口側開
口部2bに挟まれた中間位置間に配設され、チャンバー
本体2の内部開口断面の大きさに対応する一枚の鋼板に
打抜き加工により横方向に複数の略コ字状及び略エ字状
の所定幅の切込みを形成したものであり、この切込みに
囲まれた所定の部分を所定の傾斜角度となるように曲げ
て複数の傾斜する案内羽根6aを形成されてなる構成で
ある。この案内羽根6aの傾斜は、風量調整体6におけ
る入口側開口部2a中心位置の正面にあたる部分を中心
として、傾斜の向きが左右対称となるようにそれぞれ設
定される構成である。そして、風量調整体6の案内羽根
6aを含む表面には、静電植毛が施される。
【0031】次に、前記構成に基づく空気調和用チャン
バーの風量調整状態について説明する。前記第1の実施
形態同様、風量調整体6はチャンバー本体2内の入口側
開口部2a正面に位置し、入口側開口部2aからチャン
バー本体2に流入する調和空気の気流の直進を遮り、気
流の動圧が入口側開口部2a正面側の出口側開口部2b
にそのまま達しないようにし、より入口側開口部2aに
近い側の出口側開口部2bにも気流が向うようにすると
共に、気流が風量調整体6の各開口部分6bを経て案内
羽根6aに導かれて左右に分れて拡散することで左右側
壁の出口側開口部2bにも気流が向うこととなり、風量
がチャンバー本体2奥端部の出口側開口部2bに偏りに
くくなり、各側壁の出口側開口部2bに均一に気流を分
配して風量を確実に均等化することができる。
【0032】また、調和空気の気流が風量調整体6及び
案内羽根6aに接触しても、これら表面の植毛により風
切り音等の騒音が発生することはなく、チャンバー本体
2内部からフレキシブルダクト5など下流側への騒音の
伝播を防げる。
【0033】このように、本実施の形態に係る空気調和
用チャンバーでは、複数の案内羽根6aが風量調整体6
の中心に対し対称に傾斜の向きを設定されて配設され、
気流を風量調整体6の開口部分6bから二つの斜め方向
に導くことから、左右側壁の出口側開口部2bにも気流
を確実に分配して、チャンバー本体2各側壁の出口側開
口部2bに均一に気流を分配できる。
【0034】なお、前記実施の形態に係る空気調和用チ
ャンバーにおいては、風量調整体6をチャンバー本体2
内に一つ配設する構成としているが、この他、チャンバ
ー本体2における出口側開口部2bの数に応じて風量調
整体6を複数配設する構成とすることもでき、図5に示
すように、出口側開口部2bの数が増えた場合、チャン
バー本体2の内部開口断面の大きさとなる風量調整体6
をチャンバー本体2の左右各側壁における各出口側開口
部2bの間に位置するようそれぞれ配設して、各風量調
整体6の各案内羽根6aの調整で各出口側開口部2bへ
の気流分配を均一化できる。
【0035】また、前記実施の形態に係る空気調和用チ
ャンバーにおいては、風量調整体6をチャンバー本体2
内略中央位置に配設する構成としているが、チャンバー
本体2における出口側開口部2bの数が減った場合、図
6に示すように、風量調整体6をチャンバー本体2の左
右各側壁における各出口側開口部2bの手前側に位置す
るよう配設してもよく、入口側開口部2a正面に位置す
る風量調整体6の各案内羽根6aにより、チャンバー本
体2に流入する気流の直進を遮り、気流の動圧がチャン
バー本体2奥端部の出口側開口部2bにそのまま達しな
いようにし、且つ入口側開口部2aに近い側の出口側開
口部2bにも気流が向うようにして、各側壁の出口側開
口部2bに均一に気流を分配して風量を確実に均等化す
ることができる。
【0036】さらに、前記実施の形態に係る空気調和用
チャンバーにおいて、風量調整体6の案内羽根6aは左
右対称に傾斜させて配設する構成としているが、この
他、各案内羽根6aの傾斜角度を適宜設定する構成とす
ることもでき、各案内羽根6aの傾斜角度調整でチャン
バー本体2内における各出口側開口部2bへの風量バラ
ンスを調節できることとなり、各出口側開口部2bに分
配される風量を下流側の空気調和条件の違いに合せてよ
り厳密に細かく調整して分配の最適化を図ることができ
る。また、こうした各案内羽根6aの傾斜角度調整で、
出口側開口部2b及びフレキシブルダクト5の配置や用
いる数が変った場合においても分配を均等化できる一
方、逆に各出口側開口部2bで異なる風量を要求されて
いる場合においても、各案内羽根6aの調整により各出
口側開口部2bへそれぞれ必要な風量を適切に分配する
ことができる。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、チャンバ
ー本体内に風量調整体を配設し、チャンバー本体内に流
入した気流を風量調整体に当てて気流の直進を防ぎ、入
口側開口部正面側の出口側開口部にそのまま気流が進ま
ないようにすることにより、チャンバー本体奥端部に集
中していた気流の勢いを分散し、各側壁の出口側開口部
に気流をより均一に分配することができるという効果を
有する。また、簡単な構造の風量調整体をチャンバー本
体内に配設するのみで問題なくチャンバー本体の気流進
入方向寸法を小さくでき、コストダウンが図れるという
効果を奏する。また、本発明によれば、風量調整体に開
口部分を形成し、チャンバー本体内に流入した気流の進
行方向を複数設定して入口側開口部から流入する気流の
勢いを効果的に分散させられることにより、各側壁の出
口側開口部に向けて気流を確実に均一にして分配できる
という効果を有する。また、本発明によれば、チャンバ
ー本体内に気流が進む向きへ拡開状となる風量調整体を
配設し、チャンバー本体内に流入した気流をチャンバー
本体中央から側方に案内し、入口側開口部正面側の出口
側開口部にそのまま気流が直進しないようにすることに
より、チャンバー本体奥端部に集中していた気流の勢い
を効果的に分散し、各側壁の出口側開口部へ気流をより
均一に分配できるという効果を有する。また、本発明に
よれば、チャンバー本体のほぼ中間位置で前記入口側開
口部正面側の出口側開口部を所定範囲塞ぎ、チャンバー
本体内に流入した気流の動圧が前記正面側の出口側開口
部へそのまま加わるのを防ぐことにより、入口側開口部
寄りの出口側開口部へも気流の十分な流れ込みを可能に
することとなり、各側壁の出口側開口部に気流をより均
一に分配することができるという効果を有する。また、
本発明によれば、風量調整体を位置調整可能に配設し、
空気調和の状況に応じて風量調整体の位置を変えること
により、チャンバー本体内における風量調整体による各
出口側開口部への気流分配の程度を調節できることとな
り、チャンバーから送出用ダクトに分配される風量を送
出用ダクト以降の空気調和条件の違いに合せてより厳密
に細かく調整して分配の最適化を図ることができるとい
う効果を有する。また、本発明によれば、チャンバー本
体内に風量調整体を配設し、チャンバー本体内に流入し
た気流を風量調整体で中央から両側に案内してチャンバ
ー本体の入口側開口部正面側の出口側開口部にそのまま
気流が進まないようにすることにより、チャンバー本体
端部に気流の動圧が集中するのを解消でき、各側壁の出
口側開口部に気流をより均一に分配することができると
いう効果を有する。また、風量調整体を簡略な構造にで
き、一層のコストダウンが図れるという効果を有する。
また、本発明によれば、風量調整体を拡開角度調整可能
に配設し、空気調和の状況に応じて風量調整体の拡開角
度を変えることにより、チャンバー本体内における風量
調整体による各出口側開口部への気流分配の程度を調節
できることとなり、チャンバーから送出用ダクトに分配
される風量を送出用ダクト以降の空気調和条件の違いに
合せてより厳密に細かく調整して分配の最適化を図るこ
とができるという効果を有する。また、本発明によれ
ば、風量調整体を吸音性材料からなる略板状体とし、所
定の吸音性を与えることにより、上流側から伝わる騒音
を吸収できると共に、気体が風量調整体と接触する際に
発生する風切り音等の騒音を風量調整体自身で吸音して
下流側への伝播を防げ、十分な吸音効果を確保して、騒
音による悪影響を少なくできるという効果を有する。ま
た、本発明によれば、傾斜した案内羽根を有する風量調
整体を配設し、チャンバー本体内に流入した気流を風量
調整体に当てて気流の直進を防ぎつつ、開口部分を通る
気流を案内羽根傾斜方向に導くことにより、案内羽根の
傾斜方向への気流の拡散が行え、チャンバー本体奥端部
に集中していた気流の勢いを効果的に分散し、調和空気
が広がりをもった気流となって拡散性が向上し、各側壁
の出口側開口部に気流をより均一に分配することができ
るという効果を有する。さらに、案内羽根を板状体であ
る風量調整体の所定部分の曲げで形成していることによ
り、傾斜角度の調整が簡単に行え、分配バランスの調整
が容易にできると共に、傾斜の向きが切込みの設定で自
由に変えられることとなり、出口側開口部の配置状態に
対応して案内羽根を最適なレイアウトとして確実に均一
な分配状態を得ることができ、加えて、製造が容易でコ
ストダウンも図れるという効果を有する。また、本発明
によれば、入口開口部中心正面位置を中心として案内羽
根が互いに傾斜の向きを異ならせて配設され、各案内羽
根が調和空気をそれぞれ所定の傾斜方向に導くことによ
り、入口側開口部に対し気流を斜め方向に左右均等に案
内して、左右側壁の出口側開口部にも気流が向うことと
なり、気流がチャンバー本体奥端部の出口側開口部に偏
りにくく、各側壁の出口側開口部に均一に気流を分配で
きるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る空気調和用チ
ャンバーの斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る空気調和用チ
ャンバーの横断面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る空気調和用チ
ャンバーの斜視図である。
【図4】(A)は本発明の第2の実施の形態に係る空気
調和用チャンバーの風量調整体の正面図である。(B)
は本発明の第2の実施の形態に係る空気調和用チャンバ
ーの横断面図である。
【図5】(A)は本発明の第2の実施の形態に係る空気
調和用チャンバーの第1の他例を示す平面図である。
(B)は本発明の第2の実施の形態に係る空気調和用チ
ャンバーの第2の他例を示す平面図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る空気調和用チ
ャンバーの第3の他例を示す平面図である。
【図7】従来の空気調和用チャンバーの斜視図である。
【符号の説明】
1、100 空気調和用チャンバー 2 チャンバー本体 2a、100a 入口側開口部 2b、100b 出口側開口部 3、6 風量調整体 4、101 供給用ダクト 5 フレキシブルダクト 6a 案内羽根 6b 開口部分 102 送出用ダクト 103 吊り金具 104 吊りボルト
フロントページの続き (72)発明者 中島 洋一 福岡県糸島郡志摩町大字小富士968 空調 技研工業株式会社内 (72)発明者 古賀 孝弘 福岡県糸島郡志摩町大字小富士968 空調 技研工業株式会社内 Fターム(参考) 3L080 AA02 AA05 AA09 AC01 AD02

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空の略箱状体で形成されるチャンバー
    本体と、当該チャンバー本体の一側壁に形成され、空気
    調和用の気体を供給する供給用ダクトが接続される入口
    側開口部と、前記チャンバー本体の少なくとも前記一側
    壁に対向する側壁を含む他の側壁に形成され、前記気体
    を空気調和対象空間側へ送出する送出用ダクトが接続さ
    れる複数の出口側開口部とを備える空気調和用チャンバ
    ーにおいて、 前記チャンバー本体の内部で上下方向に起立させて前記
    入口側開口部の正面位置に一又は複数配設される略板状
    体の風量調整体を備えることを特徴とする空気調和用チ
    ャンバー。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載の空気調和用チャン
    バーにおいて、 前記風量調整体が、少なくとも一又は複数の開口部分を
    形成されてなることを特徴とする空気調和用チャンバ
    ー。
  3. 【請求項3】 前記請求項1又は2に記載の空気調和用
    チャンバーにおいて、 前記風量調整体が、略板状体の組合わせで前記入口側開
    口部から離れるにつれ拡開状となる形状に形成され、前
    記入口側開口部から最も離れた略板状体端部の位置を前
    記チャンバー本体内部の気流進入方向中心位置とするこ
    とを特徴とする空気調和用チャンバー。
  4. 【請求項4】 前記請求項3に記載の空気調和用チャン
    バーにおいて、 前記風量調整体の前記入口側開口部から最も離れた端部
    の位置が、入口側開口部側から見て前記チャンバー本体
    の前記一側壁に対向する側壁における前記入口側開口部
    から最も離れた出口側開口部の中心位置正面に位置する
    よう配置されることを特徴とする空気調和用チャンバ
    ー。
  5. 【請求項5】 前記請求項1ないし3のいずれかに記載
    の空気調和用チャンバーにおいて、 前記風量調整体が、前記チャンバー本体内に少なくとも
    チャンバー本体の上下方向を除くいずれかの方向に位置
    調整可能に取付けられてなることを特徴とする空気調和
    用チャンバー。
  6. 【請求項6】 前記請求項3ないし5のいずれかに記載
    の空気調和用チャンバーにおいて、 前記風量調整体が、前記入口側開口部から離れるにつれ
    所定角度の拡開状となる略V字状の横断面形状をなすこ
    とを特徴とする空気調和用チャンバー。
  7. 【請求項7】 前記請求項6に記載の空気調和用チャン
    バーにおいて、 前記風量調整体が、前記略V字状の拡開角度を調整自在
    に形成されることを特徴とする空気調和用チャンバー。
  8. 【請求項8】 前記請求項1ないし7のいずれかに記載
    の空気調和用チャンバーにおいて、 前記風量調整体をなす略板状体が、吸音性を有する材料
    で形成されることを特徴とする空気調和用チャンバー。
  9. 【請求項9】 前記請求項2に記載の空気調和用チャン
    バーにおいて、 前記風量調整体をなす略板状体に所定の切込みを複数形
    成し、当該切込みに基づいて前記略板状体の複数の所定
    部分を所定角度に曲げて傾斜させ、曲げにより生じた開
    放部分を前記開口部分とすると共に、前記傾斜させた部
    分を気流案内用の羽根とすることを特徴とする空気調和
    用チャンバー。
  10. 【請求項10】 前記請求項9に記載の空気調和用チャ
    ンバーにおいて、 前記風量調整体の複数の羽根が、風量調整体の前記入口
    側開口部中心の正面位置を中心として左右対称に傾斜方
    向を異ならせて曲げられてなることを特徴とする空気調
    和用チャンバー。
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